JPH03260162A - しわ検反装置 - Google Patents

しわ検反装置

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Publication number
JPH03260162A
JPH03260162A JP5432090A JP5432090A JPH03260162A JP H03260162 A JPH03260162 A JP H03260162A JP 5432090 A JP5432090 A JP 5432090A JP 5432090 A JP5432090 A JP 5432090A JP H03260162 A JPH03260162 A JP H03260162A
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JP
Japan
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wrinkles
film
sensor
fiber structure
heating element
Prior art date
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Pending
Application number
JP5432090A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Horino
堀野 隆行
Hideaki Isomi
英明 磯見
Shigeru Komai
茂 駒井
Michizo Seto
瀬戸 陸三
Satoshi Maeda
郷司 前田
Yozo Yamada
陽三 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP5432090A priority Critical patent/JPH03260162A/ja
Publication of JPH03260162A publication Critical patent/JPH03260162A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、しわの検反装置に関する。さらに詳しくは、
繊維構造物あるいはフィルム状物に内在する欠陥の一種
であるところの「しわ」を検出する検反装置に関する。
(従来の技術) 「しわ」とは、織物、ニット、不織布などの繊維構造物
あるいはフィルム状物に内在する欠陥の一種である。本
発明では、繊維構造物あるいはフィルム状物に部分的に
張力バランスの崩れた場所があった場合に発生する「し
わ」、あるいは「折りじわ」等、「欠陥」として扱われ
る「しわ」を対象とする。
従来より、繊維構造物あるいはフィルム状物に内在する
欠陥の検査に関しては、もっばら熟練者の視覚ないしは
触覚に頼っていた。近年これら繊維構造物あるいはフィ
ルム状物の欠陥検出を機械でもって自動的に行なうべく
、いくつかの提案がなされてきている。しかしながら「
しわ」の検出に関しては、いまだ熟練者の視覚に負うと
ころが大きく、これを自動的に検出するような方法、装
置に関する満足な提案はなされていない。繊維構造物は
正常な部分においてもきわめて複雑な構造を有している
。また、元来繊維構造物あるいはフィルム状物は柔らか
く、適当に伸縮するところが利点でもある。従って、繊
維構造物あるいはフィルム状物を取り扱う上においてこ
のような繊維構造物あるいはフィルム状物の特性から自
然に発生する「しわ」は欠陥としては認識されていない
欠陥として認識されるべき「しわ」と、欠陥としては認
識されない「しわ」とを見分けることは難しく、熟練者
においても、特に「しわ」の検出に関しては経験が重要
であるとされている。
熟練者による「しわ」の存在の検出は、単に被検査物を
ある一面的な方向から観察して得られた結果から判断さ
れているものではない。定量化するどころか、定性的に
説明することすら至難であるが、人間は非常に多次元的
な情報をもとに憂象を認識していることが知られている
。これは「しわ」の検出においても同様であって、「シ
わ」という欠陥の認識は非常に多角的に被検査物を観察
した結果である。
それに引き換え機械、例えば光学的センサー等により被
検査物を観察した場合に得られる情報は、文字どおりあ
る一面から被検査物を観察した結果にすぎず、得られる
情報量は非常に少ない。
例えば、被検査物を連続的に搬送しながら検査を行なう
場合においては、人間の持つ視覚を中心とする感覚によ
れば、単にある瞬間における被検査物の画像をもって「
しわ」を認識しているのではなく、搬送による振動、あ
るいは照明のゆらぎ、等々により刻−刻と連続的に変化
する微妙な画像の動きから「しわjを読みとっているの
である。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べてきたように、人間の感覚による欠陥の検出メ
カニズムには驚嘆すべきものがあり、神秘すら感じさせ
るものである。実用的な範囲で、実時間でもってこのよ
うな高度な判断を、機械でもって自動的に行なうことは
、現在の信号処理技術、コンピュータによる画像処理技
術をもってしても、大変に困難を極めるものである。
しかしながら、これら、人間の視覚、触覚による検査で
は、検査を行なうものは熟練を要し、また能率、正確さ
の点で必ずしも十分とはいえるものではない。これらの
問題点は多数の生産機にて大量に生産される繊維構造物
あるいはフィルム状物を検反する際には致命的である。
特に繊維構造物においては、正常な部分においてもきわ
めて複雑な構造を有しており、また張力のばらつき、分
布に関しても決して小さなものはない。しわの検出とは
このばらつきのなかから、特に大きくはずれたものを抽
出する作業である訳であり、本来それには一定高基準が
設けられるべきものである。
しかしながら、たとえ経験をつんだ熟練者の目によると
しても、多くの繊維構造物を常に一定の基準でもって検
査することは事実上不可能である。
QC,すなわち品質管理の徹底により工業製品の品質を
高いレベルにおいて安定させることを実現ならしめてき
た近年、明確な検出基準を持つことなしに、このように
感覚的で定性的な検査にもとすいて品質の管理が行なわ
れてきたことに対しては驚きを隠しえない。
近年、撮像管にかわる固体映像素子として、CODセン
サーが安価に入手できるようになったこと、ならびに信
号処理技術、画像処理技術の発達にともない、人間の視
覚に依存してきたこれらの感覚的な検査を、機械に置き
換えようという試みが盛んになされてきている。しかし
ながら、本発明が目的とする「しわ」の自動検出に関し
ては、前述した「しわ」の多様性、特にその判定レベル
の設定の難しさ、などの問題により、いまだ実用的に満
足なレベルにおいて用いられるべきものは得られていな
い。
本発明者らはかかる状況に鑑み鋭意研究を重ねた結果、
しわの検出を再現性良く、かつ一定の基準でもって行え
る装置に関する、次なる発明に到達した。
(課題を解決するための手段) すなわち本発明は、繊維構造物あるいはフィルム状物を
連続的、あるいは断続的に搬送する機構と、該繊維構造
物あるいはフィルムの水平方向から0〜35度の角度で
もって配された発熱体と、前記発熱体により照明された
部分を光学的に観察するセンサーを設けてなる繊維構造
物あるいはフィルム状物に内在するしわを検出すること
を特徴とするしわ検反装置である。
本発明は、被検査物である繊維構造物あるいはフィルム
状物を連続的に搬送するローラーシステムの一部におい
て、該繊維構造物あるいはフィルム状物を照明し、該繊
維構造物あるいはフィルム状物に内在するしわによって
生ずる陰影を観察することにより「しわ」を検出しよう
とするものである。
本発明は、被検査物である繊維構造物あるいはフィルム
状物の照明方法に特徴がある。
すなわち、該繊維構造物あるいはフィルム状物を照明す
る手段として「発熱体より生ずる光」を用いることであ
る。より具体的には、白熱球、レフランプ等の使用が好
ましく、特に長波長側に延びた波長分布を存する照明器
具を用いることが好ましい。
被検査物である繊維構造物あるいはフィルム状物の水平
方向から0〜35度の角度に該繊維構造物あるいはフィ
ルムを照明する器具の中心が位置するように配され、好
ましくは0〜15度さらには、0〜10度の範囲がより
好ましく、またさらに好ましい範囲は0〜5度である。
繊維構造物あるいはフィルム状物を光学的に観察する手
段としては特に限定される物ではないが、撮像管、CO
D、ラインセンサー、赤外線センサー等を用いることが
できる。
繊維構造物あるいはフィルム状物の温度分布を観察する
手段としては、特に限定されるものではないが、非接触
温度センサーの使用が好ましい。
非接触温度センサーとしては、赤外線センサー、放射温
度計、オートサーモグラフ等を用いることができる。
本発明においては、その対象とする被検査物の色調、絵
柄、模様等には束縛されない。特に本発明においては「
無地」に限らずいかなる絵柄を有する柄物に対しても極
めて効果的に適用することができる。
本発明においては、欠陥の検出力を高めるために、セン
サーの信号出力のシェーディング補正とγ(ガンマ)補
正を行った後にスレッシ日ルドをかけることにより検出
する方法をとることも可能である。またこの場合、被検
査物の色調、表面状態などにより、被検査物毎にγ(ガ
ンマ)補正レベルおよびスレッシBルドΦレベルを設定
する方法を用いてもよい。またセンサーを反物搬送方向
に向かって複数個設け、複数個のセンサーにより検知さ
れた、被検査物上の同一カ所に相当する信号部分の「和
」を求めることにより、ノイズ分を相殺し、欠陥に起因
する信号を強調する等の信号処理を行うことも可能であ
る。
以下に実施例を示し、本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明はこれらになんら限定される物ではない。
(実施例) 実施例 1 第1図は本発明における「検反装置」の検出部分を示し
た概略説明図である。被検査物である繊維構造物あるい
はフィルム状物を連続的に搬送するローラーンステムの
一部に図に示したごとく2本の送りローラーを設け、2
本のローラーの中央部において繊維構造物あるいはフィ
ルム状物を照明し、放射式温度分布計でもって「しわ」
に起因する繊維構造物あるいはフィルム状物の陰影部分
の温度分布を観察するものである。
照明には消費電力150wのレフランプを用い、レフラ
ンプの中心は、被検査物の中央に対し、3度の角度でも
って配されている。
ローラー幅は!90cm5繊維構造物あるいはフィルム
状物の送り速度は搬送系の駆動モーターをインバータ制
御することにより0〜75m/分の間でもって可変とし
た。
放射式温度分布計から得られた信号は、シェーディング
補正回路とγ(ガンマ)補正回路を経た後に所定のスレ
ッシッルドにより2値化され、欠陥の宵無の判定が行な
われる。
第2図は、被検査物が無地の織物である場合に、しわが
無い、正常な部分から得られた温度分布の一例である。
図中の閉曲線は等混線である。
第3図はしわのある部分から得られた温度分布の一例で
ある。「しわ」に起因する陰影部分が温度分布として極
めて明瞭にとらえられている。
全長1000mの特にしわ検査のトレーニングのために
調製された反物について、平均搬送速度50m/分でも
って本検反装置と、熟練検査員とで別々に「しわ」の検
出を行なった。試験に用いられた反物は、あらかじめ複
数の熟練検査員により繰り返し母金に検査されており、
その欠陥はマツプ化されている。欠陥としてマツピング
されている「しわ」は計57個所である。
さて、検反装置が検出した「しわ」は56個所、熟練検
査員により検出された「しわ」は49個所であった。検
出された「しわ」の位置は、検出されたものにかぎれば
あらかじめ得られていたマツプと一致した。
(効 果) 本発明によると、人間の視覚による検査に比較し、熟練
を要すことなく、また能率、正確さの点で優れ、しかも
判定基準を定量的に定めることができる繊維構造物ある
いはフィルム状物に内在するしわを検出することを可能
とした。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における検反装置の概略説明図である。 第2図は実施例において、「シわ」がない部分から得ら
れる信号例である。 第3図は実施例において、「シわ」がある部分から得ら
れる信号例である。 ■送りローラー 0反 物 ■シェーディング補正回路 ■放射式温度分布計 ■レフランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維構造物あるいはフィルム状物を連続的、ある
    いは断続的に搬送する機構と、該繊維構造物あるいはフ
    ィルムの水平方向から0〜35度の角度でもって配され
    た発熱体と、前記発熱体により照明された部分を光学的
    に観察するセンサーを設けてなる繊維構造物あるいはフ
    ィルム状物に内在するしわを検出することを特徴とする
    しわ検反装置。
JP5432090A 1990-03-06 1990-03-06 しわ検反装置 Pending JPH03260162A (ja)

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JP5432090A JPH03260162A (ja) 1990-03-06 1990-03-06 しわ検反装置

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JP5432090A JPH03260162A (ja) 1990-03-06 1990-03-06 しわ検反装置

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JPH03260162A true JPH03260162A (ja) 1991-11-20

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ID=12967295

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JP5432090A Pending JPH03260162A (ja) 1990-03-06 1990-03-06 しわ検反装置

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JP (1) JPH03260162A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6753576B1 (en) * 1992-03-31 2004-06-22 Stmicroelectronics, Inc. Method of fabricating a one-sided polysilicon thin film transistor
CN106698063A (zh) * 2017-03-02 2017-05-24 佛山市丰泽纺织有限公司 一种快速检测坯布验布机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6753576B1 (en) * 1992-03-31 2004-06-22 Stmicroelectronics, Inc. Method of fabricating a one-sided polysilicon thin film transistor
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