JPH0327603A - 自動アンテナ装置 - Google Patents

自動アンテナ装置

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JPH0327603A
JPH0327603A JP16188089A JP16188089A JPH0327603A JP H0327603 A JPH0327603 A JP H0327603A JP 16188089 A JP16188089 A JP 16188089A JP 16188089 A JP16188089 A JP 16188089A JP H0327603 A JPH0327603 A JP H0327603A
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JP
Japan
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antenna rod
vibration
antenna
cable
rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP16188089A
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English (en)
Inventor
Toru Nakazawa
徹 中澤
Yuji Kuniyone
国米 勇司
Tadao Noguchi
野口 直男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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Priority to US07/518,697 priority patent/US5087851A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、遠隔操作により自動車用ラジオ等のアンテ
ナロッドを伸縮させる自動アンテナ装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の自動アンテナ装置としては、軸方向に伸
縮自在に設けられたテレスコビック式のアンテナロッド
の内部に、司撓性のケーブルが押通され、このケーブル
の一端が上記アンテナロッドの先端部と連結される一方
で、他端側か駆動機構と連結されてなり、車室内のラジ
オスイッチ等と連動して起動される上記駆動機構で上記
ケーブルをアンテナロッドの軸方向に移動させることに
より、上記アンテナロッドを伸縮させるように構戊され
たものが知られている。
そして、このような自動アンテナ装置において上記駆動
機構は、例えば、特開昭62−206902号に示すよ
うに、モータの回転をウォーム歯車機構で減速してピニ
オンギアに伝達し、このピ二オンギアの回転を、上記ケ
ーブルの側面に形成されたラックに伝達して直線運動に
変換し、これにより上記ケーブルをアンテナ部材の軸方
向に移動せしめるように構威されたものが知られている
し発明が解決しようとする課題] ところで、上述した従来の自動アンテナ装置においては
、アクチュエータとしてモータを用いているために、ア
ンテナロッドの伸縮動作中にモータがノイズを発し、こ
のノイズがラジオに混信して受信状態を悪化させるとい
う欠点があった。
また、モータの回転運動を直線運動に変換する駆動機構
を設ける必要があるため、装置の重量が増加し、さらに
、駆動機構に伝達効率が悪いウォーム歯車を用いている
ために、エネルギー変換効率が低くなるという欠点もあ
った。
加えて、モータ停止時には、駆動機構のウ堵一ム歯車の
自止まり作用によってアンテナロッドの伸縮動作が拘束
されるので、モータの損傷など、アンテナロッドを手動
で伸縮させる必要が生した場合でも、その操作が事実上
不可能であるという欠点もあった。
この発明は、上述の事情を鑑みてなされたもので、駆動
機構を省いて軽量化を実現でき、手動操作が可能で、ラ
ジオへのノイズの混信もなく、さらにエネルギー変換効
率も高い自動アンテナ装置を提供することを目的とする
[11Bを解決するための手段〕 上記課題を解決するために、この発明は、本出願人が先
に出願した特願平1−55572に記載の超音波リニア
モー夕を用いて上記駆動軸を移動させてアンテナロッド
の伸縮を行うものである。
すなわち、本発明は、伸縮自在に設けられたテレスコビ
ック式のアンテナロッドの内部に、一端が上記アンテナ
ロ・ノドの先端部と連結された駆動軸を押通し、この駆
動軸をアクチュエータで軸方向に移動せしめることによ
り、上記アンテナロッドを伸縮させる自動アンテナ装置
において、上記アクチ1エータとして、弾性体を素材と
した振動体に、該振動体を加振する振動素子を取り付け
、該振動素子により上記振動体の端部に縦振動および撓
み振動を発生させ、これら縦振動および撓み振動が合或
された楕円振動により駆動力を発生し、この駆動力によ
り上記駆動軸を軸方向に移動させる超音波リニアモー夕
を用いてなるものである。
[作用] 上記構成によれば、超音波リニアモー夕の直線方向の駆
動力によって駆動部材をアンテナロ.2ドの軸方向に移
動させる。このため、回転運動を直線運動に変換する機
構が不要となり、これにより装置の軽量化が実現できる
と共に、これら機構を介することによるエネルギー損失
が無くなってエネルギー変換効率が向上する。
また、超音波リニアモー夕で駆動部材を直接移動させる
ため、超音波リニアモー夕と駆動部材との間に働く摩擦
力によって駆動部材の移動が拘束される。このため、ア
ンテナロッドを上記摩擦力に抗して操作することにより
、その長さを手動で所望の長さに調整できる。
さらに、超音波リニアモー夕の超音波振動で駆動部材を
移動させるので、アンテナロ・メドの伸縮動作中におけ
る電磁ノイズの発生が無くなってラジオの混信が回避さ
れる。
[実施例コ 以下、第1図及び第2図を参照して本発明の一実施例を
説明する。
第1図において符号1は装置本体であり、この装置本体
1の上部には、テレスコピック式のアンテナロッド2が
取り付けられている。
このアンテナロッド2は、段階的に縮径する複数のロッ
ド部材を、順次同軸的かつ摺動自在に嵌め合わせること
により、全体を一本の伸綿自在なロッドに構成してなる
ものである。
また、アンテナロッド2の内部には、駆動ケーブル(駆
動部材)3が配設されている。この駆動ケーブル3は、
適度の可撓性を有する材料を帯状に形成してなるもので
、その一端は上記アンテナロッ・ド2の先端部2aに連
結されている。また、アンテナロッド2の他端側は、装
置本体1の下部に形威されたケーブル収納室4に収納さ
れ、該ケーブル収納室4の内壁に沿って巻回されている
そして、上記駆動ケーブル3は、超音波リニアモータ5
と当接されて、上記アンテナロッド2の軸方向に移動せ
しめられるようになっている。
以下、第2図を参照して超音波リニアモータ5ついて説
明する。
第2図において、符号6、7は互いに平行な脚部、8は
これら脚部6、7の基端を連結する胴部であって、これ
らは全体が略コ字状に形成されて振動体9を構成してい
る。
これら脚部材6、7及び胴部8の材料及び寸法は適宜選
択されるが、例示のものではアルミニウムからなる弾性
体を材質とし、胴部8が5@II口×26問し、脚部6
、7が5ll鎗口X15ssLとされている。振動体9
の材質は、この他ジュラルミン、鉄、真鍮あるいはステ
ンレス鋼などの金属材料、アルミナ、ガラスあるいは炭
化珪素などの無機材料、ポリイミド系樹脂あるいはナイ
ロンなどの有機材料などが利用できる。
振動体9の角部は、脚部6、7及び胴部8に対して45
°の角度をなすように面取りされており、その取付面1
0に圧電素子(振動素子)11、12が接着剤などを用
いて取り付けられている。この圧電素子1112は、積
層型圧電アクチュエータあるいは単板の圧電セラミック
スが使用され、図示せぬ電源から印加される交番電圧に
よって上記取付面10と直交する方向に超音波振動する
ようになっている。圧電素子l1、12の寸法も上記脚
部6、7等と同様に適宜選択されるが、例示のものでは
5@蒙口X9@IILのものを用いた。
そして、各脚部6、7の先端と対向する位置には、それ
ぞれ3個の案内ローラ13が、胴部8の長平方向に沿っ
て配設されている。これら各案内ローラ13は各脚部6
、7よりも幾らか大きい幅に形成され、その両端が上記
装置本体1に回転自在に支持されている。
また、上記装置本体1の上部中央には六部14が形成さ
れており、この穴部l4には先端円錐状をなす付勢ビン
l5が軸方向に摺動自在に嵌装されている。そして、こ
の付勢ビンl5の先端近傍に形威されたフランジ16と
装置本体1との間にはバネ17が配設され、該パネ17
によって付勢ピンl5は常時胴部8に向けて付勢されて
、その先端が胴部8の上面中央に形成された凹部l8と
係合されるようCこなっており、これにより振動体9の
各脚部6、7が駆動ケーブル3に向かつて付勢されて、
駆動ケーブル3が脚部6、7と各案内ローラl3との間
で扶持されている。
次に、以上のように構成された自動アンテナ装置の作用
を説明する。
超音波リニアモータ5の圧電素子l1、l2のいずれか
一方または双方に超音波周波数領域の交番電圧を印加し
て振動体9を加振すると、各脚部6、7の先端には、縦
振動と撓み振動とが合成されて特定方向に回転する楕円
振動(楕円振動)が発生する。これにより駆動ケーブル
3が楕円振動の回転する方向に対応して上記アンテナロ
ッド2の軸方向いずれか一方に移動し、この駆動ケーブ
ル3の移動に伴って、駆動ケーブル3の一端と連結され
たアンテナロッド2が軸方向に伸縮させられる。
この際、各圧電素子11,12の選択状態、各圧電素子
1l、12に印加する交番電圧の位相等を変化させるこ
とによって、上記楕円振動の回転方向を変化させること
ができるので、上記駆動ケーブル3の移動方向の制御が
可能である。また、超音波リニアモータ5の圧電素子l
1、12への電圧の印加を停止した状態においては、駆
動ケーブル3が脚部6、7と案内ローラl3との間で扶
持され、この間に働く摩擦力とアンテナロッド2を構成
する各ロッド部材間の摩擦力によってアンテナロッド2
の伸縮が阻止される。
以上説明したように、本実施例の自動アンテナ装置によ
れば、超音波リニアモータ5を制御することによってア
ンテナロッド2を伸縮させることができるので、たとえ
ば車載ラジオのスイッチと連動させてアンテナロッド2
を伸縮させる等、アンテナロッド2を自由に遠隔操作で
きる。
しかも、超音波リニアモータ5によって駆動ケーブル3
を直接アンテナロッド2の軸方向に直線運動させること
ができるので、回転運動を直線運動に変換する駆動機構
が一切不変となる。このため、装置の大幅な軽量化が実
現できると共に、駆動機構を介することに伴うエネルギ
ー損失が無くなって、エネルギー変換効率が向上し、車
載バッテリーの負担が軽減される。
また、超音波リニアモータ5の各脚部6、7と駆動ケー
ブル3との間の摩擦力によって駆動ケーブル3を扶持す
る構或であるため、超音波リニアモータ5を付勢するバ
ネ17の力を適当に選択することにより、アンテナロッ
ド2を上記摩擦力に抗して手動で伸縮させることができ
る。
さらに、超音波リニアモータ5の超音波振動によって駆
動ケーブル3を移動させる構成であるため、電磁ノイズ
の発生がなく、この結果、アンテナロツド2の伸縮動作
時におけるラジオへのノイズの混信が無くなる。
なお、本実施例では、特に案内ローラl3を各脚部6、
7の先端にそれぞれ3個づつ設けているが、本発明の自
動アンテナ装置はこれに限るものではなく、各脚部6、
7に1個づつ、あるいは4個以上等その数は適宜選択可
能である。また、第3図に示すように、案内ローラ13
に代えて、駆動ケーブル3を2つの超音波リニアモータ
5で挟み込んでも良い。
また、本実施例では、特に振動体9を2本の脚部6、7
と胴部8とで略フ字状に形成しているが、本発明はこれ
に限るものではなく、脚部を3本以上としたり、胴部8
を湾曲させる等の変形を行うことも当然に可能である。
しかも、各脚部6、7が互いに平行に配置されていなく
いても良いことは言うまでもない。
さらに、本実施例で例示した超音波リニアモー夕の各部
の寸法、配置、形状等はあくまで一例であり、これらは
自動アンテナ装置の全体形状等に応じて任意に設計変更
され得るものである。
[効果] 以上説明したように、この発明によれば、超音波リニア
モータによって駆動部材を直接アンテナロッドの軸方向
に移動させることができるので、回転運動を直線運動に
変換する機構が不要となり、この結果、装置の大幅な軽
量化が実現できると共に、駆動機構を介在させることに
伴うエネルギー損失が無くなってエネルギー変換効率が
向上してバッテリーの負担が軽減される。
また、超音波リニアモー夕によって駆動部材を直接駆動
する構戊であるため、これらの間に作用する摩擦力に抗
してアンテナロッドを操作することにより、アンテナロ
ッドを手動で所望の長さに伸縮させることができる。
さらに、超音波リニアモー夕の超音波振動によって駆動
部材を移動させる構戊であるため、電磁ノイズの発生が
なく、アンテナロッドの伸縮動作時におけるラジオへの
ノイズの混信が無くなる。
【図面の簡単な説明】
第l図は本発明の一実施例における断面図、第2図は超
音波リニアモー夕の全体構成を示す図、第3図は上記実
施例の変形例を示す図である。 動体、11,12・・・・・・圧電素子(振動素子)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 伸縮自在に設けられたアンテナロッドの内部に、一端が
    上記アンテナロッドの先端部と連結され、他端が上記ア
    ンテナロッドの基端から突出する駆動部材を配設し、こ
    の駆動部材をアクチュエータで上記アンテナロッドの軸
    方向に移動せしめることにより、上記アンテナロッドを
    伸縮させる自動アンテナ装置において、 上記アクチュエータとして、弾性体を素材とした振動体
    に、該振動体を加振する振動素子を取り付け、該振動素
    子により上記振動体の端部に縦振動および撓み振動を発
    生させ、これら縦振動および撓み振動が合成された楕円
    振動により駆動力を発生し、この駆動力により上記駆動
    部材を軸方向に移動させる超音波リニアモータを用いた
    ことを特徴とする自動アンテナ装置。
JP16188089A 1989-06-21 1989-06-23 自動アンテナ装置 Pending JPH0327603A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16188089A JPH0327603A (ja) 1989-06-23 1989-06-23 自動アンテナ装置
US07/518,697 US5087851A (en) 1989-06-21 1990-05-03 Device for driving a part on a vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16188089A JPH0327603A (ja) 1989-06-23 1989-06-23 自動アンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0327603A true JPH0327603A (ja) 1991-02-06

Family

ID=15743744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16188089A Pending JPH0327603A (ja) 1989-06-21 1989-06-23 自動アンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0327603A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7737605B2 (en) * 2004-11-15 2010-06-15 Physik Instrumente (Pi) Gmbh & Co. Kg Linear ultrasound motor
WO2019197731A1 (fr) * 2018-04-12 2019-10-17 Jose Buendia Depollution des champs variables

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7737605B2 (en) * 2004-11-15 2010-06-15 Physik Instrumente (Pi) Gmbh & Co. Kg Linear ultrasound motor
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