JPH03258575A

JPH03258575A - プリンタ装置

Info

Publication number: JPH03258575A
Application number: JP2058402A
Authority: JP
Inventors: Kazuo Hasegawa; 和男長谷川
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1990-03-08
Filing date: 1990-03-08
Publication date: 1991-11-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、記録紙に文字あるいは画像情報を印写する
プリンタ装置に関するものである。

［従来の技術］第５図は従来のプリンタ装置の正面図、第６図、第７図
はそれぞれ第５図の左側要部断面図および右側面図であ
る。図において、（１）はプラテンローラ、（２）はこ
のプラテンローラ（１）の中心軸（１ａ）に固着された
ギアＡ、（３）はこのギアＡとかみあうギアＢ、（４）
はステッピングモータ、（５）はこのステッピングモー
タ（４）の軸（４ａ）に固着されたギアＣ１（６）　、
　（７）はそれぞれギアＤ１ギアＥでギアＣ（５）から
ギアＡ（２）までの減速機構を形成している。

上記ステッピングモータ（４）は右フレーム（８）に固
定され、またギアＢ（３）、ギアＤ（６）、ギアＥ（７
）の回転中心軸（３ａ）、　（６ａ）、　（７ａ）は、
それぞれ上記右フレーム（８）に植設されたピンである
。（９）はヘッド支持板金であり、その前方両側には内
側へ向かって折り曲げ部（９ａ）　、　（９ｂ）が設け
られており上記プラテンローラ（１）の中心軸（ｌａ）
に対向している。また、このヘッド支持板金（９）の後
方両側にはＵ字形の切り欠き（９ｃ）　（図示せず）、
　（９ｄ）が設けられており、それぞれ左フレーム（１
０）から内側に向けて植設されたピン（１０ａ）　（図
示せず）および上記右フレーム（８）から内側に向けて
植設されたピン（８ａ）と、しゅう動自在にかみ合って
いる。

（１１）はポケットであり、上記右フレーム（８）と上
記左フレーム（１０）の間を貫くシャフト（１２）によ
ってこのシャフト（１２）を中心として回動自在に支持
されている。このポケット（１１）の上部には上記プラ
テンローラ（１）の中心軸（ｌａ）が回動自在に取り付
けられている。（１３）は上記シャフト（１２）に巻回
され、一端が上記ポケット（１１）に植設されたピン（
ｌｌａ）に当接し、他端が下フレーム（１４）に当接し
ている捻りコイルばねであり、上記ポケット（１１）゛
を矢印穴方向に付勢している。（１５）はラッチ板であ
り、後方を上記右フレーム（８）から内側に向けて植設
されたピン（８ｂ）と、上記左フレーム（１０）から内
側に向けて植設されたピン（１０ｂ）　（図示せず）に
よって回動自在に支持されている。（１６）は一端が上
記ラッチ板（１５）に係合され、他端が後フレーム（１
７）に係合された引っ張りばねであり、上記ラッチ板（
１５）を矢印Ｂ方向に付勢している。上記ラッチ板（１
５）の前方両側にはＵ字形の切り欠き（１５ａ）　（図
示せず）、　（１５ｂ）が設けられており、上記ポケッ
ト（１１）に植設されたピン（ｌｌｂ）（図示せず）、
（ｌｌｃ）と第６図に示すように通常は係合している。

（１８）はカムであり、左フレーム（１０）と右フレー
ム（８）の間をつなぐシャフト（１０ａ）によって、回
動自在に支持されている。このカム（１８）の一部は外
部へ突出しレバー（１８ａ）となっている。

また、一端（１８ｂ）は上記ラッチ板（１５）に当接し
、他端（１８ｃ）は上記ヘッド支持板金（９）に当接し
ている。（１９）は上記ヘッド支持板金（９）に固定さ
れたサーマルヘッド、（２０）は一端が上フレーム（２
１）に当接し、他端が上記ヘッド支持板金（９）に当接
している圧縮バネ、−点鎖線で示した（２２）は軸（２
３）に巻き付けられ上記ポケット（１１）に回転自在に
支持されている感熱紙である記録紙であり、この記録紙
（２２）は第６図のように上記シャフト（ｌｏａ）と上
記プラテンローラ（１）を巻回してその先端部（２２ａ
）が外部にでている。

次に動作について説明する。

ヘッド取り付は板金（９）は圧縮バネ（２０）によって
、常時矢印Ｃ方向に付勢されているが、第５図の状態で
はカム（１８）によって支持されており、サーマルヘッ
ド（１９）とプラテンローラ（１）は隙間を持っている
。

この状態からレバー（１８ａ）を矢印Ｃ方向に下げると
第６図のようにヘッド支持板金（９）が下降しサーマル
ヘッド（１９）とプラテンローラ（１）は記録紙（２２
）をはさんで密着する。

次いで、ステッピングモータ（４）を駆動して回転をギ
アＣ（５）、ギアＥ（７）、ギアＤ（６）、ギアＢ（３
）、ギアＡ（２）と伝達し、ギアＡ（２）を矢印り方向
に回転させると記録紙（２２）はプラテンローラ（１）
との摩擦によって矢印Ｅ方向に進行する。この時ヘッド
支持板金（９）も記録紙（２２）との摩擦によって矢印
Ｅ方向に進行し、折り曲げ部（９ａ）、　（９ｂ）がプ
ラテンローラ（１）の中心軸（ｌａ）に当接する。これ
によりプラテンローラ（１）とサーマルヘッド（１９）
の相対的な位置関係が決定される。

上記サーマルヘッド（１９）は通電すると発熱し記録紙
（２２）に印写が行われる。

印写が終了すると、第８図のようにカム（１８）によっ
てヘッド支持板金（１９）が矢印Ｆ方向に持ち上げられ
るのでサーマルヘッド（１９）がプラテンローラ（１）
から離れる。したがって、長期間使用しない場合でもプ
ラテンローラの変形を防ぐことができる。また、記録紙
（２２）を交換する場合や記録紙（２２）が無（なった
場合は、さらにレバー（１８ａ）を矢印Ｆ方向に持ち上
げるとカム（１８）の一端部（１８ｂ）がラッチ板（１
５）を矢印Ｃ方向に押し下げるので切り欠き（１５ａ）
、　（１５ｂ）とポケット（１１）のピン（ｌｌｂ）（
ｌｉｅ）（ｌｉｅ）の保合が外れる。ポケット（１１）
はねじりバネ（１３）の弾発力によって第９図のように
矢印Ａ方向に開く。ポケット（１１）を閉じる場合は矢
印Ｇ方向に押し込むとピン（ｌｌｃ）がラッチ板（１５
）の傾斜部（１５ｃ）を下方に押し下げながら矢印Ｇ方
向に進行し、切り欠き（１５ｂ）に落込みポケット（１
１）が係止される。ラッチ板（１５）は引っ張りバネ（
１６）の弾発力によって矢印Ｂ方向に付勢されているの
でカム（１８）は矢印Ｃ方向に回動し第６図の状態に戻
る。

［発明が解決しようとする課題］従来のプリンタ装置は、印写時に紙の移動速度が一定で
ないと印写に縞が現れたりして画質が劣化するが、それ
を防止するためには印写中のギアＢ（３）とギアＡ（２
）の軸間距離が正しいことがひとつの条件である。

第８図において、印写中ポケット（１１）に働（力は、
プラテンローラ（１）が矢印り方向に回転することによ
って記録紙（２２）を介してサーマルヘッド（１９）か
ら受ける矢印Ｈ方向の摩擦力、ヘッド支持板金（９）の
折り曲げ部（９ａ）、　（９ｂ）がプラテンローラ（１
）の中心軸（１ａ）と当接する事によって加わる矢印Ｅ
方向の力、およびねじりバネ（１３）の矢印入方向の力
であるが、前二者は大きさが等しく、向きが逆なので釣
り合う。結局ねじりバネ（１３）の力のみが有効となり
、ポケット（１１）は常に矢印入方向に付勢されている
ことになる。したがってピン（Ｉｌｃ）は切り欠き（１
５ｂ）の前縁（１５ｄ）に当接する。この状態でギアＢ
（３）とギアＡ（２）の軸間距離が正しいことが良好な
印写の品質を得るための条件であることは上述の通りで
あるが、このときギアＢ（３）の歯先とギアＡ（２）の
歯底の距離（頂隙）は、通常ギアのモジュールの０．２
５倍であり、例えばモジュールが０．４なら０．１ｍｍ
しかない。ところがポケット（１１）を収納する際スム
ーズに収納できるためにはピン（ｌｌｃ）が−旦切り欠
き（１５ｂ）の前縁（１５ｄ）よりも十分後方に入るこ
とが必要であり、０．１ｍｍでは不足である。

すなわち、従来のプリンタ装置はスムーズにポケットを
収納することと良好な印写の品質を得ることは両立し得
ないなどの問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、スムーズにポケットを収納できるとともに良
好な印写の品質を得られるプリンタ装置を得ることを目
的とする。

［課題を解決するための手段］この発明に係るプリンタ装置は、プラテンローラの記録
紙の移動方向への移動を制限するストッパと、サーマル
ヘッドの記録紙の移動方向と反対方向の移動を制限する
ストッパを設けたものである。

［作用］この発明におけるストッパは、サイドフレームからスト
ッパを切り起こし、上記ストッパーの一方にヘッド支持
板金、他方にプラテン軸が当接するようにしたので、上
記ヘッド支持板金がプラテン軸に加わる力は発生しない
。ポケット開放用バネ力よりプラテンとヘッドとの摩擦
力が大きくなるように設計することにより、印写中ポケ
ットは後方に引き込まれピンはラッチ溝前縁に当接しな
いので軸間距離の確保とオーバーストロークの確保が両
立する。

［実施例］以下、この発明を図に基づいて説明する。

第１図はこの発明の一実施例によるプリンタ装置を示す
正面図、第２図はこの発明の一実施例によるプリンタ装
置を示す左側面図、第３図はこの発明の一実施例のプリ
ンタ装置による印写状態の説明図、第４図はこの発明の
一実施例によるプリンタ装置におけるポケットを解放し
た時の説明図である。

第１図において、（５１）は左フレーム（１０）から切
り起こされたストッパＡ、（５２）は右フレーム（８）
から切り起こされたストッパＢである。

なお、第１図から第４図において従来例と同一部分には
同一符号を付してその説明を省略する。

次に動作について説明する。

ヘッド取り付は板金（９）は圧縮バネ（２０）によって
常時矢印Ｃ方向に付勢されているが第２図の状態ではカ
ム（１８）によって支持されておりサーマルヘッド（１
９）とプラテンローラ　（１）は隙間を持っている。こ
の状態からレバー（１８ａ）を矢印Ｃ方向に下げると第
３図のようにヘッド支持板金（９）が下降しサーマルヘ
ッド（１９）とプラテンローラ（１）は記録紙（２２）
をはさんで密着する。ステッピングモータ（４）を駆動
して回転をギアＣ（５）、ギアＥ（７）、ギアＤ（６）
、ギアＢ（３）、ギアＡ（２）と伝達し、ギアＡ（２）
を矢印り方向に回転させると記録紙（２２）はプラテン
ローラ　（１）との摩擦によって矢印Ｅ方向に進行する
。ヘッド支持板金（９）も記録紙（２２）との摩擦によ
って矢印Ｅ方向に進行し、折り曲げ部（９ａ）、　（９
ｂ）がプラテンローラ　（１）の中心軸（ｌａ）に当接
する。

これによりプラテンローラ　（１）とサーマルヘッド（
１９）の相対的な位置関係が決定される。サーマルヘッ
ド（１９）は通電すると発熱し記録紙（２２）に印写が
行われる。

印写が終了すると、カム　（１８）によってヘッド支持
板金（９）が第２図に示す矢印Ｆ方向に持ち上げること
により、サーマルヘッド（１９）がプラテンローラ　（
１）から離れる。したがって、長期間使用しない場合で
もプラテンローラの変形を防ぐことができる。

記録紙（２２）を交換する場合や記録紙（２２）が無く
なった場合は、さらに、レバー（１８ａ）を矢印Ｆ方向
に持ち上げるとカム（１８）の一端部　（１８ｂ）がラ
ッチ板（１５）を矢印Ｃ方向に押し下げるので切り欠き
（１５ａ）、　（１５ｂ）とポケット（１１）のピン　
（ｌｌｂ）、　（ｌｌｃ）の保合が外れる。ポケット（
１１）はねじりバネ（１３）の弾発力によって第４図の
ように矢印入方向に開く。ポケット（１１）を閉じる場
合は、矢印Ｇ方向に押し込むとピン（ｌｌｃ）がラッチ
板（１５）の傾斜部１（１５ｃ）を下方に押し下げながら矢印Ｇ方向に進行し
切り欠き（１５ｂ）に落込みポケット（１１）が係止さ
れる。ラッチ板（１５）は引っ張りバネ（１６）の弾発
力によって矢印Ｂ方向に付勢されているのでカム（１８
）は矢印Ｃ方向に回動し第２図の状態に戻る。

以上のようなプリンタ装置において、印写時に紙の移動
速度が一定でないと印写に縞が現われたりして画質が劣
化するが、それを防止するためには印写中のギアＢ（３
）とギアＡ（２）の軸間距離が正しいことが一つの条件
である。

第３図において、印写中ポケット（１１）に働く力は、
プラテンローラ　（１）が矢印り方向に回転することに
よって記録紙（２２）を介してサーマルヘッド（１９）
から受ける矢印Ｈ方向の摩擦力とねじりバネ（１３）の
矢印Ａ方向の力であるが、圧縮バネ（２０）の弾発力と
ねじりバネ（１３）の弾発力の大きさを適当に選べば摩
擦力の方が大きくなり、ポケット（１１）は矢印Ｈ方向
に付勢されてプラテンローラ　（１）の中心軸（１ａ）
がストッパＡ　（５１）、ストッパＢ　（５２）に当接
する。またサーマルヘッド（１９）は記録紙（２２）２との摩擦力により矢印Ｅ方向に進行し、ストッパＡ　（
５１）、ストッパＢ　（５２）に当接する。

このように、プラテンローラの移動を制限するストッパ
ーＡ　（５１）とサーマルヘッドの移動を制限するスト
ッパーＢ　（５２）は一体構成にしている。

このとき、ピン（ｌｌｃ）はラッチ板　（１５）の切り
欠き（１５ｂ）の前縁（１５ｄ）には当接せず、十分な
隙間を持っている。

また、このときギアＢ（３）とギアＡ（２）の軸間距離
を正しくすることは、可能である。

さらにまた、印写していないときは第２図のようにポケ
ット（１１）はねじりバネ（１３）の力のみが加わるの
で、矢印入方向に若干回動しピン（ｌｉｅ）は切り欠き
（１５ｂ）の前縁（１５ｄ）に当接し、ギアＢ（３）と
ギアＡ（２）の軸間距離は所定値より大きくなる。すな
わち、ポケット（１１）を収納する際はピン（ｌｌｃ）
は前縁（１５ｄ）より十分後方にはいることが可能であ
り、また印写中のギアの軸間距離を正しくすることが可
能である。

［発明の効果］以上のように、この発明によればプラテンローラの中心
軸とサーマルヘッドの支持板金は直接当接しないので、
ポケットの収納がスムーズに行えるばかりでなく、かつ
印写の品質が高い装置が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるプリンタ装置を示す
正面図、第２図はこの発明の一実施例によるプリンタ装
置を示す左側面図、第３図はこの発明の一実施例のプリ
ンタ装置による印写状態の説明図、第４図はこの発明の
一実施例によるプリンタ装置におけるポケットを開放し
たときの説明図、第５図は従来のプリンタ装置の正面図
、第６図は従来のプリンタ装置の左側面図、第７図は従
来のプリンタ装置の右側面図、第８図は従来のプリンタ
装置の印写状態の説明図、第９図は従来のプリンタ装置
におけるポケットを開放したときの説明図である。図において、（１）はプラテンローラ、（１９）はサー
マルヘッド、（２２）は記録紙、（５１）はストッパＡ
１（５２）はストッパＢである。なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

記録紙を回転するプラテンローラとサーマルヘッドの間
にはさんで押圧し、文字あるいは画像情報が印写でき、
非印写中はプラテンローラとサーマルヘッドが記録紙の
移動方向への移動の自由度を持つプリンタ装置において
、プラテンローラの記録紙の移動方向への移動を制限す
るストッパと、サーマルヘッドの記録紙の移動方向と反
対方向の移動を制限するストッパを設けたことを特徴と
するプリンタ装置。