JPH0338574Y2 - - Google Patents

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JPH0338574Y2
JPH0338574Y2 JP1985146671U JP14667185U JPH0338574Y2 JP H0338574 Y2 JPH0338574 Y2 JP H0338574Y2 JP 1985146671 U JP1985146671 U JP 1985146671U JP 14667185 U JP14667185 U JP 14667185U JP H0338574 Y2 JPH0338574 Y2 JP H0338574Y2
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floor
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connection box
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は床上に設置して室内を暖房するフロア
ヒータの接続ボツクスに関するものである。
〔従来の技術〕
床面から室内を暖房する従来のフロアヒータ
は、第6図の平面図に示したように、床面上に複
数のフロアヒータA,A′を接して並べ、その各
フロアヒータA,A′の抵抗発熱素子に接続され
ている内部電線を電源コードに接続するのに、第
6図示のように各フロアヒータA,A′の各両隅
部に第5図示のような接続ボツクス10をそれぞ
れ設置し、フロアヒータAの抵抗発熱素子に接続
されている内部配電線aを電源コードbに接続す
るには、複数本の電源コードbと複数本の内部配
電線aの接続部を圧着接続スリーブ12で接続し
PVCテープ13を巻回して絶縁補強し、この接
続部を一方の隅部に設置した接続ボツクス10内
に収納して第5図示のような蓋体11を被せる。
また、フロアヒータAに隣接するフロアヒータ
A′の抵抗発熱素子に接続されている複数本のリ
ード線cを電源コードbに接続するには、前記隣
りのフロアヒータAにおいて電源コードbに接続
されたフロアヒータAの内部配電線aに対して、
フロアヒータA′のリード線cを接続することに
よつて、フロアヒータA′のリード線cを電源コ
ードbに間接的に接続し、この接続部は、前記フ
ロアヒータAの接続ボツクス10の場合と同様
に、接続部を圧着接続スリーブ12で接続し
PVCテープ13を巻回して絶縁補強し、この接
続部を他方の隅部に設置した接続ボツクス10内
に収納して蓋体11を被せている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記のような接続ボツクスの上面は床面上に並
べたフロアヒータA,A′の上面と同平面にしな
ければならないが、従来の接続ボツクス10内に
おける複数本の内部配電線aと電源コードbとの
接続部および複数本のリード線cと内部配電線a
の接続部は、圧着接続スリーブ12上のPVCテ
ープ巻回絶縁補強層13により接続部が太くな
り、この太い接続部の複数を収納する接続ボツク
スが大型となり、高さの大なる接続ボツクスの上
面とフロアヒータA,A′の上面とに段差が生じ
てしまいこの段差をなくすためにはフロアヒータ
A,A′の厚さを接続ボツクスの高さと同じにし
なければならないという問題点があつた。
このような接続ボツクスの上面高さをフロアヒ
ータの厚さと同じにして接続部を収納するため
に、ジヨイントボツクスの下面開口に補助ボツク
スを嵌合して床板の下側に突出させ、この補助ボ
ツクス側面にコード挿通孔を設けた床暖房パネル
が実開昭57−50614号で知られているが、これは
補助ボツクスに設けたコードの挿通孔が床板の下
側に出ており、配線工事はすべて床板下側でしな
ければならないので既設の床板上にはフロアヒー
タの設置施工ができない欠点があり、また、接続
部を収納しない箇所の空洞のジヨイントボツクス
も下面に空洞の補助ボツクスが突出して大きな空
洞が形成され、強度が低下して床上に置かれる家
具等の大なる荷重に耐えられないばかりでなく、
この空洞が室内音に共鳴して騒音拡大源となり、
さらに、この空洞に冷気が流通して暖房効率を低
下させる欠点がある。
本考案は、前記のように配線工事を床板の下側
でする必要がなく、かつ接続部を収納しなくても
大きな空洞が形成されずしかも床上に置かれる家
具等の大なる荷重にも耐えられるよう強度が増強
されるようにしたフロアヒータの接続ボツクスを
提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するために本考案のフロアヒ
ータの接続ボツクスは、接続ボツクス本体1内に
入る高さの補助ボツクス3を接続ボツクス本体底
面の嵌合孔2に着脱自在に嵌挿し補助ボツクス上
方開口縁両側の袖片4を嵌合孔2の孔縁上に載置
した接続ボツクスを、床面に並置したフロアヒー
タA,A′の一側隅部に設置し、各フロアヒータ
の抵抗発熱素子に接続した複数の内部配電線a、
リード線cと複数の電源コードbとを圧縮スリー
ブ6で接続してPVCテープ巻回絶縁補強層7を
設けた接続部を前記補助ボツクス3内に収納して
蓋体5を被せ、接続部を収納しない接続ボツクス
本体1内には補助ボツクス3を逆さに収納して蓋
体5を被せたものである。
〔作用〕
各接続部を接続ボツクスの補助ボツクス3内に
収納することにより、床面上に接して並置したフ
ロアヒータA,A′のすべての配線の多数の接続
部が安全に格納され、その接続配線工事は床板の
下側でする必要がなくなる。
補助ボツクスを接続ボツクス本体内に入る高さ
にし、接続部を収納しない接続ボツクス本体内に
は補助ボツクスを逆さにして収納することによ
り、床上に置かれる家具等の荷重に耐える強度に
接続ボツクスの強度が増強される。
また、接続部が収納されない接続ボツクス本体
内は、補助ボツクスがあるために、冷気が流通す
る空洞が形成されないから暖房効率を低下させる
ことがなく、かつ、室内騒音の共鳴空洞が形成さ
れない。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面により説明する。第
1図は本考案のフロアヒータの接続ボツクスの断
面を示し、1は鋼板または強化プラスチツク製の
接続ボツクス本体であり、その底面には嵌合孔2
を設け、上方の開口は蓋板5で塞ぐ。
3は鋼板または強化プラスチツク製の補助ボツ
クスであり、その高さは前記の上方の開口を蓋板
5で塞いだ接続ボツクス本体1の内部に収納でき
る高さに形成し、上方に開口する開口縁の両側に
袖片4,4を設ける。
前記の補助ボツクス3を接続ボツクス本体1の
底面の嵌合孔2に嵌挿し、補助ボツクス3の上方
開口縁の両側の袖片4,4を接続ボツクス本体底
面の嵌合孔2の孔縁上に載置係止させることによ
り補助ボツクス3を接続ボツクス本体1に着脱自
在に取付ける。
前記のように接続ボツクス本体1に補助ボツク
ス3を装着した接続ボツクスは、第2図の平面
図、第3図の断面図に示すように、床面上に接し
て並べ敷設するフロアヒータA,A′の各一側縁
隅部に設置する。
第3図示の8は床材部分を示し、9は前記接続
ボツクスの下方に突出する補助ボツクス3を嵌入
収納させるために床板8にあらかじめ設けた補助
ボツクス収納溝孔である。この収納溝孔9に前記
のフロアヒータの側縁部に設置した接続ボツクス
の補助ボツクス3を嵌入収納させる。
前記のフロアヒータAの抵抗発熱素子に接続さ
れている複数本の内部配電線aを複数本の電源コ
ードbに圧着接続スリーブ6で接続し、その上に
PVCテープ巻回絶縁補強層7を設け、この接続
部を第2図、第3図における右方に設置した接続
ボツクスの補助ボツクス3内に収納して蓋体5を
被せる。
また、フロアヒータAに隣接して並べられたフ
ロアヒータA′の抵抗発熱素子に接続されている
複数本のリード線cを、フロアヒータAの複数本
の内部配電線aに圧着接続スリーブ6で接続し、
その上にPVCテープ巻回絶縁補強層7を設けて
接続することにより、フロアヒータA′のリード
線cを内部配電線aを介して電源コードb側に電
気的に接続する。この接続部は第2図、第3図に
おける左方に設置した接続ボツクスの補助ボツク
ス3内に収納して蓋体5を被せる。
前記のように各接続部を接続ボツクスの補助ボ
ツクス3内に収納することにより、床面上に接し
て並置したフロアヒータA,A′のすべての配線
の多数の接続部を安全に格納することができ、配
線工事を床板の下側でする必要がなくなる。
また、前記のように設置した接続ボツクスに収
納すべき接続部がない箇所においては、接続部を
収納しない接続ボツクス本体1内に、第4図示の
ように、補助ボツクス3を逆さに収納して蓋体5
を被せる。この補助ボツクス3はその高さが接続
ボツクス本体1内に収納できる高さに形成してあ
るので、これを逆さにして接続ボツクス本体1内
に置くと、補助ボツクス3の底板部が第4図示の
ように蓋体5を支えることになり、これにより荷
重に対する接続ボツクス本体1の強度が増強され
るので、床上に置かれる家具等の大なる荷重にも
耐えることが可能になる。また、接続ボツクス本
体1内に接続部が収納されていなくても内部には
補助ボツクス3があり大きな空洞が形成されない
から、従来品のように案内騒音の共鳴空洞となる
こともなく、空洞内に冷気が流通しないから従来
品のように暖房効率を低下させることもない。
〔考案の効果〕
前記のように本考案は、接続ボツクス本体内に
補助ボツクスを着脱自在に取付け、この接続ボツ
クスを床面上に並置したフロアヒータに設置して
フロアヒータ配線の接続部を前記補助ボツクスに
収納したので、床面上に並置したフロアヒータの
すべての配線の多数の接続部を安全に格納するこ
とができ、従来のように配線工事を床板の下側で
する必要がない。
また、補助ボツクスを接続ボツクス本体内に入
る高さにし、接続部を収納しない接続ボツクス本
体内には補助ボツクスを逆さにして収納したの
で、接続ボツクス本体の強度が増強されて家具等
の大なる荷重に耐えることができ、さらに、接続
ボツクス本体内には冷気が流通するような空洞が
形成されず従来品のように暖房効率を低下させる
ことがないばかりでなく、従来品のような室内騒
音の共鳴空洞の形成を防ぐことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の接続ボツクスの縦
断面図、第2図は本考案の1実施例の平面図、第
3図はその縦断面図、第4図は接続ボツクス本体
内に補助ボツクスを逆さにして収納した状態の縦
断面図、第5図および第6図は従来例を示す図で
ある。 1……接続ボツクス本体、2……嵌合孔、3…
…補助ボツクス、4……袖片、5……蓋体、6…
…圧縮スリーブ、7……PVCテープ巻回絶縁補
強層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接続ボツクス本体1内に入る高さの補助ボツク
    ス3を接続ボツクス本体底面の嵌合孔2に着脱自
    在に嵌挿し補助ボツクス上方開口縁両側の袖片4
    を前記嵌合孔2の孔縁上に載置した接続ボツクス
    を、床面に並置したフロアヒータA,A′の一側
    縁隅部に設置し、各フロアヒータの抵抗発熱素子
    に接続されている複数の内部配電線a、リード線
    cと複数の電源コードbとを圧縮スリーブ6で接
    続してPVCテープ巻回絶縁補強層7を設けた各
    接続部を前記補助ボツクス3内に収納して蓋体5
    を被せ、接続部を収納しない接続ボツクス本体1
    内には補助ボツクス3を逆さに収納し蓋体5を被
    せたフロアヒータの接続ボツクス。
JP1985146671U 1985-09-27 1985-09-27 Expired JPH0338574Y2 (ja)

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JP1985146671U JPH0338574Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985146671U JPH0338574Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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JPS6267127U JPS6267127U (ja) 1987-04-25
JPH0338574Y2 true JPH0338574Y2 (ja) 1991-08-14

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5750614B2 (ja) * 1977-12-12 1982-10-28

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5750614U (ja) * 1980-09-09 1982-03-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5750614B2 (ja) * 1977-12-12 1982-10-28

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JPS6267127U (ja) 1987-04-25

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