JPH0740766B2 - 配線器具 - Google Patents

配線器具

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JPH0740766B2
JPH0740766B2 JP3339155A JP33915591A JPH0740766B2 JP H0740766 B2 JPH0740766 B2 JP H0740766B2 JP 3339155 A JP3339155 A JP 3339155A JP 33915591 A JP33915591 A JP 33915591A JP H0740766 B2 JPH0740766 B2 JP H0740766B2
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Japan
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operation handle
switch
mounting frame
frame
plate
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延幸 森原
伸之 渋江
義則 鈴木
博之 立石
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配線器具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この配線器具では、取付枠に取り
付けたスイッチ本体に設けた操作体が取付枠の前面に取
り付けるプレートに開口した窓孔から外部に露出し、操
作体が操作ハンドルとなっているものが主であったが、
この場合操作ハンドルは小さくて操作性が悪い上に、操
作ハンドルの外観意匠を良くするにも限界があって室内
のインテリアに合わせて豪華な感じを与えることができ
なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは取
付枠の大きさに限定されることなく、高級な感じ与える
ことができる大型の操作ハンドルを取り付けることがで
き、しかも大型の操作ハンドルをがたつきなく操作がで
きて、操作性も良好な配線器具を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、操作体の揺動で反転するスイッチ本体
を中央に穿孔した開口窓に取り付ける取付枠と、前記開
口窓より大きく開き、スイッチ本体の操作体を臨ませる
窓孔を穿設したプレート部と、前記窓孔の開口に遊嵌合
されて前記スイッチ本体に嵌着される操作ハンドルとか
らなり、取付枠の開口窓の両端には操作ハンドルの支点
を形成したものである。
【0005】
【作用】而して、本発明の構成によれば、スイッチ本体
の操作体よりも大きな操作ハンドルを取り付けることが
でき、操作ハンドルの大型化により、外観意匠に高級な
感じを持たせることができ、また大型な操作ハンドルを
使用しても取付枠の支点により操作ハンドルを支持する
ことができ、そのため大型の操作ハンドルをがたつきな
く操作でき、操作ハンドルの大型化と合わせてスイッチ
の操作性を向上させることができるのである。
【0006】
【実施例】以下本発明を実施例にて説明する。図中1は
剛性を有し強度も強くした金属製の取付枠で、両端部に
は夫々楕円形の取付孔3が穿孔され、またこの取付孔3
の斜めに対応する位置に位置決め用の孔4が形成されて
いる。前記取付孔3は後述するスイッチ本体7や操作ハ
ンドル6などを埋込みボックスXや造営面Wに配設固定
するためのねじ2挿通用である。取付枠1の中央の大き
な開口窓61に接する両端部には上方へ折曲突出した支
点片5が形成され、この支点片5の上端面中央には突状
の補助支点5aが突設されている。この補助支点5aは
スイッチ本体7の操作ハンドル6の下面が当接して操作
ハンドル6を両側方にシーソー動せしめる支点となるも
のである。また取付枠1の両側端は第2図に示すように
下方向に向けて曲げており、この折曲部位1bはねじ締
め時の変形や長手方向の反りを防ぐために断面係数を大
とする形状を得るためのものである。また取付枠1の開
口窓61にスイッチ本体7が挟持される形で収納配置さ
れている。8は取付枠1の両側に形成したねじ孔で、ス
イッチ本体7を取付枠1に固定する組立ねじ9が螺合さ
れる。10はスイッチ本体7の操作体で、この操作体1
0はいわゆる嵌合用のボス部を形成しており、上面が開
口した凹室13の中央部に四角状のリブ12が突出して
いる。リブ12は第3図に示すようにその各面に上面と
側面が開口した溝11が形成してある。24は取付枠1
より一まわり大きくて取付枠1の下方に位置する四角枠
状の下枠で、この下枠24の中央部の開口部25はスイ
ッチ本体7を通すためのものである。また、下枠24の
両端部には取付枠1の両端を載置する当接部26が形成
されている。尚、前記開口部25は、取付枠1の横寸法
をa、縦寸法をbとすると、開口部25の横寸法はaよ
り大きな寸法cとして、縦寸法はbより小さな寸法dと
している。前記下枠24の当接部26には、取付枠1の
孔4に嵌合する突起26aが形成され、この突起26a
と孔4との嵌合により、取付枠1と下枠24とは正規の
位置に位置決めされることになる。27は下枠24の開
口部25の周縁に形成したリブ、28は下枠24の両側
面に削設した長溝である。そして取付枠1の取付孔3と
対応する下枠24の当接部26には、下枠24を造営面
Wに当接する際にねじ2と遊嵌合する所謂逃げのための
切欠29が形成されている。尚、下枠24はガラス繊維
を入れた例えば、PBT樹脂、ノリル樹脂やABS樹脂
などの熱可塑性樹脂の塑造成形によって形成して弾力性
と共に硬度を得ている。また下枠24の両側裏面には第
4図に示すようにボックスレス工事の挟み金具による取
付け時に使用される絶縁目的のパネルカバーHの取付ス
ペース確保の為の凹所24aが長手方向に形成されてい
る。30は四角枠状のプレート本体で、下枠24と略同
じ大きさの底面30aを有し、下枠24のリブ27と嵌
合するリブ31を形成し、更に長溝28に嵌合する位置
決め用の突起32を一体に形成している。そして下枠2
4とプレート本体30とを当接した際の、下枠24とプ
レート本体30の外周縁にて全周にわたって溝33が形
成され、この溝33によって全体を薄くみせるように配
慮している。尚、この溝33は下枠24に形成しても良
い。プレート本体30の中央部の窓孔34は、スイッチ
本体7の操作体10よりも大きく形成され、また窓孔3
4の内周には支持部35が形成され、両端には可繞性を
有する係止爪36が形成されている。37は四角枠状の
中枠で、プレート部を構成するプレート本体30を補強
するために、強度のあるダイヤキャスト製からなる。そ
して第5図(b)に示すように、係止爪36と係合する
段部38を中枠37の両端部の外側方へ設け、更に内周
には当接部39を内方へ突出形成し、この中枠37を前
記プレート本体30の支持部35に載置している。この
時、前記段部38に係止爪36を嵌合して中枠37とプ
レート本体30とを一体化している。第5図(a)で示
すように係止爪36間の支持部35は中枠37の凹所3
6aに嵌合する。そして当接部39の内側の突出量によ
り操作ハンドル6を装着した際に生じる隙間から内部が
見えるのを防止している。尚、この状態で、中枠37の
周囲上端部はプレート本体30の窓孔34の周縁より突
出して外観意匠の美感を強調している。40は固定ねじ
で、取付枠1のねじ孔1aに螺合してプレート本体30
を取付枠1に固定している。スイッチ本体7の操作ハン
ドル6は、第5図(a)に示すようにスイッチ本体7の
操作体10のリブ12に遊嵌合すると共に凹室13内に
収まる円筒リブ41がその裏面に一体に形成されてい
る。一方第3図に示すように操作体10の両側壁には上
面開口の切欠13aが形成されていて、凹室13内には
略コ字形の固定ばね14が収納される。この固定ばね1
4は、リブ12の溝11に係止する爪片15を内方へ突
設して菊孔16をその中央に形成した底面17と、両側
片18、18とから形成されている。固定ばね14の側
片18の上端部は外方へ開いて案内片19とし、また中
ほどから外方へ切り起こして係止片20を形成してい
る。尚、案内片19の上端は操作体10の上端面よりは
突出しないように収納される。21はリブ12の溝11
の下方の凹室13上面に削設された穴で、固定ばね14
の菊孔16をリブ12に嵌合せしめる際、即ち、菊孔1
6の突片15を溝11内に圧入係止する際に発生する削
りくずをこの穴21に収めることによって、削りくずの
作用で固定ばね14が凹室13にずれて収まることを防
止している。尚、穴21に代えて突起としても良い。2
3は負荷がオン状態であることを表示する表示素子、2
2はオフ状態であることを表示する表示素子である。ま
た前記操作ハンドル6裏面の円筒リブ41には、操作ハ
ンドル6が反転動作する中心軸と対応する位置に切欠1
3aと嵌合するリブ42が形成され、そして反転動作時
に力が作用する側には前記固定ばね14の係止片20に
係止する突起43が形成され、プレート本体30の窓孔
34に遊嵌合してスイッチ本体7に装着している。44
は操作ハンドル6の略中央に穿設された細長の孔45に
装着した透明体であり、操作ハンドル6の反転動方向側
に長く形成されて前記表示素子22、23の点滅状態を
外部から目視によって確認できるようにしたものであ
り、夫々の表示素子22,23は確認が行い易くするた
めに操作ハンドル6が倒れた側が点灯するように配置さ
れている。この透明体44は第6図(a)に示すように
両側に延出片を有し、この延出片に菊孔44aを有し、
この菊孔44aを第6図(b)に示すように操作ハンド
ル6の裏面の孔45両側方に突出してあるボス80に圧
入して固定される。
【0007】次にスイッチ本体7のスイッチ機構部を第
7図に基づいて説明する。Aは前記操作体10や固定ば
ね14等から成る開閉子ブロックで、操作体10の下面
より円柱状の突起46が一体に突設され、この突起46
にスプリング47の上端を固定するとともにスプリング
47の下端に可動接点板48が接続されている。49は
可動接点板48の上部に固着された可動接点である。B
は支持ブロックで、負荷に電流が流れた場合に電流を検
知するための電流トランス50、電流トランス50の上
方の基板53に配設されたダイオード54や発光ダイオ
ードからなる例えば赤色光を発光する表示素子23等か
ら構成されている。52は外部の電線と接続される端子
板、51は可動接点板48を載置して支持する支持片で
ある。この支持ブロックBはボディ55内に収納配置さ
れ、更に支持片51上に開閉子ブロックAが載置され
る。操作体10はスプリング47にて上方へ付勢されて
カバー56の開口部57内を挿通し、操作体10の両側
面に一体に形成した突部59が開口部57の内壁面に削
設した凹所58に遊嵌され、操作体10がカバー56よ
り上方へ突出するのを防いでいるとともに、スプリング
47のばね力により可動接点板48を反転動作せしめる
ようにしている。端子板52と支持片51とは電流トラ
ンス50を介して電気的に接続され、支持片51は機械
的接触によって可動接点板48と電気的に接続されてい
る。Cは可動接点板48の両側に固定接点63が夫々配
置される接点端子ブロックで、2個の固定端子板60、
62から構成されて両固定端子板60、62は前記端子
板52とは反対側のボディ55内に収納配置されてい
る。一方の固定端子板62より接点板64が一体に延設
され、先端が折曲された接点板64には固定接点63が
固着されて他方の固定端子板60の固定接点63と共
に、可動接点板48の可動接点49と対応して配置され
ている。両固定端子板60、62には接触子65、66
が夫々接触接続され、両接触子65、66間には基板6
7上に配設された抵抗68とネオンランプからなる表示
素子22が挿入されている。69はランプカバーで、こ
のランプカバー69の両側片71、71内に前記基板6
7が挟持されるとともに、ランプカバー69の上面に突
出させた透明体70が前記表示素子22の上方に位置
し、表示素子22の点滅を表示するようにしている。こ
のランプカバー69の両側片71、71内に前記基板6
7が挟持されるとともに、第8図のようにランプカバー
69に前方延出片69aの上面に突出させた例えば緑色
の透明体70が前記表示素子22の上方に位置し、ネオ
ンランプからなる表示素子22の保護を前方延出片69
aで図るとともに透明体70でネオンランプからなる表
示素子22の光を例えば緑色光に変換するようになって
いる。尚透明体70の形状は発光ダイオードと同形状に
形成してある。しかしてカバー56の開口部57の側方
に一直線上に穿孔した2個の挿通孔72a、72bに表
示素子23と透明体70とを夫々下方から嵌込んでカバ
ー56の外部に夫々の頭部を露出させている。第9図は
スイッチ本体7と操作ハンドル6の概略的な斜視図を示
したものであり、操作ハンドル6の透明体44は、操作
ハンドル6のシーソー動の支点の軸線に対して略対称の
長さを有した細長状に形成されており、前記2個の表面
素子22、23は透明体44の両端の下方に位置し表面
素子22の発光時には透明体44を照光するようになっ
ている。尚表面素子22、23の下方には基板53、6
7及び電流トランス50が配置され、可動接点板48と
固定端子板60、62は電流トランス50の側方に位置
している。次に図中73は表示片であって、端子板52
及び固定端子板60、62に夫々対応配置されており、
この表示片73はコイルスプリング74を熱可塑性樹脂
の塑造成型によって一体成形されたもので、コイルスプ
リング74の上端がカバー56の下面に弾接されて下方
へ付勢され、各端子板52、60、62に夫々配置した
鎖錠ばね76と各端子板52、60、62との間に挿入
される電線1の挿入状態に応じて表示孔95を摺動して
電線1の挿入状態を示すようになっている。75は電線
1と当って表示片73を動かすための係合部で、この係
合部75の鎖錠ばね76と当たる部位75aは傾斜面と
なっており鎖錠ばね76の倒れを防止している。77は
電線1の鎖錠状態を解除するための絶縁材からなる解錠
釦である。
【0008】しかして前記スイッチ機構部がボディ55
内に収納配置されたカバー56を覆設し組立ねじ9に枠
1のねじ孔8に螺合することでスイッチ本体7の組立が
完了する。次に本発明の配線器具を造営面Wに取付ける
方法を説明する。先ず第10図に示すようにスイッチ本
体7を取付枠1に固定して配線を施し、取付枠1を埋込
みボックスXや造営面Wにねじ2によって固定する。次
に、クロース等の装飾材Yを造営面Wに貼付し、取付枠
1に沿って装飾材Yを切り取ってスイッチ本体7を露出
させる。そしてねじ2を緩めた後、下枠24を取付枠1
の下面に装着する。この際は先ず、ねじ2に切欠2aを
遊嵌合させて開口部25を通じて取付枠1を下枠24の
上に位置させ、その後下枠24を定位値に移動させるの
である。従って、取付枠1を取り外すことなく下枠24
を取付枠1の下面に装着することができるものである。
そして下枠24の当接部26に取付枠1を載置させると
ともに下枠24の突起26aに取付枠1の孔4を嵌合さ
せてねじ2を締め付ける。従って、装飾材Yが厚い場合
でもねじ2を締め付けることにより、下枠24と当接し
ている装飾材Yの全体が造営面W側に押し付けられる。
次に固定ねじ40によってプレート本体30を取付枠1
に固定した後、操作ハンドル6を窓孔34に遊嵌合する
と共に、操作体10の凹室13に操作ハンドル6の円筒
リブ41を押し込んで固定ばね14の係止片20の円筒
リブ41の突起43を係止してスイッチ本体7を装着し
ている。したがってクロース等の装飾材Yによる操作体
10の汚れを気にすることがない。そして、この場合、
中枠37を取付枠1に固定し当接部39を形成したこと
により、スイッチ本体7の操作体10と結合する操作ハ
ンドル6の位置決めとし、操作体10よりも大きな操作
ハンドル6とした場合においても反転角度を正規の位置
に確保できるものである。
【0009】ところでスイッチ本体7は操作体10とは
別位置に表示素子を固設してあるため、操作体10と連
動するスイッチ機構部の上方位置より表示素子22、2
3の固設位置が外れた位置となり、各表示素子22、2
3はスイッチ機構部と電気的に絶縁されて接点開閉時の
アークで表示素子22、23が破損したり、また表示素
子22、23自体は操作体10のように動かないので断
線することもなく、更に動く操作体10内には表示素子
22、23を設けていないので、表示素子22、23と
操作体10とを同時に組立てる必要がなく組立て易くな
る。
【0010】第11図は本発明配線器具を用いてスイッ
チ回路を形成したものであり、端子板52に電源eを接
続し、一方の固定端子板60に負荷を接続している。ま
た他方の固定端子板62は三路スイッチ回路を形成する
場合に用いる。この状態では負荷Lはオフ状態であり、
ネオンランプからなる表示素子22には電流が流れて点
灯し、この表示素子22の点灯により負荷Lがオフ状態
であることを示している。この時、第12図(a)に示
すように、操作ハンドル6は表示素子22側に倒れてお
り、操作ハンドル6の透明体44が操作ハンドル6の押
動作にて表示素子22に近づくために、表示素子22の
光によって照光されてその発光素子が明るく外部から見
易くなるものである。次に第12図(b)に示すよう
に、操作ハンドル6を反転動作させると負荷Lは電源e
に接続されて表示素子22が消灯するとともに電源トラ
ンス50の1次巻線N1 に電流が流れて、その電流トラ
ンス50の2次出力により負荷Lのオン状態を示す発光
ダイオードからなる表示素子23が点灯する。この時、
操作ハンドル6を押動作させた方の表示素子23が点灯
するために、表示素子23に透明体44が近づいて表示
が明るくなって外部から点灯状態が見易くなるものであ
る。そして表示素子22の点灯時には透明体70によっ
て緑色光による発光表示となり、表示素子23の点灯時
には赤色光による発光表示となって、スイッチの動作状
態が色別によって視認できることになる。第13図は三
路スイッチ回路の場合の接続を示す。
【0011】前記実施例では1個のスイッチ本体7を配
設した場合を示しているが、第14図は2個のスイッチ
本体7a、7bを配設した場合の実施例を示す。この実
施例では上、下に並設するスイッチ本体7a、7bの表
示素子22、23の位置を相隣接させて第15図に示す
ように操作ハンドル6a、6bの透明体44を境界部側
に偏位させることにより、スイッチ本体7a、7bの動
作状態の視認が一瞬で行えるようにしている。また各操
作ハンドル6a、6bの投入方向(倒れ方向)と夫々の
スイッチ本体7a、7bの動作とが一致するように第1
6図に示すように夫々のスイッチ本体7a、7bは互い
に線対称的な機構の配置を有するものを使用することに
よって上述した互いの操作ハンドル6a、6bの投入方
向とスイッチ動作とを一致させてある。しかして第17
図(a)、(b)で示すようにスイッチ本体7a、7b
の送り配線94を行う場合、共通端子側の端子板52に
対応する接続端子が並行するため送りが容易である。同
図中931、933 、93 4 は夫々導線挿入孔である。
第18図(a)、(b)は機械的スイッチ以外の電子ス
イッチ7″を一方のスイッチ本体の替わりに組合わせた
例を夫々示している。尚第14図中37a″は操作ハン
ドル6a、6bの境界部の隙間を少なくするための中央
リブである。
【0012】前記の実施例では1個の取付枠1に2個の
スイッチ本体7a、7bを装着して中枠37の1個の大
型の表面板の遊嵌合スペースに2個の操作ハンドル6
a、6bを遊嵌合したものであるが、次の第19図
(a)、(b)、第20図で示す実施例は多連形の配線
器具に係るものである。即ち図示するように操作ハンド
ル6 1 、62 の間には中枠37の上下各辺から一体に延
出された中央リブ37aが配設されており、中央リブ3
7aと操作ハンドル61 、62 との間の隙間は、操作ハ
ンドル61 、62 と中枠37との間の隙間とほぼ同じ程
度に狭く設定されている。したがって操作ハンドル6
1、62 の間の隙間から異物が挿入されるようなことは
中央リブ37aによって阻止することができるようにな
っており、またこの中央リブ37aがあるために配線器
具を正面側から見たときに、操作ハンドル61 、62
間の隙間が目立たないようになっているものである。第
20図は前記配線器具の分解斜視図を示すものである。
【0013】さらに第21図(a)、(b),第22図
は多連形の他の実施例を示すもので、かかる実施例は操
作ハンドルを上、下に2分割した第14図実施例を多連
形に用いたものであり、操作ハンドル6a,6bの間に
も中央リブ37a′を設けてあって、隙間を少なくする
とともにゴミの侵入を防ぐようにしている。
【0014】
【発明の効果】本発明は、操作体の揺動で反転するスイ
ッチ本体を中央に穿孔した開口窓に取り付ける取付枠
と、前記開口窓より大きく開き、スイッチ本体の操作体
を臨ませる窓孔を穿設したプレート部と、前記窓孔の開
口に遊嵌合されて前記スイッチ本体に嵌着される操作ハ
ンドルとからなり、取付枠の開口窓の両端には操作ハン
ドルの支点を形成したので、スイッチ本体の操作体より
も大きな操作ハンドルを取り付けることができ、操作ハ
ンドルの大型化により、外観意匠に高級な感じを持たせ
ることができ、また大型な操作ハンドルを使用しても取
付枠の支点により操作ハンドルを支持することができ、
そのため大型の操作ハンドルをがたつきなく操作でき、
結果操作ハンドルの大型化と合わせてスイッチの操作性
が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の取付枠の一部省略した要部
斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の要部の拡大分解斜視図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の下枠の断面図である。
【図5】(a)は本発明の一実施例の要部の拡大断面図
である。(b)は本発明の一実施例の要部の拡大断面図
である。(c)は本発明の一実施例の要部の拡大断面図
である。
【図6】(a)は本発明の一実施例の透明体の拡大斜視
図である。(b)は本発明の一実施例の表面板の一部省
略せる拡大斜視図である。
【図7】本発明の一実施例のスイッチ本体の拡大分解斜
視図である。
【図8】本発明の一実施例の表示素子の実装状態を示す
要部拡大斜視図である。
【図9】本発明の一実施例のスイッチ本体と表面板との
関係を示す概略構成図である。
【図10】本発明の一実施例の取付説明図である。
【図11】本発明の一実施例の使用回路例を示す回路図
である。
【図12】(a)は本発明の一実施例のスイッチ本体の
動作説明図である。(b)は本発明の一実施例のスイッ
チ本体の動作説明図である。
【図13】本発明の一実施例の別の使用回路例を示す回
路図である。
【図14】本発明の他の実施例の分解斜視図である。
【図15】本発明の他の実施例の正面図である。
【図16】本発明の他の実施例使用のスイッチ本体の分
解斜視図である。
【図17】(a)は夫々本発明の他の実施例の要部の拡
大斜視図である。(b)は夫々本発明の他の実施例の要
部の拡大斜視図である。
【図18】(a)は夫々本発明の他の実施例の応用例を
示す要部正面図である。(b)は夫々本発明の他の実施
例の応用例を示す要部正面図である。
【図19】(a)は夫々本発明の別の実施例の正面図で
ある。(b)は夫々本発明の別の実施例の平面図であ
る。
【図20】本発明の別の実施例の分解斜視図である。
【図21】(a)は夫々本発明の更に別の実施例の正面
図である。(b)は夫々本発明の更に別の実施例の平面
図である。
【図22】本発明の更に別の実施例の中枠の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 取付枠 5 支点片 5a 補助支点 6 操作ハンドル 7 スイッチ本体 10 操作体 30 プレート本体 34 窓孔 61 開口窓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作体の揺動で反転するスイッチ本体を中
    央に穿孔した開口窓に取り付ける取付枠と、前記開口窓
    より大きく開き、スイッチ本体の操作体を臨ませる窓孔
    を穿設したプレート部と、前記窓孔の開口に遊嵌合され
    て前記スイッチ本体に嵌着される操作ハンドルとからな
    り、取付枠の開口窓の両端には操作ハンドルの支点を形
    成したことを特徴とする配線器具。
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