JPH0333033B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、パチンコ遊技機に関し、特に、入
賞領域に入賞したパチンコ玉を振分ける玉振分け
装置を有するパチンコ遊技機に関するものであ
る。

［従来の技術］ パチンコ遊技機が遊技者を魅了して、人気を博
する面白いパチンコ遊技機となることができるか
否かは、打球発射されたパチンコ玉が遊技盤面に
沿つて落下するときに、どのように遊技盤面で変
化するかということと、入賞孔や入賞球装置等の
入賞領域へパチンコ玉が入賞することによつて、
いかなる遊技価値が付与されるかということが大
きな要因である。

通常の従来のパチンコ遊技機は、遊技盤面に沿
つて落下するパチンコ玉が入賞孔等に入つたとき
に所定数（たとえば10個、13個、15個等）のパチ
ンコ玉が賞品玉として払出されたり、チユーリツ
プと呼ばれる入賞球装置へパチンコ玉が入つたと
きは、チユーリツプの花びら（嘴状部）が開いて
パチンコ玉が入賞しやすくなる等の構成であつ
た。

しかしながら、それでは遊技が単調になる傾向
があるということで、特定の入賞領域へパチンコ
玉が入つたり、特定の入賞領域をパチンコ玉が通
過することより、所定の可変入賞球装置が開成し
て、特別の遊技価値が付与されるパチンコ遊技機
が提案されている。そのようなパチンコ遊技機
は、たとえば、特公昭52−45533号公報や、特公
昭57−11227号公報に開示されている。

［発明が解決しようとする問題点］ この発明は、上記既提案のパチンコ遊技機と類
似したパチンコ玉の振分け機構を有するパチンコ
遊技機であるが、遊技の面白味がより増加され
た、新規なパチンコ遊技機を提供することを目的
としている。

［問題点を解決するための手段］ この発明は、入賞領域を形成した遊技盤を含む
パチンコ遊技機であつて、 前記遊技盤に配設され、入賞した入賞玉を所定
の経路に導くように形成された複数の保球部を備
えた回転振分け部材と、 前記回転振分け部材を回転駆動させる回転駆動
手段と、 前記複数の保球部のうちの少なくとも１つの予
め定められた特定保球部で保球された入賞玉を検
出する特定入賞玉検出手段と、 前記特定入賞玉検出手段の出力に応じて所定の
遊技価値を与える価値付与手段とを備えたもので
ある。

［作用］ 入賞したパチンコ玉のうち回転振分け部材へ達
したパチンコ玉は、回転振分け部材に形成された
複数の保球部のいずれかで一時保球される。つま
り、入賞領域へ入賞し、回転振分け部材へ達した
パチンコ玉は、そこでいずれかの保球部へ保球さ
れるように振分けられる。そして、振分けられた
保球部が特定保球部のときには所定の遊技価値が
付与される。このように、回転振分け部材によつ
て、入賞したパチンコ玉がさらに偶然性の要素高
くいずれかの保球部へ振分けられるので、単に入
賞領域へパチンコ玉が入賞するのみならず、その
入賞したパチンコ玉が振分けられるという面白味
を加えることができ、遊技機全体のパチンコ玉の
流れに変化と面白味を増すことができる。また、
特定保球部でパチンコ玉が保球されたときには、
所定の、たとえば遊技者に有利な遊技価値が価値
付与手段によつて付与される。

［実施例］ 以下には、図面を参照して、この発明の実施例
について詳細に説明をする。

第１図は、この発明の一実施例のパチンコ遊技
機１０の外観図である。図において、この実施例
のパチンコ遊技機１０の遊技盤１１上には、入賞
領域としてのセーフ孔１２ａ，１２ｂと、複数の
入賞球装置（通称ヤクモノまたはチユーリツプ）
１３ａ〜１３ｅと、アウト玉入口１４とが形成さ
れている。また、遊技盤１１の中央部には、この
実施例の特徴である回転振分け装置５０が設けら
れている。この実施例では、セーフ孔１２ａへパ
チンコ玉が入ると、そのパチンコ玉は回転振分け
部材５０へ導かれるようになつている。そして、
回転振分け部材５０でパチンコ玉が振分けられ、
その振分けられ方に応じて、入賞球装置１３ａ〜
１３ｅのうち所定のものが開成する仕組みであ
る。

なお、第１図において、１５は複数のパチンコ
玉を入れると該パチンコ玉は１個順次打球させる
ために打球待機位置へ導く打球待機樋、１６はそ
の回動によつて打球強さを調節するための打球ハ
ンドル、１７は賞品玉払出し口、１７１は余剰賞
品玉払出し口、１８は玉受皿である。さらに、パ
チンコ遊技機１０は、玉数選択スイツチ１９ａお
よび１９ｂが設けられている。この選択スイツチ
１９ａはパチンコ玉が１個セーフ孔に入賞するこ
とにより払出される賞品玉数を10個に設定するも
のであり、選択スイツチ１９ｂは１個のパチンコ
玉がセーフ孔に入賞することにより払出される賞
品玉数を15個に設定するものである。つまり、選
択スイツチ１９ａまたは１９ｂを押すかにより、
入賞玉１個につき払出される賞品玉数が10個また
は15個のいずれかを選べるようになつている。も
ちろん、１個につき払出される賞品玉数を15個に
した場合は、パチンコ玉の入賞の難易度が難しく
なるようにされている。このような構成について
は、本願の親出願に係る特願昭54−95202号に詳
しく開示されている。

第２図、第３図および第４図は、回転振分け装
置５０の構成と動作とを説明するための詳細図で
あり、特に、第２図は回転振分け装置５０の斜視
図を示し、第３図はその正面図を示し、第４図は
その縦断面図を示す。

構成において、ドラム５１の外周は、軸方向に
沿つて複数列（図示では３列；５１ａ，５１ｂ，
５１ｃ）に区分されている。各列の外周面には１
個のパチンコ玉を一時貯留可能なようにパチンコ
玉の直径よりもやや大きな半円球状の窪み（図示
では列５１ａに形成された窪みを５２ａとし、５
１ｂの外周に形成された窪みを５２ｂとし、列５
１ａの外周に形成された窪みを５２ｃとする）が
それぞれ複数個形成されている。ドラム５１はド
ラム軸５３に固着され、該ドラム軸５３が筐体５
４の側面で回転自在に軸支されている。ドラム軸
５３の一方端が筐体５４の側面を貫通して歯車５
５１に固着されている。歯車５５１がモータ５６
の回転軸（または変速した軸）に固着された変速
用歯車５５２と噛合つている。ドラム５１の上部
には、セーフ孔１２へ入つたパチンコ玉を一時貯
留するパチンコ玉貯留室５７が形成されている。
また、ドラム５１の前面には、入賞したパチンコ
玉がドラム５１の外周面に形成された窪みへ入つ
て回転されるときはみだすのを防止するために、
湾曲形状をしたガイド板５８が配設されている。
さらに、ガイド板５８の下方には、ドラム５１の
各列に対応して振分けられたパチンコ玉の列を検
出するために、ドラム５１の各列５１ａ，５１
ｂ，５１ｃに対応して、振分け方向検出スイツチ
５９ａ，５９ｂ，５９ｃが設けられている。この
検出スイツチ５９ａ，５９ｂ，５９ｃは、たとえ
ば作動レバーを含むマイクロスイツチが用いら
れ、該作動レバーがドラム５１の各列の窪みに収
納されて下方へもたらされる入賞玉の落下によつ
て押圧される位置に配置されている。このドラム
５１で複数の方向、すなわち列５１ａに対応する
第１の方向（右側）と、列５１ｂに対応する第２
の方向（中央）と、列５１ｃに対応する第３の方
向（左側）のいずれかに振分けられたとき、振分
けられた方向によつて入賞率が可変される。な
お、より好ましくは、比較的高い入賞率とするよ
うに定められた第２の方向（中央）に対応するド
ラム５１の列５１ｂの外周に形成される窪みの数
を比較的少なくし、比較的低い入賞率とするよう
に定められた第１の方向（右側）に対応する列５
１ａの外周に形成される窪みの数を比較的多く
し、中程度の入賞率とするように定められた第３
の方向（左側）に対応する列５１ｃの外周に形成
される窪みの数を中程度の数とする。

第５図は、この発明の一実施例を駆動するため
の電気回路図であり、回転振分け装置５０の振分
けドラム５１によつて振分けられる入賞玉の方向
（通過状態）に基づいてヤクモノの開成数を可変
制御するための回路図である。

次に、第１図ないし第５図を参照して、振分け
ドラム５１で振分けられた入賞玉の方向によつて
ヤクモノの開成数を可変制御する場合について説
明する。

たとえば、選択スイツチ１９ａを操作すること
により10個の賞品玉を選択した場合において、回
転振分け装置５０で第２の方向へ振分けられたと
き５個のヤクモノ１３ａ〜１３ｅを開成し、第３
の方向へ振分けられたとき４個のヤクモノ１３
ａ，１３ｃ，１３ｄ，１３ｅを開成し、第１の方
向へ振分けられたとき３個のヤクモノ１３ａ〜１
３ｃを開成するものと定める。また、選択スイツ
チ１９ｂを操作することにより、15個の賞品玉を
選択した場合は、振分けドラム５１によつて第２
の方向へ振分けられたときおよび第３の方向へ振
分けられたとき３個のヤクモノ１３ｂ，１３ｄ，
１３ｅを開成し、第１の方向に振分けられたとき
２個のヤクモノ１３ｄ，１３ｅを開成制御するも
のと定める。

遊技者が10個の賞品玉を選択する場合は、遊技
に先立ち選択スイツチ１９ａを押圧する。応じ
て、ハイレベル信号がスイツチ１９ａを介してア
ンドゲート４１１の一方入力端子へ与えられる。
アンドゲート４１１には、その計数値が０以外の
ときハイレベル信号を導出しかつ０のときローレ
ベル信号を導出するプリセツトカウンタ４７の出
力がインバータ４８で反転されて他方入力として
与えられている。いずれのヤクモノも開成されて
いない状態では、各ヤクモノ１３ａ〜１３ｅへの
パチンコ玉の入賞状態を検出する検出スイツチ３
４ａ，３４ｂがオンしていないので、プリセツト
カウンタ４７はローレベル信号を導出しており、
アンドゲート４１１の他方入力にはハイレベル信
号が与えられている。このため、アンドゲート４
１１は選択スイツチ１９ａの押圧に応じてハイレ
ベル信号を導出し、フリツプフロツプ４２をセツ
トさせる。フリツプフロツプ４２のセツト出力は
アンドゲート４１７の一方入力として与えられる
とともに、アンドゲート６１１〜６１３の一方入
力として与えられる。

今、遊技者によつて打込まれたパチンコ玉が、
セーフ孔１２ａへ入賞した場合を考えると、該入
賞玉か径路２１４を介して入賞玉貯留室４７へ導
かれる。このとき、ドラム５１は連続的に回転駆
動されているが、ドラム５１の外周上に形成され
た窪みが玉貯留室５７の位置へ来なければ、入賞
玉はドラム５１の外周上を転動しながら玉貯留室
５７内で貯留されたままとなる。そして、ドラム
５１の外周のうち或る列の窪みが入賞玉貯留室５
７の位置へ来ると、入賞玉がその窪みへ入つてド
ラム５１の回転とともに下方へ移送され、ドラム
５１が半回転してガイド５８の下方端まで移送さ
れると、玉の自重で落下して径路２１５を介して
回収される。このとき、入賞玉を上部から下方へ
移送させた窪みの形成されているドラム５１の外
周上の列によつて、対応する検出スイツチが入賞
玉を検出する。

たとえば、列５１ａの外周に形成された窪みへ
入賞玉が入つた場合を考えると、検出スイツチ５
９ａが入賞玉の落下によつて押圧されて閉成され
る。応じて、ハイレベル信号がスイツチ５９ａを
介してアンドゲート６１３の他方入力として与え
られるため、アンドゲート６１３はハイレベル信
号を導出してオアゲート４４１および４４３を介
して対応するドライバ４５１および４５３に駆動
指令信号を与える。ドライバ４５１および４５３
は対応するソレノイド３１１および３３１を付勢
制御することにより、３個のヤクモノ１３ａ，１
３ｂ，１３ｃを開成制御する。このとき、アンド
ゲート６１３の出力が数値３のプリセツト指令信
号としてプリセツトカウンタ４７へ与えられるこ
とにより、今開成された３個のヤクモノのすべて
が閉成されるまで選択スイツチ１９ａ，１９ｂの
切換を禁止する。そして、開成されたヤクモノ１
３ａ，１３ｂ，１３ｃには打込玉が入賞しやすく
なる。

そして、開成されたいずれかのヤクモノへ打込
玉が入賞すると、入賞したヤクモノ（たとえば１
３ａ）に対応して設けられている検出スイツチ３
４ａが玉の落下とともに閉成されるため、微分回
路４６ａが微分パルスをオアゲート４４５を介し
てプリセツトカウンタ４７へ減算パルスとして与
える。プリセツトカウンタ４７はプリセツトした
値から１だけ減算する。ヤクモノ１３ａへ入賞し
た入賞玉により、入賞玉検出スイツチ２２４が閉
成される。このスイツチ２２４の閉成に応じてハ
イレベル信号がアンドゲート４１７および４１８
の他方入力として与えられる。このとき、フリツ
プフロツプ４２がセツトされているため、アンド
ゲート４１７はハイレベル信号を導出し、オアゲ
ート４４４を介してドライバ４５４に賞品玉払出
し指令信号を与える。応じて、ドライバ４５４は
10個の賞品玉を払出すようにソレノイド２７３ａ
を付勢制御する。

列５１ｃの外周に形成された窪みへ入賞玉が入
つた場合を考えると、検出スイツチ５９ｃが閉成
される。応じて、アンドゲート６１２がハイレベ
ル信号を導出してオアゲート４４１，４４２を介
してドライバ４５１，４５２に信号を与えること
により、ドライバ４５１，４５２がソレノイド３
１１，３２１を付勢して２個のヤクモノ１３ａ，
１３ｃ，１３ｄ，１３ｅを開成制御する。

また、例５１ｂの外周に形成された窪みへ入賞
玉が入ると、検出スイツチ５９ｂが閉成されるた
め、アンドゲート６１１はハイレベル信号を導出
してオアゲート４４１，４４２，４４３を介して
対応するドライバ４５１，４５２，４５３に信号
を与える。応じて、ドライバ４５１，４５２，４
５３は対応するソレノイド３１１，３１２，３１
３を付勢制御することにより、５個のヤクモノ１
３ａ〜１３ｅを開成制御する。

一方、遊技者が15個の賞品玉を選択した場合
は、プリセツトカウンタ４７の出力がローレベル
信号である状態において、選択スイツチ１９ｂを
押圧する。応じて、ハイレベル信号が選択スイツ
チ１９ｂおよびアンドゲート４１２を介してフリ
ツプフロツプ４２のリセツト入力として与えら
れ、フリツプフロツプ４２をリセツトさせる。フ
リツプフロツプ４２のリセツト出力（ハイレベル
信号）がアンドゲート４１８および６１４〜６１
６の一方入力として与えられる。このとき、前述
のごとくして検出スイツチ５９ａが閉成される
と、アンドゲート６１６がハイレベル信号を導出
してオアゲート４４２を介してドライバ４５２に
駆動指令信号を与えるため、ドライバ４５２はソ
レノイド３２１を付勢制御することにより２個の
ヤクモノ１３ｄ，１３ｃを開成制御する。

このように、選択スイツチ１９ｂが選択された
場合は、回転振分け装置５０の列５１ａの窪みへ
入賞玉が入つて第１の方向へ振分けられても、２
個のヤクモノしか開成制御されない。そして、開
成されたヤクモノのいずれかに入賞すると、入賞
玉の作用で入賞玉検出スイツチ２２４が閉成され
るため、アンドゲート４１８がハイレベル信号を
導出してドライバ４５５に直接与えるとともに、
オアゲート４４４を介してドライバ４５４に与え
る。したがつて、ドライバ４５４，４５５は対応
するソレノイド２７３ａ，２７３ｂを付勢制御す
ることより、15個の賞品玉を払出す。

同様にして、回転振分け装置５０の列５１ｂま
たは列５１ｃの各窪みへ入賞玉が入つて、該入賞
玉が振分けられ、スイツチ５９ｂまたは５９ｃが
閉成された場合は、予め定められた３個のヤクモ
ノ１３ｂ，１３ｄ，１３ｅが開成制御される。

以上のように、この実施例によれば、セーフ孔
１２ａへ入賞した入賞玉は、回転振分け部材５０
へ導かれ、該回転振分け部材５０に形成された３
つの窪み、つまり３つの保球部のうちのいずれか
で受止められて、該受止められた保球部によつて
開成するヤクモノの数が異なるようにされてい
る。言い換えれば、３つの保球部のうちの、中央
に設けられた窪みである特定保球部で入賞玉が受
止められたときは、検出スイツチ５９ｂで検出さ
れ、その出力に基づいて相対的に大きな遊技価値
であるヤクモノが相対的に多数個開成するという
遊技価値が付与される。逆に、他の窪みである保
球部で入賞玉が受止められたときは、相対的に少
ない遊技価値として、相対的に少ない数のヤクモ
ノが開成される。

したがつて、遊技者にとつては、セーフ孔１２
ａへパチンコ玉が入賞することにより通常の賞品
玉払出しという遊技価値が付与されるほか、そこ
に入つたパチンコ玉は回転振分け装置５０へ導か
れて、そこで特定保球部へパチンコ玉が導かれる
と、相対的に大きな所定の遊技価値が与えられる
ことになり、面白い魅力ある遊技機となる。

なお、上述の説明では、５個のヤクモノ１３ａ
〜１３ｅを遊技盤１１上に配設しておき、与える
遊技価値は該ヤクモノを相対的に多い数または相
対的に少ない数開成させるという構成にしたが、
これは次のように変形してもよい。すなわち、５
個のヤクモノ１３ａ〜１３ｅのうち、相対的に大
きな遊技価値を与えたいときは、すべてのヤクモ
ノを相対的に長い時間開成させ、相対的に少ない
遊技価値を与えたいときは、すべてのヤクモノを
相対的に短い時間開成させるようにすることであ
る。開成時間の長短は、たとえばタイマ等を用い
て規定することができるし、あるいはまた、ヤク
モノにパチンコ玉が複数個入るまで、たとえば10
個入るまで開成を続けるような構成とすることも
できる。なお、特定保球部以外の保球部へ入賞玉
が入つても何ら遊技価値が付与されない構成でも
よい。

さらに、上記実施例では、ヤクモノ１３ａ〜１
３ｅは、パチンコ玉が１度に原則として１個入賞
することのできるヤクモノとしたので複数個設け
た場合を述べたが、ヤクモノは、たとえばパチン
コ玉が１度に複数個入賞することのできる大きな
開口を有する開閉自在な電気的に制御されるヤク
モノであつてもよい。

［発明の効果］ 要するに、この発明の特徴は、入賞玉が回転振
分け装置によつて振分けられ、特定の保球部で入
賞玉が保球されたときに、それに基づいて或る遊
技価値、たとえばヤクモノが長時間開成したり、
複数個のヤクモノが開成したりというように、所
定の遊技価値が付与される構成とし、遊技者を魅
了するようなパチンコ遊技機としたことである。

したがつて、この発明によれば、入賞領域へパ
チンコ玉が入賞することにより単に所定数の賞品
玉が払出されるだけでなく、特定の入賞領域へパ
チンコ玉が入賞した場合、その入賞玉が回転振分
け装置へ導かれ、そこで振分けられて、特定の保
球部で保球されたときに、さらに一定の遊技価値
が付与されるので、遊技者にとつて魅力ある、ま
たパチンコ遊技場にとつては客寄せ効果の高いパ
チンコ遊技機とすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例の正面図であ
る。第２図は、回転振分け装置の斜視図である。
第３図は、回転振分け装置の正面図である。第４
図は、回転振分け装置の縦断面図である。第５図
は、この発明の一実施例の制御回路を示すブロツ
ク図である。 図において、１０はパチンコ遊技機、１１は遊
技盤、１２ａはセーフ孔、１３ａ，１３ｂ，１３
ｃ，１３ｄ，１３ｅはヤクモノ、５０は回転振分
け装置、５１は回転ドラム、５２ａ，５２ｂ，５
２ｃは保球部を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 入賞領域を形成した遊技盤を含むパチンコ遊
   技機であつて、 前記遊技盤に配設され、入賞した入賞玉を所定
   の経路に導くように形成された複数の保球部を備
   えた回転振分け部材と、 前記回転振分け部材を回転駆動させる回転駆動
   手段と、 前記複数の保球部のうちの少なくとも１つの予
   め定められた特定保球部で保球された入賞玉を検
   出する特定入賞玉検出手段と、 前記特定入賞玉検出手段の出力に応じて所定の
   遊技価値を与える価値付与手段とを備えたことを
   特徴とする、パチンコ遊技機。