JPH033447B2 - - Google Patents

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JPH033447B2
JPH033447B2 JP56193544A JP19354481A JPH033447B2 JP H033447 B2 JPH033447 B2 JP H033447B2 JP 56193544 A JP56193544 A JP 56193544A JP 19354481 A JP19354481 A JP 19354481A JP H033447 B2 JPH033447 B2 JP H033447B2
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JP
Japan
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frame
plate
switch
mounting
main body
Prior art date
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Application number
JP56193544A
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English (en)
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JPS58103813A (ja
Inventor
Nobuyuki Morihara
Nobuyuki Shibue
Yoshinori Suzuki
Hiroyuki Tateishi
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP56193544A priority Critical patent/JPS58103813A/ja
Publication of JPS58103813A publication Critical patent/JPS58103813A/ja
Publication of JPH033447B2 publication Critical patent/JPH033447B2/ja
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は配線器具に関するもので、第1発明の
目的とするところは取付枠を取付面に螺着する際
に取付面に貼着されているクロスや壁材等が厚く
ても下枠があるためにプレート部にそりが生じに
くい配線器具を提供するとともに、スイツチの操
作ハンドルを構成する表面板とプレート本体との
間のギヤツプを少くして見ばえが良く、しかも反
転角度を確実に決められ、しかもプレート部のそ
りがなくて操作ハンドルたる表面板の操作性を安
定とした配線器具を提供するにある。更に第2発
明の目的とするところは高級なイメージを有し、
しかも子供等のいたずらによる感電事故を防止す
るようにしたコンセントを構成する配線器具を提
供するにある。以下本発明を実施例にて説明す
る。
図中1は剛性を有し強度も強くした金属製の取
付枠で、両端部には夫々楕円形の取付孔3が穿孔
され、またこの取付孔3の斜めに対応する位置に
位置決め用の孔4が形成されている。前記取付孔
3は後述するスイツチ本体7や表面板6などを埋
込みボツクスXや造営面Wに配設固定するための
ねじ2挿通用である。取付枠1の中央の大きな開
口窓61に接する両端部には上方へ折曲突出した
折曲片5が形成され、この折曲片5の上端面中央
には突状の補助支点5aが突設されている。この
補助支点5aはスイツチ本体7の操作ハンドルと
した表面板6の下面が当接して表面板6を両側方
にシーソー動せしめる支点となるものである。ま
た取付枠1の両側端は第2図に示すように下方向
に向けて曲げており、この折曲部位1bはねじ締
め時の変形や長手方向の反りを防ぐために断面係
数を大とする形状を得るためのものである。また
取付枠1の開口窓61にスイツチ本体7が挾持さ
れる形で収納配置されている。8は取付枠1の両
側に形成したねじ孔で、スイツチ本体7を取付枠
1に固定する組立ねじ9が螺合される。10はス
イツチ本体7の操作体で、この操作体10はいわ
ゆる嵌合用のボス部を形成しており、上面が開口
した凹室13の中央部に四角状のリブ12が突出
してある。リブ12は第3図に示すようにその各
面に上面と側面が開口した溝11が形成してあ
る。24は取付枠1より一まわり大きくて取付枠
1の下方に位置する四角枠状の枠体で、この下枠
24の中央部の開口部25はスイツチ本体7を通
すためのものである。また、下枠24の両端部に
は取付枠1の両端を載置する当接部26が形成さ
れている。尚、前記開口部25は、取付枠1の横
寸法をa、縦寸法をbとすると、開口部25の横
寸法はaより大きな寸法cとし、縦寸法はbより
小さな寸法dとしている。上記下枠24の当接部
26には、取付枠1の孔4に嵌合する突起26a
が形成され、この突起26aと孔4との嵌合によ
り、取付枠1と下枠24とは正規の位置に位置決
めされることになる。27は下枠24の開口部2
5の周縁に形成したリブ、28は下枠24の両側
に削設した長溝である。そして取付枠1の取付孔
3と対応する下枠24の当接部26には、下枠2
4を造営面Wに当接する際にねじ2と遊嵌合する
所謂逃げのための切欠29が形成されている。
尚、下枠24はガラス繊維を入れた例えば、
PBT樹脂、ノリル樹脂やABS樹脂などの熱可塑
性樹脂の塑造成形によつて形成して弾力性と共に
硬度を得ている。また下枠24の両側裏面には第
4図に示すようにボツクスレス工事の挾み金具に
よる取付け時に使用される絶縁目的のパネルカバ
ーH取付スペース確保の為の凹所24aが長手方
向に形成されている。30は四角枠状のプレート
本体で、下枠24と略同じ大きさの底面30aを
有し、下枠24のリブ27と嵌合するリブ31を
形成し、更に長溝28に嵌合する位置決め用の突
起32を一体に形成している。そして下枠24と
プレート本体30とを当接した際の、下枠24と
プレート本体30の外周縁にて全周に亘つて溝3
3が形成され、この溝33によつて全体を薄くみ
せるように配慮している。尚、この溝33は下枠
24に形成しても良い。プレート本体30の中央
部の窓孔34は、スイツチ本体7の操作体10よ
りも大きく形成され、また窓孔34の内周には支
持部35が形成され、両端には可撓性を有する係
止爪36が形成されている。37は四角枠状の中
枠であり、ダイヤキヤスト製として強度を持たせ
る。そして第5図bに示すように、係止爪36と
係合する段部38を中枠37の両端部の外側方へ
設け、更に内周には当接部39を内方へ突出形成
し、この中枠37を前記プレート本体30の支持
部35に載置している。この時、前記段部38に
係止爪36を嵌合して中枠37とプレート本体3
0とを一体化している。第5図aで示すように係
止爪36間の支持部35は中枠37の凹所36a
に嵌合する。そして当接部39の内側の突出量に
より表面板6を装着した際に生じる隙間から内部
が見えるのを防止している。尚、この状態で、中
枠37の周囲上端部はプレート本体30の窓孔3
4の周縁より突出して外観意匠の美感を強調して
いる。40は固定ねじで、取付枠1のねじ孔1a
に螺合してプレート本体30を取付枠1に固定し
ている。スイツチ本体7の操作ハンドルたる表面
板6は、第5図aに示すようにスイツチ本体7の
操作体10のリブ12に遊嵌合すると共に凹室1
3内に収まる円筒リブ41がその裏面に一体に形
成されている。一方第3図に示すように操作体1
0の両側壁には上面開口の切欠13aが形成され
ていて、凹室13内には略コ字形の固定ばね14
が収納される。この固定ばね14は、リブ12の
溝11に係止する爪片15を内方へ突設して菊孔
16をその中央に形成した底面17と、両側片1
8,18とから形成されている。固定ばね14の
側片18の上端部は外方へ開いて案内片19と
し、また中ほどから外方へ切り起こして係止片2
0を形成している。尚、案内片19の上端は操作
体10の上端面よりは突出しないように収納され
る。21はリブ12の溝11の下方の凹室13上
面に削設された穴で、固定ばね14の菊孔16を
リブ12に嵌合せしめる際、即ち、菊孔16の突
片15を溝11内に圧入係止する際に発生する削
りくずをこの穴21内に収めることによつて、削
りくずの作用で固定ばね14が凹室13にずれて
収まることを防止している。尚、穴21に代えて
突起としても良い。23は負荷がオン状態である
ことを表示する表示素子、22はオフ状態である
ことを表示する表示素子である。また前記表面板
6裏面の円筒リブ41には、表面板6が操作ハン
ドルとして反転動作する中心軸と対応する位置に
切欠13aと嵌合するリブ42が形成され、そし
て反転動作時に力が作用する側には前記固定ばね
14の係止片20に係止する突起43が形成さ
れ、プレート本体30の窓孔34に遊嵌合してス
イツチ本体7に装着している。44は表面板6の
略中央に穿設された細長の孔45に装着した透明
体であり、表面板6の反転動方向側に長く形成さ
れて前記表示素子22,23の点滅状態を外部か
ら目視によつて確認できるようにしたものであ
り、夫々の表示素子22,23は確認が行い易く
するために表面板6が倒れた側が点灯するように
配置されている。この透明体44は第6図aに示
すように両側に延出片を有し、この延出片に菊孔
44aを有し、この菊孔44aを第6図bに示す
ように表面板6の裏面の孔45両側方に突出して
あるボス80に圧入して固定される。
次にスイツチ本体7のスイツチ機構部を第7図
に基いて説明する。Aは前記操作体10や固定ば
ね14等から成る開閉子ブロツクで、操作体10
の下面より円柱状の突起46が一体に突設され、
この突起46にスプリング47の上端を固定する
とともにスプリング47の下端に可動接点板48
が接続されている。49は可動接点板48の上部
に固着された可動接点である。Bは支持ブロツク
で、負荷に電流が流れた場合に電流を検知するた
めの電流トランス50、電流トランス50の上方
の基板53に配設されたダイオード54や発光ダ
イオードからなる例えば赤色光を発光する表示素
子23等から構成されている。52は外部の電線
と接続される端子板、51は可動接点板48を載
置して支持する支持片である。この支持ブロツク
Bはボデイ55内に収納配置され、更に支持片5
1上に開閉子ブロツクAが載置される。操作体1
0はスプリング47にて上方へ付勢されてカバー
56の開口部57内を挿通し、操作体10の両側
面に一体に形成した突部59が開口部57の内壁
面に削設した凹所58に遊嵌され、操作体10が
カバー56より上方へ突出するのを防いでいると
ともに、スプリング47のばね力により可動接点
板48を反転動作せしめるようにしている。端子
板52と支持片51とは電流トランス50を介し
て電気的に接続され、支持片51は機械的接触に
よつて可動接点板48と電気的に接続されてい
る。Cは可動接点板48の両側に固定接点63が
夫々配置される接点端子ブロツクで、2個の固定
端子板60,62から構成されて両固定端子板6
0,62は前記端子板52とは反対側のボデイ5
5内に収納配置されている。一方の固定端子板6
2より接点板64が一体に延設され、先端が折曲
された接点板64には固定接点63が固着されて
他方の固定端子板60の固定接点63と共に、可
動接点板48の可動接点49と対応して配置され
ている。両固定端子板60,62には接触子6
5,66が夫々接触接続され、両接触子65,6
6間には基板67上に配設された抵抗68とネオ
ンランプからなる表示素子22が挿入されてい
る。69はランプカバーで、このランプカバー6
9の両側片71,71内に前記基板67が挾持さ
れるとともに、ランプカバー69の上面に突出さ
せた透明体70が前記表示素子22の上方に位置
し、表示素子22の点滅を表示するようにしてい
る。このランプカバー69の両側片71,71内
に前記基板67が挾持されるとともに、第8図の
ようにランプカバー69の前方延出片69aの上
面に突出させた例えば緑色の透明体70が前記表
示素子22の上方に位置し、ネオンランプからな
る表示素子22の保護を前方延出片69aで図る
とともに透明体70でネオンランプからなる表示
素子22の光を例えば緑色光に変換するようにな
つている。尚透明体70の形状は発光ダイオード
と同形状に形成してある。しかしてカバー56の
開口部57の側方に一直線上に穿孔した2個の挿
通孔72a,72bに表示素子23と透明体70
とを夫々下方から嵌込んでカバー56の外部に
夫々の頭部を露出させている。第9図はスイツチ
本体7と操作ハンドルたる表面板6の概略的な斜
視図を示したものであり、表面板6の透明体44
は、表面板6のシーソー動の支点の軸線に対して
略対称の長さを有した細長状に形成されており、
前記2個の表示素子22,23は透明体44の両
端の下方に位置し表示素子22の発光時には透明
体44を照光するようになつている。尚表示素子
22,23の下方には基板53,67及び電流ト
ランス50が配置され、可動接点板48は固定端
子板60,62は電流トランス50の側方に位置
している。次に図中73は表示片であつて、端子
板52及び固定端子板60,62に夫々対応配置
されており、この表示片73はコイルスプリング
74を熱可塑性樹脂の塑造成型によつて一体成形
されたもので、コイルスプリング74の上端がカ
バー56の下面に弾接されて下方へ付勢され、各
端子板52,60,62に夫々配置した鎖錠ばね
76と各端子板52,60,62との間に挿入さ
れる電線lの挿入状態に応じて表示孔95を摺動
して電線lの挿入状態を示すようになつている。
75は電線lと当つて表示片73を動かすための
係合部で、この係合部75の鎖錠ばね76と当る
部位75aは傾斜面となつており鎖錠ばね76の
倒れを防止している。77は電線lの鎖錠状態を
解除するための絶縁材からなる解錠釦である。
しかして上記スイツチ機構部がボデイ55内に
収納配置されたカバー56を覆設し組立ねじ9に
枠1のねじ孔8に螺合することでスイツチ本体7
の組立が完了する。
次に本発明の配線器具を造営面Wに取付ける方
法を説明する。先ず第10図に示すようにスイツ
チ本体7を取付枠1に固定して配線を施し、取付
枠1を埋込みボツクスXや造営面Wにねじ2によ
つて固定する。次に、クロース等の装飾材Yを造
営面Wに貼付し、取付枠1に沿つて装飾材Yを切
り取つてスイツチ本体7を露出させる。そしてね
じ2を緩めた後、下枠24を取付枠1の下面に装
着する。この際は先ず、ねじ2に切欠2aを遊嵌
合させて開口部25を通して取付枠1を下枠24
の上に位置させ、その後下枠24を定位置に移動
させるのである。従つて、取付枠1を取り外すこ
となく下枠24を取付枠1の下面に装着すること
ができるものである。そして下枠24の当接部2
6に取付枠1を載置させるとともに下枠24の突
起26aに取付枠1の孔4を嵌合させてねじ2を
締め付ける。従つて、装飾材Yが厚い場合でもね
じ2を締め付けることにより、下枠24と当接し
ている装飾材Yの全体が造営面W側に押し付けら
れる。次に固定ねじ40によつてプレート本体3
0を取付枠1に固定した後、表面板6を窓孔34
に遊嵌合すると共に、操作体10の凹室13に表
面板6の円筒リブ41を押し込んで固定ばね14
の係止片20に円筒リブ41の突起43を係止し
てスイツチ本体7を装着している。従つて、クロ
ース等の装飾材Yによる操作体10の汚れを気に
することがない。そして、この場合、中枠37を
取付枠1に固定し当接部39を形成したことによ
り、スイツチ本体7の操作体10とした表面板6
の位置決めとし、操作ハンドルよりも大きな表面
板6とした場合においても反転角度を正規の位置
に確保できるものである。
ところでスイツチ本体7は操作体10とは別位
置に表示素子を固設してあるため、操作体10と
連動するスイツチ機構部の上方位置より表示素子
22,23の固設位置が外れた位置となり、各表
示素子22,23はスイツチ機構部と電気的に絶
縁されて接点開閉時のアークで表示素子22,2
3が破損したり、また表示素子22,23自体は
操作体10ように動かないので断線することもな
く、更に動く操作体10内には表示素子22,2
3を設けていないので、表示素子22,23と操
作体10とを同時に組立てる必要がなく組立て易
くなる。
第11図は本発明配線器具を用いてスイツチ回
路を形成したものであり、端子板52に電源eを
接続し、一方の固定端子板60に負荷を接続して
いる。また他方の固定端子板62は三路スイツチ
回路を形成する場合に用いる。この状態では負荷
Lはオフ状態であり、ネオンランプからなる表示
素子22には電流が流れて点灯し、この表示素子
22の点灯により負荷Lがオフ状態であることを
示している。この時、第12図aに示すように、
表面板6は表示素子22側に倒れており、表面板
6の透明体44が表面板6の押動作にて表示素子
22に近づくために、表示素子22の光によつて
照光されてその発光表示が明るく外部から見易く
なるものである。次に第12図bに示すように、
表面板6を反転動作させると負荷Lは電源eに接
続されて表示素子22が消灯するとともに電源ト
ランス50の1次巻線N1に電流が流れて、その
電流トランス50の2次出力により負荷Lのオン
状態を示す発光ダイオードからなる表示素子23
が点灯する。この時、表面板6を押動作させた方
の表示素子23が点灯するために、表示素子23
に透明体44が近づいて表示が明るくなつた外部
から点灯状態が見易くなるものである。そして表
示素子22の点灯時には透明体70によつて緑色
光による表示で、表示素子23の点灯時には赤色
光による発光表示となつて、スイツチの動作状態
が色別によつて視認できることになる。第13図
は三路スイツチ回路の場合の接続を示す。
上記実施例では1個のスイツチ本体7を配設し
た場合を示しているが、第14図は2個のスイツ
チ本体7a,7bを配設した場合の実施例を示
す。この実施例では上、下に並設するスイツチ本
体7a,7bの表示素子22,23の位置を相隣
設させることによつて第15図に示すように表面
板6a,6bの透明体44を境界部側に偏位させ
ることによつて、スイツチ本体7a,7bの動作
状態の視認が一瞬で行なえるようにしている。ま
た各表面板6a,6bの投入方向(倒れ方向)と
夫々のスイツチ本体7a,7bの動作とが一致す
るように第16図に示すように夫々のスイツチ本
体7a,7bは互いに線対称的な機構の配置を有
するものを使用することによつて上述した互いの
表面板6a,6bの投入方向とスイツチ動作とを
一致させてある。しかして第17図a,bで示す
ようにスイツチ本体7a,7bの送り配線94を
行なう場合、共通端子側の端子板52に対応する
接続端子が並行するため送りが容易である。同図
中931,932,933,934は夫々導線挿入孔
である。第18図a,bは機械的スイツチ以外の
電子スイツチ7″を一方のスイツチ本体の替りに
組合せた例を夫々示している。尚第14図中37
a″は操作ハンドルたる表面板6a,6bの境界部
の隙間を少なくするための中央リブである。
上記の実施例では1個の取付枠1に2個のスイ
ツチ本体7a,7bを装着して中枠37の1個の
大型の表面板の遊嵌合スペースに2個の表面板6
a,6bを遊嵌合したものであるが、次の第19
図a,b、第20図で示す実施例は多連形の配線
器具に係るものである。即ち図示するように操作
ハンドルたる表面板61,62の間には中枠37の
上下各辺から一体に延出された中央リブ37aが
配設されており、中央リブ37aと表面板61
2との間の隙間は、表面板61,62と中枠37
との間の隙間とほぼ同じ程度に狭く設定されてい
る。したがつて操作ハンドルたる表面板61,62
の間の隙間から異物が挿入されるようなことは中
央リブ37aによつて阻止することができるよう
になつており、またこの中央リブ37aがあるた
めに配線器具を正面側から見たときに、表面板6
,62の間の隙間が目立たないようになつている
ものである。第20図は上記配線器具の分解斜視
図を示すものである。
さらに第21図a,b、第22図は多連形の他
の実施例を示すもので、かかる実施例は操作ハン
ドルたる表面板を上、下に2分割した第14図実
施例を多連形に用いたものであり、操作ハンドル
たる表面板6a,6bの間にも中央リブ37a′を
設けてあつて、隙間を少なくするとともにゴミの
侵入を防ぐようにしている。
さて今まで述べてきた配線器具はスイツチ器具
に係るものであるが、コンセント器具に用いても
よい。
第23図はコンセント器具に係る実施例を示し
ており、図中7′はコンセント本体で、6′はこの
コンセント本体7′のカバーたる表面板である。
この表面板6′はプラグの挿入凹所78を形成し
た側壁78aに形成した突起81を取付枠1に形
成した爪片82に係止してコンセント本体7′に
装着している。83は通電表示のネオンランプを
収めた透明カバー、84はこの透明カバー83を
嵌合する切欠であり、1つのネオンランプによつ
て挿入凹所78を両方共に暗い所においても確認
が行い易くしている。85は表面板6′に軸支し
た扉体であり、コンセント本体7′を使用しない
場合には挿入凹所78を閉塞して子供のいたずら
や栓刃挿入孔86を通してのコンセント本体7′
の内部への塵埃の侵入を防止している。
またコンセント本体7′の表面を取付枠1の表
面よりも下げることによつてコンセント本体7′
が装飾材Yを貼付する際に汚れることを防止して
いる。
第24図は取付枠1と、透明カバー83と、コ
ンセント本体7′の分解斜視図、また第25図は
中枠37と、プレート本体30と、取付枠1と、
下枠24との分解斜視図を夫々示している。また
第26図は扉体85と、挿入凹所78を設けた表
面板6′と、表面板6の長溝93内に下から嵌合
されて、上方に突出した軸棒88の軸88aを扉
体85の軸孔89に軸支する軸体90と、この軸
体90と表面板6′との間で覆設されるばね91
との分解斜視図を示し、同図中92はばね91の
装着用突起である。この第26図図示の場合扉体
85の開閉角度をばね91の働きによつて180゜開
くことが可能となつている。
本発明は埋込みボツクス、造営面等の取付面に
載置する下枠と、下枠の表面上に載せて取付面に
螺着固定するとともに突設した開口窓にスイツチ
本体やコンセント本体等の器具本体を嵌着する取
付枠と、下枠と略同じ大きさの底面を有するとと
もに前記器具本体を臨ませる窓孔を穿設し取付枠
を介在させて下枠に組合せるプレート本体と、プ
レート本体の窓孔に遊嵌合させてスイツチ本体に
装着される表面板とからなるので、取付枠を取付
面に螺着固定する際に例えクロスや壁材が厚くて
軟質である高級な壁面装着が用いられていても下
枠の働きにより螺着部位が大きく沈むことがな
く、その結果プレート本体を含むプレート部にそ
りが生じず、従つてプレート部と、表面板と、取
付枠との相互位置関係が変化せず安定するという
効果を奏し、更に前記プレート本体の窓孔の内周
部に嵌込んで取付枠に固定される中枠と、この中
枠にて囲繞される開口に遊嵌合されてスイツチ本
体に装着される操作ハンドルを構成した表面板を
用いてあるから、上述の下枠の働きにより、プレ
ート部のそりがなくてスイツチ本体の操作性、開
閉機能が安定するという効果の他に、表面板と窓
孔との間のギヤツプが中枠によつて少なくなつて
外見上みばえがよくなるとともに、反転角度を確
実に決められ、その上高級なイメージを与えると
いう効果を奏する。
また第2発明にあつてはコンセント本体のカバ
ーが表面板によつて行なえて子供等のいたずらを
防止できるとともに化粧板を使用することによつ
て高級なイメージを与えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の分解斜視図、第2
図は同上の取付枠の一部省略した要部斜視図、第
3図は同上の要部の拡大分解斜視図、第4図は同
上の下枠の断面図、第5図a,b,cは同上の要
部の拡大断面図、第6図aは同上の透明体の拡大
斜視図、第6図bは同上の表面板の一部省略せる
拡大斜視図、第7図は同上のスイツチ本体の拡大
分解斜視図、第8図は同上の表示素子の実装状態
を示す要部拡大斜視図、第9図は同上のスイツチ
本体と表面板との関係を示す概略構成図、第10
図は同上の取付説明図、第11図は同上の使用回
路例を示す回路図、第12図a,bは同上のスイ
ツチ本体の動作説明図、第13図は同上の別の使
用回路例を示す回路図、第14図は本発明の他の
実施例の分解斜視図、第15図は同上の正面図、
第16図は同上使用のスイツチ本体の分解斜視
図、第17図a,bは夫々同上の要部の拡大斜視
図、第18図a,bは夫々同上の応用例を示す要
部正面図、第19図a,bは夫々本発明の別の実
施例の正面図、平面図、第20図は同上の分解斜
視図、第21図a,bは夫々本発明の更に別の実
施例の正面図、平面図、第22図は同上の中枠の
斜視図、第23図は第3発明の一実施例の斜視
図、第24図、第25図は同上の要部分解斜視
図、第26図は同上の応用例の要部分解斜視図で
ある。 1は取付枠、6,6′,6a,6b,61,62
は表面板、7a,7bはスイツチ本体、7′はコ
ンセント本体、24は下枠、30はプレート本
体、34は窓孔、37は中枠、61は開口窓、X
は埋込みボツクス、Wは造営面である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 埋込みボツクス、造営面等の取付面に載置す
    る下枠と、下枠の表面上に載せて取付面に螺着固
    定するとともに中央に穿設した開口窓にスイツチ
    本体やコンセント本体等の器具本体を嵌着する取
    付枠と、下枠と略同じ大きさの底面を有するとと
    もに前記器具本体を臨ませる窓孔を穿設し取付枠
    を介在させて下枠に組合せるプレート本体と、前
    記取付枠の開口窓に嵌着したスイツチ本体と、前
    記窓孔の内周部に嵌込んで取付枠に固定される中
    枠と、この中枠にて囲繞される開口に遊嵌合され
    て上記スイツチ本体に嵌着される操作ハンドルを
    構成した表面板とから成ることを特徴とする配線
    器具。 2 埋込みボツクス、造営面等の取付面に載置す
    る下枠と、下枠の表面上に載せて取付面に螺着固
    定するとともに中央に穿設した開口窓にスイツチ
    本体やコンセント本体等の器具本体を嵌着する取
    付枠と、下枠と略同じ大きさの底面を有するとと
    もに前記器具本体を臨ませる窓孔を穿設し取付枠
    を介在させて下枠に組合せるプレート本体と、前
    記取付枠の開口窓に嵌着したコンセント本体と、
    プレート本体の窓孔に遊嵌合してコンセント本体
    表面を閉成する化粧板のような表面板とから成る
    ことを特徴とする配線器具。
JP56193544A 1981-11-30 1981-11-30 配線器具 Granted JPS58103813A (ja)

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Citations (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4719160U (ja) * 1971-04-02 1972-11-02
JPS5523754A (en) * 1978-08-04 1980-02-20 Toshiba Electric Equip Device for mounting wiring instrument
JPS5558715A (en) * 1978-10-26 1980-05-01 Toshiba Electric Equip Method of mounting wiring fittings
JPS567059U (ja) * 1979-06-28 1981-01-22

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