JP2001021865A - 液晶パネルの駆動方法 - Google Patents

液晶パネルの駆動方法

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JP2001021865A
JP2001021865A JP19319899A JP19319899A JP2001021865A JP 2001021865 A JP2001021865 A JP 2001021865A JP 19319899 A JP19319899 A JP 19319899A JP 19319899 A JP19319899 A JP 19319899A JP 2001021865 A JP2001021865 A JP 2001021865A
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JP
Japan
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driving method
liquid crystal
driving
effective area
crystal panel
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JP19319899A
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English (en)
Inventor
Takayuki Tsuruki
孝之 鶴来
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶パネルに対してその表示能力以下の画像
信号が入力された場合において、その信号を正常に表示
させる場合には、フレームメモリなどの時間軸処理を行
う高価な回路が必要であった。 【解決手段】 有効領域7内ではフレーム反転駆動を、
有効領域外の無効領域8ではライン反転駆動を行い上下
の有効領域外を同時に駆動させ、1画面分の走査に必要
な時間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等の信号を表示させるディスプレイなど、特にそ
の表示させる信号によって画面の縦横比を変化させる必
要のあるディスプレイに用いる液晶パネルの駆動方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は液晶パネルの等価回路とそのソー
スライン,ゲートラインの信号波形図を示す。図3にお
いて、1はゲート配線G、2はソース配線S、3はスイ
ッチング素子としての薄膜トランジスタ(TFT)で、
そのゲート電極はゲート配線1と、ソース電極はソース
配線2とに接続している。4は画素電極で、TFT3の
ドレイン電極に接続されている。画素電極4は、液晶層
6を介して、対向電極に接続される。5は液晶層6の電
荷保持能力不足を補償するため、画素電極4と、ゲート
配線1との間に形成された蓄積容量であり、ソース配線
2の1本毎に異なるゲート配線1と接続している。
【0003】例えば、ゲート配線G2,ソース配線S1
に接続されているTFT3に着目した場合、電位111
(Von)が印加された時点で、TFTはオン状態になり、
112の電位(Ve[−])の電位が印加された時点で、オ
フ状態となる。この時点で、TFTはソース配線S1の
電位である121(S[+])の電位を取り込み、ドレイン
電極すなわち画素電極4がS[+]の電位になる。オフに
なった瞬間は、前段のゲートであるゲート配線G1の電
位は、Ve[−]であるが、次には、113(Voff)の電位
に移行するため、VoffとVe[−]の電位差が画素電極4
に保持されている電位S[+]に重畳され、画素電極に印
加される電圧は、(数1)となる。
【0004】
【数1】S[+]+α(Voff−Ve[−]) (ただし、αは画素構成に依存する定数) 同様に、次の垂直周期では、TFT3が、オフになった
瞬間は前段ゲート配線G1は、114の電位(Ve
[+])であるが、次に113(Voff)の電位になるた
めVoffとVe[+]の電位が122(S[−])にマイナス
方向に重畳され、(数2)となる。
【0005】
【数2】S[−]+α(Voff−Ve[+]) また、ゲート配線G2,ソース配線S2に接続している
TFTに着目すると、同様に(数3)となり、
【0006】
【数3】S[+]+α(Voff−Ve[−]) 次の垂直周期でも、同様に(数4)となり、
【0007】
【数4】S[−]+α(Voff−Ve[+]) (数4)の電位が、画素電極4に印加される。
【0008】この時、ソース配線S1とソース配線S
2、すなわち奇数番目のソースラインと偶数番目のソー
スラインの信号電位は、互いに逆極性になっているた
め、フリッカの原因となるDCオフセットが生じても、
常にソースの奇数ラインと偶数ラインで相殺され、人間
の目にはフリッカとして見えなくなる。
【0009】ソースの奇数ラインのTFTをON、偶数
ラインのTFTをOFFさせるようなパターンを画面に
表示すれば、奇数ラインと偶数ラインのDCオフセット
は、互いに相殺されず、フリッカの目立つ状態になる
が、通常のカラー液晶パネルの場合は、ソース配線S
1,S2,S3,S4,S5・・・は赤,緑,青,赤,
緑・・・に相当する画素となるため、通常ではほとんど
表示されることのない特殊なパターンとなり、通常表示
させ得るパターンではフリッカの発生のない駆動方法を
実現している。
【0010】このような駆動原理を持つ液晶パネルに対
して、液晶パネルの表示能力がn本未満であるm本の表
示データを持つ画像信号が入力された場合、図4に示す
ような有効領域の少ない画像を表示させるときに、通常
その有効なm本の表示は画面の中央付近の有効領域7に
表示させ、有効領域以外、つまり無効領域8には黒など
で表示されなければならない。
【0011】画面上部は、有効データが入る前であるか
ら、現フレーム9において走査しておき、その後有効デ
ータが入ってくるまでその位置で走査を停止させてお
く。有効データが入ってくると走査を再開し、m本分の
有効領域7を走査する。さらに画面下部の(n−m)/
2本分を黒色データで走査する。最後に次フレーム10
用に画面上部を(n−m)/2本分走査し一画面分の表
示が終了する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな液晶パネルの駆動方法では、図4から明らかなよう
に一画面分の画像を表示するのには画面中央付近の有効
領域7と画面上部、下部の無効領域8を含めた少なくと
もn本分の走査時間が必要であり、有効領域7がm本し
かない画像を表示するにあたっては画像信号の時間軸変
換をするためにフレームメモリなどの時間軸を変換する
回路を必要とするという課題を有していた。
【0013】本発明はかかる点に鑑み、時間軸変換回路
を用いることなくマルチアスペクト表示を可能にした液
晶パネルの駆動方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、液晶パネルのソース配線の奇数番目と偶数番
目には互いに極性の異なる信号を供給し、その極性を1
フレーム毎に切り替える駆動方法1と、その極性を1ラ
イン毎かつ1フレームごとに切り替える駆動方法2とを
用い、液晶パネルの表示領域よりも有効領域の小さな画
像信号が入力されたときには、有効領域中は前記駆動方
法1で駆動し、有効領域外は前記駆動方法2で画面の上
部と下部を同時に駆動する。
【0015】本発明によれば、有効領域内では、駆動方
法1により、フリッカを発生しない画像を中央部に表示
させ、フリッカを生じない黒表示を行う有効領域外では
駆動方法2を用いて上部,下部とを同時に走査させるこ
とにより、1画面の表示に必要な時間を短縮させ得ると
いう作用を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の実施の形態における液晶パ
ネルの駆動方法を示す波形図であり、画面の有効領域で
の駆動方法1は、前記従来の技術で説明した(数1)な
いし(数4)で表される。すなわち、図1の駆動方法1
のソース波形11,駆動方法1のゲート波形12に示す
ようにソース、ゲート信号の極性反転の周期は1フレー
ムごとに行われる。
【0018】また、画面の上下部の黒で表示を行う部分
については、図1の駆動方法2のソース波形13,駆動
方法2のゲート波形14に示すようにソース信号の極性
反転の周期を1フレーム毎かつ1ライン毎に行う駆動方
法2に切り替える。すると図2の画像表示側に示すよう
に現フレーム15の画面の下部の黒表示エリアを表示す
るときに用いるソース信号の極性と、次フレーム16で
表示すべき上部の黒表示エリアを表示する時に用いるソ
ース信号の極性とが同一の極性であるタイミングが存在
する。例えば現フレーム15における偶数ライン目の信
号と、次フレーム16における奇数番目の信号極性とが
同一になる。そこで、図2に示すように現フレーム15
の画面の下部領域を走査する際に、次フレーム16の画
面の上部領域をも同時に走査させ、1画面の表示に必要
な時間をn+(n−m)/2にまで短縮させることが可
能となる。
【0019】駆動方法2では、フリッカの生じるパター
ンは1水平毎の白黒表示であり、本実施の形態のように
黒で駆動する場合にはフリッカとして認識されない。
【0020】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、無効領域8において、1ラインごとに極性の反転す
る信号で駆動させることにより、画面の上下部を同時に
走査させる液晶表示パネルの駆動方法を実現できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フレームメモリなどの高価な時間軸変換回路を用いるこ
となく、種々のアスペクトを持つ画像信号を表示可能な
液晶表示モジュールを実現することができるという有効
な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における液晶パネルの駆動
方法を示す波形図
【図2】本発明の実施の形態における画像表示の様子を
示す図
【図3】液晶パネルの等価回路とそのソースライン,ゲ
ートラインの信号波形図
【図4】従来の液晶パネルの画像表示の様子を示す図
【符号の説明】
1 ゲート配線 2 ソース配線 3 TFT 4 画素電極 5 蓄積容量 6 液晶層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶を挟持して対向する基板の一方にマ
    トリクス状に形成された複数のソース配線とゲート配線
    と各交点に接続されたスイッチング素子と、前記スイッ
    チング素子に接続された画素電極とから形成され、前記
    画素電極とそれに隣接するゲート配線の間に蓄積容量を
    形成し、偶数番目のソース配線に接続されるゲート電極
    は、奇数番目のソース配線に接続されているゲート電極
    とは互いに異なるゲート配線に接続され、前記液晶を駆
    動して画像表示するアクティブマトリクス型の液晶パネ
    ルの駆動方法であって、 前記ソース配線の奇数番目と偶数番目とは互いに極性の
    異なる信号を供給し、その極性を1フレーム毎に切り替
    える駆動方法1と、その極性を1ライン毎かつ1フレー
    ムごとに切り替える駆動方法2とを用い、液晶パネルの
    表示領域よりも有効領域の小さな画像信号が入力された
    ときには、有効領域中は前記駆動方法1により駆動し、
    有効領域外は前記駆動方法2により画面の上部と下部と
    を同時に駆動することを特徴とする液晶パネルの駆動方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005017941A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Seiko Epson Corp 電気光学装置の駆動方法、電気光学装置および電子機器
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