JPH0328716Y2 - - Google Patents

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JPH0328716Y2
JPH0328716Y2 JP3592985U JP3592985U JPH0328716Y2 JP H0328716 Y2 JPH0328716 Y2 JP H0328716Y2 JP 3592985 U JP3592985 U JP 3592985U JP 3592985 U JP3592985 U JP 3592985U JP H0328716 Y2 JPH0328716 Y2 JP H0328716Y2
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JP
Japan
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connecting piece
guide wire
wire
head
groove
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JP3592985U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、窓の外側に取付けるベネシヤンブ
ラインドに適用し、ブラインドの各スラツト及び
ボトムレールの両端部に縦に貫通したガイドワイ
ヤーを緊張した状態に保持する固定装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来のガイドワイヤー固定装置として、例えば
実開昭56−76896号公報に記載された技術が知ら
れている。当該公報による構成は、本願の添付図
面の第6図に示す如く、窓の下枠21に固着した
座板22にねじ管23を挿通し、ねじ管23の座
板22より下方に垂下した部分にナツト24を螺
合し、このねじ管23内にガイドワイヤー7を差
し通し、ねじ管23の頭部に押ねじ25を設けた
もので、ねじ管に差し通したガイドワイヤー7を
押ねじによつてねじ管に一体的に止着しておい
て、ナツトを回転することによりガイドワイヤー
を緊張して固定するようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述する従来技術による固定装置は、ねじ管内
にガイドワイヤーを押ねじで止着するのみであつ
て、これを室外に取付けるブラインドに使用した
場合には、風圧などによる異常荷重に対してガイ
ドワイヤーの止着力が弱く信頼性に乏しい。ま
た、ねじ管とはボルトに縦孔をあけた特殊ボルト
であり、その縦孔の径を細くするとガイドワイヤ
ーの挿通操作が困難になり、太くするとボルトの
強度を低下することになり、しかもボルトが縦孔
付きの特殊構造であるため特注品となりコスト高
になるなどの難点がある。
この考案は上述の問題点を解決すべく工夫した
もので、ガイドワイヤーの固定を信頼度の高い強
固なものとし、しかも固定するための操作が簡単
にできるブラインドのガイドワイヤー固定装置を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、各スラツトとボトムレールとを貫
通しているガイドワイヤーに止着する連結駒と、
建造体に固着している支持体に該連結駒を締着す
る調節ボルトとナツトとを含み、前記連結駒はそ
の上下方向の中間部に調節ボルトの頭部を横方向
から出し入れ自在に受入れる溝を、下部に前記頭
部に続く軸部を同じく横方向から出し入れ自在に
受入れる開口と、前記頭部を支承する一対のフラ
ンジとを、また上部にその上面より前記溝に貫通
し且つ前記開口と相対向する複数の縦孔をそれぞ
れ有し、ガイドワイヤーを前記複数の縦孔に亘つ
て屈曲挿通し、その屈曲ワイヤー部を挿通してい
る縦孔に連結駒の押ねじを突入させてワイヤー端
部に連結駒を止着していると共に、前記調節ボル
トの頭部を前記溝に軸部を前記開口に嵌入させ
て、ワイヤー端部の連結駒を建造体の支持体に引
付け固定可能に連結したものである。
〔実施例〕
第1図に本固定装置を備えたベネシヤンブライ
ンドを示しており、窓1の室外側上部に収納ボツ
クス2を建造体より突出したアーム3で固着し、
収納ボツクス2より複数枚のスラツト4を傾動紐
5に等間隔おきに架設し、下端に錘ともなるボト
ムレール6を設け、更に収納ボツクス2の両端部
より垂下したガイドワイヤー7を、各スラツト4
及びボトムレール6の端部に貫通したもので、こ
のブラインドは従来のものと同様の構造であつ
て、ガイドワイヤー7の下端部を連結駒8に止着
し、該連結駒8に係止している調節ボルト9を建
造体における窓1の下部に突出固定しているブラ
ケツトなどの如き支持体10に締結するものであ
る。
前記連結駒8は第2図と第3図に示す如く、合
成樹脂あるいは金属の角ブロツクより成り、その
上下方向の中間部に両側面に亘つて貫通している
溝11を穿設し、該溝11の上壁を形成している
上部に複数の縦孔12,13を上面より溝11に
貫通して設け、また下部に前記溝11の巾より狭
い開口14を側面より前記両縦孔12,13と相
対向してあけていると共に、一対の内向きフラン
ジ8a,8aを設けている。更に連結駒8に一方
の縦孔13内へ突入する押ねじ15と、溝11内
へ突入する同じく押ねじ16を設けたものであ
る。尚、両縦孔12,13は第3図図示のよう
に、ガイドワイヤー7を挿通し得る太さであけて
あり、また溝11には調節ボルト9の頭部9aが
横方向から出し入れ自在に嵌入すると共に一対の
フランジ8a,8aによつて支承され、開口14
に調節ボルト9の軸部9bが同じく横方向から出
し入れ自在に嵌まるように形成してある。また両
縦孔12,13のうち押ねじ15のない一方の縦
孔12は連結駒8の巾の中心部に設けることが好
ましい。更に調節ボルト9には建造体に固着して
いる支持体10の上面に接するロツクナツト17
と、下面にスプリングワツシヤ19を介して接す
る締付けナツト18が螺合してある。また支持体
10に設けた調節ボルト9を差し通す通孔20を
スラツト4の長手方向と平行する方向の長孔に形
成してある。
そこで、ガイドワイヤー7を固定する手段は第
3図のAに示す如く、支持体10に調節ボルト9
を締付けナツト18とロツクナツト17で締付け
て起立させるものとし、一方連結駒8の中心部に
あけた縦孔12に上面より差し通し、次いでガイ
ドワイヤー7の末端部を曲げながら隣の縦孔13
に開口14、溝11を利用して上方に向けて差し
通し、これによつて屈曲挿通したワイヤー端部を
押ねじ15で連結駒に止着し、次いで調節ボルト
9の頭部9aを溝11に、軸部9bを開口14に
嵌入し、そして調節ボルト9の芯と垂下するガイ
ドワイヤー7の芯とをわせ、押ねじ16で頭部9
aを溝11内に固定し、こうしてガイドワイヤー
の端部を建造体の支持体10に連結した後に締付
けナツト18を廻すことにより、ガイドワイヤー
7を緊張し固定するものである。尚、締付けナツ
ト18を廻して締め付ける際、連結駒8が共廻り
してワイヤー7に捩れが入らないように、例えば
スパナーなどの工具で挟み持つて固定することが
好ましい。従つて連結駒8をスパナーなどで挟持
し得る寸法に形成してある。
次に第4図と第5図に示す例は、連結駒8をコ
字形に形成し、その上下方向の中間部に溝11
を、上部に複数の縦孔12,13を、また下部に
開口14とその開口の両側面を形成している一対
のフランジ8a,8aとをそれぞれ備え、且つ上
部と下部にはそれぞれ押ねじ15,16を設けた
もので、他は前記例と同様である。
〔考案の効果〕
この考案によるブラインドのガイドワイヤー固
定装置は、ガイドワイヤーを連結駒の複数の縦孔
に亘つて屈曲挿通すると共にその屈曲ワイヤー部
を押ねじで止着し、且つ連結駒の溝に調節ボルト
の頭部を、軸部を開口に嵌入し、該調節ボルトを
締付けナツトで建造体に固着している支持体に締
結したものであつて、連結駒にガイドワイヤーが
U字状に屈折し且つ押ねじで止着してあるため、
ガイドワイヤーの屈折部で荷重の殆んどを受けて
ワイヤーの抜出しを強力に阻止するものであるか
ら、ガイドワイヤーと連結駒との連結一体化が長
期にわたつて確実に保持され、風等による異状荷
重がブラインドに作用してもこれを弛みなく支持
できるものである。また、連結駒の上部にあけた
複数の縦孔の下方に溝と開口とが存在し、連結駒
の下面及び側面が開放された形態となるため、複
数の縦孔にガイドワイヤーを差し通す際、一方の
縦孔の上部より通したガイドワイヤーの末端部を
連結駒の下方へ引き出し、また他の縦孔に通す時
には、その縦孔の下口が連結駒の下面及び側面よ
り可視できるため、難なく迅速に差し通すことが
出来、ガイドワイヤーに連結駒を止着する操作が
容易にできるものである。更に、調節ボルトは市
販されている通常のボルトを採用することが出
来、その長さ太さを自由に選択できるものであ
り、またその頭部及び軸部を連結駒の溝と開口に
横方向より挿入できるため、連結駒と調節ボルト
との組み合せが簡単に行なえるものである。また
組み合した調節ボルトの芯をガイドワイヤーの芯
と合わせて嵌装することが出来るので、連結駒に
捩り力が加えられることのない耐久性に優れてい
るものであると共に、駒に傾きを与えることなく
体裁よくガイドワイヤーを緊張することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるガイドワイヤー固定装
置の斜視図、第2図Aは調節ボルトを支持体に仮
取付し、連結駒にガイドワイヤーを止着する途中
の状態を示す断面図、第2図Bはガイドワイヤー
を緊張して固定した状態を示す断面図、第3図は
この考案によるガイドワイヤー固定装置を使用し
たブラインドを示す斜視図、第4図は連結駒の変
形例を示す斜視図、第5図は同じく側面図、第6
図は従来のガイドワイヤー固定装置の一例を示す
正面図である。 4……スラツト、6……ボトムレール、7……
ガイドワイヤー、8……連結駒、8a,8a……
一対のフランジ、9……調節ボルト、10……支
持体、11……溝、12,13……縦孔、14…
…開口、15,16……押ねじ、18……締付け
ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各スラツト4とボトムレール6とを貫通してい
    るガイドワイヤー7に止着する連結駒8と、建造
    体に固着している支持体10に該連結駒8を締着
    する調節ボルト9とナツト18とを含み、前記連
    結駒8はその上下方向の中間部に調節ボルト9の
    頭部9aを横方向から出し入れ自在に受入れる溝
    11を、下部に、前記頭部9aに続く軸部9bを
    同じく横方向から出し入れ自在に受入れる開口1
    4と、前記頭部9aを支承する一対のフランジ8
    a,8aとを、また上部にその上面より前記溝1
    1に貫通し且つ前記開口14と相対向する複数の
    縦孔12,13をそれぞれ有し、ガイドワイヤー
    7を前記複数の縦孔12,13に亘つて屈曲挿通
    し、その屈曲ワイヤー部を挿通している縦孔13
    に連結駒8の押ねじ15を突入させてワイヤー端
    部に連結駒8を止着していると共に、前記調節ボ
    ルト9の頭部9aを前記溝11に軸部9bを前記
    開口14に嵌入させて、ワイヤー端部の連結駒8
    を建造体の支持体10に引付け固定可能に連結し
    たことを特徴とするブラインドのガイドワイヤー
    固定装置。
JP3592985U 1985-03-13 1985-03-13 Expired JPH0328716Y2 (ja)

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JP3592985U JPH0328716Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

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JP3592985U JPH0328716Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

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Publication Number Publication Date
JPS61152695U JPS61152695U (ja) 1986-09-20
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