JPH03272918A - 反転移載装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、凹面を有する製品を対象とし、凹面が上方状
態にある製品を凹面が下方になるように反転させてスト
ックさせる反転移載装置に関する。

〔従来の技術〕

凹面を有する製品として、例えばカラーブラウン管に用
いられるシャドウマスクがある。シャドウマスクは、プ
レス機によって上方が凹に通るように成形される。一方
、この成形されたシャドウマスク（以下成形マスクとい
う）を保管庫へ収納する場合には、保管スペース及び成
形マスクの変形、傷等を防止するために、凹面を下方に
して積み重ねられる。そこで、プレス機により成形され
た成形マスクは、凹面が上方であるので、反転移載装置
を用いて反転させて凹面を下方にしてストックコンベア
上に載置する必要がある。

従来、反転移載装置としては、反転装置により反転させ
られた製品がストックコンベア上に載置される毎にスト
ックコンベアを一定ピッチで送るか、また連続して駆動
し、ストックコンベア上に単品で一列に並べる方式が一
般に多用されている。

マタ少数ながら、ストックコンベア上に製品を積み重ね
る方式も存在する。

むお、電子管用部品の自動移載装置としては、例えば特
公昭５４−３３０３２号公報等に開示されている。

Ｃ見開が解決しようとする課題〕 積み重ねなし方式では、ストックコンベアの全長が長く
ｋす、また保管庫への収納時に人手によって積み重ねる
必要がある。

積み重ね方式では、重箱状に積み重ねるので、凸面に凹
面がはまり合うものは積み重ねて屯姿勢が安定するが、
成形マスクの場合には不安定な状態にあり、一定の姿勢
を維持することができｋく、コンベアの駆動時の振動に
よって任意の方向に上方の製品がずれ落ち、その後の処
理が天変であると共に、変形、傷等の発生原因となる。

そこで、一般には前記した積み重ねたし方式が多用され
ている。

また従来の積み重ね方式は、一定の高さから製品を落下
させて積み重ねる方式であるので、精度良く積み重ねる
ことができないと共に、大型成形マスク等のように変形
し易い薄板製品は変形、傷等が発生するという問題があ
った。

本発明の第１の目的は、振動等による姿勢のくずれがむ
く安定した状態で積み重ねがｂ］能ブよ反転移載装置を
提供することにある。

本発明の第２の目的は、積み重ね時における変形、傷等
が防止される反転移載装置ｋｍ供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記第１の目的は、製品をイリしてコンベア上に積み重
ねるように、反転装置とコンベアとをすらし量だけ相対
的に移動させる１動手段を設けることにより達成される
。

上記第２の目的は、製品を保持し、て回動可能九反転装
置の反転ブロック１７．）反転角を制御する反転角ｆ！
ｌＩ制御手段を設けることにより連成される。

〔作用〕

製品を反転装ｆＫよってコンベア上に載置する毎にコン
ベアまたは反転装置を１動手段によって弁動させると、
製品は弁動倉だけずれて積み重ねられる。このように、
初めからずらして積み重ねられるので、コンベアの振動
によって姿勢がくずれるおそれがｔｘ　＜　、人手によ
る積み重ねと同等の微妙な積み重ねを行うことができる
。

また製品を反転装置よりコンベア上に落下させる時、既
に積み重ねられた枚数に応じて反転ブロックの反転角を
反転角制御手段によって制御することにより、製品の落
下高さを必要最小限とすることができる。これにより、
積み車ね時に生じる製品の変形、傷等を防止することが
できると共に、積み重ね精度も向上する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。反転
移載装置は、反転装置１ｏとベルトコンベア３０とから
構成されている。

反転装置１０は移動台１１（ｉ７有し、この移動台１１
　＋Ｌ　’Ｊ台１２上にベルトコンベア３ｏの送り方向
と平行に固定されたレール１３上に摺動自在に設けられ
でおり、架台１２上に固定されたブレーキ付エアシリン
ダ１４で移動させられる。移動台ｊｌ上には反転ブロッ
ク支持台コ５が固定されており、この反転ブロック支持
台１５のベルトコンベア３０＠には反転＠１６が間転自
在に支承されている。反転軸１６にはビニオンエアが固
定され、このビニオン１７にはランク１８が噛合してい
る。ランク１８は架台１．２に固定されたブレーキ付エ
アシリンダ１９に固定されている。曾たビニオン１７の
側面には円周上に等開綿にセンサ用穴１７ａが設けられ
ており、このセンサ用′に１７ａはランク１８の側方に
配設された図示しないセンサで検出される。前記反転軸
１６に＆′！及転ブロック２０が固定されており、こ０
反転ブロック２０上には、成形マスク２１′５ｅ支持す
るマスク支持部材２２と、成形マスク２１の側面をグリ
ップするグリップｉｂ　２３　ａ　ｆ有するブレーキ伺
エアシリンダ２３が固定されたグリップ支持部材２４と
が固定されている。

前記ベルトコンベア３ｏの＠１方には、該ベルトコンベ
ア３０上に載置されたＦ！ｉ、形マスク２１を検出する
３個のセンサ３１．３２．３３が配設されている。ここ
で、センサ３２はセンサ３１に近接して配設されており
、このセンサ３２は特にＲけなくてもよいが、成形マス
ク２１のすらし量が過多になら々いように安全のために
設けられている。

またセンサ３１と３３との間隔は、積み重ねられた成形
マスク２１の長さより大に設定されている。

このような構成よりｋる反転移載装置は、例えば第２図
に示すように、プレス機４０と組合せて用いる。即ち、
プレス機４０の側方には、置台・トラバース装置４１上
に置かれたマスク原板をプレス機４０に投入するマスク
供給装置４２と、成形された成形マスク２１をプレス機
４０より取出す成形マスク取出し装ｆＩＬ４３とが配設
されている。

マスク供給袋ｆ１４２は、マスク原板を吸着する吸着装
置４２ａと吸着装置４２ａを駆動する駆動装置４２ｂと
からなっている。成形マスク取出し装＠４３は、成形マ
スク２１をつまみ上げるグリップ装置４３ａとグリップ
装置４３ａを駆動する駆動装置４３ｂとからなっている
。そして、前記レール１３は、反転装置１０がクリップ
装置４３ｇの下方からベルトコンベア３０の側方に往復
動可能に配設されている。

次に作用について説明する。始動時には、反転装置１０
はグリップ装置４３ａの下方に位置している。まず、置
台・トラバース装置４１上に置かれたマスク原板を吸着
装置４２ａにより吸着し、駆動装置４２ｂによりプレス
機４０内に供給する。

プレス機４０により成形された成形マスク２１は、グリ
ップ装置４３ａによりつまみ上げられ、駆動装置４３ｂ
によりプレス機４０内に取出され、反転装［１０のマス
ク支持部材２２上に置かれる。

次にエアシリンダ２３が作動してグリップ部２３ａで成
形マスク２１’を保持する。その後、エアシリンダ１４
が作動して反転装置ｉ１０はベルトコンベア３０の側方
に移動させられ、グリップ装置４３ａとの干渉を避けた
位置に位置させられる。

次にエアシリンダ１９が作動してラクク１８によりビニ
オン１７、反転軸１６及び反転ブロック２０が回動させ
られ、成形マスク２１は反転させられてベルトコンベア
３０上に位置する。次にエアシリンダ２３が前記と逆方
向に作動してグリップ部２３ａは成形マスク２１の保持
を解除し、成形マスク２１はベルトコンベア３０上に載
量される。続いてエアシリンダ１９が前記と逆方向に作
動して反転ブロック２０は反転ブロック支持台１５上に
位置させられる。その後エアシリンダ１４が前記と逆方
向に作動して反転装置１０はグリップ装置４３ａの下方
に位置して待機する。以後、反転装置１０は成形マスク
取出しｉ＆ｔ４３より成形マスク２１を受は取る毎に前
記動作を繰返す。

この場合、ベルトコンベア３０上に成形マスク２１が積
み重ねられた枚数に応じて反転ブロック２００反転角度
は決定される。この反転ブロック２００反転角度は、図
示しｆｔいセンサでセンサ用穴１７ａｌ検出してエアシ
リンダ１９の作動量が制御される。

また前記した反転装置ｌＯの動作によって、第１図ｔａ
＋に示すように、ベルトコンベア３０上に成形マスク２
１が載置されると、センサ３１．３２は成形マスク２１
を検出してオンとなる。そこで、ベルトコンベア３０は
、センサ３２はオンの状態でセンサ３１がオフに々るま
で駆動させられる。

このベルトコンベア３０の駆動は、成形マスク２１がベ
ルトコンベア３０上に載置される毎に行われる。これに
より、第１図山）に示すように、成形マスク２１はすら
して積み重ねられる。この場合の成形マスク２１０重な
り部の比率は、センサ３１と３２との間隔によって設定
することができる。規定枚数積み重ねられると、ベルト
コンベア３０は、センサ３１．３２．３３が全てオフに
なるまで送られる。これにより、センサ３１と３３の間
には次に載置される成形マスク２１のスペースが確保さ
れる。

このように、成形マスク２１を反転装置１０によってベ
ルトコンベア３０上に載置する毎にセンサ３１がオフに
なるまでベルトコンベア３０を駆動させるので、成形マ
スク２１は駆動量だけずれて積み重ねられる。即ち、ベ
ルトコンベア３０上虻は予め成形マスク２１をずらして
積み重ｎるので、ベルトコンベア３０の振動によって積
み重ねられた成形マスク２１の姿勢が変ることはなく、
人手による積み重ねと同等の微妙な積み重ねを行うこと
ができる。

また成形トスク２１を反転装［１０よりベルトコンベア
３０上に１Ｆさせる時、既に積み）ねられた枚数に応じ
てセンサ用穴１７ａをセンサによって検出してエアシリ
ンダ１９を制御し、反転ブロック２００反転角を制御す
ることにより、成形マスク２１の落下高さを必要最小限
とすることができる。これにより、積み重ね時に生じる
成形マスク２１的変形、饅等を防止することができると
共に、積み重ね精度も向上Ｊる。

なお、上記実施例においては、ベルトコンベア３０上に
成形マスク２１を・・ずらして稍み重ねるのに、センサ
３１を使用し、センサ３１がオフにブＬるまでにルトコ
ンにア３０を移動させたが、成形マスク２１を積み重わ
る毎に移動台１１の位置を変えるように：１：、アシリ
ンダ１４１−１１１Ｊ御してもよい。

また上記実施例においては、移動台１１及び反転ブロッ
ク２０の駆動源Ｃそれぞれエア・ンリンダＩＪ、１．９
ｆ用いたカ、ザーボモータ、パルス・工−−タ等の！気
、的駆動手段を・用いて屯よい。この場合、反転ブロッ
ク２０の駆動源に電気的駆動４．段を用いると、この電
気的駆動手段σ）回転音は電、気的に制御できるので、
本実線側に示すようにビニオン１７にセンサ用穴１７ａ
を設け２）必要はブ工く、またセンサ用穴１７ａを検出
１７−１→１ンサも不蚤となる。

また上試買線側においては、成形マスク２１に適用１−
た場合について説明したが、凹面を有する同様な形状の
製品にも適用℃き４）。

〔発明の効果〕

本発明によ第１ば、弁動手段Ｃ」、り製品’ｔ−“Ｃら
ｌ。

てコンベア上に讃み電ねることかできるので、コンベア
の振動によって姿勢が＜′−！；ｔするおそれがなく、
人手による積み重ねと同等の微妙な積み重ねを谷うこと
ができる。また製品を汐転装瓢よりコンベア上に落下さ
せる時、既に禮み重ねられた枚数に応じ１反転ブロック
の反転角を反転角制御手段によって制御するので、製品
の落下高さを必要最小限とすることができ、積み隻ね時
に生じる製品の変形、傷尋を防止することができると共
に、積み重ね精度も向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示し、（ａ）は正面図、（
ｂ）は稠み重ね状態の正向図、第２図はブレスｎ動移載
機に適用した平面図である。 １０・・・反転装置、　　　１１・・・移動台、１４・
・・エアシリンダ、　　　１７・・・ビニオン、１７ａ
・−・センサ用穴、　　　１８・・・ラック、］Ｉ９・
・エアシリンダ、　　　２０・・・反転ブロック、２１
・・・成形マスク、　　　３０・・・ベルトコンベア、
３１〜３３・・・センサ。 ／′″−’＞

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、凹面を有する製品を凹面を上方にして反転装置に載
   置し、この反転装置により凹面が下方になるように反転
   してコンベアに載置する反転移載装置において、製品を
   ずらしてコンベア上に積み重ねるように、前記反転装置
   と前記コンベアとをずらし量だけ相対的に移動させる寸
   動手段を設けたことを特徴とする反転移載装置。 ２、凹面を有する製品を凹面を上方にして反転装置に載
   置し、この反転装置により凹面が下方になるように反転
   してコンベアに載置する反転移載装置において、製品を
   保持して回動可能な反転装置の反転ブロックの反転角を
   制御する反転角制御手段を設けたことを特徴とする反転
   移載装置。