JPH0338212A

JPH0338212A - エアーフィルターの製造方法

Info

Publication number: JPH0338212A
Application number: JP1173324A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Yokoi; 横井　保夫; Michio Kashima; 道夫加島; Kenji Ichikawa; 賢治市川
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-07-05
Filing date: 1989-07-05
Publication date: 1991-02-19
Anticipated expiration: 2014-09-27
Also published as: JP2954236B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明はエアーフィルターに関する。

［従来の技術］従来、自動車や家庭等に使用される空調用のエアーフィ
ルターは除塵を目的とし、あるいは除塵の他に脱臭を目
的としている。

［発明が解決しようとする課題］近年室内あるいは車内をクリーンにすることが望まれ、
そのために除塵と脱臭の他に滅菌を行なうことが要求さ
れている。そこで本発明は係る目的のためのフィルター
を提供するものである。

［：ＪＲ題を解決するための手段］上記の課題を解決するために次の構成とする。

即ち、通気性素材よりなるシート材にｌｌＧ１臭剤及び
抗菌剤を付着してなるエアーフィルターである。

前記シート材は合成ＷＡＮや植物繊維としてヘチマやヤ
シのｔｌｒＨをシート状に加工したものである。

また前記１１５１臭剤となる固体吸着剤としては活性炭
及びゼオライト、珪酸亜鉛、セビオライト、クリスバー
ル、シリカゲル、カオリン等のアルミナ系、アルミノシ
リケート系、シリカ系＠着剤の他に陽イオン交換樹脂、
陰イオン交換樹脂、両性イオン交換樹脂等がある。

好ましい固体吸着剤としてはＭＯ，Ｚｎ、Ａｊ）、Ｓｉ
などを主成分として固体＊Ｕや固体酸及び各種金属のリ
ン酸塩を主成分として固体塩基や固体酸がある。

Ｍｑ、Ｚｎ、ＡＩ、Ｓｉなどを主成分とする［ｉ’、１
体塩基としてはＭａＯ−Ａｌ　　Ｏ−ｎＨ２Ｏ。

３ＺｎＯ−Ａｔ　　Ｏ−ｎＨ２Ｏ，等がある。

３そして、固定酸としてはＡｌ２Ｏ３・９Ｓｉ０２”ｎ口
２０．２Ｍｇｏ・６ＳｉＯ２・０口２０１等がある。

また、条件によっては両性を示すものとしてＡＩ　　Ｏ
−ｎＨ２Ｏ。

３ｚ、５Ｍａｏ−Ａ　Ｉ　　Ｏ−ｎＨ２Ｏ。

３Ａ　　　Ｉ　　　（ＯＨ）　　　　　　−ＮａＨＣＯ３
、２ＭｑＯ−６ＳｉＯａｊ１口、Ｏ１２ＡＩ　Ｏ−Ｎａ　０・２ＣＯ−０口、０２３　　２　　
　　３などがある。

各秤金属のリンｍ塩を主成分としたリンｍ塩の中には酸
型としてＢＰＯ、Ｚ「（ＨＰＯ４）２、Ｚｒ　　　　　
（トＩＰＯ）　　　　　、　　ＡＩＰＯ４、ＯＣＰ、Ｈ
３４４Ｐ１塩基型としてに３ＰＯ４、Ｎａ３ＰＯ４、両性型として
βＴＣＰ、ＬｉＮａ　　ＰＯ、Ｌｉ４２ＭｅＰＯ４の三つのタイプがある。

これらのうち好ましい固体リン酸塩としてはＣａＨＰＯ
１Ｃａ　（ＰＯ〉　、Ｃａ２Ｐ２４　　３　　４２０７、Ｃａ４　〈ＰＯ４〉２０．０ＰＣ１Ｃａ１゜（Ｐ
Ｏ４）６Ｘ２　　（Ｘ＝ＯローＦ−ＣＩ）、Ｚｒ（口Ｐ
Ｏ）　　・Ｈ２０ＳＴ　ｔ　（ＨＰ　０４　）　２２０２０、Ｈ５（口ＰＯ４）２−Ｈ２０、Ｇｅ（口ＰＯ）
　　・口　０．Ｒｂ（口ＰＯ）　　・口２４２　　　　
２　　　　　　　　　　　　　　　４２０５Ｍｇ口ＰＯ
、（ＬｉＰＯ）　　、Ｒｂ（Ｐ４　　　　　　　　　　
　３ｎＯ）　　、（ＫＰＯ）　　、（ＮａＰＯ３）。等３ｎ　
　　　　　　　　　　３ｎのリンｍ塩がある。また、脱臭機構が活性炭ように吸着
作用でなく、触媒作用等による反応であるリン酸系化合
物、金ａ酸化物を主剤とし、これに担体を組み合わせた
無機系の固体ｌ１１２臭剤がある（日本犬ｉ１（株〉装
面品名ＫＡＹＡＭＡＸ）。

抗菌剤としては、アミノ酸金属塩や２−４−４トリクロ
ロ−２−ハイドロキシジフェニールエテル等であり、ま
たプラスチックに発生するカビの防止剤としてバイナジ
ン、ブリベントールやチアベンダゾール等である。

なお上記の脱臭剤と抗菌剤及びこれらを接着させるため
の接着剤の組成は次の如くである。即ち、ｌｔ２臭剤と
して、固体酸を０〜１００％、活性炭を０〜１００％の
範囲で固体酸と活性炭を単独あるいは混合物として５〜
６０部、抗菌剤を０．０１〜２部１．接着剤１０〜９０
部の範囲で組成を構成する。

そして、脱臭剤を単独あるいは抗菌剤と混合してシート
材に浸漬又は吹き付けによって、あるいは脱臭剤を単独
あるいは抗菌剤を混合したもの、あるいは２種類以上の
固体酸と活性炭を組合せたものをそれぞれシート材に部
分的に捺染め又は吹き付けて作る。

ここで前記の接着剤の特質としては接着力があり、被膜
の伸びがよく、折り曲げても亀裂の入らないことが望ま
しい。また、加工後は仕上風合がよく、耐洗）ａ性、耐
油性があることが必要である。

この目的に使用できる接着剤としては天然ゴムラテック
ス、Ｓ　Ｂ　Ｒラテックス、８Ｂラテツクス、ＮＢＲラ
テックス、ＮＲラテックス、ＭＢＲラテックスス、ＭＢ
ラテックス、クロロブレンゴムラテックス、ネオプレン
ラテックス、ブチルゴムラテックス、ポリイソプレンラ
テックス、塩化ビニルラテックス、塩化ビニリデンラテ
ックス、酢ビラテックス、アクリル酸エステルラテック
ス等があげられる。

これらのうち好ましいものはアクリル酸エステル系ラテ
ックスでメチルアクリレート、エチルアクリレート、ブ
チルアクリレート、２エチルへキシルアクリレート、ア
クリル酸、アクリルアマイドなとの単独又は共重合体が
用いられる。

また、これらにスチレン、メタアクリル酸メチルや酢ビ
、塩ビ等を共重合させることにより、適当な柔軟性、接
着力、強度、耐水性等が付与できる。

更に８度な要求に対しては反応性高分子による分子間及
び分子内架橋によるポリマーのグラフト化、三次元化を
行ない耐洗濯性、耐溶剤性、防シワ性、バネ弾性、屈撓
性、接着力の増強等の特性を付与することができる。

主な反応性七ノマーとしてはカルボキシル基を有するも
の、アミド及びイミノ基を有するもの、エポキシ基を有
するもの、ヒドロキシル基を有するものなどが有効であ
る。

これらの反応基を有する反応性アクリレート系ラテック
スは耐溶剤性、耐洗濯性、弾性付与、強度上界、耐熱性
の向上及びＩｌ雑等の基材との反応による密着性の向上
等の特徴を与えることができる。

また、アクリル酸エステルにジビニルベンゼン、ジビニ
ルスルホン、アクリル酸アリル、クロトン酸ビニルなど
を加えて乳化重合させると内部架橋し、弾性体ゴム状物
質となって不織布等にバネ弾性屈撓性、耐老化性、耐薬
品性、耐溶剤性、を付与することができる。

（Ａ）次に各種試料を作り脱臭性能を比較する。

（試料１）（ａ）活性炭（ヤシガラ系）　　２５部（ｂ）固体！！
２（ラサ工業（株）型打品名ＫＤ２１１　主成分　珪酸
亜鉛〉　　　２５部（Ｃ）アクリルエマルジョン（新中
村化学（株）製造の樹脂分５０％の接着剤商品名ＦＸ−
３４）１００部（ｄ）抗菌剤〈Ｎ−ステアロイル−し−グルタミンｌ！
１２銀〉　　０．５部（ｅ）水　　５５部（ｆ）エチレングリコール　　１０部以上（ａ）〜（ｆ）の成分を充分に混練りする。

そして、混練した物１００部と架橋剤（新中村化学（株
）装面品名ＭＥＧ）５部を加えて更に混合する。この混
合物に厚み０．５センチで縦、横が２５センチのエアー
フィルター用の不織布（重量１０グラム〉を浸漬し、ゴ
ムロール等で絞ってエアーフィルターのｌｆｆ１が５９
グラムの物を得た。

このフィルターを温度１００〜１２０℃の熱風で約２０
分間予備乾燥し、そして温度１４０〜１５０℃の熱風で
約３分乾燥して重量３３グラムの試料を得た。

（試料２）（ａ）固体ｗＩ（ラサ工業（株）装面品名ＫＤ２１１）
５０部（ｂ）アクリルエマルジョン（新中村化学（株）ｖＪ造
の樹脂分５０％の接着剤商品名ＦＸ−３４＞１００部（Ｃ）抗菌剤（チアベンダゾール〈メルク社製〉）　　
０．５部（ｄ）水　　５０部（ｅ）エチレングリコール　　１０部以上（ａ）〜（ｅ）の成分を充分に混練りする。

そして、混練した物９８部と架橋剤（新中村化学（株）
装面品名ＭＥＧ）５部を加えて更に混合する。この混合
物を試料１と同様の方法で加工処理をして試料を得る。

（試料３）（ａ）活性炭（Ａ７シガラ系）５０部部（１））アクリ
ルエマルジョン（新中村化学（株〉製造の樹脂分５０％
の接着剤商品名ＦＸ−３４）００８ＩＳ（Ｃ）抗菌剤（Ｎ−ステアロイル−し一グルタミン１Ｓ
ｌＩ２銀）　　０．５部（ｄ）水　　６０部（ｅ）エチレングリコール　　１０部以上（ａ）〜（ｅ）の成分を充分に混練りする。

そして、混練した物１０２部と架橋剤（新中村化学（株
）装面品名ＭＥＧ）５部を加えて更に混合する。そして
、混練した物９８部と架橋剤（新中村化学〈株〉装面品
名ＭＥＧ）５部を加えて更に混合する。この混合物を試
料１と同様の方法で加工処理をして試料を得る。

（試料４）（ａ）固体酸（ＫＯ２１１（うｌ＋工業（株〉）２５部（ｂ）固体脱臭剤（日本火薬（株）装面品名ＫＡＹＡＭ
ＡＸ　　ＤＲ−３０１）　　　２−５部（Ｃ）アクリル
エマルジョン（新中村化学（株）製造の樹脂分５０％の
接着剤商品名ＦＸ−３４）２５部（ｄ）抗菌剤（ブリベントール（***バイエル社））　
　　０．５部（ｅ）水　　６０部（ｆ）エチレングリコール　　１０部以上（ａ）〜（ｆ）の成分を充分に混練りする。

そして、混練した物１０２部と架橋剤（新中村化学（株
〉装面品名ＭＥＧ）５部を加えて更に混合する。そして
、混練した物９８部と架橋剤（新中村化学（株＞’ＩＪ
商品名ＭＥＧ）５部を加えて更に混合する。この混合物
を試料１と同様の方法で加■処理をして試料を得る。

上記で得た試料１〜４について図に示す装置で脱臭テス
トを行なった。なお図において通気流量は１１／分とし
ホルダーのエフ−フィルターの通気面積は２０ｃｊであ
る。また試料がブランクとはホルダーにエアーフィルタ
ーを挿入しないで行なったものである。なお１５度測定
は検知管を使用した。

脱臭結果上記試験結果から試料１〜４はいずれも優れた脱臭効果
のあることが認められる。

（Ｂ）次に抗菌性能の比較について記載する。

各種微生物の菌液をエアーフィルターの試料片（５部厘
×５０）の表面に一様に接種し、菌は３７℃で０，６及
び２４０「、カビは２５℃で０．２４及び４８０「保存
後に測定した。

なお試料１−１．１−２．１−３．１−４は上記試料１
において、抗菌剤の塑を夫々０．２部、０．５部、１．
０部、２．５部で製造したものである。又表中の対照は
各試料に接種したものと同量の菌液をシャーレに分注し
て保存したものである。

黄色ブドウ球菌黒麹機上記から明らかなように、タラトスボリウムを除く黄色
ブドウ球菌、大腸菌及び黒麹機のいずれも減少している
。

［考案の効果］本考案のエアーフィルターによれば、脱臭剤の他に抗菌
剤を付着してなるものであるため、従来のエアーターに
よる除塵及び脱臭の他に滅菌効能を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は脱臭試験を行なった装置の系統図。

Claims

【特許請求の範囲】

通気性素材よりなるシート材に脱臭剤及び抗菌剤を付着
してなるエアーフィルター。