JPH03294127A - 物品供給方法 - Google Patents

物品供給方法

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JPH03294127A
JPH03294127A JP9145490A JP9145490A JPH03294127A JP H03294127 A JPH03294127 A JP H03294127A JP 9145490 A JP9145490 A JP 9145490A JP 9145490 A JP9145490 A JP 9145490A JP H03294127 A JPH03294127 A JP H03294127A
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JP
Japan
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robot
shuttle
tray
jig
transfer
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Pending
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JP9145490A
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English (en)
Inventor
Ryohei Inaba
稲葉 良平
Yukio Umetsu
梅津 幸夫
Toshihiko Miura
敏彦 三浦
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明は複数の部品供給手段を第1のロボットの走行
行程路に配列し、該第1のロボットによる物品の組立又
は加工作業を該ロボットの走行にともなって行うような
第1の組立ユニットを複数ユニツト連接した自動組立又
は加ニジステムの物品の供給方法に関する。 〔従来の技術〕 閉ループに形成された無端軌道を設け、該無端軌道に沿
って電源ケーブルを配設し、上記無端軌道上を走行させ
る走行装置を設け、ロボットの作業経路と製品の種類に
応じた作業データを教示する教示手段と該教示手段によ
って教示されたロボットの作業経路と作業データを記憶
する記憶手段と、該記憶手段に記憶された情報に基づい
てロボットの速度や軌跡を演算する演算手段とこれら教
示手段、記憶手段、及び演算手段に接続されてロボット
及び走行装置の動作プログラムを処理し、ロボット及び
走行装置を制御するマイクロプロセッサユニットとを有
し、製品の種類に応じた作業内容をロボットに実行させ
る制御装置と、加工または組立作業を行うロボットと、
上記電源ケーブルと摺動可能に接続されて電源の供給を
受ける電源接続手段とを上記走行装置上に搭載し、上記
無端軌道の少なくとも一部分に沿って搬送経路を有し、
且つ上記走行装置と係合して同期走行されて被加工物ま
たは製品を載置して搬送する供給搬送手段を設け、上記
走行装置上に加工または組立する治具を設け、上記ロボ
ットを走行装置と共に走行させて上記ロボットは、上記
制御装置に記憶された製品の種類に応じた動作プログラ
ムにより、同期走行する上記供給搬送手段から被加工物
または部品を持ち上げて上記治具のところへ持ち来し、
上記治具を使って加工または組立作業を行い、更に上記
無端軌道に沿って複数の個所に加工または組立作業をす
る複数の周辺装置を設け、上記走行装置及びロボットの
起動・停止信号等の授受を上記軌道に沿った位置と上記
制御装置との間で行えるようにした信号授受装置を設け
、該信号授受装置の内、軌道側の部分と上記周辺装置と
に接続されて周辺装置の動作と走行装置及びロボットの
動作との同期をとるべ(制御信号を出力する集中制御装
置を設けた加工または組立装置が特公昭63−3397
0号公報として知られている。 〔発明が解決しようとする課題〕 ここで、このように従来の自動組立装置においては、生
産量の増大を図ろうとすると、ロボットの組立速度を上
げることになるが、1台のロボットで達成することの出
来る組立速度には自ら限界があり、飛躍的な生産量の増
大、例えば、2倍の生産量増大に対処することは不可能
である。 この発明は上述した課題に鑑みなされたもので、この発
明の目的は、複数のロボットを効率的に走行させ、生産
量の増減に確実に対応した状態で、多品種少量生産に適
する自動組立システムを提供することである。 更に本発明の他の課題は、複数の物品供給手段と走行路
を移動するロボットを1組の組立ユニットとし、該組立
ユニットを複数連接する組立・加ニジステムにおいて、
第1の組立ユニットと第2の組立ユニット間の物品の移
送をバッファ装置を介在して行う場合の第1組立ユニッ
トとバッファ装置、及び、バッファ装置と第2組立ユニ
ット間の物品のそれぞれの移送が円滑に行い得る物品供
給方法を提案する。 特に本発明は、前記第1組立ユニットの組立・加工の作
業時間と、前記第2組立ユニットの組立・加工の作業時
間に差異が生じる作業形態の場合に、バッファ装置に第
1組立ユニットで作業終了した複数の物品をバッファの
供給口から排出口に連続的に搬送させる搬送手段を備え
るとともに、該前記搬送手段の搬送動作を継続させなが
ら第1の組立ユニットからバッファ装置への供給を行い
、。又、前記搬送動作を継続させながらバッファ装置か
ら第2の組立ユニットへ物品を排出する動作を行い得る
物品の供給方法を提案する。又、本発明は前記バッファ
装置の搬送手段の搬送路を搬送する物品の搬送状況を検
知する検知手段を設け、該検知手段の信号に応じて第1
組立ユニットからバッファ装置への物品の供給を制御す
る制御手段を設けることによりバッファ装置のバッファ
機能を円滑に行えるようにした物品供給装置を提案する
。 〔課題を解決するための手段及び作用〕上記課題の達成
のために本発明は、物品の組立又は加工を行う第1のロ
ボットと、前記第1のロボットの作業後に前記物品に更
に組立又は加工を行う第2のロボットと、前記第1のロ
ボットと第2のロボットの間に配置され複数の前記物品
を前記第1ロボットから受入れ第2ロボットに渡すため
の搬送手段を備えたバッファー手段を有し、前記バッフ
ァー手段は、前記第2ロボットに前記物品を渡す位置に
物品の有無を検出する手段を設け、前記物品は前記検出
手段からの信号に基づいて前記搬送手段の搬送位置から
前記第2ロボットへの渡し位置に移動することにより前
記第2ロボットへの移送が行われるように成した。本発
明の方法によってバッファ装置の搬送手段の搬送動作を
妨げることなく物品を第2のロボット(第2組立ユニッ
ト)へ排出することができる。 更に本発明は、前記バッファー手段は、前記第1ロボッ
トからの物品作業終了信号に基づいて作動する受入れリ
フターを設け、前記受入れリフターは前記信号によって
物品の受入れ位置と前記搬送手段による搬送位置に移動
することによって、前記第1ロボットから前記バッファ
ー手段への物品移送が行われるように成したことにより
、搬送手段の搬送動作と第1ロボットからバッファ装置
への供給が併行的に行える。 〔実施例〕 以下に、この発明に係わる自動組立システムの一実施例
の構成を、添付図面を参照して詳細に説明する。 1、(全体構成の説明) 先ず、第1図を参照して、この一実施例の自動組立シス
テム1の全体構成を説明する。 この自動組立システム1は、互いに離間した状態で略並
行に延出する第1及び第2の一対の自動組立装置2□、
2□と、第1の自動組立装置2.の終端と第2の自動組
立装置2□の始端とを連結する第1の連結搬送路31と
、第2の自動組立装置2□の終端と第1の自動組立装置
21の始端とを連結する第2の連結搬送路3□とを備え
、所謂閉ループ(エンドレス)の搬送経路を構成してい
る。 ここで、各自動組立装置21+ 22は、後述するロボ
ット22を複数用いて、多数の部品供給機構16.18
から部品の供給を受けて組立用治具24上において、こ
れら部品を組立(組付け)るように構成されており、詳
細には、第1の自動組立装置21のおいては、完成品を
構成する多数の組体を組立てると共に、第2の自動組立
装置2□においては、第1の自動組立装置21で組立て
られた多数の組体を受けて、これらを互いに多数の部品
を介して組付けて、完成品を最終的に組立てるように構
成されている。 尚、これら部品の組立ては、上述した様に、組立用治具
24上において行われるものであるが、所定のロボット
22において組立てられた組体は、1つの完成品に対し
て固有に用意された治具トレイT上に載置された状態で
、次のロボット22に、後述するバッファ機構4を介し
て渡されるものである。 そして、第1の連結搬送路3.においては、第1の自動
組立装置2.において組立てられた多数の組体を、治具
トレイT上に載置した状態で、第2の自動組立装置2□
の始端まで搬送するように構成され、第2の連結搬送路
3□は、第2の自動組立装置2゜の終端において最終的
に組立てられた完成品が取り除かれた後の、空の治具ト
レイTを回収すべく、第1の自動組立装置2、の始端ま
で搬送するように構成されている。換言すれば、この自
動組立システム1においては、1台の治具トレイTをエ
ンドレスに搬送しながら、この治具トレイT上において
多数の部品から最終的に完成品が組立てられることにな
る。 一方、上述した第1の自動組立装置2□は、第1及び第
2の自動組立ユニット10..10□を直列に連結した
状態で構成され、第2の自動組立装置2□は、第3乃至
第5の自動組立ユニット103〜105を直列に連結し
た状態で構成されている。 ここで、各自動組立ユニット10.〜lO6は、基本的
には、同様な状態で構成されており、その詳細な構成は
後述するが、各々1本のシャトルベース12と、このシ
ャトルベース12上を走行する1台のシャトル20と、
このシャトル20上に搭載された1台のロボット22及
び組立用治具24と、各々に固有に、且つ、取り外し自
在に配設された複数の部品供給機構16.18とから基
本的に構成されている。尚、この一実施例においては、
第1の自動組立袋r112.を構成する第1及び第2の
自動組立ユニット10..102の夫々のシャトルベー
ス12は、互いに連接され、連続した1本のシャトルベ
ース連接体を構成し、ているものである。また、第2の
自動組立装置22を#It、5tする第3乃至第5の自
動組立ユ=ット10.〜10:、、の夫々のシャトルベ
ース12は、互いに連接され、連続した1本のシャトル
ベース連接体を構成しているものである。 ここで、各自動組立ユニット10.〜10.においては
、例えば、第2図に示すように、各々のロボット22は
、対応するシャトルベース12の延出範囲を走行範囲(
アクセス範囲)と規定され、このミ、キトルベース12
内で往復走行するように設定されている。 また、第1の自動組立装置21においては、第1の自動
組立ユニット10.で組立てられた組体が載置された治
具トレイTを第2の自動組立ユニット10□に渡すため
の第1のバッファ機構4.が備えられている。また1、
第2の自動組立袋W2□においては、第3の自動組立ユ
ニット10sまでに組立てられた複数の組体が載置され
た治具トレイTを第4の自動組立ユニット104に渡す
ための第2のバッファ機構42と、第4の自動組立ユニ
ット104までに組立てられた複数の組体が載置された
治具トレイTを第5の自動組立ユニット10詐に渡すた
めの第3のバッファ機構4sとが備えられている。 ここで、上述した第1及び第2の連結搬送路3I。 3□も、実質的に、バッファ機II4と同様に、バッフ
ァ機能を有するように構成されている。但し、バッファ
機114が略コ字状に形成されているのに対して、第1
及び第2の連結搬送路31,3□は、共に、直線状に構
成されている点が異なるのみである。 尚、各バッファ機構4(41〜43)の構成は、同一で
あるが、その詳細な説明は後述する。 一方、上述した第2の自動組立装置22においては、第
2図に示すように、治具トレイT上に載置されている組
体の上下関係を逆転するための反転機構5が適宜位置に
複数、この一実施例においては、参照符号51,5□、
53で示すように、合計3箇所に配設されている。尚、
この反転機構5は、周知の構成を利用しているため、そ
の説明は省略する。 更に、この自動組立システムlは、後述する第1の部品
供給機構16を構成するテープカセット7゜に、対応す
る部品を製造した上で充填するための複数の超小型部品
製造機6が、上述した治具トレイTのエンドレスの搬送
経路の外側に並んで配設されている。即ち、各テープカ
セット7oにおいては後述する部品供給動作を実行して
、内部に収容した部品が無くなった場合には、対応する
シャトルベース12から取り外され、対応する超小型部
品製造機まで移送され、ここで、新たに部品の充填を受
けることになる。尚、この空のテープカセット70がシ
ャトルベース12から取り外され、充填作業を受けてい
る間は、別の同一種類の部品が満載されたテープカセッ
ト70が空位置に取り付けられ、対応する自動組立ユニ
ットに対して、部品の供給動作を続行することになる。 2、(自動組立ユニットの説明) 次に、第3図を参照して、この一実施例における各自動
組立ユニット10 (10、〜工05)の全体構成を説
明する。尚、以下の説明において、各自動組立ユニット
101〜10.は基本的に同様な構成であるため、参照
符号lOにより代表した状態で、説明する自動組立ユニ
ットを表すこととする。 この自動組立ユニット10は、一方向に沿って直線状に
所定長さだけ延出するシャトルベース12を備えている
。このシャトルベース12上には、上述した一方向に沿
って延出する軌道を規定する1本のメインレール14が
載置されている。このシャトルベース12の一側(図中
手前側)には、上述した一方向に沿って複数の第1の部
品供給機構16(詳細には、12台の第1の部品供給機
構16a〜161)が配設され、また、他側(図中向う
側)には、同様に、複数の第2の部品供給機構18(詳
細には、10台の第2の部品供給機構18 a = 1
8 j )が配設されている。換言すれば、シャトルベ
ース12は、il及び第2の部品供給機構16.18に
より挟まれた空間を延出するように配設されている。 また、このシャトルベース12上には、メインレール1
4に沿って走行(自走)可能にシャトル20が載置され
ており、このシャトル20上には、ロボット22と組立
用治具24と撮像機構としての第1のカメラ26とが搭
載されている。そして、シャトルベース12とは別体に
、図示しない土台上には、このシャトル20をメインレ
ール14上を走行させ、ロボット22が複数の部品供給
機構16.18に順次アクセスして、組立用治具24上
において所定の組体を組み立てるようになす制御機構2
8が設けられている。 尚、上述した第1のカメラ26は、シャトル20に対し
て固定され、シャトル20の走行に応じて一体的に移動
すると共!こ、第2の部品供給機構18における部品供
給箱(以下、単にパレットと呼ぶ。)P内の部品Xの配
列状態(具体的には、平面内における位置ずれ状態及び
垂直軸回りの回転状!!りを撮像するために設けられて
おり、この撮像情報(画像情報)は、上述した制御機構
28における第1の認識部30aに送られ、この第1の
認識部30aにおいて、部品の配列状態が認識されるよ
うになされている。 ここで、この制御機構28は、この第1の認識部30a
において認識された部品の配列情報に基づいて、ロボッ
ト22のフィンガ32を介しての部品の把持位置及び姿
勢を適正な位置及び姿勢になるように制御するようにも
構成されている。このような制御機構28によるロボッ
ト22の駆動制御及びシャトル20の走行制御のため、
この制御機構28は、フレキシブルな接続コード34を
介して、シャトル20及びロボット22に接続されてい
る。 また、制御機構28は、第2の部品供給機構18におい
て、ロボット22による部品Xのピックアップが完了し
、ロボット22のアーム36がこの第2の部品供給機1
1i18の上方から退避した際に、第1の認識部30a
を介して、第2の部品供給機構18のパレットP内にお
ける部品Xの配列状態を認識して、ロボット22による
部品の次のピックアップ動作時においてピックアップさ
れる部品Xの位置を検出して記憶し、次のピックアップ
動作時に、ロボット22のフィンガ32を、この位置検
出された部品Xをピックアップするように駆動制御する
ように構成されている。 3、(シャトルの説明) 次に、シャトル20及びシャトル20上に搭載された構
成部品について、詳細に説明する。 先ず、上述したシャトルベース12上には、メインレー
ルエ4の両側に位置して、これと平行な状態で一対のガ
イドレール38a、38bが固定されている。そして、
シャトル20は、その下面に、上述したメインレール1
4が挿通される凹部20aが上述した一方向に沿って延
出する状態で備えており、この凹部20aの両側には、
ガイドレール38a、 38bに夫々上方から嵌合して
、シャトル20の走行方向を上述した一方向に規定する
ためのガイド軸受40a。 40bが固定されている。 また、シャトル20内には、シャトル走行用の可逆転可
能な駆動モータ42が収納され、この駆動モータ42の
先端には、駆動輪44が同軸に固定されている。この駆
動輪44は、メインレール14に不図示の加圧機構で加
圧されながら転接するように設定されている。この構成
により、駆動モータ42が起動するこ七により駆動輪4
4は回転駆動され、この駆動輪44が摩擦係合するメイ
ンレール14上を転勤することになる。このようにして
、シャトル20は、メインレール14上を一方向に沿っ
て走行駆動(往復駆動)されることになる。 尚、シャトルベース12上には、メインレール14と一
方のがイドレール38aとに挟まれた状態で、−°方向
に沿って延出するラック46が配設されている。 一方、シャトル20内には、このラック46に噛合した
状態で、ピニオンギヤ48が回転自在に軸支されている
。そして、このピニオンギヤ48の回転軸には、これの
回転量を検出するためにロータリエンコーダ50が設け
られている。このようにして、シャトル20の走行に応
じて、このピニオンギヤ48は回転するので、この回転
量をロータリエンコーダ50を介して検出することによ
り、シャトル20の走行量(走行距離)を検出すること
が出来るものである。 4、(ロボットの説明) 次に、ロボット22は、シャトル20上に起立した状態
で固定されたロボット本体52と、このロボット本体5
2の上部に垂直軸回りに回転可能に取り付けられた第1
の旋回アーム54と、この第1の旋回アーム54の先端
に垂直軸回りに取り付けられた第2の旋回アーム36と
、この第2の旋回アーム36の先端に上下動自在に取り
付けられたZ軸アーム56とを備えている。このZ軸ア
ーム56の下端には、フィンガ着脱機構58を介して、
フィンガ32が取り付けられている。ここで、このフィ
ンガ32は、3本指を有する汎用フィンガとして構成さ
れている。 ここで、このロボット22は、詳細は図示していないが
、第1の旋回アーム54を回転駆動するための第1の駆
動モータと、第2の旋回アーム36を回転駆動するため
の第2の駆動モータと、Z@アーム56を上下動するた
めの第3の駆動モータと、2紬アーム56を回転駆動す
るための第4の駆動モータとを備えている。そして、こ
れら第1乃至第4の駆動モータを適宜駆動制御すること
により、第1の旋回アーム54を第2の旋回アーム36
とを直線状に設定した際のロボット本体52の中心から
2軸アーム56の中心までの距離Eを半径とする円形状
の範囲内で、任意の位置に、フィンガ32を移動させる
ことが出来ることになる3、 換言すれば、このロボット22は、シャトル20の走行
に応じて移動されるので、ロボット本体52の中心から
両側に距離lの幅に渡る範囲で、任意な位置にフィンガ
32を移動すること、即ち、この範囲内にある部品に自
由にアクセスすることが出来ることになる。 尚、シャトル20上には、ロボット本体52と独立した
位置に、フィンガストッカ60が配設されている。この
フィンガストッカ60には、複数の異なる種類のフィン
ガが着脱自在に装着されており、フィンガ着脱機構58
を介して、任意のフイ°ンガ32を2軸アーム56の下
端に取り付けることが出来るように設定されいてる。こ
のフィンガストッカ60においては、略U字形状の切欠
き60aとロックピン(不図示)とを備え、一方、各フ
ィンガ32は、この切欠き60aに嵌合する段付軸部(
不図示)を備えており、この段付軸部を切欠き60aに
係合することにより、不図示の交換用フィンガがここに
ストックできる様になっている。 5、(カメラの説明) 上述した第1のカメラ26は、第2の部品供給機槽重8
のバレツ)P内に収納された部品Xの配列状態を撮像す
るために設けられており、各軍2の部品供給機構18の
上空からパレットP内を全域に渡って認識できる様に、
ブラケット62を介して、第1のカメラ取付ボール64
に固定されており、このボール64は、ロボット本体5
2を取り囲むようにして、シャトル20上に固定されて
いる。ここで、このボール64には、第1の旋回アーム
54の旋回動作を邪魔しないように、この旋回アーム5
4の旋回範囲に渡って、開口64aが形成されている。 一方、シャトル20上には、フィンガ32を下方から撮
像することの出来るように第2のカメラ66が載置され
ている。この第2のカメラ66により撮影されたフィン
ガ32の画像は、上述した制御機構28における第2の
認識部30bに臆されるように設定されている。ここで
、この第2の認識部30bは、ここに送られてきた第2
のカメラ66からの画像情報に基づき、フィンガ32に
把持された部品Xの把持状態を認識することが出来るよ
うに構成されている。 6、(組立用治具の説明) また、組立用治具24は、詳細は図示していないが、治
具取付ガイド68と、不図示の治具位置決めロックビン
により、シャトル20上において治具取付ガイド68に
位置決め・固定されるトレイTとから構成されている。 この組立用治具24は、第1の部品供給機構I6a〜1
6I!から供給される12種類の部品と、第2の部品供
給機構18 a−18jから供給される10種類の部品
とから、所定の組体を組み立てるに適切なように構成さ
れている。 7、(第1の部品供給機構の説明) 次に、第1の部品供給機構16について第3図及び第4
図を参照して説明する。 この第1の部品供給機構16は、第3図に示すように、
後述する搬送テープ(キャリアテープ)72を介して部
品を供給するように、詳細には、キャリアテープにこれ
の搬送方向に沿って一列状に多数形成した凹部内に多数
の部品を保持し、このキャリアテープを走行させること
により、部品を取り出し位置まで搬送するように構成さ
れている。 ここで、この一実施例においては、上述したように、1
2台の第1の部品供給機構16a〜161が備えられて
おり、これらの第1の部品供給機構16a−161!か
らは、夫々に異なる種類の部品が供給されるように設定
されている。、士た、以下において、これら第1の部品
供給機構16a〜161の構成は同一であるため、その
構成を説明する際には、第1の部品供給機構に対する参
照符合は代表して「16」を使用するものとする。尚、
第2の部品供給機構18(18a−18j )に関して
も同様とする。 各軍1の部品供給機構16は、本願出願人により先に出
願された特許願(1,):(発明の名称:テープ式物品
搬送装置、出願日:平成1年4月5日)に詳細に説明さ
れているが、概略を説明すれば、中空状のテープカセッ
ト70を備え、このテープカセット70内には、複数の
部品Xを一定ピッチで保持したキャリアテープ72を捲
回した状態で内蔵されている。 このキャリアテープ72を搬送することにより、テープ
カセット70のシャトルベース12寄りの上面に形成さ
れた開ロア0aに、保持した部品Xを順次供給するよう
に構成されている。ここで、この開ロア0aは、テープ
カセット70がシャトルベース12に対して取り付けら
れた状態で、ロボット22によりアクセス可能な位置(
即ち、ロボット本体52の中心から最大で距離lだけ側
方に離間する範囲)に規定されている。 詳細には、各テープカセット70内においては、上述の
キャリアテープ72がこれの複数の凹部(図示せず)内
に部品Xを各々収納し、カバーテープ74により覆われ
た状態で、供給リール76に巻き付けられている。そし
て、部品取り出し位置(開ロア0a)まで、このカバー
テープ74に覆われた状態でキャリアテープ72は搬送
され、部品取り出し位置の直前で、分離ローラ78を介
して、このカバーテープ74はキャリアテープ72から
引き剥され、凹部が露出したキャリアテープ72は、部
品取り出し位置を通って第1の巻き取りリール80に巻
き取られると共に、カバーテープ74は第2の巻き取り
り一ル82に巻き取られるように構成されている。 尚、これらリール76、80.82には、夫々に回転駆
動機構(不図示)が接続されているが、これら回転駆動
機構には、ロボット22が部品Xをピックアップしたこ
とを検出されると、この検出に応じて、次の部品Xを部
品取り出し位置までの供給の為に、テープを一定ピッチ
送る機能を有し、この機能の為に、センサ・制御装置(
不図示)を内蔵している。 ここで、第4図に示すように、これらテープカセット7
0は、1台が1組、2台が1組、または3台が1組とな
って載置台84上に位置決めされた状態で載置されてい
る。即ち、この一実施例においては、12台のテープカ
セット70を載置するため6台の載置台84がシャトル
ベース12の一側に並んだ状態に備えられている。尚、
2台のテープカセット70を載置する載置台と、1台の
テープカセット70を載置する載置台とは、夫々専用の
構成を有するものでな(,3台のテープカセットフOを
載置する載置台84を兼用した状態で用いられている4
゜また、各載置台84は、後述する第2の部品供給機構
18としてのカート92に対応して最大1台配置するこ
とが可能であり、部品の供給状態によって、1台のカー
ト92に対して回答テープカセット70を対応させる必
要の無い場合には、この載置台84はカート92に対応
して配置されないことになる。 このようにして、12台の第1の部品供給機構16a〜
16I!を夫々構成するテープカセット70は、互いに
独立した状態で対応する載置台84を介して、シャトル
ベース12に対して着脱自在に取り付けられることにな
る。 尚、テープカセット70の前面の最下部には、被給電端
子70cが設けられており、テープカセット70が載置
台84に載置された状態で、この被給電端子70cに対
向する阻止板の下部には1、給電端子84aが上下方向
のイコライズ可能な状態で設けらている。このようにし
て、テープカセット70が載置台84に装着された状態
で、被給電端子70cは給電端子84aに結合し1て、
テープカセット70における電動駆動部分、例えば、各
リール76、80.82を回転駆動するための駆動モー
タ等に電力が供給される。 また、各テープカセ=、 I・70のF面であって、開
D70aJ、りもシャトルベース12側には、このテー
ブカセツ)・70からの部品取り出し可能状態を報知す
るためのう゛メ゛ブ86が取り付けられている。ここで
、このランプ86には、不図示のカセット制御機構が接
続されており、このカセット制御機構においては、キャ
リアテープ72の各部品収納用の凹部がf3:Irj7
Qaと対向する位置に移動された時点で、部品の取り出
しが可能になるので、この時点で部品取り出しの準備完
了を報知するため、上述したランプ86を点灯するよう
構成されている。 一方、第4図に示すように、シャトル20の側面であっ
て、各軍2の部品供給機構18a〜18jに各々対向し
て停止した状態で、対応する載置台84に載置された最
大3台のテープカセット70の各々のランプ86に所定
の対応する位置に、受光素子88a〜88cが取り付け
られている、各受光素子88a〜88cは、上述した制
御機構28に接続されており、これら受光素子88a〜
88eが対応するランプ86から発光された光を受けて
出力されたオン信号を受けることにより、制御機構28
はロボット22に第1の部品供給機構16とj、てのテ
ープカセット70から部品を取り出す動作の開始を許可
するように構成されている。 ここで、上述し7たカセット制御機構においては、キャ
リアテープ22に保持された部品数の残数か所定数より
も少なくなったことを検知した場合には、上述したラン
プ86を点滅駆動するように構成されてい7−、一方、
制御機構28においては、受光素子88 a〜88cを
介して対応するランプ86の点滅動作が検出されろと、
図示し、ない表示機構を介して、第1の部品供給機構1
6におけるそのテープカセット−1ζ、・m取り替え動
作を表示(指示)するように構成六れている。 1′ノ上のようにitされる第1の部品供給機構161
こおいては、テープカセット70の取り替え指示が発刊
られるど、操作者は、そのテープカセット70からの部
品取り出17動作が完了した時点で、そのデ・・プカ(
・y)70を載置台84がら取り外し5、不評;j′ζ
7)台車に載せで、部品充填機構(図示せず)まで搬?
 l−、、この部品ブ、:填機樽において、キャリアー
−ブ22. f” m ill 些補充させると共−二
、部品充填機構にネ、いて予め部品が満載されたテープ
カセット70を台車に乗せて、テープカセット70を取
り外I2、て空に、な〜、六カセット受入部84. f
を介して、載障−台84i’:取り1・1りる。このよ
うにして1.ロボッドシ2が他のテープカセット70や
第2の部品供給機槽18から部品不敗り出して組立性ジ
を実行している間にテープカセット、70の入れ替え作
業は終了し、このスれ替え作業がロボット22における
組立作業を停止さゼること無く実行され、作業能率の良
いものとなる。 8、(第2の部品供給機構の説明) 次に、第3図並u+=第5A、図及び第5B図を参照し
て、第2の部品供給機js1Bの構成を説明する。 この第2の部品供給機槽18は、前述した部品供給m 
hしてのパレツ+=Pを介して部品を供給するように、
詳細には、パレ゛′ノドP内の全面一ご渡7−)で配列
さね−・状態で多数の部品を保持1,3、このバレツh
pから(,17品を取り出すJ“うに構成されでいる。 ここで18、−のパレット)ノは、上述した第1のカメ
ラ26により部品の配列状態を認識することが出来るよ
うに1.1土面が全面に流・、て開放さtL、隣接する
部品との重なりや接触を防ぐために仕切炉9()が互い
に直咬する状態で設+−jられている。そして、各仕切
壁90の間の空間により、部品収納スペースSか規定さ
れ、各部品収納スペースS毎に、1つの部品が収納され
ている。 尚、第3図にお(・て、符号PH’<f部品の入ってい
る実パレット、符号P、1が部品を使い終わ1て空にな
った空パレットを夫々示している9、そして、この第2
の部品供給機構18は、複数のパレットPを収納する為
のパレット供給カート(以後、単に、カート七呼ぶ5)
92を備えている。4.このカート92は、本願出願人
により先に出願した特願平1−36332号(平成1年
2月17日出願)及び特願平1−5960’:7号(平
成1年3月14日出願ンに詳細に説明されているが、概
略を説明すれば、同一種部品の複数のパレットPを積重
ねてストックし、実パレットP、を1つ分離し1]、ロ
ボット22がアクセス可能な位置と高さに′位置快めし
、使い終わった空パレット1ff。を受け“ζ1暫ねS
機能を有し1、各jI&能の為の駆動用モータ・(スン
サ制御機構(カート制御J攬構)92aを内蔵しくいる
。即ち、第5図に示づよろに、ベース枠体り2b内には
、被給電端子92cに接続され、力・−1・42におけ
ろ動作の制御を司るためのカー ト制tl @ Ml 
92 aが設けられている。 また、各カート92の上面であ1′?−1〕・ヤL・ル
ベ〜ス12に近接する部分には、このカート92からの
部品の取り出し可能状態を報知するためのランプ96が
取り付けられている。ここで、このランプ96には、カ
ート制御機構92gが接続されており、このカート制御
機構92gにおいては、パレットPが取り出し可能位置
に移動された時点て、部品の取り出しが可能になるので
、この時点で部品取り1411しの準備完了を報知する
ため9、と述したランプ96を点灯するよう構成されて
いる。 一方、第4図に示すように、シャトル20の側面であっ
て、容置2の部品供給機構18 a−18jに対向して
停止した状態で、各々のランプ96に所定の対応する位
置に、受光素子98が取り付けられている。この受光素
子98は、l述した制御機構28に接続されており、こ
の受光素子98がラップ96から発光された光を受iプ
て出力さ机たオン信号を受けることにより、lff!機
構2Bはり、ニアボット2“2に第2の部品供給機構1
8としてのカート92がら部品を取り出す動作の開始を
許可するよう(こ構成されている。 ここで、上述したカート制御機構92gにおいては、全
パレットP内に収納された部品数の残数か所定数よりも
少なくなったことを検知した場合には、上述したランプ
96を点滅駆励するように構成されている。一方、制御
機構28においては、受光素子98を介してランプ96
の点桟動作が検出されると、図示しない表示機構を介し
て、第2の部品供給機構lBにおけるそのカート92の
取り替え動作を表糸(指示)するよ6に構成されている
。 以上のように構成される第2の部品供給機構18におい
ては、カー・トリ2の取り軒、之指示が発せられると、
操作者は、そのカート92からの部品取り出し動作が完
Iした時点で、そのカー ト92を取付機構94から取
り外し、7部品充填機構(fl;”!示せず)まで搬送
し、この部品充填機構において、各パレットPに部品を
補充させると共に、;ス・X品充填機構において予め部
品が満載されたカセットPをカート92にセットし、て
4、力 ・ト92を取り外して空になった取付機構94
に取り付ける1、このようにして、ロボット22が他の
カート92や第1の部品供給機構16から部品を取り出
して組立作業を実行している間にカート92の入れ替え
作業は終了し、この入れ替え作業がロボット22におけ
る組立作業を停止させること無く実行され、作業能率の
良いものなる。 9、(第1及び第2の部品供給機構の配置関係)次に第
6図を参照して、第1及び第2つ部品供給機構16. 
18における配置関係の詳細を説明する。。 前述したよ・もっこ1、ごボット22の可動エリア(ア
クセス可能領域)は、ロボ゛:) ト22が第6図のS
。 の位置にある場合、図示するようjごロボット本体52
の中心から※離iの範囲で、ち・S所r)、符合Aで示
される範囲内である。この範ffJ A内に第1及び第
2の部品供給機構16,1l17おける部品取り出し部
が設定されている。即ち、 ■第1のカート92.(以下の説明(、二おいて 10
分のカート92を夫々識別した状態でg QJJする際
には、符合92.〜92.。を用いることとする。)の
手前側半分、換言すれば、実パレットPの1箱分;■組
付作業用治具22; ■フィンガ内認識用の第2のカメラ66;0両テープカ
セット70.,70□(以下の説明において、12台の
テープカセット70を夫々識別した状態で説明する際に
は、符合70.〜707を用いることとする。)の部品
取り出し月間ロア0a; ■フィンガストッカ60である。 以上のロボット22のアクセス可能領域は、ロボット2
2がどこへ走行した場合も同様である。例えば、−点鎖
線で示すシャトル20は一7実線で示す走行開始位置S
0にある状態(即ち第1のカート92ユに対向する状態
)から、図示の矢印Rで示す方向に沿って第4のカー□
 ト924対向する位置S3まで走行した状態を示して
いるが、その場合のロボット22のアクセス可能領域は
、前述のロボット22が80の位置にあった場合と比べ
て変化している点は、 σ)アクセス可能なカートが92.から924に変わっ
ている;そして、 ■アクセス可能なテープカセットが70..70□から
706,707,70.に変わっていることである。こ
の様に、シャトル20は、図で左端のS。 の位置からS、、S2.・・・S、。の状態に、夫々第
1乃至第10のカート92.〜921oに対応して位置
決めされ、各々の位置決めポイントでカート92、.9
2□・・・92.。の内の1つと、テープカセット70
..702・・・70,2の内の1〜3つを同一位置条
件でアクセスできる様に、各々のカート92とテープカ
セット70とが配置されている。 尚、シャトル20.従って、ロボット22が各々のカー
=h92に対応する停止位置において停止した状態にお
いて、シャトル20に取り付けられた3台の受光素子8
8a〜88eと1台の受光素子98とは、1台の載置台
84上に載置される最大3台のテープカセット70に夫
々装着されたランプ86とカート92に装着されたラン
プ96とに夫々対応するように設定されている。 この結果、第6図においてシャトル20及びロボット2
2が実線で示すように、Soに位置決めされている時は
、受光素子88b、88cは第1の載置台84に載置さ
れた2台のテープカセット701゜702に夫々装着さ
れたランプ86からの光を受光し、受光素子98は第1
のカート92.に装着されたランプ96からの光を受光
することになる。一方、第6図においてシャトル20及
びロボット22が一点鎖線で示すように、S3に位置決
めされる位置まで搬送されて停止している時は、受光素
子88a。 88 b 、 88 cは第3の載置台84に載置され
た3台のテープカセット70s、707.Teaに夫々
装着されたランプ86からの光を受光し7、受光素子9
8は第4のカート924に装着されたランプ96からの
光を受光することになる。 換言すれば、これら受光素子88a〜88c、 98の
配置は、前述の通りシャトル20の移動後、同一位置条
件でアクセスできる様に配置されたカート92゜テープ
カセット70の位置関係に一致している。 従って、シャトル20に取付けられた4台の受光素子8
8a〜88e、 98で、図全体で示す10台のカート
92と12台のテープカセット70との全部のランプ8
6. 96の発光状態を検出できる様になっている。以
上の様に、4台の受光素子88a〜88c、98と10
台のカート92と12台のテープカセット70との全部
のランプ86.96とにより、第1及び第2の複数台の
供給装置IL  18と1台の制御機構28とを結ぶ通
信手段が構成されることになる。 ここで、図示する斜線部分は、シャトル20がS [l
の位置にある場合のバレッ)P内の認識用の第1(7)
カメラ18の視野を示している。この視野は前述の様に
、シャトル20の移動に伴い移動し5、常にシャトル2
0の停止位置に対応するカート92上の少なくともロボ
ット・22側の実パレットP1側をカバーしている。 10、(組立手順の説明) 次に、。この一実施例にお1プる自動組立ユニット10
で複数部品から所定の組体の組立を実行する手順を第7
A図乃至第7C図を参照して説明する。 ここでは説明の簡略化の為に、第7A図乃至第7C図に
示す様に、カート・92のバL、ットPで供給する部品
を3点、テープカセット70のキャリアテープ72で供
給する部品を4点として説明する。以下の説明において
a −gは部品を示しており、これら部品a −gを組
立る順序は、a (t) −+b (c) −+c (
c)−+d (t) −+e (t) −f (t) 
−*g (c)に設定されている。尚、部品名の中の記
号(c)はカート92による部品供給、(1)はテープ
カセット70による部品供給を表わしている。 第7A図に示す状態は、ロボット22が載置されたシャ
トル20が、第1のカート921の中の部品b (c)
とテープカセット701の中の部品a (t)をアクセ
スできる状態で停止位置決めされている様子を示す。 この時、シャトル20は、後述の第7C図に示す状態か
ら移動して来ており、第7A図に示す状態に位置決め完
了したことを、ロータリエンコーダ50よりの信号を受
けて判断し、停止している。この第7A図に示す状態で
は、まず最初に部品a (t)をキャリアテープ72か
らピックアップし、組立用治具24上へ組込み、次に部
品b (c)をカート92のパレットP上からピックア
ップし組立用治具24上へ組込みを行う。 ここで、この組込みの前に、この第7A図に示す状態へ
のシャトル20の位置決めとほぼ同時に、シャトル20
に取付けられた受光素子88a〜88c、 98を介し
て、第1のテープカセット70.のランプ86と、カー
ト92のランプ96の夫々の点灯状態を検出することに
より、換言すれば通信手段を介して、部品a (t)及
び部品b (c)の供給準備を完了しているかを非接触
の状態でチエツクする。 この部品の供給準備完了の確認が済むとロボット22は
前述した順序で組人作業を行う。ここで、テープカセッ
ト70側の部品a (t)をピックアップすると、フィ
ンガ32に内蔵するセンサによりピックアップしたこと
を確認すると共に、部品a (t〕がピックアップされ
た(即ち、キャリアテープ72側から無くなった)こと
をテープカセット70に内蔵するセンサにより確認する
。 そして、第1のテープカセット70.においては、この
ピックアップ確認動作の後、自身の駆動源により、キャ
リアテープ72のピッチ送り箸行い、次に使用する新し
い部品a (t)。の位置決め準備に入る。この準備は
、次の部品ピックアップサイクルで、部品a (、t)
 、を扱うまでに完了すれば良く、完了するとランプ8
6が点灯する。 一方、第1のカート92.における前回の部品ピックア
ップサイクルでパレット内認識用の第1のカメラ26に
より認識された部品b (c)の位置情報から求められ
た座標系に応答して、ロボット22が作動して部品b 
(c)をパレットPからピックアップする。そして、フ
ィンガ32に内蔵するセンサにより、そのピックアップ
状態を確認し、その後、回転アーム36及び旋回アーム
54の回転に伴ない、このピックアップした部品b (
c)を組立用治具24側へ搬送する。 そして、回転アーム36がこの搬送動作により、このピ
ックアップした部品b (c)を収納するパレットPの
上空より逃げると、シャトル20に設置されたパレット
内認識用の第1のカメラ26により、この直前にピック
アップした部品b (c)を収納するハlノットPの中
の次のサイクルでピックアップすべき部品b(C)、l
の位置を認識し、制御機構28内の画像処理部の画像メ
モリに画像を取込む。画像を取込んだ後の画像処理とロ
ボット22座標系への座標変換等は、次のサイクルで部
品b(C)+1を扱うまでに完了すれば良く、ロボット
22の制御動作と併行処理されるものである。 そして、この画像の取込みが終わると1、制御機構28
の指令により、今度はシャトル20がR方向に沿う移動
を開始する。上述の画像の取込みは通常1 /’ 30
秒程度で終了する為、シャトル20の移動開始は、実質
的に、前述の様に回転アーム36が組立用治具24側へ
移動した直後となり、シャトル20の移動動作とロボッ
ト22による組立用治具24上での組込動作等は同時に
行われることになる。 この後、シャトル20が次に組込むべき部品c (c)
。 d (t)、  e (t)、  f (t)をロボッ
ト22がアクセスできる状態に位置決めして停止した様
子が第7B図に示されている。この停止位置においても
、まず、第7A図に示した場合と同様に、受光素子88
a〜88cが対応する第2乃至第4のテープカセット7
0□、 703+ 70 <の夫々のランプ86の点灯
状態を検出し、また、受光素子98が第2のカート92
□のランプ96の点灯状態を検出することにより1、各
々部品c (c)、 d (t)、 e (t)、 f
 (t)の供給準備完了をチエツクする。 そして、直前にピックアップした部品b (c)の組付
作業が組立用治具24上において終了していることも確
認り、て、第7A図の場合と同様にして、部品((e)
、 d (t)、 e (t)、 f (t)のピック
アップと組立用治具24上への組込を行う。又、次のサ
イクルでピックアップすべき部品C(C)、の位lを確
認する為の画像の取込みは、部品c (c)をビック′
rツブし1、回転アーム36が組立用治具24側へ移動
した後行われるが、この第7B図に示す状態ではその後
、部品d (t)、 e (t)、 f (t)の組込
作業があるので、ここでは第7A図の場合とは異なり、
部品f (t)のピックアップが完了した後、フィン・
ガ32に内蔵するセンサによりそれを確認し、同時にフ
ィンガ32が第4のテープカセット704の上空へ移動
してもぶつからないだけ充分に上昇した後、制御機構2
8の指令によりシャトル20がR方向に沿う移動を開始
する。 また、第7C図は、部品g (C)をロボット22がア
クセスできる状態で、シャトル20が位置決め停止した
様子を示している。ここでは、部品g (c)は、例え
ば、極めて薄い部品であり、これを吸引によりピックア
ップするよう設定されている。この為、フィンガ32に
内蔵したセンサを介してピックアップの完了を確認でき
たとしても、そのピックアップ位置が所定の位置からず
れている場合には、これを組み付けることが出来なくな
る。 この為、この部品g <c)においては、これをピック
アップした後において、回転アーム36は、フィンガ3
2を第2のカメラ66の上空に一旦移動して、ここで停
止し、第2のカメラ66により、フィンガ32にピック
アップされた部品g (c)を撮像L7て、これのピッ
クアップ位置を正確に検出するよう設定されている。そ
して、制御機構28は、この第2のカメラ66か−の撮
像情報を受けて、ピックアップされた部品g (c)の
ピックアップ位置を検出し、この検出位置が許容範囲内
であると判断される場合には、再び、回転アーム36を
起動
【7.て、フィンガ32を組立用治具24上まで移
動し、部品g (C)を治具36上に設置する。 ここで、制御機構28においては、ピックアップ位置が
設置位置を補正することにより治具24上への設置が可
能であるような許容範囲にある場合において、ロボット
22におけるフィンガ32の座標系を補正した上で、部
品g (c)を正確に治具24上に設置するように設定
されている。一方、このピックアップ位置が補正不可能
であると判断される場合iこは、この組立動作を中断し
て所定の警報を鳴らし、作業者による回復動作を行わせ
しめるようになされている。 このようにして、最後の部品g (c)をピックアップ
した後、第7A図の場合と同様に第1のカメラ36によ
る画像取込が終わると、制御機構28の指令により、今
度は今までの走行方向とは反対のR′方向に沿ってシャ
トル20が移動を開始する。 そして、第7A図に示す位置に到着後、前述の第7A図
を参照して説明した作業に戻り、これを繰返すことにな
る。 ここで、第7C図を参照して説明した部品g (c)の
組込を終った組立完成品は、ここで次のサイクルの部品
b (c)□をピックアップする前に、例えば、同じパ
レットPの空いている場所に戻す等によりて収納して、
一つの組立のサイクルを終了する。 以上の一連の動作の繰返しにより、1台のロボット22
で複数個(ここでは7個)の部品を組立てる作業が行わ
れる。尚、以上の説明の中で、パレットP内認識用の第
1のカメラ26により、次のサイクルでつかむべき部品
の位置を認識するとしたが、パレットI)の中の最後の
1ケの部品をピックアップして空になった直後の場合に
限っては、新しいパレットPに入れ替えるのに時間がか
かるので、ここでは画像取込みを行わず、次のサイクル
までに箱の入れ替えをしておき、次に部品をピックアッ
プするU前に部品位置認識を行うこととしても良い。 11.(視覚認識動作の説明) 次に、第8図に示すフローチャートを参照して、制御機
構28における視覚認識動作の制御手順を説明する。尚
、この第8図においては、視覚認識動作と共に、ロボッ
ト22とシャトル20との関連した動作制御も示されて
いる。 以下の説明において、各種の部品は代表した状態で符号
a、 b、 c、 d、・・・で示し、現在組み込んで
いる部品はa。! bor CO+ do+・・・で示
し、次のサイクルでピックアップする部品はafi、b
lllClll  dゎ、・・・で示している。 先ず、ステップSIOにおいてロボット22が部品aQ
をピックアップすると、ステップSI2において、ロボ
ット22のフィンガ32内に設けた検出センサでピック
アップの完了を確認し、ステップ514において、この
ピックアップした部品a。の組み込みのために、組立用
治具24側に回転アーム36を移動させる。そして、ス
テップS16において、この回転アーム36が、これを
駆動する駆動モータに内蔵したロータリエンコーダ(図
示せず)により第1のカメラ26の視野を遮らない所ま
で治具24側に移動されたことが検出・確認されると、
ステップ818において、第1のカメラ26によりロボ
ット22が次のサイクルでピックアップすべきパレット
P上の部品a!lの画像を読み込む。 一方、このステップ818と同時に並行した状態で、ス
テップS20において、ロボット22は組立用治具24
上において部品a0の組付は作業を開始する。 そして、ステップ818における画像の取り込みが開始
された後、ステップS22において、部品a!lの画像
の取り込みの終了が検知されると1、ステップS24に
おいて、即座に、シャトル20が次にアクセスすべき部
品すに向けて移動を開始する。また、このステップS2
4と並行した状態で、ステップS18で取り込んだ画像
情報に基づき、ステップS26において、部品aゎの配
役位置を演算する。 この演算動作においては、先ず、取り込んだ部品a、、
の画像情報を制御機構28内の画像処理部における画像
メモリに記憶し、画像処理部においては、次のサイクル
でロボットが部品anをピックアップするまでの間に、
制御機構28における画像処理CPUによって、画像処
理、ロボット座標系への変換処理を実行する。そして、
ステップS26における演算処理が終了すると、ステッ
プ828おいて、画像処理部内の部品位置データメモリ
Mの部品位置データ格納部aX内に格納する。 一方、ロボット22側においては、上述し7たステップ
520において、部品aの組立作業が実行され、ステッ
プS30において、この組立作業の終了が確認されると
、引き続きステップS32において、上述した部品位置
データメモリMから、次にピックアップすべき部品bo
の位置データを読み込み、ステップS34において、そ
の読み込んだ位置データに基づき、回転アーム36の移
動を開始する3゜このステップS34と同期した状態で
、シャトル20側においては、ステップ536において
、シャトル20が部品b0のアクセスポイントへの移動
が完了していることを確認する。そして、このステップ
S36において移動完了が確認されると、ロボット22
側においては、ステップ338において、部品b0のピ
ックアップ動作が実行される。 基本的には、以上のステップSIO乃至ステップ338
の制御動作が繰り返し実行されることになるが、ステッ
プS38において、ロボット22が部品b0をピックア
ップし、ステップS42において1、この部品す。のピ
ックアップの完了が検出されると、ステップS44にお
いて、回転アーム36が治具24側に移動し、ステップ
S46において、この移動により回転アーム36がパレ
ットPの上空から退避したことが検出されると、ステッ
プ348iごおいて、努】のカメラ26は、今度は、ロ
ボット22が次のサイクルでピックアップすべき部品す
、の画像を取り込むと同時に、ステップS50において
、この部品b0の組み込み動作が実行される。 そして、ステップS52において、次のサイクルでロボ
ット22が部品すゎをピックアップするまでの間に、画
像処理、ロボット座標系・へ・の変換処理を行い、ステ
ップS54において、部品位置データメモリMの部品位
置データ格納部bxに次にピックアップされる部品bn
の位置を格納する。 12、(バッファ機構の説明) 次に、第9図乃至第12図を参照して、所定の組体を組
立てた所定のシャトル20上の治具取付ガイド68から
、次のシャトル20の治具取付ガイド68に、この組体
を治具トレイTごと渡すと共に、両シャトル20に夫々
搭載されたロボット22における組立速度の差を吸収し
て、夫々のロボット22において最大組立速度を設定す
ることが出来るようにするためのバッファ機構4(4□
、4□、43)を詳細に説明する。 尚、以下の説明において、これらのバッファ機構48,
4□、4.は、同一に構成されているので、参照符合4
を代表して用いることとする。また、組立てられた組体
が載置された治具トレイTを渡す側の自動組立ユニット
10には、添字aを付して表し、また、治具トレイTを
受ける側の自動組立ユニット10には、添字すを付して
表わすこととする。 先ず、第9図及び第10図に示すように、このバッファ
機構4は、治具トレイTを渡す側の自動組立ユニット1
0.におけるシャトル201の走行範囲の終端部と、治
具トレイTを受ける側の自動組立ユニット10bにおけ
るシャトル205の走行範囲の始端部とに渡り、シャト
ルベース12(シャトルベース12&とシャトルベース
12.とが合体したもの)の−側に位置するよう配設さ
れた取付ベース100を備えている。この取付ベース1
00は、平面コ字状に形成され、その一端はシャトル2
01Lの走行範囲の終端部に対向すると共に、その他端
はシャトル20bの走行範囲の始端部に対向するよう設
定されており、中間部はシャトルベース12に略平行に
設定されている。 ここで、この取付ベース100の上面の各縁部には、シ
ャトル20gLから受は入れた治具トレイTの側面を案
内して、コ字状の搬送経路を通ってシャトル20bに渡
すためのガイド部材102が起立した状態で取り付けら
れている。また、この取付ベース100の一端部には、
シャトル20.から渡された治具トレイTを受けるため
の一対の受は入れレール104aが載置されており、こ
れら受は入れレール104aは、治具トレイTをシャト
ル20.L上の治具取付ガイド68□と同一高さで受け
るように、その高さを設定されている。 そして、この取付ベース100の他端部には、シャトル
20゜の治具取付ガイド68bに治具トレイTを渡すた
めの一対の渡しレール104bが載置されており、これ
ら渡しレール104bは、治具トレイTを治具取付ガイ
ド68b上に同一高さで渡すように、その高さを設定さ
れている。 また、この取付ベース100の中間部には、治具トレイ
Tの幅よりも僅かに狭い間隔を有して互いに離間された
一対の走行ベルト106が、各々の端部を受は入れレー
ル104aと渡しレール104bに夫々対向した状態で
エンドレスに捲回されている。 ここで、これら走行ベルト106による治具トレイTの
搬送距離は、ここに第5の治具トレイTが存在すること
が出来るように設定されている。また、各走行ベルト1
06の上辺は、矢印Rで示す方向(各ロボット22.,
22bにおける組立時の走行方向と同じ方向)に沿って
走行するように、図示しない駆動機構により走行駆動さ
れている。尚、これら走行ベルト106の上辺の高さは
、上述した受は入れレール104aや104bに対向す
る端部における一対の走行ベルト1060間には、渡し
リフタ112が上下動自在に配設されている。この渡し
リフタ112は、第2のリフト用シリンダ114のアク
チュエータ114aに接続され、このシリンダ114は
、渡しレール104bを介して治具トレイTをシャトル
20.上の治具取付ガイド68.に渡す際においては、
この渡しレール104bと同一高さに上昇され、走行ベ
ルト106による矢印R方向に沿う治具トレイTの搬入
を許容する場合には、渡しレール104bよりも僅かに
低い高さまで下降されるようにアクチュエータ114a
を駆動するものである。 一方、このバッファ機構4は、第9図及び第10図に示
すように、終端部まで走行して来て停止しているシャト
ル201に対向して配設され、治具取付ガイド68□内
の治具トレイTに当接して、この治具トレイTを治具取
付ガイド68Lから押し出し、矢印Qで示す方向に沿っ
て、受は入れレール104aを介して、走行レール10
6の基端部側まで移送させるために受はブツシャ116
を備えている。 この受はブツシャ116は、受はブツシャ駆動用の受は
シリンダ118のピストンロッド118aの先端に固定
されており、この受はシリンダ118は、待機状態にお
いて、治具取付ガイド68.Lから側方(受は方向Qと
は反対側の方向)に引き抜かれた位置にピストンロッド
118aを引き込まれており、治具トレイTの受は動作
の起動に伴い、このピストンロッド118aを受は方向
Qに沿って押し出すように設定さていてる。 尚、この受はシリンダ118は、取付ベース100が配
設された位置とは反対側のシャトルベース12の側方に
配置された第1の置台120上に載置されており、この
第1の置台120はシャトルベース12の側面に固定さ
れている。 また、このバッファ機構4は始端部まで戻されて来て停
止しているシャトル201に対向して配設され、渡しレ
ール104bに対向する一対の走行ベルト106の末端
部まで移送された治具トレイTに当接して、この治具ト
レイTをここから押し出し、矢印Sで示す渡し方向に沿
って、渡しレール104bを介して、シャトル20b上
の治具取付ガイド685移送させるために渡しブツシャ
122を備えている。 この渡しブツシャ122は、渡しブツシャ駆動用の渡し
シリンダ124のピストンロッド124aの先端に固定
されており、この渡しシリンダ124は、待機状態にお
いて、走行レール106から側方(渡し方向Sとは反対
側の方向)に引き抜かれた位置にピストンロッド124
aを引き込まれており、治具トレイTの渡し動作の起動
に伴い、このピストンロッド124aを渡し方向Sに沿
って押し出すように設定されている。 尚、この渡しシリンダ124は、取付ベース100の側
方に固定された第2の置台126上に載置されている。 ここで、第9図に示すように、走行ベルト106の走行
に応じて搬送されて来る治具パレットTに係合して、こ
れの搬送を停止させるためにストッパ部材128が配設
されている。詳細には、このストッパ部材128は、第
12図に示すように、走行ベルト106の末端部に、こ
の走行ベル) 106の走行に応じて搬送されて来て停
止している治具トレイTに、搬送方向Rに関して直上流
側まで搬送されてきた治具トレイTの下面に形成された
凹所の搬送方向Qに関して上流側の端面に係合して、搬
送ベルト106の走行に拘らず、この治具トレイTの搬
送を一旦停止させる位置に配設されている。 尚、以下の説明において、受は入れ位置にある治具トレ
イに符合T、を、第1の待機位置にある治具トレイに符
合T1を、第2の待機位置にある治具トレイに符合T2
を、第3の待機位置にある治具トレイに符合T3を、そ
して渡し位置にある治具トレイに符合Tbを、夫々付す
こととする。 このストッパ部材128は、ストッパ部材駆動用のスト
ッパシリンダ130のピストンロッド130aの先端に
固定されており、このストッパシリンダ130は、渡し
位置に治具トレイTbが存在しない場合には、ピストン
ロッド130aを下方に引き込んで、この第1の待機位
置から渡し位置への治具トレイT、の搬送を許容し、渡
し位置に治具トレイTbが存在する場合には、ピストン
ロッド130aを上方に押し上げて、第1の待機位置か
ら渡し位置への治具トレイT1の搬送を係止するよう動
作するように設定されている。 一方、第11図に示すように、取付ベース100上のガ
イド部材102には、渡し位置に移送された治具トレイ
Tbによりオンされる渡しトレイ確認センサ132が配
設されている。この渡しトレイ確認センサ132がオン
されることにより、第2のリフト用シリンダ114は渡
しリフタ112を押し上げるように動作して、渡し位置
にある治具トレイT。 を持ち上げて、走行ベルト106から引き離しておき、
後に渡し信号が出力されて渡しシリンダ124が起動さ
れることにより、この治具トレイTbが即座に渡し位置
から次のシャトル20bに向けて押し出しされるよう設
定されている。 尚、第2のリフト用シリンダ114は、渡しトレイ確認
センサ132がオフして、且つ渡しシリンダZ24が戻
った事が、内蔵のセンサ(図示せず)により検出される
と、渡しリフタ112を走行ベルト106よりも引き下
げるように動作するよう設定されている。このように渡
しリフタ112が引き下げられることにより、渡し位置
には、次の治具トレイT1が移送されて来ることが可能
な状態となる。 また、ガイド部材102には、第1の待機位置に移送さ
れてきた治具トレイT1によりオンされる待機トレイ確
認センサ134が配設されている。ここで、上述した渡
しトレイ確認センサ132がオンした状態において、こ
の待機トレイ確認センサ134がオンして所定時間経過
後、上述したストッパシリンダ130が起動され、スト
ッパ部材128を係止位置に押し出して、第1の待機位
置に移送されてきた治具トレイT1を、この第1の待機
位置に係止するように駆動するよう設定されている。 尚、ストッパシリンダ130は、渡しトレイ確認センサ
132がオフし、渡しリフタ112が走行ベルト106
よりも引き下げられてから、ストッパ部材128を引き
込み位置に戻すように動作するよう設定されている。こ
のように、ストッパ部材128が引き込み位置に戻され
ることにより、第1の待機位置にある治具トレイTは、
渡し位置に向けて移送され始めることになる。 更に、ガイド部材102には、図示するように、走行ベ
ルト106上に順次移送されて来て並んだ状態で待機さ
れた3番目の治具トレイT3によりオンされる満杯確認
センサ136が配設されている。この満杯確認センサ1
36がオンすることにより、走行ベルト106上には、
これ以上の治具トレイTが待機出来ないことを意味する
ので、走行ベルト106上へのこれ以上の治具トレイT
の載置を禁止すべく、受は入れリフタ108の駆動を禁
止する。 また、ガイド部材102には、受は入れ位置に押し出さ
れて来た治具パレットT、によりオンされる受は入れ確
認センサ138が配設されている。この受は入れ確認セ
ンサ138がオンすることにより、第1のリフト用シリ
ンダ110は受は入れリフタ108を押し下げる゛よう
に動作して、受は入れ位置に押し出された治具トレイT
1を走行ベルト106上に乗せるように設定されている
。このようにして、走行ベルト1060走行に応じて、
走行ベルト106上に乗せられた治具トレイTは、渡し
位置に向けて移送されることになる。 尚、第1のリフト用シリンダ110は、受は入れ確認セ
ンサ138がオフしてから所定時間経過後に、受は入れ
リフタ108を走行ベルト106から突出する位置に押
し上げるように動作するよう設定されている。このよう
に、受は入れリフタ108が押し上げられることにより
、シャトル201からの新たな治具トレイTの受は入れ
可能な状態となる。 また、受はシリンダ118が載置された第1の置台12
0上には、受は入れ動作を起動させるための、換言すれ
ば、シャトル201からのトレイTの排出を開始させる
ためのトレイ排出開始スイッチ140が取り付けられて
いると共に、渡し動作を起動させるための、換言すれば
、シャトル20bへのトレイTの投入動作を開始させる
ためのトレイ投入開始スイッチ142が取り付けられて
いる。このトレイ排出開始スイッチ140は渡し側のロ
ボット221によりオン動作され、また、トレイ投入開
始スイッチ142は、受は入れ側のロボット225によ
りオン動作されるようになされている。 一方、第io図に示すように、第1の置台120の側方
には、渡し側のシャトル20&が渡し位置に停止した状
態で、上述した受光素子98に上方から対向する位置に
、受は動作完了信号灯146が配設されている。また、
渡しレール104bの下面には、受は側のシャトル20
bが受は位置に停止した状態で、上述した受光素子88
aに上方から対向する位置に、渡し動作完了信号灯14
8が配設されている。尚、これら信号灯146,168
は、共に、バッファ制御機構144に接続され、その点
灯状態を制御されるようになされている。 即ち、このバッファ制御機構144は、受はシリンダ1
18による渡し位置にあるシャトル201からの治具ト
レイTの受は動作が完了、換言すれば、受はブツシャ1
16が、完全に待機位置に戻り、受は入れ待機状態が設
定されて、シャトル20&が走行可能状態になされたこ
とが、図示しないセンサにより検出された時点で、受は
動作完了信号灯146を点灯させる。一方、シャトル2
01側の制御機構28においては、この受は動作完了信
号灯146の点灯を、受光素子98を介して検出するこ
とにより、シャトル201を組立開始位置まで返送する
制御動作の実行を開始する。 また、このバッファ制御機構144は、渡しシリンダ1
24による受は位置にあるシャトル20bからの治具ト
レイTの渡し動作が完了、換言すれば、渡しブツシャ1
22が完全に待機位置に戻り、渡し待機状態が設定され
て、シャトル20bが走行可能状態になされたことが、
図示しないセンサにより検出された時点で、渡し動作完
了信号灯148を点灯させる。一方、シャトル20b側
の制御機構28においては、この渡し動作完了信号灯1
48の点灯を、受光素子88aを介して検出することに
より、シャトル20.の組立動作を開始すべく制御動作
を実行する。 このようにして、治具トレイTをシャトル201から受
は入れて、次のシャトル20bに渡すためのバッファ機
構4において、これにおける受は入れ待機状態、及び渡
し待機状態の夫々の設定完了情報は、対応するシャトル
20..20bに対して、受は動作完了信号灯146、
渡し動作完了信号灯148を備えた状態で、非接触の状
態で通信することが出来ることになり、通信の為の配線
等の引き回しが不要となり、構成が簡略化されることに
なる。 ここで、上述したバッファ機構4における各構成要素は
、バッファ制御機構144によりその制御動作を規定さ
れている。尚、走行ベルト106を走行駆動するための
駆動機構は、電源の投入に伴い、常時、走行ベルト10
6を所定の速度で走するよう駆動されており、この所定
の速度は、このバッファ機構4が連結する両自動組立ユ
ニット10□。 10bにおいて、夫々のロボット22..22bが達成
する最大組立速度による最小サイクルタイムよりも短い
時間で渡し終ることが出来るよう設定されている。 13、次に第13図のブロック図及び第14図のフロー
チャートを参照してバッファ機構4の動作を説明する。 l)先ず、バッファ機構4の制御回路150において、
バッファのパレット搬送手段(走行ベルト106・10
6)上にパレットが無い場合の初期状態において受は入
れ確認センサ138がオフ状態である。該センサ138
のオフ信号は反転回路を経てカウンタC2に入力して、
カウンタC2を起動し、カウント終了の時間経過後に、
カウント終了信号が受は入れシリンダ110の駆動手段
110Aを作動して、第1のリフト用シリンダ110が
受は入れリフタ108を走行ベルト106よりも高い受
は入れ位置に押し上げることにより、受は入れ位置での
受は入れ待機状態が設定される。 そして、渡し側の自動組立ユニット101Lにおいて、
所定の組体が組立てられ終ると、シャトル201は、シ
ャトルベース12&における終端部(即ち、走行範囲に
おける終端部)において停止し、この停止した状態で、
シャトル20.上に搭載されたロボット22□は、ロボ
ット22&の組立終了信号を受けて自身のフィンガ32
を介してトレイ排出開始スイッチ140をオン動作する
ことにより、受は入れ動作が開始される(ステップ 5
IOI)。(ステップ番号は前記組立ロボットのフロー
チャート動作と区別するためステップ番号100から付
する。)即ち、このトレイ排出開始スイッチ140のオ
ン動作にともない、該スイッチ140のオン信号と前記
骨は入れ確認センサ138のオフ信号を第1の論理回路
150に入力し、該回路150の信号によって受はシリ
ンダ118の起動手段118Aに入力する。 これにより受はシリンダ118が起動して、受はブツシ
ャ116を受は方向Qに沿って押し出し、シャトル20
1上の治具取付ガイド68から治具トレイ丁、を押し出
す。この結果、治具トレイT1は、受は入れレール10
4aを介して、受は入れリフタ108上に移送されるこ
とになる。(ステップ5102)そして、この治具トレ
イT1が、受は入れリフタ108上に載置され、受はブ
ツシャ116による押出しが行われて確認センサ138
が作動する。正しい受は入れ位置まで移送されると、受
は入れ確認センサ138がオン動作され、受は入れ動作
が完了する。(ステップ5103) 受入れ確認センサ138のオン信号によってシリンダ駆
動手段110Aによって第1のリフト用シリンダ110
は受は入れリフタ108を引き下げ動作する。この結果
、治具トレイT、は、走行中の走行ベルト106上に乗
り、この走行ベルト106の走行に伴ない、走行方向R
に沿って渡し位置に向けて搬送される。(ステップ51
04) 尚、バッファの搬送手段であるベルト106・106は
不図示の駆動手段によって走行されており、前記トレイ
排出開始スイッチ140のオン動作に連動するか、予め
起動状態にしておいてもよい。 尚、治具トレイT1が受は入れ位置から搬出されること
により、受は入れ確認センサ138がオフすると、前記
カウンタC2による所定時間が経過すると、上述したよ
うに、第1のリフト用シリンダ110が受は入れリフタ
10gを押し上げ、受は入れ位置での受は入れ待機状態
が再び設定される。(ステップ5105) ステップ5105における受入れシリンダ110の作動
はシリンダ110の移動位置を検出する検出手段110
Bの信号によって受は動作完了信号発生手段146Aを
介して受は動作完了信号灯146が点灯して、シャトル
20&の組立開始位置への返送動作、即ち、始端方向へ
の戻り動作が許容される。(ステップ5106) そして、渡し位置に治具トレイT、が待機していない場
合、即ち、渡しトレイ確認センサ132、待機トレイ確
認センサ134、満杯確認センサ136が共にオフされ
ている状態において、渡し位置では、渡し位置への受は
入れ待機状態が設定されている。 この渡し位置への受は入れ待機状態においては、第2の
リフト用シリンダ114は渡しリフタ112を走行ベル
ト106よりも低い位置に押し下げており、渡しシリン
ダ124は渡しブツシャ122を渡し位置から除外した
引き込んだ状態に設定している。(ステップ5107) このようにして、この治具トレイT、は、受は入れ待機
状態にある渡し位置まで搬送され、この渡し位置に搬送
された時点で、渡しトレイ確認センサ132をオン動作
する。(ステップ5ios)第2のリフト用シリンダ1
14の移動位置を検出する手段114Bをシリンダ11
4に接続し、該検出手段114Bのオフ信号(シリンダ
114の押し下げ状態の場合検出手段114Bからオフ
信号を出力する。)の反転回路を経た信号と前記渡しト
レイ確認センサ132のオン信号を第2の論理回路15
0Bに入力し、これにより、第2のリフト用シリンダ1
14は起動して、渡しリフタ112を押し上げ、この結
果、渡し位置上の治具トレイTbは、走行ベルト106
より上方に持ち上げられることになる。(ステップ51
09) この状態で、渡し位置における渡し待機状態が設定され
る。 (受は入れ側口ボット22bによる渡し動作の説明)前
述ステップ5109における渡し待機状態では渡しシリ
ンダ114は起動してシリンダ位置検出手段114Bか
らの検出信号114bが出力している。 受入れロボット22bはこの検出信号114bの有無を
判別して(ステップ5ilo)、受は入れ側口ボット2
2bが、トレイ投入開始スイッチ142をオン動作する
ことにより、渡し動作が開始される。(ステップ5il
l) 渡し動作において、トレイ投入開始スイッチ142のオ
ン信号が渡しシリンダ駆動手段124Aに入力し、これ
により渡しシリンダ124が起動して、渡しブツシャ1
22を渡し方向Sに沿って押し出す。(ステップ5II
2)この押し出しに応じて、渡し位置にある治具トレイ
T5は、渡しレール104bを介して、渡し側のシャト
ル20.上の治具取付ガイド68、まで移送され、ここ
にセットされる。このようにして、1台の治具トレイT
の渡し動作が完了する。(ステップ5113) 尚、治具トレイTわが渡し位置から押し出されることに
より、渡しトレイ確認センサ132がオフし、このオフ
信号と、渡しシリンダ124のシリンダ位置検出手段1
24Bの位置検出信号124bとを第3の論理回路15
0Cに入力しこれにより渡しシリンダ124が渡しブツ
シャ122を渡し方向Sとは反対方向に引き戻す。 更に渡しトレイ確認センサ132のオフ信号の反転信号
と、シリンダ114の位置検出センサ114Bの信号1
14bを第4の論理回路150Dに入力し、これにより
第2のリフト用シリンダ114が渡しリフタ112を引
き下げ、渡し位置における受は入れ待機状態が再び設定
されることになる。(ステップ5113)この結果、上
述した渡し動作完了信号灯148が点灯して、シャトル
20.における次の組立の開始が許可される。(ステッ
プ8115) (バッファストック動作モードの説明)上述した受は入
れ位置からの渡し位置までの治具トレイTの搬送動作に
おいて、渡し位置に治具トレイTbが待機している場合
、即ち、渡しトレイ確認センサ132がオンされている
状態において、バッファストック動作が実行される。 以下に第13図のブロック図及び第14図Bのバッファ
ストックモードを示すフローチャートを参照して説明す
る。 上述の渡しトレイ確認センサ132のオン状態をステッ
プ5116で確認する。 続いてバッファの搬送手段のベルト106・106上に
は次のトレイが搬送されて来る。これにより渡し位置の
上流側に設置した待機トレイセンサ134をオン動作し
、該センサ134からON信号が出力する。 ステップ5116の渡しトレイ確認センサ132のオン
信号と待機トレイセンサ134のオン信号は第5の論理
回路150Eに入力しカウンタC,のカウント動作を開
始させる。 カウンタC1のカウント終了信号はストッパシリンダ駆
動手段130Aに入力し、ストッパシリンダ130がス
トッパ部材128を押し上げ、渡し位置の直前において
、搬送中の治具トレイT1を係止する。この結果、走行
ベル)106の走行に拘らず、治具トレイT1はストッ
パ部材128により第1の待機位置に係止されることに
なる。このようにして、渡し位置に治具トレイTbが残
っている場合におけるバッファストック動作が完了し、
バッファ待機状態が設定される。(ステップ5117)
そして、前記第14図Aのバッファの渡し動作モードに
従って渡し位置に存るトレイT、の第2のロボット22
b側への渡し動作が行われる。(ステップ3118)、
この渡し位置に存るこのトレイの渡し動作が行われると
渡しトレイ確認センサ132はオフになり、このオフ信
号の反転信号と、ストッパシリンダ130の位置検出手
段130Bの検出信号130bとを第6の論理手段15
0Fに入力してトレイT。 のストッパ128を解除する。(ステップ・Sl 19
)ストッパ128のストップ解除により待機位置にあっ
たトレイT1は搬送手段106によって渡し位置まで搬
送される。(ステップ5120)そして、引き続き、上
述したように、渡し位置における渡し待機状態が設定さ
れる。 尚、受は入れ位置から渡し位置への治具トレイTの搬送
に際して、この第1の待機位置の直上流側に設定された
第2の待機位置においても、治具トレイT1が予め第1
の待機位置で待機状態にある場合に、上述したと同様の
バッファストック動作が実行される。この場合、2台目
の治具トレイT2は、第2の待機位置へ、第1の待機位
置に待機して停止している治具トレイT、に当接するこ
とにより、停止して待機することになる。 (バッファの満杯モード) バッファの搬送手段のベルト106上に4台のトレイT
a−T、・T2φT3が待機している満杯モードについ
て第13図・第14図Cを参照して説明する。 搬送手段が満杯になると満杯センサ136がオンになる
。満杯センサ136がオンになると、(ステップ512
1)これ以上のバッファストックを阻止するために、渡
し側の自動組立ユニット10.における治具トレイT、
の搬送ベルト106上への載置動作は禁止されるよう設
定されている。 即ち、満杯センサ136のオン信号と受入シリンダ11
0のシリンダ位置検出手段のシリンダ退避位置信号11
0b’  とを第7の論理手段150Gに入力する。該
第7の論理手段の信号は受入シリンダ駆動手段の作動を
禁止する手段110Cに入力し、これによって受入れリ
フタ108の作動が禁止解除されるまで阻止される。(
ステップS122)前述受入れリフタ108の受入れ阻
止状態において前記第14図Aにおける渡し位置に存ろ
トレイTの第2ロボット22bへの移送が行われる。(
ステップ5123) 更に、渡し位置にあるトレイの第2ロボットへの移送に
続いて、前記第14図Bに述べたバッファストックモー
ドの各ステップ動作が進行する。(ステップ5124) バッファストックモードの動作進行にともない、第11
図示のトレイT、は第2のロボットへ、トレイT1は渡
し位置へ、及びトレイT2は第1の待機位置へ、更に、
トレイT3は第2の待機位置へそれぞれ搬送手段106
によって順次搬送される。(ステップ5125) 前記のトレイT、が第2待機位置に搬送されると満杯セ
ンサ136はオフになる。この満杯センサのオフ信号は
前記禁止手段110Cの禁止動作を解除させる信号とし
て働き、これにより受入れリフタ108の禁止状態が解
除される。(ステップ5126)〔発明の効果〕 以上のように本発明は、前記第1のロボットと第2のロ
ボットの間に配置され複数の前記物品を前記第1ロボッ
トから受入れ、第2ロボットに渡すための搬送手段を備
えたバッファー手段を有し、前記バッファ手段は、前記
第2ロボットに前記物品を渡す位置に物品の有・無を検
出する手段を設け、前記物品は前記検出手段からの信号
に基づいて前記搬送手段の搬送位置から前記第2ロボッ
トへの渡し位置に移動することにより前記第2ロボット
への移送が行われるようにしたことによりバッファ手段
の受入れ位置から渡し位置への物品の搬送は渡し位置の
物品の有・無に無関係に行うことができ、第2ロボット
への物品の渡し動作のときに搬送ベルト106を停止さ
せる必要がなく、バッファ手段4の渡し動作と搬送動作
を並行して行い得て、バッファ手段4を介しての第1ロ
ボットから第2ロボットへの物品移送を円滑に行うこと
ができた。 又、本発明は、前記第1のロボットと第2のロボットの
間に配置され複数の前記物品を前記第1ロボットから受
入れ第2ロボットに渡すために搬送手段を備えたバッフ
ァー手段を有し、前記バッファー手段は前記第1ロボッ
トからの物品作業終了信号に基づいて作動する受入れリ
フターを設け、前記受入れリフターは前記信号によって
物品の受入れ位置と前記搬送手段による搬送位置に移動
することによって前記第1ロボットから前記バッファー
手段への物品移送が行われるようにしたことにより、第
1ロボット20a上の取付ガイド68a上に存るトレイ
をバッファ手段のトレイ受入れ位置に移送するに際し搬
送ベルト106を停止することなく行ない得て、更に受
入れリフタ108への受入れ後、連続的動作によって受
入れたトレイを搬送手段のトレイ渡し位置に搬送するこ
とができて、トレイの受は入れ、受は渡し動作をスムー
ズに行うことができた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる自動組立システムの一実施例
の構成を示す斜視図; 第2図は第1図における第2の自動組立装置の構成を取
り出して示す斜視図; 第3図は各自動組立装置における自動組立ユニットの構
成を示す斜視図; 第4図は第1の部品供給機構におけるテープカセットと
これが載置される載置台との構成を示す斜視図: 第5図は第2の部品供給装置におけるカートとこれが取
り付けられる取付機構との構成を示す斜視図; 第6図は第1図の自動組立ユニットの構成を示す平面図
; 第7A図、第7B図、第7C図は、シャトルの走行に応
じてロボットが部品をピックアップして組み立てる動作
を順次示す平面図; 第8A図ば、第8B図は制御機構における画像読み込み
の制御手順を示すフローチャート;第9図及び第10図
は、バッファ機構の構成を夫々示す斜視図及び平面図; 第11図はバッファ機構を取り出して詳細に示す平面図
;そして、 第12図はバッファ機構を取り出して示す正面図である
。 第13図はバッファ機構の制御ブロック図、第14図A
はバッファの受入−渡し動作モードのフローチャート図
、 第14図Bはバッファストックモードのフローチャート
図、 第14図Cはバッファの満杯モードのフローチャート図
である。 l・・・自動組立システム 2□;2□・・・自動組立装置 31;3□・・・連結搬送路 4(41〜43)・・・バッファ機構 5(51〜53)・・・反転機構 10 (101〜10.)・・・自動組立ユニット12
・・・シャトルベース 16 (16a=161 ) −−−第1の部品供給機
構18 (18a=18j) ・=第2の部品供給機構
20・・・シャトル 22・・・ロボット 24・・・組立用治具 28・・・制御機構 150・・・バッファの制御部 150A・・・150G・・・論理回路第1−+のA−
1 (バッフ?の頌ソ(−渡し重力作干、−y°)竿14(
支)B ()ぐラフアズトラフそ一ド少 第14図A−Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)物品の組立又は加工を行う第1のロボットと、前
    記第1のロボットの作業後に前記物品に更に組立又は加
    工を行う第2のロボットと、 前記第1のロボットと第2のロボットの間に配置され複
    数の前記物品を前記第1ロボットから受入れ第2ロボッ
    トに渡すための搬送手段を備えたバッファー手段を有し
    、 前記バッファー手段は、前記第2ロボットに前記物品を
    渡す位置に物品の有無を検出する手段を設け、 前記物品は前記検出手段からの信号に基づいて前記搬送
    手段の搬送位置から前記第2ロボットへの渡し位置に移
    動することにより前記第2ロボットへの移送が行われる
    ことを特徴とする物品供給方法。
  2. (2)物品の組立又は加工を行う第1ロボットと、前記
    第1ロボットの作業後に前記物品に更に組立又は加工を
    行う第2ロボットと、 前記第1のロボットと第2のロボットの間に配置され複
    数の前記物品を前記第1ロボットから受入れ第2ロボッ
    トに渡すために搬送手段を備えたバッファー手段を有し
    、 前記バッファー手段は、前記第1ロボットからの物品作
    業終了信号に基づいて作動する受入れリフターを設け、 前記受入れリフターは前記信号によって物品の受入れ位
    置と前記搬送手段による搬送位置に移動することによっ
    て、前記第1ロボットから前記バッファー手段への物品
    移送が行われることを特徴とする物品供給方法。
JP9145490A 1989-04-28 1990-04-05 物品供給方法 Pending JPH03294127A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011235411A (ja) * 2010-05-12 2011-11-24 Canon Inc ワーク搬送システム
JP2014180729A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Yaskawa Electric Corp ワークの組立装置及び組立方法

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