JPH03256925A - 平らな製品のパイルのパレットに対する積下し方法と、その方法を実施するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［０００１］

【産業上の利用分野】

本発明は、折丁、雑誌、書籍、パンフレットまたは同様
のもののような平らな製品のパイルを、連続的に層状に
パレットに積上げ、またそれから下すための方法と、そ
の方法を実施するための装置に関する。 ［０００２］

【従来の技術】

書籍、パンフレット、雑誌または同様の製品の生産にお
いては、大量の印刷製品を、中間貯蔵のため、および／
または工業内運搬のためにパレット上に積上げる必要が
多くある。パレットへの積上げのために、パレットから
の下しも機械的に行い得るようなパレタイジング装置が
用いられるとは言え、印刷製品の個々のパイルの下しは
、基本的に手作業で行われており、それは、極めて多く
の労働力を要するだけでなく、肉体的重労働を要してい
る、さらに、パイルの形に集められた個々の印刷製品の
相互間のずれが、とくには手作業での下しの場合である
が機械的に下す場合であっても避けられない。 ［０００３］ 例えば丁合機への供給のための下しのためには、パレッ
ト上で中間貯蔵された折丁のパイルがスタッカーによっ
て中間倉庫から丁合機の供給台つまり供給装置へと運搬
され、そこで、個々の折丁のパイルが作業者によって手
作業で供給台上に置かれる。 ［０００４］ 印刷製品をパレット上に層状に積上げるためのパレタイ
ジング装置は一般には現状技術に属する。すなわち、Ｄ
Ｅ−Ｏ３３１０７４９５によって、印刷された新聞また
はｔｉのページまたはその他の印刷物のパイルをパレッ
ト上に決まった方向に載置するための、引抜きいｂｓｃ
ｈｕｂ）システムによって働く装置が公知であって、こ
の装置は、移動プラットホームを有していて、製品の集
合物（Ｆｏｒｍａｔｉｏｎ）はこれの上へと横方向移動
装置によって移動させられる。その後に、移動プラット
ホームがパレット上まで動いて行き、１つの引抜きの要
素が集合体の後方に降下し、移動プラットホームが既に
ある製品の層の上へと降下した後に、移動プラットホー
ムが、静止している引抜き要素の下方を逆方向に動いて
集合体を掃い落す。 ［０００５］ 移動プラットホームと引抜き要素をもって働くこの積上
げ装置においては、プラットホームの構造上の高さがあ
る故に、プラットホームの載置面と、パレット上に既に
ある製品の層の間に比較的大きい高さの差ができる。そ
れによって生ずる製品の掃い落しの際の比較的に大きい
落差は、必然的に、移動プラットホーム上に正確に並べ
られた製品が、掃い落しの後には、ある積上げ順序のた
めに予め与えられたそれの集合体の形態を失うという結
果を招く。そしてこのことは、薄い製品の場合に顕著に
起る。この場合には先ず何よりも、そのような薄い製品
が相互間でずれて不安定なパイルになるという危険性が
ある。載置されてからのパイルを揃えるということは、
大抵の場合実行され得ないので、その後のパレットから
の下しの際には大きな問題が生ずることになる。 ［０００６］ 移動プラットホーム上に横方向移動させるとき、および
移動プラットホームから掃い落すときに、製品の載置面
の間で摩擦が起ることの故に、この公知のパレタイジン
グ装置は、重ねられた書籍またはパンフレットのような
傷みやすい製品を傷まないように取扱うという要求には
適応し得ないものである。 ［０００７］

【発明が解決しようとする課題】

本発明の課題とするのは、折丁、雑誌、書籍、パンフレ
ットまたは同様のもののような平らな製品のパイルを全
自動でパレットに積上げ、そしてそれから下すことを可
能にするだけでなく、パイルの中での製品同志間の揃い
と、列を形成したパイルの揃いが正確に維持されること
が保証されるような前述の種類の方法と、その方法を実
施するための装置を提供することである。さらになお、
積み下しの際における、製品の傷まないような取扱いが
確実になるべきこととする。 ［０００８］

【課題を解決するための手段】

この課題を解決するために、本発明による方法は、パイ
ル層のパイルは、パレットへの積上げのためには中間支
持体の上に載置され、パレットからの下しのためには中
間支持体から持上げられ、それは、積下しステーション
の搬送要素がパイルの下方に入って、載置／持上げのた
めに中間支持体を貫通するか、または中間支持体の中に
入るように動くことで行われるのであり、また、パイル
層と中間支持体とは、一体のユニットとしてパレット上
に積上げられ、またパレットから除かれることを特徴と
している。そこにおいては、さらにある方法上の特徴と
しては、パイルは、パレットへの積上げのためには１列
ごとに中間支持体上に載置され、パレットからの下しの
ためには１列ごとに中間支持体から持上げられ、また、
中間支持体は、積下しステーションを通してステップ的
に動かされる。 ［０００９］ この方法を実施するための本発明による装置は、特許請
求の範囲３に記載の特徴でもって解決される。本発明の
有利な実施態様がその他の請求項に記載されている。 ［００１０］ 本発明による方法と、その方法を実施するための装置を
用いるならば、先ず、折丁、雑誌、書籍、パンフレット
、または同様のもののような平らな製品のパイルを全自
動でパレットに積上げ、またそれから下すことが提案さ
れる。下しの際にパイルの列を中間支持体から持上げる
こと、および、積上げの際にパイルの列を中間支持体の
上に載置することにより、どんなパイルの位置の変化も
個々の製品間での滑りも生ずることがなく、このことは
、製品を傷めないだけでなく、よく知られているように
、以降の処理の見地から決定的意義のあることである。 中間支持体と組合わせるということで、工場内運搬には
卓越して適している安定したパレット上のパイルが生成
される。 ［００１１］

【実施例】

印刷製品のパイルをパレットに積上げ、またそれから下
すための装置の１つの実施例について以降に詳しく、添
付図面を参照しつつ説明する。 ［００１２］ 印刷製品のパイル１ａをパレット３に積上げ、またそれ
から下すための装置においては、中間支持体２が用いら
れていて、その中間支持体上に、各層のパイル１ａの列
１が載置され、また、それから各層のパイル１ａの列１
が持上げられる。 ［００１３］ 中間支持体２は、それが支持され得るように、移動方向
に見たときの側方向にパイルの層１ｂよりも先まで張出
しており、また、規則的間隔をもった複数のスリブ）２
ａを有しており、パイルの列１を中間支持体２上に載置
するため、またはパイルの列１を中間支持体２から持上
げるために、横方向搬送装置４の複数のベルト１０が、
それらスリット２ａを通し、垂直面内において、上下に
動き得る。 ［００１４］ 横方向搬送装置４の搬送要素は、相互に平行に配置され
てグループになっているベルト１０で構成されており、
それらベルト相互間の間隔は、中間支持体２のスリット
２ａの相互間の間隔に合わされている。 ［００１５］ 昇降フレーム１１に作動シリンダ１２が係合しており、
この昇降フレームは、ベルトホイール１３ａがついてい
る軸１３の軸受を収容しており、ベルトホイール１３ａ
の回りにかかってベルト１０が案内されている。１つの
モーター１５がら関節つきシャフト１６を経て傘歯車装
置１７に至る駆動機構で駆動が行われる。ベルト１０の
たわみを避けるため、ベルトはレール１８上で支えられ
ている。 ［００１６］ 図１と図５を組合わせて見ると知られるように、横方向
搬送装置４には、機械フレーム上に保持されている上方
バンドシステムが装備されていて、このバンドシステム
は、互いに平行に配置されて反転部ホイール２３で案内
されている２本のバンド２１で成っていて、これらバン
ドは、相異る幾つかの速度で駆動され得る。 反転部ホイール２３も、それらホイールの間にあってば
ね力をもって取付けられている支持ローラ２５も、一方
に長い支持体２６によって担持されていて、この支持体
に両端において作動シリンダ２４が係合しているので、
それら作動シリンダによって上方バンドシステムのバン
ド２１がパイルの列１の上へと降下させられる。この上
方バンドシステムは、全体として機械フレーム上でパイ
ル高さに合わせて位置調節され得る。 ［００１７］ 相互間で容易に滑る傾向のある薄い印刷製品に対しては
、バンド２１をモーターで駆動することとしてよい。 ［００１８］ 反転部ホイール２３と支持ローラ２５を担持している一
方の長い支持体２６の一端には自由に回転できる１対の
押えローラ２７があって、それらローラは、それに対向
してあって１つモーターによって変速可能に駆動されて
いる加速ローラ２８と組合って働く。 ［００１９］ 図２で見られるように、横方向搬送装置４は、それと直
交する方向にある中間搬送機６の２つのベルト部分の間
にある。それは、横方向搬送装置４が垂直の面内で自由
に動くことを可能にするためである。中間搬送機６の前
つまりパレット昇降装置７の上方と、中間搬送機６の後
つまり中間支持体昇降装置８の上方にはそれぞれ、中間
搬送機６と同じ高さで別の搬送機５，９が設置されてお
り、これらすべての搬送機は共に、１つの共通のモータ
ーによって駆動される。 ［００２０］ 同じ高さにある３つの搬送機５，６および９のベルト部
分は、中間支持体２を側方領域だけ支持する。そして、
パレット昇降装置７の上方と中間支持体昇降装置８の上
方にある両搬送機の両ベルト部分は、中間支持体２を受
取り、またはパスさせるために、相互間隔が開いたり閉
じたりするように、作動シリンダ２０によって動かされ
得る。 ［００２１］ パレット昇降装置７の上方の搬送機５のベルト部分には
、それらベルト部分と同期して駆動され中間支持体２の
パイル１ａ上に降下し得る上方バンドシステムが滑る傾
向のある製品を押しつけて搬送するために、対応して設
けられていてもよい。 ［００２２］ 中間支持体２上に層状にある例えば折丁のような印刷製
品のパイル１ａを有するパレット３で成るユニットロー
ドを下すためには、パレット３が、パレット昇降装置７
の昇降板３１の上に、側方が揃い、なお長さ方向でも揃
うように装入され、パレット３が積荷されているままで
、モーターで駆動されるチェーン３５により、上方に配
置されている流入側搬送機５の、相互間が開いている両
ベルト部分の間を通し、光学的検出器３４が最も上のパ
イル層１ｂの中間支持体２によって覆われるに至るまで
持上げられる。そのときその中間支持体２は、流入側搬
送機５の両ベルト部分よりも上方にある。搬送機５の、
相互間が開いていた両ベルト部分が作動シリンダ２０で
制御されて元に戻る。つまり、パイル層１ｂよりも外側
まで延びている中間支持体２の下方に入る。それから、
中間支持体２を流入側搬送機５の両ベルト部分の上に載
置するために、パレット３がある決った工程だけ降下す
る。 それによって同時に、最も上の中間支持体２とそれの下
にあるパイル層１ｂの間に隙間ができる。 ［００２３］ ３つの搬送機５，６．９のすべてのベルト部分が運転に
入れられる。それにより、それら　ベルト部分に載って
いる中間支持体２は、パイル１と一体のユニットになっ
て、横方向搬送装置４の方へと搬送され、最も前方にあ
るパイルの列１が光学的検出器２２に達したときに、そ
の中間支持体２の搬送波中断される。 ［００２４］ 光学的検出器２２の位置は、フォーマットに関係するの
で、可変になっている。 中間支持体２のスリブ）２ａの、横方向搬送装置４のベ
ルト１０に対しての正確な揃えは、光学的検出器２９が
特定されたスリット２ａを走査することによって達成さ
れる。 ［００２５］ 中間支持体２の位置決めが達せられた後に、ベルト１０
がついている昇降フレーム１１が上方に向けて動く。そ
うすると、それらベルト１０は、中間支持体２のスリッ
ト２ａを貫通し、ベルトの上面が中間支持体２よりも約
１０ｍｍ上方に来る。そのときパイルの列１は横方向搬
送装置４のベル）１０によって、中間支持体２から持上
げられ、受取られることになる。グループになっている
ベルト１０が持ち上ると同時に、上方バンドシステムが
降下し、持上げられたパイルの列１は、ベルト１０と上
方バンドシステムのバンド２１の間にあって案内される
。そこで、横方向搬送装置４の、モーター１５によって
駆動されるベルト１０が、パイルの列１を、流入の方向
に対して横の方向に、つまり加速ローラ２８とそれに従
属する押えローラの対２７が組合って働く領域へと搬送
する。それにより、個々のパイル１ａは、ある決った相
互間時間間隔が動くようにされ、その後に、横方向搬送
装置４に接続されている送出ベルトコンベヤ３８上へと
送られる。 ［００２６］ 光学的検出器２２がパイルの列１によって覆われなくな
ったならば、ベルト１０による送りは終えられ、中間支
持体２上のさらにあるパイルの列１のステップ的な送り
が、改めて搬送機５．６および９のベルト部分によって
行われ、それば、光学的検出器２２が再びパイルの列１
によって覆われるまで行われる。この作動サイクルが、
中間支持体２の上にパイルの列１がある限り、繰返し行
われる。 ［００２７］ 中間支持体２は、横方向搬送装置４を通して、ステップ
的に移行し、中間支持体昇降装置８の上方にある送出側
搬送機９の上に達する。そして、光学的検出器３９が中
間支持体２の運動方向に見ての前端縁によって覆われた
後には、最後のパイルの列１が横方向搬送装置４から送
出されるが、その間に、新しい１つの中間支持体２上に
あるパイル層１ｂの準備動作がスタートする。 ［００２８］ 流入側搬送機５の両ベルト部分が開いた後に、パレット
に載ったパイル全体の持上げが行われ、それから、相互
間で開いていた両ベルト部分が内方に、つまり再び中間
支持体２の下方に入る。 ［００２９］ 先行しているパイル層１ｂの最後のパイルの列１が横方
向搬送装置４から送土された直後に、次の中間支持体２
の送りが、流入側搬送機５と中間搬送機６のベルト部分
によって始められる。 ［００３０］ 前述したように、中間支持体２は、折丁のパイル１ａを
下された後には、送出側搬送機９に載って中間支持体昇
降装置８の中に到達するが、端の位置に到達したならば
、搬送機９の両ベルト部分が開いて、中間支持体２は、
モーターで駆動される昇降チェーン４１についている支
持アングル４０に送られる。１つの光学式検出・制御装
置が、中間支持体のパイルの昇降方向での上側端を監視
し、ステップ的にパイルを降下させる。 ［００３１］ 各パイル層ごとの下しか行われた後には、パレット昇降
装置７の昇降板３１は、空のパレットと共に上方端位置
にある。最後の中間支持体２が流入側搬送機５のベルト
部分によって受取られた後には、昇降板３１は下方端位
置まで移動する。それと同時に、中間支持体昇降装置８
は、空の中間支持体２と共に、やはり下方端位置まで動
き、そこで、中間支持体のパイルを、床の近くにある搬
送路、つまり間隔を置いて配置されたベルト部分を有し
て循環するように駆動される搬送路４２上に載置する。 それらベルト部分の固定されている携行片４２ａが、中
間支持体のパイルの後側に係合し、そのパイルを、その
ときにはパレット昇降装置７の中で下方端位置へと昇降
させられている空のパレット３の上へと運ぶ。そして、
中間支持体昇降装置８は、再びその上下方端位置へと移
動する。そこで、パレット３の上にある中間支持体のパ
イルは、パレット昇降装置７から取出される。 ［００３２］ この先ず説明した推移（Ｗｅｃｈｓｅｌ）の間に、まだ
下し装置の中にあった最後の中間支持体の下しか完了す
る。それに続いて、中間支持体上に載ったパイル層を有
している新しいパレットがパレット昇降装置７の昇降板
３１の上に装入され、揃えられ、それから新しい作動サ
イクルが人手によってスタートさせられる。 ［００３３］ 例えば折丁のような印刷製品のパイル１ａのパレット３
への積上げは、実質的には逆の順序で行われる。パレッ
ト昇降装置７によって空のパレット３が上方端位置に達
し、中間支持体昇降装置８には、十分な数の中間支持体
のパイルが手作業で装入される。中間支持体昇降装置８
の上方にある搬送機９の両ベルト部分を開かせて置いて
パイルを持上げることにより、最も上の中間支持体２が
、ベルト部分よりも上方の位置に達し、図示していない
作動シリンダで制御されているクランプ要素によって摩
擦力依存式に保持され、それから昇降装置は、中間支持
体のパイルと共に、ある決った工程だけ再び降下する。 搬送機９の雨ベルト部分が閉じた後、１枚だけに分離さ
れた中間支持体２がクランプ要素から開放されることに
よりベルト部分の上に載置される。そこで、それらベル
ト部分が中間支持体２を横方向搬送装置４の方へと搬送
するが、その第１段階の搬送は、後端が光学式検出器３
９のところを離れたときに中断される。それから、中間
支持体のスリット２ａの横方向搬送装置のベルト１０に
対しての正確な位置決めが行われ、グループになったベ
ルト１０が、中間支持体２のスリット２ａを通して持上
げられる。ベルトコンベヤ３８上に載って相互間の間隔
を置いて（ｉｎ　ｇｅｇｅｎｓｅｉｔｆｉｇｅｎ　Ａｂ
ｓｔａｎｄｅｎ）流入するパイル１ａは、加速ローラ２
８の領域に達する。加速ローラ２８には押えローラの対
２７が従属していて、これは前もって、上方バドシステ
ムと共に作動位置へと降下させられている。 ［００３４］ １つのパイルの列１０個々のパイル１ａは、この加速装
置によって、それらパイルが横方向搬送装置４の中でパ
レットの幅に対応する所望の相互間ピッチで並ぶように
送給される。 ［００３５］ １つのパイルの列１が形成されて光学式検出器２２が覆
われた後には、ベルト１０の循環運動が止められ、後続
のパイル１は、ローラ２８の周速度が遅くされることに
より、ローラ２８と押えローラの対２７の組合っての働
きにより留置される。 ［００３６］ ベルト１０が降下するとパイルの列は中間支持体２の上
に載置される。その直後に、受は取られたパイルの列１
を伴っての中間支持体２の、搬送機５，６．９によるス
テップ的な搬送が始まる。そして、中間支持体２は、第
１のパイルの列１が横方向搬送装置４の流入領域にもは
や存在しなくなるまで、横方向搬送装置４の領域から離
れる方向に動かされる。 ［００３７］ 横方向搬送装置４の中で搬送されている間には、ベルト
コンベヤ３８に載って相互間に間隔を置いて（ａｂｓｔ
ａｎｄｉｎｇ）到来するパイルの流入は止められている
。 ［００３８］ ステップ的に前進運動する中′間支持体２の上１列ごと
にパイルの列が持ち込まれ、最後のパイルの列１が流入
した後には、その積荷された中間支持体に室の中間支持
体２が直接に続き得てしたがって層の変わり目で余計な
停止時間が生じないように、新しい中間支持体２が、中
間支持体昇降装置８の上方にある搬送機９のベルト部分
の上に来る。 ［００３９］ 最後のパイルの列１が送給されたならば、折丁のパイル
１ａが載っている中間支持体２は、中間搬送機６と、パ
レット昇降装置７の上方にある搬送機５のベルト部分に
よって、パレット３の上を、光学式検出器３０のところ
、つまり端位置へと搬送され、それと同時に新しい中間
支持体が作動の位置に到達する。 ［００４０］ シリンダ２０の制御によって搬送機５の両ベルト部分が
、中間支持体２をパスさせるために開かせられるが、そ
のときにはパレット３が少しく持上げられる。それによ
り、ベルト上への荷重がなくなる。パレット３は、積荷
された中間支持体２がそれに載った後には再び降下し、
高さ用の１つの光学式検出器によって決められたある高
さに来る。 ［００４１］ 各パイル層が次々に、それぞれ中間支持体２を伴ってパ
レット上に載置されて行くと、パレットがそれの下方端
位置に到達するに至り、そこで完全なユニットロードが
形成されることになる。新しい中間支持体２での積上げ
が行われている間ニ、満杯のパレット３がパレット昇降
装置７から取出される。中間支持体昇降装置８の昇降チ
ェーン４１についている支持アングル４０が、新しい中
間支持体のパイルを受入れるために降下させられ、パレ
ット昇降装置７には新しいパレットが送給され、゛そこ
で次のパレタイジングの過程のためのスタートが続き得
る。パレット昇降装置７と中間支持体昇降装置８はそれ
ぞれの上方端位置へと動いて行く。この入替え（Ｗｅｃ
ｈｓｅｌ）は、中間支持体２の上で完全なパイル層が形
成されている間に完了するので、パイルの送給の中断は
避けられる。 ［００４２］ 図７で見られるように、折丁、雑誌、書籍、パンフレッ
トまたは同様のもののような平らな製品のパイルを連続
的に層をなすようにパレットに積上げ、またそれから下
すための本発明による装置の１つの変形実施例において
は、載置面が、波形としてまたはそれは担当する形状に
構成されている中間支持体が用いられている。パイルの
列１を中間支持体２′に載置するため、または、パイル
の列１を中間支持体２′から持上げるために、横方向搬
送装置は、１つの搬送フォーク１０′を有しており、こ
の搬送フォークは、水平面内および垂直面内で矢印の方
向動かされるものであり、それは複数の棒状部分は、波
形の中まで沈ませられ得る。 ［００４３］

【発明の効果】

以上説明したように本発明は、書籍等の平らな製品のパ
イルを全自動でパレットに積上下、そしてそれから下ろ
すことを可能にするだけでなく、パイルの中での製品同
志間の揃いと、列を形成したパイルの揃いが正確に維持
されることが保証でき、ひいては痛み易い製品でも傷を
与えることなく確実に取扱える効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】 図１は、図２のＡ−Ｂ断面を示した装置の立面図である
。

【図２】 図２は装置の上面図である。

【図３】 図３は図１の矢印Ｘの方向に見だ装置の立面図である。

【図４】 図４は図１の矢印ｙの方向に見た装置の立面図である。

【図５】 図５は図１のＣ−Ｄ断面を示した横方向搬送装置の立面
図である。

【図６】 図６は、横方向搬送装置の領域にあるときの中間支持体
の斜視図である。 ｒ図７】 図７は、変形実施例である中間支持体と、それに組合っ
ている変形された横方向搬送装置の搬送要素の斜視図で
ある。

【符号の説明】

１　　パイルの列 １ａ　　パイル １ｂ　　　パイル層 ２　　中間支持体 ２ａ　　　スリット ３　　パレット ４　　横方向搬送装置 ５　　搬送機 ６　　中央搬送機 ７　　パレット昇降装置 ８　　中間支持体昇降装置 ９　　搬送機 １０　　　ベルト（４の） １１　　　昇降フレーム １３軸 １３ａ　　ベルトホイール １５　　　モーター １６　　　関節つきシャフト １７　　　傘臼車装置 １８　　　レール ２０　　　作動シリンダ ２１　　押えバンド ２２　　　光学的検出器 ２３　　　ホイール（反転部の） ２４　　　作動シリンダ ２５　　　支持ローラ ２６　　　支持体（２３，２５などの）２７　　　対の
押えローラ ２５　　　加速ローラ ２９、３０　　　光学的検出器 ３１　　　昇降板 ３４　　　光学的検出器 ３５　　　チェーン ３８　　　ベルトコンベヤ ３９　　　光学的検出器 ４０　　　支持アングル ４１　　　チェーン ４２　　　搬送路 ４２ａ　　携行片

【書類芯】

【図１】 図面

【図２】

【図３】 １ｂ

【図５】

【図４】

【図６】 口

【図７】

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】折丁、雑誌、書籍、パンフレットまたは同
   様のもののような平らな製品のパイルを、連続的に、層
   をなすようにパレットに積上げ、またそれから下すため
   の方法において、 パイル層（１ｂ）のパイル（１ａ）は、パレット（３）
   への積上げのためには中間支持体（２）の上に載置され
   、パレット（３）からの下しのためには中間支持体（２
   ）から持上げられ、その際、１つの積下しステーション
   の搬送要素（１０）がパイル（１ａ）の下方に入って、
   載置／持上げのために中間支持体（２）を貫通するか、
   または中間支持体（２）の中に入るように動くことで行
   われるのであり、また、パイル層（１ｂ）と中間支持体
   （２）とは、一体のユニットとしてパレット（３）に積
   上げられ、またパレット（３）から降ろされることを特
   徴とする、パレットに対する平らな製品のパイルの積下
   し方法。
2. 【請求項２】パイル（１ａ）は、パレット（３）への積
   上げのために中間支持体（２）上に１列ごとに載置され
   、パレット（３）からの下しのために中間支持体（２）
   から１列ごとに持上げられ、また、中間支持体（２）は
   、積下しステーションを通してステップ的に動かされる
   、請求項１に記載の方法。
3. 【請求項３】請求項１または２に記載の方法を実施する
   ための装置において、パイル（１ａ）を層状にして載せ
   る中間支持体（２）が、それの支持のための両側方の張
   出し部を有するほか、規則的な間隔をもった複数のスリ
   ット（２ａ）を有していて、パイルの列（１）を中間支
   持体（２）上に載置するため、およびパイルの列（１）
   を中間支持体（２）から持上げるためには、１つの横方
   向搬送装置（４）の循環駆動される搬送要素（１０）が
   、１つの駆動装置（１１、１２）によって、これらスリ
   ット（２ａ）を通して垂直方向の面内で移動可能にされ
   、個々の中間支持体（２）をステップ的に横方向搬送装
   置（４）の作動領域に移動させて中間支持体（２）のス
   リット（２ａ）を、横方向搬送装置（４）の搬送要素（
   １０）に対して、制御要素（２９）によって位置決めす
   る搬送装置（５、６、９）があって、これら搬送装置の
   ベルト部分は、横方向搬送装置（４）が間を通って自由
   に動き得るように、中間支持体（２）を縁の近くの領域
   において支持していることを特徴としている装置。
4. 【請求項４】横方向搬送装置（４）の搬送要素が、互い
   に平行に配列されている複数のベルト（１０）で構成さ
   れており、それらベルトの相互の間隔は中間支持体（２
   ）のスリット（２ａ）の間隔に合わせられている、請求
   項３に記載の装置。
5. 【請求項５】横方向搬送装置（４）の搬送要素（１０）
   に対応して設けられ、下降してパイルの列（１）の上に
   載って自由に回転する複数の押えバンド（２１）からな
   る上方バンドシステムを有する、請求項３または４に記
   載の装置。
6. 【請求項６】押えバンド（２１）が、横方向搬送装置（
   ４）の搬送要素（１０）に同期して駆動され得る、請求
   項５に記載の装置。
7. 【請求項７】横方向搬送装置（４）の送出側に、横方向
   搬送装置（４）の搬送要素（１０）の回転速度よりも高
   い回転速度で駆動され得る加速ローラ（２８）があり、
   また加速ローラ（２８）に従属してあって降下させられ
   ることで加速ローラと協働し得るようにされている一対
   の押えローラ（２７）がある、請求項３ないし６のいず
   れか１項に記載の装置。
8. 【請求項８】ローラ（２８）が、異る速度で駆動可能に
   されている請求項７に記載の装置。
9. 【請求項９】中間支持体（２）を横方向搬送装置（４）
   の作動領域に移動させるための搬送装置が、中間搬送機
   （６）のほか、それの前すなわちパレット昇降装置（７
   ）の上方とそれの後すなわち中間支持体昇降装置（８）
   の上方に同じ高さで配置されている搬送機（５、９）で
   構成されており、それら搬送機（５、６、９）は１つの
   共通のモーターによって、ステップ的に駆動される、請
   求項３ないし８のいずれか１項に記載の装置。
10. 【請求項１０】パレット昇降装置（７）の上方と中間支
    持体昇降装置（８）の上方の搬送機（５、９）のベルト
    部分は、持上げられた中間支持体（２）を受取ったり中
    間支持体（２）を渡すために、相互間が開いたり閉じた
    りするように動かされ得る、請求項３ないし９のいずれ
    か１項に記載の装置。
11. 【請求項１１】パレット昇降装置（７）の上昇・下降の
    運動は、中間支持体（２）に載ったパイル層（１ｂ）が
    、搬送機（５）のベルト部分によって受取られる場合に
    も、渡される場合にも、その度ごと、ベルト部分よりも
    上まで、動くように制御される、請求項１０に記載の装
    置。
12. 【請求項１２】パレット昇降装置（７）の上方の搬送装
    置（５）に１つの上方バンドシステムが対応しており、
    その上方バンドシステムは、１つの中間支持体（２）の
    パイル（１ａ）の上へと降下させられ、搬送装置（５）
    のベルトと同期して駆動され得る、請求項３ないし１１
    のいずれか１項に記載の装置。
13. 【請求項１３】載置面が波形または同様の形状に形成さ
    れた中間支持体（２′）が用いられており、パイルは１
    列ごとに、横方向搬送装置の搬送フォーク（１０′）に
    よって、中間支持体上に載置され、またはそれから持上
    げられ、その搬送フォークの複数の棒状部分は、波形内
    に下げられ得る、請求項３ないし１２のいずれか１項に
    記載の装置。