JPH03282497A - 信号変換方式および装置 - Google Patents

信号変換方式および装置

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JPH03282497A
JPH03282497A JP2081345A JP8134590A JPH03282497A JP H03282497 A JPH03282497 A JP H03282497A JP 2081345 A JP2081345 A JP 2081345A JP 8134590 A JP8134590 A JP 8134590A JP H03282497 A JPH03282497 A JP H03282497A
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JP
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signal
transfer
electrodes
data
conversion device
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JP2081345A
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Yoshitaka Kasagi
笠木 可孝
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はテレビジョン或いは電子カメラ等の画像信号を
、表示画像とする際に画像の大きさを変換する信号変換
方式に関する。
具体的には、入力された例えば画像信号の一部を取り出
して元の画像の大きさまで電気的に拡大するいわゆる電
子ズーミング機能、或いは元の画像を縮小して別の画像
の一部として表示するいわゆるピクチャー・インポーズ
機能、また、ある走査線数の画像信号を別の走査線数に
変換する走査線変換装置などに適するものである。
(従来の技術) 電子技術の進歩に伴って家庭用のカメラ一体形VTR(
ビデオムービー)や電子カメラが普及し、より一層の小
形化や使い易さが求められている。ビデオムービーに求
められる一つの機能であるズーム機能は、これまでズー
ムレンズによる画像の拡大縮小が一般的であり、機器の
小形化の一つの障害であった。しかし、最近では撮像素
子の高精細度化に伴ない画像信号処理による電子的なズ
ーミング機能を用いることにより、機器の小形化を図る
ことが可能となってきた。しがし、家庭用のビデオムー
ビーは使い易さとともに適度な価格で購入出来ることが
重要であり、できるだけ簡易な構成で高性能な電子ズー
ミングを実現する方法が求められている。
本発明の背景技術を家庭用のビデオムービーの電子ズー
ミングを例として以下に説明する。
第40図は、従来の電子ズーミング機能を持ったビデオ
カメラのシステムブロック図であり、説明の便宜上ノン
インターレース方式の白黒ビデオカメラを例として示し
ている。
第40図において撮影の対象物1がら反射された光は撮
像レンズ2を通して撮像素子3の表面に光学像を結像す
る。撮像素子3は、その表面上に配置された多数のフォ
トダイオードの直下に光学像に対応した電荷像を形成し
、タイミングジェネレータ4から供給される駆動パルス
によって電気的映像信号を出力する。撮像素子3がら出
力された映像信号はアナログ信号であり、前置信号処理
回路5を通った後、アナログデジタル(以下A/Dと記
す)変換器6によってデジタル信号に変換される。
A/D変換器6の出力は、切換え回路7の一方入力端子
と、切換え回路9の一方の六方端子に供給される。
電子ズーミングが行われる場合は、A/D変換器6の出
力映像信号は、切換え回路7を経てフレームメモリ8(
インターレース方式の場合はフィールドメモリが使用さ
れることもある)に−旦書き込まれる。
電子ズーミングが行われない場合は、A/D変換器6の
出力映像信号は、直接切換え回路9を介してデジタルア
ナログ(以下D/Aと記す)変換器10に入力される。
或いは、−旦フレームメモリ8に書き込まれた映像信号
が、再び通常の走査方式に従、つたタイミングで読出さ
れ、切換え回路9を介してD/A変換器10に供給され
てもよ0゜D/A変換器10によってアナログ信号に変
換された映像信号は、信号処理回路11を通して出力端
子12から出力される。
電子ズーミングについて説明をする前に撮像素子3につ
いて補足説明をしておく。
現在家庭用のビデオムービーに使用されて0る撮像素子
としては、光学像を電気信号1;変換するフォトダイオ
ードと電荷結合転送素子(以下CCDと略記)を組み合
わせたCCDイメージセンサ−が広く使用されている。
CCDイメージセンサ−では、フォトダイオードのよう
な光電変換素子が撮像面上に2次元配列されて(する。
撮像面上の光学像は、フォトダイオードにより有限の微
少部分に分割して検知され、その一つ一つの変換信号が
画素として光の強弱に応じた電気信号となり取出される
第41図(a)〜(c)は光学像と電気信号との関係を
示す模式図である。第41図(a)に示すように光学像
は、撮像レンズによりイメージセンサ−の結像面に反転
像として投影される。従って、テレビジョン信号のよう
に走査線方式により映像信号が扱われる場合、水平走査
方向は撮像面の表面から見て左下から右下方向(X)、
垂直走査方向は下から上方向(y)である。第41図(
b)および(C)はこの関係を示すもので、第41図(
b)は撮像する対称である画像およびテレビジョンの画
面に再現される映像であり、第41図(c)は撮像面に
投影された光学像である。
ここでテレビジョンの画面上の画素と撮像面上の画素の
対応をつけるためテレビジョンの画面上の左上を基点P
 (1,1)として水平方向右にX1垂直方向下にyと
画素を数えれば、P (x、y)で画素の位置および信
号の値を特定することができる。撮像面上の画素は基点
1  (1,1)を左下隅にとり水平方向右にX、垂直
方向上にyと画素を数えれば同様にしてI (x、y)
で画素の位置および信号の値を特定することができ、第
41図(b)および同図(c)のP (x、y)とl(
x。
y)とを対応させることが出来る。
第42図は典型的なCCDイメージセンサ−を撮像面か
ら見た模式図である。説明の便宜上ノンインターレース
方式の白黒ビデオカメラ用で画素数は4X4としている
本例では、垂直転送CCD16及び水平転送CCD17
は3つの電極で1段の転送段を構成する3電極形で示さ
れており、垂直転送CCD16は垂直方向に4段が直列
に縦続接続され各々の第1電極にトランスファーゲート
15を介してフォトダイオード14が接続されている。
垂直転送CCD16の最下段には水平転送CCD17が
水平方向に4段直列に縦続接続され各々の第1電極下の
転送路がセパレータを介して垂直転送CCD16の第3
電極下の転送路に続いている。水平転送CCD17の最
先端にはセパレータを介して電圧変換器18が設けられ
、この電圧変換器18は、信号電荷に比例した電圧を映
像信号出力端子19に出力する。
第43図(a)は電荷転送の概念を説明するためのCC
Dの断面模式図である。
22は半導体基板であり、この基板22の上面には絶縁
層23が設けられ、この絶縁層23の上面に、CCD−
段当たり電気的に3つに分離され、平面的には部分的に
重なった電極が形成され、各電極は転送段毎に共通に接
続されている。CCDの転送路26は、電極に所定の電
圧を印加することによって半導体基板22の表面下に形
成される。
フォトダイオード14部とCCDの第1電極の間に形成
されたトランスファーゲート15は、CCDの転送路と
類似の構造であるが、転送路として動作するためにはC
CDの電極に加えるよりも高い電圧を印加しなければな
らないようになっている。−船釣にはこのトランスファ
ーゲートの駆動信号を与える電極は、CCD転送電極の
第1電極と共通に使用される。
第43図(b)には転送電極に加えられる駆動信号波形
を示し、同図(c)にはフォトダイオード14から読出
された信号電荷がCCDの転送路26を転送されていく
様子を模式的に示す。
半導体基板22上に形成されたフォトダイオード14は
、基板表面に照射された光の強さと時間の積に比例した
電荷を発生し、この電荷は半導体基板中のPNジャンク
ション部に蓄積される。今、時刻toにはCCDの転送
路には何も電荷がなくフォトダイオード14に電荷が蓄
積されているものとする。第43図(a)はこの様子を
示す。時刻t1で第1電極vaに通常よりも高い駆動電
圧が印加されると、この電荷はトランスファーゲート1
5を介してフォトダイオード14から第1の転送路に流
出する。時刻t2で第1電極vaの駆動電圧が通常の電
圧になると、トランスファーゲート15が閉じられフォ
トダイオード14と第1の転送路との間は遮断される。
時刻t3で第1及び第2電極va、vbに通常の駆動電
圧が印加されると、第1の転送路にあった電荷の一部は
第2の転送路に流出する。時刻t4で第1電極vaの駆
動電圧が遮断されると、第1の転送路にあった電荷はす
べて第2の転送路へ転送される。時刻t5で第3電極v
aに駆動電圧が印加されると、第2の転送路にあった電
荷の一部は第3の転送路に流出する。時刻t4て第2電
極vbの駆動電圧が遮断されると、第2の転送路にあっ
た電荷はすべて第3の転送路へ転送される。以下同様に
して電荷は転送路中を順次転送されていく。
撮像面の光学像か電気信号として読出される場合は、光
学像に対応した電荷信号(電荷像)か垂直帰線期間毎に
垂直転送CCD16に一斉に転送される。垂直転送CC
D16は、水平帰線期間毎に1段下の転送段に各々の電
荷が混じり合わないようにして信号電荷を転送する。同
時に垂直転送CCD16の最下段の信号電荷は水平転送
CCD17に転送され、続く水平走査線期間に水平方向
に順次転送され電圧変換器18によって信号電荷に比例
した電圧に変換され出力端子19に映像信号として出力
される。
第40図に戻って説明する。電子ズーミングか行われる
場合、−旦フレームメモリ8に書き込まれた信号データ
は、変換制御回路13に読み出され切換え回路7を経て
フレームメモリ8の別のアドレスに書き込まれることに
より所定の変換操作を受ける。変換された信号は、その
後、標準テレビジョン方式に従ったタイミングでメモリ
8から読出され切換え回路9を経てD/A変換器10に
よって再びアナログ信号に変換され信号処理回路11を
通して出力端子12から出力される。上記の電子ズーミ
ングを行うための各回路に対するタイミング信号は、タ
イミングジェネレータ4により作成されている。
第44図は電子ズーミングを行う場合の変換操作をさら
に分り易く説明するために示した図である。便宜上テレ
ビジョン画面(以下TV画面と記す)−杯に表示される
映像は縦横各々40画素から構成されているものとする
。第44図(a)は電子ズーミングを行う前の元となる
映像でありTV画面−杯に表示される大きさを示してお
り、フレームメモリ8の大きさにも対応している。また
撮像レンズ2を通して撮像素子3の有効表面に結像した
光学像は、先に説明したように上下左右反転の関係にあ
る。
第44図(b)は、第44図(a) (7)中央部分の
縦横各々1/2の部分を画面−杯に拡大した場合を示し
ている。画像を構成する画素を独立に取り扱うために、
元となる画像をPとし拡大後の画像をGとし、各々の画
素の位置を先に述べたようにP (x、y) 、G (
x、y)とする。元となる画像Pの左上隅にある画素は
P(1,1)、右下隅にある画素はP (40,1) 
 左下隅にある画素はP (1,40)  右下隅にあ
る画素はP(40,40)と表わされる。拡大後の画像
Gの画素は同様1:c (1,1) 、−G (40,
40)と表わされる。拡大したい部分は上記の表現方法
に従えばP (11,11)とP (30,:30)と
を対角線とする領域である。
本例の様に画像を2倍に拡大する場合は明らかに、元と
なる画像の各画素を水平方向に各々2回使用して一本の
走査線を拡大した後、その走査線をもう一度繰り返せば
良い。このようにすると、G (1,1)とG (2,
1) 、G (1,2)及びG (2,2)のデータは
P (11,11)のデータと同一ということになる。
実際の変換操作は次のようにして行われる。
まずメモリ8のデータ格納番地を上記と同様にM(1,
1)、・・・、M(40,40)と表現する。
P (11,11)のデータに対応するメモリ8のM(
11,11)のデータは、信号変換回路13に入力され
、切換え回路7を経てメモリ8のM(1,1)、M(2
,1)に書き込まれる。次にM(12,11)のデータ
が読みだされ同様にしてM (3,1)、M (4,1
)に書き込まれる。
以下同様にしてM(30,11)のデータが読出され、
M (39,1) 、M (40,1)に書き込まれる
。このように1ライン分の書替えが終了する。そして令
書込んだM(1,1)  M(2ユ)、・・・、M(4
0,1)のデータはそのままM(1,2)  、M  
(2,2)  、・・・、M(40,2)に転記される
。つまり上下のラインに同じデータが使用されることに
なる。
次にP (11,12)のデータに対応するメモリ8の
M(11,12)のデータが読出され、M(1,3) 
、M (2,3)に書き込まれ、以下同様にデータ転記
が進み、M(30,12)のデータが読比されM (3
9,3) 、M (40,3)に書き込まる。そして、
M (1,3) 、M (2゜3)、・・・、M (4
0,3)のデータは、そのままM(1,4)、M(2,
4)、・・・、M (40,4)に転記され上下のライ
ンで同じデータが使用される。
M (40,20)までのデータの書替が終わった後(
この位置は本例ではメモリ8の縦方向の中間位置に相当
する)、今度は垂直方向の下から上方向にデータの転記
が進むようになる。つまりM(11,30)からM(3
0,30)までのデータが同様にしてM (1,40)
からM(40゜40)まで書き込まれる。更にM(1,
40)、M (2,40)、 ・・・、M (40,4
0)のデータはそのままM (1,39) 、M (2
,39) 、・・・M’(40,39)に転記される。
次にM(11゜29)からM (30,29)までのデ
ータが同様にしてM(1,38)〜M (40,38)
までに書込まれ、更にM (1,38) 、M (2,
38)・・、M (40,38)のデータはそのままM
(1゜37) 、M (2,37) 、・・・、M(4
037)に転記され以下同様に繰返してM(21,,4
0)までのデータの書替が終わったところで全ての変換
操作°が終了する。
ここで変換の途中(本例ではメモリ8の垂直方向中間位
置)で変換する場所を変えるのは変換の終わっていない
データが書替え操作によって消失するのを防ぐためであ
って、ズーミングしたい場所が変われば、それに応じて
変更する必要がある。
以上の動作は、画゛像の一部を2倍に拡大する例である
が、例えば4/3倍と言うように整数倍でない場合はや
や事情が異なってくる。この場合は連続する3画素およ
び3ラインのうちいずれかの1画素および1ラインを2
回繰り返して使用し残りの2画素および2ラインは1回
のみ使用することになる。
第44図(c)はその結果を先の例と同じ様に示したも
のである。第44図(C)を詳細に見ると元の画像では
同一の太さの線でも画面の場所によって変換後の線の太
さが異なり、細部の図形歪が目立つことが分かる。
図形歪が発生する理由は、画素の補充率の変化(間引き
)によって、信号波形の相似性が失われるためである。
ここで画素の持つ信号エネルギーが、画素の幾何学的大
きさとその画素の信号の大きさとの積で表されるものと
定義すれば図形歪は画素の持つ信号エネルギーの分布が
変化することによって発生すると言える。
第45図(a)は元の画像の画素の信号エネルギーの分
布を示す図であり、横軸に画素の幾何学的位置を単位と
してとり、縦軸に画素の持つ信号レベルを表したもので
ある。横軸は例えば第44図(a)のP (6,6)か
らP (36,6)に対応する。第45図(b)は同様
に従来の方法による拡大後の画像の画素の信号エネルギ
ーの分布を示した図であり、第44図(c)でG(1,
1)からG (40,1)に対応する。第45図(a)
と第45図(b)との左端の3つの画素について比較す
ると相似形であるが左端の2番目から4番目について比
較すると相似形ではないことが分かる。このように従来
の方法による拡大では、例えば3つの画素の内の1つを
2回使うことによって4/3倍の拡大を行うため変換に
よる図形歪が生じる。
以上の動作は第40図の変換制御回路13の制御のもと
に行われるが、このような複雑な動作はマイクロプロセ
ッサ−(MPU)で容易に実現し得る。
(発明が解決しようとする課題) 以上説明したように、従来の電子ズーミングによると、
特に整数比でない画像の拡大・縮小を行うと原画では同
一の太さの線でも、画面の場所により変換後の線の太さ
が異なってくる。っまり変換後の図形歪みが目立つ問題
がある。
また、従来の信号変換方法であると、デジタル信号処理
であることが前提であり、A/D変換器、D/A変換器
、メモリが必要である。このことは、家庭用機器として
は、そのコストが無視できない負担となる。
さらに、ビデオカメラに適用した場合、動きのある画像
を限られた時間内で処理する必要があるために、信号処
理回路としては高速動作の可能な部品を必要とし消費電
力も増加してしまう。
そこでこの発明の第1の目的は、従来の簡易な信号変換
方法と同規模の方法で、原画を整数倍でない画像に拡大
あるいは縮小しても細部の図形歪みが生じないようにし
た信号変換装置を提供することにある。
この発明の第2の目的は、従来の信号変換装置のように
A/D変換器、D/A変換器を使用しなくても簡単な構
成で任意の倍率で画像の拡大あるいは縮小を得ることが
でき、家庭用機器として好適な信号変換装置を提供する
ことにある。
さらにこの発明の第3の目的は、家庭用機器、ビデオム
ービーにとどまらず、他の用途に応用可能であり、比較
的低価格で実現可能な信号変換装置を提供することにあ
る。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明の要点は、入力信号を波形的に整数倍でない大き
さに拡大又は縮小することによって細部の波形歪が目立
つという問題を解決することである。映像信号で見えれ
ば、画像拡大または圧縮を行った場合に、細かい図形歪
みを無くすことに相当する。
上記の問題を解決するために従来行なわれている例えば
画素の間引きに代わり、元となる画像の中の一定の数の
画素の信号エネルギーの和を維持しつつ信号波形の相似
性が失われないように拡大又は縮小したい割合に比例し
た数の画素の信号に分配する手段と、 拡大又は縮小後の信号レベルが変わらないように分配に
よって変化した信号レベルを補正する手段を用いるもの
である。
更に付加的に拡大又は縮小によって失われる画像の細部
を表す信号成分を補償する手段を前記拡大又は縮小する
手段と併用するものである。
(作用) 上記の手段により、離散的な例えば撮像素子より得られ
たアナログ信号、若しくはデジタル信号のサンプリング
数が、拡大または縮小のために整数倍でない比率のサン
プリング数に変換されたとしても、1サンプリング当り
の入力信号を任意のエネルギー配分で分配でき、分配し
た信号と、隣の分配信号とを加算合成して、補正するた
めに入力信号全体の相似性を損なうことなく拡大若しく
は縮小した新たな信号を得ることができる。
また、この基本原理は、デジタル信号そのものに適用で
きる(メモリおよび演算器を使用)とともに、アナログ
信号自体にも適用できる(CCDの活用)。さらにまた
この基本原理を利用して、各種の信号処理が可能となる
。例えば、画像圧縮、拡大、特殊効果等である。さらに
CCDの活用範囲は広く、信号経路に設けるだけでなく
撮像素子との一体化も可能である。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、この発明の基本的な原理を示す説明図である
撮像素子40が例えば、縦4画素、横4画素の2次元配
列からなるものとする。a1、a2.a3、b1、b2
.b3、c1、c2.c3は画素である。今、画素a1
.a2.a3.blから読み出された信号レベルが、同
図(B)に示すような時系列になったとする。
ここで、画像の相似性が失われないように、4x3倍に
画像拡大する場合を説明する。
原画を4/3に拡大するために、同図(C)に示すよう
に現実の撮像素子40の画素数の4x3倍をもつ仮想の
撮像素子41を想定する。all〜a14.bll 〜
b14.cll −e14 、dll 〜d14は画素
である。このような撮像素子41から得られる1ライン
分の信号は、同図(D)に示すように4つの画素の信号
が配列されることになる。
しかし、現実には、同図(B)に示す信号しか存在しな
いので、同図(C)に示すような信号に変換する必要が
ある。そこで、画素の大きさを信号のエネルギーに変え
て考える。
第1図(E)の上の図は、撮像素子40の画素a1.a
2.a3の3つの画素からの信号エネルギー分布を拡大
して示している。今、拡大した大きさは4x3倍である
から3つの画素の信号エネルギーを同図中で破線で示す
ように仮想的に4つに分割し各々の信号エネルギーを下
の図に示すように分配するものとする。
このように分配されると、1つの新画素信号のエネルギ
ーは、旧画素信号のエネルギーが分割されて生じたもの
と、分割されたもの同志が合成されて生じたものがある
。新画素信号allは、旧画素信号a1が分割されて生
じたものであり、新画素信号a12は旧画素信号alの
一部と、旧画素信号a2の一部が合成されて生じたもの
である。
旧画素信号が分割されて生じた新画素信号は、旧画素信
号の値に比べ小さくなっているから、分割比の逆数が用
いられ新画素信号の大きさが補正される。第1図(E)
は、旧画素信号a1、a2.a3゜blがそれぞれ13
.17.22.20のレベルであった場合、新画素信号
a11.a12.a13.al4.bllのレベルがそ
れぞれ all−13X (3X4) al2 =13x (1/4) ・7x (2/4)a
ll−17x (2/4) +22x (1/4)al
4−22X (3/4) bll −20x (3/4) であることを示している。
上記のように仮想的に求められた新画素信号は、画像の
大きさを実際に拡大表示するための場所(メモリのアド
レス)転記される。以上の操作が水平の各走査線毎に繰
り返されることで横方向の拡大操作が完了する。
映像信号は2次元の広がりを持っているから横方向の操
作が終わった後で縦方向についても同様の操作が繰り返
されることにより、縦横共に正しい比率で画像拡大が実
現される。
実際の変換操作では仮想的な画素信号への変換は次のよ
うな演算操作により行われる。
第1図(A)に示す元の画像の各々の旧画素信号の大き
さを左からDI、D2.D3.  ・・とじ第1図(C
)に示す仮想的な画素の仮想画素信号を左からE1、E
2.E3.E4.   ・とし拡大後の画像の新画素信
号の大きさを左からFl。
F2.F3.F4.   ・とする。元の画像の画素の
横軸方向の大きさを1とすれば仮想的な画素の横軸方向
の大きさは3/4である。従ってFl−EIX4/3− (D1x3/4)x4/3 F2−E2X4/3− (DIXI/4+D2X2/4)X4/3F3−E3X
4/3− (D2X2/4+D3X1/4)X4/3F4−E4X
4/3− (D3X3/4)X4/3 で求めることができる。
第2図は、画像拡大前と後の画素信号のエネルギーの分
布を比較して示す図である。第2図(A)と第2図(B
)とを比較すれば分かるように、拡大前と後の信号波形
の相似性が良好である。第2図(C)と第2図(D)は
、従来の拡大方法により作成された拡大前と後の画素信
号のエネルギー分布を示している。従来の方法であると
、旧画素信号が均等に分配されていないので、拡大前と
後の信号波形の相似性が悪い。
この発明は上記の基本的な考え方に基づいている。
第3図は、この発明の信号変換方法を適用したデジタル
電子ズーミング−システムの構成図である。
第3図において撮影の対象物1から反射された光は撮像
レンズ2を通して撮像素子3の表面に光学像を結像する
。撮像素子3は、その表面(撮像面)上に配置された多
数のフォト・ダイオードの直下に光学像に対応した電荷
像を形成し、タイミングジュネレータ4から供給される
駆動パルスによって電気的映像信号を出力する。撮像素
子3から出力された映像信号はアナログ信号であり、前
置信号処理回路5を通った後、A/D変換器6によって
デジタル信号に変換される。
A/D変換器6の出力は、切換え回路7の一方入力端子
と、切換え回路9の一方の入力端子に供給される。
電子ズーミングが行われる場合は、A/D変換器6の出
力映像信号は、切換え回路7を経てフレームメモリ8(
インターレース方式の場合はフィールドメモリが使用さ
れることもある)に−旦書き込まれる。そしてフレーム
メモリ8から読み出された信号は、演算制御回路31に
供給され、ここでズーミング処理を受け、変換後の信号
はフレームメモリ8に書込まれる。
電子ズーミングが行われない場合は、A/D変換器6の
出力映像信号は、直接切換え回路9を介してD/A変換
器10に入力される。或いは、旦フレームメモリ8に書
き込まれた映像信号が、再び通常の走査方式に従ったタ
イミングて読出だされ、切換え回路9を介してD/A変
−換器10に供給されてもよい。D/A変換器10によ
ってアナログ信号に変換された映像信号は、信号処理回
路11を通して出力端子12から出力される。
電子ズーミングが行われる場合、フレームメモリ8から
読み出された信号は、演算制御回路31により処理され
てフレームメモリ8に供給される。
演算制御回路31は、第1図で説明した信号エネルギー
の分割・加算を行なうもので通常のマイクロプロセッサ
ではTV信号をリアルタイムに演算するのは負担になる
ため専用のハードウェアを設ける必要がある。
演算制御回路31は、制御回路312を有する。
制御回路312は、データ入力回路311を介してフレ
ームメモリ8からのデータを取り込み、拡大あるいは縮
小等の処理を施し、処理したデータを、データ出力回路
313、スイッチ回路7を介してフレームメモリ8に書
込むことができる。
従って、制御回路312は、制御信号出力回路314を
介して、フレームメモリ8へ読出し、書込みアドレス、
スイッチ回路7.9に対する切換え信号を与えることが
できる。制御回路312の動作モードは、ROM315
に格納されているプログラムによって決定される。また
制御回路312には、RAM315も接続されており、
このRAM315はバッファメモリとして利用される。
第4図に、演算制御回路31で使用されるプログラムフ
ローの簡単な一例を示す。このフローチャートは、4/
3倍の画像拡大を得るだめのものである。
演算制御回路31は、システムの電源スィッチに連動し
て起動され、ステップS1において不揮発性メモリに前
回の変数が設定されていない場合は、新たに変数の初期
化が行われる。変数は、ズーミングのための倍率等であ
る。演算制御回路31は、変数が設定されると、ズーム
開始ボタンの操作が行われるまで待機する(ステップS
2)。
ズームセレクトボタンが押された場合、ステップS1に
戻り、ズーム倍率、ズーム開始位置、終了位置の設定お
よび画面位置座標がメモリアドレスへ変換され、演算係
数が変数テーブルへ設定され、再びステップS2で待機
する。画面位置及び変数テーブルは、例えば第5図(A
)、(B)に示すように取決められている。
次のステップS3では、水平方向拡大操作のための変数
が初期設定される。即ち (RD、X、RD、Y)−(RXS、RYS)(WT、
X、WT、Y)−(WXS、WYS)NX−0、RAM
のデータのクリア 次のステップS4では、1ライン分の拡大操作の繰返し
開始位置が設定される。ステップS5では、全ての走査
線に対する水平方向の拡大操作が終了しているかどうか
の判定が行われる。全ての操作線の水平方向拡大操作が
終了していない場合は、ステップS6において、次の走
査線のデータがラインバッファに読み込まれる。ステッ
プS5の判定において全ての走査線の拡大操作が終了し
ているときは、後述するステップS13へ移行する。
ステップS7では、画素単位の演算処理の繰返しが行わ
れる。ステップS8では、1走査線分の水平方向の拡大
操作が終了したかどうかの判定が行われる。終了してい
る場合は、ステップS4に戻り次の走査線の拡大操作の
繰返し開始位置が設定される。つまり、RD、Xを初期
値に戻し、X座標がカウント・アップされ、ステップS
4に戻る。終了していない場合は、ステップS9に移行
する。
ステップS9では、RAMのラインバッファからX座標
に対応するデータDXが読み出され、繰返し回数NXが
カウントアツプされる。そして繰返し回数NXに対応し
た演算係数a (NX)がRAMの変換テーブルから読
み出され、データDXに乗算される。
次のステップS10では、RAMのデータバッファから
次のデータDSが読み出され、ステップS9で得られた
結果に加算される。この加算結果は、拡大後のX座標に
対応したフレームメモリに書込まれる(ステップ9と1
0の連係処理は、第1図(D)の走査線の左から2番目
あるいは3番目の画素信号を作成したことに対応する)
。走査線の最初の画素についてはステップS3でブタバ
ッファはクリアされているので加算結果は変化しない(
この場合は第1図(D)の走査線の左から1番目の最初
の画素信号を作成したことに対応する)。このステップ
S10の加算結果がフレームメモリに書込まれたあと、
拡大後のデータを格納するためのX座標がカウントアツ
プされる。
ステップS11では、RAMのラインバッファからX°
座標に対応するデータDXが再び読み出され、繰返し回
数に対応した演算係数b (NX)が変数テーブルから
読み出されデータDXに乗算される。この結果はDSと
してデータバッファに書込まれる。そして処理中の原画
素のX座標がカウントアツプされる。
ステップS12では、画素単位の演算の繰返し回数NX
が3であれば、RAMのデータバッファのデータDSが
フレームメモリへ書込まれ、拡大後のデータを格納する
ためのX座標がカウントアツプされる(これは、第1図
(D)の左から第4番目の新画素信号を作成したことに
対応する)。
NXが3より小さい場合は、ステップS7に戻る。
ステップ513では、垂直方向上半分の画像の拡大操作
の変数が初期設定される。
(RD、X、RD、Y)−(WXS、RYS)(WT、
X、WT、Y)−(WXS、WYS)NY−1、RAM
のラインバッファをクリアこれ以下の処理では水平方向
に拡大されたデータが入力データとなる。
ステップS14では、1ライン分の拡大操作の繰返し開
始位置が設定される。次のステップ515では、Y処理
繰返し回数NYがカウントアツプされる。ここでNYが
3を越えていれば、RAMのラインバッファのデータが
フレームメモリのX座標に対応したアドレスに転送され
る。モしてX座標がカウントアツプされ、ラインバッフ
ァがクリアされ、Y処理繰返し回数NYが1にリセット
される。NYが3を越えていない場合は、なにもせず次
のステップへ移行する。
ステップS16では、Y処理座標が折り返し点を越えて
いるかどうかが判定される。折り返し点を越えている場
合は、ステップS22へ分岐スるが、越えていない場合
は、ステップS17へ移行する。
ステップS17では画素単位の演算の繰返し位置が設定
される。
次のステップ51gでは、フレームメモリからX座標に
対応するデータDXがRAMのデータ・バッファに読み
出され、繰返し回数NYに対応′した演算係数a (N
Y)がRAMの変数テーブルから読み出され、データD
Xに乗算される。
ステップS19では、RAMのラインバッファからデー
タDSが読み出され、ステップ818で得られた結果に
加算され、その結果は、拡大後のX座標に対応するプレ
ームメモリのアドレスに書込まれる。NY−1の走査線
についてはステップS15でラインバッファはクリアさ
れているので加算結果は変化しない。
ステップS20では、データバッファからX座標に対応
したデータDXが読み出され、繰返し回数に対応した演
算係数b (NY)が変数テーブルから読み出されデー
タDXに乗算される。この結果は、データDSとしてR
AMのラインバッファに書込まれ、処理中の原画素のX
座標がカウントアツプされる。
ステップS21では、1走査線分の処理が終了したらX
座標が初期値に戻され、ステップS14へ分岐する。処
理が終了していない場合は、ステップS17に戻る。
ステップS14で垂直拡大操作(上半分)が終了したこ
と判定された場合は、ステップS22に移行する。
ステップS22では、垂直方向下半分の拡大操作の初期
設定が行われる。
(RD、 X、 RD、 Y) −(WXS、 RYE
)(WT、 X、 WT、 Y)−(WXS、WYE)
NY−1、RAMのラインバッファをクリアこれ以下の
処理は、ステップ813〜S21と同様な処理であるが
、Y処理座標のカウント・アップがカウントダウンとな
り演算係数a (NY)、b (NY)とが交換されて
処理される。
ステップS23では、1ライン分の拡大操作の繰返し位
置が設定される。ステップS24では、Y処理繰返し回
数Nがカウントアツプされる。
NYが3を越えていればRAMのラインバッファのデー
タがフレームメモリの書込みY座標に対応したアドレス
へ書込まれ、Y座標がカウントアツプされる。NYが3
を越えていなければ何もせず次のステップに移行する。
ステップS25ではY処理座標が折り返し点を越えたか
どうか判定が行われ、越えていればステップS31へ移
行し、越えていなければステップ326に移行する。ス
テップS26では画素単位の演算の繰返しが行われる。
ステップS27では、フレームメモリからX座標に対応
するデータDXがバッファメモリに読み出され、繰返し
回数NYに対応した演算係数b(NY)が変数テーブル
から読み出され、データDXに乗算される。
ステップ328では、RAMのラインバッファからデー
タDSが読み出され、ステップS27の結果に加算され
、この加算結果は拡大後のX座標に対応するフレームメ
モリのアドレスに書込まれる。この場合、NY−1の走
査線についてはステップS22でラインバッファがクリ
アされているから加算結果は変化しない。
ステップS29では、データバッファからX座標に対応
するデータDXが読み出され、繰返し回数に対応した演
算係数a (NY)がRAMの変数テーブルから読み出
され、データDXに乗算される。この加算結果はデータ
DSとしてラインバッファに書込まれる。そして処理中
の原画素のX座標がカウントアツプされる。
ステップS30では、1走査線分の処理が終了したかど
うか判定され、終了したときはX座標が初期値に戻され
ステップS25に移行し、終了していないときはステッ
プS26へ分岐する。
ステップS31では、一画面の拡大操作が終了したこと
が判定され、ズーム動作が連続モードで指定されている
かどうかの判定が行われる。連続モードであればステッ
プS3に戻り、上述した処理が繰返され、連続モードが
指定されていなければステップS2へ戻り次の指定を待
つことになる。
上記の実施例の説明では水平方向を先に変換してその後
事直方の変換を行なう様にしているが縦横の変換の順序
はどちらが先であっても良いし、変換前後の信号が誤っ
て混合されない限りは部分的に縦横を繰り返してもよい
。また特殊な応用として縦横の拡大比率を異なった値と
して画像の変形や或は変形した画像の復元も自由である
第6図は、原色方式によるデジタル電子ズーミングシス
テムの実施例を示している。
カラ一方式そのものについては周知であるので説明は省
略するがRSG、B信号を並列に処理できるため演算制
御は比較的容易である。良好な鮮鋭度を得るためにはメ
モリーを多く必要とする。
第6図の実施例において、撮像レンズ2から入力した光
学像は、3色分解プリズム200により3つの方向へ分
解される。各3つの光学像の出口には、それぞれR,G
、Hに対応した固体撮像素子3R,3G、3Bが配置さ
れている。各撮像素子3R,3G、3Bからの出力信号
は、それぞれ前置信号処理回路5R,5G、5Bに供給
され映像信号に変換される。前置信号処理回路5R。
5G、5Bからのアナログ映像信号は、それぞれA/D
変換器6R,6G、6Bでデジタル映像信号に変換され
る。A/D変換器6R,6G、6Bの各出力信号は、そ
れぞれ信号変換部709R。
709G、709Bに入力される。これらの信号変換部
709R,709G、709Bは、第3図で説明したス
イッチ回路7および9、フレームメモリ8、演算制御回
路31と同じ回路を含む。
第6図では、G信号の系列にスイッチ回路7G。
9G、フレームメモリ8G、演算制御回路31Gを代表
して示している。
信号変換部709R,709G、709Bでそれぞれ同
等の比率で画像拡大、または縮小処理された信号は、そ
れぞれD/A変換器10R110G、IOBに入力され
、アナログ信号に変換される。そしてそれぞれの信号は
、信号処理回路11R,IIG、IIBに供給され、利
得が調整されてR,G、B信号として出力される。
第7図は色差方式によるデジタル電子ズーミングシステ
ムの実施例を示している。第6図のシステムと比較する
と演算制御か多少複雑になるがメモリは少なくてすむ利
点がある。
撮像素子3は、その撮像面にカラーフィルタを有する。
撮像素子3の出力信号は、信号分離回路501に入力さ
れ、Y信号(輝度信号)、緑信号(G信号)、赤信号(
R信号)、青信号(B信号)に分離される。Y信号は、
前置信号処理回路5Yを介してA/D変換器6Yに入力
される。G信号、R信号、B信号は、前置信号処理回路
5Cにおいて(R−Y)、(B−Y)信号に変換され、
この信号はそれぞれA/D変換器6V、6Uに入力され
る。各A/D変換器6Y、6V、6Uからの信号は、そ
れぞれ信号変換部709Y、709V。
709Uに入力され、画像拡大もしくは縮小の処理を受
ける。そして各信号変換部709Y、709V、709
Uから得られたY信号、(R−Y)、(B−Y)信号は
、例えばNTSCエンコーダ35に入力されて、NTS
Cテレビジョン信号に変換される。
上記した実施例は、第1図で説明した基本原理を実現す
るために、信号変換部におけるデータ処理により実現し
た。しかし、この基本原理を実現するための手段は、こ
れに限定されるものではない。
(COD演算方式) 本発明の第2の目的は従来のデジタル信号処理回路では
A/DSD/A変換器が必要とされ、家庭用の画像機器
としてはそのコスト負担が無視できないという問題を解
決することである。先に述べた実施例ではデジタル的な
信号処理によって改良された電子ズーミングの方法を述
べたが、アナログ的に信号エネルギーを保存できるCC
Dに演算機能を持たせることによってA/DSD/A変
換器を必要としないアナログ的な信号処理が可能である
即ち、CCDの転送段の一部分の複数個の電極が、各々
他の転送電極とは独立に駆動電圧を印加出来るようにし
た小電極で構成された場合、このCCDは、小電極の設
けられた部分で信号エネルギーの加算、分割機能を持つ
ことができる。つまり、所定のタイミングに従って小電
極を駆動するという手段を付加すれば、従来の信号の転
送のみにとどまらず信号エネルギーの分割及び加算機能
を有するCCD信号変換装置を実現することができる。
第8図(A)は、この発明の信号エネルギーの分割及び
加算処理を行うCCD信号変換装置の要部を示す平面図
であり、第8図(B)はその構造を示す断面模式図であ
る。
説明の便宜上3電極形のCCDを用いて第1図で述べた
4/3倍の画像拡大操作に必要な機能を例として説明す
る。
CCDの入力転送段41および出力転送段42の間に信
号演算部43が設けられる。信号演算部43は、3つの
セパレータ44(電極S1.S2゜S3)と、デバイダ
−45(電極DI、D2゜DB)およびミキサー46(
電極M)から構成される。セパレータ44の大きさは信
号電荷を分離するために必要な最少銀の大きさである。
デバイダ−45は各々の電極で形成される電位井戸の大
きさが等しく電気的に独立な5つの小電極D1、DB、
・・・DBを有し、その内の4つの電極で生成される電
位井戸の大きさが転送段−段で転送出来る最大電荷量以
上の電荷を蓄積出来る大きさである。またミキサー46
の電極Mは転送段よりも大きく、目的とする画像拡大・
縮小の比率に応じて決定さ、れる。
V la、 V fbSV 1cは入力転送段41の電
極、VOaは出力転送段の電極である。
図に示した符号22は半導体基板であり、26は転送段
を模式的に示している。23は絶縁層である。
第9図は、各電極に加える駆動信号波形を示し、それに
よって信号電荷が分割及び加算される様子を第10図に
模式的に示している。
時刻toにおいて入力転送路の第3転送電極Vieの下
に信号電荷がありデバイダ−45およびミキサー46の
各電極の下には信号電荷が無いものとする(第10図の
斜1i1部分は信号電荷の意味であり、符号の■は第1
図に示した第1番目の画素信号の意味である)。即ち時
刻10ではVieのみがハイレベルである。時刻t1で
Via、S1、D1、DB、DB、D4、DBがハイレ
ベルになり、時刻t2〜t3でVicSSlが順次ロー
レベルになると、入力転送路の最終段電極VieO下の
信号電荷はデバイダ−電極D1、DB、DB、D4、D
5下へ転送(複数の電極の下へ均一に分配)される。
時刻t4で電極D2がローレベルになると、デバイダ−
電極下の分配電荷は、今度は電極D1とDB、D4およ
びDBとでに3の比率に分割さレル。時刻t 7 テV
ib、 S 2、M、S3、voaカハイレベルになり
、時刻t7〜t12でVia、DB、D4、DB、S2
、M及びs3が順次ローレベルになり分割された電荷の
一方は出力転送路の第1転送電極VOaの下に転送され
る。
以上の操作は第1図において第1番目の1日画素信号の
内、3/4を分割して取り出し、変換後の画像の第1の
新画素信号を得たことに相当する。
次に時刻t 13テ、VieSD2、DB、DB、S2
、M、Vobがハイレベルになり、時刻t14〜t 1
7テV 1bSD 1、DB、DB、D4、DB、S2
か順次ローレベルになることで第2番目の画素の信号電
荷が入力転送路の第3転送電極の下に読み込まれるとと
もに、先に分割された第1番目の画素の信号電荷の残り
の一方はミキサー電極Mの下に保持される。
時刻t 19テ、Via、S1、D1、DB、DB、D
4、DB、vocがハイレベルになり、時刻t20〜t
 21でViaSVob、 S 1が順次ローレベルに
なることで入力転送路の最終段電極Vie下に転送され
て来た第2番目の画素の信号電荷は、デバイダ−電極下
に転送される。時刻t 22でDBがローレベルになる
と、デバイダ−電極下の電荷は今度は2:2の比率で分
割される。時刻t25でv tb。
S2、S3、Voaがハイレベルになり、時刻t28〜
t29でV la、  V oeSD 4、D5、S2
、M1S3が順次ローレベルになると、分割された第2
番目の画素の信号電荷の一方は先に保持されていた第1
番目の画素の信号電荷の残りの一方とミキサー電極の下
で加算され出力転送路の第1転送電極VOaの下に転送
される。
以上の操作は第1図において第1番目の画素信号の1/
4と第2番目の画素信号を1/2に分割した一方とを加
算し変換後の信号を第2番目の新画素信号として取り出
したことに相当する。
以降の逐次的な説明は省略するが以下同様にして画素の
信号電荷の分割加算を繰り返すことによって第1図で説
明した基本原理を実現することができる。そして出力部
からは、図形歪の少ない拡大された画像が得られる。こ
こで時刻t55〜t66の間では入力転送路での電荷の
転送が行われないことに注意しておく必要がある。即ち
本例では3画素分の入力から4画素分の等しい時間間隔
の出力を得るために一画素分の時間調整が必要となるか
らである。変換比率が異なればこの時間調整の値を当然
変更しなければならない。また信号電荷の入力と出力の
間にも時間的な差が発生しており2種類の画像を変換後
に重ね合わせるような用途に使用する場合にはその対策
を工夫する必要がある。これらの点に対するいくつかの
工夫についても後述する具体的実施例で説明する。
また4/3倍に画像拡大したことによって信号レベルは
3/4に低下しているが、この低下分は全ての画素に共
通であるから変換後に増幅すれば問題は無い。第9図の
タイミングチャートは一例であって必ずしもこれと同じ
である必要は無く、またハイレベル・ローレベルとする
順序についても説明の通りで無くても支障は無い。要は
各画素の信号電荷が互いに混じりあうことなく完全に転
送されるのに必要な時間が確保出来ればよい。
以上4/3倍のズーミングを例として説明したが、変換
比を別の値とする場合は若干の工夫が必要である。
今、入力画像の横方向の画素数をmとして変換後の出力
画像の横方向の画素数をnとして変換比rをr −n 
/ mと表わす。即ち任意の変換比rはそれに最も近い
整数mとnの比で実現される。従って変換装置のデバイ
ダ−はm・個の電極が必要である。mをいくつかの任意
の整数の最小公倍数となるように選べば複数個の変換比
の組合せが可能である。−例として2.3.4を任意の
整数とすればm−12従ってm・−13個(段)のデバ
イダ−を有する変換装置を用意すれば(1/2)くrく
2の範囲でr−1/2.2/3.3/4.5/6°、7
/6.5/4.4/3.3/2.7/4.5/3等の変
換比を選ぶことができる。ここで変換比rを(1/2)
 < r < 2としたのは実用的な電子ズーミングと
して画像の質の劣化が目立たない程度とした為で用途に
よってはこの範囲以外を選定しても支障はない。
先の説明でミキサーの大きさは目的とする拡大・縮小の
比率に応じて決定されると述べたが具体的には縮小率を
1/2とする場合は2倍の大きさ、1/3とする場合に
は3倍の大きさが必要となる。
また上記の変換を実際に行なう場合にはデバイダ−電極
を駆動するタイミングを各々の変換比に合わせて変更す
る必要があるのは言う迄もない。駆動信号の切換えは、
例えばROM (リードオンリーメモリー)に予め各々
の変換に対応したタイミングパルス発生データをアドレ
スを変えて書き込んでおき、変換比を変える毎にそれに
対応したアドレスからROMの内容を読みだし駆動信号
を発生させるという方法で容易に変更ができる。駆動信
号を発生する方法については各種の方法が当業者間で公
知であるので詳細な説明はここでは省略する。
また信号レベルについても変換比によって変わってくる
が可変利得増幅器を使用することによって容易に対応す
ることができる。第8図に示した信号変換装置単独では
先に説明した横または縦方向の一方向のみの変換だけで
あり映像信号を変換するためには複数個の組合せが必要
である。この組合せによって種々の応用が可能であるが
その一部を以下の実施例で説明する。
(ノンインターレース白黒TV方式) 第11図は、本発明によるCCD演算方式を応用した電
子ズーミングシステムの実施例を示す。
説明の便宜上、第11図のシステムは第3図に示したシ
ステムと同等のノンインターレース白黒TV方式として
おり、第3図と同等の機能を有するものは同一の番号を
付しであるので詳細な説明は省略する。
第11図において、51は本発明によるCCD信号変換
装置であり第1図のADコンノ(−夕6、切換え回路7
、フレームメモリ8およびDAコンバータ11、演算制
御回路31等と同等の機能を有するものである。
信号変換装置51に続いて振幅補償回路52が設けられ
ている。振幅補償回路52は変換操作によって変化した
信号レベルを変換前の信号レベルと等しくする増幅器ま
たは減衰器である。この機能は説明の便宜上独立の機能
としているが後段の信号処理回路11に含めても良い。
また振幅補償回路52は変換操作に伴う積分効果によっ
て画像の鮮鋭度が劣化するのを補償するいわゆるアバー
チャー補正の機能を持たせてもよい。
第12図は信号変換装置51の詳細な機能ブロック図で
ある。
前置信号処理回路5からの映像信号は、入力端子53を
介して電荷注入部54に入力される。電荷注入部5の出
力は、スイッチ部55において水平周期で水平バッファ
56と、57に振分けられる。例えば奇数走査線の信号
は水平バッファ56へ、偶数走査線の信号は水平バッフ
ァ57へ取り込まれる。この水平バッファ56.57の
2つを並列に配置したのは、後段で水平方向の演算を行
うので時間調整が必要なためである。水平バッファ56
と57の出力は、スイッチ部58により選択的に水平演
算部59に入力される。一方の水平バッファの出力が、
水平演算部59に入力されるときは、他方の水平バッフ
ァにはスイッチ部55から入力が取込まれている。
水平演算部59は、第8図、第9図、第10図で説明し
た方法と同じ信号処理により水平方向の画像拡大を行う
水平演算部59から出力された信号は、水平バッファ6
0に入力される。またこの水平バッファ60の出力は、
水平バッファ61に入力される。
水平バッファ60、あるいはい61に取込まれた信号は
、走査線単位でそれぞれに対応するフレームバッファ6
2と63に取込まれる。フレームバッファ62の出力は
、水平バッファ64.65を介して垂直演算部66に走
査線単位で取込まれ、また、フレームバッファ63の出
力は、水平バッファ65を介して走査線単位で垂直演算
部66に取込まれる。
上記のように、フレームバッファ62と63を並列に設
けているのは、垂直方向演算を行うための時間調整を行
うためである。即ち、奇数フレームの信号電荷は、フレ
ームバッファ62に導入され、偶数フレームの信号電荷
は、フレームバッファ63に導入される。フレームバッ
ファ63の信号電荷が水平バッファ65を介して垂直演
算部66に導入されている期間は、フレームバッファ6
2に信号電荷が取込まれる。また、フレームバッファ6
2の信号電荷が水平バッファ64.65を介して垂直演
算部66に導入されている期間は、フレームバッファ6
3に水平演算部59からの信号電荷が水平バッファ60
.61を介して導入される。従ってこの期間では、水平
バッファ60は転送のみを行っている。
垂直演算部66においては、第8図乃至第10図で説明
した原理で、垂直方向の画素の分割、加算処理が行われ
る。ただし、垂直演算部66では垂直方向の分割、加算
処理が行われるので、水平方向の画素数に対応した演算
部が多数並列に設けれている。垂直演算部66からの出
力は、走査線単位で水平バッファ67に入力される。水
平バッファ67の出力は、出力電圧変換部68にて電圧
信号に変換され、出力端子69に映像信号として出力さ
れる。
上記のシステムは、CCDにより構成されているので、
各電極に対する駆動信号は、駆動信号発生部70で発生
されている。駆動信号発生部70は、外部クロック入力
端子71からの基準クロックに同期して内部クロックを
発生するクロック同期部72からの内部クロックにより
駆動されている。駆動信号発生部70が出力する駆動信
号の発生モードは、ROM75からの出力データに基づ
いて設定される。ROM75は、予め、画像拡大、縮小
の倍率に応じた駆動信号発生モードに対応するデータを
格納されている。ROM75の読出しアドレスは、制御
信号入力端子73から与えられる制御信号が、デコーダ
74によりデコードされることにより決定される。従っ
て、制御信号は、ユーザにより操作される倍率選択信号
に対応してる。
第13図は信号変換装置51の具体的構造を説明する為
のCCD部の模式的平面図である。
説明の便宜上、第12図と同一の機能を果たす部分は同
一の番号としている。また、第8図と同一の機能を果た
す部分にも第8図と同一符号を付している。
この例は、40X40画素の画像の中央部分を4/3倍
に拡大する装置として説明する。本例においてもCCD
の構造は3相駆動力式である。
映像信号入力端子53は入力電荷注入部54に接続され
ている。入力電荷注入部54には電荷を二つの方向に選
択的に切り換えるスイッチ部55が続いている。このス
イッチ部55で、二つの方向に分けられた信号電荷は、
各々40段の転送段で構成される二つの水平バッファ5
6及び水平バッファ57を経てスイッチ部58によって
再び一つの電荷転送路に送り込まれ、水平演算部5つへ
入力される。
二つの水平バッファ56.57の最終段には各々セパレ
ータ76を介してドレイン77が設けられている。セパ
レータ76およびドレイン77は、不要な電荷を放出す
るためのものである。
水平演算部59の出力部には、それぞれ40段のCCD
転送段で構成される二つの水平バッファ60.61が従
属接続されており、各々の水平バッファ60.61は、
40X40画素の二つのフレームバッファ62.63の
入力段を兼ねている。
水平バッファ61の最終段には、不要電荷を放出するた
めにセパレータ78を介してドレイン77が設けられて
いる。
フレームバッファ62.63は、それぞれ前後にセパレ
ータ電極を備え各々40段の転送段を持つ40組の垂直
転送CCDで構成されており40組の転送段の電極は全
て共通の駆動信号で駆動される。フレームバッファの各
々の最終段にはまたセパレータ83を介してドレイン7
7が設けられている。フレームバッファ62.63の出
力段を兼ねる二つの水平バッファ64.65は、従属に
接続されており、水平バッファ65の最終段にはセパレ
ータ85を介してドレイン77が設けられている。更に
水平バッファ65は、垂直演算部66の入力段を兼ねて
おり、各段の第1電極のフレームバッファに対向した側
には、それぞれ垂直演算部66が配置されている。垂直
演算部66は40組の演算部分からなり、それぞれの演
算部の入力側と出力側にはバッファCCDを有する。
垂直演算部66の出力は40段の転送段で構成される水
平バッファ67の各段の第1電極部に続いている。水平
バッファ67の最終段に続いて出力電圧変換部55及び
映像信号出力端子69が設けられている。
CCD部の駆動信号は、第12図に示したように駆動信
号発生部70で、外部クロック入力端子71を経てクロ
ック同期部72へ供給される外部クロックを基準として
発生される。駆動信号のシーケンスは制御入力端子73
を経てデコーダ74に与えられる制御コードをもとにR
OM75から読みたされるデータに従ってコントロール
される。
次に各部の波形図を参照してその動作を説明する。説明
の便宜上通常のテレビ信号と周期を変えているが本質的
に異なっている訳ではない。4゜X40画素を分かりや
すく示すため水平走査線数を45本とし1水平走査周期
も画素のクロックの周期の45倍としている。
第14図は信号変換装置の入力部の信号波形を垂直周期
で示したものである。(a)は垂直同期信号(VSYN
C)   (b) は垂直i線消去信号(VBLK) 
  (c)は水平同期信号(HSYNC)、(d)は映
像信号を示す。(e)はCCDへ信号を注入する入力電
荷注入部のサンプリングクロック(SPLCK)であり
、斜線の意味は図として表現出来ない高速の繰り返し波
形を表わすものである。(f)はスイッチ部の切換え制
御信号を示す。
第15図は同じく水平周期で示したものである。
同図(a)は水平同期信号(HSYNC)(b)は水平
帰線消去信号(HB L K)(c)は映像信号を示す
。(d)はCCDへ信号を注入する入力電荷注入部のサ
ンプリングクロック(SPLCK)である。(e)は入
力水平転送CCDの駆動信号であり映像走査周期と帰線
消去期間とで繰り返し周期が異なる。
第16図は入力部CCDの水平周期の駆動波形である。
同図において)IBLX及び入力信号は、第15図(b
)及び(c)で示した水平帰線消去信号及び入力映像信
号でありCCD駆動パルスと水平周期との関係を表わす
為に示している。5PLCKは同じくサンプリングクロ
ック、S/Hsigは入力電荷注入部54でサンプリン
グクロックを用いてサンプリングされた映像信号を示す
以下は、スイッチ部55から水平演算部59の出力部ま
でのCCDの駆動信号である。
即ち、5Wlaはスイッチ部54の入力部の電極に与え
られる駆動信号、5WIAb 5SWIAc 5HB1
a、b、cはそれぞれ水平バッファ56の電極に供給さ
れる駆動信号である。また5WIBb 、 5WIBc
 、 HB2a、b、eはそれぞれ水平バッファ57の
電極に供給される駆動信号である。5EPIは、セパレ
ータ76に供給される駆動信号、Sν2Aa 、 Sν
2Abは水平バッファ56の出力側の電極に供給される
駆動信号、5W2Ba 5SW2Bbは、水平バッファ
57の出力側の電極に供給される駆動信号、5W2cは
バッファの共通出力部に供給されう駆動信号である。ま
た、HB3a、、bScは水平バッファ60の電極に供
給される駆動信号である。
映像信号はCCD信号変換装置51の入力端子53を経
て入力電荷注入部54で信号レベルに比例した電荷に変
換される。今、元の画像の中央部分を4/3倍に拡大す
るから原画像信号の内の上下5本の走査線および左右の
5画素は不要である。
最初の5本の走査線については第14図(e)に示すよ
うにサンプリングクロックを止め信号の読み込みを行わ
ない。第6番目の走査線から第35番目走査線の映像信
号は、そのサンプリングされた信号電荷がスイッチ55
に注入される。スイッチ部55は、水平周期で電荷の転
送方向か切換えられ、例えば奇数走査線の場合は水平バ
ッファ56に偶数走査線の場合は水平バッファ57に電
荷を転送する(書き込み)。走査線1本分の映像信号電
荷は40クロック周期で転送路−杯に転送され、続く水
平帰線期間の始めに高速の転送ロックを用いて最初の5
画素分の信号電荷はセパレータ76を通してドレイン7
7に捨てられる。また入力電荷注入部54は、水平帰線
期間の始めに付加されたサンプリングクロックによって
無信号レベルにリセットされる。水平バッファ56及び
57の出力はスイッチ部58によって上とは逆に、入力
が奇数走査線の場合は水平バッファ57から偶数走査線
の場合は水平バッファ57から読みだされる。水平バッ
ファ56および57の駆動信号は、書き込みと読みだし
とで異なり、書き込みの場合は上に述べたサンプリング
クロックに同期し、読み出の場合は次に続く水平演算部
59のシーケンスに合わせて電荷を転送する。このよう
に二つのバッファを切り換えて使用するのは水平演算部
59ての入出力信号のタイミングを調整するためであっ
て出力信号は入力信号から丁度1走査線分遅れて出力さ
れる。水平演算部59の動作は第8図乃至第10図で説
明した原理と同じである。
垂直演算部66においても入力信号の走査線3本につい
て4本の走査線を出力するから二つのフレームバッファ
62.63が交互に使用され時間調整が行なわれる。即
ち奇数番目のフレームでは第1のフレームバッファ61
に入力信号が書込まれ、偶数番目のフレームでは第2の
フレームバッフ762に入力信号が書込まれる。そして
第2の7レームバツフア62に信号が書込まれている間
に、先にフレームバッファ6ユに書込まれている信号が
読みだされ変換処理を受ける。
第17図は垂直処理部の垂直周期の駆動波形であり、第
18図はその内のフレームバッファの細部の部分拡大図
である。
今、奇数フレームの信号が入力されているとする。水平
演算部59から1水平走査線分遅れて信号が出力される
から水平バッファ61は垂直帰線消去期間後に1走査線
期間遅れて信号の転送をはじめる。続く水平帰線期間の
始めに水平バッファ60の1走査線Pの信号電荷はセパ
レータ79を介してフレームバッファ62に転送される
。フレームバッファ62に信号を書き込んでいる間に水
平バッファ61はセパレータ78を介して不要電荷をド
レインに排出する。この期間は水平バッファ61は動作
を停止していても良いが雑音等による不要電荷が他の転
送路に混入するのを防止するため本例のように確実にド
レインへ排出する方が望ましい。
偶数フレームではセパレータ78.79は動作を停止し
、水平バッファ60はこの期間の水平帰線期間は信号電
荷を保持し、水平バッファ61へ連続して信号電荷を転
送しセパレータ8oを介してフレームバッファ63に信
号電荷を書き込む。
従ってフレームバッファ63への信号電荷の書き込みは
入力の垂直帰線消去期間終了後に2走査線期間遅れて開
始される。各フレームバッファに信号電荷が書き込まれ
ている期間には各々のフレームバッファ62.63の最
終段はセパレータ83.84を介して不要電荷をドレイ
ンに排出している。
各々のフレームバッファに書込まれた信号電荷の内始め
の5走査線分は続く垂直帰線消去期間の始めにドレイン
に捨てられる。
第17図において、VBLKは垂直帰線消去信号、HC
ONVは、水平演算部59で処理された変換出力、5E
P2(78)、5EP3(79)、5EP4(80)、
5EP(83)、5EP(84)は、それぞれセパレー
タ78.79.80.83.84に供給される駆動信号
である。
また、HB3 、HB4 、HB5 、HB8 、HB
7はそれぞれ水平バッファ60.61.64.65.6
7に供給され駆動信号であ、FBI 、FB2はフレー
ムバッファ62.63に供給される駆動信号である。第
18図はさらに時間軸方向を拡大して示している。
第19図及び第20図は、各々フレームバッファ62.
63からの信号の読み出し及び垂直演算部66の操作を
行なうための駆動信号を示す。フレーム・バッファ62
の信号電荷は、垂直帰線消去期間の終了する1水平走査
線期間にセバレ〜夕を介して読み出され水平バッファ6
4がら水平バッファ65へ転送される。フレームバッフ
ァ63の信号電荷はセパレータを介して水平バッファ6
5へ直接読み出されるから最初の水平走査が始まる直前
の水平帰線消去期間に読み出しが開始される。
垂直演算部56は画像の垂直方向に対する拡大操作を1
水平走査線全てを同時に行なう。演算操作は第8図乃至
第10図で説明した原理と同じである。
第19A図は、水平バッファ65から垂直演算部66に
電荷が転送され、垂直演算部66で演算され、水平バッ
ファ67にて転送される経過を示している。第19B図
は水平バッファ64がら水平バッファ65を介して垂直
演算部66に電荷が転送され、垂直演算部66で演算さ
れ、水平バッファ67にて転送される経過を示している
第20A図、第20B図は、垂直演算部における駆動信
号波形であり、水平バッファ65がらの信号が3走査線
分、垂直演算部66に転送され演算される経過を示して
いる。
以上説明した一連の駆動信号の縁り返しによって入力信
号は次々に変換される。本発明の信号変換装置は入出力
の信号間に1フレ一ム分の遅れがあるか実用的には問題
にならないものである。
また以上の説明は動きのある連続画像を対象としている
ため2フレームのバッファを(11しているが静止画像
の変換装置に応用する場合はフレーム・バッファは無く
ても可能である。
(ノンインターレース白黒TV方式2)第12図、第1
3図に示した信号変換装置51は、水平及び垂直演算操
作の順序の組合せの−例であって、その順序は入れ換え
ることも可能である。
第21図、第22図は、垂直演算操作を先に行なう組合
せの実施例を示す。CCDの駆動方法は先の実施例に類
似であるので詳細説明は省略する。
入力端子53の信号電荷は、2つの電荷注入部86と8
8に供給される。奇数フィールドでは、電荷注入部86
からのサンプリング信号が水平バッファ87を介してフ
レームバッファ621.:供給され、偶数フィールドで
は電荷注入部88からのサンプリング信号が水平バッフ
ァ89を介してフレームバッファ63に供給される。フ
レームバッファ62と63の出力信号は、フィールド毎
に交互に水平バッファ90に1走査線単位で転送される
。水平バッファ90の出力は、水平バッファ91を介し
て垂直演算部66に供給され、垂直方向の画像拡大ある
いは縮小などの処理を受け、水平バッファ92に転送さ
れる。水平バッファ92からは、水平方向に信号が読み
出され、水平演算部59に入力される。水平演算#59
で水平方向の画像拡大あるいは縮小処理を受けた信号は
、出力電圧変換部68で電圧信号に変換され出力端子6
9に導出される。第12図のブロックと同様な機能を発
揮する部分には第12図と同一符号を付して説明は省略
する。但し、駆動信号発生部70から出力される駆動信
号の発生パターンか第12図の場合と異なることは当然
である。
第22図は、上記のブロックをCCD構成とした状態を
模式的に示している。第21図に対応する部分には同一
符号を付している。
(ノンインターレース白黒TV方式3)先に示した実施
例は演算操作の時間合せのためのフレームのバッファを
使用しているが本信号変換装置を1つの半導体チップで
構成するとその大部分はフレームバッファで占められて
しまう。
1フレームのバッファで前述の信号変換を行えば装置の
コストを低減することができる。
第23図、第24図に1フレームのバッファを用いて信
号を行う変換装置の実施例を示す。
これまで説明してきたフレームバッファは垂直方向に一
斉に電荷を転送するものであったが本例のものは部分的
に垂直方向の駆動信号を切換え、書き込みの領域と読み
出しの領域とを使い分けるものである。このようにする
と、フレームバッファは1つで良く、小形化が可能であ
る。
入力端子53の信号電荷は、電荷注入部54に導入され
、水平バッファ93に入力される。この水平バッファ9
3の出力は、フレームバッファ94に1走査線単位で供
給される。フレームバッファ94の出力は、垂直演算部
66に入力される。
ここでフレームバッファ94の信号電荷の読取りと、出
力方法にはこの実施例の特有の技術が使用されている。
この動作は第25図を参照して後で説明する。垂直演算
部66の出力信号は、水平バッファ95に垂直方向に画
像拡大されて導入される。水平バッファ95の出力は、
水平方向へ読み出され水平演算部59に入力されて、水
平方向の画像拡大処理が行われる。水平演算部59の出
力は、出力電圧変換部68を介して出力端子69に電圧
信号として出力される。
上記のブロックは、第24図に模式的に示すようなCC
D構成である。第23図と対応する部分には同一符号を
付している。
第25図にフレームバッファ内の信号電荷の転送状態を
表わす模式図を示す。
同図(a)の斜線部は、元となる画像の拡大したい画素
の領域を示す。同図(b)はフレームバッファへ転送さ
れてから読みHされる直前の第1のフレームの画素デー
タ(左下がりの斜線の領域)を表す。
走査線の最初の画素は拡大によって失われるために、前
もってスキップされ、フレームバッファ内では画素デー
タは右へ詰められる。これは、水平バッファ93からフ
レームバッファ94に電荷転送が行われるときに操作さ
れる。同図(C)、(d)、(e)、(f)は最初の走
査線から順に変換のために読み出され次の第2フレーム
の画素データが読み込まれた状態を示している。右下が
りの斜線部が第2フレームの画素データの領域である。
読みだしは、4/3倍であると水平走査線の3ライン分
が読み出され、垂直方向の画像拡大のための演算が行わ
れる。即ち、第1フレームの3ライン分のデータが出力
された後、第4番目のラインの新データは、先に読み出
された3ライン分のデータを用いて作成される(第1図
参照)から、第1フレームの画素データは、同図(f)
のタイミングではフレームバッファ内に残される。
しかし、第2フレームの画素データは読み込まれなけれ
ばならない。このため、第1フレームのデータおよび第
1フレームと第2フレームの画素データの間の空のデー
タの部分は、垂直転送を停止され、第2フレームの画素
データのみが転送される。従って、同図(e)と(f)
を比べると明らかなように、第1フレームのデータと第
2フレームのデータの間の空のデータの部分は1ライン
分が減少している。以下、同様にして第1フレームのデ
ータと第2フレームのデータの間の空のデータの部分は
1ライン分減少して、第1フレームのデータがすべて読
み出されたときには、同図(j)に示すように第2フレ
ームのデータに置き換えられる。空のデータの部分は、
垂直転送によってフレームバッファ内を移動するために
転送電極の転送を停止する部分も垂直方向にシフトさせ
る必要かある。
この方法では垂直方向の転送電極は全て独立に駆動しな
ければならないが半導体の多層配線技術とCCDとMO
Sトランジスタの共存プロセスによって容易に実現でき
るものである。
具体的な駆動信号のタイミング、発生方法について説明
は省略するが、マイクロコンピュータなど接続して予め
設計した駆動タイミングに基づいて駆動信号を得ること
も可能である。また、拡大場所や拡大率が異なる場合は
、駆動信号のタイミングが異なることはもちろんである
(インターレース機能の付加) これまでの実施例ではノンインターレース方式のカメラ
を対象として説明をして来たが家庭用のビデオカメラは
テレビ放送受像機に合わせてインターレース方式を採用
している。本発明の信号変換装置をインターレース方式
に対応させる方法について次の実施例で説明する。
第26図は、インターレース操作の概念を説明する図で
ある。同図(a)は、1枚の画像全体を表わすフレーム
画像である。この画像は、奇数番目と偶数番目の走査線
に分割される。従って、分割された各画像は、1/2の
走査線を各々−本含むことになる。1本おきの各々同数
の走査線で構成された画像はフィールド画像と呼ばれる
。信号の伝送は、奇数フィールド(同図(b))と偶数
フィールド(同図(C))の画像が交互に伝送される。
従って、到来するビデオ信号は、垂直方向に時間的に不
連続となっており、画像の拡大・縮小を行なう場合には
、前置てインターレースをしていないフレーム画像に変
換しておく必要がある。また画像の変換処理が終わった
後では再びインターレース信号に変換することが必要で
ある。
第27図(a)にインターレース信号をノンインターレ
ース信号に、また同図(b)にノンインターレース信号
をインターレース信号に変換する装置の機能ブロックを
示す。この変換装置はこれまでの実施例の説明にあった
フレームバッファを僅かに変更するだけで容易にCCD
で構成することができる。
第28図(a)と同図(b)に、CCDで構成したイン
ターレース信号をノンインターレース信号に変換する装
置の一実施例におけるCCD部の模式的平面図をそれぞ
れ示す。ノンインターレース信号をインターレース信号
に変換する装置はCCDの駆動信号を変更するだけで全
く同一の形状で構成できる。
第27図(a)のインターレース・ノンインターレース
変換装置から説明する。
入力端子101の映像信号は、フィールド切換え回路1
02に入力され、例えば奇数フィールドの画素信号は、
フィールドメモリ103へ、偶数フィールドの画素信号
はフィールドメモリ104へ振り分けられる。フィール
ドメモリ103.104の出力信号は、ライン切換え回
路105に供給される。ライン切換え回路105は、ノ
ンインターレース信号を作るために、フィールドメモリ
103と104の出力信号をライン単位で交互に選択し
て出力端子106に導出する。
第27Q(b)において、ノンインターレース・インタ
ーレース変換装置を説明する。入力端子107から入力
したノンインターレース信号は、ライン切換え回路10
8により、ライン単位で交互にフィールドメモリ109
と110に振り分けられる。例えば奇数ラインがフィー
ルドメモリ109へ、偶数ラインがフィールドメモリ1
10へ入力される。フィールドメモリ109と110の
出力は、フィールド切換え回路111に入力される。フ
ィールド切換え回路111は、フィールド毎に選択する
メモリを切換えるもので、奇数フィールドではフィール
ドメモリ109からの信号を選択して出力端子112に
導出し、偶数フィールドではフィールドメモリ110か
らの信号を選択してaカ端子112に導出する。これに
より、出力端子112にはインターレース信号が得られ
る。
第28図(a)と同図(b)に、CCDで構成したイン
ターレース信号をノンインターレース信号に変換する装
置の一実施例におけるCCD部の模式的平面図を示して
いる。第27図(a)の各ブロックに対応する部分には
点線で囲み同一符号を付している。フィールド切換え回
路102は、電荷注入部と水平バッファにより構成され
、またライン切換え回路105は高速の水平バッファに
より構成されている。
第29図と第30図は、インターレース・ノンインター
レース変換装置とノンインターレース・インターレース
変換装置とが組込まれ、かつ画像拡大または縮小部を有
する信号処理装置をCCD構成として模式的に示してい
る。
同図において、第21図、第22図、第27図、第28
図と対応する部分には同一符号を付している。入力端子
53に供給されたインターレス信号は、フィールド切換
え回路102により奇数フィールドと偶数フィールドに
振り分けられる。フィールド切換え回路102は、入力
端子53に接続された2つの電圧注入部と、各電圧注入
部に接続される複数の水平バッファからなる。複数の水
平バッファは、フィールドメモリ103Aと103Bの
入力側に設けられた2段従属の水平バッファ102Al
  102B1 と、フィールドメモリ104Aと10
4Bの入力側に設けられた2段従属の水平バッファ10
2A2.102B2である。また、フィールドメモリ1
03A、103B、104A、104Bの出力部には、
ライン切換え回路105が設けられる。このライン切換
え回路105も2段従属接続された水平バッファにより
構成される。
この実施例では、インターレース変換部か2M設けられ
ているが、これは、信号変換、つまり拡大あるいは縮小
のために、第21図、第22図で説明したように垂直方
向の時間調整が必要であるからである。従って、一方の
組のフィールドメモリ103A、104Aから得る8力
信号(ノンインターレース信号)が画像縮小あるいは拡
大処理を受けている間には、他方のフィールドメモリ1
03B、104Bに画像データが書込まれる。
またフィールドメモリ103B、104Bから得る出力
信号(ノンインターレース信号)が画像縮小あるいは拡
大処理を受けている間には、他方のフィールドメモリ1
03A、104Aに画像データか書込まれる。ライン切
換え回路105から得られる信号は、水平バッファ91
に導入され、この水平バッファ91から出力されるライ
ン単位の信号は、垂直演算部66において画像拡大ある
いは縮小処理を受ける。垂直演算部66からの出力信号
は、水平バッファ92を介して導出され、次の段の水平
演算部59に入力され、画像拡大あるいは縮小処理を受
ける。水平演算部59の出力信号は、ノンインターレー
ス信号である。
ノンインターレース信号は、ライン切換え回路108に
入力される。ライン切換え回路108は、水平バッファ
で構成されており、1ライン毎にフィールドメモリ10
9.110に入力信号を振り分ける。フィールドメモリ
10つと110の出力信号は、フィールド切換え回路1
11により、いずれか一方かフィールド毎に選択されて
導出される。フィールド切換え回路111は、フィール
ドメモリ109の出力側に設けられた水平バ・ソファと
、フィールドメモリ110の出力側に設けられた水平バ
ッファと、この2つの水平バッファの8力信号をフィー
ルド毎に選択するスイッチとからなる。
第30図は、第28図のインターレース・ノンインター
レース変換方式を適用した信号変換装置である。入力端
子53から入力したインターレース信号は、フィールド
切換え回路102に供給される。このフィールド切換え
回路102も2つの水平バッファ102Al 、102
A2が従属接続されている。そして各水平バッファ10
2Al  102A2にはそれぞれ2つづつフィールド
メモリ103A。
103B、104A、104Bが対応されている。
これは、信号変換を行うにはフレーム単位の時間調整が
必要なためである。第1と第2フイールドの信号から第
1フレームのノンインターレース信号を得る場合には、
例えば水平バッファ102A1とフィールドメモリ10
3A、103Bが使用され、第3と第4フイールドの信
号から第2フレーム信号ノンインターレース信号を得る
場合には、水平バッファ102AIから送られた信号が
供給される水平バッファ102A2とフィールドメモリ
104A。
104Bが使用される。フィールドメモリ103A、1
03B、104A、104Bの出力は、ライン切換え回
路105に入力される。ライン切換え回路105は、フ
ィルドメモリ103A。
103Bに対応した水平バッファと、これに従属接続さ
れかつフィールドメモリ104A。
104Bに対応した水平バッファとからなる。
第1フレームの信号が読み出される場合は、フィールド
メモリ103Aと103Bの信号が1ライン毎に交互に
読み出され、次段の水平/(・ソファを介して垂直演算
部66に供給される。また、第2フレームの信号が読み
出される場合は、フィールドメモリ104Aと104B
の信号が1ライン毎に交互に読み出され、垂直演算部6
6に供給される。垂直演算部66で垂直方向の画像拡大
あるいは圧縮を受けた信号は、次段の水平演算部59に
入力され、水平方向の画像拡大あるいは圧縮処理を受け
る。この水平演算部59から出力された信号は、ノンイ
ンターレース信号であり、ライン切換え回路108に入
力される。
ライン切換え回路108は、少なくともノンインターレ
ース信号の1ライン分の信号を受けいれるだけの容量を
有する。この信号がインターレース信号に変換される場
合には、ライン切換え回路108は、1ライン毎にフィ
ールドメモリ109と110とに画素信号を振り分ける
。このフィルドメモリ109と110に入力されたフィ
ールド信号は、フィールド切換え回路111により選択
導出される。フィールド切換え回路111は、第1フイ
ールドではフィールドメモリ109の出力を選択導出し
、第2フイールドではフィールドメモリ110の出力を
選択導出する。これにより、出力端子112には、画像
拡大あるいは縮小処理を受けたインターレース信号が得
られる。
画像拡大あるいは縮小処理を受けたノンインク−レース
信号がそのまま要求される場合には、ライン切換え回路
108に導入された信号が、水平バッファ108Aに移
され、出力端子112Aに導出される。
(スーパーインポーズ機能の付加) この発明の基本原理を適用することにより、スーパーイ
ンポーズ機能を持つ信号変換装置も実現できる。
異なる2枚の画像の内の1枚の画像の拡大・縮小を行な
って、別の1枚の画像の一部にはめ込むことにより画像
の合成を行い特殊な効果を持たせる用途は比較的多い。
本発明の信号変換装置の一部分に合成機能を付加してお
き、モしてCCDの駆動信号のタイミングを合せること
でスーパーインポーズ機能を比較的容易に実現できる。
第31図はスーパーインポーズ機能を付加した信号変換
装置の一実施例である。CCDの駆動信号の発生方法に
ついては各種の実施例が可能である。その他の実施例と
してTV受像機のP 1cturein  Pictu
re(P I F)機能があルカソノ内容ハこのスーパ
ーインポーズ機能と全く同等であり本発明の信号変換装
置は有効に応用できる。
第31図において、入力端子53から垂直演算部66、
水平演算部59までの信号処理は、第24図で説明した
実施例が適用されている。従って、第24図と同じ機能
部に同一符号を付して説明は省略する。
水平演算部59からは信号変換(画像拡大または縮小処
理)を受けた信号が導出される。この信号は、水平バッ
ファ140に取り込まれる。この水平バッファ140に
は並列に選択バッファ141が設けられている。この選
択バッファ14ユは、水平バッファ140からの信号若
しくは水平バッファ143からの信号のいずれかをライ
ン単位で選択導入し、出力端子69に出力することがで
きる。ここで、水平バッファ143には、スーパー信号
が入力端子142から供給されている。これにより、選
択バッファ141が、例えば小画面のタイミングで水平
バッファ143からの信号を選択すれば、水平バッファ
140から得られる信号に別の画像信号を挿入できる。
あるいは、この逆の関係であってもよい。即ち、入力端
子142に入力する画像信号の一部に、画像拡大あるい
は縮小された画像を挿入するように制御することも可能
である。この場合、水平バッファ140.143から信
号電荷を取り込む選択バッファ141の電極を駆動する
選択用の駆動信号は、挿入位置に応じてプログラムされ
ている。
(TV方式変換機能) 周知のように世界のテレビジョンの放送方式は統一され
ていないため放送方式の異なった外国の番組を我国のテ
レビ受像機で直接見ることはできない。例えばわが国の
方式は走査線数525本、毎秒画像数30枚のインター
レース(CCIRM方式と呼ぶ)であり、欧州の代表的
な方式(CCIRG方式)は走査線数625本、毎秒画
像数25枚のインターレースである。従来この方式変換
にはデジタル信号処理が利用されているが本発明の信号
変換装置を適用することにより比較的小型な装置で実現
することができる。
第32図はTV方式変換の概念を説明する図であり、第
33図はTV方式変換装置のシステムブロック図である
変換の手順は、これまでの実施例の組合せで実現できる
第32図において、G1、G2、・・・はCCIRG方
式のフレーム信号であり、0,2秒では5フレームが到
来する。一方、Mi、M2、・・・はCCIRM方式の
フレーム信号であり、やはり0,2秒では6フレームの
換算となる。従って、CCIRG方式の信号をCCIR
M方式の信号に変換するには、フレーム単位でみると5
枚を6枚に変換すればよい。そこでこの変換処理のため
に、この発明の原理を利用するならば、まず、フレーム
信号を蓄積して、フレームG1からフレームM1を作り
、フレームG1と02からフレームM2を作り、フレー
ムG2と03からフレームM3を作り、フレームG3と
04からフレームM4を作り、フレームG4と05から
フレームM5を作り、フレームG5からフレームM6を
作ればよい。
第33図は、方式変換装置のシステムブロックであり、
入力端子151にはCCIRG方式のフィールド信号が
入力される。フィールド信号は、インターレース信号で
あるために、まずノンインターレース信号に変換される
。これによりフレーム信号を得ることができる。
次に、フレーム蓄積部153において、フレーム信号が
蓄積され、第32図のように5フレームから6フレーム
を作成する場合は、少なくとも5フレ一ム分の信号を第
32図に示す矢印(実線及び破線)で示す経路で使用で
きるように配列される。そしてフレーム蓄積部153に
配列されたフレーム信号は、合成対象となるフレーム信
号同志がフレーム合成部154に入力され、第1図の原
理に従ってフレーム信号の合成が行われる。フレーム合
成された信号は、走査線は変換されていないために、さ
らに走査線変換部155に入力されて、走査線の変換が
行われる。このときも本発明の原理が利用される。走査
線変換されたフレーム信号は、ノンインターレース・イ
ンターレース変換部156においてインターレース信号
に変換され、圧力端子157に出力される。
第34図は、第33図の回路ブロックをCCD演算部に
より構成した場合の模式的配置図である。
第34図と同一部分には同一符号を付している。
図においてHbは水平バッファであり、Fdla。
Fdlb −Fd5a 、 Fd5bはCCDによるフ
ィールドメモリ部、Fr1a s  Fr1b −Fr
5a s  Fr5b はCCDによるフレームメモリ
部、Dvl〜Dv5はデバイダ一部である。2組のフィ
ールドメモリ部の出力が、デバイダ一部においてフレー
ム信号に変換される。第32図に示した各フレーム61
〜G5に対応するフレームメモリには、第32図と同一
符号が付されている。各フレームメモリからの出力は、
フレーム合成部154で合成される。
この合成処理は、例えば水平バッファと利得演算部を用
いてライン毎に行われるフレーム合成信号が、走査線変
換部155に入力される。この走査線変換部155にお
いては、本発明の原理が適用される。即ち、入力ライン
の信号が任意のエネルギー配分に分割され、その分割さ
れた信号が、そのまま使用、あるいは他の分割された信
号に加算されることにより新たなラインの信号が作成さ
れる。
第35図は、入力ラインの信号を分割する場合の係数と
出力ラインの関係を示している。横軸は入力ラインの番
号であり、縦軸は出力ラインの番号である。
同図(a)は、1画面のライン数が625本の映像信号
を525本のラインの映像信号に変換する場合の分割係
数を示している。入力ラインNo、1は、出力ラインN
O,1として使用される分の分割係数が(21/21)
である。また、入力ラインN0.2は、8カラインNO
,Iとして使用される分の分割係数が(4/21)であ
り、出力ラインNO12として使用される分の分割係数
が(17/21)である。つまり、入力ラインN011
はそのまま出力ラインN021に使用される。
但し、出力ラインN021は、入力ラインNo、1の(
21/21)と入力ラインN022の(4/21)とを
合成したものとなる。入力ラインNO,3は、(g/2
1)と(13/21)に分割される。そして、入力ライ
ンNO,2の(’17/21)と入力ラインN013の
(8/21)とは、出力ラインNO12を作成するのに
使用される。以下、同図(a)に示すように各入力ライ
ンの信号が分割され、それぞれ対応する出力ラインを作
成するために使用される。
第35図(b)は、1画面のライン数が525本の映像
信号を625本のライン数の映像信号に変換する場合の
分割係数を示している。
本発明の他の目的は家庭用のビデオ・ビーム−に大幅な
部品の追加を行うことなく、比較的低コストで適用でき
、機器の一層の小型・計量化も可能な電子ズーミングシ
ステムを実現することにある。
先に述べてきた信号変換装置そのものも半導体技術によ
って極めて小型に構成されるが、従来の機器に装置を追
加する形態に変わりはない。そこで本発明では信号変換
装置そのものをビデオムービーに必須のCCDイメージ
センサ−と同一の半導体基板上に一体化して構成するこ
とにより更に一層の小型化を達成する。
ビデオムービーのCCDイメージセンサ−については、
先に説明したので詳しくは述べないが本発明の信号変換
装置に適用された技術と同一である。即ち、撮像素子の
表面の光学像は光電変換素子によって電荷像に変換され
CCDによって読みだされる。この読み田しを行なうC
CDの一部に演算装置を組み込むことによって信号電荷
は電気信号に変換される前にイメージセンサ−の内部で
所望のズーム比に直接演算される。
一般に電荷信号を電気信号に変換する過程では種々の雑
音信号が混入しやすく電子ズーミングを行なう場合もそ
の対策に多大な労力を要する。しかし、イメージセンサ
−内部で電荷信号の状態でズーミング演算を行うことに
よって、電荷信号を電気信号に変換する過程は一回省略
出来ることになり雑音対策に要する労力も軽減されると
いう効果も得られる。
以下、CCDCCイメージセンサー発明の基本原理が適
用された実施例を説明する。
(白黒TV方式) 第36図は、本発明の信号変換装置を内蔵したCCDイ
メージセンサ−の模式的平面図である。
このイメージセンサ−は、インターライン・トランスフ
ァ一方式(IT)と呼ばれるもので先に説明したものと
同じである。
2次元配列され、撮像面を構成したフォトダイオード1
4に蓄積された電荷信号は、垂直周期でトランスファー
ゲート15を介して一斉に対応する垂直転送CCD16
に移される。通常のイメージセンサ−では、垂直転送C
CD16の最下段に水平転送CCD17が設けられるの
であるが、この発明では、垂直演算部66が設けられ、
この演算部66に水平転送CCD17が連続して設けら
れている。この垂直演算部66は、垂直方向の画像拡大
もしくは縮小処理を行う部分であり、第13図、第22
図、第24図、第30図、第31図に示したものと同じ
である。水平転送CCD17から出力された信号は、水
平演算部59で水平方向の拡大もしくは縮小処理を受け
た後、電圧変換器18て電気信号に変換され出力端子に
導出される。
この方式によると、フォトダイオードからの信号電荷の
読み出し方を変えることでインターレース走査が可能で
あるか、電子ズーミングを行なわせる場合は信号変換装
置の駆動タイミングを工夫して一部の電荷を不要電荷と
して排出するドレインを必要に応して設ける必要がある
第37図は、本発明の信号変換装置を内蔵した他のCC
Dイメージセンサ−の模式的平面図である。この例はフ
レーム・インターライン・トランスファ一方式(FIT
)と呼ばれるものでフレムバッファを備えており電子ズ
ーミングを行なう場合でもインターレース走査が可能で
ある。
即ち、この実施例は、第28図で説明した回路と同様な
、フィールド切換え回路102、フィールドメモリ10
3.104、ライン切換え回路105を有する。フォト
ダイオード14に蓄積された電荷信号は、垂直周期でト
ランスファーゲート15を介して一斉に対応する垂直転
送CCD16に移される。垂直転送CCD16の最下段
には、垂直演算部56が連続しており、この演算部66
で垂直方向の画像拡大もしくは縮小処理が行われる。垂
直演算部66の最下段には、フィールド切換え回路10
5が連続し、フィールド切換え回路105には、フィー
ルドメモリ103、−104か並列に連続する。これに
より、フィールドメモリ103.104を合わせて1フ
レ一ム分の電荷信号が蓄積される。フィールドメモリ1
03.104の最下段には、ライン切換え回路105を
介して水平転送CCD17が設けられている。この水平
転送CCD17の出力は、水平演算部59に入力され、
水平方向の画像拡大もしくは縮小処理を受けて、電圧変
換器18に供給される。
以上説明した2つの例は白黒TV方式として説明したが
、この構成は、分光プリズムを用いた3板式カラーカメ
ラに何等変更を加えずに使用可能であることはいうまで
もない。
(単板式カラーカメラ) 家庭用のビデオムービーはカラ一方式であることが必須
の要件であるが、分光プリズムを用いた3板式カラーカ
メラでは大きさ、重さ、コストの点て実用的なものと言
えない。
第38図は、縦ストライプ状にカラーフィルタを配列し
た単板式のカラーCDDイメージセンサに信号変換装置
を組み込んだ例である。
信号出力方式は、各々のフィルタ毎に分離した3出力力
式である。本例ではフィルタとして赤(R)、緑(G)
、青(B)の三原色を使用しているが他の補色フィルタ
を使用しても支障は無い。
第38図において、フォトダイオード14に対応した位
置は、フィルタの位置も兼ねている。各垂直転送CCD
16の出力段(最下段)には、垂直演算部66が設けら
れ、この垂直演算部66の出力段にはフィールド切換え
回路102が設けられている。フィールド切換え回路1
02は、第1フイールドと第2フイールドの信号とを、
それぞれフィールドメモリ103と104に振分ける。
フィールドメモリ103と104の出力は、ライン切換
え回路105によりライン毎に切換えられて、対応する
水平バッファ17R117G117Bへ1ライン単位で
転送される。そして、各水平バッファ17R,17G、
17Bの出力は、それぞれ水平演算部59R,59G、
59Bにて演算され、電圧変換器18R,18G、18
Bで電圧信号に変換されて出力端子19R119G11
9Bに導出される。この装置であると、出力端子19R
,19G、19BにR,GSB信号を得ることができる
第39図はカラーフィルタの配列を斜めに市松状にした
例である。この例では信号変換の演算に先だって信号出
力を各々のフィルタ毎に揃える操作が必要となるが先の
第38図に示した例と同数のフォトダイオードでおよそ
2倍の精細度を得る事が出来る。本配列では緑のフィル
タが他のフィルタの2倍あるため信号出力レベルも緑信
号のみが大きく出力されるが出力電圧変換部で補正すれ
ば良くその差は問題にならない。また本例はIT方式で
あるがこれをFIT方式としてもその基本的動作には何
等変わるところはない。フォトダイオード14に対応し
た位置は、R,G、Bのフィルタの位置も兼ねている。
垂直転送CCD16で転送された信号のうち、RとB信
号は、選択回路で振分けられて、対応するバッファ部を
介してそれぞれ垂直演算部66に入力される。また垂直
転送CCD16て転送されるG信号は、バッファ部を介
して対応する垂直演算部66に入力される。
各垂直演算部66の出力は、それぞれ対応する水平バッ
ファ17R,17B、17Gにセパレータを介して導入
される。そして各水平バッファ17R,17B、17G
の出力は、それぞれ水平演算部59R,59B、59G
で演算され、電圧変換器18R,18B、18Gで電圧
信号に変換され、出力端子19R,19G、19Bに導
出される。
[発明の効果コ 本発明の第1の要点によれば、整数倍でない大きさに拡
大・縮小しても近似的な信号波形の相似性を維持できる
ため変換後の画像の不自然さかない。更に、拡大又は縮
小によって失われる画像の細部を表す信号成分を補償す
る手段を併用することで画像の鮮鋭さが保たれ家庭用の
画像機器に応用して好適な信号変換装置を提供すること
が出来る。
本発明の第2の要点によれば変換回路と一体化されたC
CDメモリーを用いることにより、従来のデジタル信号
処理回路で必要とされたAD。
DAコンバータが不要となり、比較的低いコストで小形
化された装置を提供することか可能となる。
さらに本発明の第3の要点によれば変換回路そのものが
CCDイメージセンサ−と一体化され、−層小形化され
た装置を提供することが可能となる。
さらにまた、本発明によると、信号の相似的な波形を変
更することなく処理することができ、映像信号の各種演
算部として利用できるので、映像の特殊効果、画像合成
など各種の応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本原理を説明するために示した説明
図、 第2図は本発明の基本原理の動作を説明するために示し
た信号波形図、 第3図はこの発明の一実施例によるデジタル電子ズーミ
ング・システムの構成図、 第4図は第3図の装置の動作を説明するために示したプ
ログラム・フローチャート、 第5図は第4図のプログラムを説明するために示した説
明図、 第6図はこの発明を適用した三板式原色カラ一方式によ
るカメラを示す図、 第7図はこの発明を適用した単板式色差カラ一方式によ
るカメラを示す図、 第8図はこの発明によるCCD信号変換装置の基本原理
説明図、 第9図はCCD信号変換装置により4/3変換を行う場
合の駆動波形の例を示す図、 第10図はCCD信号変換装置においての信号電荷の分
割・加算動作を説明するために示した図、第11図はC
CD信号変換装置を有する電子ズーミング・システムの
構成例を示す図、 第12図は第11図の信号変換装置の機能ブロック図、 第13図は第11図の信号変換装置のCCD部の模式的
平面図 第14図乃至第19A図、第19B図、第20A図、第
20B図は、それぞれ第13図のCCD部の動作を説明
するために示した信号波形図、第21図は信号変換装置
の他の実施例を示す機能ブロック図、 第22図は第21図の信号変換装置のCCD部の模式的
平面図、 第23図は信号変換装置のさらに他の実施例を示す機能
ブロック図、 第24図は第23図の信号変換装置のCCD部の模式的
平面図、 第25図はフレームバッファの信号電荷の転送例を示す
模式図、 第26図はインターレース走査の概念を説明するために
示した説明図、 第27図はインタレース変換装置の例を示すブロック図
、 第28図はCCDで構成したインターレス・ノンインタ
ーレース変換装置の実施例を示す図、第29図及び第3
0図はそれぞれCCDで構成したインターレス・ノンイ
ンターレース変換装置の実施例を示す図、 第31図はスーパー・インポーズ機能を付加した信号変
換装置を示す図、 第32図は方式変換の概念を説明するために示した図、 第33図は方式変換装置のシステム・ブロック図、第3
4図は方式変換装置の機能ブロック図第35図は走査線
変換の分割係数例を示す図、第36図乃至第39図は信
号変換装置を内蔵したCCDイメージ・センサの例をそ
れぞれ示す図、第40図は電子ズーミングシステムの従
来例を示す図、 第41図は撮像対象と光学像の対応を説明するために示
した図 第42図はCCDイメージ・センサの模式的平面図、 第43図は電荷転送の概念を説明するために示した図、 第44図は画像拡大方法を説明するために示した図、 第45図は従来の拡大操作により生じた信号波形を示す
説明図である。 2・・・撮像レンズ、3・・・撮像素子、4・・・タイ
ミングジェネレータ、5・・・前置信号処理回路、6・
・・A/D変換器、7.9・・・スイッチ、8・・・フ
レームメモリ、10・・・D/A変換器、11・・・信
号処理回路、31−・・演算制御回路、709R,70
9G。 709B・・・信号変換部、35・・・NTSCエンコ
ーダ、41・・・入力転送段、42・・・出力転送段、
43・・・演算部、44・・・セパレータ、45・・・
デバイダ、46・・・ミキサ、22・・・半導体基板、
23・・・絶縁層、26・・・転送段、51・・・CC
D信号変換装置、52・・・振幅補償回路、54,86
.88・・・電荷注入部、55.58・・・スイッチ部
、56,57゜60.61,64,65.67.87,
89゜90.91.92,93.95・・・水平バッフ
ァ、59・・・水平演算部、62.63.94・・・フ
レームバッファ、66・・・垂直演算部、68・・・出
力電圧変換部、70・・・駆動信号発生部、72・・・
クロック同期部、74・・・デコーダ、75・・・RO
M、102゜111・・・フィールド切換え回路、10
3,104゜109.110・・・フィールドメモリ、
105゜108・・・ライン切換え回路、140.14
3・・・水平バッファ、141・・・選択バッファ、1
52・・・インターレース・ノンインターレース変換部
、153・・・フレーム蓄積部、154・・・フレーム
合成部、155・・・走査線変換部、156・・・ノン
インターレース・インターレース変換部。

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)任意の整数iで表されるi次元空間座標系の各座
    標軸を各々X1、X2、・・・、Xiとし、各軸上に各
    々a1、a2、・・・ai個の点で表される(a1・a
    2・・・・・ai)個の点を位置座標とする(a1・a
    2・・・・・ai)個のi次元空間データを入力データ
    とし、各座標軸について各々N1、N2、・・・・、N
    i個の入力データについて各々M1、M2、・・・、M
    i個の割合でデータを出力する信号変換装置であって、 各座標軸について入力データの空間的位置を表す座標を
    、単位長をLとするX軸上の長さMj・L(j=1、2
    ・・・、i)にとり、出力データの座標をX軸上の長さ
    Nj・Lにとり、各々第1番目のデータの始点を一致さ
    せ、各々のデータの値を、単位長QとするY軸上にとっ
    たXY座標系で表現したとき、任意の整数をmとしたと
    きX軸上の(m−1)・Nj・Lからm・Nj・Lの位
    置にある第m番目の出力データDmの値Qmの積分値N
    j・L・Qmは、X軸上の同一の位置にある入力データ
    の積分値に等しいか又は積分値の0でない任意の定数K
    倍に等しく設定したことを特徴とする信号変換方式。
  2. (2)任意の整数N個のデータについて任意の整数M個
    の割合でデータを出力する信号変換装置であって、入力
    データおよび出力データは空間的連続性を有する離散値
    で表されることを特徴とする請求項第1項記載の信号変
    換方式。
  3. (3)任意の整数iで表されるi次元空間座標系の各座
    標軸を各々X1、X2、・・・、Xiとし、各軸上に各
    々N1、N2、・・・、Ni個の点で表される(N1、
    N2、・・・、Ni)個の点を位置座標とする(N1、
    N2、・・・、Ni)個のi次元空間データを入力デー
    タとし、各々N1、N2、・・・、Ni個のデータを出
    力する信号変換装置であって、出力データは各座標軸の
    入力データの中から各々連続し且つ入力データの個数N
    1、N2、・・・、Niを越えないM1、M2、・・・
    、Mi個のデータから生成することを特徴とする信号変
    換方式。
  4. (4)任意の整数iで表されるi次元空間座標系の各座
    標軸を各々X1、X2、・・・、Xiとし、各軸上に各
    々n1、n2、・・・、ni個の点で表される(n1、
    n2、・・・、ni)個の点を位置座標とする(n1、
    n2、・・・、ni)個の第1のi次元空間データを入
    力データとし、同数の第2のi次元空間データの各座標
    軸の任意の位置の各々連続したM1、M2、・・・、M
    i個のデータに置き換えて出力する信号変換装置であっ
    て、 出力データは各座標軸の入力データの中から各々n1、
    n2、・・・、ni個を越えず且つ各々連続したN1、
    N2、・・・、Mi個のデータを取り出し、各軸につい
    て各々M1、M2、・・・Mi個のデータに変換して生
    成することを特徴とする信号変換方式。
  5. (5)空間的連続性を有する離散値で表されるデータを
    入力データとし、任意の整数N個の入力データについて
    N<M<2Nの範囲の任意の整数M個の割合で空間的連
    続性を有する離散値で表されるデータを出力する信号変
    換装置であって、Mを越えない整数mで示される第m番
    目の出力データDmは、(1+m・N/M)を越えない
    整数nで示される第n番目の入力データDnと直前のデ
    ータDn−1と、任意の定数Kとで次の関係式 K・Dm=(n−m・N/M)・Dn−1 +{(N/M)−(n−mN/M)}・Dnで定められ
    ることを特徴とする信号変換方式。
  6. (6)空間的連続性を有する離散値で表される任意の整
    数N個の入力データについて任意の整数M個の割合でデ
    ータを出力する信号変換装置であって、 入力データは水平又は垂直の走査線構造を持った画像の
    全体又は一部を表わす信号であって、信号変換は水平方
    向と垂直方向とが全く同時には行なわれないことを特徴
    とする請求項第5項記載の信号変換方式。
  7. (7)空間的連続性を有する離散値で表される任意の整
    数N個の入力データについて任意の整数M個の割合でデ
    ータを出力する信号変換装置であって、 入力データは水平又は垂直の走査線構造を持ち時間的に
    変化する画像の全体又は一部を表わす信号であって、画
    像の単位時間に変化する割合を変換する為に必要な複数
    のフレームバッファを備え、このフレームバッファの出
    力の合成処理を行うことにより、ガ水平及び垂直方向の
    変換に先だって時間的に変化する割合を変換することを
    特徴とする信号変換方式。
  8. (8)空間的連続性を有する離散値で表される任意の整
    数N個の入力データについて任意の整数M個の割合でデ
    ータを出力する信号変換装置であって、 入力データは水平又は垂直の走査線構造を持った画像の
    全体又は一部を表わす信号であって、同時に少なくとも
    二種類の異なった画像信号を入力する入力装置及び入力
    画像信号相互の走査周期の時間差を検出する同期検出装
    置及び走査周期を一致させるためのフレームメモリを少
    なくとも一つ備え、一方の画像信号をM/Nの比率に縮
    小し他方の画像信号の一部分と置き換えて出力すること
    をことを特徴とする信号変換方式。
  9. (9)空間的連続性を有する離散値で表される任意の整
    数N個の入力データについて任意の整数M個の割合でデ
    ータを出力する信号変換装置であって、 変換のための演算装置は、転送段の少なくとも一部分の
    複数の連続した電極が他の転送電極とは独立に駆動電圧
    を印加する手段を有する電荷転送装置であることを特徴
    とする信号変換装置。
  10. (10)空間的連続性を有する離散値で表される任意の
    整数N個の入力データについて任意の整数M個の割合で
    データを出力する信号変換装置であって、 変換のための演算装置は、転送段の少なくとも一部分の
    複数の連続した電極が他の転送電極とは独立に駆動電圧
    を印加する手段を有する電荷転送装置であって、前記任
    意の整数Mは前記独立に駆動電圧を印加する手段によっ
    て電気的に変更可能であることを特徴とする信号変換装
    置。
  11. (11)空間的連続性を有する離散値で表される任意の
    整数N個の入力データについて任意の整数M個の割合で
    データを出力する信号変換装置であって、 変換のための演算装置は、転送段の少なくとも一部分の
    複数の連続した電極が他の転送電極とは独立に駆動電圧
    を印加する手段を有する電荷転送装置であって、前記任
    意の整数Mは前記独立に駆動電圧を印加する手段によっ
    て電気的に変更可能であり、且つ前記駆動電圧を発生す
    る手段が前記演算装置と同一の半導体基板上に形成され
    たことを特徴とする信号変換装置。
  12. (12)空間的連続性を有する離散値で表される任意の
    整数N個の入力データについて任意の整数M個の割合で
    データを出力する信号変換装置であって、 変換のための演算装置は、転送段の少なくとも一部分の
    複数の連続した電極が他の転送電極とは独立に駆動電圧
    を印加する手段を有する電荷転送装置で構成され、前記
    入力データの一部を一時的に記憶するために電荷転送装
    置で構成されたバッファメモリと同一の半導体基板上に
    形成されたことを特徴とする請求項第11項記載の信号
    変換装置。
  13. (13)空間的連続性を有する離散値で表される任意の
    整数N個の入力データについて任意の整数M個の割合で
    データを出力する信号変換装置であって、 前記変換のための演算装置は、転送段の少なくとも一部
    分の複数の連続した電極が他の転送電極とは独立に駆動
    電圧を印加する手段を有する電荷転送装置で構成され、
    前記入力データは水平又は垂直の走査線構造を持ったイ
    ンターレース方式の画像の全体又は一部を表わす信号で
    あって、さらに前記演算装置は、水平及び垂直方向の信
    号変換に先だってインターレース信号をノンインターレ
    ース信号に変換するために電荷転送装置で構成されたバ
    ッファメモリと同一の半導体基板上に形成されたことを
    特徴とする信号変換装置。
  14. (14)空間的連続性を有する離散値で表される任意の
    整数N個の入力データについて任意の整数M個の割合で
    データを出力する信号変換装置であって、 変換のための演算装置は、転送段の少なくとも一部分の
    複数の連続した電極が他の転送電極とは独立に駆動電圧
    を印加する手段を有する電荷転送装置であって、前記入
    力データは前記演算装置と同一の半導体基板上形成され
    た光電変換素子によって該半導体基板の表面に照射され
    た光の強さに比例して該半導体基板中に発生した信号電
    荷であることを特徴とする信号変換装置。
  15. (15)空間的連続性を有する離散値で表される任意の
    整数N個の入力データについて任意の整数M個の割合で
    データを出力する信号変換装置であって、 前記入力データは画像信号であって、前記変換操作の演
    算過程において付加される積分効果によって失われる画
    像のディテールをアバーチャー補正の併用によって復元
    されることを特徴とする信号変換装置。
  16. (16)絶縁膜を介して半導体基板上に形成された複数
    の電極の一つと半導体基板との間に所定の駆動電圧を印
    加することによって生成される電位井戸に入力信号に比
    例した電荷を蓄積し、隣接する電極に所定の駆動電圧を
    順次印加し、前記電位井戸の平面的位置を移動すること
    によって前記信号電荷を移動させる電荷転送装置であっ
    て、前記転送段の少なくとも一部分の電極の内少なくと
    も三つの連続した電極には他の転送電極とは独立に駆動
    電圧を印加する手段を有することを特徴とするCCD応
    用信号変換装置。
  17. (17)転送段の少なくとも一部分の複数の連続した電
    極に対して、他の転送電極とは独立に駆動電圧を印加す
    る手段を有する電荷転送装置であって、 前記独立に駆動できる電極の一部分は、一つの電極に駆
    動電圧を印加したときに生成される電位井戸の大きさが
    各々等しい電極を少なくとも二つ有することを特徴とす
    る請求項第16項記載のCCD応用信号変換装置。
  18. (18)転送段の少なくとも一部分の複数の連続した電
    極に対して他の転送電極とは独立に駆動電圧を印加する
    手段を有する電荷転送装置であって、前記独立に駆動で
    きる電極の一部分の電極に同時に駆動電圧を印加した時
    に生成される電位井戸の大きさが、他の転送電極に駆動
    電圧を印加したときに生成される電位井戸の大きさに等
    しいか又は大きく、且つ前記独立に駆動できる電極はそ
    の一つの電極に駆動電圧を印加したときに生成される電
    位井戸の大きさが各々等しいことを特徴とするCCD応
    用信号変換装置。
  19. (19)転送段の少なくとも一部分の複数の連続した電
    極が他の転送電極とは独立に駆動電圧を印加する手段を
    有する電荷転送装置であって、前記独立に駆動できる電
    極の一部分の電極に同時に駆動電圧を印加した時に生成
    される電位井戸の大きさが、他の転送電極に駆動電圧を
    印加したときに生成される電位井戸の大きさに等しいか
    又は大きく、且つ前記独立に駆動できる電極はその一つ
    の電極に駆動電圧を印加したときに生成される電位井戸
    の大きさが各々等しい第一の部分と、一つの電極に駆動
    電圧を印加したときに生成される電位井戸の大きさが前
    記第一の部分の一つの電極に駆動電圧を印加したときに
    生成される電位井戸の大きさよりも大きい電極を少なく
    とも一つ有する第二の部分とで構成されることを特徴と
    するCCD応用信号変換装置。
  20. (20)転送段の少なくとも一部分の複数の連続した電
    極に対して他の転送電極とは独立に駆動電圧を印加する
    手段を有する電荷転送装置であって、前記独立に駆動で
    きる電極の部分よりも前の転送段のシーケンスと、前記
    独立に駆動できる電極の部分よりも後の転送段のシーケ
    ンスとが異なっていることを特徴とするCCD応用信号
    変換装置。
  21. (21)転送段の少なくとも一部分の複数の連続した電
    極に対して他の転送電極とは独立に駆動電圧を印加する
    手段を有する電荷転送装置であって、予め定められたシ
    ーケンスに従って、信号電荷を転送する途中で該電極下
    に一旦信号電荷を蓄積した状態で該小電極の一つの印加
    電圧を遮断することによって該電極下の信号電荷を分割
    し、分割した電荷を新たな信号電荷として転送する手段
    を有したことを特徴とする請求項第20項記載のCCD
    応用信号変換装置。
  22. (22)転送段の少なくとも一部分の複数の連続した電
    極に対して他の転送電極とは独立に駆動電圧を印加する
    手段を有する電荷転送装置であって、予め定められたシ
    ーケンスに従って、信号電荷を転送する途中で該電極下
    に一旦信号電荷を蓄積した状態で該小電極の一つの印加
    電圧を遮断することによって該電極下の信号電荷を分割
    し転送し、あい続く転送路の一部で直前に分割転送した
    信号電荷の一方の信号電荷と加算合成する手段を有した
    ことを特徴とする請求項第20項記載のCCD応用信号
    変換装置。
  23. (23)任意の整数Mを転送段数とする第一の電荷転送
    装置および第二の電荷転送装置の各々の相対応する転送
    段の間を任意の整数Nを転送段とするM組の電荷転送装
    置で結合して成るM×Nの記憶要素を持った第一のCC
    Dメモリ及びこのメモリと同一の構成からなる第二のC
    CDメモリーとが同一の半導体基板上に形成されたCC
    Dフレームメモリであって 各々のCCDメモリの第一及び第二の電荷転送装置を実
    質的にそれぞれ同一のものとして機能させる手段を有し
    たこと特徴とするCCD応用信号変換装置。
  24. (24)転送段の少なくとも一部分の複数の連続した電
    極が他の転送電極とは独立に駆動電圧を印加する手段を
    有し、予め定められたシーケンスに従って、信号電荷を
    転送する途中で該電極下に一旦信号電荷を蓄積した状態
    で該小電極の一つの印加電圧を遮断することによって該
    電極下の信号電荷を分割して転送し、これをあい続く転
    送路の一部で直前に分割転送した信号電荷の一方の信号
    電荷と加算合成するための手段を有することを特徴とす
    るCCD応用信号変換装置。
  25. (25)CCDと同一の半導体基板上に形成されたフォ
    トダイオードによって該半導体基板の表面に照射された
    光の強さに比例して該半導体基板中に発生した電荷をト
    ランスファーゲートを介して前記CCDの電荷転送路に
    注入し、該CCDの電極に一定の周期で印加した電圧に
    よって出力回路に電荷を転送するCCDイメージセンサ
    ーであって、 垂直転送路及び水平転送路の各々の電極の少なくとも一
    つの電極が電圧を印加したときに生成される電位井戸の
    大きさが各々等しく且つ各々独立に電圧を印加できる複
    数の小電極から構成され、予め定められたシーケンスに
    従って、信号電荷を転送する途中で該電極下に一旦信号
    電荷を蓄積した状態で該小電極の一つの印加電圧を遮断
    することによって該電極下の信号電荷を分割し転送し、
    あい続く転送路の一部で直前に分割転送した信号電荷の
    一方の信号電荷と加算合成するための手段を有すること
    を特徴とするCCD応用装置。
  26. (26)前記CCDイメージセンサーは垂直方向の画素
    数が1であることを特徴とする請求項第25項記載のC
    CD応用信号変換装置。
  27. (27)前記CCDイメージセンサーはそのフォトダイ
    オードの表面に波長選択性の異なる複数の種類の光学フ
    ィルターを形成し、各々のフィルターの分光特性に対応
    する電気信号を独立に出力する単板式カラーイメージセ
    ンサであることを特徴とする請求項第25項記載のCC
    D応用信号変換装置。
  28. (28)離散的に入力する第1の入力信号を、任意のエ
    ネルギー配分で第1と第2の分割信号に分割する第1の
    分割手段と、 離散的に入力する第2の入力信号を任意のエネルギー配
    分で第3と第4の分割信号に分割する手段と、 この手段で分割した第3の分割信号を前記第2の分割信
    号に加算して離散的な新信号を得る手段とを具備したこ
    とを特徴とする信号変換装置。
  29. (29)前記離散的に入力する第1及び第2の入力信号
    は、撮像素子から導出された画素信号であることを特徴
    とする請求項第28項記載の信号変換装置。
  30. (30)前記任意のエネルギー配分は、前記離散的に入
    力する信号を撮像素子から入力する画素信号としたとき
    、画像拡大若しくは縮小率に応じて設定されることを特
    徴とする請求項第28項記載の信号変換装置。
  31. (31)前記離散的に入力する入力信号は、デジタル信
    号であり、前記第1と第2の分割信号に分割する手段、
    第3と第4の分割信号に分割する手段、これらの手段で
    分割した第3の分割信号を前記第2の分割信号に加算し
    て離散的な新信号を得る手段は、前記デジタル信号が導
    入されるメモリと、このメモリのデータを読出し演算処
    理を施して再度前記メモリに格納する演算手段とを具備
    したことを特徴とする請求項第28項記載の信号変換装
    置。
  32. (32)前記離散的に入力する信号は、CCDにより転
    送されるアナログ信号であり、前記第1と第2の分割信
    号に分割する手段、第3と第4の分割信号に分割する手
    段、これらの手段で分割した第3の分割信号を前記第2
    の分割信号に加算して離散的な新信号を得る手段は、前
    記アナログ信号が導入されるCCDによる演算部で構成
    され、この演算部の転送電極群には、転送信号とは独立
    した演算用の駆動信号が供給されることを特徴とする請
    求項第28項記載の信号変換装置。
  33. (33)前記アナログ信号は、撮像素子から読みだされ
    た画素信号であり、前記演算部は、この画素信号列を直
    列的に処理する水平方向演算部であることを特徴とする
    請求項第32項記載の信号変換装置。
  34. (34)前記アナログ信号は、撮像素子から読みだされ
    た画素信号であり、前記演算部は、この画素信号列を並
    列的に処理する垂直方向演算部であることを特徴とする
    請求項第32項記載の信号変換装置。
  35. (35)前記演算部は、撮像素子から読みだされた画素
    信号列を直列的に処理する水平方向演算部と、この水平
    方向演算部で演算した後の信号列を並列的に処理する垂
    直方向演算部であることを特徴とする請求項第32項記
    載の信号変換装置。
  36. (36)前記演算部は、撮像素子から読みだされた画素
    信号列を並列的に処理する垂直方向演算部と、この垂直
    方向演算部で演算した後の信号列を直列的に処理する水
    平方向演算部であることを特徴とする請求項第32項記
    載の信号変換装置。
  37. (37)転送用駆動信号が転送電極群に供給されること
    により信号電荷を転送する入力転送段と、この入力転送
    段に続いて設けられ、分離用の駆動信号が分離用電極に
    供給され入力分離段と、この入力分離段に続いて設けら
    れ、演算用の駆動信号がそれぞれ独立した複数の電極に
    供給されるデバイダ段と、 このデバイダ段に続いて設けられ、分離用の駆動信号が
    分離用電極に供給され第1の出力分離段と、 この出力分離段に続いて設けられ、ミキシング用の駆動
    信号が独立した電極に供給されるミキシング段と、 このミキシング段に続いて設けられ、分離用の駆動信号
    が分離用電極に供給され第2の出力分離段と、 この第2の出力分離段に続いて設けられ、転送用駆動信
    号が転送電極群に供給されることにより信号電荷を転送
    する出力転送段とを具備したこと特徴とするCCD応用
    信号変換装置。
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