JPH0327111Y2 - - Google Patents

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JPH0327111Y2
JPH0327111Y2 JP1985073884U JP7388485U JPH0327111Y2 JP H0327111 Y2 JPH0327111 Y2 JP H0327111Y2 JP 1985073884 U JP1985073884 U JP 1985073884U JP 7388485 U JP7388485 U JP 7388485U JP H0327111 Y2 JPH0327111 Y2 JP H0327111Y2
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pipe
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rubber ring
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、宅地・公道境界部に埋設する簡易形
公共用汚水ますに関するものである。
〔従来の技術とその課題〕
一般に、ますには汚水ますと雨水ますとがある
が、このうち汚水ますは、宅地内の排水設備を取
りまとめて宅地内配管や連結管を介して下水本管
に流入させる機能と、排水設備や宅地内配管の点
検、掃除を行うものであつて、特に、公共用汚水
ますは、その設置箇所が道路に面した家庭毎に1
個の割合で、道路際の側溝下に設置され、しか
も、その強度が特に要求されている。
ところで、この種のますについて次のような従
来技術が知られている。
〔従来技術 1〕 現在、土地価格の高騰によつて宅地は狭隘とな
り、ますを設置する場所がなくなり、床下へも設
置される場合が生じ、かえつて、ますの機能に支
障を生じるようになつている。また、宅地内配管
の径が10cmであれば、ますの必要間隔は最大12m
であるため、宅地内各所に大口径のますが露出
し、折角の管きよ埋設の美的効果がなくなつてい
る。そのため、本出願人は、一般のコンクリート
製の会所ますの代わりに、第3図に示すような、
掃除口管3を弯曲させて上方に突設し、この掃除
口管3の上方開口部に掃除口蓋6を着脱自在に装
着することにより、この掃除口管3の上下開口部
5,4′を偏心するような曲管で形成して掃除用
ガイド部7とした管継手1を備えた宅地用の簡易
形会所ますを提案している。
しかしながら、かかる提案では、比較的小径に
形成されて宅地内ますとしては有効なものの、こ
れを公共用汚水ますに、その掃除口の口径を拡げ
て適用しようとしても、掃除口から連結管10の
内部が点検できない、という問題があつた。
〔従来例 2〕 そのため、公共用汚水ますは、依然として、第
4図に示すように宅地内配管30と、下水本管3
1とを連結管10によつて接続するために、宅地
と公道との境界部分に、口径450mmφ〜600mmφの
コンクリート製の汚水ます32が使用されてる。
この汚水ます32は、下にグリ石33を敷き、ス
テコンを打つた後にコンクリート製の円筒ます3
4を設置し、その開口部にマンホール蓋35が載
置され、底部36にはインバートを切つた構造と
なつている。
ところが、かかる公共用汚水ます32では、宅
地内配管30や連結管10に塩ビパイプが使用さ
れた場合、汚水ます32との接続上困難となり、
しかもコンクリート製であるため重く、運搬が容
易でなく、加えて、底部36にインバートを切る
必要があるため、施工に手間がかかるとともに、
織人不足もあつて使用上困難をきたしている。
〔従来例 3〕 なお、公共の下水本管に通じる連結管と宅地内
配管との会所点に掃除口管をもつ塩ビ製の汚水ま
すを適用する提案があるが(実開昭59−10391目
公報参照)、かかる提案では、例えば公共用汚水
ますの特徴の一つである強度に対し何ら配慮がな
されていない。すなわち、その軸線が垂直状で上
下面を有する大径ドラムの上面に、掃除口管また
はゴム輪受口をどのようにして取付けるのか不明
であるので、公共用汚水ますとして使用すること
ができない、という問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案は、これら従来例の不都合を一挙
に取除くべく案出されたもので、その要旨とする
ところは、掃除口蓋20を着脱自在に装着した口
径100mm以上の掃除口管19が挿入可能で、かつ、
スカート状に拡径され、しかもゴム輪14を上方
に内蔵したゴム輪受口15と、該ゴム輪受口15
に連設され、かつ、前記掃除口管19の挿入下端
が当接できる漏斗状に縮径された当接部16と、
該当接部16から屈折して連設され、かつ、下水
本管31に連通する連結管10に対し略45〜60度
の傾きの直線状中心線を有する差口17と、から
なる枝管13を備え、前記ゴム輪受口15を地表
側に開口するようにし、、しかも、前記差口17
を、連結管10または管継手22に跨設するツバ
11をもつ、前記差口17と同じ傾きのあるリン
グ状受口12に挿入することにより構成したツバ
付ソケツトAからなる宅地、公道境界部に埋設す
る塩化ビニル製簡易形公共用汚水ますにある。
〔実施例〕
以下、本考案の構成を実施例により詳細に説明
する。第1図は本考案の実施例で、ツバ付ソケツ
トタイプを用いた公共用汚水ますを示す。
第1図において、少なくとも口径100mmφ以上
の連結管10の地面側に適宜の接続孔を穿設し、
この接続孔の周囲にこれを被覆するようツバ11
を接着して跨設している。そして、平面視で略正
方形の前記ツバ11には、前記接続孔と同形の
150mmφの孔11′を穿設し、この孔11′の周囲
にリング状受口12を一体的に立設している。そ
して、これらのツバ11およびリング状受口12
は塩化ビニル樹脂製で、第1図示では、インジエ
クシヨン成形によつて成形されている。このリン
グ状受口12の中心線bは、連結管10の中心線
aに対し60度の傾きをしている。
前記リング状受口12には、枝管13の差口1
7を挿入して接着するが、この枝管13は、ゴム
輪14を内蔵した、いわゆるゴム輪受口15と、
漏斗状になつた当接部16と、差口17とが順次
連設されたものであり、この差口17を前記リン
グ状受口12の段部18にまで挿入し接着接合す
る。その結果、かかる枝管13とツバ11とは一
体化されてツバ付ソケツトAとして商品化でき
る。
一方、枝管13のゴム輪受口15には、掃除口
管19を当接部16に迄挿入し、この掃除口管1
9の上方開口部には掃除口蓋20を着脱自在に装
着する。
次に本実施例の作用を述べると、管布設現場
に、ツバ付ソケツトA、掃除口管19および掃除
口蓋20を持ち込み、連結管10の埋設深さに合
せて、掃除口管19の長さを切断すると共に、道
路際の側溝下の連結管10に接続孔を穿設する。
次いで、この接続孔を中心に、ツバ付ソケツトA
のツバ11を接着接合した後、ゴム輪受口15に
掃除口管19を単に挿入して埋め戻しを行い、公
共用汚水ます工事を完成する。
次に、本考案の他の実施例を述べれば、連結管
10の口径は通常150mmのものが採用されている
が、これに対して、掃除口管19を同径にした場
合に規格化されたツバ付ソケツトAを適用すれ
ば、ツバ付ソケツトAのツバ11が連結管10外
周からはみ出し、連結管10に跨設できないの
で、第2図に示す膨出部21を形成した管継手2
2を用いる。なお、図示しないが、ツバ付ソケツ
トAのツバ11を150mm口径の連結管10に跨設
できる、弯曲の大きい特別形状のものを成形して
用いてもよい。
なお、第1図で説明した実施例では、連結管1
0の中心線aに対し、枝管13の中心線bを60度
に傾斜した場合を説明したが、必ずしも60度と限
定する必要はなく、45度であつてもよいが、65度
以上とすれば、差口17の傾斜内面が、公共用汚
水ますに必要なジエツトノズルのガイド部となら
ず、また、40度以下となれば、差口17と受口1
5との屈折角が大となり、強度上好ましくないの
で、45度ないし60度が好都合である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、次の諸効果が得られる。
(イ) 100mmφ以上の掃除口管19を選んだこ
とによつて、口径が大きく、それだけ強度大
となること。
(ロ) 掃除口管19の挿入下端を漏斗状に縮径され
た当接部16に当接することによつて、掃除
口管19に対する上方からの荷重(道路上の
荷重)を充分に支持できること。
(ハ) 差口17およびリング状受口12に、水平
に対し45〜60度の傾きの直線状中心線をもた
せたことによつて、支持強度が得られ、45度
以下に傾けると支持強度が得られないこと。
(ニ) リング状受口12をツバ11に立設したこ
とによつて、掃除口管19に対する上方から
の荷重をツバ11によつて支持できること。
の構成とその作用によつて、宅地、公道境
界部における汚水ますについて強度をもたせ
たので、信頼性のある汚水ますが提供でき
る。
ツバ付ソケツトAを、連結管10の接続孔の
周辺に跨設し、ゴム輪受口15に掃除口管19
を挿入する作業だけであるので、きわめて簡易
な公共用汚水ますが構成でき、したがつて、そ
の工事が簡素化できるばかりでなく、安価な汚
水ますを提供することができる。
ゴム輪受口15をスカート状に拡径したの
で、連結管10の傾きに多少の変化があつても
掃除口管19は常に地表に略直交でき、ひいて
は掃除口蓋20が地表に対し傾かない。
差口17は60度以上の傾きとならないので、
掃除棒またはジエツトノズルのガイド部として
有効に働き掃除が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は別
の実施例の側面図、第3図は従来例の断面図、第
4図は他の従来例の断面図である。 10……連結管、12……リング状受口、13
……枝管、14……ゴム輪、15……ゴム輪受
口、16……当接部、17……差口、19……掃
除口管、20……掃除口蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 掃除口蓋20を着脱自在に装着した口径100mm
    以上の掃除口管19が挿入可能で、かつ、スカー
    ト状に拡径され、しかもゴム輪14を上方に内蔵
    したゴム輪受口15と、該ゴム輪受口15に連設
    され、かつ、前記掃除口管19の挿入下端が当接
    できる漏斗状に縮径された当接部16と、該当接
    部16から屈折して連設され、かつ、下水本管3
    1に連通する連結管10に対し略45〜60度の傾き
    の直線状中心線を有する差口17と、からなる枝
    管13を備え、 前記ゴム輪受口15を地表側に開口するように
    し、しかも、前記差口17を、連結管10または
    管継手22に跨設するツバ11をもつ、前記差口
    17と同じ傾きのあるリング状受口12に挿入す
    ることにより構成したツバ付ソケツトAからなる
    宅地・公道境界部に埋設する塩化ビニル製簡易形
    公共用汚水ます。
JP1985073884U 1985-05-18 1985-05-18 Expired JPH0327111Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5910391B2 (ja) * 1976-04-16 1984-03-08 帝人株式会社 黄色有機化合物及び黄色有機化合物による高分子材料の着色方法

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JPS5910391U (ja) * 1982-07-12 1984-01-23 田中 良子 ドラム型汚水桝

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