JPH03281725A - サワー環境用高強度鋼線の製造方法 - Google Patents
サワー環境用高強度鋼線の製造方法Info
- Publication number
- JPH03281725A JPH03281725A JP8090990A JP8090990A JPH03281725A JP H03281725 A JPH03281725 A JP H03281725A JP 8090990 A JP8090990 A JP 8090990A JP 8090990 A JP8090990 A JP 8090990A JP H03281725 A JPH03281725 A JP H03281725A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel wire
- steel
- high strength
- wire
- strength steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 52
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 52
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 14
- 238000005482 strain hardening Methods 0.000 claims abstract description 9
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 13
- 238000000137 annealing Methods 0.000 abstract description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 19
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 abstract description 8
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 7
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 abstract description 7
- 238000005336 cracking Methods 0.000 abstract description 5
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 5
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- RWSOTUBLDIXVET-UHFFFAOYSA-N Dihydrogen sulfide Chemical compound S RWSOTUBLDIXVET-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- UCKMPCXJQFINFW-UHFFFAOYSA-N Sulphide Chemical compound [S-2] UCKMPCXJQFINFW-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 abstract description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 abstract description 2
- 229910000037 hydrogen sulfide Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 19
- KSOKAHYVTMZFBJ-UHFFFAOYSA-N iron;methane Chemical compound C.[Fe].[Fe].[Fe] KSOKAHYVTMZFBJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910001562 pearlite Inorganic materials 0.000 description 5
- 229910001567 cementite Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 4
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 244000154165 Ferocactus hamatacanthus Species 0.000 description 2
- 235000011499 Ferocactus hamatacanthus Nutrition 0.000 description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 239000010779 crude oil Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 2
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 235000011911 Echinocactus horizonthalonius horizonthalonius Nutrition 0.000 description 1
- 229910000677 High-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000005261 decarburization Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 125000004435 hydrogen atom Chemical group [H]* 0.000 description 1
- 238000009776 industrial production Methods 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000003129 oil well Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 238000007670 refining Methods 0.000 description 1
- 239000012047 saturated solution Substances 0.000 description 1
- 238000005204 segregation Methods 0.000 description 1
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
- 238000005491 wire drawing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/16—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling wire rods, bars, merchant bars, rounds wire or material of like small cross-section
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Metal Extraction Processes (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は引張強さ50kgf/+nm2以上の高強度鋼
線の製造方法に関し、さらに詳しくはサワー環境(湿潤
硫化水素環境)で使用される寸法形状の良好な高強度鋼
線の製造方法に関するものである。
線の製造方法に関し、さらに詳しくはサワー環境(湿潤
硫化水素環境)で使用される寸法形状の良好な高強度鋼
線の製造方法に関するものである。
従来、たとえば、ガス、原油等の高圧流体輸送用フレキ
シブルパイプの鎧装線などは、C0,2%以下の低炭素
鋼線祠を伸線後、異形引抜き、ローラーダイス加工、圧
延等の異形加工により所定の断面形状の異形鋼線(平圧
線や溝形線)とし、そのままないしは500℃未満の低
温焼鈍を行なったのち、非サワー環境の使用に供せられ
ていた。
シブルパイプの鎧装線などは、C0,2%以下の低炭素
鋼線祠を伸線後、異形引抜き、ローラーダイス加工、圧
延等の異形加工により所定の断面形状の異形鋼線(平圧
線や溝形線)とし、そのままないしは500℃未満の低
温焼鈍を行なったのち、非サワー環境の使用に供せられ
ていた。
しかし、最近の深井戸化に伴って油井を取り巻く環境か
変化し、原油やカスの輸送環境も厳しくなってきた。す
なわち、硫化水素を伴ったサワ環境か多くなってきた。
変化し、原油やカスの輸送環境も厳しくなってきた。す
なわち、硫化水素を伴ったサワ環境か多くなってきた。
このため、異形鋼線に要求される特性の中でも、使用環
境から鋼線中に侵入する水素に対する安定性、すなわち
水素誘起割れ(以下、)(I Cという)および硫化物
応力腐食割れ(以下、SSCという)の発生しないこと
が特に要求されるようになった。ちなみに、HICは無
負荷状態の鋼線に水素が侵入することに伴って発生する
割れであり、一方、SSCは高負荷状態の鋼線に水素が
侵入し、これが原因となって起こる割れである。
境から鋼線中に侵入する水素に対する安定性、すなわち
水素誘起割れ(以下、)(I Cという)および硫化物
応力腐食割れ(以下、SSCという)の発生しないこと
が特に要求されるようになった。ちなみに、HICは無
負荷状態の鋼線に水素が侵入することに伴って発生する
割れであり、一方、SSCは高負荷状態の鋼線に水素が
侵入し、これが原因となって起こる割れである。
このような動向に対して、本発明者らは、すでに特開平
1−279710号公報に開示されているように、0.
40〜0.70%のCを含む高炭素鋼線材をパテンティ
ング後、断面減少率25〜75%の冷間加工を行なった
のち、500〜700℃で球状化焼鈍する方法を開発し
ている(以下、従来法lという)。
1−279710号公報に開示されているように、0.
40〜0.70%のCを含む高炭素鋼線材をパテンティ
ング後、断面減少率25〜75%の冷間加工を行なった
のち、500〜700℃で球状化焼鈍する方法を開発し
ている(以下、従来法lという)。
従来法Iに従って製造された鋼線は耐Hr C特性は優
れている。しかし、実際の使用環境においては、鋼線に
は強い引張応力が作用していることから、耐HI C特
性以外に耐SSC特性にも優れていることが重要である
。そこで、本発明者は耐HIC特性のより一層の向上を
目的として多くの実験を行ない、その結果(以下、従来
法2という)をすでに特許出願している。従来法2は、
従来法lで製造された鋼線に0.3〜5%の引っ張りひ
ずみを与えることにより耐SSC特性の改善をはかった
ものである。これら二つの従来法に共通した特徴は、耐
HIC特性および耐SSC特性は優れているものの、寸
法精度や形状に関しては必ずしも十分ではないことであ
る。フレキシブルパイプを構成する異形線は相互にかん
ごうされた状態で使用されているため、異形線の寸法形
状のばらつきはフレキシブルパイプの成形ならびに使用
性能上重大な支障となる。すなわち、従来法1で製造さ
れた鋼線は、焼鈍時に発生する曲がりや捻れのために巻
き付は成形に支障をきたす場合がある。
れている。しかし、実際の使用環境においては、鋼線に
は強い引張応力が作用していることから、耐HI C特
性以外に耐SSC特性にも優れていることが重要である
。そこで、本発明者は耐HIC特性のより一層の向上を
目的として多くの実験を行ない、その結果(以下、従来
法2という)をすでに特許出願している。従来法2は、
従来法lで製造された鋼線に0.3〜5%の引っ張りひ
ずみを与えることにより耐SSC特性の改善をはかった
ものである。これら二つの従来法に共通した特徴は、耐
HIC特性および耐SSC特性は優れているものの、寸
法精度や形状に関しては必ずしも十分ではないことであ
る。フレキシブルパイプを構成する異形線は相互にかん
ごうされた状態で使用されているため、異形線の寸法形
状のばらつきはフレキシブルパイプの成形ならびに使用
性能上重大な支障となる。すなわち、従来法1で製造さ
れた鋼線は、焼鈍時に発生する曲がりや捻れのために巻
き付は成形に支障をきたす場合がある。
また、従来法2で製造された鋼線は、直線性は良好であ
るが、引っ張りひずみの不均一性に起因する異形線相互
間のがたつきが発生しやすく、そのような場合にはフレ
キシブルパイプの疲労特性が低下するので問題である。
るが、引っ張りひずみの不均一性に起因する異形線相互
間のがたつきが発生しやすく、そのような場合にはフレ
キシブルパイプの疲労特性が低下するので問題である。
すなわち、サワー環境用異形線には、強度や耐サワー特
性に加え高い寸法精度と形状の正しさが要求されている
。
性に加え高い寸法精度と形状の正しさが要求されている
。
本発明の目的は、耐HIC特性および耐SSC特性が良
好であり、かつ寸法精度と形状に関しても、従来法より
優れたサワー環境用高強度鋼線の製造方法を提供するこ
とにある。
好であり、かつ寸法精度と形状に関しても、従来法より
優れたサワー環境用高強度鋼線の製造方法を提供するこ
とにある。
本発明は、C:0゜40〜0.70%、Si:0.1〜
1%、Mn : 0.20〜1%、P : 0.025
%以下、S : 0.010%以丁を含有し、必要に応
してAl : 0.008%〜0.050%を含有し、
残部かFeおよび不可避的不純物からなる鋼を、断面減
少率25〜75%の冷間加工を行なった後500〜70
0℃で球状化焼鈍し、その後断面減少率で5〜15%で
引き抜き加工を行なうことを特徴とするサワー環境用高
強度鋼線の製造方法である。
1%、Mn : 0.20〜1%、P : 0.025
%以下、S : 0.010%以丁を含有し、必要に応
してAl : 0.008%〜0.050%を含有し、
残部かFeおよび不可避的不純物からなる鋼を、断面減
少率25〜75%の冷間加工を行なった後500〜70
0℃で球状化焼鈍し、その後断面減少率で5〜15%で
引き抜き加工を行なうことを特徴とするサワー環境用高
強度鋼線の製造方法である。
以下、本発明について詳細に説明する。
Cは、0.40%未満では、球状化焼鈍後、所定の強度
が得られない。また、CO,70%を超えると冷間加工
で強加工か困難となり、加工中に鋼線中心部に微細クラ
ックが発生してf(I C特性が劣化するため、0.7
0%を上限とした。
が得られない。また、CO,70%を超えると冷間加工
で強加工か困難となり、加工中に鋼線中心部に微細クラ
ックが発生してf(I C特性が劣化するため、0.7
0%を上限とした。
Siは脱酸剤として最低0.10%以上必要である。
その量が多くなるに従って強度が向上する。しかし、1
%を超えると脱炭が激しくなり、これが原因となって冷
間加工時に鋼線に割れが多発する。
%を超えると脱炭が激しくなり、これが原因となって冷
間加工時に鋼線に割れが多発する。
Mnは熱間脆性を防止するため0.2%以上必要である
。また、Mnは焼入性を向上させるため、パテンティン
グによって均一なパーライト系且織をjrIるためには
その量は多いほど望ましいが、1%を超えると中心偏析
に起因するII I Cの発生頻度が高くなるため1%
を1−隅とする。
。また、Mnは焼入性を向上させるため、パテンティン
グによって均一なパーライト系且織をjrIるためには
その量は多いほど望ましいが、1%を超えると中心偏析
に起因するII I Cの発生頻度が高くなるため1%
を1−隅とする。
次に、■)は粒界に偏析しやすいため加工性を低下させ
る。したかって、その量は少ないほうが好ましい。しか
し、連続鋳造で製造する場合、溶製温度を高くするため
復■)が起こるので、上限のみを0.025%に規定し
た。
る。したかって、その量は少ないほうが好ましい。しか
し、連続鋳造で製造する場合、溶製温度を高くするため
復■)が起こるので、上限のみを0.025%に規定し
た。
Sはpと同様な弊害のほか、Fa4蝕性の点で少ないほ
ど好ましいが、現在経済的に製造できるo、ot。
ど好ましいが、現在経済的に製造できるo、ot。
%を上限とした。なお、Sは0.o旧%までは工業的生
産か十分可能である。
産か十分可能である。
A1は脱酸剤および結晶細粒化元素上して必要に応じて
使用する。Ae添加の場6、細粒化に必要なAl量の下
限は0.008%である。一方、Alか0.050%を
超えると非金属介在物屯が増加するため、表面欠陥起因
の歩留低下を惹起する。
使用する。Ae添加の場6、細粒化に必要なAl量の下
限は0.008%である。一方、Alか0.050%を
超えると非金属介在物屯が増加するため、表面欠陥起因
の歩留低下を惹起する。
」−二連の各元素のほかに、異形鋼線の肉厚が厚いため
に焼入性が不足する場合には0.6%以下のC「を添加
することが有効である。さらに、0.3%以下のCoお
よび0.02%以下のWは鋼中への水素侵入を抑制する
効果があるので、必要に応じてこれらを添加すれば、よ
り一層耐HI C特性を向上させることができる。
に焼入性が不足する場合には0.6%以下のC「を添加
することが有効である。さらに、0.3%以下のCoお
よび0.02%以下のWは鋼中への水素侵入を抑制する
効果があるので、必要に応じてこれらを添加すれば、よ
り一層耐HI C特性を向上させることができる。
以上の組成からなる線材を加工して鋼線とする。
本発明で鋼線とは、線材を異形引抜き、ローラーダイス
加工、あるいは圧延等の加工により、断面形状が円また
は異形(矩形や溝形)としたものを総称している。また
、ここでは球状化焼鈍後の引張強さが50〜80kgf
/++n+”のものを高強度鋼線と称している。すなわ
ち、引張強さが50kg【711m2以上ないと内圧お
よび外圧に耐えられず、鎧装線としての効果がない。一
方、引張強さが80kgf/mm2を超えると硬度がH
RC22以上となり、SSCか低応力で発生するように
なるため、上限を80kgf/mm2とした。
加工、あるいは圧延等の加工により、断面形状が円また
は異形(矩形や溝形)としたものを総称している。また
、ここでは球状化焼鈍後の引張強さが50〜80kgf
/++n+”のものを高強度鋼線と称している。すなわ
ち、引張強さが50kg【711m2以上ないと内圧お
よび外圧に耐えられず、鎧装線としての効果がない。一
方、引張強さが80kgf/mm2を超えると硬度がH
RC22以上となり、SSCか低応力で発生するように
なるため、上限を80kgf/mm2とした。
次に、本発明にかかわる加工方法に関して説明する。
通常、線材は加工前に熱処理をおこなうが、本発明にお
いてはパテンティング処理を行なう。これにより線材の
組織を均一な微細パーライト組織とし、断面減少率25
〜75%の加工に耐え得る性能を付与する。
いてはパテンティング処理を行なう。これにより線材の
組織を均一な微細パーライト組織とし、断面減少率25
〜75%の加工に耐え得る性能を付与する。
本発明で断面減少率を25〜75%の範囲に限定した理
由は、断面減少率25%未満では、加工後の焼鈍でセメ
ンタイトの球状化か不十分となり、HICが発生し、断
面減少率が75%を超えると、例えば平圧線の端面およ
び内部に加工による割れか発生し、特に内部割れはHI
Cを誘発するためである。なお、本発明の断面減少率は
次式で定義する。
由は、断面減少率25%未満では、加工後の焼鈍でセメ
ンタイトの球状化か不十分となり、HICが発生し、断
面減少率が75%を超えると、例えば平圧線の端面およ
び内部に加工による割れか発生し、特に内部割れはHI
Cを誘発するためである。なお、本発明の断面減少率は
次式で定義する。
断面減少率(%’) = (1−−”−’) X 1’
OO8゜ S :異形加工された鋼線の断面積 So =素線(線材)の断面積 本発明は、断面減少率25〜75%の冷間加工後、球状
化焼鈍を行ない、加工ひずみを除去するとともに、パー
ライト組織をフェライト(マトリックス)中に微細な球
状化セメンタイトの分散した組織に変える。すなわち、
焼鈍によって得られた球状化セメンタイト組織は、従来
の層状パーライト組織に比べてHIC特性が著しく優れ
ている。鋼中に侵入した水素原子はセメンタイト/フェ
ライト界面に集積し、そこにHICの核を形成するが、
球状化セメンタイトの場合には応力集中か小さいため、
耐HI C特性が優れていると考えられる。
OO8゜ S :異形加工された鋼線の断面積 So =素線(線材)の断面積 本発明は、断面減少率25〜75%の冷間加工後、球状
化焼鈍を行ない、加工ひずみを除去するとともに、パー
ライト組織をフェライト(マトリックス)中に微細な球
状化セメンタイトの分散した組織に変える。すなわち、
焼鈍によって得られた球状化セメンタイト組織は、従来
の層状パーライト組織に比べてHIC特性が著しく優れ
ている。鋼中に侵入した水素原子はセメンタイト/フェ
ライト界面に集積し、そこにHICの核を形成するが、
球状化セメンタイトの場合には応力集中か小さいため、
耐HI C特性が優れていると考えられる。
適正な球状化焼鈍温度範囲を求めるために、鉛パテンテ
イング処理された直径9.5mmの線材(成分を第1表
に示す)を伸線加工および平圧延で平圧線としたのち、
球状化焼鈍を実施した。球状化焼鈍は昇温2時間、保温
4時間の条件で行なった。
イング処理された直径9.5mmの線材(成分を第1表
に示す)を伸線加工および平圧延で平圧線としたのち、
球状化焼鈍を実施した。球状化焼鈍は昇温2時間、保温
4時間の条件で行なった。
結果を第1図に示す。50kgf/nm2以上の引張強
さが得られるのは、CO,42%の鋼線では690℃以
下、またC O,65%では700℃以下である。一方
、引張強さを80kgf/w2以下に抑えられる球状化
焼鈍温度は、CO,42%では500℃以上、CO,6
5%では540℃以上必要である。したがって、本発明
の球状化焼鈍温度範囲は500〜700℃となる。しか
し、成分範囲および炉内温度のばらつき等を考慮すると
工業的には550〜680℃が最適である。
さが得られるのは、CO,42%の鋼線では690℃以
下、またC O,65%では700℃以下である。一方
、引張強さを80kgf/w2以下に抑えられる球状化
焼鈍温度は、CO,42%では500℃以上、CO,6
5%では540℃以上必要である。したがって、本発明
の球状化焼鈍温度範囲は500〜700℃となる。しか
し、成分範囲および炉内温度のばらつき等を考慮すると
工業的には550〜680℃が最適である。
第
表
本発明は、耐SSC特性を向−トさせ、かつ寸法精度や
形状性を向上させるために、以」二の方法で製造した球
状化焼鈍鋼線に、さらに断面減少率で5〜15%の引き
抜き加工を付与する。SSCの原因は、サワー環境から
鋼材中に侵入した水素が、負荷応力により生した微小降
伏領域に拡散してそこに凝集する結果、降伏現象が加速
されてマイクロクラックが生じるためと考えられる。従
って、耐SSC特性を向上させるためには、マクロ的な
降伏現象かはしまる前の局部的な微小降伏現象を阻止す
ることが重要である。すなわち、鋼材の降伏強度を高め
ることが効果的であり、本発明者はその目的のために球
状化焼鈍後の鋼線に塑性ひずみを与えることが効果的で
あることを見いだした。
形状性を向上させるために、以」二の方法で製造した球
状化焼鈍鋼線に、さらに断面減少率で5〜15%の引き
抜き加工を付与する。SSCの原因は、サワー環境から
鋼材中に侵入した水素が、負荷応力により生した微小降
伏領域に拡散してそこに凝集する結果、降伏現象が加速
されてマイクロクラックが生じるためと考えられる。従
って、耐SSC特性を向上させるためには、マクロ的な
降伏現象かはしまる前の局部的な微小降伏現象を阻止す
ることが重要である。すなわち、鋼材の降伏強度を高め
ることが効果的であり、本発明者はその目的のために球
状化焼鈍後の鋼線に塑性ひずみを与えることが効果的で
あることを見いだした。
一方、鋼線の寸法精度や形状に関しては、ダイスあるい
はタークスヘツトを用いた引抜き加工が最も優れている
。したがって、球状化焼鈍後の鋼線に引抜き加工を付与
することは、寸法形状の改善のみならず、耐SSC特性
の向上という好ましい結果が得られる。引抜き加工にお
ける断面減少率5%未満では寸法形状改善効果が不十分
であり、反対に15%を超えるとHI Cが発生しやす
くなる。
はタークスヘツトを用いた引抜き加工が最も優れている
。したがって、球状化焼鈍後の鋼線に引抜き加工を付与
することは、寸法形状の改善のみならず、耐SSC特性
の向上という好ましい結果が得られる。引抜き加工にお
ける断面減少率5%未満では寸法形状改善効果が不十分
であり、反対に15%を超えるとHI Cが発生しやす
くなる。
したがって、断面減少率は5〜15%とする。
鉛パテンテイングによって微細なパーライト組織にされ
た直径9.5rnnの線材を伸線加工により直径5Mの
鋼線とし、ついで平圧延にて厚み0.9〜2、85Mの
平線と[7た。これを球状化焼鈍したのち、タークスヘ
ッドを用いて引抜き加工を実施した。
た直径9.5rnnの線材を伸線加工により直径5Mの
鋼線とし、ついで平圧延にて厚み0.9〜2、85Mの
平線と[7た。これを球状化焼鈍したのち、タークスヘ
ッドを用いて引抜き加工を実施した。
I−i 1 C特性は、上述の平線を長さ 100帥に
切断し、5%NaCj7−0.5%CH3CO0H−H
,S飽和溶液に25℃で96時間浸漬後、3箇所研磨し
、ミクロクラックの有無を光学顕微鏡で観察して評価し
た。
切断し、5%NaCj7−0.5%CH3CO0H−H
,S飽和溶液に25℃で96時間浸漬後、3箇所研磨し
、ミクロクラックの有無を光学顕微鏡で観察して評価し
た。
SSC特性は、上述の平線をそのままの状態で試験片と
し、両端をつかんで実際の降伏強度の80〜110%の
引張応力を与え、試験片の中央部200 mmをサワー
環境、すなわち上述のHIC試験と同じ組成の溶液中に
浸漬し、溶液の温度は25℃とし、このような状態で7
20時間の負荷試験を実施し、破断の生じない最大応力
、すなわちSSC発生下限応力を測定して評価し、た。
し、両端をつかんで実際の降伏強度の80〜110%の
引張応力を与え、試験片の中央部200 mmをサワー
環境、すなわち上述のHIC試験と同じ組成の溶液中に
浸漬し、溶液の温度は25℃とし、このような状態で7
20時間の負荷試験を実施し、破断の生じない最大応力
、すなわちSSC発生下限応力を測定して評価し、た。
使用した鋼線の化学成分、冷間加工、焼鈍温度、引抜き
加工時の断面減少率などの製造条件、ならびに製品の機
械的性質、耐サワー特性、製品幅のばらつきを第2表に
示す。
加工時の断面減少率などの製造条件、ならびに製品の機
械的性質、耐サワー特性、製品幅のばらつきを第2表に
示す。
No1〜4、NO,lOおよび1]、、 No、18〜
21. No、24〜27は本発明法と従来法の比較を
行なったもので、同一製造工程で球状化焼鈍鋼線を製造
したのち、本発明法では7.4〜12.2%の断面減少
率で引抜き加工を施した。一方、従来法1は球状化焼鈍
のままであり、従来法2は0.8〜4.4%のストレッ
チング加工を付与したものである。従来法lで製造され
た鋼線はいずれも引張強さは60kg f/rnm 2
以上あり、HI Cの発生もないが、SSC発生下限応
力は55kgf/mm’未満と本発明法で製造されたも
のに比べて低い。従来法2に従って製造された鋼線は引
張強さ、耐HI C特性ともに従来法1で製造されたも
のとほとんど変わらないが、SSC発生下限応力は58
〜60kgf/ff1m7と従来法lに比べて改善され
ている。しかし、製品の寸法精度は従来法1および本発
明法にしたがって製造された鋼線に比べ著しく劣ってい
る。これに対して、本発明法で製造された鋼線はHI
Cの発生はなく、SSC発生下限応力は60kgf/I
Im’以上と従来法で製造されたものより高く、さらに
製品の寸法精度は従来のいずれの方法でもなし得ない優
れたものとなっている。
21. No、24〜27は本発明法と従来法の比較を
行なったもので、同一製造工程で球状化焼鈍鋼線を製造
したのち、本発明法では7.4〜12.2%の断面減少
率で引抜き加工を施した。一方、従来法1は球状化焼鈍
のままであり、従来法2は0.8〜4.4%のストレッ
チング加工を付与したものである。従来法lで製造され
た鋼線はいずれも引張強さは60kg f/rnm 2
以上あり、HI Cの発生もないが、SSC発生下限応
力は55kgf/mm’未満と本発明法で製造されたも
のに比べて低い。従来法2に従って製造された鋼線は引
張強さ、耐HI C特性ともに従来法1で製造されたも
のとほとんど変わらないが、SSC発生下限応力は58
〜60kgf/ff1m7と従来法lに比べて改善され
ている。しかし、製品の寸法精度は従来法1および本発
明法にしたがって製造された鋼線に比べ著しく劣ってい
る。これに対して、本発明法で製造された鋼線はHI
Cの発生はなく、SSC発生下限応力は60kgf/I
Im’以上と従来法で製造されたものより高く、さらに
製品の寸法精度は従来のいずれの方法でもなし得ない優
れたものとなっている。
Na 5〜9、No、13〜17は引抜き加工時の断面
減少率が異形線の特性におよぼす影響を調べたものであ
る。適切な断面減少率で引抜き加工を施すことにより、
HICの発生がなく、SSC発生下限応力が60kgf
/n+o”以上と高く、かつ寸法形状性に優れたサワー
環境用異形線を製造することができた。
減少率が異形線の特性におよぼす影響を調べたものであ
る。適切な断面減少率で引抜き加工を施すことにより、
HICの発生がなく、SSC発生下限応力が60kgf
/n+o”以上と高く、かつ寸法形状性に優れたサワー
環境用異形線を製造することができた。
以4二に説明したように、本発明法によれば、耐HI
C特性、耐SSC特性がともに良好で、かつ寸法粘度や
形状性が従来よりも格段に改善されたサワー環境用高強
度鋼線を製造することが可能である。
C特性、耐SSC特性がともに良好で、かつ寸法粘度や
形状性が従来よりも格段に改善されたサワー環境用高強
度鋼線を製造することが可能である。
第1図は焼鈍温度と引張強さの関係を示す図である。
Claims (1)
- (1)C:0.40〜0.70%、Si:0.10〜1
%、Mn:0.20〜1%、P:0.025%以下、S
:0.010%以下を含有し、必要に応じてAl:0.
008〜0.050%を含有し、残部がFeおよび不可
避的不純物からなる鋼を、断面減少率25〜75%の冷
間加工を行なった後500〜700℃で球状化焼鈍し、
その後断面減少率5〜15%で引き抜き加工を行なうこ
とを特徴とするサワー環境用高強度鋼線の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8090990A JPH03281725A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | サワー環境用高強度鋼線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8090990A JPH03281725A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | サワー環境用高強度鋼線の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03281725A true JPH03281725A (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=13731513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8090990A Pending JPH03281725A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | サワー環境用高強度鋼線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03281725A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2731371A1 (fr) * | 1995-03-10 | 1996-09-13 | Inst Francais Du Petrole | Procede de fabrication de fils en acier - fils de forme et application a une conduite flexible |
WO1998010113A1 (fr) * | 1996-09-09 | 1998-03-12 | Institut Français Du Petrole | Procede de fabrication de fils en acier auto-trempant, fils de forme et application a une conduite flexible |
EP3674425A1 (en) * | 2018-12-31 | 2020-07-01 | GE Oil & Gas UK Limited | Steel wire |
CN111672918A (zh) * | 2020-06-01 | 2020-09-18 | 江阴市利盟金属制品有限公司 | 一种机动车用高强度软轴芯拉丝工艺 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63145712A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-17 | Nippon Steel Corp | 耐水素誘起割れ特性にすぐれた高強度鋼線の製造法 |
JPH01279710A (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-10 | Nippon Steel Corp | 耐水素誘起割れ特性に優れた高強度鋼線の製造法 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP8090990A patent/JPH03281725A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63145712A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-17 | Nippon Steel Corp | 耐水素誘起割れ特性にすぐれた高強度鋼線の製造法 |
JPH01279710A (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-10 | Nippon Steel Corp | 耐水素誘起割れ特性に優れた高強度鋼線の製造法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2731371A1 (fr) * | 1995-03-10 | 1996-09-13 | Inst Francais Du Petrole | Procede de fabrication de fils en acier - fils de forme et application a une conduite flexible |
WO1996028575A1 (fr) * | 1995-03-10 | 1996-09-19 | Institut Francais Du Petrole | Procede de fabrication de fils en acier - fils de forme et application a une conduite flexible |
WO1998010113A1 (fr) * | 1996-09-09 | 1998-03-12 | Institut Français Du Petrole | Procede de fabrication de fils en acier auto-trempant, fils de forme et application a une conduite flexible |
FR2753206A1 (fr) * | 1996-09-09 | 1998-03-13 | Inst Francais Du Petrole | Procede de fabrication de fils en acier auto-trempant, fils de forme et application a une conduite flexible |
EP3674425A1 (en) * | 2018-12-31 | 2020-07-01 | GE Oil & Gas UK Limited | Steel wire |
WO2020141067A1 (en) * | 2018-12-31 | 2020-07-09 | Ge Oil & Gas Uk Limited | Steel wire |
CN113330124A (zh) * | 2018-12-31 | 2021-08-31 | 贝克休斯能源科技英国有限公司 | 钢丝 |
CN111672918A (zh) * | 2020-06-01 | 2020-09-18 | 江阴市利盟金属制品有限公司 | 一种机动车用高强度软轴芯拉丝工艺 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5257082B2 (ja) | 低温焼鈍後の冷間鍛造性に優れた鋼線材及びその製造方法並びに冷間鍛造性に優れた鋼線材の製造方法 | |
JP5195009B2 (ja) | 焼鈍後の冷間鍛造性に優れた鋼線材及びその製造方法 | |
JPH0730394B2 (ja) | スチ−ルワイヤ−の製造方法 | |
MX2014011861A (es) | Alambron de acero o barra de acero que tienen una excelente capacidad de forjado en frio. | |
JP2004091912A (ja) | 鋼線材とその製造法及び当該鋼線材を用いる鋼線の製造法 | |
JP2009275250A (ja) | 冷間加工性に優れた鋼線材およびその製造方法 | |
JPH01279732A (ja) | 耐水素誘起割れ特性に優れた高強度鋼線 | |
JP4980172B2 (ja) | 強度延性バランスに優れた高強度極細鋼線の製造方法 | |
JPH04124216A (ja) | 成形性の良好な高炭素薄鋼板の製造方法 | |
JP2005232549A (ja) | 捻回特性に優れた高強度pc鋼線 | |
JPH03281725A (ja) | サワー環境用高強度鋼線の製造方法 | |
JPH0583611B2 (ja) | ||
JP2840977B2 (ja) | サワー環境用高強度鋼線の製造方法 | |
KR20140009883A (ko) | 비틀림 특성이 우수한 강선 및 그 제조방법 | |
JPH03274227A (ja) | サワー環境用高強度鋼線の製造方法 | |
JPH08283867A (ja) | 伸線用過共析鋼線材の製造方法 | |
JPH11199926A (ja) | 冷間加工性及び耐遅れ破壊性に優れた高強度ボルト用棒鋼の製造方法 | |
JPH11140589A (ja) | 高疲労強度鋼線およびばねとそれらの製造方法 | |
JP2004011002A (ja) | 伸線加工用の素線及び線 | |
JP3499341B2 (ja) | ゴム補強用鋼線の製造方法 | |
JP5503516B2 (ja) | 乾式伸線性に優れた高炭素鋼線材およびその製造方法 | |
JP2001131697A (ja) | 鋼線材、鋼線及びそれらの製造方法 | |
JPH03281724A (ja) | サワー環境用高強度鋼線の製造方法 | |
JPH11269607A (ja) | 伸線強化型高強度鋼線材およびその製造方法 | |
JP3009558B2 (ja) | 耐サワー性の優れた薄手高強度鋼板の製造方法 |