JPH03260465A - 流体継手の制御装置 - Google Patents

流体継手の制御装置

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JPH03260465A
JPH03260465A JP5959390A JP5959390A JPH03260465A JP H03260465 A JPH03260465 A JP H03260465A JP 5959390 A JP5959390 A JP 5959390A JP 5959390 A JP5959390 A JP 5959390A JP H03260465 A JPH03260465 A JP H03260465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
engine
torque converter
clutch
lock
Prior art date
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Pending
Application number
JP5959390A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Bota
啓治 坊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP5959390A priority Critical patent/JPH03260465A/ja
Publication of JPH03260465A publication Critical patent/JPH03260465A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、流体継手の制御装置に関し、特に、ロックア
ツプクラッチの締結力を制御する締結力制御手段を備え
た流体継手の制御装置に関する。
(従来技術) 車両の自動変速機に用いられるトルクコンバータには、
該トルクコンバータの所謂すべりに起因するエンジンの
燃費の悪化を防止するために、トルク増大作用や変速シ
ョック吸収作用等を要しない所定の運転領域で、入出力
部材間を直結するロックアツプクラッチが一般に用いら
れる。
トルクコンバータのトルク増大作用が必要とされるのは
加速時であり、例えば特開昭58−37368号公報に
は、エンジン負荷の時間的変化率によって加速度を検出
し、前記変化率が大きい場合、すなわち加速度が大きい
場合に、ロックアツプクラッチの締結を解除するトルク
コンバータの制御方法が開示されている。
(発明が解決しようとする課題) トルクコンバータには、車両の急加速時、すなわちアク
セルを急激に踏み込んだ時にエンジン回転が急上昇し、
エンジン回転の急上昇に伴うエンジンの回転部材の運動
エネルギーの急速な増大に、エンジンの発生エネルギー
が消費されて、コンバータに充分な駆動力が伝わらず、
このため、加速の初期においてアクセルの踏み込みと駆
動力の増大ひいては加速との間に時間差が生ずる、いわ
ゆる急加速時の追従応答性の悪さという問題がある。
このため、特開昭58−37368号公報に開示された
加速時にロックアツプクラッチの締結を解除する制御方
法では、上述のごときトルクコンバータの急加速時の追
従応答性の悪さを解決できないという問題がある。
したがって本発明の目的は、トルクコンバータの急加速
時の追従応答性の悪さを克服できる流体継手の制御装置
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明においては、ロック
アツプクラッチの締結力を制御する締結力制御手段を備
えた流体継手の制御装置において、車両の急加速状態を
検出する加速検出手段と、急加速時に所定期間ロックア
ツプクラッチをスリップ状態に制御するためのスリップ
手段とを備えていることを特徴とする流体継手の制御装
置を提供する。
本発明の好ましい実施態様にあっては、前記スリップ手
段は、エンジン回転の上昇加速度を所定値に保持するた
めの手段である。
(作用) 上述のごとく、本発明にあっては、加速検出手段が車両
の急加速を検出した場合に、スリップ手段が所定期間ロ
ックアツプクラッチをスリップ状態に制御する。これに
より、ロックアツプクラッチの締結を解除した場合に比
べ、アクセル踏み込み時のエンジン回転上昇加速度が低
下し、トルクコンバータに伝わる駆動力が増大するので
、トルクコンバータの急加速時の追従応答性の悪さが克
服される。
また、加速検出手段が急加速を検出した場合に、スリッ
プ手段が所定期間ロックアツプクラッチをスリップ状態
に制御して、エンジン回転の上昇加速度を所定値に保持
することにより、アクセル踏み込み時の急激なエンジン
回転上昇をより確実に防止でき、トルクコンバータの急
加速時の追従応答性の悪さがより確実に克服される。
(実施例) 以下添付図に基づいて、本発明の詳細な説明する。
第1図において、1は本発明の実施例に係る制御装置が
設けられたトルクコンバータである。トルクコンバータ
1はエンジン2の出力軸3に結合されたケース4内の一
方の側部に固設され、エンジン出力軸3と一体回転する
ポンプ5と、ポンプ5と対向してケース4内の他方の側
部に、ケース4に対して回転自在に配設されて、ポンプ
5の回転により作動油を介して回転駆動されるタービン
6と、ポンプ5とタービン6との間に介設されて、ポン
プ回転数に対するタービン回転数の比が所定値以下の時
にトルク増大作用を行うステータ7と、タービン6とケ
ース4との間に介設されたロックアツプクラッチ8とを
有する。タービン6の回転はタービンシャフト9により
出力されて、歯車変速機構IOに入力されるようになっ
ており、また、上記ロックアツプクラッチ8はタービン
シャフト9に連結されており、ロックアツプクラッチ8
がケース4に締結された時に、ケース4を介してエンジ
ン出力軸3とタービンシャフト9とが直結されるように
なっている。
ロックアツプクラッチ8には、油路11を介して図示し
ないポンプから供給される作動油が導入され、該作動油
の油圧が油路11の途上に設置されたソレノイド12に
よって制御されることにより、ロックアツプクラッチ8
とケース4との締結状態が制御されるようになっている
ロックアツプクラッチの締結状態の制御のために、基本
的にCPUとROMとRAMとから成る制御ユニット1
3が設けられており、制御ユニット13には、エンジン
回転センサ14、スロットルセンサI5からそれぞれエ
ンジン回転信号、スロットル開度信号が、また図示しな
い車速センサから車速信号が入力される。また、制御ユ
ニット13からは、ソレノイド12の作動を制御するた
めの制御信号が出力される。
本制御装置の制御ユニット13のROMには、第2図に
示す制御領域のマツプが格納されている。
該マツプでは、スロットル開度、すなわちエンジン負荷
と車速との関数として、高速の運転領域にはロックアツ
プクラッチを完全締結するロックアツプ領域■が、低速
の運転領域にはロックアツプクラッチの締結を解除する
コンバータ領域■が、それぞれ図示のごとくに画定され
ている。
上記のごとく構成された本実施例に係る制御装置の作動
を、第3図に示すフローチャートに基づいて以下に説明
する。なお以下の説明において、Sは制御のステップを
示す。
エンジンの始動と共に、制御が開始される。
制御ユニット13は、先ずスロットル開度信号θを読み
込み(SL)、次いでスロットル開度θの時間微分、す
わちスロットル開放速度を計算しくS2)、スロットル
開放速度が所定値α以上であるか否か判別する(S3)
スロットル開放速度が所定値α未満の場合、制御ユニッ
h13は車両が急加速状態にないと判断し、第2図の制
御領域図に基づいて、トルクコンバータ1のロックアツ
プクラッチ8を制御する。
即ち、スロットル開度信号θと車速信号Vとを読み込み
(S4)、運転領域が第2図の領域■にある場合にはソ
レノイド12に制御信号を送ってロックアツプクラッチ
を完全締結状態にしくS5、S6)、Lからざる場合に
は、ロックアツプクラッチの締結を解除して、トルクコ
ンバータ1をコンバータ状態にする(85.87)。
以上の制御により、急加速時を除く通常の走行時には、
加速性が要求される低速領域ではトルクが増大され、加
速性の要求が少ない高速領域では、燃費が向上する。
スロットル開放速度が所定値α以上の場合、制御ユニッ
ト13は車両が急加速状態にあると判断し、以下の制御
を行う。
まず、制御ユニット13は、エンジン回転信号N、を読
み込み(S8)、エンジン回転数N、の時間微分、即ち
エンジン回転加速度を計算しくS9)、エンジン回転加
速度が所定値β以上か否か判別する(S 10)。
エンジン回転加速度が所定値β以上の場合、制御ユニッ
ト13は、内蔵するタイマを所定期間Tにセットした後
(S11)、ソレノイド12に制御信号を送ってロック
アツプクラッチ8の締結力を増大させ(S l 2) 
、一方エンジン回転加速度が所定値β未満の場合、ロッ
クアツプクラッチ8の締結力を減少させる(S 13)
。すなわち、ロックアツプクラッチ8をスリップ状態に
し、その締結力を加減制御する。制御ユニッ)13は、
ステップ8〜ステツプ13で行われたロックアツプクラ
ッチ8のスリップ制御を、所定期間Tの間繰り返し行う
(S14.515)。 以上の制御により、急加速時に
は、所定期間Tの間エンジン回転加速度が所定値β近傍
に保持されるので、アクセル踏み込み時に、エンジン回
転、ひいては、エンジンの回転部材の運動エネルギーは
急上昇しない。したがって、エンジントルクは、エンジ
ン回転部材の運動エネルギー増加に消費されることなく
、トルクコンバータ1に伝達され、加速の初期における
トルクコンバータ1の追従応答性の悪さが改善される。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明は上記の実施
例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載し
た発明の範囲内で種々改変が可能なのはいうまでもない
。たとえば、上記実施例では、エンジン回転加速度が所
定値になるように、ロックアツプクラッチ8をスリップ
制御したが、トルクコンバータ1のタービンシャフト9
にタービン回転センサを設けてタービン回転信号を制御
ユニット13に入力し、タービン回転信号とエンジン回
転信号とに基づいて、タービン回転数とエンジン回転数
との差を所定値に維持するように、ロックアツプクラッ
チ8をスリップ制御してもよい (効果) 上記の説明から分かる如く、本発明にかかる制御装置に
あっては、加速検出手段が車両の急加速を検出した場合
に、スリップ手段が所定期間ロックアツプクラッチをス
リップ状態に制御する。これにより、ロックアツプクラ
ッチの締結を解除する場合に比べ、アクセル踏み込み時
のエンジン回転上昇加速度が低下し、コンバータに伝わ
る駆動力が増大するので、急加速時のトルクコンバータ
の追従応答性の悪さが克服される。
また、加速検出手段が急加速を検出した場合に、スリッ
プ手段が所定期間ロックアツプクラッチをスリップ状態
に制御して、エンジン回転の上昇加速度を所定値に保持
することにより、アクセル踏み込み時の急激なエンジン
回転上昇をより確実に防止でき、急加速時のトルクコン
バータの追従応答性の悪さがより確実に克服される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る流体継手の制御装置が
設けられたトルクコンバータの構成図である。 第2図は、第1図の制御装置の制御領域を示すマツプで
ある。 第3図は、第1図の制御装置の作動のフローチャートで
ある。 I・・・トルクコンバータ、 6・・・タービン、 8・・・ロックアツプクラッチ、 12・・・ソレノイド、 13・・・制御ユニット。 15・・・スロットルセンサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロックアップクラッチの締結力を制御する締結力
    制御手段を備えた流体継手の制御装置において、車両の
    急加速状態を検出する加速検出手段と、急加速時に所定
    期間ロックアップクラッチをスリップ状態に制御するた
    めのスリップ手段とを備えていることを特徴とする流体
    継手の制御装置。
  2. (2)前記スリップ手段は、エンジン回転の上昇加速度
    を所定値に保持するための手段であることを特徴とする
    請求項第(1)に記載の制御装置。
JP5959390A 1990-03-09 1990-03-09 流体継手の制御装置 Pending JPH03260465A (ja)

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JP5959390A JPH03260465A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 流体継手の制御装置

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JP5959390A JPH03260465A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 流体継手の制御装置

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JPH03260465A true JPH03260465A (ja) 1991-11-20

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JP (1) JPH03260465A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6537181B2 (en) 2000-03-08 2003-03-25 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Clutch control device and method for use in continuously variable transmission
JP2010084609A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Mazda Motor Corp 車両の制御装置及び制御方法
JP2010084610A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Mazda Motor Corp 車両の制御装置及び制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6537181B2 (en) 2000-03-08 2003-03-25 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Clutch control device and method for use in continuously variable transmission
JP2010084609A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Mazda Motor Corp 車両の制御装置及び制御方法
JP2010084610A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Mazda Motor Corp 車両の制御装置及び制御方法

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