JPH03269080A - シールドピラーおよびピラー内空隙部のシール方法 - Google Patents

シールドピラーおよびピラー内空隙部のシール方法

Info

Publication number
JPH03269080A
JPH03269080A JP2068770A JP6877090A JPH03269080A JP H03269080 A JPH03269080 A JP H03269080A JP 2068770 A JP2068770 A JP 2068770A JP 6877090 A JP6877090 A JP 6877090A JP H03269080 A JPH03269080 A JP H03269080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillar
sealing
void
melt composition
foaming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2068770A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiya Hatsutori
服部 善哉
Hirohide Tomoyasu
友安 宏秀
Kenichi Habara
羽原 賢一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunstar Engineering Inc
Original Assignee
Sunstar Engineering Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sunstar Engineering Inc filed Critical Sunstar Engineering Inc
Priority to JP2068770A priority Critical patent/JPH03269080A/ja
Publication of JPH03269080A publication Critical patent/JPH03269080A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/12Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements
    • B29C44/18Filling preformed cavities
    • B29C44/188Sealing off parts of the cavities

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシールドピラーおよびピラー内空隙部のシール
方法に係わり、詳しくは、例えば自動車のフロントピラ
ーやセンターピラーなどのように、風切り音の発生を防
止するために内部の空隙にシール材が装填されているピ
ラーおよびピラー内空隙部のシール方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕自動車
のシャーシーの一部を構成するフロントピラーやセンタ
ーピラー等のピラーは、車体の軽量化を図るため、通常
、ヒンジ部を有するコの字型の2枚のパネル鋼板を、ヒ
ンジ部同士を接合してなる筒状体にて構成されており、
その両端開口部は一応他の金属部材により閉蓋されては
いるものの気密性の点では不充分な構造のものである。
かかる筒状構造のピラーでは、走行時、特に自動車の車
体の外周に沿って高速気流が発生する高速走行時に、そ
の高速気流の一部がピラー内空隙部をヒユーという風切
り音を発しつつ通流して、車内の静粛性を妨げることが
あった。
このため、従来、次の(1)〜(3)に示すようなピラ
ー内空隙部のシール方法が提案され、一部実用化されて
いる。
(1)  回復性の遅いスラブウレタンフオームを手で
圧縮し、これをピラー側壁に設けられた開口部よりピラ
ー内空隙部が充填されるまで次々と挿入してシールする
方法(特開昭62−139739号公報参照)。
(2)復元したときに充填したい空隙の形状と概略同じ
大きさとなる圧縮された発泡体を、熱硬化型発泡材料で
被覆してなる熱硬化型シール材をピラー内空隙部に充填
する方法(特開平1−164641号公報参照)。
(3)充填したい空隙に概略合わせた形状を有する物体
が熱硬化型発泡体で被覆されている熱硬化型発泡シール
材をピラー内空隙部に充填する方法(特開平1−166
939号公報参照)。
しかしながら、上記(1)〜(3)に示したシール方法
は、いずれも手作業で成型物をピラー内空隙部に充填し
なければならず、煩雑でありしかも自動化に馴染まない
という深刻な問題があった。
このため、簡便且つ自動化に適したピラー内空隙部のシ
ール方法の出現が嘱望されていた。
本発明は以上の事情に鑑みなされたものであって、その
目的とするところは、簡便且つ自動化に適したピラー内
空隙部のシール方法および該シール方法を適用して製造
されたシールドピラーを提供するにある。
〔課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明に係るシールドピラー
は、溶融状態にあるホントメルト組成物に気体等の発泡
剤を混合し物理発泡させてなる発泡体にてピラー内空隙
部がシールされていることを骨子とし、また本発明に係
るピラー内空隙部のシール方法は、溶融状態にあるホン
トメルト組成物に発泡剤を混合し物理発泡させつつ、こ
れをピラー内空隙部に注入し、次いで冷却固化させるこ
とを骨子とする。
本発明においてシール材として用いるホットメルト組成
物は、発泡可能であることはもとより、発泡状態で冷却
固化させることが可能なものでなければならない。
かかる発泡可能なホットメルト組成物は、一般に熱可塑
性ゴム、粘着性付与剤および希釈剤を必須成分とするも
のである。
上記熱可塑性ゴムとしては、例えばスチレン/イソプレ
ンブロック共重合体(SIS)、スチレン/ブタジェン
ブロック共重合体(SBS)、スチレン/エチレン/ブ
チレンブロック共重合体(SEBS) 、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンなどがある。なお、本明細書における
熱可塑性ゴムとは、このように熱可塑性樹脂をも含むも
のである。
本発明におけるホントメルト組成物は、これらを一種含
むものであってもよく、2種以上含むものであってもよ
い。
上記粘着性付与剤としては、天然樹脂としてロジン系、
ロジンエステル系、テルペン系、テルペンフェノール系
、水添テルペン系などがあり、石油樹脂としてC5系と
C9系との共重合樹脂、これらの水添樹脂などが挙げら
れる。
この粘着性付与剤を適宜の量用いることにより、鋼板と
の粘着および脱着が良好になるとともに、溶融粘度の低
下が可能になる。
上記希釈剤は、空気、炭酸ガス、窒素ガス等の気体また
はn−ペンタン等の低沸点液体を混合して物理発泡させ
ることが可能なように、ホットメルト組成物を適宜の粘
度に調整するためのものである。
かかる粘度調整用の希釈剤としては、例えばパラフィン
ワックスおよびオイルが挙げられる。
その他、本発明におけるホットメルト組成物として、さ
らにアミン系、フェノール系等の老化防止剤や、シリカ
、タルク、マイカ、クレー、炭酸カルシウム等の充てん
剤が配合されたものを用いてもよい。
本発明におけるホットメルト組成物の各成分の重量割合
は、各成分の11類によって異なるが、通常熱可塑性ゴ
ム15〜50重量部(以下、r部コという)、粘着性付
与剤30〜60部、希釈剤IO〜40部程度の組成のも
のが発泡性および粘着性の点で好適である。また、老化
防止剤や充てん剤を含有するものを用いる場合も、同理
由から、これらの含有量が、それぞれ2部および10部
未満のものを用いることが好ましい。
以上の如きホントメルト組成物に空気等の気体や低沸点
液体を機械的に攪拌混合して巻き込ませて、発泡体とす
ることにより、本発明におけるシール材としてのホット
メルト発泡体が得られる。
本発明において、このよう延、ホントメルト組成物を発
泡体の形態で用いることとしたのは、ピラーの軽量化を
図るためである。
なお、用いるホットメルト組成物は、実用可能な程度の
発泡寿命(フオームライフ)を有するものでなければな
らない、塗布後、冷却固化する前に脱気してしまうよう
な発泡寿命の短いものでは軽量化を図ることができず、
実用に供し得ないからである。また、通常、熱可塑性ゴ
ムに加熱により分解してガスを発生する所謂化学発泡剤
を添加する発泡性ホントメルト組成物による場合と比較
して、本発明の如く気体を外部から混合して発泡させる
物理発泡は、加熱溶融中に発泡するという危険性もなく
連続作業を行う上で好ましい。
〔作用] 本発明に係るシールドピラーにおいて、気流がピラー内
に進入せんとしても、ピラー内空隙部がホントメルト発
泡体にてシールされているので、進入が完全に阻止され
る。従って、風切り音が発生することがない。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明する
が、本発明は下記実施例に何ら限定されるものではなく
、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施
することが可能なものである。
第1図および第2図は、本発明に係るシールドピラーの
それぞれ横断面図および縦断面図であり、図においてシ
ールドピラー1は、ヒンジ部2aを端部に有するコの字
型の2枚のパネル鋼板2.2がヒンジ部2a、2aで接
合されて筒状に形成されてなる筒状体と、該筒状体内に
充填されているシール材としての固体のホットメルト発
泡体SFとからなる。シールドピラー1の両端開口部2
b、2bは、それぞれ図示しない鋼材にて不可避的な隙
間を有して閉蓋されている。
以上の如き構成のシールドピラー1において、一端開口
部2bより、高速気流がシールドピラー1内に侵入せん
としても、ピラー内空隙部がホントメルト発泡体SFに
てシールされているので、高速気流はピラー内を貫流す
ることができず、それゆえ風切り音の発生が完全に阻止
される。
以下、上記シールドピラー1を製造する際のピラー内空
隙部のシール方法について説明する。
第3図はこのシール方法の実施状態を示す斜視図である
。なお、第1図または第2図と同一の符号が付された部
材はそれらと実質的に同一の部材からなる。
先ず、アプリケーター3にホントメルト組成物および気
体を供給し、要すれば加圧して気体をホントメルト組成
物に機械攪拌して混入溶融させる。
次いで、ピラーの一端開口部2bを鋼板にて閉蓋した状
態で、アプリケーター3の供給ホース3aを他端開口部
2bよりピラー内に挿入して、供給ホース3aからホン
トメルト組成物と気体とからなる溶融混合物を放出する
。そうすると、放出されると同時に溶融混合物内の気体
は無数の小さなボール状となってホントメルト発泡体M
Fとなこのようにして、形成されたホットメルト発泡体
MFがピラー内空隙部に完全に充填されるまで、溶融混
合物の放出を続け、充填された時点で、溶融混合物の供
給ホース3aからの放出を停止する。
なお、ピラー内空隙部を均一に充填するためには、充填
が進むにつれて供給ホース3aを徐々に退却させること
が好ましい。
その後、一定時間放置してホントメルト発泡体MFを冷
却固化させて固体のホットメルト発泡体SFとすること
により、シールドピラー1が得られる。
なお、以上では、ホットメルト発泡体MFがピラー内空
隙部に完全に充填されたシールドピラー1について説明
したが、本発明に係るシールドピラーはかかる構成のも
のに限定されず、風切り音のピラー内の通流を阻止し得
るような構造のものであれば、例えば第4図に示すよう
に、ピラーの一部がシールされている構造のものであっ
てもよい。
また、上記実施例では、ピラーの一端開口部よりホット
メルト発泡体MFを充填する場合について説明したが、
パネル鋼板2に別途注入口を設け、繕装工程においてそ
こからホントメルト発泡体MFを注入充填するようにし
てもよい。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明に係るシールドピラ
ーは軽量で且つ風切り音が生ぜず、また本発明に係るピ
ラー内空隙部のシール方法は、ホントメルト組成物と気
体とからなる溶融混合物の注入量を調整するだけでピラ
ー内空隙部を完全にシールすることができるなど、本発
明は優れた特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシールドピラーの横断面図、第2
図は同縦断面図、第3図はピラー内空隙部のシール方法
の実施状態を示す斜視図、第4図は一部をシールされた
本発明に係るピラーの縦断面図である。 1・・・シールドピラー、2.2−パスル鋼板、2a、
2a−ヒンジ部、2b、2b−開口部、3−アプリケー
ター、3a−・−供給ホース、MF−・−溶融状態にあ
るホントメルト発泡体、SF−・−固形のホットメルト
発泡体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶融状態にあるホットメルト組成物に発泡剤を混合
    し物理発泡させてなる発泡体にてピラー内空隙部がシー
    ルされていることを特徴とするシールドピラー。 2、溶融状態にあるホットメルト組成物に発泡剤を混合
    し物理発泡させつつ、これをピラー内空隙部に注入し、
    次いで冷却固化させることを特徴とするピラー内空隙部
    のシール方法。
JP2068770A 1990-03-19 1990-03-19 シールドピラーおよびピラー内空隙部のシール方法 Pending JPH03269080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2068770A JPH03269080A (ja) 1990-03-19 1990-03-19 シールドピラーおよびピラー内空隙部のシール方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2068770A JPH03269080A (ja) 1990-03-19 1990-03-19 シールドピラーおよびピラー内空隙部のシール方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03269080A true JPH03269080A (ja) 1991-11-29

Family

ID=13383301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2068770A Pending JPH03269080A (ja) 1990-03-19 1990-03-19 シールドピラーおよびピラー内空隙部のシール方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03269080A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5744077A (en) * 1995-09-07 1998-04-28 Applied Composites, Corp. Method for fabricating a composite structure
US5866052A (en) * 1996-02-19 1999-02-02 Tokai Rubber Industries, Ltd. Process of manufacturing structural body for automotive vehicle
US5994422A (en) * 1995-05-20 1999-11-30 Henkel-Teroson Gmbh Hot-curing rubber foams with high structural strength
US7094299B2 (en) 2003-05-02 2006-08-22 Ford Global Technologies, Llc Method for robotically applying large volumes of structural foam within automotive applications
JP2006236671A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Nitto Shinko Kk 固体高分子形燃料電池用シール材

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5994422A (en) * 1995-05-20 1999-11-30 Henkel-Teroson Gmbh Hot-curing rubber foams with high structural strength
US5744077A (en) * 1995-09-07 1998-04-28 Applied Composites, Corp. Method for fabricating a composite structure
US5866052A (en) * 1996-02-19 1999-02-02 Tokai Rubber Industries, Ltd. Process of manufacturing structural body for automotive vehicle
US7094299B2 (en) 2003-05-02 2006-08-22 Ford Global Technologies, Llc Method for robotically applying large volumes of structural foam within automotive applications
JP2006236671A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Nitto Shinko Kk 固体高分子形燃料電池用シール材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2755416B2 (ja) 自動車の車体の継目の独立気泡フォームシール、それを製造する方法及び装置
WO1997002967A1 (en) Hollow molded-to-shape expandable sealer
EP0031673A2 (en) Method of obtaining a seal upon the interior surface of a container closure
JP4540609B2 (ja) パンクシーリング剤
WO2002002677A1 (en) Acoustic baffle with predetermined directional expansion characteristics
CN102516899A (zh) 一种耐湿热老化性能优异的膨胀减振胶
JPH03269080A (ja) シールドピラーおよびピラー内空隙部のシール方法
JP7007260B2 (ja) 熱膨張性発泡材
JPS61116509A (ja) 自動車ボデイへの発泡体充填方法
US6103154A (en) Method of molding cross-linked foamed compositions
JP3017571B2 (ja) 自動塗布用ペースト型加熱発泡充填材
JPS61205119A (ja) 発泡体の充填方法
JP5055664B2 (ja) 射出発泡成形用ポリプロピレン系樹脂組成物
JP2004058564A (ja) Rim成形品の製造方法
JP2000334843A (ja) 表皮一体自動車内装部品の製造方法
JPH06135287A (ja) 車両用トリム
JPS61118211A (ja) 発泡体の充填方法
JP4489751B2 (ja) Rim成形品の製造方法
JPH11333876A (ja) 樹脂成形品の成形法
US7446146B2 (en) Polyethylene low temperature caulking composition
JP2002096347A (ja) 中空成形品の成形方法および金型
JPS592822A (ja) 合成樹脂成形体の製造法
JPH04271972A (ja) ピラー用防音材
JP2004284468A (ja) 車体構造及び車体用発泡材施工方法
JPH03261521A (ja) 反応射出成形方法