JPH0327270B2 - - Google Patents

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JPH0327270B2
JPH0327270B2 JP57017174A JP1717482A JPH0327270B2 JP H0327270 B2 JPH0327270 B2 JP H0327270B2 JP 57017174 A JP57017174 A JP 57017174A JP 1717482 A JP1717482 A JP 1717482A JP H0327270 B2 JPH0327270 B2 JP H0327270B2
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JP
Japan
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gas
paint
nozzle
pressurized
liquid
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JP57017174A
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Hiroshi Yanai
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Description

【発明の詳細な説明】 加圧気体と加圧液体とを微小泡沫生成型の混合
器により混合した後引き続きその圧力を保持させ
たまま多数の微小泡沫として噴出口から噴射する
スプレー装置は、泡沫を大気中へ放出した後に泡
沫内部気体の圧力により破裂させることができる
関係上、霧化の良好なスプレー装置として期待さ
れるのであるが、塗料の霧化に当つては、その塗
料粘性により泡沫が破裂され難く、この泡沫の一
部が塗膜中に残留して塗装において致命的ともい
うべきピンホールを生成する重大欠陥があり、従
つて溶剤を多量に使用した稀釈塗料の噴霧には適
応する場合があるが、高粘度塗料の噴霧には不適
当であつた。
本発明は、塗膜中に泡沫によるピンホール生成
を防止する目的のもとに、噴出泡沫を被塗装面に
到達する以前の推進過程において効果的に破裂さ
せるため、泡沫を含む噴出後の塗料噴霧に対し、
霧化兼破砕用気体を積極的に供給接触させるよう
にしたことを特徴とするものであつて、以下添付
図に例示する態様について詳細に説明する。
第1図および第2図の態様は、円錐状噴霧に適
応する塗装装置であつて、微小泡沫生成型の気液
混合器1と上流の導液施設に対して比較的小さい
オリフイス型の噴出口を有する混気塗料ノズル2
と霧化兼泡沫破砕用気体ノズル3とがある霧化頭
部4を本体5の前端に取付ナツト6により固定す
るようにし、前記気液混合器1としては、混気塗
料ノズル2の背後に後方に拡開する円錐状混合部
と短円筒状衝触部とからなる混合室7を設けると
共に、この混合室7の衝触部に対しその周側から
接線状に導気路8,8および導液路9,9を交互
に開口するように刻設した塗料ノズル部材10
と、導気路8,8に符合する前後方向の導気孔1
1,11並びに軸心部から導液路9,9へ連通す
る分岐状態の導液孔12,12がある中継部材1
3とを、外周寄りに導気孔14,14があるほか
外周前端にテーパー状受面15があるホルダー1
6に後方から液密的に順次嵌合して構成し、また
本体5にはその中心部に前後方向の導液路17を
設けてその前端に弁座18を嵌合すると共に、こ
の弁座18に対し必要に応じ進退させることがで
きるように弁棒19を設けて導液路17を開閉す
るようにするほか、導液路17と平行に導気路2
0および21を設けてその前端に各別の環状溝2
2および23を設け、このように構成した本体5
の前端には前記ホルダー16を中継部材13と共
にその導液孔12、導気孔11および導気孔14
がそれぞれ弁座18、導気路20および導気路2
1に各別に連通するようにパツキング24,25
の介在のもとに対接したままテーパー状抑面26
がある前記ナツト6により確固に固定するように
し、なお前記ナツト6はこれをその前端壁の中央
に円形孔27を穿設して前記混気塗料ノズル2の
外周部分と相俟つて環状の霧化兼泡沫破砕用気体
ノズル3を形成するようにすると共に、ホルダー
16の前面とナツト6の前端壁との中間間隙を通
気路28に充当して導気孔14からの霧化兼泡沫
破砕用気体ノズル3に導くようにし、その他前記
本体5における導液路17、導気路20および2
1の上流にはそれぞれ流量調節弁29,30およ
び31を設ける。
以上の構成のもとに、調節弁29を適切に調整
した状態のもとに弁棒19の後退により導液路1
7、弁座18、導液孔12、導液溝9を経て数
Kg/cm2程度の加圧塗料を混合室7に供給すると同
時に、調節弁30を適切に調整した状態のもとに
導気路20、環状溝22、導気孔11、導気溝8
を経て前記塗料圧力と同等もしくは僅かに高圧の
加圧気体を混合室7に供給し、このように混合室
7における衝触部に接線状に流入する加圧塗料お
よび加圧気体はその衝触部において旋回しつつ混
合すると共に混合部においてむらなく混合して気
体を封鎖した多数の微小泡沫を生成し、混気塗料
ノズル2から大気中に円錐状に噴射し、従つて噴
射後の微小泡沫はその内部の加圧気体の圧力によ
り大部分が破裂して更に微細な霧滴となつて被塗
装面上に被着するのであるが、更に調節弁31を
適宜に調整したまま導気路21、環状溝23、導
気孔14、通気路28を経て1〜数Kg/cm2程度の
加圧気体を霧化並びに泡沫破砕用として環状の霧
化兼泡沫破砕用気体ノズル3から前記円錐状噴霧
の外周側に衝触するように噴出させ、これにより
微小泡沫の破壊を促進して被塗装面に到達する以
前に泡沫を確実に微細霧滴に破砕するばかりでな
く、噴霧を必要以上に外方へ飛散しないようにし
てなるのである。
第3図および第4図の態様は、扇形状噴霧を得
る場合の一例であつて、前記態様における環状の
霧化兼泡沫破砕用気体ノズル3に代えて、噴霧の
両側から噴霧扁平化に適応するように斜め内向き
の霧化兼泡沫破砕用気体ノズル3,3をホルダー
16に導気孔14に連通するように設け、その他
の構造は前記態様におけると同様であるから図中
に符号を付して説明を省略する。
また第5図の態様は、扇形状噴霧形成のための
装置であつて、混気塗料ノズル2として、例えば
ドーム状凹穴とV字状溝との交叉により形成され
るリツプ状のオリフイス型噴出口を有する平吹き
ノズルを採択すると共に、気液混合器1として、
スロート部分において外方から軸線に直交する狭
い導気路33を経て気体を流入させるようにする
ほか、主管路に後方から塗料を流過させてそのス
ロート部分において気液を加圧状態のまま混合し
つつ泡沫を生成するようにしたベンチユリー管3
4を採択し、このベンチユリー管34におけるス
ロート部分を衝触部に充当するほか、スロート部
分よりも下流の拡開円錐管部分および混気塗料ノ
ズル2のドーム状凹穴を混合部に充当し、他の構
成については前記第1図および第2図におけると
性質的に異なるところがない関係上、図中に同一
符号を付して説明は省略する。
なおこの第5図の態様においては、その環状の
霧化兼泡沫破砕用気体ノズル3について第6図の
ようにホルダー16の先端を混気塗料ノズル2の
オリフイス型噴出口に相応する長円形に形成して
霧化兼泡沫破砕用気体を扇形状噴出塗料の両面部
に重点的に供給するようにするのが望ましく、ま
たベンチユリー管34としてはこれを第7図およ
び第8図に詳示するようにスロート部分において
前後に二分し、その分割面に突起35,35を設
けて接合した場合に軸線に直交する導気路33が
形成されるように構成するのがよい。
前記態様において、気液混合器1、混気塗料ノ
ズル2、弁座18、弁棒19の先端部はこれを超
硬合金により製作するのがよく、また塗料と混合
する気体並びに霧化兼泡沫破砕用気体については
通常空気を使用するが、塗料の種類あるいは塗装
条件に即応するように蒸気その他のガスを適用す
る場合があること当然である。
また本発明装置に対し塗料を加温して供給する
ようにし、あるいは静電塗装方式を適用すること
により、霧化効果を一層向上することができるの
である。
以上説明したように、本発明によれば、衝触部
と混合部とから構成する気液混合器をオリフイス
型の小さい噴出口がある混気塗料ノズルの上流に
設けて、加圧気体と加圧塗料とを混合器において
微小泡沫が多数生成される状態に混合した後噴霧
するようにすると共に、その噴霧に対し霧化兼泡
沫破砕用気体を積極的に衝触させるようにしたか
ら、混合により生成した多数の微小泡沫を被塗装
面に到達する以前に確実に破裂させて更に微細な
霧滴とすることができるのであつて、従つて従来
困難であつた高粘度塗料の低圧噴霧を簡単な構成
のもとに容易に実現することができるほか、扇形
噴霧に当つてはいわゆるテールの発生がない等の
効果があり、なお気液混合器における衝触部にお
いて気液を泡沫化した後に混合部において更に混
合を助成するようにしたから、気泡の発生並びに
均斉化を容易に助長し、霧化効率を向上すると共
に霧滴の粒径むらを防止することができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面において、第1図は一実施例態様における
本発明の塗装装置を示す縦断側面図、第2図は第
1図中の線−における縦断正面図、第3図お
よび第4図はそれぞれ他の実施態様を示す縦断側
面図および要部の正面図、第5図および第6図は
それぞれ更に他の実施態様を示す縦断側面図およ
び要部だけの正面図、第7図は第5図中の線−
における縦断正面図、また第8図はベンチユリ
ー管だけの分解斜面図である。 1……気液混合器、2……混気塗料ノズル、3
……霧化兼泡沫破砕用気体ノズル、7……混合
室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 加圧気体と加圧塗料とを微小泡沫生成型の気
    液混合器1において混合するほか、混合後引き続
    きその圧力を保持させたまま多数の微小泡沫を含
    む混合物として混気塗料ノズル2から噴射するよ
    うにした内部混気式泡沫噴射型の噴霧塗装装置で
    あつて、前記気液混合器1としては気液を衝触さ
    せる衝触部とこの衝触部に近い下流に設ける混合
    部とからなる混合室7を有し、この気液混合器1
    に加圧気体と加圧塗料とを同等もしくは加圧気体
    の圧力が僅かに高圧となる状態のもとに供給する
    ようにし、かつ前記混気塗料ノズル2としては多
    数の微小泡沫を含む塗料を加圧状態のもとに噴射
    することができる比較的小さい噴出口を有するオ
    リフイス型のノズルを採択し、更に噴射後の噴霧
    に対して霧化用気体を積極的に供給する霧化兼泡
    沫破砕用気体ノズル3を設けてなる塗装装置。
JP1717482A 1982-02-05 1982-02-05 塗装装置 Granted JPS58133854A (ja)

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JPS58133854A JPS58133854A (ja) 1983-08-09
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