JPH0338255A - ハニカム状排ガス浄化構造体および該構造体を用いた排ガスの浄化方法 - Google Patents

ハニカム状排ガス浄化構造体および該構造体を用いた排ガスの浄化方法

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JPH0338255A
JPH0338255A JP1171095A JP17109589A JPH0338255A JP H0338255 A JPH0338255 A JP H0338255A JP 1171095 A JP1171095 A JP 1171095A JP 17109589 A JP17109589 A JP 17109589A JP H0338255 A JPH0338255 A JP H0338255A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハニカム状排ガス浄化構造体および該構造体を
用いた排ガスの浄化方法に関する。
(従来の技術) 近年、ディーゼルエンジンから排出される、主として固
体状の炭素微粒子および液状ないし固体状の高分子量炭
化水素微粒子からなる微粒子状物質(以下、 「パティ
キスレート」という)が環境衛生上問題になっている。
それは、これらパティキュレートが発ガン性物質などの
有害成分を含有し、またその粒子径が殆ど1μm以下で
あるため大気中で浮遊しやすく、呼吸器官から人体内に
取り込まれやすいからである。
このため、これらパティキュレートのディーゼルエンジ
ンからの排出を厳しく規制していく方向で検討が進めら
れている。
パティキュレートの浄化方法としては、(1)耐熱性ガ
スフィルター(例えば、セラミックフオーム、ワイヤー
メツシュ、金属発泡体、目封じタイプのセラミックハニ
カムなど)を用い、ディーゼルエンジン排ガスをろ過し
て、パティキュレートを捕捉し、圧損が上昇すれば、バ
ーナまたは電気ヒーターなどの加熱手段を用いて蓄積し
た炭素系微粒子を燃焼させ、フィルターを再生し、繰り
返して使用する方法、(2)上記(1)の方法の改良で
あって、フィルターに触媒物質を担持させ、フィルター
の燃焼、再生の頻度を少なくする方法、(3)通常の走
行条件で得られる排出条件(ガス■成および温度)にお
いて燃焼・浄化する、いわゆるフィルタ一方法などが提
案されている。
しかし、これらフィルターを用いる方法はいずれも固体
状の炭素系微粒子を高い効率で捕捉することを目的とし
ているため、パティキュレートの燃焼・再生時における
フィルター構造体の割れの問題のほか、炭素系微粒子と
共に捕捉される、エンジンオイルからの灰成分(例えば
、酸化カルシウム、酸化亜鉛、五酸化リンなど)の蓄積
によるフィルターの閉塞ならびに触媒活性の低下などの
問題がある。さらに、フィルタ一方式の排ガス浄化装置
は圧力損失を招くなどの欠点をも有している。このため
、実用上十分に満足のいくフィルタ一方式による排ガス
浄化方法は未だ得られていない。
一方、近年、ディーゼルエンジンの改良(例えば、燃料
噴射の高圧化、燃料噴射タイミングの制御など)に伴い
、ディーゼルエンジンから排出されるパティキュレート
の低減がなされた。同時に、この改良ディーゼルエンジ
ンから排出されるパティキュレートに含まれる、主とし
て液状の高分子量炭化水素からなる有機溶剤に可溶な成
分(以下、S OF (Soluble Organi
c Fraction)という)の割合が増加した。従
って、従来のディーゼルエンジンから排出される排ガス
とその性状をことにしている。このため、このような性
状の排ガスの浄化においては、主として発ガン性物質な
どの有害成分を含有するSOFの除去が重要な問題とな
る。
このSOFの排出量は低温域において増加する傾向にあ
ることから、低温域、特に触媒成分を用いて燃焼・浄化
できない低温域におけるSOFの除去が必要となる。
ディーゼルエンジン排ガスのパティキュレートの浄化用
触媒として、ガス流れに対し平行に貫通孔を有するオー
プン式のハニカム状触媒が検討され、報告されている(
SAE  Paper、810263)。しかし、これ
は白金系触媒を用いた場合の、SOF、炭化水素、−酸
化炭素などを燃焼可能な高温における燃焼・浄化性能を
示したものであり、パティキュレートの除去に間しては
、オープン式のハニカム状触媒では効果がないことが報
告されている。また、オープン式のハニカム状触媒のS
OF吸着・捕捉特性についてはなんら言及されていない
(発明が解決しようとする課M) 本発明の目的は、排ガス、特にディーゼルエンジン排ガ
スの浄化に好適なハニカム状排ガス浄化構造体を提供す
ることである。
本発明の他の目的は、ディーゼルエンジン排ガス中のS
OFを低温域で長時間にわたって効率よく、かつ安定し
て吸着・捕捉して、ディーゼルエンジン排ガスの効果的
な浄化を可能とするハニカム状排ガス浄化構造体を提供
することである。
本発明の他の目的は、従来のフィルター式排ガス浄化装
置に見られた背圧上昇、ひび割れなどの問題を引き起こ
すことなく、特にディーゼルエンジン排ガスの効果的な
浄化を可能とするハニカム状排ガス浄化構造体を提供す
ることである。
本発明の他の目的は、上記ハニカム状排ガス浄化構造体
を用いて排ガス、特にディーゼルエンジン排ガスを効率
よく浄化する排ガス浄化方法を提供することである。
本発明の他の目的は、上記ハニカム状排ガス浄化構造体
にディーゼルエンジン排ガスを接触させることにより排
ガス中のSOFを吸着・捕捉して排ガスを効率よく浄化
し、吸着・捕捉されたSOFは加熱などによって燃焼・
分解してハニカム状排ガス浄化構造体を再生させる排ガ
ス浄化方法に間する。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上記目的を達成するために、ディーゼル
エンジン排ガス中のSOFの吸着・捕捉挙動について鋭
意検討の結果、オープン式のハニカム担体に耐火性無機
酸化物を担持したハニカム状排ガス浄化構造体をディー
ゼルエンジン排ガス中に装着すると、排ガス温度が40
0℃以下の条件においても、SOFを効率よく長時間に
わたって安定して、吸着・捕捉できることを見い出し、
この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、ハニカム担体に、該担体の容量1
g当り、比表面積が50〜4001W2/gの耐火性無
機酸化物を一50〜400gの割合で担持してなるハニ
カム状排ガス浄化構造体に間する。
更に、本発明は、排ガスを上記ハニカム状排ガス浄化構
造体に接触させることを特徴とする排ガス浄化方法に関
する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明のハニカム状排ガス浄化構造体く以下、単に「ハ
ニカム状構造体」という)において使用するハニカム担
体には、特に制限はなく、一般にハニカム担体と称され
るものであればいずれも使用することができる。これら
のうちで、コージェライト、ムライト、α−アルミナ、
ジルコニア、チタニア、リン酸チタン、アルミニウムチ
タネート、ベタライト、スボジュメン、アルミナ・シリ
ケート、ケイ酸マグネシウムなどからなるセラミックハ
ニカムおよびステンレスまたはFe−Cr−A9.合金
などの酸化抵抗性の耐熱金属を用いて一体構造体とした
メタルハニカムなどが好適に使用される。特に、ディー
ゼルエンジン排ガス浄化用としては、コージェライト質
ハニカムあるいはメタルハニカムが好適である。
本発明におけるハニカム担体は、オープン式であって排
ガス流れに対し平行な複数個の貫通孔(以下、「ガス流
通孔」という)を有する。特に、ハニカム担体の横断面
1平方インチ当りのガス流通孔の数が100〜600個
であり、開孔率が40〜95%の場合に優れたSOFの
吸着・捕捉効果が得られる。なお、ここにいう開孔率と
は、ハニカム担体の横断面積に対する全ガス流通孔の横
断面積の合計の割合を意味する。
上記ガス流通孔の数が100個未満、あるいは開孔率が
40%未満では、ハニカム構造体の単位容積当りの排ガ
スとの接触表面積が減少してSOFの吸着・捕捉効果が
低下し、さらには背圧上昇を招いて好ましくない。一方
、ガス流通孔の数が600個を超えるか、あるいは開孔
率が95%を超えるとハニカム構造体を構成する隔壁が
薄くなり、十分な強度が得られず実用上好ましくない。
上記ハニカム担体に担持する耐火性無機酸化物としては
、比表面積が50〜400m2/3の範囲にあり、SO
Fを吸着し得るものであればいずれも使用することがで
きるが、特にアルミナ、ジルコニア、チタニアおよびシ
リカが好適に使用される。
これらは単独でも、あるいは2種以上混合して使用する
こともできる。また、これらの複合酸化物としても使用
することができる。
上記比表面積が50m2/g未満ではSOFの吸着・捕
捉効果が低く、一方400m2/gを超えると熱的に不
安定なものとなり実用的でない。
上記耐火性無機酸化物はハニカム担体上に、該担体の容
1k1l当り50〜400gの割合にて担持される。こ
の担持量が50g未満ではSOFを吸着・捕捉できる飽
和量が著しく低下し、一方400gを超えると耐火性無
機酸化物のはぐりやハニカム状構造体の孔の目づまりが
起こりやすくなって好ましくない。
上記ハニカム担体に耐火性無機酸化物を担持してなるハ
ニカム状構造体に吸着・捕捉されたSOFは、高温酸素
雰囲気下におくことによって燃焼・分解させることが可
能であり、これによってハニカム状構造体を容易に再生
させることができる。
具体的には、ハニカム状構造体をエンジンの運転条件の
変更に応じて排出される、例えば400℃を超える高温
排ガスと接触させるか、あるいはバーナ、電気ヒーター
などの加熱手段を用いて加熱することによってハニカム
状構造体を再生することができる。
上記燃焼・分解温度を低下させる目的で耐火性無機酸化
物のほかに白金、パラジウムおよびロジウムから選ばれ
る少なくとも1種の貴金属を担持させることもできる。
本発明で使用するハニカム状構造体の容量はエンジン排
気量によって変わるが、ディーゼルエンジン排ガス浄化
の場合、エンジン排気量12当り0.3〜3交の容量の
ハニカム状構造体を使用する。
ハニカム状構造体のエンジン排気量1g当りの容量が0
.3U未満では、主として排ガスとの接触時間の低下に
よってSOFの吸着・捕捉効果が低下し、一方312を
超えると、ハニカム状構造体の容量が非常に大きなもの
となって現実的でない。
なお、本発明のハニカム状構造体および排ガス浄化方法
は、特にディーゼルエンジンから排出される排ガスであ
って、排ガス温度が200℃以下においては、排ガスI
n+3当り50mg以下のパティキュレートを含有し、
かつパティキュレート中のSOFの含量が40%以上で
あるディーゼルエンジン排ガスの浄化に極めて効果的で
ある。
(発明の効果) 本発明のハニカム状排ガス浄化装置を使用した場合の主
たる効果を列挙すれば次の通りである。
(1)  発ガン性物質などの有害成分を含有する排ガ
スの浄化に効果的であり、特にディーゼルエンジン排ガ
ス中のSOFを効率よく除去することができる。
(2)ディーゼルエンジン排ガス中のSOFの割合は低
温域で増加する傾向にあるが、このような低温域におい
てもSOFを効果的に除去することができる。
(3)ディーゼルエンジン排ガス中のSOFを長時間安
定して除去することができる。
(4)長時間の使用によって蓄積したSOFの堆積物は
、例えば400℃を超える高温排ガスに暴露することに
よって、あるいはバーナ、電気ヒーターなどの加熱手段
で加熱することにより容易に燃焼・分解させることがで
き、この際ひび割れなとの問題が生じることはない。従
って、このような再生操作を施すことによって繰り返し
て使用することができる。
(実施例) 以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
実施例1 比表面積130n+2/gのアルミナ3kgを水と湿式
粉砕してスラリー化した。このスラリー中に、下記の円
柱状のステンレス製ハニカム担体セル形状:コルゲーシ
ョン型 ガス流通孔の数:200個(ハニカム担体の横断面1平
方インチ当り、以下同じ) 開孔率=89% 容j1: 2.479 (担体の内径(以下、単に「内
径」という’): 5.66インチ、担体の長さ(以下
、単に「長さ」という):6インチ) を浸漬した後、余分なスラリーを取り除いた。引続き、
150℃で2時間乾燥した後、500℃で2時間焼成し
て、ハニカム担体の容jiff当りアルミナを300g
担持したハニカム状構造体を得た。
実施例2 比表面積118m21gのチタニア3kgを水と湿式粉
砕してスラリー化した。・このスラリー中に、下記の円
柱状のステンレス製ハニカム担体セル形状:コルゲーシ
ョン型 ガス流通孔の数=450個 開孔率二83% 容量:  1.65g(内径:5.66インチ、長さ:
4インチ) を浸漬した後、余分なスラリーを取り除いた。引続き、
150℃で2時間乾燥した後、500℃で2時間焼成し
て、ハニカム担体の容量lQ当りチタニアを200g担
持したハニカム状構造体を得た。
実施例3 比表面積130m2/gのアルミナ2kgを水と湿式粉
砕してスラリー化した。このスラリー中に、下記の円柱
状のコージェライトモノリス担体ガス流通孔の数:約4
00個 開孔率:75% 容1i: 2.47Q (内径:5.66インチ、長さ
:6.00インチ) を浸漬した後、余分なスラリーを取り除いた。引続き、
150℃で3時間乾燥した後、400℃で2時間焼成し
て、担体の容1k1l当りアルミナを100g担持した
ハニカム状構造体を得た。
実施例4 実施例3において、アルミナの代わりに比表面積120
1/gのジルコニアを用いた以外は実施例3と同様にし
て、担体の容111g当りジルコニアを100g担持し
たハニカム状構造体を得た。
実施例5 実施例3において、アルミナの代わりに比表面積138
m+2/Hのチタニア−ジルコニア混合粉体(T i 
02/Z r 02重量比=1/1)を用いた以外は実
施例3と同様にして、担体の容量12当りチタニアおよ
びジルコニアをそれぞれ50gおよび50g担持したハ
ニカム状構造体を得た。
実施例6 実施例3において、アルミナの代わりに比表面積152
III218のアルミナ−シリカ複合酸化物(AQ20
3/S i 02重量比:4/])を用いた以外は実施
例3と同様にして、担体の容量1l当りアルミナ−シリ
カ複合酸化物を100g担持したハニカム状構造体を得
た。
実施例7 実施例3において、アルミナの代わりに比表面積132
n+2/Hの、白金を1!ii%担持したアルミナを用
いた以外は実施例3と同様にして、担体の容111st
当りアルミナおよび白金をそれぞれ100gおよび1g
担持したハニカム状構造体を得た。
実施例8 実施例3において、アルミナの代わりに比表面積112
+w2/gの、パラジウムを1重量%担持したアルミナ
を用いた以外は実施例3と同様にして、担体の容量1l
当りアルミナおよびパラジウムをそれぞれ100gおよ
び1g担持したハニカム状構造体を得た。
実施例9 実施例3において、アルミナの代わりに比表面積108
1/gの、白金およびロジウムをそれぞれ0.7重量%
および0.3重量%担持したジルコニアを用いた以外は
実施例3と同様にして、担体の容量1g当りジルコニア
、白金およびロジウムをそれぞれ100g、0.7gお
よび0.3g担持したハニカム状構造体を得た。
実施例10 比表面積150n+2/Hのアルミナ2kgを水と湿式
粉砕してスラリー化した。このスラリー中に、下記の円
柱状のコージェライトモノリス担体ガス流通孔の数:約
200個 開孔率:63% 容It: 2−479 (内径:5.66インチ、長さ
:6.00インチ) を浸漬した後、余分なスラリーを取り除いた。引続き、
150℃で3時間乾燥した後、400℃で2時間焼成し
て、担体の容11g当りアルミナを200g担持したハ
ニカム状構造体を得た。
実施例11 比表面積86 m2/gのチタニア2kgを水と湿式粉
砕してスラリー化した。このスラリー中に、下記の円柱
状のコージェライトモノリス担体ガス流通孔の数:約3
00個 開孔率:72% 容量:3.62!Q(内径:7.5インチ、長さ=5.
0インチ) を浸漬した後、余分なスラリーを取り除いた。引続き、
150℃で3時間乾燥した後、400℃で2時間焼成し
て、担体の容量Illllチリチタニア0g担持したハ
ニカム状構造体を得た。
実施例12 比表面積10211121gのアルミナ2kgを水と湿
式粉砕してスラリー化した。このスラリー中に下記の円
柱状のコージェライトモノリス担体ガス流通孔の数:約
400個 開孔率:75% 容fl:  1.65!9 (内径:5.66インチ、
長さ:4.OOインチ) を浸漬した後、余分なスラリーを取り除いた。引続き、
・150℃で3時間乾燥して、担体の容′flk12当
りアルミナを150g担持したハニカム状構造体を得た
。・ 比較例1 実施例1において、担体の容量1g当りのアルミナの担
持量が30gになるようにした以外は実施例1と同様に
して、担体の容量1l当りアルミナを30g担持したハ
ニカム状構造体を得た。
比較例2 比表面積150+a2/Hのアルミナ2kgを水と湿式
粉砕してスラリー化した。このスラリー中に、下記の円
柱状のコージェライトモノリス担体ガス流通孔の数:約
400個 開孔率=75% 容量:0.671(内径:3.60インチ、長さ:4.
OOインチ) を浸漬した後、余分なスラリーを取り除いた。引続き、
150℃で3時間乾燥した後、400℃で2時間焼成し
て、担体の容量112当りアルミナを150g担持した
ハニカム状構造体を得た。
比較例3 比表面積150+2/Hのアルミナ2kgを水と湿式粉
砕してスラリー化した。このスラリー中に、下記の円柱
状のコージェライトモノリス担体ガス流通孔の数:約1
00個 開孔率:30% 容量: 1.659 (内径:5.66インチ、長さ:
4.OOインチ) を浸漬した後、余分なスラリーを取り除いた。引続き、
150℃で3時間乾燥した後、400℃で2時間焼成し
て、担体の容量1l当りアルミナを200g担持したハ
ニカム状構造体を得た。
比較桝4 比表面積150II12/gのアルミナ2kgを水と湿
式粉砕してスラリー化した。このスラリー中に、下記の
円柱状のコージェライトモノリス担体ガス流通孔の数:
約50個 開口率:72% 容量:2.479<内径:5.66インチ、長さ:6.
00インチ) を浸漬した後、余分なスラリーを取り除いた。引続き、
150℃で3時間乾燥した後、400℃で2時間焼成し
て、担体の容量111当りアルミナを300g担持した
ハニカム状構造体を得た。
比較例5 実施例3において、アルミナの代わりに比表面積15+
m2/Hのジルコニアを用いた以外は実施例3と同様に
して、担体の容量12当りジルコニアを200g担持し
たハニカム状構造体を得た。
上記実施例1〜12および比較例1〜5におけるハニカ
ム担体、耐火性無機酸化物の性状などを表1にまとめて
示す。(以下余白) 実施例13 実施例1−12および比較例1〜5で得られたハニカム
状構造体について、市販の過給直噴式ディーゼルエンジ
ン(4気筒、2800cc)で、燃料として硫黄含量が
0.03重量%である軽油を用いて下記の試験を行った
エンジン回転数1000rp+s、トルク1.0kg・
m、構造体入口温度100℃の条件において、ハニカム
状構造体の人口部および出口部の排ガス中のパティキュ
レートを通常のダイリュウーショントンネル法を用いて
捕捉した。このパティキュレートをジクロロメタン溶液
で抽出して、抽出前後のパティキュレートの重量変化か
らSOFの排出量(B/+w’−排ガス)を測定し、ハ
ニカム状構造体によるSOFの捕捉率を求めた。
さらに、上記の排ガス雰囲気下でハニカム状構造体を1
0時間曝露した後、再度同様にしてSOFの捕捉率を測
定した。
なお、ハニカム状構造体の上記試験前後の重量を測定し
、SOFの捕捉によるハニカム状構造体の重量変化の測
定も行った。
結果を表2に示す。
(以下余白) 表2の結果から、本発明のハニカム状構造体は優れたS
OFの吸着・捕捉効果を発揮し、しかもその性能を長時
間にわたって安定して維持できることが理解される。
実施例14 実施例13で試験した後の各ハニカム状構造体を電気炉
中で600℃で2時間加熱して捕捉したSOFを燃焼、
除去した。この再生ハニカム状構造体を、エンジン回転
数2000 rrxa、  )ルウ3゜6kg−m、構
造体入口温度200℃とした以外は実施例13と同様に
して試験した。
結果を表3に示す、 (以下余白) 表3の結果から、本発明のハニカム状構造体に吸着・捕
捉されたSOFは加熱によって燃焼・分解され、このよ
うに再生されたハニカム状構造体は再度排ガス浄化装置
として効果的に利用できることが理解される。
実施例15 実施例3で得たハニカム状構造体であって、実施例14
で試験した後のS(>Fを吸着・捕捉したハニカム状構
造体を実施例13で用いたと同じエンジンおよび燃料を
用いて、エンジン回転数2500rpm、トルク20.
6kg・−のエンジン運転条件の排ガス中に装着して1
5分間曝露し、その間の構造体人口部および出口部のS
OFの排出量を実施例13におけると同様にして測定し
た。なお、この運転は停止状態から一気に運転したもの
であり、15分後のハニカム状構造体入口温度は570
℃であった。
その結果、ハニカム状構造体人口部および出口部のSO
Fの排出量はそれぞれ1 、6 mg/−一排ガスおよ
び1 、3 m8/*3−排ガスであり、その排出量は
低い値を示すとともに、ハニカム状構造体に捕捉された
SOFの放出は認められなかった。
試験後取り出したハニカム状構造体の重量は1402.
7gであり、初期の重量1402.0gと同等の重量を
示した。また、実施例14の試験後においてはSOFの
吸着・捕捉による茶褐色を呈したがハニカム状構造体が
初期の白色を呈し、SOFが分解、除去されてハニカム
状構造体が再生されていることが確認された。
上記結果から、本発明のハニカム状構造体に吸着・捕捉
されたSOFは、エンジン運転条件などを変更して高温
排ガスを排出させ、これをハニカム状構造体に接触させ
ることによっても燃焼・分解され、使用後のハニカム状
構造体を効果的に再生できることが理解される。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハニカム担体に、該担体の容量1l当り、比表面
    積が50〜400m^2/gの耐火性無機酸化物を50
    〜400gの割合で担持してなるハニカム状排ガス浄化
    構造体。
  2. (2)ハニカム担体が金属またはセラミックスからなる
    オープン式ハニカム担体である請求項(1)に記載のハ
    ニカム状排ガス浄化構造体。
  3. (3)ハニカム担体が横断面1平方インチ当り100〜
    600個のガス流通孔を有し、かつその横断面の開孔率
    が40〜95%である請求項(2)に記載のハニカム状
    排ガス浄化構造体。
  4. (4)耐火性無機酸化物がアルミナ、ジルコニア、チタ
    ニアおよびシリカから選ばれる少なくとも1種である請
    求項(1)に記載のハニカム状排ガス浄化構造体。
  5. (5)耐火性無機酸化物のほかに白金、パラジウムおよ
    びロジウムから選ばれる少なくとも1種の貴金属を担持
    してなる請求項(4)に記載のハニカム状排ガス浄化構
    造体。
  6. (6)ディーゼルエンジンの排ガスを浄化するための装
    置である請求項(1)に記載のハニカム状排ガス浄化構
    造体。
  7. (7)ディーゼルエンジンの排ガスを請求項(1)のハ
    ニカム状排ガス浄化構造体に接触させることを特徴とす
    る排ガス浄化方法。
  8. (8)ハニカム状排ガス浄化構造体の容量がエンジン排
    気量1l当り0.3〜3lである請求項(7)に記載の
    排ガス浄化方法。
  9. (9)通常の運転条件下においてディーゼルエンジンか
    ら排出される比較的低温な排ガス中のパティキュレート
    を構成するSOFをハニカム状排ガス浄化構造体に吸着
    ・捕捉せしめて排ガスを浄化し、必要に応じて該構造体
    を高温酸素含有雰囲気下におくことにより上記吸着・捕
    捉されたSOFを燃焼・分解させて該構造体を再生させ
    る請求項(7)に記載の排ガス浄化方法。
  10. (10)ディーゼルエンジンの排ガスの温度が400℃
    以下である請求項(9)に記載の排ガス浄化方法。
  11. (11)ハニカム状排ガス浄化構造体をバーナーなどの
    加熱手段を用いて加熱して再生させる請求項(9)に記
    載の排ガス浄化方法。
  12. (12)ハニカム状排ガス浄化構造体を高温排ガスと接
    触させて再生する請求項(9)に記載の排ガス浄化方法
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