JPH0327617Y2 - - Google Patents

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JPH0327617Y2
JPH0327617Y2 JP1984029530U JP2953084U JPH0327617Y2 JP H0327617 Y2 JPH0327617 Y2 JP H0327617Y2 JP 1984029530 U JP1984029530 U JP 1984029530U JP 2953084 U JP2953084 U JP 2953084U JP H0327617 Y2 JPH0327617 Y2 JP H0327617Y2
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JP
Japan
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aiming
ray tube
stereoscopic imaging
ray
stereoscopic
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JP1984029530U
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JPS60141803U (ja
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は2つの焦点を有するX線管と、それ
ぞれの焦点に対応して設けられX線照射野を規制
するコリメータと、コリメータで規定されたX線
照射野を光学的に表示する照準機構とを有する立
体撮影用X線管装置、特に立体撮影ないし立体視
に有効な範囲を適確に表示できるようにした照準
機構を有する立体撮影用X線管装置に関する。
(ロ) 従来技術 X線写真撮影に用いられるX線管装置は一般に
コリメータで規制されるX線照射野を光学的に照
準するための照準装置が設けられている。この照
準装置を利用して予め被検体の撮影患部に適合し
たX線照射野の調整と調整されたX線照射野内に
おける撮影患部の位置決めを行うようにしてい
る。
二つの焦点を有するX線源を用いて立体撮影を
行なう立体撮影用X線管装置ではそれぞれ焦点に
対応する二系列の光学的照準機構が設けられてい
る。
しかしながら立体撮影に際し光学的に照準を行
なう場合には次のような不都合が生ずる。その状
況を従来のこの種X線装置の構成を示す第2図に
ついて説明する。第2図において9は立体撮影用
X線管で、1及び2は2個の焦点である、この2
焦点から放射されるX線はコリメータ5によつて
所定の照射野、例えばフイルム8面をカバーする
ように絞られてから被検体6及び天板7を透過し
て、各焦点1,2からのX線放射による被検体6
の透過像がそれぞれ別々のフイルム8上に記録さ
れる。光による照準に際しては、X線焦点1,2
に対し幾可学的に対応する位置に設けられた光源
としてのランプ3,3′を点灯してそれからの光
が鏡4,4′で反射されコリメータ5によつて絞
られ被検体6の表面に投射される。この場合、コ
リメータ5で規制されたランプ3,3′からの光
の被検者6の体表上の照準範囲A−A′が立体撮
影の照射野として表示される。
しかしながら、被検体6の斜線部11または1
1′は、写真撮影時一方の焦点1または2からの
X線放射でフイルム8上に写し出される透過像で
立体撮影像としては無効である。
したがつて従来のこの種X線管装置の照準機構
で光学的に表示される照射野A−A′は正確に立
体撮影に有効なX線照射野を現わしているもので
はない。換言すれば、立体撮影に有効な照射野が
表示できず、適確な照射野の決定、位置決め等の
照準ができないものであつた。
(ハ) 目的 この考案の目的は上記の問題点を解消するため
に被検体表面上立体撮影の有効な照射野を光学的
に表示できるようにした照準機構を有する立体撮
影用X線管装置を提供しようとするものである。
(ニ) 構成 この考案は上記の目的を達成するために2つの
照準機構から照準光にそれぞれ異なる色の光を用
いて、被検体表面に同時に投光さた光の色でもつ
て立体撮影に有効な照射野を識別しうるように構
成したものである。
(ホ) 実施例 次に本考案の実施例を示す第1図について説明
する。この図面において10および10′は、そ
れぞれ光する光の色を異にする色調フイルタで
ある。12および12′は、それぞれ被検体6の
斜線部11および11′に対応する体表部分であ
り、12および12′を直線長さに換算すると
A′−B′及びA−Bとなる。したがつて焦点1に
ついてのコリメータ5で規制される照射野は被検
者6の体表上ではA′−Bに相当し、焦点2につ
いてのコリメータ5で規制される照射野はB′−
Aに相当する。体表上のB−B′は焦点1及び2
の両方に共通なX線照射野に相当することにな
り、少くともB−B′で区切られる範囲に対して
は被検者6のX線束の入射側の体表面からフイル
ム面側の体表面までの全ての立体的な部位が立体
撮影の有効範囲に入る。換言すればこの範囲B−
B′が立体撮影に有効な照射野であり、この範囲
B−B′と立体撮影に無効な範囲A′−B′,B−A
が被検体体表上で区別できれば、照準が適当に行
な得ることになる。
今色調フイルタ10及び10′によつてA′−B
に相当する体表部は青に、B′−Aに相当する体
表部は黄に、それぞれ照らされているものとする
と、B−B′に相当する体表部は青と黄の合成色
によつて照らされているので、体表部の固有の色
が無色に近いときは前記合成色に近い色に見え
る。その合成色が緑とか赤のように鮮明な色であ
るならばB−B′の範囲の判別は一層容易になる。
A−Bの範囲とB′−A′の範囲が示す第1図中の
斜線領域(立体撮影されない領域)は幾可学的に
もわかるように焦点と被検者との距離が充分であ
れば、さして問題にはならないが、立体拡大撮影
では斜線領域11及び11′は大きくなつてくる。
従つて撮影者(医師など)は造影しようとする血
管がX線入射側の体表からどの程度の深さにある
かということを考慮して、光照射野が示す範囲を
参考にしてX線照射野を絞りこめば選的な立体拡
大撮影が有効に行なわれる。
この実施例においては色調フイルタ10及び1
0′を使用する例を示したが、色調フイルタの使
用を省略して光源そのものの色を、それぞれ異な
る色のランプにしても同様の効果を奏することが
できる。また、実施例では2焦点を有する立体撮
影用X線を用いたが、X線管としては単一の焦点
を有する2個のX線管を並設したものでもよい。
(ヘ) 効果 この考案によつて立体撮影が有効に行なわれる
照射野が適確に光学的に表示できるので、照射野
の決定、位置決めなどの照準操作が迅速且つ確実
に行な得る。特に立体拡大血管撮影の場合はこの
考案の効果は極めて大きい。
また、従来のこの種装置の光照準機構に大きな
改造を加えることなくこの考案を適用できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の構成を示す略
図、第2図は従来の立体撮影用X線管装置の構成
を示す略図である。 1……第1焦点、2……第2焦点、3……ラン
プ(光源)、4……反射鏡、5……コリメータ、
6……被検体、7……天板、8……X線フイル
ム、9……立体撮影用X線管、10,10′……
色調フイルタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 2つの焦点を持つ立体撮影用X線管と、それ
    ぞれの焦点に対応するコリメータと光学的照準
    機構とを備えた立体撮影用X線管装置におい
    て、前記両照準機構の照準光に、それぞれ異な
    る色の光を用いると共に両照準光を被検者の体
    表上に同時に投射するようにしたことを特徴と
    する立体撮影用X線管装置。 (2) 両照準機構は、それぞれ異なる色の光を投光
    する光源を有するものであることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の立体撮影
    用X線管装置。 (3) 両照準機構の異なる色の光を投光するる光源
    は、それぞれランプとフイルタとの組合せをも
    つて構成されており、各フイルタの色調が異な
    るものであることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の立体撮影用X線管装置。
JP2953084U 1984-02-29 1984-02-29 立体撮影用x線管装置 Granted JPS60141803U (ja)

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JP2953084U JPS60141803U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 立体撮影用x線管装置

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JPS60141803U JPS60141803U (ja) 1985-09-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6150464B2 (ja) * 2012-05-31 2017-06-21 キヤノン株式会社 ステレオx線撮影装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5420677B2 (ja) * 1973-12-11 1979-07-24
JPS59699A (ja) * 1982-06-28 1984-01-05 株式会社大林製作所 ツインフオ−カスx線管装置における可動絞り装置

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JPS5420677U (ja) * 1977-07-14 1979-02-09

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JPS60141803U (ja) 1985-09-19

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