JPH0332898B2 - - Google Patents

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JPH0332898B2
JPH0332898B2 JP59237695A JP23769584A JPH0332898B2 JP H0332898 B2 JPH0332898 B2 JP H0332898B2 JP 59237695 A JP59237695 A JP 59237695A JP 23769584 A JP23769584 A JP 23769584A JP H0332898 B2 JPH0332898 B2 JP H0332898B2
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JP
Japan
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armature
electromagnet
armatures
windings
yokes
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JP59237695A
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Koeraa Jerarudo
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RA TEREMEKANITSUKU EREKUTORITSUKU SA
Original Assignee
RA TEREMEKANITSUKU EREKUTORITSUKU SA
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Publication date
Application filed by RA TEREMEKANITSUKU EREKUTORITSUKU SA filed Critical RA TEREMEKANITSUKU EREKUTORITSUKU SA
Publication of JPS60123006A publication Critical patent/JPS60123006A/ja
Publication of JPH0332898B2 publication Critical patent/JPH0332898B2/ja
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
    • H01F7/16Rectilinearly-movable armatures
    • H01F7/1638Armatures not entering the winding
    • H01F7/1646Armatures or stationary parts of magnetic circuit having permanent magnet
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/22Polarised relays
    • H01H51/2209Polarised relays with rectilinearly movable armature
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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    • H01H51/22Polarised relays
    • H01H51/2209Polarised relays with rectilinearly movable armature
    • H01H2051/2218Polarised relays with rectilinearly movable armature having at least one movable permanent magnet

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  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヨークと、磁極面に磁石の軸から突
出する磁極片が嵌着される永久磁石を支持するア
ーマチユアとから構成され、アーマチユアのヨー
クに対する相対運動はアーマチユアの永久磁石の
軸に対して垂直な方向を有するような電磁石に関
する。
従来技術、および発明が解決しようとする問題
点。
フランス特許第2358006号に記載される電磁石
は上述の定義に対応する構造を有し、アーマチユ
アの磁極片の少なくとも1つは屈曲端部を有す
る。
本出願人の保有するフランス特許第2466844号
に記載される電磁石は、フランス特許第2358006
号に記載される電磁石に対して、アーマチユアが
巻線の内部に配置されるという点で変形されてい
る。
本出願人の保有するフランス特許第2520152号
及びヨーロツパ特許第0086121号による電磁石は、
上述のフランス特許第2466844号による電磁石と
比較して改良されており、単安定方式で機能し、
可動要素と固定要素を交換することができる。
さらに、ドイツ特許第2407184号及びフランス
特許第2486303号に記載される電磁石においては、
2つの巻線が並列して配置され、その4つの端部
はH字形を形成するように2つのアーマチユアに
より対を成して接合される。しかしながら、従来
使用されていた電磁石とは異なり、それらのアー
マチユアは並進運動せず、回転運動する。
フランス特許第2388386号に記載される電磁石
も並列配置される2つの巻線を有し、その4つの
端部は2つのアーマチユアにより対を成して接合
される。それらのアーマチユアは磁石の軸に沿つ
て並進運動する。
また、国際特許出願第PCT WO 82/03944号
に記載される電磁石はフランス特許第2358006号
に記載される電磁石と同様に変形されており、固
定部分と可動部分が逆転され、磁石及び磁極片か
ら構成される第2のアセンブリが対称形に追加さ
れる。この第2のアセンブリは、上述の逆転が行
なわれた後に同様に取付けられる。
フランス特許第2520152号に記載される電磁石
は、アーマチユアとヨークとの間の漏れ磁束によ
り磁束の損失を発生するという欠点を有する。こ
のような磁束損失は、電磁石が励磁され、まさに
動き始めようとしているときにCAO(コンピユー
タを利用した設計)により得られる磁気トレーシ
ングによつて表示される。
また、この電磁石のヨークは屈曲しており、エ
アギヤツプを同時に閉鎖するためにはヨークの端
部を完全に平行に且つ精密に配置しなければなら
ず、従つて製造中に十分な注意が必要である。
さらに、場合によつては、アーマチユアの質量
が衝撃及び慣性に対して適正な抵抗を電磁石に与
えられないようなものであることもある。この動
作方式は、電磁石が短絡電流に対する限流遮断器
の開成を制御するために使用されるときには特に
重要である。
また、行程が限られている従来の電磁石を交換
する場合、構造の物理的制限により取付けに問題
を生じることが多い。
さらに、保守の際又は電磁石の公称電圧を変更
する必要のあるときに、従来の電磁石の巻線は容
易に取外すことができない。
本発明の目的は従来の電磁石の欠点を克服し、
特にアーマチユアとヨークの間の漏れ磁束による
磁束の損失を防止し、また電磁石の交換作業およ
び電磁石の巻線の取外し作業が容易である電磁石
装置を得ることにある。
問題点を解決するための手段 本発明による電磁石は、互いに相対的に運動す
るヨーク及びアーマチユア、及び磁気回路の一部
分を包囲する巻線から構成され、アーマチユアは
2つの磁極面に2つの磁極片が嵌着される永久磁
石を支持し、磁極片はその永久磁石の軸の両端か
ら先へ突出し、磁極片の少なくとも一方は他方の
磁極片と共に2つのエアギヤツプ領域を形成する
ために屈曲端部を有し、ヨークの端部は、各エア
ギヤツプ領域が永久磁石の軸に対して垂直な方向
に沿つた反発力を発生する2つのエアギヤツプか
ら構成されるようにエアギヤツプ領域に突出す
る。
本発明によれば、この電磁石は、第1のアーマ
チユアと同様の形状を有し第1のアーマチユアと
平行に対向するように配置される第2のアーマチ
ユアを有し、2つのヨークは、磁気回路が一連の
アーマチユア及びヨークにより形成されるように
互いに対向して配置される2つのアーマチユアの
エアギヤツプ領域を接合する。
この構成においては、互いに対向するエアギヤ
ツプ領域の間の磁束損失を相当に減少させる短い
直接接続が得られる。
本発明の一実施例においては、一連のアーマチ
ユア及びヨークは少なくとも1つの短形を形成
し、2つの巻線はその短形の対向する2辺に配置
される。
従つて、電磁石は、動作中、巻線を1つしかも
たない電磁石と等しいスペースを占める。
本発明の一実施例においては、周囲に巻線が取
付けられる共通の分岐部を形成するように、それ
ぞれ矩形である2つの磁気回路が結合される。こ
の実施例においては、電磁石は変位の方向に沿つ
て軸方向に対称形である。上述の実施例の別の特
徴によれば、アーマチユアは矩形の磁束経路が円
形の経路となるように湾曲される。
本発明の一実施例においては、単安定機能を得
るように少なくとも一方のヨークの端部の間に永
久磁石が挿入される。
この永久磁石を付加すると、電磁石の単安定動
作を簡単に得ることができる。
実施例 本発明のその他の特徴および利点は以下の記述
から明瞭になるであろう。
第1図の実施例において、双安定動作する電磁
石は固定ヨーク11,12、固定ヨーク11,1
2に対して相対運動し、ほぼH字形の断面形状を
有するアーマチユア1a及び磁気回路の一部を取
囲む巻線5から形成される可動アセンブリとから
構成される。
アーマチユア1aは電磁石2aから形成され、
その2つの磁極面に取付けられる2つの磁極片3
a,4aは電磁石2aの軸の両端より先に突出す
る。
一方の磁極片4aの両端部は他方の磁極片3a
と共に2つのエアギヤツプ領域を限定するよう
に、電磁石2aの軸に関して屈曲され、固定ヨー
ク11,12の端部13a,14aはそれらのエ
アギヤツプ領域に突出する。このように、各エア
ギヤツプ領域は電磁石2aの軸に対して垂直な方
向に沿つて、反発力F1a,F2aを含む2つのエアギ
ヤツプから形成される。
磁極片4aの両端は直角に屈曲されるので、2
つのエアギヤツプ領域に平行な力が存在する。
第1図に示されるように、可動アセンブリは、
電磁石2bと、磁極片3b,4bとから構成され
る第2のアーマチユア1bをさらに含む。このア
ーマチユア1bは第1のアーマチユア1aと同じ
形状であり、第1のアーマチユアに平行に対向す
るように配置される。さらに、2つの固定ヨーク
11,12の両端部13a,13b;14a,1
4bは互いに対向して配置される2つのアーマチ
ユア1a,1bのエアギヤツプ領域を接合する。
従つて、電磁石の磁気回路は矩形を形成する一
連のアーマチユア及びヨークから構成される。
また、第1の巻線5と平行に第2の巻線8が配
置される。
第1図に示される実施例において、巻線5,8
は、磁気回路により限定される上述の矩形の2つ
の対向する辺を形成する固定ヨーク11,12の
周囲にそれぞれ配置される。
さらに、巻線5,8は、それぞれ、対応する巻
線5,8の鉄心として機能する固定ヨーク11,
12の周囲に成形されるプラスチツク材料から成
るフレーム6,9から形成される。
プラスチツク材料のフレーム6,9の側面6
a,6b;9a,9bに取付けられる非磁性金属
又は真鍮などの非磁性合金の板15a,15b
は、磁極片4a,4bの直角に屈曲した端部を巻
線から分離すると共に、矢印F1a,F2a;F1b,F2b
により示される方向、すなわち巻線5及び8の軸
に垂直な方向に沿つたアーマチユア1a,1bの
変位を案内するために使用される。
上述の双安定電磁石は次のように機能する。
巻線5及び8が方向H1に励磁されると、電機
子1a及び1bに力F1a,F1bが誘導され、その力
はアーマチユアを一方の安定位置(第1図の下
方)へ向かつて変位させる。
逆に、巻線5及び8が方向H1とは反対の方向
H2に励磁されるときには、アーマチユア1a及
び1bに逆方向の力F2a,F2bが誘導され、アーマ
チユアを他方の安定位置(第1図の上方)へ変位
させる。
電磁石の磁気回路における磁束の経路は、巻線
5及び8が方向H1に励磁される場合については
実線の矢印、巻線が方向H2に励磁される場合に
ついては点線の矢印によりそれぞれ示される。
互いに対向するエアギヤツプ領域の間に短い直
接接続が存在することがわかる。従つて、漏れ磁
束は著しく減少される。
長方形又は正方形の輪郭に沿つた磁束経路は円
環面において誘導される理想的な経路に近い。経
路の方向は励磁方向H1又はH2により決定され
る。
巻線及び永久磁石の磁位は磁束経路に沿つて規
則的に分布する。
また、エアギヤツプは巻線5及び8にごく近接
して配置されることがわかる。
さらに、電磁石の構造は、巻線5及び8の平坦
な磁心を形成する固定ヨーク11,12の板15
a,15bの中心に正確に配置できるようなもの
である。それらの板15a,15bは電磁石取付
け手段として使用される。
エアギヤツプの面積を広げるために、エアギヤ
ツプに近い磁極片3a及び3bが図示されるより
大きくなるように変形しても良い。
これを同じ目的を達成するために、磁極片3
a,3bの両端部を磁極片4a,4bの両端部の
ように屈曲させても良い。
さらに、電磁石は巻線5,8を取外しやすいよ
うに構成されており、電流消費を減少させるため
の巻線5,8の並列接続又は直列接続も容易であ
る。
また、電磁石2bのような磁石の極性を変える
と、アーマチユアの逆方向への運動が得られる。
この場合、アーマチユア1a,1bの間を機械
的に結合させると、アーマチユアの衝撃に対する
抵抗が強められる。
巻線をアーマチユア1a及び1bの周囲に配置
すること、さらに巻線5,8を固定ヨーク11及
び12の周囲に配置することが可能でなければな
らない。
第2図による実施例においては、第1図と同様
の構成要素は対応する図中符号に20を加えたもの
より示される。第1図の場合と同様に、電磁石
は、互いに平行に対向して配置されるほぼH字形
の2つの固定アーマチユア21a,21bを含
む。
同様に、2つの可動ヨーク31及び32a,3
2bは、矩形を形成する一連のアーマチユア及び
ヨークにより磁気回路が形成されるように、互い
に対向して配置されるエアギヤツプ領域を接合す
る。
さらに、第1図の場合と同様に、2つの巻線2
5,28は上述の矩形の対向する辺に配置され
る。
また、各アーマチユア21a,21bは、電磁
石22a,22bの両端から先に突出する2つの
磁極片23a,24a;23b,24bから構成
される。
磁極片24a,24bの両端は直角に屈曲さ
れ、他方の磁極片23a,23bと共に2つのエ
アギヤツプ領域を限定する。可動ヨーク31;3
2a,32bの両端33a,33b;34a,3
4bはそれらのエアギヤツプ領域に突出する。
第2図に示される電磁石と第1図の電磁石との
主な相違点は、フランス特許第2466844号の場合
のように巻線25及び28が各アーマチユア21
a,21bのアセンブリの周囲に配置されること
である。
また、一方の可動ヨークが薄い永久磁石36を
間に挟んだ2つの部分32a,3bから構成され
る点も異なつている。
部分32bの一端34bは、全く平坦である他
方の部分32aの先に配置できるようにバヨネツ
ト形に屈曲されている。この端部34bと、平坦
な部分32aの他端部34aはアーマチユア21
a及び21bの下方のエアギヤツプ領域に突出す
る。
第2図に示される電磁石の機能は第1図による
実施例と同様である。
しかしながら、永久磁石36は実線の矢印の方
向に流れる磁束を強化し、そのため、可動ヨーク
は方向F1に変位し、磁束が逆方向(可動ヨーク
の方向F2への変位を表わす点線の矢印)に流れ
るときは逆方向への変位を生じる。
ただし、部分32a及び32bの間の磁気漏れ
抵抗と、永久磁石36の幅が電磁石22a及び2
2bに比べて狭いこととによつて、磁束はこの場
合にも完全に流れる。
このように、第2図に示される電磁石は単安定
機能し、休止位置は可動ヨークの方向F1への変
位に対応し、動作位置は方向F2への変位に対応
する。
当然のことながら、ヨーク32a,32bと同
様の2つの部分から構成される可動ヨーク31
に、永久磁石36と同じ永久磁石を対称に挿入し
ても良い。
第2図に示されるように、巻線25及び28の
プラスチツク材料から成るフレームの平坦な対向
する面26a,26b;29a,29bは磁極片
23a及び23bの両端部と比較して引込んだ位
置にあり、板37により形成される案内手段は2
つの可動ヨーク31及び32a,32bを接合す
る。
この板37はヨークアセンブリの運動が伝達さ
れる外部の装置(図示せず)に固着しても良く、
この場合にはアーマチユア21a,21b及び巻
線25,28は固定される。
板37は真鍮から形成することができ、巻線2
5及び28のプラスチツク材料から成るフレーム
26,29の隣接する縁部の間に設けられる溝穴
38a,38bに沿つて摺動する。
この板37は可動ヨーク31の開口に挿入して
も良く、あるいは、可動ヨークの部分32a,3
2bと、永久磁石36とから構成されるアセンブ
リを包囲する溝穴を有していても良い。
板37の代わりに、巻線25及び28の両側か
ら延出する2つの支持体を使用することもでき
る。
従つて、第2図に示される実施例において、移
動することのできるヨーク31,32a,32b
は、固定されている2つのアーマチユア21a,
21bに対して低い慣性を有し、これは電磁石の
動作速度という点に関して有利である。
可動ヨーク31の長さを短くし、磁極片23
a,23bの一端を他端に向かつて屈曲させるこ
とにより、この慣性はさらに減少させ、それと同
時にエアギヤツプの面積が拡大される。
このように、巻線25及び28のフレーム26
及び29は、エアギヤツプを精密に位置決めしう
る条件の下で、アーマチユア21a,21bに容
易に成形することができる。
第2図に示される電磁石の運動方向における高
さの制限は、巻線25及び28がその運動と平行
に互いに対向して配置されるならば少ない。
さらに、案内手段によりヨークのミスアライン
メントは少ない。従つて、磁極片の位置決めが全
く正確とはいえない場合でもエアギヤツプは完全
に閉鎖される。
第3図においては、第2図と同様の構成要素は
図中符号にさらに20を加えたものにより示され
る。この場合、アーマチユア41aはその軸に沿
つて90゜回動されており、磁極片43aの付近に
移動されている。アーマチユア41bは変形され
ていないが、巻線は示されていない。アーマチユ
ア41aに対してアーマチユア41bと対称であ
るアーマチユア41cが追加されている。アーマ
チユア41cの巻線も示されていない。2つのヨ
ーク51及び52の案内手段は図示されていな
い。磁束循環は先の実施例と同様に巻線45の磁
界の方向H1−H2に従つて決定される。
2つの対向する辺に巻線が取付けられている矩
形に沿つた磁束循環ではなく、第3図の場合に
は、一辺と共通とする2つの矩形が形成され、そ
の一辺に単一の巻線が取付けられる。この対称配
置はコンパクトであるという利点を有する。
また、アーマチユア41b及び41cとして示
される部分は、磁化ゴムの磁石42と共にアーマ
チユア41aと同心である円の円弧を画く単一の
湾曲したアーマチユアからとられたと考えること
ができる。
第4図はそのような構成を示し、第3図と同様
の構成要素は対応する図中符号にさらに20を加え
たものにより示される。
アーマチユア61bは360゜湾曲し、ポツト形の
電磁石を形成する。円の対称性を完成するため
に、中心のアーマチユア61aも円筒形であり、
完全の円筒形の磁極片64aから構成される。磁
極片64aの両端の径大部は直角屈曲端部として
使用される。
磁極片64aは半径方向に磁化された環状の磁
石62aにより取囲まれ、この磁石62a自体は
中空の円筒形磁極片63aにより包囲される。当
然のことながら、磁極片はポツトの軸から遠くな
るにつれて徐々に薄くしていつて良い。
ヨーク71及び72は、電磁石の運動を伝達す
る構成要素77により接合され且つ案内される。
それらの形状は環状である。
変位軸F1―F2に沿つた円筒形の構成に代わり
に、第5図に示されるように、変位軸F1―F2
対して垂直な軸に沿つた円筒形構成を得るため
に、第2図の構成を変形しても良い。第5図にお
いては、第4図と同様の構成要素は対応する図中
符号にさらに20を加えたものにより示される。
巻線85及び88は電磁石の中心と同心である
円の円弧を描いて湾曲し、永久磁石82a及び8
2bは変位軸F1−F2に対して常に垂直である対
称軸又は主軸に関して半径方向に磁化されてい
る。磁極片84a及び84bの両端は直角に屈曲
されるのではないが、それらの磁極片の湾曲と、
磁極片83a,82b;91及び92の湾曲とに
より、この場合にも、それぞれのエアギヤツプ領
域に対して平行な力が存在する。この構成におい
ては先の実施例より複雑な機械工作が必要である
が、円形の磁束経路が得られるので、長さは長方
形又は正方形の経路よりはるかに短くなる。さら
に、永久磁石はエアギヤツプにさらに近接する。
同様に、第4図の構成を、巻線の軸の両側で図
面の平面における磁束経路が中心部を共通とする
円形になるように変形することもできる。そのよ
うな構成は8の字を水平にしたような形状を有
し、この場合には、巻線の軸に沿つて対称が成立
するため、円環面の形状の容積の内部に巻線が収
納される形となる。これにより、鉄の内部の磁束
経路をできる限り短くし且つ銅の内部の電流をで
きる限り少なくするような構造が得られる。
もちろん、本発明は上述の実施例のみに限定さ
れず、本発明の範囲内で多くの変形を行なうこと
ができる。
従つて、第2図の可動ヨークの部分32a,3
2bは90゜に屈曲されるアームを有していても良
い。この場合、永久磁石36はアームの間に配置
されるので、エアギヤツプの配置は永久磁石36
の厚さ及び部分32bの屈曲により左右されな
い。
前述の実施例において説明されたエアギヤツプ
は表面が均一であり、表面間の間隔を変えること
ができる。本発明の範囲内で、表面が可変であ
り、表面間の間隔は一定であるようなエアギヤツ
プを得ることができなければならない。たとえ
ば、第1図による実施例の場合には、固定ヨーク
11の端部13aを案内板15aの高さより少し
下になるまで削り、それにより磁極片3a及び4
aの対応する端部にさらに近づけることにより、
この構成が得られる。しかしながら、そのような
エアギヤツプは、摩擦や不完全な閉鎖により生じ
る危険を考慮に入れると上述の実施例ほど有効で
はない。
本出願人の同日出願に係る「永久磁石を有する
2安定動作式電磁石」という名称の特許出願に記
載される改良により、上述の構造の効果をさらに
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例による電磁石の縦
断面図、第2図は、本発明の他の一つの実施例に
よる電磁石の縦断面図、第3図は、本発明の他の
一つの実施例による電磁石の縦断面図、第4図
は、本発明の他の一つの実施例の断面図、及び第
5図は、本発明のさらに他の一つの実施例の断面
図である。 1a,1b,22a,22b,41a,41
b,41c,61a,61b,61c,81a,
81b…アーマチユア、2a,2b,22a,2
2b,36,42a,62a,82a,82b…
永久磁石、3a,3b,4a,4b,23a,2
3b,24a,24b,43a,44a,63
a,64a,83a,83b,84a,84b,
91,92…磁極片、5,28,45,65,8
5,88…巻線、11,12,31,32a,3
2b,51,52,71,72…ヨーク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヨーク11,12;31,32a;51,5
    2;71,72;91,92、該ヨークに対して
    運動する第1のアーマチユア1a,21a,41
    a,61a,81a及び磁気回路の一部分を取囲
    む巻線5,25,45,65,85を有し、該第
    1のアーマチユア1a,21a,41a,61
    a,81aは、2つの磁極面に2つの磁極片3
    a,4a;23a,24a;43a,44a;6
    3a,64a;83a,84aが嵌着される永久
    磁石2a,22a,42a,62a,82aを含
    み、該磁極片はその永久磁石の軸の両端より先へ
    突出し、該磁極片の少なくとも一方4a,24
    a,44a,64a,84aは他方の磁極片3
    a,23a,43a,63a,83aと共に2つ
    のエアギヤツプ領域を限定するために屈曲端部を
    有し、ヨーク11,12;31,32a;51,
    52:;71,72;91,92の両端は、各エ
    アギヤツプ領域が永久磁石2a,22a,42
    a,62a,82aの主軸に対して垂直な方向に
    沿つた反発力を発生する2つのエアギヤツプから
    形成されるように該エアギヤツプ領域に突出する
    電磁石において、第1のアーマチユア1a,11
    a,61a,81aと同じ形状の少なくとも1つ
    の第2のアーマチユア16,21b,41b,6
    1b,81bが第1のアーマチユアと平行に対向
    するように配置され、2つのヨーク11,12;
    31a,32b;51,52;71,72;9
    1,92は、磁気回路が一連のアーマチユアおよ
    びヨークにより形成されるように互いに対向して
    配置される2つのアーマチユアのエアギヤツプ領
    域を接合することを特徴とする電磁石。 2 一連のアーマチユア及びヨークは少なくとも
    1つの矩形を形成し、該矩形の対向する2辺に2
    つの巻線5,8;25,28が配置される特許請
    求の範囲第1項記載の電磁石。 3 巻線25,28はアーマチユア21a,21
    bの周囲に配置される特許請求の範囲第2項記載
    の電磁石。 4 単安定機能が得られるように少なくとも一方
    のヨークの端部34a,34bの間に永久磁石3
    6が挿入される特許請求の範囲第3項記載の電磁
    石。 5 ヨーク31,32a,32bはアーマチユア
    21a,21b及び巻線25,28に対して自由
    に運動する案内手段37により接合され、該案内
    手段は、該ヨークの運動が伝達される外部の装置
    に取付けられる特許請求の範囲第3項又は第4項
    記載の電磁石。 6 巻線25,28のフレーム26,29はそれ
    ぞれ対応するアーマチユア21a,21bに成形
    されるプラスチツク材料から形成される特許請求
    の範囲第3項から第5項までのいずれかに記載の
    電磁石。 7 磁気回路が1つの共通の分岐部41a,61
    aを有する2つの矩形により形成されるように、
    中心のアーマチユア41a,61aの軸の両端に
    対称形に配置され、同様に対称形である磁極を有
    する2つのアーマチユア41b,42c;61
    b,61cを具備する特許請求の範囲第1項記載
    の電磁石。 8 中心のアーマチユア41a,46aにのみ巻
    線45,65が巻回される特許請求の範囲第7項
    記載の電磁石。 9 第2のアーマチユア61bは中心のアーマチ
    ユア61aと同心の円の円弧を画いて湾曲し、該
    第2のアーマチユアの磁気軸は中心のアーマチユ
    ア61aの方向に向き、中心のアーマチユア61
    aのみがポツト形電磁石を形成するようにコイル
    65により巻回される特許請求の範囲第1項記載
    の電磁石。 10 永久磁石82a,82b及び磁極片83
    a,84a,83b,84bを含む巻線85,8
    5と、ヨーク91,92とは、磁束経路が円形と
    なるように電磁石の中心と同心である円の円弧を
    画いて湾曲する特許請求の範囲第3項記載の電磁
    石。
JP59237695A 1983-11-16 1984-11-13 永久磁石を有するアーマチユアを備えた電磁石 Granted JPS60123006A (ja)

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FR8318184 1983-11-16

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