JPH03275357A

JPH03275357A - 印刷装置

Info

Publication number: JPH03275357A
Application number: JP7760790A
Authority: JP
Inventors: Otoharu Kuwamura; 音晴桑村; Hideji Hozuki; 保月　英児
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-03-26
Filing date: 1990-03-26
Publication date: 1991-12-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）本発明は、クリームはんだ等のペースト状印刷媒体を基
板上に印刷する印刷装置に関する。

（従来の技術）リードレス部品として知られるチップ抵抗やチップコン
デンサ並びにハイブリッドＩＣ等の電子部品を基板上に
実装する場合、その予備工程としてクリームはんだや部
品の仮保持用としての接着剤等のペースト状印刷媒体を
基板上の回路パターンや部品実装位置に予め印刷する必
要がある。

一般に、このような印刷を行う装置は、印刷パターン（
回路パターンや部品実装位置）に対応した透孔が穿設さ
れたスクリーン上でスキージを摺動し、スクリーン上の
ペースト状印刷媒体（クリムはんだや接着剤等をスクリ
ーン下の基板上に印刷するように構成されている。

ところが、上記印刷装置においては、スキージの摺動速
度を速くすると、ペースト状印刷媒体がスクリーンの透
孔に完全に埋め込まれず、不完全な印刷が行われること
がある。このため、スキージの摺動速度は制限されてお
り、生産性を高めることができない問題があった。

そこで、スクリーン上でスキージを往復摺動する往復印
刷装置が従来から使用されている。

第３図（ａ）〜（ｆ）はこのような往復印刷装置の動作
を説明するための図である。

尚、同図は基板上に形成された回路パターンを印ｉ１１
パターンとして、これにペースト状印刷媒体としてのク
リームはんたを印刷する例を示している。

同図において、１はスクリーン枠２により張着されたス
クリーン、３は往路用スキージ、４は復路用スキージで
ある。また、基板５はスクリーン１下に所定の間隔（ス
クリーン距離）をもって配置されている。

そして、図示を省略した駆動機構により以下のような駆
動がされる。

初期位置では、第３図（ａ）に示すように、復路用スキ
ージ４が離間した状態で往路用スキージ３がスクリーン
１上に当接される。

この状態から、第３図（ｂ）に示すように、スクリーン
１上を図中矢印方向（往路方向）に往路用スキージ３が
摺動され、クリームはんた６がスクリーン１の透孔１ａ
に埋め込まれていく。

反転位置に達すると、第３図（ｃ）に示すように、往路
用スキージ３もスクリーン１上から離間され、この後第
３図（ｄ）に示すように、往路用スキージ３が離間した
状態で復路用スキージ４がスクリーン１上に当接される
。

この状態から、第３図（ｅ）に示すように、スクリーン
１上を図中矢印方向（復路方向）に復路用スキージ４が
摺動され、クリームはんた６か再度スクリーン１の透孔
１ａに埋め込まれていく。

最終位置に達すると、第３図（ｆ）に示すように、復路
用スキージ３がスクリーン１上から離間され、一連の工
程か終了する。

しかしながら、このような往復印刷装置では、第３図（
ｃ）に示した反転時に、往路用スキージ３及び復路用ス
キージ４の双方がスクリーン１上から離間した状態にな
るため、スクリーン１は基板１上から一旦離れた状態と
なる。尚、この状態では、スクリーン１の透孔１ａに埋
め込まれたクリームはんだ６は、基板５上に印刷されて
いる。

このため、第３図（ｄ）、（ｅ）に示した復路時に、ス
クリーン１上を復路用スキージ４により摺動したとき、
スクリーン１の透孔１ａが往路時に基板５上に印刷され
たクリームはんた６と必すしも一致しない。それ故、往
路時に印刷されたクリームはんだ６と復路時に印刷され
たクリームはんだ６との間で印刷ずれを生じるという問
題かある。

特に、高密度実装化の進んだ近年の当該分野においては
、かかる印刷ずれは回路パターン間の短絡不良の原因と
なる等の問題かある。

このことはチップ部品を仮保持する接着剤の印刷におい
ても同様である。

そこで、このような印刷ずれをなくすため、例えば基板
とスクリーンとを真空吸着により密着させて上記した一
連の工程を実行することが考えられるが、印刷終了後に
基板からスクリーンを剥がす作業が極めて煩雑かつ困難
なため、実用性に乏しい。

また、初期位置と反転位置の両側にスクリーンを基板側
に押圧する機構を設け、上記した一連の工程を実行する
ときにこの機構によってスクリーンを基板側に押圧する
ことが考えられるが、部品点数か増大しかつ制御か複雑
になるという難点かある。

（発明が解決しようとする課題）このように従来の往復印刷装置では、回路パターン間の
短絡不良等の原因となる印刷すれを生し、これを容易に
防止できないという問題があった。

本発明は、このような事情に基づき成されたもので、簡
単な構成で往復印刷による印刷ずれをなくすことができ
る印刷装置を提供することを目的としている。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は、上述した課題を解決するために、印刷パター
ンに対応した透孔が穿設されたスクリーン上で対向配置
された往路用スキージ及び復路用スキージを摺動し、ス
クリーン上のペースト状印刷媒体をスクリーン下の基板
上に往復印刷する印刷装置において、往路時にスクリー
ン上から復路用スキージを離間させつつ往路用スキージ
を摺動させ、反転時にスクリーン上に往路用スキージを
当接させたまま復路用スキージを当接させ、復路時にス
クリーン上から往路用スキージを離間させつつ復路用ス
キージを摺動させる駆動機構を備えたものである。

（作　用）本発明では、反転時にスクリーン上に往路用スキージを
当接したまま復路用スキージを当接しているので、スク
リーンが基板上から離れることがなく、往復印刷による
印刷ずれをなくすことができる。

また、本発明では、従来の装置において往路用スキージ
及び復路用スキージを駆動する駆動機構の駆動タイミン
グを変えるだけでよいので、簡単な構成て実現できる。

（実施例）以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づき説明する。

第２図は本発明の一実施例に係る印刷装置を示す斜視図
である。

同図において、７は基台である。基台７上には、スクリ
ーン８か張着されたスクリーン枠９が取付けられている
。スクリーン８の裏面には、本装置により印刷される基
板（図示省略）か載置されている。

１０はスキージ及びそれを駆動する機構が取付られる枠
であり、支持部材１１を介し基台７上に支持されている
。

１２１３は往路用スキージ、復路用スキージをそれぞれ
保持するホルダである。これらホルダ１２．１３は、シ
リンダ取付部材１４に取付けられたシリンダ１５．１６
に固定され、それぞれ上下動可能にされている。尚、１
７．１８は各スキージの下降端を調節するストッパであ
る。

シリンダ取付部材１４は、その両端に取付けられたブツ
シュ１９．２０に枠１０に固定された案内軸２１，２２
か挿通され、印刷方向に移動可能に支持されている。ま
た、シリンダ取付部材１４は、その一端に取付けられた
ナツト２３に枠１０に回動可能に取付けられたボールネ
ジ２４が螺入され、ボールネジ２４の回動により印刷方
向に移動されるようになっている。

ボールネジ２４の一端にはプーリー２５か取付られてお
り、このプーリー２５とモータ２６に取付けられたプー
リー２７とか無端ベルト２８により巻架されている。

２９は印刷開始位置及び終了位置を検出するセンサ、３
０は印刷反転位置を検出するセンサである。これらセン
サ２９．３０は、発光素子と受光素子との組合せからな
り、シリンダ取付部材１４に取付られた遮光板３１が当
該位置に達したときき発光素子と受光素子間か遮られる
ことで、位置検出が行われるようになっている。

次に、このように構成された本実施例装置の動作を第１
図（ａ）〜（ｆ）に基づき説明する。尚、以下の動作は
、センサ２９，３０の検出結果に基づきシリンダ１５．
１６やモータ２６等をンーケンシャルに制御することで
またはプログラムにより制御することで実現される。

ます、初期位置では、第１図（ａ）に示すように、復路
用スキージ３２か離間した状態で往路用スキージ３３が
スクリーン８上に当接される。

この状態から、第１図（ｂ）に示すように、スクリーン
８上を図中矢印方向（往路方向）に往路用スキージ３３
か摺動され、クリームはんた３４かスクリーン８の透孔
８ａに埋め込まれていく。

反転位置に達すると、第１図（ｃ）に示すように、往路
用スキージ３３かスクリーン８上に当接されたままの状
態で復路用スキージ３２かスクリーン８上に当接される
。

この後、第１図（ｄ）に示すように、往路用スキージ３
３か離間される。

この状態から、第１図（ｅ）に示すように、スクリーン
８上を図中矢印方向（復路方向）に復路用スキージ３２
が摺動され、クリームはんだ３４が再度スクリーン８の
透孔８ａに埋め込まれていく。

最終位置に達すると、第１図（ｆ）に示すように、復路
用スキージ３２かスクリーン８上から離間され、一連の
工程か終了する。

このように本実施例では、反転時に往路用スキージ３３
をスクリーン８上に当接したままの状態で復路用スキー
ジ３２をスクリーン８上に当接しているので、スクリー
ン８か基板３５上から離れることはなく、往復印刷によ
る印刷すれをな（すことができる。また、従来からある
印刷装置において、往路用スキージ３３及び復路用スキ
ージ３２の駆動タイミングを変えるだけで実現すること
ができる。

尚、上述した実施例では、ペースト状印刷媒体がクリー
ムはんだである場合について説明したが、他のペースト
状印刷媒体例えばクリームはんだの代わりに用いる導電
性接着剤や前述した部品仮保持用の接着剤等であっても
同様に実施することができる。

〔発明の効果］以上説明したように本発明によれば、スクリーンが基板
上から離れることはないので、往復印刷による印刷ずれ
をなくすことができる。また、従来の装置において往路
用スキージ及び復路用スキージを駆動する駆動機構の駆
動タイミングを変えるたけでよいので、簡単な構成で実
現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）〜（ｆ）は本発明の一実施例に係る印刷装
置の動作を説明するための図、第２図はこの実施例に係
る印刷装置の構成を示す斜視図、第３図（ａ）〜（ｆ）
は従来の印刷装置の動作を説明するための図である。８・・・スクリーン、３２・・・復路用スキージ、３３
・・・往路用スキージ、３４・・・クリームはんだ、３
５・・・基板。

Claims

【特許請求の範囲】印刷パターンに対応した透孔が穿設されたスクリーン上
で往路用スキージ及び復路用スキージを摺動し、前記ス
クリーン上のペースト状印刷媒体をスクリーン下の基板
上に往復印刷する印刷装置において、往路時に前記スクリーン上から前記復路用スキージを離
間させつつ前記往路用スキージを摺動させ、反転時に前
記スクリーン上に前記往路用スキージを当接させたまま
前記復路用スキージを当接させ、復路時に前記スクリー
ン上から前記往路用スキージを離間させつつ前記復路用
スキージを摺動させる駆動機構を備えたことを特徴とす
る印刷装置。