JPH0339103Y2 - - Google Patents

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JPH0339103Y2
JPH0339103Y2 JP8055987U JP8055987U JPH0339103Y2 JP H0339103 Y2 JPH0339103 Y2 JP H0339103Y2 JP 8055987 U JP8055987 U JP 8055987U JP 8055987 U JP8055987 U JP 8055987U JP H0339103 Y2 JPH0339103 Y2 JP H0339103Y2
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JP
Japan
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opening
washbasin
wall
frame
edge
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JP8055987U
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JPS63190354U (ja
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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は洗面所、トイレルーム等の壁面に、埋
込状に取付ける手洗器の取付構造に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来此種の取付構造Aには第7図に示すものが
ある。
この従来構造Aは、第8図に示された受係具
2′を壁面Bに固定するとともに、手洗器3の上
縁背面側に壁面に向けて斜め下方に傾斜する係合
片4′を設けて、受係具2′に面状に係合させるこ
とで手洗器3をこの壁面Bに掛止め固定するよう
になつている。
しかしながら、この従来例においては受係具
2′に係合片4′と同一な傾斜角度を有する切起色
22′を形成しなければならず、その成形が大変
面倒であると共に手洗器3の取付水平度を調整で
きないという問題点があつた。
(考案が解決しようとする技術的課題) 以上の問題点を解決しようとする本考案の技術
的課題は、手洗器の壁面への掛止め手段をより簡
単な構造によつて行うと共に手洗器の取付水平度
を調整することである。。
(技術的課題を達成する為の手段) 以上の技術的課題を達成する為の本考案の技術
的手段は、手洗器は上縁水平面から下方に向けて
突出形成され、且つ壁面に向けて斜め下方に傾斜
してその前面側に傾斜面を形成してなる係合凸片
を有し、前記係合凸片の傾斜面と前記開口部の上
位横棧に突設した上下を開口する枠状金具の開口
前縁とを係合したことである。
(作用) 以上の様な構成によれば本考案は、開口部の上
位横棧に取付けた枠状金具の開口に係合凸片を挿
入すると、係合凸片の傾斜面所望箇所が、該金具
の開口前縁へ線状係合して、手洗器を壁面へ掛止
め固定する。
(効果) 以上の様に本考案は壁面に設けた開口部に手洗
器を埋込状に取付ける手洗器の取付構造におい
て、手洗器は上縁水平面から下方に向けて突出形
成され、且つ壁面に向けて斜め下方に傾斜してそ
の前面側に傾斜面を形成してなる係合凸片を有
し、前記係合凸片の傾斜面と前記開口部の上位横
棧に突設した上下を開口する枠状金具の前縁とを
係合したので、以下の利点を有する。
手洗器の壁面への掛止めが、係合凸片と上下
を開口する枠状金具とによつて行えるので、従
来の係合手段に対し、より取付水平度を調整で
きると共に枠状金具の成形を容易に行うことが
できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
図面は、洗面所、トイレルーム等の壁面Bに設
けた開口部1へ手洗器3を取付けた状態を示して
いる。
まず、第1図乃至第4図に示す第一実施例につ
いて説明する。
開口部1は、壁面Bの所望箇所に形成された長
形状の開口で、その開口側縁裏面には左右に縦棧
11その中途部分に上位、下位の横棧12,13
が枠状に設けられており、その開口裏側を収納ス
ペース1′として、手洗器3の背面部4を収納し、
手洗器3を半埋込状に壁面Bに取付けている。
又、この開口部1中途部分の上位横棧12には
枠状金具2が室内へ向けて突出状に取付けられて
いる。
枠状金具2は第4図に示す様に所望の高さを有
する金属板、樹脂板等の両側端を〓形に屈曲して
形成され、開口部1の上位横棧12に当接する後
片21と、この後片21に対して所望間隔をもつ
て平行に位置する前片22と、この両者21,2
2の側端同士を連接する側片23とで、上下に方
形状の開口24を形成してなる枠体であつて、後
片21が螺子25によつて上位横棧12に固定さ
れて、開口24を開口部1の上位よこさな12か
ら突出固定させ、その前縁24′は該上位横棧1
2と平行に位置している。
手洗器3はそのボール部33内上方には吐水口
34を、この吐水口34の左又は右側には吐水口
34に給水する給水弁35を備えてなり、手洗器
の上縁は上縁立面31aとその上縁立面31a外
端から背面方向に上縁水平面31bを延設して形
成されたリム31によつて形成され、同様に左右
側縁を形成され、下縁を除く3周を前記開口部1
口縁よりやや大きめに囲むとともに、そのリム3
1で囲まれた部分を背面方向に且つ開口部1へ嵌
込み可能に膨出することによつて背面部32を凹
設し、この背面部32下端を前方へ膨出してボー
ル部33を一一体に形成している。
又、この手洗器3の上縁には係合凸片4が、下
縁には固定片5が夫々設けられている。
即ち、係合凸片4は、手洗器3の上縁における
リム31の上縁水平面31b下面から壁面寄りに
下方へ向けて突出形成され且つ壁面に向けて斜め
下方に傾斜して、その前面側に傾斜面41を形成
してなり、この係合凸片4が前記枠状金具2の開
口24へ挿入された際、傾斜面41所望箇所が開
口24の前縁24′へ線状係合するようになつて
いる。
固定片5は手洗器3下縁における係合凸片4と
対応して、背面部32の底壁32aから下方へ突
出形成され、開口部1の下位横棧13に螺子止め
固定されて手洗器3をより確実に固定している。
前記手洗器3を壁面Bへ取付ける際には、まず
係合凸片4を壁面開口部の上位横棧12に突設さ
れた枠状金具2の開口24へ挿入し、背面部32
を開口部1へ嵌め込んで、手洗器3を該壁面Bへ
埋込状に掛止めする。そしてその際手洗器3の前
記係合凸片4を含む背面部32は陶器製等にあつ
ては施釉等仕上げを施さない粗面であるので、こ
の粗面の係合凸片4と枠状金具2との線状係合に
おいて、手洗器の上縁を床面(図示せず)に対し
て水平になるように微調整しながら固定片5を下
位横棧13へ螺子止めして手洗器3を壁面Bへ固
定する。
尚、本実施例における枠状金具2は、第2図に
示される様に、開口部1の上位横棧12の中央部
に取付けられたものに限定されず、この上位横棧
12全長に渉つて複数個の枠状金具2を取付ける
か、又はこの上位横棧12全長に対応する長さを
有する枠状金具2を取付けるも任意である。
又、その場合、係合凸片4も、この枠状金具2
と対応して、手洗器3の上縁水平面31b下面に
複数個形成されるか、又は該上縁水平面31b下
面全長に渉つて形成されることは、言うまでもな
い。
次に第5図及び第6図に示す第二実施例につい
て説明する。
この実施例は前記した実施例における開口部1
を壁面Bの下端付近から天井付近まで長尺状に開
口して形成し、その中途部分へ固定された手洗器
3の上部及び下部における開口部分1a,1bに
夫々上下の収納ボツクス6a,6bを埋込状に配
置した例を示す。
手洗器3はその上縁及び下縁を開口部1の中途
部分に架設された上位、下位横棧12,13へ、
前記実施例と同様に掛止め固定するとともに、背
面部32を開口部1裏側へ嵌込んだ状態で壁面B
に固定される。
又、この手洗器3はボール部33前壁部33a
に、その略全長に渉つてそのボール部33の湾曲
形状に沿うように載置用凹段部33bを段設形成
することによつて、その凹段部33bの前縁に下
位に配設される収納ボツクス6b上縁への対応起
立面33cが形成されている。
収納ボツクス6a,6bは、合成樹脂等の所望
な材料を用いて一体成形した収納機能部61と、
その収納機能部61を開閉する扉62とで構成さ
れている。
収納機能部61は前記手洗器3と同様にリム6
1aによつて4方を囲むとともに、そのリム61
aで囲まれた部分を背面方向に且つ開口部1へ嵌
込み可能に膨出することによつて収納凹部61b
を凹設している。
収納凹部61bはその後半部を開口部1へ嵌込
み、側壁61b−1を縦棧11へ取付螺子61b
−2で螺子止めすることで収納ボツクス6a,6
bを開口部1へ固定している。
上部の収納ボツクス6aは、その上縁のるリム
61aが開口部1の上縁に位置され、下縁におけ
るリム61aが手洗器3の上縁のリム31の上縁
水平面31bに当接している。
又、この収納ボツクス6aは、収納凹部61b
内に渉つて棚部61b−3を適宜間隔をおいて背
面方向から膨出することによつて収納凹部61b
を数室に区画した実体形状に形成されている。
下部の収納ボツクス6bは、その上縁における
リム61aを上記手洗器3のボール部33に形成
した対応起立面33cに対応する湾曲形状に形成
して手洗器3の下縁に当接させ、下縁を室内の床
面C付近まで延設している。この下部の収納ボツ
クス6bと床面Cとの間の隙間には蹴込みDが螺
着され、室内の美観を損なわないように配慮され
ている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は手洗
器を壁面に埋込状に取付けた状態の中央縦断面
図、第2図は第1図の正面図で一部切欠して示
し、第3図は第2図の3−3拡大断面斜視図、第
4図は枠状金具を横棧へ取付けた状態の拡大斜視
図、第5図は他の実施例を示す正面図、第6図は
第5図の6−6断面図であり、又、第7図は従来
例の手洗器の取付構造における中央縦断面図、第
8図は従来例における受係具の拡大斜視図であ
る。 尚、図中、壁面……B、枠状金具……2、開口
部……1、リム……31、手洗器……3、係合凸
片……4、上位横棧……12、傾斜面……41と
する。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面に設けた開口部に手洗器を埋込状に取付け
    る手洗器の取付構造において、手洗器は上縁水平
    面から下方に向けて突出形成され、且つ壁面に向
    けて斜め下方に傾斜してその前面側に傾斜面を形
    成してなる係合凸片を有し、前記係合凸片の傾斜
    面と前記開口部の上位横棧に突設した上下を開口
    する枠状金具の開口前縁とを係合したことを特徴
    とする手洗器の取付構造。
JP8055987U 1987-05-27 1987-05-27 Expired JPH0339103Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8055987U JPH0339103Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

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JP8055987U JPH0339103Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63190354U JPS63190354U (ja) 1988-12-07
JPH0339103Y2 true JPH0339103Y2 (ja) 1991-08-16

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