JPH033272B2 - - Google Patents

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JPH033272B2
JPH033272B2 JP56181490A JP18149081A JPH033272B2 JP H033272 B2 JPH033272 B2 JP H033272B2 JP 56181490 A JP56181490 A JP 56181490A JP 18149081 A JP18149081 A JP 18149081A JP H033272 B2 JPH033272 B2 JP H033272B2
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JP
Japan
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card
processing device
information processing
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JP56181490A
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Kyoaki Takiguchi
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CSK Corp
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Publication date
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Publication of JPH033272B2 publication Critical patent/JPH033272B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K17/00Methods or arrangements for effecting co-operative working between equipments covered by two or more of main groups G06K1/00 - G06K15/00, e.g. automatic card files incorporating conveying and reading operations

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気的に情報が記録されるマスターカ
ードおよびユーザカードを使用して情報の処理を
行うシステムに関し、特に漢字を含む文字情報を
磁気的に書込み、読取りすることにより、情報処
理装置にその漢字を含む文字情報を表示させるこ
とにより、情報の処理を行うことができる磁気カ
ードによる情報処理方法に関する。
〔従来の技術〕
従来から薄いプラスチツクカードに磁気ストラ
イプを設けた磁気カードは、ユーザカードとして
クレジツトカード、身分証明書、病院の診察券、
図書館やホテルの利用券等に数多く利用されてい
た。この従来のユーザカードでは、カード発行機
によつて発行の際に磁気ストライプに各種の情報
を書込んでおき、照合、集計等の際には小売店、
売場、カウンター等に設置してある端末機によつ
てこの磁気ストライプに記録してある固有の情報
を読取つてオンラインを介してセンターコンピユ
ータに問い合わせ、暗証が正しいか、或いは残高
がどの程度残つているか確認していた。この場
合、ユーザカードの磁気ストライプに書込まれて
いる情報はアスキーコード等によつて電気信号に
変換し記録したものであつた。
〔発明の解決しようとする問題点〕
従つて、端末装置自体で磁気ストライプに記録
されている情報を読取り、その内容を表現しよう
としても漢字を含む日本語の表示は不可能であ
り、詳しい内容を端末側で判別しようとすればコ
ードブツクなどを利用しなければならず煩わしい
ものであつた。このため、ユーザカードの照合や
詳しい内容を知るためには端末装置とセンターコ
ンピユータをオンラインで結んで使用しなければ
ならないという制約が生じていた。
本発明は上述の欠点に鑑み、カード上に漢字情
報を含む文字情報を磁気的に記録可能とし、端末
装置でカードの磁気記録を読取つて、その漢字情
報を含む文字情報を端末装置の表示装置に表示さ
せ、オフラインのままで端末装置による情報処理
を容易にした磁気カードによる情報処理方法を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の磁気カードの情報処理方法は、磁気的
に情報が記録されるマスターカードおよびユーザ
カードと、該カードに磁気的に記録されている情
報の処理を行うとともに、新規なカードの発行処
理を行うことも可能な情報処理装置とからなり、
該情報処理装置は文字情報を視覚的に表示する表
示装置と、該カードの書込みおよび読取手段と、
演算手段と、キーボード等の入力手段とから構成
され、これらカードおよび情報処理装置を用いて
情報の処理を行う磁気カードによる処理方法にお
いて、上記マスターカードには当該マスターカー
ドが適正なものであるか否かをチエツクするため
のID情報とユーザカードの処理を行うための上
記情報処理装置を駆動させる特定の情報または上
記情報処理装置を駆動させてユーザカードの発行
を可能にする特権情報とが付されており、上記情
報処理装置はマスターカードから読み取つた該
ID情報とマスターカード所持者から上記キーボ
ードにより入力されたコード情報とを比較して両
者が一致した場合のみ、上記マスターカードが適
正なものとして受け付けることにより、上記情報
処理装置を動作可能な状態にし、それによつてユ
ーザカードの処理を可能にするとともに、新たな
ユーザカードの発行に際しては上記特権情報の有
無をチエツクし、特権情報があるときのみ新規な
カードの発行を可能とし、かつ、これらカードに
は漢字情報を含む文字情報を書込み記録すること
を特徴とする。
〔作用〕
本発明は、マスターカードおよびユーザカード
の二種類があり、このマスターカードにはID情
報と、ユーザカードの処理を可能にする特定の情
報と、ユーザカードを新たに発行可能とする特権
情報とが付されている。
上記情報処理装置はマスターカードから読み取
つた該ID情報とマスターカード所持者が入力し
たコード情報とが一致したときのみ、上記マスタ
ーカードが適正なものとして受け付け、上記情報
処理装置を動作可能な状態にすることによつてユ
ーザカードの処理を可能にするとともに、新たな
ユーザカードの発行に際しては上記特権情報の有
無をチエツクし、特権情報があるときのみ新規な
カードの発行を可能とする。そして、これらカー
ドには、漢字情報を含む文字情報を書込み記録す
る。
これにより磁気カードを読取るとき、その漢字
を含む文字情報が情報処理装置の表示装置に表示
され、情報処理装置における情報処理が日本語処
理で行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。
本実施例では磁気カードの使用例としてユーザ
カードとしてクレジツトカードを用い、このクレ
ジツトカードに文字情報を書込み、読取りが自由
に行え、その後の情報の訂正、書き換えも行うこ
とができる情報処理装置を具体例として用いてい
る。
第1図は磁気カードと処理装置の外観を示すも
ので、ユーザカードあるいはマスターカードとし
ての磁気カード1は薄厚のプラスチツク板で形成
され、その一面には帯状の磁気ストライプ2が貼
付けてある。
処理装置3はレジスタに似た形状をしており、
その前面は2段に傾斜させてある。処理装置3の
上端には書込み、読取りができるカードリーダ4
が設けてあり、カードリーダ4には前記磁気カー
ド1を挿通するカード挿通溝5が形成してある。
また、処理装置3の前面上部には数字、漢字、か
な文字、カタカナ、英文字等の文字を表示するこ
とができる。表示装置としての陰極線管(CRT)
6の表示部分が固定してあり、この陰極線管6の
下部にはフアンクシヨンキーボード7とカセツト
レコーダ8が設けてあり、さらに下方にはカナ漢
字変換できるフルキーボード9、操作指令を行う
指示キーボード10、および「0」〜「9」、「小
数点」、「四則演算指示」キー等のテンキー11が
それぞれ固定してある。
第2図は前記処理装置3の構成の概略を示すも
ので、演算制御回路、メモリー回路等を内蔵した
制御部12にはカードリーダ4、陰極線管6、デ
ータレコーダ8、キーボード9,10,11、外
部との接続に用いるインターフエイス13、ブザ
ー14が接続してある。
第3図は第2図の構成をさらに詳しく説明する
ブロツク図で、前記制御部12内に収納してある
演算制御回路15からは、データ信号、コントロ
ール信号、アドレス信号を出入力するバス16が
設けてあり、このバス16には前述のカードリー
ダ4、陰極線管6、フアンクシヨンキーボード
7、データレコーダ8、フルキーボード、指示キ
ーボード、16キーボーート11、インターフエイ
ス13、ブザー14が接続してある。また、バス
16には予め所定のプログラムが入力してある
ROM(リードオンメモリー)18、使用回数を
計数するカウンタ18、常時作動して時刻を計数
する時計19、入力信号を一時記憶するRAM2
8、コード信号により文字パターンを発生させる
ことができる文字処理器29もそれぞれ接続して
ある。
次に、第4図は第3図における文字処理器29
の構成カードリーダ4、フルキーボード9、演算
制御回路15、陰極線管6とともに詳しく説明す
るものである。カードリーダ4には出入力制御回
路30が接続してあり、出入力制御回路30には
出入力変換回路31が接続してあり、フルキーボ
ード9には同様に入力制御回路32、入力変換回
路33が直列に接続してある。出入力変換回路3
1、入力変換回路33の一つの出力のいずれも変
換辞書フアイル34に接続してあり、他の出力の
いずれもが文字発生回路35に接続してある。文
字発生回路35には文字パターンフアイル36が
接続してあり、この文字パターンフアイル36の
出力と入力変換回路35の他の出力は前述の演算
制御回路15に接続してあり、演算制御回路15
には陰極線管6が接続してある。
また、第5図は前記フアンクシヨンキーボード
7にあるフアンクシヨンのための操作ボタンの配
置を示している。このフアンクシヨンキーボード
7には2列4行の8個のボタンが設けてあり、そ
れぞれのボタンにはタイム・レコーダ20、発行
21、不良登録22、印字23、日計24、読取
り25、不良登録削除26、復帰/取消27のそ
れぞれの指示が記載されている。
第6図は、ユーザカードおよびマスターカード
としての磁気カード1に貼付けた磁気ストライプ
2に書込まれるデータのデータフオーマツトを模
示的に示すものである。この磁気ストライプ2に
は、その挿入方向に従つて、スタート、チエツ
ク、マシーンID、カードID、暗証、DETA、回
数、時間、RIU、SUMが順に書込まれるエリア
を設けてある。このエリアのうち、「スタート」
には磁気カード1の挿通方向を指示する内容が記
憶されており、「チエツク」には磁気カード1の
有効性が、「マシーンID」には発行した処理装置
3のマシーン番号が、「暗証」にはその磁気カー
ド1の持主に固有の暗証コード番号、すなわちカ
ードが適正なものであるか否かをチエツクするた
めのID情報が、4ケタでそれぞれ記憶されてい
る。「DATA」の部分には磁気カード1の持主に
固有の記録、例えば、住所、氏名、生年月日、勤
務先、信用度等が記録され、この「DATA」部
の内容は漢字、カタカナ、ひらがな、英文字、特
殊記号等の文字情報が文字コードに変換されて記
憶されている。つまり、従来のカードとは異な
り、上部磁気ストライプ2の記録を読取ることに
より、その読取りの信号で陰極線管6に当該文字
情報をセンターコンピユータなどを介せずにその
まま表示できるように書込みが行われている。
「回数」にはその磁気カード1を使用した回数が
処理装置3を通される毎に記録され、「時間」に
は処理装置3を通過した年月日時分秒が記録さ
れ、この「回数」「時間」は使用のごとに書き換
えられる。「RIV」は磁気カード1の挿通方向が
逆方向である場合の読取りエラーを防ぐために設
けてあり、処理装置3に注意をうながす信号が記
録され、「SUM」には磁気ストライプ2に記録さ
れた全信号の合計値が記録されており、データチ
エツクを行うためのものである。
次に、本実施例の作用を説明する。
まず、処理装置3の電源をオンすることで処理
装置3は作動を開始し、データレコーダ8がテー
プに記憶されている内容(不良カードの番号)を
再生し、RAM28にその不良カードの内容を記
憶させ、使用されるクレジツトカードのチエツク
のための準備を行う。この動作が終わつても処理
装置3を操作することは出来ない。この処理装置
3を特定の定められた人のみが使用することがで
きるようにしなければクレジツトカードの不正使
用や犯罪を防御することはできない。このため、
操作者(管理者、青任者でもよい)が所有できる
マスターカード(磁気カード1と同一形状)を用
意し、第三者による処理装置3の不正使用を防い
でいる。マスターカードをカードリーダ4に通
し、マスターカードに記録されている内容を読取
り、このテンキー11で操作者の暗証を打ち込
み、マスターカードのID情報の内容と打ち込ん
だコード情報の暗証とが一致すれば適正に磁気カ
ードが受け付けされたとして、このマスターカー
ドの所有者による使用が可能となり、同時にマス
ターカードの使用者及びその日時がデータレコー
ダ8に記録される。この後、操作者はフアンクシ
ヨンキーボード7を選び各種の処理を行うことが
できる。なお、マスターカードをカードリーダ4
に通した後に、入力したコード情報としての暗証
番号が不一致となつた時にはブザー14が鳴り、
エラーであることを指示する。上述の動作の流れ
は第8図に示すフローチヤートと同じである。
次に、各フアンクシヨンにおける操作手順を順
に説明する。
〓発行〓 この処理装置3は、ユーザカードとしてのクレ
ジツトカードを発行できる機能を持つており、こ
のモードを使用するためには特別の管理者(オペ
レータでは不可)のみが所有できる特権コードの
入つたマスターカードを使用しなければならな
い。この特権コード入りのマスターカードをカー
ドリーダ4に通してマスターカードに記録されて
いる内容を読取り、このテンキー11でマスター
カード所持者によるコード情報である暗証を打ち
込み、マスターカードのID情報の内容と打ち込
んだコード情報(暗証)とが一致すれば適正に磁
気カードが受け付けされたとして、このマスター
カードの所有者による使用が可能となり、かつそ
の特権コードがRAM28に記憶される。そし
て、前述の「フアンクシヨンモード」に入ると陰
極線管6に〓フアンクシヨン待ち〓の表示が現
れ、発行21のボタンを押すことによりそのマス
ターカードが「発行」する資格を有するものであ
るかのチエツクを行い、RAM28に記憶された
内容とROM17のプログラムを比較し、特権が
あれば「発行」のルーチンが使用可能となる。マ
スターカードに特権が無ければそのまま終了とな
り、発行のモードは使用不可となる。この手順は
第9図のフローチヤートと同一である。
さて、マスターカードの特権で「発行」のモー
ドが使用可能となると、フルキーボード9を操作
して発行するユーザカードとしてのクレジツトカ
ード(磁気カード1)に関した情報を打ち込んで
いく。まず、暗証番号は4桁で2バイトの16進数
に変換され、磁気ストライプ2の暗証エリアに書
込まれる。個人データには氏名、住所、発行日、
有効期限等があり、これらは50バイトの長さで
DATAのエリアに書込まれる。DATAはカナ漢
字変換等によつて漢字、ひらがな、カタカナ、英
文字等の混ざつた日本語の情報として書込まれる
ものであり、暗証、DATAはいずれもまず陰極
線管6に表示されてから磁気ストライプ2に書込
まれる。この陰極線管6による表示例としては第
7図に示すものが挙げられる。なお、陰極線管6
の日本語の表示は指示キーボード10による操作
で訂正、消去、カーソルの移動が可能である。次
に、この日本語情報の打ち込みと陰極線管6の表
示の流れを第4図とともに説明する。50音順に配
列してあるフルキーボード9で入力する日本語を
打ち込むとフルキーボード9から入力制御回路3
2を介して入力変換回路33へそのコードが伝え
られる。入力変換回路33ではフルキーボード9
の変換モードの指示があるまで同一モードで作動
し、漢字の変換モードの指令を待つて入力してあ
る文字のコードを変換辞書フアイル34に伝えて
カナ漢字変換を行い、その変換した漢字コードを
入力変換回路33を介して文字発生回路35に伝
える。文字発生回路35では文字パターンフアイ
ル36から記憶させてある漢字コードに対応する
文字パターンをアクセスして演算制御回路15に
文字パターンを出力し、この演算制御回路15に
は入力変換回路33からのひらがな、カタカナ、
英文字等の文字コードが入力しており、演算制御
回路15はこの漢字、ひらがな、カタカナ、英文
字等の混ざり合つた日本語を陰極線管6の画面上
に表示することになる。また、磁気カード1の磁
気ストライプ2上に記録してある日本語の文字コ
ードは同様にしてカードリーダ4で読取られ、出
入力制御回路30、出入力変換回路31を介して
変換辞書フアイル34でカナ漢字変換され、文字
発生回路35で文字パターンを選出されて演算制
御回路15を介して陰極線管6上にそのまま表示
することができる。さらに、フルキーボード9で
打ち込まれた文字情報は前述の様に陰極選管6上
に表示されるが、同時に出入力変換回路31、出
入力制御回路30を介してカードリーダ4に伝え
ることができ、このカードリーダ4によつて白紙
の磁気ストライプ2に書込みを行うことができ
る。
そして、陰極線管6に表示された内容を磁気カ
ード1に書込み、クレジツトカードの発行を行
い、ユーザカードを発行するのであるが、この書
込みの手順は次の通りとなる。
(1) 発行21を押して発行モードにする。
(2) 書込みたい暗証、DATAをフルキーボード
で打ち込む。
(3) 指示キーボード10のRETURNキーを押
す。
(4) 白地の磁気カード1をカードリーダ4に通す
(書込まれる)。
(5) 確認のため磁気カード1をカードリーダ4に
再度通す(ベリフアイ)。
(6) 復帰/取消22のキーを押すことで次のモー
ドに切換える。
(7) 同時に発行したユーザカードとしてのクレジ
ツトカードの情報、発行時刻、発行者等をデー
タレコーダ8に記憶しておく。
〓読取り〓 発行したユーザカードとしてのクレジツトカー
ドを用いて商品の売上、日時、金額等を記録する
ことができる。まず、前述の様にマスターカード
を通して操作者の暗証が一致したらフアンクシヨ
ンモードになり、読取りボタン25を押すことで
読取りモードに移る。この場合、ユーザカードと
してのクレジツトカードをカードリーダ4の挿通
溝5に通して情報を読取らせ、カード所持者が操
作するコード情報(暗証)と、カード情報中の
ID情報が一致したなら販売がOKとなる。このと
き、陰極選管6の両面上には第7図に示すカード
情報が日本語によつて表示され、カードの本人で
あるか否かの認識がより良好となり、さらに処理
装置3は計算器としての機能を始める。このユー
ザカードであるクレジツトカードは、例えば会員
制のレストランなどにおいてレジ作業に用いるこ
とができ、この場合の操作手順は次の様になる。
(1) 読取り22のボタンを押し、読取りモードに
設定する。
(2) ユーザカードであるクレジツトカードをカー
ドリーダ4に通して情報を読取らせると同時に
カードの情報の一部を更新させる。
(3) 陰極選管6上にカードの情報、つまり氏名、
住所、使用回数、時間(最後に使用した時)等
のデータが表示される。
(4) 指示キーボード10の計算キーとテンキー1
1の操作で販売品のコード、金額を打ち込み、
レジスタと同様の作動をする。
(5) この時の計算結果、時計19からその時刻、
カウンタ18からの使用回数等の各種データは
ユーザカードの情報とともにRAM28に記憶
される。
(6) RAM28の容量が一杯となるか復帰/取消
27が押されることでその情報はデータレコー
ダ8に転送される。
(7) RAM28の記憶容量が一杯の時点では、デ
ータレコーダ8への転送が完了してから次のユ
ーザカードであるクレジツトカードの使用が可
能となり、この時には陰極線管6上に「データ
転送中」等の表示が行われる。
この様に、ユーザカードであるクレジツトカー
ドの発行と、ユーザカードであるクレジツトカー
ドの使用による会計、集計を処理装置3で行うこ
とができ、それぞれの処理中にはその情報内容は
陰極線管6上に日本語の文字情報として指示さ
れ、オフラインでも使用できる。次に、各モード
の操作を簡単に説明する。
〓タイム・レコード〓 タイム・レコード20を押し、ユーザカードを
カードリーダ4に通すことで処理装置3はカード
中の情報及びカードリーダ4を通つた時刻を
RAM28に貯える。RAM28に貯えられた記
録は復帰/取消27のキーを押すか、RAM28
の容量が一杯になつた時データレコーダ8に転送
され、この時陰極線管6上には「データ処理中、
しばらくお待ち下さい」の表示がなされる。
〓日計〓 処理装置3を使用していて、一日の総合計を計
数させることができる。
(1) 日計24を押し、日計のモードにする。
(2) どの日計24にするかを設定する(タイム・
レコード20、発行21、読取り25、不良登
録22のいずれかを選択して押す)。
(3) 各フアンクシヨンキーボード7の操作に従
い、RAM28、データレコーダ8に記録され
ているフアイルを陰極線管6に表示するととも
に、インターフエイス13によつてセンターコ
ンピユータにその内容を転送する。
(4) この日計には次の能力がある。
タイム・レコード:総人数を出力 発行:総発行枚数を出力 読取り:総人数、合計金額を出力 不良登録:登録数を出力 〓不良/取消〓 復帰/取消27のキーはフアンクシヨンキーボ
ード7上の各操作の終了又は取消を指示するもの
である。この復帰/取消27を押すことで暗証番
号の入力を要求する旨の指示が陰極線管6上に表
示されて入力信号を受け入れる状態となる。これ
は部外者によるフアンクシヨンモードの中断を回
避させるために行う。暗証が一致したなら次のフ
アンクシヨンキーボード7の操作を待つ状態にな
る。しかし、タイム・レコード20、発行21、
不良登録22、不良登録取消26のモードになる
場合にはRAM28に転送したフアイルをデータ
レコーダ8に移される。但し、フアンクシヨンキ
ーボード7の押し間違いの「取消」の意味でこの
復帰/取消27が押された場合、及び各フアイル
が更新されなかつた場合には自動的に判定して
RAM28からデータレコーダ8への書換え更新
を行わせない。
〓不良登録〓 発行してあるユーザカードとしてのクレジツト
カードの使用を取消す場合に、ブラツクリストと
して処理装置3に記録させておくものであり、こ
れにより特定のカード番号を追加、挿入すること
ができる。
(1) 不良登録22を押す。
(2) 不良なユーザカードであるクレジツトカード
の情報を入力。
(3) 入力したデータは指示キーボード10の
DELETE又はINSERTのキーで修正する。
(4) 指示キーボード10のRETURNのキーを押
すことでデータレコーダ8に不良カードを登録
する。
〓不良登録削除〓 一度ブラツクリストとしてRAM28又はデー
タレコーダ8に記録された不良カードの登録を除
去することができる。不良登録取消26のキーを
押すことでこのモードに移り、フルキーボード9
を操作して消除するユーザカードであるクレジツ
トカードのコード番号を打ち込み、陰極線管6上
にそのコード番号を表示させるとともにRAM2
8、データレコーダ8に記録されている不良カー
ドのコード番号を削除させる。
〓印字〓 本実施例では使用されないが、別に処理装置3
にプリンターを接続することで使用可能なモード
である。この印字23のキーは各モードの操作中
に押すことでユーザカードであるクレジツトカー
ドに記録されている内容、使用時刻、金額等をそ
の場で打ち出すことができ、領収書等の代用をさ
せることができる。
〔発明の効果〕
本発明は上述の様に構成したので、ユーザカー
ドおよびマスターカードの上に漢字、カタカナ、
ひらがな、英文字等の日本語による文字情報を磁
気的に記録しておくことができ、情報処理装置に
おいてカードに記録された日本語による文字情報
を表示でき、センターコンピユータ等を利用しな
くとも情報処理装置のみでオフラインで情報処理
操作をし易くし、かつ各種の応用分野に使用する
ことができるとともに、カードの利用範囲を広げ
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す磁気カードと
処理装置の斜視図、第2図は処理装置の構成の概
略を示すブロツク図、第3図は第2図の詳しいブ
ロツク図、第4図は第3図中の文字発生処理器を
詳しく説明するブロツク図、第5図はフアンクシ
ヨンキーボードを示す平面図、第6図は磁気カー
ドのデータフオーマツトを示す模示図、第7図は
個人記録を示す陰極線管上の表示例を示す図、第
8図、第9図は本実施例のフローチヤートであ
る。 1……磁気カード、2……磁気ストライプ、3
……処理装置、29……文字発生処理器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁気的に情報が記録されるマスターカードお
    よびユーザカードと、該カードに磁気的に記録さ
    れている情報の処理を行うとともに、新規なカー
    ドの発行処理を行うことも可能な情報処理装置と
    からなり、該情報処理装置は文字情報を視覚的に
    表示する表示装置と、該カードの書込みおよび読
    取手段と、演算手段と、キーボード等の入力手段
    とから構成され、これらカードおよび情報処理装
    置を用いて情報の処理を行う磁気カードによる情
    報処理方法において、 上記マスターカードには当該マスターカードが
    適正なものであるか否かをチエツクするための
    ID情報とユーザカードの処理を行うための上記
    情報処理装置を駆動させる特定の情報または上記
    情報処理装置を駆動させてユーザカードの発行を
    可能にする特権情報とが付されており、上記情報
    処理装置はマスターカードから読み取つた該ID
    情報とマスターカード所持者から上記キーボード
    により入力されたコード情報とを比較して両者が
    一致した場合のみ、上記マスターカードが適正な
    ものとして受け付けることにより、上記情報処理
    装置を動作可能な状態にし、それによつてユーザ
    カードの処理を可能にするとともに、新たなユー
    ザカードの発行に際しては上記特権情報の有無を
    チエツクし、特権情報があるときのみ新規なカー
    ドの発行を可能とし、かつ、これらカードには漢
    字情報を含む文字情報を書込み記録することを特
    徴とする磁気カードによる情報処理方法。
JP18149081A 1981-11-12 1981-11-12 磁気カ−ドによる情報処理方法 Granted JPS5884378A (ja)

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JPS5884378A JPS5884378A (ja) 1983-05-20
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JPS60162285A (ja) * 1984-02-01 1985-08-24 株式会社日立製作所 端末制御方式
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