JPH0337842A - 情報記録媒体用スタンパーの製造方法 - Google Patents

情報記録媒体用スタンパーの製造方法

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JPH0337842A
JPH0337842A JP17183989A JP17183989A JPH0337842A JP H0337842 A JPH0337842 A JP H0337842A JP 17183989 A JP17183989 A JP 17183989A JP 17183989 A JP17183989 A JP 17183989A JP H0337842 A JPH0337842 A JP H0337842A
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JP17183989A
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Hirofumi Kamitakahara
上高原 弘文
Hitoshi Yoshino
斉 芳野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [+*業1−の利用分粁] 本発明は、光カード、光ディスク、コンパクトディスク
47.−の、情報を記録再生ずる情報記録媒体を複製す
るための情報nC録媒体用スタンパーの製造カー法に関
するものである。
[従来の技術] ビデオディスク、コンパクトディスク等の情報記2、L
面にトラッキング用溝及び情報用ビット等のグループが
JF3成されている++”?報記録媒体を得るために従
来情報記録方式に応じた微細パターンが刻設されたスタ
ンバ−を用いて■ノ■:縮成形法■射出11縮1JI1
.形■射出成形法及び■フt]・ポリマー法(2P法)
:り大別して4つの成形法により情報記録媒体用J、(
板が製作されている。
このような情報記録媒体用スタンバ−の製造方法として
は、特開昭62−217422、オブトロニクス[軍7
巻、5 Si (+988)P115〜120:光ディ
スクスタンパ−の製作技術]、電子材料[第27巻、2
7号(+988)、 P51〜57:光ディスクの製造
プロセスコ等に記載されているが、代表的な情報記録媒
体用スタンバ−の製造ブf法としては次のような工程か
ら成るものである。
まずフォトレジストをガラス等の社板にスピンナー等の
塗布機を用い所定の膜Plで塗!1テする。
次に、−aにはレーザー・カッティング・マシーン等の
露光機を用い、トラッキング用?M及び++’: fF
J用ビット専の所望の門凸の入った微細パターンを露尤
する。その後パドル現像等の工程を経て所望の微細パタ
ーンがバターニングされた、ガラス原盤か得られる。
このガラスIfl盤に、銀鏡、息電解ニリケルめっき、
スパッターリング等により、銀又はニッケル膜を設は導
r「ET化他処理行なう。更に、この上に、ニッケル電
鋳を行ない、所定のノ′1さにし、ガラス原盤よりニッ
ケル層を剥離するとファザー・スタンパーか得られる。
次に、このファザー・スタンパーの表面に付表している
フォトレジストを洗い流した後、ファザー・スタンパー
の表面に市りロム酸容液て剥離処pljを施コI−0こ
の剥離処理を施したファザー・スタンパーにニッケル1
% 訪を行ない所望のy′Iさにし、ファザー・スタン
パーよりニッケル層を♀II ftiしてi4?られる
スタンバ−をマサ−・スタンバ−とする。
史に同様にして、このマザー・スタンパーにニッケル宣
訪を施し剥離することで、スタンバ−を11?ることか
できる。
このような工程を経て得られたスタンバ−を使用して、
ガラス原盤に設けられた微細パターンか転写された+I
li報記録媒体用基板か製作される。
又、前記電子材料(1988)光磁気ディスクの製造プ
ロセスに記載されているように、最近ではトライエツチ
ング法によりカラス原盤に、トラッキング用溝及び情報
用ビット等の凹凸の入った微細パターンを刻設し、得ら
れたより高品質のガラス原盤を用いて作製したスタンバ
−により情報記録媒体用基板を製作する試みも行なわれ
ている。
[発明が解決しようとする課翅] しかしながら上記従来例ではガラス原盤をもとにファザ
ー・スタンパー→マザー・スタンパー→スタンバーとい
う工程を経てガラス原盤に設けられた微細パターンをコ
ピー(複写)して製作しているので、最初にガラス原盤
に設けられた微細パターンよりもスタンバ−に形成され
た微細パターンは精度が劣っているという欠点がある。
そのため、高特度の微細パターンを形成したスタンバ−
を安価に、しかも量産できるはずの、ニッケルli、j
、:3寿スタンバ−の製造方法ではあるが、数的にはガ
ラス原盤にニッケル電鋳を施し、その後剥離し得られる
ファザー・スタンパーをスタンバ−として用いることも
行なわれるか、所定の数のファザー・スタンパーを作製
しなければならず高価なものとなる。
劣化のJ工水的な原因は、ガラスカ;【盤→ファザー・
スタンパー→マザー・スタンパー→スタンパーとコピー
をくり返すことにある。
例えば、ファザー・スタンパーより、3個のマザー・ス
タンパーを製作し、各マザー・スタンパーより、3個の
スタンバ−を製作すると、INt終的には9個のスタン
バ−を1個のガラス原盤より得ることができる。しかし
従来のスタンバ−の製作方性では、ファザー・スタンパ
ーからマザー・スタンパーを製作するときに、ファゾー
・ズタンバーに剥離処理を行ない、その後、ニッケル′
fニ鋳を所望のJjJさにし、ニッケル層を剥離し、マ
ザー・スタンパーを得ている。
この剥離処理は、屯クロム酸溶液によるニラチル表面P
、viの酸化処理である。そのため剥離処理された表面
層には、ごく薄い多孔T’tの酸化膜が形成されている
ものと考えられるが、該剥離処理のために、ファゾース
タンパーより1:?られるマザー・スタンパー3個のそ
れぞれの微細パターンは処理の同数とともに劣化し、さ
らにマザー・スタンパーより得られるスタンバ−に、R
gl+パターンの劣化かそれぞれ処理の同数とともに起
ることになる。
すなわち、1個[1のスタンバ−と9個目のスタンパー
では、同じE程を経て製作されたスタンバ−であっても
、微細パターンの劣化には大きな差か現れてくる。又ニ
ッケルどうしの剥離をくり返すので、キズか微細パター
ンに入りやすいといった欠点もあった。
又従来例に明記しであるように、最近ガラス原盤にドラ
イエツチングを施しスタンバ−を製作する方法が試みら
れているが、ガラス原盤とスタンバ−の剥離か困難とい
う欠点かあった。
以ドE連した従来例の欠点を箇条書きで示す。
m −−一般的なニッケル電鋳スタンバ−の製造方法で
は、微細パターンに劣化が起るため、劣化の少ないファ
ザー・スタンパーをスタンバ−として用いている。その
ため、安価なスタンバ−は望めない。
(2)安価なニッケル電鋳スタンバ−の製造方法は、コ
ピーをくり返し製造する構成をとっているが、スタンバ
−の微細パターンに劣化の差を生しる。そのために品質
の不安定(バラツキ)及びイ3頼性が乏しい。
(3)j;lli本的にニッケルどうしの電鋳、剥離を
くり返し製造する構成をとっているので、情報記録媒体
の微細パターンにキズか入りやすいといった欠点がある
(4)トラッキング用溝及び情報用ピット等の凹凸の入
った微細パターンを刻設し、より高品質のガラス原盤を
用いてスタンバ−を製作すると、ガラス表面で剥離か軟
しくキズか入りやすいといった欠点がある。
本発明は、この様な従来の情報記録媒体用スタンバ−の
製造方法及び製造技術に鑑みてなされたものであり、ガ
ラス原盤からのスタンバ−のコピーにより生じる微細パ
ターンの劣化を起こさない新規なスタンバ−の製造方法
を提供=rるものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ガラス基板にレジスト膜を形成して、該レジ
スト膜にカッティングを施し微細な凹凸パターンを形成
しガラス原盤を製作する工程、マ11られたガラス原盤
にドライ・エツチングを行ないファザー・スタンパーを
製作する工程、得られたファザー・スタンパーに樹脂基
材を形成し剥離しマザー・スタンパーを製作する工程、
得られたマザー・スタンパーに金属導電化膜を形成し、
このヒに電鋳によって電鋳共材を形成した後、該電21
i基材と共に該金属導布化1漠を前記マザー・スタンパ
ーより剥離しスタンバ−を製作する工程とから成ること
を特徴とする+I′i報記録媒体用スタンバーの製造方
7去であり、又前記マザー・スタンパーを製作する工程
において、前記ファザー・スタンパーの複数個をスタン
バ−用架設台に固着し、う数個取りマザー・スタンパー
を製作することにより、多数個取りスタンバ−を製造す
るものである。
本発明の方法によれば、複製によりスタンバ−を74作
するための屯クロム酸溶液による剥wi処理を行なわな
いため、又ファザー・スタンパーをガラス原盤のトライ
エツチングにより形成するため工程を簡略化でき微細パ
ターンの劣化を抑制することができる。又マザー・スタ
ンパーは樹脂基材により製作するためファザー・スタン
パーとの♀り離も比較的盲動であり、グループ面にキズ
か入りにくい。この結果、品質の安定性及び信頼千生の
高い優れたスタンバ−が容易に得られるようにる。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
第1図は、本発明の方法による手順を示した工程説明図
である。用いることのできる基板としては、公知の青板
ガラス等のガラス基板でよく、又該載板上にスピンナー
等で形成するレジスト膜も公知のものでよい。カッティ
ングはレーザー・カッティングや密着露光等により行な
うことかでき所定の凹凸パターンを形成し、つづいて現
像することによりレジストパターンをつくり、これをガ
ラス原盤とする。
複数個取りマザー・スタンパーを製作するには、たとえ
ば斤板ガラス埠の架設台に得られているファザー・スタ
ンパーをエポキシ系接着材等により接若することにより
固定化すればよい。この場合、予め架設台にはファザー
・スタンパー及び接着材の層厚を考慮して溝加工を施し
ておくとよい。
第2図は本発明の情報記録媒体用スタンバ−の製造方法
の各工程で得られるものの概略図であり、本図の−E部
に示しであるのは一部拡大模式断面図である。同図にお
いて7は青板ガラス等のガラス基板、5はスタンバ−の
凹凸を形成するためのレジスト・パターン、1はガラス
吹板にレジストをバターニングしたガラス原盤、2は、
ガラス原盤をドライ・エツチングし所定の深さの微細パ
ターンを形成した、ファザー・スタンパー53は、ファ
ザー・スタンパーに樹脂基板を形成し得られるマザー・
スタンパー14はマザー・スタンパーに導電化処理を施
し、TL鋳により共材形成しf’られる情flll泥録
媒体用スタンバーである。
得られたガラス原盤は次にトライエツチングにより凹凸
パターンにそってエツチングし、トラッキング用溝及び
情報用ビット等の微細パターンを刻設し、ファザー・ス
タンパーとする。得られたファゾースタンバーの表面に
はフォトレジストの桟7青か付着しているが、これは、
たとえば、酸素プラズマ、ア・ソシング等の手段で除去
すればよい。
ファザー・スタンパーは単独で用いても、叉拉致個をス
タンバ−用架設台に回前してもよい。複数個のファザー
・スタンパーを白に設置すれば同数のマザー・スタンパ
ー及びスタンバ−を製作下ることかでき、効率化をはか
ることができる。
次に樹脂J1c材をファザー・スタンパーによりjFモ
成し剥離することによりマザー・スタンパーを製作する
が、用いることのできる摺脂阜材の材料としては紫外線
硬化樹脂としてエポキシアクリレート系樹脂、ウレタン
アクリレート系樹脂等又はポリエステルアクリレート系
樹脂叉はPMMA樹脂に、りであり、形成方法としては
、2P(フォト・ポリマー)法、7コニ型成形法等によ
り行なえばよい。
形成されたマザー・スタンパーは表面に二Qtケル膜、
銀膜等をスパッタ装置等により成膜することにより、導
電化tlQを形成する。次に該4電化膜上に電鋳装置に
より所定厚みの電鋳共材の層を形成した後、剥離すれば
スタンバ−が得られる。
第2図に示すように、本発明の方法においては、ファザ
ー・スタンパーは剥離処理によらず、ガラス原盤から作
製され、又マザー・スタンパーは1つのファザー・スタ
ンパーから複数個作製することができるが、マザー・ス
タンパーには樹脂材料を用いるため、従来の重クロム酸
等による剥離処理は不必要で、容易に剥離する結果、フ
ァザー・スタンパーの微細パターンか劣化せず、マザー
・スタンパーか複数個作製されてもマザー・スタンパー
のvl細パターンは劣化しない。スタンバ−はマザー・
スタンパーから従来の剥離処理をへて得られるが、該ス
タンバ−は1つのマザー・スタンパーか61つしか作製
されいため、パターンの劣化は増大しない。
又第3図は、従来の情報記録媒体用スタンバ−の製造方
法を説明する概略図であり、本図の上部に示しであるの
は、一部拡大模式断面図である。
同図において、7は青板ガラス等のガラス基板、5はス
タンバ−の凹凸を形成するためのレジスト・パターン、
1は上記のガラス基板にレジストを塗布し、バターニン
グしたガラス原盤、2はガラスJM盤に導電化処理を施
し、電鋳により基材形成し剥離することで得られるファ
ザー・スタンパー16はファザー・スタンパーに剥離処
理を施し、電鋳によ基材形成し、剥離することで得られ
るマザー・スタンパー14はマザー・スタンパーに剥離
処理を施し、電鋳により基材形成し剥離することで得ら
れる情報記録媒体用スタンバ−である。
軍2図に示した本発明の方法と比べ、第3図の従来法で
はファザー・スタンパー、マザー・スタンパー1及びス
タンバ−の各作製工程において剥離処理が施されており
、かつ、1つのファザー・スタンパーより複数のマザー
・スタンパー11つのマザースタンバ−から複数のスタ
ンバ−をjitているので、微細パターンの劣化は増大
してぃく。
第4図には、本発明の方法による各製造工程の概略を示
す。
まず、青板ガラス等により成るガラス基板7上にスタン
バ−の凹凸を形成するためのレジスト・パターン5を形
成しくA)、次に、これをドライエッヂングし所定の深
さの微細パターンを形成しくB)、レジストの残漬を除
去することによりファゾー・スタンパ−2を得る(C)
、次にファザー・スタンパー上に樹脂基材によりマサ−
・スタンバ−3を形成する(D)、その後マザースタン
バ−3を剥離し、剥離した面に電鋳基材を形成するため
の導電化膜8を成膜しくE)、さらに電317 層を形
威しくF)、剥離すればスタンパ−4が得られる(G)
多数個取りマザー・スタンパーを作製するには、第5U
Aに示すようにすればよい。すなわち、第4図(C)で
得られるファゾー・スタンパ−2をファザー・スタンパ
ーを保持する多数個取りスタンパ−用架設台10に、フ
ァゾー・スタンパ−2と99数個取りスタンパ−用架設
合を接合するための拌合居9を介して固定しくA)1次
に多数個取りファザー・スタンパー−hに樹脂共材11
を形成しくB)、♀11離することにより多数@取りマ
ザー・スタンパ−I+を得る(C)、この多数個取りマ
ザー・スタンパー剥離面に主鋳よ(材を形成するための
導電化膜8を成膜しくD)、さらに電ZJiによりマザ
ー・スタンパ−に電鋳層12”を形成しくE)、剥離す
ればスタンバ−12を得る(F)。
第7図には多数個取りスタンバ−の製造工程に用いるこ
とのできる多数個取りファザー・スタンパーの1例を示
す模式斜視図であるが、形状はこれに制限されるもので
はない。
又、第5図に示したように架設台は、ファゾースタンバ
ー及び接着層の厚みを考慮し、予め凹状に形成しておき
樹IFt形成面を平面とすることが好ましいか、形態と
しては第6図の(A)(第51*Iと同じ形態)、(B
)、(C)等種々の形を取ることができる。すなわち、
(B)は、情報記録媒体用ファゾースタンパー2を多数
個取りスタンバ−用架設台10の所定の位置にエポキシ
系接着剤により接着を行ないさらに樹脂形成面を平面に
するため、S数個取りスタンパ−用架設台の上蓋13を
エポキシ系接41?剤により接着することにより業7図
にノj1す多数個取りファゾー・スタンパ−を製作する
ものである。
又、(C)は多数個取りスタンパ−用架設台10の所定
の付置に凸部を設け、その411部に情報記録媒体用フ
ァゾー・スタンパ−2をエポキシ系接着剤により固定し
、ざらに樹脂形成面を平面にするため、多数個取りスタ
ンパ−用架設台の上蓋13をエポキシ系接着剤により接
着することにより、第7図に示す多数個取りファザー・
スタンパーを製作するものである、 〔実施例コ 実施例1 笛l閃のr程説明図及び第4四の情報記録媒体用スタン
バ−の製造下程図に〕ふづきスタンパ−を製作した。ま
ず青板ガラス等のガラスJ、U板7にレジスト1漠を形
成する。レジストは、Az13004.6CP  (会
社名:ヘキスト・ジャパン)をレジスト:シンナー=1
:2のwL比で希釈する。希釈レジストをガラス貼板7
に滴下し、スピンナー回転速度3000 rpmで1摸
厚f 000λのレジスト膜を形成する。その後レーザ
ー・カッティングマシーン、密着露光装置PLA(会社
名:キャノン)等の露光装置を用い、所定の凹凸のパタ
ーン(同心円状、スパイラル状、ストライブ状いずれで
もよいが、本実施例ではスパイラル状とした)をカッテ
ィングし、現像することでレジスト・パターン5を/f
二成し、ガラスJ!1盤を得た。(第4図工程(A)) 次にトライエツチング装置によりガラス原盤を1000
人エツチングすることにより、ピッチL、liμm、段
差i ooo入のスパイラル状案内溝よりなるトラッキ
ング用溝及び情報相ピット等の凹凸の入った微細パター
ンを刻設しファザー・スタンパー2を得た(第4図工程
(B))。ドライエツチング条件は)記の通りであった
*ドライエツチング条件 真空度     I X 1O−3Pa工、7チングガ
ス へr、CF4.C2F。
エツチングtime  5 min 次に、このファザー・スタンパー2の表面に付着してい
るフォトレジストを酸素プラズマ・アッシング等の方法
を用い除去した後、樹脂基材3を形成し剥離しマザー・
スタンパーとする。(第4図工程(D)) 尚、この樹脂基材の形成にはいわゆる2P(フォト・ポ
リマー)7去を用いた。すなわち、ファザー・スタンパ
ー2の上に、紫外線により硬化するエポキシアクリレー
ト系の樹脂(商品名:MIIA−5000、会社名:三
菱レイヨン)を塗布し、直径5インチφ、厚さ1.Im
mのガラス基材で上蓋をした後、ガラス基材側から紫外
線を照射し、アクリレート系の樹脂MRA−5000を
硬化させ、ファザー・スタンパーより剥離することによ
りマザー・スタンパーを得た。
次に、2P樹脂で形成されたマザー・スタンパー3の表
面にニッケルIIQ 1000入をスパッター装置によ
り、成膜することで、導電化膜8を形成した。(第4図
工程(E)) さらに電鋳装置により下記に示す電鋳戒を用いニッケル
I、’、= 鈷を行ない0.1 mm〜0.3mmのニ
ッケル溝を形成し剥離することで、本発明の情報記録媒
体用スタンバ−を製作した。(第4図工程(F)及び(
G)) 電鋳液の組成比をF記に示す スルファミン酸ニッケル・4水塩 [N: (81+2SO3)2・411□O]   5
00g/l硼酸[H,口03]          3
5〜38g71ビツト防止剤          25
m1/I実施例2 軍4図の情報記録媒体用スタンバ−の製造工程し1で示
される工程(D)のマザー・スタンパーの製造方法で樹
脂藁材として、いわゆる2P(フォト・ポリマー)法を
用いた。
ピッチ1.6μm、段差1000Aのスパイラル状案内
満が形成されたファザー・スタンパー2の上に、紫外線
により硬化するエポキシアクリレート系の樹脂(商品名
: MRA−5000、会社名:三菱レイヨン)を塗布
し、直径5インチφ、厚さ1.1mmのPMMA、又は
PCで上蓋をした後、上蓋側から紫外線を照射し、アク
リレート系の樹脂M貼−5000を硬化させ、ファザー
・スタンパーより剥離することによりマザー・スタンパ
ーとした。以下、実Jifii例1と同様の工程を経て
情報記録媒体用スタンバ−が製作された。
実施例3 第4 UAの情報記録媒体用スタンバ−の製造工程図で
示される工程(D)のマザー・スタンパーの製造方性で
樹脂共材として、樹脂のモノマー又は、溶練を含んだプ
レポリマーを用いる注型成形法によりマザー・スタンパ
ーを製造した。すなわち、ピッチ12μm1段差300
0λのストライプ状案内溝が形成されたファゾースタン
バー2の周辺にスペーサーを設はセルを組み立てた。該
セルに下3r!、に示す組成によるプレポリマー(液状
樹脂)を注入し、120℃で10時間の硬化を行ない、
その後、ファザー・スタンパーより剥離することにより
マザー・スタンパーとした。以下、実施例1と同様の工
程を経て情報記録媒体用スタンパ−が製作された。
(配合組成) メタクリル酸メチル      70重量部メタクリル
酸ターシャリブチル 25重量部ポリエチレングリコー
ル ジメタクリレート(分子量620)  5f[h1部実
施例4 第4図の情報記録媒体用スタンパ−の製造工程図で示さ
れる工程(C)のファザー・スタンパーを用い多数個取
りスタンバ−を製作した。すなわち、軍5図のS数個取
りスタンバ−の製造工程図を用いて説明すると、多数個
取りスタンバ−用架設台10にファザー・スタンパー2
をエポキシ系1g着剤により接着する。多数個取りスタ
ンバ−用梨設合10にはファザー・スタンパー2と接合
1M9のJtJみを加えた溝加工を施しである。得られ
たファザー・スタンパーは第6図(A)に示した構成と
なっている。
溝加工は、メタルタイヤモント砥石を用い円形状に溝加
工を施した次に実施例2と同様にして、第7図に示す多
数個取りファザー・スタンパーのEに紫外線により硬化
するエポキシアクリレート系の樹脂(商品名: MRA
−5000:会社名F菱しイヨン)を塗布し直径20イ
ンチφ、厚さ3.5mmのPMMA又は、PCで上蓋を
した後、上蓋側より紫外線を照射し、アクリレート系の
樹脂MRA−5000を硬化させ、多数個取りマザー・
スタンパー11を得た。
次に多数個取りマザー・スタンパー11の表面にスパッ
ター装置により、ニッケル膜を1000大成服し、これ
を導電化膜とする。らに型鋳装置によりニッケル電鋳を
行ない0.1 mm〜0.:1mmのニッケル層を形成
し、剥離することで多数個取りスタンバ−12が製作さ
れた。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の情報記録媒体用スタンバ−
の製造方法によれば、ドライ・エツチングによりトラッ
キンク用溝及び情報用ピット等の凹凸の入ったファゾー
スタンバーを用い、樹脂基材によりマザー・スタンパー
を製作することにより、悄flJj己録媒体用スタンバ
ーのクループ面にキズが入りにくく、マザースタンバ−
の製造時間を短縮する効果がある。さらに本発明の構成
を用いることで、品質の安定性及び信頼性の高い情報記
録媒体用スタンバ−が製造できる。
また、樹脂共材によりマザー・スタンパーを製作コrる
工程において、多数個取りマザー・スタンパーを用いれ
ば多数個取りスタンバ−が製作できる。
この多数個取りスタンバ−を用いることにより、−度に
複数枚まとめて情報記録媒体用基板を製造することがで
きる。効果として生産効率の大幅な向上か達成され、情
報記録媒体のコスト低減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
笛1図は、本発明の情報記録媒体用スタンバ−の製造方
法による流れを示した説明図、第2図は本発明の方法に
よる流れを模式的に示した図であり、上部は微細パター
ンの模式断面図、第3図は従来の方法による流れを模式
的に示した図であり1部は微細パターンの模式断面図、
′f24図は本発明の方法により(A)→(G)の順で
スタンバ−を製造する工程図、第5図は本発明の方法に
より(A)→(F)の順で多数個取りスタンバ−を製造
する工程図、第6図は本発明に係る多数個取りファザー
・スタンパーの態様を示す製造方法説明図、第7図は本
発明に係る多数個取りファザー・スタンパーの模式斜視
図である。 l・・・ガラス原盤 2・・・ファザー・スタンパー 3・・・樹脂基材(マザー・スタンパー)4・・・情報
記録媒体用スタンバ− 5・・・レジスト・パターン 6・・・マザー・スタンパー 7・・・ガラス基板 8・・・導電化膜 9・・・接合層 0・・・多数個取りスタンバ−用架設台1・・・多数個
取りマザー・スタンパー2・・・多数個取りスタンバ−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガラス基板にレジスト膜を形成して、該レジスト膜
    にカッティングを施し微細な凹凸パターンを形成しガラ
    ス原盤を製作する工程、得られたガラス原盤にドライ・
    エッチングを行ないファザー・スタンパーを製作する工
    程、得られたファザー・スタンパーに樹脂基材を形成し
    剥離しマザー・スタンパーを製作する工程、得られたマ
    ザー・スタンパーに金属導電膜を形成し、この上に電鋳
    によって電鋳基材を形成した後、該電鋳基材と共に該金
    属導電膜を前記マザー・スタンパーより剥離しスタンパ
    ーを製作する工程とから成ることを特徴とする情報記録
    媒体用スタンパーの製造方法。 2、前記マザー・スタンパーを製作する工程において、
    前記ファザー・スタンパーの複数個をスタンパー用架設
    台に固着し、多数個取りマザー・スタンパーを製作する
    ことにより多数個取りスタンパーを製造する請求項1に
    記載の方法。
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