JPH0328939B2 - - Google Patents

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JPH0328939B2
JPH0328939B2 JP18319087A JP18319087A JPH0328939B2 JP H0328939 B2 JPH0328939 B2 JP H0328939B2 JP 18319087 A JP18319087 A JP 18319087A JP 18319087 A JP18319087 A JP 18319087A JP H0328939 B2 JPH0328939 B2 JP H0328939B2
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JP
Japan
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negative feedback
beamformer
feedback circuit
circuit
continuous wave
Prior art date
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JP18319087A
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JPS6427539A (en
Inventor
Yasuto Takeuchi
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GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
Yokogawa Medical Systems Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、連続波超音波による受波信号の整相
加算をサブアレイビームフオーマと主ビームオー
マとに分割して処理し、負帰還回路を用いて固定
反射成分を除去するフエーズドアレイ方式連続波
ドプラシステムのMTI装置に関する。
(従来の技術) 超音波信号を被検体に照射すると被検体内の組
織等の反射体からエコーが戻つてくるが、この反
射体が運動していると、ドプラ効果により受信さ
れるエコーの周波数は送信周波数とは異なつた周
波数となり、反射体が探触子の方に向かつて動い
ているときは受信周波数は送信周波数より高く、
逆に遠ざかるときは低くなる。そして、その周波
数偏移は反射体の運動速度に比例する。このドプ
ラ効果を利用して例えば心臓や血管を流れる血液
の速さを知ることができる。このため、例えば指
の先端部を廻流する末梢血行を検出するための血
流計とか、胎児の心拍動検出のための胎児心拍動
検出器等が実用化されている。
ところが、連続波(以下CWという)ドプラ方
式を用いた場合に種々の問題点がある。CWドプ
ラ方式では送信が連続して行われているため、受
信側に常時大きな送信信号が混入してしまい、電
子回路が飽和して正常動作を保てなくなるため、
送信用探触子と受信用探触子とに分けて別々に使
用している。フエーズドアレイ形の探触子の場合
は多数ある振動子エレメントを大略2つの群に分
割して送信用と受信用に分けて使用しており、送
受のエレメント群の接する部分には使用しない振
動子エレメントを数個遊びエレメントとして設け
て、送信エネルギーが受信用振動子エレメントに
大量に洩れることを防止している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、送信エネルギーの受信用振動子
エレメントへの電気的,音響的な漏洩、又は被検
体内の固定物体からの大振幅の反射波によつて増
幅器や受波ビームフオーマ等が飽和し、又、小振
幅のドプラ信号と同時に増幅検波すると、混変調
歪を起こす等の不具合を発生する。このようなド
プラシフトを受けていない周波数成分の信号を除
去するために、トランスジユーサからの受波信号
を増幅検波した後、これを高域濾波器によりドプ
ラシフト信号の低周波成分を阻止する方法や、受
信高周波信号の周波数近傍において急激な減衰特
性をもち、目的のドプラシフト信号に対して十分
な通過特性をもつたノツチフイルタによりSN比
の向上及び高感度化を計つていた。しかし、この
ようなフイルタは高価であり、又、挿入損失も増
加するので余り実用的でなかつた。
従つて、第2図のような運動物体検出装置が提
唱されている。図において、1は送波部2と受波
部3とを備えた探触子で、送波部2は発振器4か
らの高周波信号で励振されて超音波信号を発生
し、被検体5内に照射する。被検体5からの反射
波は受波部3で受信され、高周波電気信号に変換
され、結合回路6及び高周波増幅器7を経て一対
の復調器9,10の一方の入力端に入力される。
移相器8は発振器4において発生した高周波信
号を、90゜の位相差をもつた例えば0゜と90゜の2信
号に分離して、復調器9,10の他方の入力端に
入力する。高周波増幅器7からの入力信号は移相
器8からの高周波信号によつて復調される。これ
らの復調信号は又、低域濾波器(以下LPFとい
う)13,14を経て一対の変調器15,16に
入力される。LPF13,14においては、周波
数の高いドプラ信号を阻止し、直流成分又は周波
数の低いクラツタのみを通過させている。従つ
て、変調器15,16に入力される信号は固定物
体からのクラツタ成分のみである。変調器15,
16には移相器8から90゜の位相差をもつた高周
波信号がそれぞれ入力されて前記のクラツタ成分
で変調され、合成回路17で合成され、結合回路
6に入力される。結合回路6に入力された帰還信
号は探触子1からの信号に対して逆位相になつて
いるので入力高周波信号のクラツタ成分は打消さ
れ、既述の回路を経て出力端11,12に出力さ
れる。以上の回路によれば、クラツタ成分は除去
されて大振幅の信号による回路の飽和を生ずるこ
とはなく、良好に動作する。
しかしながら、上記の回路は1チヤネルのみに
ついて説明したものであり、例えば64チヤネルの
探触子においては、遊びのエレメントを無視して
考えれば、32個の送受信回路が必要であつて、前
記の復調器9,10、LPF13,14、変調器
15,16及び合成回路17を含む回路を高周波
増幅器7に対する負帰還回路18と総称すれば、
この負帰還回路18が32個必要となる。128チヤ
ネルのフエーズドアレイ探触子を用いた場合は64
個も必要となり、大きさからも経済的にも問題で
ある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、より少量の回路の使用によりクラツタ
を消去することのできるフエーズドアレイ方式
CWドプラシステムのMTI装置を実現することに
ある。
(問題点を解決するための手段) 前記の問題点を解決する本発明は、連続波超音
波による受波信号の整相加算をサブアレイビーム
フオーマと主ビームフオーマとに分割して処理
し、負帰還回路を用いて固定反射成分を除去する
フエーズドアレイ方式連続波ドプラシステムの
MTI装置において、前記サブアレイビームフオ
ーマ以降の回路に固定反射成分のみを帰還する負
帰還回路を設けたことを特徴とするものである。
(作用) サブアレイビームフオーマ以降の段における受
波信号の中、固定反射成分のみを抽出して負帰還
を掛け、固定反射成分を除去する。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
第1図は本発明の一実施例の要部の概略構成図
である。図において、第2図と同等の部分には同
じ符号を付しており、改めて説明はしない。3
a,3b,…,3nは探触子1の受波部3の8個
の振動子エレメントである。振動子エレメントは
全部で32個あつて、その1/4を図示してある。そ
の他の回路は全く同様なので省略する。20は32
チヤネルの入力信号を8チヤネルづつ分けて整相
加算するサブアレイビームフオーマで、クロスポ
イントスイツチ21と遅延線22で構成されてい
る。クロスポイントスイツチ21は、受信信号を
整相加算する遅延線22への入力点を選択するた
めのマトリツクス状に配置されたスイツチであ
る。23は結合回路6の出力信号を増幅する増幅
器で、その出力信号は負帰還回路18(第2図参
照)を通じて結合回路6に戻されている。24は
前記の回路を4個入力して整相加算する主ビーム
フオーマで、その出力は増幅器25により増幅さ
れて次回路へ入力される。
次に上記のように構成された回路の動作を説明
する。8個の振動子エレメント3a,3b,…,
3nで受波された信号は、電気信号に変換されて
高周波増幅器7a,7b,…,7nにより増幅さ
れ、サブアレイビームフオーマ20のクロスポイ
ントスイツチ21に入力される。クロスポイント
スイツチ21は予め定められたプログラムに従つ
て前記入力信号を切り替えて遅延線22に入力
し、遅延線22は入力信号を整相加算して結合回
路6に出力する。この整相加算された8チヤネル
分の信号は増幅器23で増幅されて、復調器9,
10、LPF13,14、変調器15,16及び
合成回路17で構成される負帰還回路18により
結合回路6に逆位相で帰還され、クラツタが消去
される。このクラツタを消去された受信信号は増
幅器23で再び増幅されて主ビームフオーマ24
に入力される。主ビームフオーマ24には他の
各々8チヤネルづつの信号を整相加算した3回路
の信号が同時に入力されていて、4回路の信号を
整相加算する。このように32チヤネルの信号が整
相加算された出力と信号は増幅器25で増幅され
次段の回路に入力される。
このように負帰還回路による固定反射成分の除
去を、エレメント(チヤネル)毎に行う代わりに
サブアレイを単位としてその部分整相出力を得る
毎に行うことの利点は、この程度のサブアレイの
単位では、固定反射が最悪事態として全部のエレ
メントについて同相で加算されたとしてもなお、
増幅器の飽和を来すほどの大レベルにはならない
ので前記負帰還回路は目的どおり動作することが
でき、もつて実質的に、全エレメントに個別にこ
のような負帰還回路を設けた時よりはるかに少量
の回路で固定反射の除去を行い得ることである。
以上説明したように、本実施例によれば、負帰
還回路18の所要数は4個のみであり、更にこれ
をやや拡張して4ネヤネル毎のサブアレイビーム
フオーマを用いても負帰還回路18の所要数は8
個ですむことになり、いずれも複雑な負帰還回路
の所要数をエレメント(チヤネル)数よりも激減
させることができる。従つて、送受エレメント間
の結合を問題にしなくてもよくなり、送受エレメ
ント間に設けた遊びのエレメントが必要なくなつ
て、探触子の利用効率がよくなる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。第3図に示すような位置に負帰還回路18
を設けることができる。図において、第1図と同
等な部分には同じ符号を付してある。図中、30
は負帰還回路18を接続するために遅延線22に
分布結合させた遅延線である。この場合は増幅器
23の出力点を被管理点としてサブアレイビーム
フオーマ20の遅延線22に負帰還回路18を遅
延線30を介して分布結合させることにより帰還
させたものである。負帰還回路18の所要数は第
1図の実施例と同様に4個でよい。但し、遅延線
30が余分に4個必要となる。
第4図は他の実施例の回路図である。図におい
て、第1図と同等の部分には同じ符号を付してあ
る。図中、40は遅延線41と相俟つて主ビーム
フオーマ24を構成するクロスポイントスイツ
チ、42は負帰還回路18を接続するために遅延
線41に分布結合させた遅延線である。この実施
例では、増幅器25の出力点を被管理点として、
主ビームフオーマ24の遅延線41に負帰還回路
18を遅延線42を介して分布結合させることに
より帰還させたものである。この方法では帰還回
路18の所要数は1個でよいが、初段の高周波増
幅器7から主ビームフオーマ24を構成するクロ
スポイントスイツチ40までの間の飽和には対処
できないため、クラツタの比較的小さい場合に用
いることができる。
第5図は更に他の実施例である。図において、
第1図,第4図と同等の部分には同じ符号を用い
てある。この実施例では、増幅器25の出力点を
被管理点として、増幅器25の入力点に設けた結
合回路6に負帰還回路18を結合されて、帰還さ
せたものである。この方法も帰還回路18の所要
数は1個でよく、負帰還回路18の挿入も容易で
あるが、増幅器25以降の回路に対する飽和防止
に止まるので、クラツタの小さい場合に用いるこ
とができる。
第1図,第3図の実施例において、8チヤネル
のサブアレイビームフオーマを使用した場合につ
いて説明したが、4チヤネルのサブアレイビーム
フオーマを用いた場合でも差支えない。但し、負
帰還回路の所要数は増加する。
(発明の効果) 以上詳細に説明たように、本発明によれば、ク
ラツタを消去するために複雑な回路である負帰還
回路の所要数を減少させることができて小型化に
も経済的にもその効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部構成図、第2
図は従来のMTI装置の図、第3図は本発明の他
の実施例の要部構成図、第4図は本発明の更に他
の実施例の要部構成図、第5図は本発明の更に他
の実施例の要部構成図である。 1…探触子、2…送波部、3…受波部、4…発
振器、6…結合回路、7…高周波増幅器、8…移
相器、9,10…復調器、13,14…LPF、
15,16…変調器、17…合成回路、20…サ
ブアレイビームフオーマ、21,40…クロスポ
イントスイツチ、22,30,41,42…遅延
線、23,25…増幅器、24…主ビームフオー
マ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連続波超音波による受波信号の整相加算をサ
    ブアレイビームフオーマと主ビームフオーマとに
    分割して処理し、負帰還回路を用いて固定反射成
    分を除去するフエーズドアレイ方式連続波ドプラ
    システムのMTI装置において、前記サブアレイ
    ビームフオーマ以降の回路に固定反射成分のみを
    帰還する負帰還回路を設けたことを特徴とするフ
    エーズドアレイ方式連続波ドプラシステムの
    MTI装置。 2 前記負帰還回路を前記サブアレイビームフオ
    ーマの出力信号を増幅する手段の出力端と入力端
    の間に設けることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のフエーズドアレイ方式連続波ドプラシ
    ステムのMTI装置。 3 前記負帰還回路を前記主ビームフオーマの入
    力端から前記サブアレイビームフオーマの遅延線
    入力端に結合させることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のフエーズドアレイ方式連続波ド
    プラシステムのMTI装置。 4 前記負帰還回路を前記主ビームフオーマ出力
    信号を増幅する増幅手段の出力端から前記主ビー
    ムフオーマの遅延線入力端に結合させることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のフエーズド
    アレイ方式連続波ドプラシステムのMTI装置。 5 前記負帰還回路を前記主ビームフオーマ出力
    信号を増幅する増幅手段の出力端から入力端の間
    に設けることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のフエーズドアレイ方式連続波ドプラシステ
    ムのMTI装置。
JP18319087A 1987-07-22 1987-07-22 Mti apparatus of phased array type continuous wave doppler system Granted JPS6427539A (en)

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