JPH0337439A - 電磁式油圧ダンパ - Google Patents
電磁式油圧ダンパInfo
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- JPH0337439A JPH0337439A JP17164789A JP17164789A JPH0337439A JP H0337439 A JPH0337439 A JP H0337439A JP 17164789 A JP17164789 A JP 17164789A JP 17164789 A JP17164789 A JP 17164789A JP H0337439 A JPH0337439 A JP H0337439A
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Links
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Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、通電に応じて発生減衰力を変化させるソレノ
イドバルブを備えた電磁式油圧ダンパの改良に関する。
イドバルブを備えた電磁式油圧ダンパの改良に関する。
(従来の技術)
通電に応じて発生減衰力を変化させるソレノイドバルブ
を備えた電磁式油圧ダンパとして、例えば実開昭60−
182211号が知られている。
を備えた電磁式油圧ダンパとして、例えば実開昭60−
182211号が知られている。
これは、ピストンを摺動自由に収装したシリングと、ピ
ストンの摺動に伴ってこのシリングから排出される作動
油を貯留する油溜室とを結ぶ作動油の通路に、ソレノイ
ドバルブを介装したもので、ソレノイドバルブは励磁電
流のONとOFFを周期的に繰り返すいわゆるパルスワ
イズモジュレーション(PWM)制御に対応して開閉し
、0N−OFFのデユーティ比に応じた減衰力を発生さ
せるようになっている。
ストンの摺動に伴ってこのシリングから排出される作動
油を貯留する油溜室とを結ぶ作動油の通路に、ソレノイ
ドバルブを介装したもので、ソレノイドバルブは励磁電
流のONとOFFを周期的に繰り返すいわゆるパルスワ
イズモジュレーション(PWM)制御に対応して開閉し
、0N−OFFのデユーティ比に応じた減衰力を発生さ
せるようになっている。
(発明の課題)
ところで、このような電磁式油圧ダンパにあっては、ソ
レノイドバルブのバルブ本体が励磁されたソレノイドの
閉磁路の一部を構成するようになっているため、バルブ
本体を磁性材で構成する必要があった。しかし、磁性材
のバルブ本体はダンパ内部に発生した摩耗鉄粉等を吸着
しやすく、このようにしてバルブ本体に付着した鉄粉は
バルブの作動不良の原因となるので、好ましい動作環境
を維持するためには、摩耗鉄粉が発生しないよう摺動部
等の設計に特別の考慮を払う必要があった。
レノイドバルブのバルブ本体が励磁されたソレノイドの
閉磁路の一部を構成するようになっているため、バルブ
本体を磁性材で構成する必要があった。しかし、磁性材
のバルブ本体はダンパ内部に発生した摩耗鉄粉等を吸着
しやすく、このようにしてバルブ本体に付着した鉄粉は
バルブの作動不良の原因となるので、好ましい動作環境
を維持するためには、摩耗鉄粉が発生しないよう摺動部
等の設計に特別の考慮を払う必要があった。
本発明は、以上の問題点に鑑みて、摩耗鉄粉が発生して
も作動不良を起こしにくい構造のソレノイドバルブを備
えた電磁式油圧ダンパを提供することを目的とする。
も作動不良を起こしにくい構造のソレノイドバルブを備
えた電磁式油圧ダンパを提供することを目的とする。
(課題を遠戚するための手段)
本発明は、ピストンロッドを結合したピストンを摺動自
由に収装したシリングと、ピストンの摺動に伴ってシリ
ングから排出される作動油を貯留する油溜室とを結ぶ作
動油の通路に、外部からの通電に応じて流通抵抗を変化
させるソレノイドバルブを備えた電磁式油圧ダンパにお
いて、ソレノイドバルブを前記作動油通路を横断して通
路断面積を変化させる非磁性材のバルブ本体と、このバ
ルブ本体と一体に変位する磁性材の吸着部と、励磁電流
に応じた電磁吸引力でこの吸着部を吸引す3 るソレノイドとで構成している。
由に収装したシリングと、ピストンの摺動に伴ってシリ
ングから排出される作動油を貯留する油溜室とを結ぶ作
動油の通路に、外部からの通電に応じて流通抵抗を変化
させるソレノイドバルブを備えた電磁式油圧ダンパにお
いて、ソレノイドバルブを前記作動油通路を横断して通
路断面積を変化させる非磁性材のバルブ本体と、このバ
ルブ本体と一体に変位する磁性材の吸着部と、励磁電流
に応じた電磁吸引力でこの吸着部を吸引す3 るソレノイドとで構成している。
(作用)
バルブ本体は磁性材の吸着部に作用するソレノイドの電
磁吸引力により、吸着部と一体に変位して通路の流通断
面積を変化させ、発生減衰力を変化させる。このバルブ
本体は非磁性材で構成されているため作動油中の摩耗鉄
粉を吸着せず、摩耗鉄粉の吸着による作動不良を起こさ
ない。
磁吸引力により、吸着部と一体に変位して通路の流通断
面積を変化させ、発生減衰力を変化させる。このバルブ
本体は非磁性材で構成されているため作動油中の摩耗鉄
粉を吸着せず、摩耗鉄粉の吸着による作動不良を起こさ
ない。
(実施例)
第1図〜第6図に本発明の実施例を示す。
第1図はフロント7オーりを示し、1はアウタチューブ
、2はアウタチューブに摺動自由に挿入されたインナチ
ューブであり、アウタチューブ1の内側に立設したシリ
ング3の内側に、インナチューブ2にピストンロッド4
を介して支持されたピストン5が摺動自由に収装される
。
、2はアウタチューブに摺動自由に挿入されたインナチ
ューブであり、アウタチューブ1の内側に立設したシリ
ング3の内側に、インナチューブ2にピストンロッド4
を介して支持されたピストン5が摺動自由に収装される
。
シリング3の内側はピストン5により油室6と7に画成
され、油室6から油室7へ作動油を流入させるチエツク
弁9と、ピストンロッド4の中空部に形成された通路1
0から油室7に作動油を流入させるリリーフ弁11と、
油室6と7を連通ずる小断面のオリフィス8がピストン
5に設けられる。なお、油室6と通路10とはピストン
ロッド4に形成したボー)4Aを介して常時連通ずる。
され、油室6から油室7へ作動油を流入させるチエツク
弁9と、ピストンロッド4の中空部に形成された通路1
0から油室7に作動油を流入させるリリーフ弁11と、
油室6と7を連通ずる小断面のオリフィス8がピストン
5に設けられる。なお、油室6と通路10とはピストン
ロッド4に形成したボー)4Aを介して常時連通ずる。
インナチューブ2の上部には油面の上方に空気を封入し
た油溜室13が設けられ、油室7の底部にはアウタチュ
ーブ1とシリング3の間の環状断面の通路15を介して
油室7の作動油をこの油溜室13に流出させるリリーフ
弁16と、逆方向の油通を行うチエツク弁17が設けら
れる。また、油室6と油溜室13とを連通ずる小断面の
オリフィス14が、シリング3の上端を密閉するベアリ
ング12に形成される。19は油溜室13の内側を通っ
てインナチューブ2とシリング3との開に介装された懸
架スプリングである。
た油溜室13が設けられ、油室7の底部にはアウタチュ
ーブ1とシリング3の間の環状断面の通路15を介して
油室7の作動油をこの油溜室13に流出させるリリーフ
弁16と、逆方向の油通を行うチエツク弁17が設けら
れる。また、油室6と油溜室13とを連通ずる小断面の
オリフィス14が、シリング3の上端を密閉するベアリ
ング12に形成される。19は油溜室13の内側を通っ
てインナチューブ2とシリング3との開に介装された懸
架スプリングである。
油溜室13の上方には、ピストンロッド4の内側の通路
10を油溜室13に連通ずるソレノイドバルブ20が設
けられる。
10を油溜室13に連通ずるソレノイドバルブ20が設
けられる。
このソレノイドパルプ20は第2図に詳細に示されるよ
うに、ソレノイド21と、ソレノイド21の電磁吸引力
によりストッパ22に吸着される吸着部23と、吸着部
23に圧入固定されたバルブ本体としてのスプール24
を備える。
うに、ソレノイド21と、ソレノイド21の電磁吸引力
によりストッパ22に吸着される吸着部23と、吸着部
23に圧入固定されたバルブ本体としてのスプール24
を備える。
ソレノイド21はピストンロッド4に支持された支持部
材30にスプールガイド29及びストッパ22を介しで
上向きに支持されたワッシャ31と、ピストンロッドの
上端に螺合するナツト27に下向きに支持されたワッシ
ャ26との間にボビン25を介して挟持される。また、
ソレノイド21の外側はインナチューブ2の上端に螺合
するバルブケース28に覆われ、ソレノイド21に励磁
電流を供給する配#X33が、袋ナツト34によりバル
ブケース28に締め付けられたカバー35とワッシャ2
6とを貫通してインナチューブ2がら上方へと導かれる
。
材30にスプールガイド29及びストッパ22を介しで
上向きに支持されたワッシャ31と、ピストンロッドの
上端に螺合するナツト27に下向きに支持されたワッシ
ャ26との間にボビン25を介して挟持される。また、
ソレノイド21の外側はインナチューブ2の上端に螺合
するバルブケース28に覆われ、ソレノイド21に励磁
電流を供給する配#X33が、袋ナツト34によりバル
ブケース28に締め付けられたカバー35とワッシャ2
6とを貫通してインナチューブ2がら上方へと導かれる
。
スプール24は筒状に形成され、ピストンロッド4の外
側に装着したスプールガイド29の外側に吸着部23と
ともに軸方向に摺動自由に嵌合する。スプール24と支
持部材30との間にはスプリング32が、吸着部23と
ワッシャ31との間にはスプリング36がそれぞれ介装
され、スプール24と吸着部23はこれらのつり合い位
置に保持される。また、ストッパ22は吸着部23との
間に若干のクリアランスをもってスプールガイド29の
上端に支持される。
側に装着したスプールガイド29の外側に吸着部23と
ともに軸方向に摺動自由に嵌合する。スプール24と支
持部材30との間にはスプリング32が、吸着部23と
ワッシャ31との間にはスプリング36がそれぞれ介装
され、スプール24と吸着部23はこれらのつり合い位
置に保持される。また、ストッパ22は吸着部23との
間に若干のクリアランスをもってスプールガイド29の
上端に支持される。
スプール24には開口部24Aが形成される。
また、通路10に連通ずるポート30がスプールガイド
29とピストンロッド4の壁面を貫通して形成される。
29とピストンロッド4の壁面を貫通して形成される。
スプール24はスプリング32と36のつり合い位置に
保持された状態では開口部24Aをポート30に連通し
、吸着部23のストッパ22への吸着により上方へ変位
することで開口部24Aをポート30から遮断する。
保持された状態では開口部24Aをポート30に連通し
、吸着部23のストッパ22への吸着により上方へ変位
することで開口部24Aをポート30から遮断する。
以上の部材のうちピストンロッド4とワッシャ26、パ
ルプケース28、ストッパ22及び吸着部23は磁性材
、ボビン25、ワッシャ31、スプール24及びスプー
ルガイド29は非磁性材であり、さらにスプール24は
アルミ合金で構成される。
ルプケース28、ストッパ22及び吸着部23は磁性材
、ボビン25、ワッシャ31、スプール24及びスプー
ルガイド29は非磁性材であり、さらにスプール24は
アルミ合金で構成される。
次に作用を説明する。
7−
ソレノイド21が励磁されていない状態では、開口部2
4Aがポート30に連通している。この状態でフロント
7オークが圧側に作動すると、縮小する油室7の作動油
がチエツク弁9を介して油室6に流入する一方で、シリ
ング3に侵入するピストンロッド4の侵入体積分の作動
油は、通路10からソレノイドバルブ20を介して油溜
室13へ流出する。
4Aがポート30に連通している。この状態でフロント
7オークが圧側に作動すると、縮小する油室7の作動油
がチエツク弁9を介して油室6に流入する一方で、シリ
ング3に侵入するピストンロッド4の侵入体積分の作動
油は、通路10からソレノイドバルブ20を介して油溜
室13へ流出する。
また、フロント7オークが伸側に作動すると、拡大する
油室7にチエツク弁17を介して油溜室13の作動油が
抵抗なく流入する一方、縮小する油室7の作動油はやは
り通路10からソレノイドバルブ20を通って油溜室1
3へ流出する。
油室7にチエツク弁17を介して油溜室13の作動油が
抵抗なく流入する一方、縮小する油室7の作動油はやは
り通路10からソレノイドバルブ20を通って油溜室1
3へ流出する。
これらの作動において発生する減衰力は主としてソレノ
イドバルブ20を流通する作動油の圧力損失に上るが、
ソレノイド21が励磁されていない状態では開口部24
Aとポート30が大きく重なり合っているため、ソレノ
イドバルブ20における圧力損失は小さく、したがって
発生減衰力も小さい。
イドバルブ20を流通する作動油の圧力損失に上るが、
ソレノイド21が励磁されていない状態では開口部24
Aとポート30が大きく重なり合っているため、ソレノ
イドバルブ20における圧力損失は小さく、したがって
発生減衰力も小さい。
8−
一方、ソレノイド20が励磁されると、第2図の矢印に
示すようにソレノイド20の周囲の磁性材を結ぶ磁界が
形成され、吸着部23がストッパ22に吸着される。そ
して、吸着部23と一体にスプール24が上方へ変位し
、開口部24Aとポート30の連通が遮断される。この
結果、フロント7オークの圧側作動においては、シリン
ダ3から流出するピストンロッド4の侵入体積分の作動
油がリリーフ弁16を押し開いて通路15から油溜室1
3へ流出し、リリーフ弁16の開弁抵抗に基づく大きな
減衰力を発生させる。また、伸側作動においては油溜室
13の作動油がチエツク弁17から油室7に還流する一
方で、縮小する油室6の作動油がリリーフ弁11を押し
開いて油室7に流出し、リリーフ弁11の開弁抵抗によ
り大きな減衰力を発生させる。なお、圧側作動において
はオリフィス14を、伸側作動においてはオリフィス8
と14をそれぞれ少量の作動油が流通するので、ソレノ
イドバルブ20の閉鎖時における減衰力特性は第4図に
示すようになる。
示すようにソレノイド20の周囲の磁性材を結ぶ磁界が
形成され、吸着部23がストッパ22に吸着される。そ
して、吸着部23と一体にスプール24が上方へ変位し
、開口部24Aとポート30の連通が遮断される。この
結果、フロント7オークの圧側作動においては、シリン
ダ3から流出するピストンロッド4の侵入体積分の作動
油がリリーフ弁16を押し開いて通路15から油溜室1
3へ流出し、リリーフ弁16の開弁抵抗に基づく大きな
減衰力を発生させる。また、伸側作動においては油溜室
13の作動油がチエツク弁17から油室7に還流する一
方で、縮小する油室6の作動油がリリーフ弁11を押し
開いて油室7に流出し、リリーフ弁11の開弁抵抗によ
り大きな減衰力を発生させる。なお、圧側作動において
はオリフィス14を、伸側作動においてはオリフィス8
と14をそれぞれ少量の作動油が流通するので、ソレノ
イドバルブ20の閉鎖時における減衰力特性は第4図に
示すようになる。
ところで、ソレノイド20の励磁電流を第3図に示すよ
うにONとOFFを周期的に繰り返すPWM(パルスワ
イズモジュレーション)制御すると、スプール24がこ
の0N−OFFに対応して変位し、開口部24Aとポー
ト30の連通と連断とを繰り返す。この結果、圧側作動
油はソレノイドバルブ20とリリーフ弁16を、伸側作
動油はソレノイドバルブ20とリリーフ弁11を通って
それぞれ流通し、発生減衰力は第4図に示すようにデユ
ーティ比の設定に応じて、ソレノイド21へ連続的に通
電した場合(デユーティ比100%)と、全く通電しな
い場合(デユーティ比0%)との間の任意のレベルに調
整される。
うにONとOFFを周期的に繰り返すPWM(パルスワ
イズモジュレーション)制御すると、スプール24がこ
の0N−OFFに対応して変位し、開口部24Aとポー
ト30の連通と連断とを繰り返す。この結果、圧側作動
油はソレノイドバルブ20とリリーフ弁16を、伸側作
動油はソレノイドバルブ20とリリーフ弁11を通って
それぞれ流通し、発生減衰力は第4図に示すようにデユ
ーティ比の設定に応じて、ソレノイド21へ連続的に通
電した場合(デユーティ比100%)と、全く通電しな
い場合(デユーティ比0%)との間の任意のレベルに調
整される。
なお、スプール24はアルミ合金製で質量が小さいため
、PWM制御による励磁電流の0N−OFFに対して応
答良く変位する。また、非磁性材であるため、作動油中
に含まれる摩耗鉄粉を吸着せず、したがって摩耗鉄粉の
吸着による作動不良の恐れもない。
、PWM制御による励磁電流の0N−OFFに対して応
答良く変位する。また、非磁性材であるため、作動油中
に含まれる摩耗鉄粉を吸着せず、したがって摩耗鉄粉の
吸着による作動不良の恐れもない。
第5図は本発明をリヤクンジョンユニ・ントに適用した
別の実施例で、ここでは油溜室13の代わりにアウタチ
ューブ1の外側に作動油タンク40を設け、シリング3
内の油室6からアウタチューブ1とシリング3の間の環
状隙間を通って導(・た通路10と、アウタチューブ1
の底部の作動油タンク40との連通部41との開に、前
記第1の実施例と同様に構成されたソレノイドバルブ2
0を介装している。
別の実施例で、ここでは油溜室13の代わりにアウタチ
ューブ1の外側に作動油タンク40を設け、シリング3
内の油室6からアウタチューブ1とシリング3の間の環
状隙間を通って導(・た通路10と、アウタチューブ1
の底部の作動油タンク40との連通部41との開に、前
記第1の実施例と同様に構成されたソレノイドバルブ2
0を介装している。
また、第6図は同様のりャクッションユニントにおいて
ソレノイドバルブ20を作動油タンク40側に設けた更
に別の実施例であり、ここではソレノイド21を100
%のデユーティ比で励磁した場合でも開口部24Aとポ
ート30の間が完全には遮断されず、この流通部がオリ
フィス14と同様の機能を果たすようになっている。
ソレノイドバルブ20を作動油タンク40側に設けた更
に別の実施例であり、ここではソレノイド21を100
%のデユーティ比で励磁した場合でも開口部24Aとポ
ート30の間が完全には遮断されず、この流通部がオリ
フィス14と同様の機能を果たすようになっている。
このように、本発明はりャクッションユニツ)にも適用
することができる。
することができる。
(発明の効果)
以上のように、本発明の電磁式油圧ダンパは、ソレノイ
ドバルブを非磁性材のバルブ本体と、こ1 部、24・・・スプール、29・・・スプールがイド。
ドバルブを非磁性材のバルブ本体と、こ1 部、24・・・スプール、29・・・スプールがイド。
のバルブ本体と一体に変位する磁性材の吸着部と、励磁
電流に応じた電磁吸引力でこの吸着部材を吸引するソレ
ノイドとで構成したため、バルブ本体が作動油に含まれ
る摩耗鉄粉を吸着して作動不良を起こす不都合を防止で
きる。また、バルブ本体を軽量化することができる。し
たがって、減衰力の調整を確実かつ応答良く行うことが
できる。
電流に応じた電磁吸引力でこの吸着部材を吸引するソレ
ノイドとで構成したため、バルブ本体が作動油に含まれ
る摩耗鉄粉を吸着して作動不良を起こす不都合を防止で
きる。また、バルブ本体を軽量化することができる。し
たがって、減衰力の調整を確実かつ応答良く行うことが
できる。
第1図は本発明の実施例を示すフロント7オーりの縦断
面図、第2図は同じく要部を拡大した断面図、第3図は
PWM制御を説明するグラフ、第≠図は減衰力特性を示
すグラフである。また、第5図は別の実施例を示すリヤ
クツションユニットの縦断面図、第6図は更に別の実施
例を示すリヤクツションユニットの縦断面図である。 1・・・アウタチューブ、2・・・インナチューブ、3
・・・シリング、4・・・ピストンロッド、5・・・ピ
ストン、6.7 ・・・ 泪1溜室、 10 ・・・
通路、 11.16 ・・・ リリーフ弁、13・
・・油溜室、20・・・ソレノイドバルブ、21・・・
ソレノイド、22・・・ストッパ、23・・・吸着2
面図、第2図は同じく要部を拡大した断面図、第3図は
PWM制御を説明するグラフ、第≠図は減衰力特性を示
すグラフである。また、第5図は別の実施例を示すリヤ
クツションユニットの縦断面図、第6図は更に別の実施
例を示すリヤクツションユニットの縦断面図である。 1・・・アウタチューブ、2・・・インナチューブ、3
・・・シリング、4・・・ピストンロッド、5・・・ピ
ストン、6.7 ・・・ 泪1溜室、 10 ・・・
通路、 11.16 ・・・ リリーフ弁、13・
・・油溜室、20・・・ソレノイドバルブ、21・・・
ソレノイド、22・・・ストッパ、23・・・吸着2
Claims (1)
- ピストンロッドを結合したピストンを摺動自由に収装
したシリンダと、ピストンの摺動に伴ってシリンダから
排出される作動油を貯留する油溜室とを結ぶ作動油の通
路に、外部からの通電に応じて流通抵抗を変化させるソ
レノイドバルブを備えた電磁式油圧ダンパにおいて、ソ
レノイドバルブを前記作動油通路を横断して通路断面積
を変化させる非磁性材のバルブ本体と、このバルブ本体
と一体に変位する磁性材の吸着部と、励磁電流に応じた
電磁吸引力でこの吸着部を吸引するソレノイドとで構成
したことを特徴とする電磁式油圧ダンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17164789A JPH0337439A (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | 電磁式油圧ダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17164789A JPH0337439A (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | 電磁式油圧ダンパ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0337439A true JPH0337439A (ja) | 1991-02-18 |
Family
ID=15927092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17164789A Pending JPH0337439A (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | 電磁式油圧ダンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0337439A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5400877A (en) * | 1991-03-13 | 1995-03-28 | Alfred Teves Gmbh | Two-tube shock absorber |
US5472070A (en) * | 1991-09-27 | 1995-12-05 | Alfred Teves Gmbh | Controllable hydraulic vibration absorber |
KR100841929B1 (ko) * | 2007-02-02 | 2008-06-30 | 주식회사 만도 | 감쇠력 가변식 밸브 및 이를 이용한 쇽업소버 |
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EP2620668A4 (en) * | 2010-09-21 | 2017-04-19 | KYB Corporation | Front fork |
-
1989
- 1989-07-03 JP JP17164789A patent/JPH0337439A/ja active Pending
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