JPH0337541A - 弁および管のリーク原因判別方法およびその判別装置 - Google Patents

弁および管のリーク原因判別方法およびその判別装置

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JPH0337541A
JPH0337541A JP17202689A JP17202689A JPH0337541A JP H0337541 A JPH0337541 A JP H0337541A JP 17202689 A JP17202689 A JP 17202689A JP 17202689 A JP17202689 A JP 17202689A JP H0337541 A JPH0337541 A JP H0337541A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、各種プラントにおける弁や管の漏洩(リーク
)原因を迅速に究明する弁および管のリーク原因判別方
法およびその判別装置に関する。
(従来の技術〉 発電プラントや化学プラントにおいては、各種流体の移
送および制卸のため多数の管および弁が設けられている
が、このような弁においては、例えば弁座が異物を噛み
込んだり、エロージョンを起したりして弁座にリークが
発生することがある。そこで、従来4第7図に示すよう
なシステムを用いて、例えば弁座のリークの有無やその
程度を検出していた。
このシステムにおいては、管1に設けられた弁2に音響
センサ3を取イ4け、この音響セン(す3にアンプ4を
介してリーク判定装置5を接続する。
リーク判定装置5には、基準音響信号移送器6も接続す
る。
弁2が閉止状態のときに、弁座に何らかの異常があって
リークが生じると、弁を通る流体の乱れ、キャビテーシ
ョン、衝撃波等を原因として高周波数(数10kHz〜
数100kl−1z)の超音波が発生する。音響センサ
3は、この超音波を捕らえ、電気的な音響信号に変換す
る。この音響しン→ノ3からの音響信号はアンプ4で増
幅し、弁座のリークを表す音響信号だけを通過(フィル
タリング)させる。リーク判定装置5は、アンプ4から
送られてくる音響信号を、第8図および第9図に示づよ
うにそれぞれ実効値(RMS値)またはスペク1〜ルの
形で、基準音響信号移送器6から送られてくる基準値と
比較し、リークの有無またはその程度を検出する。
しかし、このようなシステムにおいては、リークの原因
までを特定することはできない。このため、たとえリー
クの発生やその程度が分かっても、リークの原因は実地
に検分してみなGプれは分からず、究明に時間がかかっ
ていた。
(発明が解決しようとする課題) このJ:うに、従来は、弁−や管のリークの有無および
程度は音響信号を使って検出することができても、その
原因を音響信号を使って特定づる方法がなかったため、
リークの原因は現場で調べてみな()れば分らず、究明
に時間がかかっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、リークの原
因を音響信号を使って迅速に特定する弁および管のリー
ク原因判別方法およびその判別装部を提供することを目
的とづ−る。
〔発明の構成〕
(課題を解決づるための手段) 本発明は上記課題を解決するために、弁または管に取付
けた音響センサによってリークを原因とする超音波を探
知して音響信号に換え、この音響信号の出力を周波数帯
別にレベル分けした後、予め同様にして求めておいたリ
ーク原因ごとの周波数帯別音響出力レベルと比較するこ
とによりリーク原因を特定する弁および管のリーク原因
判別方法を提供する。
また、本発明は弁または管から発せられる超音波を電気
的な音響信号に変換する音響センサと、この音響センサ
から出力される音響信号を複数の周波数舟に分割するス
ペク1〜ル解析装置と、このスペク1〜ル解析装置で周
波数帯別に分割された音響信号の出力を周波数帯別に検
出する周波数帯別出力検出器と、この周波数帯別出力検
出器で検出された音響信号の周波数帯別出力を、予め前
記各機器を用いて検出した弁または管のリーク原因ごと
の音響信号の周波数帯別出力と比較してリーク原因を特
定する周波数帯別出力比較器とを有する弁および管のリ
ーク原因判別装置を提供する。
(作用) 本発明においては、弁や管のリークを原因として発生す
る超音波は、弁′vO)管を流れる流体の音速をリーク
原因となる箇所の長さで除したものを周波数の主成分と
することに注目する。
すなわち、弁または管に音響センサを取イIIノ、弁ま
たは管のリークを原因とづる超音波を探知して電気的な
音響信号に換える。次いで、この音響信号の出力は、周
波数帯別にならし、予め設定しておいた幾つかのレベル
のうちの1つで代表させる。他方、種々のリーク原因で
発生する超音波について、予め同様にして周波数帯別の
音響出力し゛ベルを求めておく。そして、最終的に両者
の音響出力レベルを比較することによりリーク原因を特
定する。
(実施例〉 以下第1図ないし第6図を参照して本発明の詳細な説明
する。
弁や管にリークがあるときに発生ずる超音波の周波数は
、例えば同じエロージョンによるリークの場合でも、一
定の周波数の幅の間で゛種々の成分を有する。また、例
えば−4:tビテーションによる乱流、衝撃波に基づく
音響信号の周波数は、これとは異なる成分をもつ。
しかし、このような超音波は、弁や管を流れる流体中の
音速を■、音響発生原因となる代表的な箇所の1法を1
とすると、v/1で表される周波数を主成分にすると考
えられる。例えば第2図(A)に示すように、エロージ
ョンによって弁座20に幅1 の溝ができたときは、■
/1 、ま1 ・た第2図(B)に示すように、弁座20と弁体21の
間に径12、異物が噛み込まれて径りの隙間ができたと
きは、V/1  とV/j!3(j!3−πD)で表さ
れる周波数が主成分となる。
第3図は、リークが原因で発生した種々の超音波を電気
的な音響信号に変えた場合のスペクトルを示す図である
。エロージョンが原因で発生したスペクトルaは、高周
波数帯に(主成分)ピークを有する。弁座と弁体の間の
噛み込みによるスペクトルは、広い周波数に跨がってな
だらかなピクを示す。そして弁軸リークによるスペクト
ルは、低周波数帯に低いビーりを示す。スペク1〜ルd
はバックグラウンドである。
ところで、このような複9Itな形状のスベクI〜ルに
ついて、信号レベルを周波数帯別にならし、大・中・小
の3つレベルに代表させると、第4図(A)、(B)、
(C)、(D)に示すように簡単な形状になる。
したがって、リークによって発生する超音波の音響信号
スペクl−ルは、全体の形状からその原因を判定するこ
とはできないが、事前に種々のりりから発生ずる超音波
について、主成分となる周波数のi′?j”る周波数帯
を含め、周波数帯別に代表的な出力レベルを予め求めて
おく。そして実際に計測された信号についても同じよう
に周波数帯別に出力レベルを求め、両者の出力レベルと
比較すれば、リーク原因の特定が可能になる。
第1図は、本発明の第1実施例に係る弁座のリーク原因
を判別する弁のリーク原因判別装置の概略的な構成を示
す図である。
管20に設けられた弁21から発せられた超音波は、音
響センサ22によって、電気的な音響信号に変換される
。アンプ23は、音響センサ22からの音響信号を増幅
し、例えば弁座のリークを表す信号をフィルタリングす
る。弁座のリーク信号は、続いてスペクトル解析装置2
4に送り、例えば100〜600 k Hzの周波数の
信号を100 k l−1zごとの5つの周波数帯に分
割する。
次いで、この周波数帯別に分割された音響信号は、周波
数帯別出力検出器25に送られ、信号の出力を大・中・
小の3つのレベルに弁別される。
周波数帯別にレベル分(プされた音響信号は、この後周
波数帯別出力比較器26に送られるが、この周波数帯別
出力比較器26には、基準信号レベル記憶器27から、
予めリーク原因別の音響信号を基に大・中・小に分別し
て表28形式に表した基準信号レベルも送られる。そし
て、周波数帯別出力比較器26において、周波数帯別出
力検出器25から送られた周波数帯別にレベル分けされ
た音響信号と、基準信号レベル記憶器27から送られた
リーク原因別の基準信号レベルを比較すれば、弁座のリ
ーク原因を簡単に特定できる。
次に本発明の第2実施例を説明する。
第5図(A)に示すように、管30においても、溶接部
31のクラック32、また第5図(B)に示すように、
ドレンアタックによるエロージョン部33など、リーク
が発生する。
第6図は、このような管32のリーク原因を判別する管
のリーク原因判別装置を示す。第1図と同様の箇所には
同一の符号を付すことにより説明を省略で−る。
このシステムにおける基準信号レベル記憶器27には、
溶接部アタック、ドレンアタックなどのリーク原因につ
いて、表34のように、100に口lごとの周波数帯別
に大・中・小の3つのレベルで音響出力を表しておく。
そして、第1実施例と同様にして周波数帯別出力比較器
26において、管30のリーク原因を特定する。
なお上記実施例においては、出力信号のレベルを大・中
・小の3つに分番プたが、より多くのレベルに分けても
よい。また損傷の程度によって工ロジョン大、エロージ
ョン小等の原因項目を設定してもよい。
さらに出力のレベルは、絶対水準でなく、バックグラウ
ンドとの差で判断してもよい。
その他、上記実施例のシステムで用いた装置は、デジタ
ル式でもアナログ式でもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明においては、弁または管の
リーク原因を究明するのに、弁または管に音*1ン1す
を取(J t)、弁または管のリークを原因とする超音
波を探知して電気的な音響信号に換える。そして、弁や
管のリークを原因として発生ずる超音波は、弁や管を流
れる流体の音速をリーク原因となる箇所の長さで除した
ものを周波数の主成分とすることに注目し、この音響信
号の出力を周波数帯別にならし、予め設定しておいた幾
つかのレベルのうちの1つで代表させる。他方、種々の
リーク原因で発生する超音波について、予め同様にして
周波数帯別の音響出力レベルを求めておき、最終的に両
者の音響出力レベルを比較することによりリーク原因を
特定する。したがって、1 本発明の方法によれば、弁または管のリーク原因を音響
信号を使って迅速に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を実施するシステムの構成
図、第2図(A)J5よび(B)は弁のリーク箇所を示
づ断面図、第3図はリークに基づく音響スペク1〜ルを
示ず図、第4図(A)ないしくD)は第3図のスペクト
ルをレベル分けした図、第5図(A)および(B)は弁
のリーク箇所を示す断面図、第6図は本発明の第2実施
例を実施するシステムの構成図、第7図は従来のリーク
の有無またはリークの程度を判別するシステムの構成図
、第8図および第9図はそれぞれ音響出力をRMS値お
よびスペクトルで表した図である。 22・・・音響センサ、24・・・スペク]・ル解析装
置、25・・・周波数帯別出力検出器、“26・・パ周
波数帯別出力比較器、27・・・基準信号レベル記憶器
。 2 (A) CB) 第 図 (エローソ′ヨン) (A) (弁軸リーク) (Cン (*ふ込、7+) (B) (A”z77パラウノ0 (D) 同 波数 第 図 2 j (A) (B) 第 図 國S問8(J4用油兵

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、弁または管に取付けた音響センサによってリークを
    原因とする超音波を探知して音響信号に換え、この音響
    信号の出力を周波数帯別にレベル分けした後、予め同様
    にして求めておいたリーク原因ごとの周波数帯別音響出
    力レベルと比較することによりリーク原因を特定する弁
    および管のリーク原因判別方法。 2、弁または管から発せられる超音波を電気的な音響信
    号に変換する音響センサと、この音響センサから出力さ
    れる音響信号を複数の周波数帯に分割するスペクトル解
    析装置と、このスペクトル解析装置で周波数帯別に分割
    された音響信号の出力を周波数帯別に検出する周波数格
    別出力検出器と、この周波数格別出力検出器で検出され
    た音響信号の周波数格別出力を、予め前記各機器を用い
    て検出した弁または管のリーク原因ごとの音響信号の周
    波数格別出力と比較してリーク原因を特定する周波数格
    別出力比較器とを有する弁および管のリーク原因判別装
    置。
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