JPH0329588A - 広帯域磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はハイビジョンビデオテープレコーダなどの広
帯域映像信号を記録し再生する広帯域磁気記録再生装置
に関するものである． ［従来の技術］ 第５図は、たとえばＩ　Ｅ　Ｅ　Ｅ　　Ｔｒａｎｓａｃ
ｔｉｏｎｓ　ｏｎＣｏｎｓｕｍｅｒ　　Ｅｌｅｃｔｒｏ
ｎｉｃｓ　　Ｖｏ文＋ＧＥ−３３　，Ｎｏ．３の２０３
〜２０８頁に示された従来のチャンネル分割方式の広帯
域磁気記録再生装置の構或を示すブロック図である． 同図において、（１）はマトリクス回路（以下，ＭＸ回
路と称す）で，入力されるＲ，Ｇ，Ｈの３原色信号を、
輝度信号（以下、Ｙ信号と称す）と広帯域色信号（以下
、Ｃｗ信号と称す）と狭帯域色信号（以下．Ｃｎ信号と
称す）に変換する．（２）は入力選択回路（以下、ＩＮ
　　ＳＥＬ回路と称す）である． （３Ａ）　．（３８）　，　（３Ｇ）はＡ／Ｄコンバー
タで、上記Ｙ信号、Ｃｗ信号、Ｃｍ信号のそれぞれをデ
イジタル信号に変換する．０）は垂直方向低域通過フィ
ルタ（以下、ＬＳＣと称す）で、入力されて〈るＣｗ信
号、Ｃｎ信号を１ライン毎に交互に選択して線順次処理
をおこなう． （５）は時間軸変換多重信号エンコーダ（以下、ＴＴＭ
　　ＥＮＣと称す）で、Ｙ信号およびＣｗ信号、Ｃｎ信
号を時間軸変換多重して２チャンネル（以下、ＣＨ．Ａ
およびＣＨ．Ｂと称す）の時間軸変換多重信号を作成す
る． （［ｌＡ）　，　（８Ｂ）はＤ／Ａコンバータで、Ｌ記
ＣＨ．ＡおよびＣＨ．Ｈの各信号をアナログ信号に変換
する，　（７Ａ）．（７Ｂ）は周波数変調器（以下、Ｆ
ＭＭＯＩ）と称す）　．　（８Ａ）．（８Ｂ）は記録ア
ンプ（以下、ＲＥＣ　　ＡＭＰと称す）で，上記ＣＨ．
ＡおよびＣＨ．Ｈの各アナログ信号を周波数変調して増
幅し，磁気ヘッド（２Ｂ）を介して磁気テープ（２７）
に記録する．以上の各構成要素により記録系回路が構成
されている． （１５）は再生アンプ（以下、ＰＢＡＭＰと称す）　．
　（１４）はＦＭ復調器（以下、ＦＭ　　ＯＥＭと称す
）で、磁気ヘッド（２８）を介し磁気テープ（２７）か
ら再生した信号を増幅してＦＭ＠７７４する．（１３Ａ
）　，（１３Ｂ）はＡ／Ｄコンバータで．ＦＭ復調され
たＣＨ．ＡおよびＣＩ．Ｈの信号をデイジタル信号に変
換する． （１２Ａ）．（１２Ｂ）は時間輌補正装Ｍ（以下．ＴＢ
Ｃと称す）で、２チャンネルのデイジタル信号の時間軸
変動成分を除去する．　（１１）は時間軸変換信号デコ
ーダ（以下、ＴＴＭ　　ＤＥＣと称す）で、Ｙ　｛３号
およびＣｗ信号、Ｃｎ信号をデコードする．　（１０）
は乗直方向補間フィルタ（以下、Ｃ　Ｉ　Ｐと称す）で
．Ｃｗ信号およびＣｎ信号のそれぞれを補間する。（９
＾）　，　＋９Ｂ）　．　（９Ｇ）はＤ／Ａコンバータ
で，Ｙ信号、Ｃｗ信号、Ｃｎ信号をそれぞれアナログ信
号に変換して，再生信号として出力する。

以−Ｌの各構成要素により再生系回路が構成されている
． つぎに，上記構成の動作について説明する。

まず，記録系回路の動作について説明する。

入力されたＲ．Ｇ．Ｂの各信号はＭＸ回路（１）におい
て、Ｙ信号％Ｃｗ信号、Ｃｎ信号に変換されたのち、Ｉ
Ｎ　　ＳＥＬ回路（２）を経てＡ／Ｄコンバータ（３＾
），　［３Ｂ）．　（３Ｃ）に人力されてデイジタル信
号に変換される． このようにデイジタル信号に変換されたＣｍ信号および
Ｃｎ信号はＬ　Ｓ　Ｃ　（４）に入力され，ここで．Ｃ
ｗ信号とＣｎ信号を１ライン毎に交互に選択して伝送す
るための線順次処理が施されるとともに、その線順次処
理されたＣｍ信号およびＣｎ｛δ号をｌラインおきに伝
送するときに発生する垂直方向周波数成分の帯域を制限
したのち、Ｃｗ信号とＣｎ信号とを交互に出力する． すなわち、ＩＮ　　ＳＥＬ回路（２）の出力が第６図に
示すような系列である場合，ＬＳＣ（４）の出力は第７
図に示すような系列となる． ついで、第６図に示すＹ信号と第７図に示すような系列
のＬ　Ｓ　Ｃ　（４）の出力はＴＴＭ　　ＥＮＣ（５）
に入力され，このＴＴＭ　　ＥＮＣ（５）において、Ｙ
信号は時間軸伸長され、Ｃｗ信号およびＣｎ信号は時間
軸圧縮された形でＣＩ．ＡおよびＣＨ．Ｈの２チャンネ
ルの時間軸変換多重信号を作成する．このとき、同期信
号（Ｓ）およびバースト信号（Ｂ）を付加して、第８図
に示すような信号形態とする． つづいて、ＴＴＭ　　ＥＮＣ（５）の出力信号はＤ／Ａ
コンバータ（ＧＡ）　．　（１３Ｂ）によりアナログ信
号に変換されたのち、ＦＭ　　Ｍ　Ｏ　Ｄ　（７Ａ），
（７Ｂ）Ｒ　Ｅ　Ｃ　　Ａ　Ｍ　Ｐ　　（８Ａ），（８
Ｂ），磁気ヘッド（２日）を介して磁気テープ（２７）
に記録される．つぎに，再生系回路の動作について説明
する．磁気ヘッド（２８）を介して磁気テープ（２７）
から再生された信号はＰ　Ｒ　　Ａ　Ｍ　Ｐ　（１５Ａ
）　．（１５Ｂ）で増幅されＦＭ　　ＤＥＭ（１４Ａ）
．（１４Ｂ）によりＦＭ復調されたのち、Ａ／Ｄコンバ
ータ（１３Ａ），（１３Ｂ）によりデイジタル信号に変
換されてＴ　Ｂ　Ｓ　（１２Ａ），（１２Ｂ）に入力さ
れる． このＴ　Ｂ　Ｓ　（１２Ａ）　．（１２Ｂ）で時間軸変
勤歳分が除去されたのち．ＴＴＭ　　ＤＥＣ（１１）に
入力され、このＴＴＭ　　ＤＥＣ（１１）において、Ｙ
信号およびＣｗ信号、Ｃｎ信号を分離し、もとの時間軸
に変換する． ついで、ＴＴＭ　　ＤＥＣ（１１）から出力される信号
は，第７図に示すように、１ラインおきにＣｗ信号．Ｃ
ｎ信号となっているので、ＣＩＰ（１０）においてライ
ンの補間がおこなわれる． すなわち、Ｃ　Ｉ　Ｐ　（ｔｏ）において、Ｃｗ信号、
Ｃｎ信号のそれぞれを補間することによって、すべての
ラインについてＣｗ信号、Ｃｎ信号を得る． つづいて、Ｔ　Ｔ　Ｍ　　Ｄ　Ｅ　Ｃ　（１１）のＹ信
号出力およびｃＸｐ（ｔｏ）の出力信号，すなわちＣｗ
信号、Ｃｎ信号はＤ　／　Ａ　：！７バータ（９Ａ），
（９８）　，（９Ｇ）−ｔ’それぞれアナログ信号に変
換され再生信号として出力される． ［発明が解決しようとする課題］ 従来の広帯域磁気記録再生装置は以上のように構成され
ているので、Ｙ信号が１走査ライン毎に複数のチャンネ
ルに分割されて記録し再生されるため、その複数のチャ
ンネル間に特性差があると、たとえば１走査ライン毎に
輝度に差を発生して明暗のしまをつくり、再生画質の劣
化をまねく問題があった． この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、複数チャンネル間に特性差があっても、視覚
的に検知できるような画質の劣化の発生を抑制すること
ができる広帯域磁気記録再生装置を提供することを目的
とする． ［課題を解決するための手段］ この発明に係る広帯域磁気記録再生装置は、広帯域映像
信号の特定の周波数成分のみを通すフィルタ手段と，＠
号の周波数成分を周波数シフトする周波数変換手段と、
その周波数変換された信号と他の信号とを加算する加算
手段とを設けたことを特徴とする． ［作用］ この発明によれば、広帯域映像信号の特定の周波数成分
を１つのチャンネルとし、周波数シフトされた信号と他
の信号を加算して他のチャンネルとするように．同一種
類の信号を走査ライン毎に帯域の等しい複数のチャンネ
ルの信号に分ける処理をおこなうことにより、チャンネ
ル相互間に特性差があっても，画質の劣化をひきおこす
ことがない． ［発明の実施例１ 以下，この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
． 第１図はこの発明の一実施例による広帯域磁気記録再生
装置の構威を示すブロック図であり，同図において．　
（３Ａ），（３Ｂ），（３Ｇ）．　（４）　．　（１３
Ａ），（ＩＢ）〜（８Ａ），（８Ｂ）．　　（９Ａ）．
（９Ｂ），（９Ｇ）、　（ｌＯ）、（１３Ａ），（１３
Ｂ）〜（１５Ａ），（１５Ｂ）　．　（２７）、（２８
）は第５図で示す従来例と同一であるため、該当部分に
同一の符号を付して、それらの詳しい説明を省略する．
第１図において、（ｔＳ）、（２４）．　（２Ｂ）はそ
れぞれ遅延素子（以下、ＤＥＬＡＹと称す’）　．　（
１７）．（２５）は低域通過フィルタ（以下，ＬＰＦと
称す）　．　（１８）．（２３）は減算器、（１９），
（２２）は周波数変換器（以下、ＦＳと称す）　．　（
２Ｇ）．（２１）は加算器である． つぎに，上記構成の動作について説明する．なお、ここ
において，入力信号としてはノ＼イビジョン映像信号で
，２０ＭＨｚの帯域をもつＹ信号と，各５　　ＭＨｚの
帯域をもつ２つのＣｗ信号およびＣｎ信号が入力され、
記録系および再生系は１３ＭＨｚの？ｉＦ域をもつ２チ
ャンネルで構威されている．まず，記録動作において，
３つの入力信号であるＹ信号、Ｃｗ信号、Ｃｎ信号はＡ
／Ｄコンバータ（３Ａ）　．　（３Ｂ）　．　（３Ｇ）
によりそれぞれデイジタルデータに変換される．このう
ち、Ｃｗ信号およびＣｎ信号はＬ　Ｓ　Ｃ　（４）にお
いて線順次処理される．すなわち、第７図に示すように
、１ライン毎に交互にＣｗ信号およびＣｎ信号がＬ　Ｓ
　Ｃ　（４）から出刀される． 一方、Ｙ信号は第２図に示す特性をもつＬＰＦ（ｌ７）
により処理されたのち．Ｄ／Ａコンバータ（６Ａ）に入
力されて、アナログ信号にもどされる．このＹ信号は上
記Ｌ　Ｐ　Ｆ　（１７）と等しい遅延量をもつＤ　Ｅ　
Ｌ　Ａ　Ｙ　（１Ｂ）にも加えられており、その出力か
らＬ　Ｐ　Ｆ　（１？）の出力を減算器（１８）におい
て減算することにより、第３図（ａ）に示すようなＹ信
号の高周波成分（ｖｈ）をとり出している．減算器（１
８）の出力であるＹ信号高周波戊分（ｖｈ）はＦ　Ｓ　
（１９）に入力されて第３図（ｂ）のように、７　ＭＨ
ｚだけ低周波側にシフトされたのち、加算器（２０）に
おいてＣｅｒ信号，Ｃｎ信号と加算される．したがって
，加算器（２０）の出力信号のスベクトラムは第４図（
ｂ）のようになる． ツツいて、加算器（２０）の出力はＤ／Ａコンバータ（
６Ｂ）によりアナログ信号に変換される．これによって
、Ｄ／Ａコンバータ（８）からは、第４図（ａ）に示す
ようなＹ信号低周波成分（Ｙ文）と第４図（ｂ）に示す
ようなＣｗまたはＣｎ信号とＹ＠号高周波成分（Ｙｈ）
が混合された２つの等しい帯域をもつ信号が得られるの
で、これらをそれぞれチャンネル１（ＣＨ．ｌ）、チャ
ンネル２　（ＣＨ．２）として周波数変調して磁気テー
プ（２７）に記録する．つぎに，再生動作において、Ｆ
Ｍ復調したのち、Ａ／Ｄコンバータ（１３Ａ）　，（１
３Ｂ）によりデイジタルデータとし、チャンネル２　（
ＣＩ．２）の信号からＬ　Ｐ　Ｆ　（２５）によりＣｗ
信号およびＣＸＩ信号を取り出す． また，チャンネル２　（Ｃ｝１．２）の信号は、ＬＰＦ
（２５）と同じ遅延量をもつＤ　Ｅ　Ｌ　Ａ　Ｙ　（２
４）を通ったのち、Ｌ　Ｐ　Ｆ　（２５）の出力が減算
器（２３）において減算される．したがって、減算器（
２３）の出力は周波数シフトされたＹ信号高周波成分（
Ｙｈ）が得られるので、Ｆ　Ｓ　（２２）で７　　ＭＨ
ｚだけ高周波側にずらすことにより、第３図（ａ）に示
すようなもとのＹ＠号高周波成分（Ｙｈ）が得られる． このような一連の処理で発生するＹ信号高周波成分のｉ
ｌ！！延時間をＤ　Ｅ　Ｌ　Ａ　Ｙ　Ｃ２Ｂ）によりチ
ャンネル１　（ＣＨ．１）のＹ＠号低周波成分（ＹＪＩ
　）に与えたのち、加算器（２１）において、Ｆ　Ｓ　
（２２）の出力とＤ　Ｅ　Ｌ　Ａ　Ｙ　（２１３）の出
力とを加算することにより、もとのＹ信号が得られる． 一方、Ｌ　Ｐ　Ｆ　（２５）の出力であるＣｍ信号およ
びＣｎ信号はＣ　Ｉ　Ｐ　（１０）で補間されるので、
このＣ　Ｉ　Ｐ　（１０）の出力には全ラインについて
ＣｗおよびＣ！Ｉそれぞれの信号が得られる． ついで，加算器（２１）から出力されるＹ信号のデイジ
タルデータおよびＣ　Ｉ　Ｐ（１０）から出力されるＣ
ｗ信号，Ｃｎ信号はそれぞれＤ／Ａコンバータ（９Ａ）
　，　（９Ｂ）　，　（８Ｇ）によりアナログ信号に変
換されて再生出力される． なお，上記実施例においては．Ａ／Ｄコンバータ（３Ａ
），（３Ｂ），（３Ｃ）．　（１３Ａ），（１３Ｂ）に
よりディジタル化したのち、所定の処理をおこなうよう
に構威したが、同様の処理をアナログ信号のままでおこ
なう場合も、上記実施例と同様の効果を奏する． ［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、広帯域映像信号をチ
ャンネル分割するさいに，走査ライン毎に同一種類の信
号を複数のチャンネルに分ける処理をおこなうように構
威したので、チャンネル間に特性差があっても，直按、
視覚的に検知できるような画質の劣化をひきおこすこと
を防止できる．

【図面の簡単な説明】

第ｌ図はこの発明の一実施例による広帯域磁気記録再生
Ｍｌ！の構威を示すブロック図、第２図，第３図、第４
図は第１図の動作を説明するための周波数特性図および
信号のスペクトラム、第５図は従来の広帯域磁気記録再
生装置の構成を示すブロック図、第６図，第７図、第８
図は第５図に示す従来例の動作を説明するための信号系
列図である． （＋７）．（２５）・・・低域通過フィルタ（ＬＰＦ）
、（１８）．（２３）・・・減算器、（１９），（２２
）　−・・周波数変換器（Ｆ　Ｓ）　．　（２０）．（
２１）　−・・加算器．なお、図中の同一符号は同一ま
たは相当部分を示す．

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）広帯域映像信号の特定の周波数成分のみを通すフ
   ィルタ手段と、このフィルタ手段の入力信号からこのフ
   ィルタ手段の出力信号を減算する減算手段と、この減算
   手段からの出力信号の周波数成分を周波数シフトする周
   波数変換手段と、この周波数変換手段の出力信号と他の
   信号とを加算する加算手段とを具備したことを特徴とす
   る広帯域磁気記録再生装置。