JPH03291872A - 雄型電気接続子及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車におけるワイヤハーネス等の接続に用い
られる雄型電気接続子に関する。

〔従来の技術］ 第５図において、電気接続子ａは電線接続部すと雄タブ
状の電気接触部Ｃを有し、電気接触部Ｃにおいては、第
６図に示される如くに基板部Ｃ上に両側からの折り返し
重合板部ｃ２＋０２を設けて所定の強度と板厚を出すよ
うにしている。

しかし、コネクタが小型化して雄タブ状電気接触部Ｃの
幅ｐが狭小化されると、上記折り返し重合板部Ｃ２＋Ｃ
２を基板部ｃ１に対して密着状態において折り返すのが
困難となる。

これに対し、第７図の電気接続子ａ′においては、電気
接触部Ｃ′において基板部ｃ、′の両側に接触壁ｃ２′
を起立して接触面ｃ、′を形成しているが、左右の接触
面ｃ３’＋０３′の高さが不一致となり、斜きも発生し
やすくて均一な面出しが出来にくい。

〔発明が解決しようとする課題］ 本発明は上記した点に着目して為されたものであり、小
中の雄型電気接触部において均一な接触面を形成し得る
ものである。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するため、本発明においては、雄型電
気接触部において、基板部の両側に起立された一対の斜
状折曲板部を有し、該一対の斜状折曲板部の山型に合致
した両端部にわたって接触平面を有することを特徴とす
る。

〔実施例〕

第１図において電気接続子Ａは雄型の電気接触部Ａ１と
電線接続部Ａｔとを有する。

電気接続子Ａは公知の如くに金属板材の切断及び折曲加
工により形成されるものであり、電気接触部Ａ１におい
ては、基板部１の両側において斜状折曲板部２，２が起
立され、斜状折曲板部２゜２は基板部１の中央上方で端
部２ａ　、２ａが合致することにより断面山型に形成さ
れ、頂部において端部２ａ　、２ａ間において連続し又
は不連続の接触平面３を有する（第２図）。

接触平面３は、第３図（ａ）の如くに、基板部１上に斜
状折曲板部２，２を山型に折曲加工した後、切削加工に
よりエツジ部２ｃ、２ｃを取り去ることにより形成され
る。

第４図の実施例では、端部２ａ　、２ａに対して加圧に
より接触平面３′が形成され、加圧の際に端部２ａ　、
２ａ間に０．０１〜０．１　ｖａｎ程度のスプリングバ
ンクによる隙間が介在している。

〔発明の効果〕

本発明は上記した如くに、雄型電気接触部において、基
板部の両側に起立された一対の斜状折曲板部を有し、該
一対の斜状折曲板部の山型に合致した両端部にわたって
接触平面を有して成るものであるから、小中にして強度
に冨んでいる雄型電気接触部に対して安定した接触平面
を形成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例についての斜視図、第２図は
同上のｎ−ｎ線断面図、 第３図（ａ）　（ｂ）は同上における電気接触部の形成
工程を示す断面図、 第４図は本発明の他の実施例を示す断面図、第５図は従
来例の斜視図、 第６図は同上のＶｌ−Ｖｌ線断面図、 第７図は他の従来例を示す斜視図である。 Ａ・・・雄型電気接続子、Ａ１・・・雄型電気接触部、
１・・・基板部、２・・・斜状折曲板部、２ａ・・・端
部、３３′・・・接触平面。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）雄型電気接触部において、基板部の両側に起立さ
   れた一対の斜状折曲板部を有し、該一対の斜状折曲板部
   の山型に合致した両端部にわたって接触平面を有するこ
   とを特徴とする雄型電気接続子。
2. （２）雄型電気接触部において、基板部の両側に一対の
   斜状折曲板部を起立すると共にそれらの端部を合致させ
   て断面山型に形成し、該山型の頂部に加圧又は切削加工
   を施して両端部にわたって接触平面を形成することを特
   徴とする雄型電気接続子の製造方法。