JPH0335290A - アクティブマトリックス液晶ディスプレイの駆動方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、アクティブマトリックス液晶ディスプレイの
駆動方法、特に、薄膜トランジスタ（ＴＰＴ）等のアク
ティブ素子を用いたアクティブマトリックス液晶ディス
プレイの駆動方法に関する。

［従来の技術］ 第４図（ａ）及び第４図（ｂ）に従来の液晶ディスプレ
イの駆動方法の一例を示す。尚、説明を簡単にするため
、液晶画面（１）の液晶素子数は縦方向４個、横方向８
個、合計３２個とする。この図においては、奇数フィー
ルド及び偶数フィールドの各素子の極性が■記号で正極
性、Ｏ記号で負極性で表され、また各素子のフィルター
の色がＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）にて示されている
。

尚、図ではソースドライバー、ゲートドライバーを省略
している。

次に動作について説明する。液晶パネルを駆動する場合
、常に同一極性で駆動すると液晶の寿命に悪影響をおよ
ぼすため、この悪影響を排除するために、第４図（ａ）
及び第４図（ｂ）に示すようにフィールド毎に映像信号
の極性を反転して駆動している。しかしＴ　Ｆ　Ｔ　（
Ｔｈｉｎ　Ｆｉｌｓ　Ｔｒａｎｓｌｓｔｅｒ）が用いら
れる液晶パネルでは、 ■　ＴＰＴのゲート、ドレイン間の浮遊容量のカップリ
ングに起因して、画素電極の電位が変化する。

■　ＴＰＴのオン特性の不足等によって、映像信号の極
性反転周期のフリッカ−が発生する。

等の問題点がある。

このため第４図（ａ）及び第４図（ｂ）に示すように縦
−列毎にも映像信号の極性を反転し、縦−列毎に明暗差
を付けることによって、白信号受信時の１フィールド周
期の大画面フリッカ−を軽減していた。

この結果、第５図（ａ）及び第５図（ｂ）に示すように
、Ｇ（緑）単色時に着目すると奇数フィールドの素子は
大幅に正に印加され、偶数フィールドの素子は負に印加
されていた。

〔発明が解決しようとする課題］ 従来の液晶ディスプレイの駆動方法は、以上のような方
法であり、縦−列毎に映像信号の極性を反転しかつ、フ
ィールド毎にも反転させて、フリッカ−を低減させてい
たので、三原色画素配列のカラー液晶ディスプレイでは
、単色で大面積の映像信号受像時にはフィールド毎に輝
度レベルが変化するため、フリッカ−が目立つ等の解決
すべき課題があった。

この発明は、かかる課題を解決するためになされたもの
で、単色画像でのフリッカ−をも低減できるアクティブ
マトリックス１夜品ディスプレイの駆動方法を得ること
を目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るアクティブマトリックス液晶ディスプレ
イの駆動方法は、Ｒ，Ｇ、Ｂ等の単原色で大面積の映像
信号を受像した場合でも、フリッカ−を目立たなくする
ように、液晶素子縦二列毎に供給される映像信号の極性
を反転しかつ、フィールド毎にも極性を反転させるよう
にしたものである。

［作用］ この発明におけるアクティブマトリックス液晶ディスプ
レイの駆動方法においては、液晶素子縦二列毎に供給さ
れる映像信号の極性が反転されるとともに、フィールド
毎にも極性が反転される。

これにより、フィールド毎の極性が片寄らず輝度が平均
化されるため、原色で大面積の映像信号を受像した場合
でも、フリッカ−が目立たないものとなる。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。第
１図（ａ）及び第１図（ｂ）において、（１）は液晶画
面で、各画素のフィルターの色がＲＳＧ’、Ｂで表され
ている。また各画素のアクティブ素子（図では省略）に
印加される映像信号の極性は正極性が■、負極性がｅ記
号で表されている。

また第２図（ａ）及び第２図（ｂ）は、この実施例の方
法による液晶ディスプレイがＧ単色信号を受信した場合
の液晶画面（１）である。

尚、第１図（ａ）と第２図（ａ）は奇数フィールド時に
、第１図（ｂ）と第２図（ｂ）は偶数フィールド時にそ
れぞれ対応する図である。

又、図では説明を簡単にするため液晶素子数は、縦方向
４個、横方向８個、合計３２個としている。

次にこの実施例の動作について説明する。第１図（ａ）
は奇数フィールド時、第１図（ｂ）は偶数フィールド時
に液晶パネルの液晶素子に印加される映像信号の極性を
、■又はｅにて表したちのである。第１図（ａ）におい
て、第３図に示される映像信号（２）の極性は、縦１列
目、５列目のＧに相当する画素、及び４列目、８列目の
Ｂ又はＲに相当する画素については正■、また縦２列目
、６列目のＲ又はＢに相当する画素、及び３列目、７列
目の６に相当する画素については負○である。

また第１図（ｂ）においては、第３図に示される映像信
号（２）の極性は、縦１列目、５列目のＧに相当する画
素、及び４列目、８列目のＢ又はＲに相当する画素につ
いては負ｅ、また縦２列目、６列目のＲ又はＢに相当す
る画素及び３列目、７列目のＧに相当する画素について
は正■である。

第２図（ａ）及び第２図（ｂ）は、Ｇ信号のみを受信し
た場合の奇数フィールド（ａ）、偶数フィールド（ｂ）
の映像信号の極性を表している。

第１図に示すように、縦２列毎に極性の異なる映像信号
が液晶素子に印加されるため、縦２列毎に明暗差が生ず
るが、これは液晶素子２画素分であるので非常に狭い間
隔である。このため、通常の観視位置では目の積分効果
により、明暗差は、ディスプレイ観視６には検知されな
い。また８素子はフィールド毎に極性が異なっているの
で、液晶素子の寿命に悪影響を及ぼすこともない。

また、第２図に示ｒようにＧ単色時でも、第５図の従来
例のようにフィールド毎に液晶素子全体の映像信号の極
性が反転することがなく、はぼ均等に正負が分散してい
るので大画面のフリッカ−が発生ずることかない。

同様にＲ，Ｂ単色時でも大画面のフリッカ−は発生しな
い。

上記の通りこの実施例によれば、カラーフィルターが順
次繰り返すように配置され、たアク戸イブマトリックス
液晶ディスプレイの駆動において、液晶パネル上に画像
を表示するための映像信号の極性を、縦二列毎に１フィ
ールド周期で走化させることにより、単色時でも各フィ
ールドの画面の正負極性はほぼ均等に分散きれ、画面表
表示される画像はフリッカ−の小ぎなものとなる。

〔発明の効果］ この発明は以上説明したとおり、液晶素子に印加する映
像信号の極性を、縦２列毎に切゛替えるとεしに、フィ
ールド毎にも極性を反転させているので、１［を色でも
フリッカ−が〔１立たず、液晶素子の−Ｌｉ命にも悪影
響を及ぼさない等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）及び第１図（ｂ）はそれぞれこの発明の・
一実施例による奇数フィールドと偶数フィールドとの液
晶画面の説明図、第２図（ａ）及び第２図（ｂ）はそれ
ぞれこの発明の一実施例による液晶画面のＧ単色受信状
態を示す奇数フィールドと個数フィールドとの説明図、
第３鋤は極性の異なる映像信号波形の説明図、第４図（
ａ）及び第４図（ｂ）はそれぞれ従来の液晶画面の奇数
フィールドと偶数フィ−ルド毎ド明図、第５１１　（ａ
）及び第５図（ｂ）はそれぞれ従来の液晶画面のＧ単色
受信状態を示す奇数フィ・−ルドと偶数フィルドの説明
図である。 図において、（１）は液晶画面、（２）は１ＥＴｈ性の
映像信号、（３）は負極性の映像信号である。 なお、図中、同一符号はｔみｊ−１又は相当部分を示す
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カラーフィルターが順次繰り返すように配置されたアク
   ティブマトリックス液晶ディスプレイの駆動において、
   液晶パネル上に画像を表示するための映像信号の極性を
   、縦二列毎に１フィールド周期で変化させることを特徴
   とするアクティブマトリックス液晶ディスプレイの駆動
   方法。