JPH032664Y2 - - Google Patents

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JPH032664Y2
JPH032664Y2 JP13796785U JP13796785U JPH032664Y2 JP H032664 Y2 JPH032664 Y2 JP H032664Y2 JP 13796785 U JP13796785 U JP 13796785U JP 13796785 U JP13796785 U JP 13796785U JP H032664 Y2 JPH032664 Y2 JP H032664Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フレキシブル排気管に利用されるも
のである。
〔従来の技術〕
フレキシブル排気管というものがある。フレキ
シブル排気管というのは、フレキシブルな(可撓
性のある)蛇腹管で作つた排気管のことである。
フレキシブル排気管を開示した従来技術文献とし
ては、例えば、実開昭60−40885、実開昭57−
107816、実開昭57−46179、実開昭55−110723、
実開昭57−46180、実開昭57−33218が挙げられ
る。
フレキシブル排気管は、第21図に示されるよ
うに、排気管1の途中に備えられている。第21
図において、10がフレキシブル排気管である。
第21図において、2はエンジン、3は排気マ
ニホルド、4は触媒コンバータ、5はマフラであ
る。また、6は、排気系全体を自動車のボデーに
懸架して懸架部材を表している。
フレキシブル排気管10が排気管1の途中に備
えられているのは、エンジン2の振動が排気管1
全体に伝達されるのを阻止し、以て、アイドル振
動を低減し且つこもり音を低減するためである。
第22図は、従来のフレキシブル排気管10の
拡大縦断面図である。
第22図において、11は蛇腹管、12は外筒
である。フレキシブル排気管10は、蛇腹管11
が外筒12で覆われた構造とされている。
フレキシブル排気管10においては、また、蛇
腹管11のなかに内筒13が挿入されている。矢
印Gは排気ガスの流れを表している。
フレキシブル排気管10において、蛇腹管11
のなかに内筒13が挿入されているのは、内筒1
3が無いと、フレキシブル排気管10から騒音が
発生するからである。即ち、内筒13がないと、
排気ガス(矢印G)は脈動しているので、この脈
動圧力を加振源として蛇腹管11が共振する。こ
の共振が騒音として空気中に放出される。これ
が、内筒13が無いとフレキシブル排気管10か
ら騒音が発生する理由である。
蛇腹管11のなかに内筒13が挿入されておれ
ば、排気ガスの脈動圧力が直接蛇腹管11に当た
らない。斯くて、騒音を低減するために蛇腹管1
1のなかに内筒13が挿入されている。(例えば、
実開昭57−46180、実開昭55−110723、実開昭57
−46179)。
また、フレキシブル排気管10については、先
に述べたように、蛇腹管11は外筒2で覆われて
いるが、この理由を説明する。
即ち、外筒12は、飛石、雨水、泥水、塵等か
ら蛇腹管11を保護するためである。特に、寒冷
地においては道路の凍結防止のために道路に塩を
散布するので、外筒12がないと塩水が蛇腹管1
1に付着するが、この塩水の付着を防止する意味
でも外筒12は必須である。というのは、蛇腹管
11は排気ガスが通過するために約700〜800℃に
なるが、このような高温の蛇腹管11に塩水が付
着すると、蛇腹管11はステンレス合金で出来て
いるにも関わらず、非常に早く腐食が進むからで
ある。
なお、外筒12の開口部23は自動車の進行方
向(矢印Q方向)に対して後方に開口されている
が、これは、雨水、泥水、塩水等を侵入しにくく
するためである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第22図に示されている従来のフレキシブル排
気管10においては、次のような二つの問題があ
つた。
第1には、蛇腹管11は自動車の運転中矢印A
−B方向に振動的に撓むが、このとき外筒12の
先端21が排気ガス出口管22に衝突して音が出
るという問題である。
第2には、開口部23が自動車の進行方向(矢
印Q方向)に対して後方に開口されていてもやつ
ばり開口部23から雨水、泥水、塩水等が侵入す
ることがあるという問題である。
上記第2の問題に対しては、実開昭60−40885
において開口部23をラビリンス構造にして、雨
水、泥水、塩水等が侵入しにくくしたものが提案
されている。
第23図には実開昭60−40885のなかの図面が
転載されている。第23図において、符号24が
付されている部分がラビリンス構造部分である。
第23図のものならば確かに雨水、泥水、塩水
等が侵入しにくくなる。
しかしながら、第23図から分かる通り、第2
3図のものにおいても前記第1の問題、即ち、騒
音の問題を解決しているとは言えなかつた。なぜ
ならば、蛇腹管11が矢印A−B方向に振動する
ときには、ラビリンス構造部分24において外筒
12aと外筒12bとが衝突するからである。
本考案は、このような従来の技術の問題点を解
決するものである。
本考案の技術的課題は、フレキシブル排気管に
おいて、蛇腹管に雨水、泥水、塩水等を付着しに
くくするだけでなく、更に外筒の衝突に起因する
騒音を低減することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この技術的課題を達成するために、本考案にあ
つては次のような手段が講じられている。
即ち、本考案に係るフレキシブル排気管という
のは、可撓性のある蛇腹管と、蛇腹管の外側を覆
つている外筒と、蛇腹管の内部に配設されている
内筒と、内筒との間に所定の距離を保ち且つ内筒
に対して同軸状に配置されている排気ガス出口管
とから構成されている。蛇腹管の一端は内筒に溶
接されて排気ガス入口とされている。蛇腹管の他
端は排気ガス出口管に溶接されて排気ガス出口と
されている。外筒の一端は前記排気ガス入口にお
いて蛇腹管に溶接されている。排気ガス出口管に
はステーが取り付けられており、外筒の先端部分
とステーの先端部分とは接近して配置され且つラ
ビリンス構造とされている。また、外筒の先端部
分とステーの先端部分とのうち少なくともいずれ
か一方には、衝撃を和らげるための緩衝材が取り
付けられている。
以上が本考案で講じられている手段である。
〔作用〕
本考案のフレキシブル排気管にあつては、上記
したように、外筒の先端部分とステーの先端部分
とがラビリンス構造になつていることに加えて、
斯かる部分に緩衝材が取り付けられている。この
ため、雨水、泥水、塩水等が蛇腹管に付着しにく
くなるだけでなく、蛇腹管が自動車の運転中撓ん
でも、緩衝材があるために、騒音がさくなる。
本考案の作用は、以下の実施例からより一層明
らかにされる。
〔実施例〕
第1図は、本考案の第1実施例に係るフレキシ
ブル排気管の縦断面図である。
第1図において、フレキシブル排気管10は、
蛇腹管11と、蛇腹管11を飛石、雨水、塩水等
から保護するための外筒12と、排気ガス騒音を
低減するための内筒13と、排気ガス出口管22
とから構成されている。矢印Gは排気ガスの流れ
を表している。矢印Qは、フレキシブル排気管1
0を自動車に取り付けときの自動車の進行方向を
表している。
外筒12は蛇腹管11を覆つている。また、内
筒13は、蛇腹管11のなかに配置されている。
外筒12と蛇腹管11との間には或る程度の間隔
が設けられている。また、内筒13と蛇腹管11
との間にも或る程度の間隔が設けられている。
内筒13と排気ガス出口管22とは略直径が等
しく、同軸状に配置されている。また、内筒13
と排気ガス出口管22との間は或る程度の距離が
保たれている。
30は排気ガス入口であり、31は排気ガス出
口である。排気ガス入口30は内筒13に形成さ
れており、排気ガス出口31は排気ガス出口管2
2に形成されている。
第1図から分かるように、外筒12の先端部分
45は、排気ガス出口管22のあたりまで延びて
いる。そして、先端部分45は開口端(即ち、開
口部23)とされている。開口部23は自動車の
進行方向(矢印Q方向)に対して後方に開口され
ているが、これは前にも述べた通り、雨水、泥
水、塩水等が侵入しにくくするためである。
排気ガス入口30において、蛇腹管11と外筒
12とはともに符号32が付されている部分にお
いて内筒13に溶接されている。蛇腹管11と排
気ガス出口管22とは符号33が付されている部
分、即ち排気ガス出口31のあたりにおいて溶接
されている。39は、蛇腹管11を押さえるため
のリングである。
これまでは従来と全く同じである。
本考案のフレキシブル排気管10は、第1図か
ら分かるように、外筒12の開口部23がラビリ
ンス構造になつていることと、斯かる部分に緩衝
材41が取り付けられていることとに特徴があ
る。これらについて詳細に説明する。
第1図から分かるように、排気ガス出口管22
には円環状のステー42が符号43が付されてい
る部分で溶接されることによつて取り付けられて
いる。ステー42の先端37は外筒12の先端部
分45あたりまで延びている。
ステー42には断面がL字状のストツパ44が
溶接されている。このストツパ44は、外筒12
の先端部分45を覆うように配置されている。
外筒12の先端部分45には緩衝材41が取り
付けられている。緩衝材41は外筒12の先端部
分45を覆つて外筒12の先端部分45に取り付
けられている。緩衝材41の材料は、ゴム、樹
脂、ワイヤネツト、アスベスト、耐熱繊維等いず
れであつてもよい。
本実施例においてもう一つ注意を払うべきこと
は、第1図から分かるように、外筒12の下部に
は水抜き孔38が設けられていることである。
本実施例の作用を説明する。
本実施例のフレキシブル排気管10にあつて
は、上記したように、外筒12の開口部23がラ
ビリンス構造になつていることに加えて、斯かる
部分に緩衝材41が取り付けられている。このた
め、雨水、泥水、塩水等が蛇腹管11に付着しに
くくなるだけでなく、蛇腹管11が自動車の運転
中矢印A−B方向に撓んでも、緩衝材11がある
ために、騒音が小さくなる。
また、本実施例のフレキシブル排気管12には
水抜き孔38が設けられているために、万が一雨
水、泥水、塩水等が外筒12のなかに侵入しても
ここから容易に排出される。
第2図は、本考案の第2実施例に係るフレキシ
ブル排気管の縦断面図である。第2図のものは、
緩衝材41にシールのためのベロー51を設け
て、第1図のものよりも更により一層雨水、泥
水、塩水等を侵入しにくくしたものである。第2
図において、52は緩衝材41を保持しているた
めの保持部材である。保持部材52は外筒12の
内側に溶接されている。
第2図のフレキシブル排気管10についてその
他の事柄は前記第1図のものと全く同じであるの
で、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明は
省略する。
第3図は、本考案の第3の実施例に係るフレキ
シブル排気管の縦断面図である。第3図のもの
は、緩衝材41にシールのためのシール膜53を
取り付けて、第1図のものよりも更により一層雨
水、泥水、塩水等を侵入しにくくしたものであ
る。シール膜53の材料としては樹脂、ガラス繊
維等が良い。
第3図において、52は緩衝材41を保持して
いるための保持部材である。保持部材52は外筒
12の内側に溶接されている。
第3図のフレキシブル排気管10についてその
他の事柄は前記第1図のものと全く同じであるの
で、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明は
省略する。
第4図は、本考案の第4の実施例に係るフレキ
シブル排気管の縦断面図である。第4図におい
て、52は緩衝材41を保持しているための保持
部材である。保持部材52は外筒12の内側に溶
接されている。
第4図のものは、保持部材52に自動車の後方
(矢印P方向)に延びる庇54を設けて、第1図
のものよりも更により一層雨水、泥水、塩水等が
侵入しにくくしたものである。
第4図のフレキシブル排気管10についてその
他の事柄は前記第1図のものと全く同じであるの
で、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明は
省略する。
第5図は、本考案の第5の実施例に係るフレキ
シブル排気管の縦断面図である。第5図のもの
は、緩衝材41にシールのためのベロー51を設
けて、第1図のものよりも更により一層雨水、泥
水、塩水等が侵入しにくくしたものである。第5
図のものにおいて緩衝材41は第1図と同じよう
に外筒12の先端部分45に取り付けられてい
る。
第5図のフレキシブル排気管10についてその
他の事柄は前記第1図のものと全く同じであるの
で、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明は
省略する。
第6図は、本考案の第6の実施例に係るフレキ
シブル排気管の縦断面図である。第6図のもの
は、緩衝材41を外側から覆うような位置まで円
環状のステー42を延長することによりラビリン
ス構造を構成したものである。
第6図のフレキシブル排気管10についてその
他の事柄は前記第1図のものと全く同じであるの
で、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明は
省略する。
第7図は、本考案の第7の実施例に係るフレキ
シブル排気管の縦断面図である。第7図のもの
は、円環状のステー42の先端部分45に緩衝材
41を内側、外側両方から覆うような断面形状が
コの字形状の覆い55を取り付けて、第1図のも
のよりも更により一層雨水、泥水、塩水等を侵入
しにくくしたものである。
第7図のフレキシブル排気管10についてその
他の事柄は前記第1図のものと全く同じであるの
で、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明は
省略する。
第8図は、本考案の第8の実施例に係るフレキ
シブル排気管の縦断面図である。第8図のもの
は、外筒12の先端部分45に断面形状がL字形
の保持部材56を取り付けて、斯かる保持部材5
6の内側に断面形状がL字形の緩衝材41を取り
付け、緩衝材41に円環状のステー42を接近さ
せてラビリンス構造としたものである。
第8図のフレキシブル排気管10についてその
他の事柄は前記第1図のものと全く同じであるの
で、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明は
省略する。
第9図は、本考案の第9の実施例に係るフレキ
シブル排気管の縦断面図である。第9図のもの
は、外筒12の先端部分45に断面形状がクラン
ク形状の保持部材56を取り付けて、斯かる保持
部材56の外側に断面形状がL字型の緩衝材41
を取り付け、緩衝材41に円環状のステー42を
接近させてラビリンス構造としたものである。
第9図のフレキシブル排気管10についてその
他の事柄は前記第1図のものと全く同じであるの
で、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明は
省略する。
第10図は、本考案の第10の実施例に係るフレ
キシブル排気管の縦断面図である。第10図のも
のは、外筒12の先端部分45に断面形状がコの
字形の保持部材56を取り付けて、斯かる保持部
材56の裏側に断面形状がL字形の緩衝材41を
取り付け、緩衝材41に円環状のステー42を接
近させてラビリンス構造としたものである。
第10図のフレキシブル排気管10についてそ
の他の事柄は前記第1図のものと全く同じである
ので、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明
は省略する。
第11図は、本考案の第11の実施例に係るフレ
キシブル排気管の縦断面図である。第11図のも
のは、外筒12の内側に断面形状がL字形の保持
部材56を取り付けて、斯かる保持部材56の内
側に断面形状がL字型の緩衝材41を取り付け、
緩衝材41に円環状のステー42を接近させてラ
ビリンス構造としたものである。
第11図のフレキシブル排気管10についてそ
の他の事柄は前記第1図のものと全く同じである
ので、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明
は省略する。
第12図は、本考案の第12の実施例に係るフレ
キシブル排気管の縦断面図である。第12図のも
のは、外筒12の内側に断面形状がL字形の保持
部材56を取り付けて、斯かる保持部材56の内
側に断面形状がL字形の緩衝材41を取り付け、
緩衝材41に先端37がL字形に曲がつた円環状
のステー42を接近させてラビリンス構造とした
ものである。
第12図のフレキシブル排気管10についてそ
の他の事柄は前記第1図のものと全く同じである
ので、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明
は省略する。
第13図は、本考案の第13の実施例に係るフレ
キシブル排気管の縦断面図である。第13図のも
のでは、外筒12の先端部分45には断面形状が
L字形の保持部材56が取り付けられており、斯
かる保持部材56の先端には緩衝材41が取り付
けられている。また、排気ガス出口管22の周囲
には断面コの字形状のステー61が取り付けられ
ている。ステー61のコの字は半径方向に外側に
向かつて開いている。第13図のものは、図から
分かるように、ステー61のなかに緩衝材41を
嵌入させることにより、ラビリンス構造としたも
のである。
第13図のフレキシブル排気管10についてそ
の他の事柄は前記第1図のものと全く同じである
ので、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明
は省略する。
第14図は、本考案の第14の実施例に係るフレ
キシブル排気管の縦断面図である。第14図のも
のでは、外筒12の先端部分45に断面形状がク
ランク形状の保持部材56が取り付けられてお
り、斯かる保持部材56の先端には緩衝材41が
取り付けられている。また、排気ガス出口管22
の周囲には断面コの字形状のステー61が取り付
けられている。ステー61のコの字は自動車の進
行方向(矢印Q方向)に開いている。第14図の
ものは、図から分かるように、ステー61のなか
に緩衝材41を嵌入させることにより、ラビリン
ス構造としたものである。
第14図のフレキシブル排気管10についてそ
の他の事柄は前記第1図のものと全く同じである
ので、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明
は省略する。
第15図は、本考案の第15の実施例に係るフレ
キシブル排気管の縦断面図である。第15図のも
のでは、外筒12の先端部分45に断面形状がコ
の字状の保持部材56が取り付けられており、斯
かる保持部材56の先端には緩衝材41が取り付
けられている。また、排気ガス出口管22の周囲
には断面コの字形状のステー61が取り付けられ
ている。ステー61のコの字は自動車の後方(矢
印P方向)に開いている。第15図のものは、図
から分かるように、ステー61のなかに緩衝材4
1を嵌入させることにより、ラビリンス構造とし
たものである。
第15図のフレキシブル排気管10についてそ
の他の事柄は前記第1図のものと全く同じである
ので、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明
は省略する。
第16図は、本考案の第16の実施例に係るフレ
キシブル排気管の縦断面図である。第16図のも
のでは、外筒12の先端部分45に断面形状がコ
の字状の保持部材56が取り付けられており、斯
かる保持部材56の内側には断面形状がコの字状
の緩衝材41が取り付けられている。保持部材5
6のコの字は半径方向に中心に向かつて開いてい
る。第16図のものは、図から分かるように、緩
衝材41のなかにステー42が嵌入されることに
より、ラビリンス構造とされている。
第16図のフレキシブル排気管10についてそ
の他の事柄は前記第1図のものと全く同じである
ので、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明
は省略する。
第17図は、本考案の第17の実施例に係るフレ
キシブル排気管の縦断面図である。第17図のも
のでは、外筒12の先端部分45に断面形状がコ
の字状の保持部材56が取り付けられており、斯
かる保持部材56の内側には断面形状がコの字状
の緩衝材41が取り付けられている。保持部材5
6のコの字は自動車の進行方向(矢印Q方向)向
かつて開いている。また、円環状のステー42の
先端37はL字状に折り曲げられている。第17
図のものは、図から分かるように、緩衝材41の
なかにステー42の先端37が嵌入されることに
より、ラビリンス構造とされている。
第17図のフレキシブル排気管10についてそ
の他の事柄は前記第1図のものと全く同じである
ので、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明
は省略する。
第18図は、本考案の第18の実施例に係るフレ
キシブル排気管の縦断面図である。第18図のも
のでは、外筒12の先端部分45に断面形状がコ
の字状の保持部材56が取り付けられており、斯
かる保持部材56の内側には断面形状がコの字状
の緩衝材41が取り付けられている。保持部材5
6のコの字は自動車の後方(矢印P方向)向かつ
て開いている。第18図のものは、図から分かる
ように、緩衝材41のなかにステー42の先端3
7が嵌入されることにより、ラビリンス構造とさ
れている。
第18図のフレキシブル排気管10についてそ
の他の事柄は前記第1図のものと全く同じである
ので、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明
は省略する。
第19図は、本考案の第19の実施例に係るフレ
キシブル排気管の縦断面図である。第19図のも
のは、緩衝材41をフレキシブルな部材で構成し
たものである。緩衝材41の材料としては樹脂或
いは金属が良い。
第19図のフレキシブル排気管10についてそ
の他の事柄は前記第1図のものと全く同じである
ので、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明
は省略する。
第20図は、本考案の第20の実施例に係るフレ
キシブル排気管の縦断面図である。第20図のも
のは、緩衝材41をフレキシブルな部材で構成す
るとともに、且つ後方(矢印P方向)に延びる庇
72を設けたものである。緩衝材41の材料とし
ては樹脂或いは金属が良い。
第20図のフレキシブル排気管10についてそ
の他の事柄は前記第1図のものと全く同じである
ので、図に符号を付すだけにしてこれ以上の説明
は省略する。
〔考案の効果〕
上記実施例の説明から分かるように、本考案に
よれば、フレキシブル排気管において、雨水、泥
水、塩水等を蛇腹管に付着しにくくすることに加
えて、更に外筒の衝突に起因する騒音を低減出来
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1の実施例に係るフレキ
シブル排気管の縦断面図、第2図は、本考案の第
2の実施例に係るフレキシブル排気管の縦断面
図、第3図は、本考案の第3の実施例に係るフレ
キシブル排気管の縦断面図、第4図は、本考案の
第4の実施例に係るフレキシブル排気管の縦断面
図、第5図は、本考案の第5の実施例に係るフレ
キシブル排気管の縦断面図、第6図は、本考案の
第6の実施例に係るフレキシブル排気管の縦断面
図、第7図は、本考案の第7の実施例に係るフレ
キシブル排気管の縦断面図、第8図は、本考案の
第8の実施例に係るフレキシブル排気管の縦断面
図、第9図は、本考案の第9の実施例に係るフレ
キシブル排気管の縦断面図、第10図は、本考案
の第10の実施例に係るフレキシブル排気管の縦断
面図、第11図は、本考案の第11の実施例に係る
フレキシブル排気管の縦断面図、第12図は、本
考案の第12の実施例に係るフレキシブル排気管の
縦断面図、第13図は、本考案の第13の実施例に
係るフレキシブル排気管の縦断面図、第14図
は、本考案の第14の実施例に係るフレキシブル排
気管の縦断面図、第15図は、本考案の第15の実
施例に係るフレキシブル排気管の縦断面図、第1
6図は、本考案の第16の実施例に係るフレキシブ
ル排気管の縦断面図、第17図は、本考案の第17
の実施例に係るフレキシブル排気管の縦断面図、
第18図は、本考案の第18の実施例に係るフレキ
シブル排気管の縦断面図、第19図は、本考案の
第19の実施例に係るフレキシブル排気管の縦断面
図、第20図は、本考案の第20の実施例に係るフ
レキシブル排気管の縦断面図、第21図は、フレ
キシブル排気管の取り付け位置を示す自動車の排
気系の全体図、第22図は、従来のフレキシブル
排気管の縦断面図である。第23図は、従来の他
のフレキシブル排気管(実開昭60−40885に開示
のフレキシブル排気管)の縦断面図である。 10……フレキシブル排気管、11……蛇腹
管、12……外筒、13……内筒、22……排気
ガス出口管、30……排気ガス入口、31……排
気ガス出口、41……緩衝材、42……ステー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 可撓性のある蛇腹管と、該蛇腹管の外側を覆つ
    ている外筒と、前記蛇腹管の内部に配設されてい
    る内筒と、該内筒との間に所定の距離を保ち且つ
    該内筒に対して同軸状に配置されている排気ガス
    出口管とから構成されており、前記蛇腹管の一端
    は前記内筒に溶接されて排気ガス入口とされてお
    り、前記蛇腹管の他端は前記排気ガス出口管に溶
    接されて排気ガス出口とされており、前記外筒の
    一端は前記排気ガス入口において前記蛇腹管に溶
    接されているフレキシブル排気管において、 前記排気ガス出口管にはステーが取り付けられ
    ており、前記外筒の先端部分と該ステーの先端部
    分とは接近して配置され且つラビリンス構造とさ
    れており、また、前記外筒の先端部分と前記ステ
    ーの先端部分とのうち少なくともいずれか一方に
    は、衝撃を和らげるための緩衝材が取り付けられ
    ていることを特徴とするフレキシブル排気管。
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