JPH0517160Y2 - - Google Patents

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JPH0517160Y2
JPH0517160Y2 JP20049786U JP20049786U JPH0517160Y2 JP H0517160 Y2 JPH0517160 Y2 JP H0517160Y2 JP 20049786 U JP20049786 U JP 20049786U JP 20049786 U JP20049786 U JP 20049786U JP H0517160 Y2 JPH0517160 Y2 JP H0517160Y2
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paint
air
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pressurized air
stirring
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は高濃度、高粘性塗料を加圧空気と混合
して塗装する混合式の噴霧塗装装置に関する。
(従来技術) 例えば塩害等を受け易い地域で使用される自動
車には、製造の最終工程もしくは出荷の直前の段
階で防錆処理が施されるが、この防錆処理に使用
されるワツクス等の塗料はきわめて高濃度かつ高
粘性を有するため、これを加圧空気と混合して噴
出口から吐出させるようにしても十分に霧化する
ことができず、特に中空部分の内面のノズル先端
を挿入して塗装するような場合には塗装ムラが生
じ易いといつた問題を抱えている。
このような問題に対して本出願人が実開昭59−
97760号公報において提案した装置は、高粘性塗
料を加圧空気の流れに対して直角な向きに注入混
合させるようにしたもので、これによつて塗料中
に混合した空気を微細な気泡となし、これらが噴
出口より出す際に膨張、破裂させて、塗料を微粒
化させるようにしたものであるが、このような装
置をもつてしても、高粘性塗料に空気を均一に混
入するにはいま一つ充分でないきらいがあつた。
(目的) 本考案はこのような問題に鑑み、塗料と空気と
の混合をより一層強めることによつて、塗料をよ
り広範囲に飛散させることのできる新たな塗装装
置を提供することを目的としたものである。
(目的を達成するための手段) すなわち、本考案はかかる目的を達成するため
の混気式噴霧塗装装置として、加圧空気の流入部
9,12,13と、加圧空気と塗料との一時混合
室8を備えた塗料供給筒6の先端を、ノズル3の
基端に設けた撹拌室2の側方に連通させるように
したものである。
(実施例) そこで以下に本考案の詳細を図示した実施例に
基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示したものであつ
て、図中符号1は柄部の先端に取付けられる攪拌
筒で、この内部に設けた大径の攪拌室2は、攪拌
筒1先端に取付けた筒状のノズル3に連通して、
攪拌室2内で気体と混合した塗料をノズル本体3
の先端に設けたスリツト状の噴出口4…より吐出
させるように構成されている。
6は、塗料と空気を混合してこれらを攪拌室2
の側方から内部に圧入するよう攪拌筒1の側面に
固定された塗料供給筒で、後端を塗料供給源に連
通する管との接合部7として構成したこの塗料供
給筒6の内部には、中心にベンチユリー管のよう
な縮流部11を備えた小径のコア10が、塗料供
給筒6先端に設けた一時混合室8と連通するよう
に嵌め込まれた上、塗料供給筒6の後端に圧入し
たリング15によつて筒6内に固定され、また塗
料供給筒6の内面とコア10との間〓を空気通路
12なして、ここには、塗料供給筒6の側面に設
けた空気流入口9から供給されてきた加圧空気を
流入させるよう構成され、さらに、ここに流入し
た加圧空気を、コア10の側面から中心のテーパ
ー状拡がり部分に通じる放射状の通気孔13…を
経てベンチユリー部を流れる塗料中に送り込むよ
うに構成されている。
なお図中符号5は攪拌室2の後端を封止してい
るプラグを示している。
上述した実施例において、図示しない塗料供給
源から塗料供給筒6内に例えば4Kg/cm2の圧力で
塗料を送り込み、同時に塗料供給筒6の側面に接
続する加圧空気供給源から4Kg/cm2もしくはこれ
を若干上回る圧力をもつて加圧空気を送り込む
と、空気通路12内に流入した加圧空気は、ベン
チユリー部を流れる塗料に引かれて通気孔13か
ら塗料内に混入し、その前方の一時混合室8内で
多数の気泡として混ざり合つた後、さらに側方よ
り攪拌室2内に高速で流入し、ここでその内面に
激しく衝突しつつ攪乱され、この間に気泡は微細
化されて高粘度の塗料中に均一に混合する。そし
て、塗料中に気泡として均一に混入した空気は、
最後の噴出口3から塗料とともに噴出する際、膨
張し破裂して塗料を微粒化した上、広範囲に拡散
させて被塗装面上に付着させる。
第2図に示した実施例は、攪拌筒1の斜め後方
よりその側面前方に向けて塗料供給筒6を取付け
たもので、これにより攪拌室2の斜め後方より流
入した塗料と空気を攪拌室2の内面に衝突させつ
つ前方に向かう螺旋流となして、均一な混合とノ
ズル3へ向かう流れを作り出すようにしたもので
ある。
また第3図に示した実施例は攪拌室2の後方に
二次空気供給管16を接続し、攪拌室2内に流入
した塗料に対してその側面からさらに二次空気を
吹込んで、攪拌作用を一層助長させるとともに多
量の空気を混入して、塗料の拡散噴霧をより効果
的になすようにしたものである。
さらに第4図に示した実施例は、塗料供給筒6
を攪拌室2の軸線から外れた位置に結合し、攪拌
室2内に流入した塗料と空気に効果的な渦流と乱
流を生じさせるようにしたものである。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、加圧空気の
流入通孔と加圧空気との混合室を備えた塗料供給
管をノズル基端の設けた攪拌室の側方に連通させ
たので、混気塗料を攪拌室の内壁に高速で衝突さ
せることにより、ここで生じた乱流あるいは渦流
によつて塗料中に混入した気泡を微細化しかつ拡
散させてこれを塗料中に均一に分散させることが
でき、簡単な構成にも拘わらず、この種の高濃度
かつ高粘度の塗料を噴出口から広範囲に霧化させ
て被塗装面上に均斉に塗布することを可能とす
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す装置の一部切
欠き側面図、第2,3図は他の実施例についての
側面図、第4図はさらに別の実施例についての断
面図である。 1……攪拌筒、2……攪拌室、3……ノズル、
6……塗料供給筒、8……一時混合室、9……空
気流入口、13……通気孔、16……二次空気供
給管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加圧空気の流入部9,12,13と、該加圧空
    気と塗料との一時混合室8を備えた塗料供給筒6
    の先端を、ノズル3の基端に設けた撹拌室2の側
    方に連通させたことを特徴とする混気式噴霧塗装
    装置。
JP20049786U 1986-12-27 1986-12-27 Expired - Lifetime JPH0517160Y2 (ja)

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JP20049786U JPH0517160Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JP20049786U JPH0517160Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JPS63107757U JPS63107757U (ja) 1988-07-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0732886B2 (ja) * 1989-03-09 1995-04-12 新日本製鐵株式会社 気液噴霧用ノズル
JP5577118B2 (ja) * 2010-03-12 2014-08-20 本田技研工業株式会社 塗装装置
JP2011189248A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Honda Motor Co Ltd 塗装機及び塗装装置

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