JPH0325480A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH0325480A
JPH0325480A JP16139089A JP16139089A JPH0325480A JP H0325480 A JPH0325480 A JP H0325480A JP 16139089 A JP16139089 A JP 16139089A JP 16139089 A JP16139089 A JP 16139089A JP H0325480 A JPH0325480 A JP H0325480A
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JP
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film
roller
fixing
fixing film
image
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JP16139089A
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English (en)
Inventor
Kensaku Kusaka
草加 健作
Hidekazu Maruta
秀和 丸田
Akira Yamamoto
明 山本
Shigeo Kimura
茂雄 木村
Hiroyuki Adachi
足立 裕行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフィルムを介して画像担持体(記録材)に熱エ
ネルギーを付与する方式の定着装置に関する. ′この加#IIItil1は、複写機・レーザービーム
プリンタ・ファクシミリ・マイクロフィルムリーダプリ
ンタ・画像表示(ディスプレイ)装置・記U機等の画像
形成装置において、電子写真・静電記録・磁気記録等の
適宜の画像形成プロセス手段により加熱溶融性の樹脂等
より成るトナーを用いて記録材(エレクトロファックス
シ一ト・静電記録シート・転写材シート・印刷紙など)
の面に直接方式もしくは間接(耘写)方式で目的の画像
情報に対応した未定着のトナー画像な形威担持させ,該
未定着のトナー画像を該画像を担持している記録材面に
永久固着画像として加熱定着処理する画像定:a装置と
して活用できる. また、lIi像定R装置に限定されず、例えば画像な姐
持した記録材を加熱して表面性を改賀する装置′41広
くt′担持体を加熱処理する手段装置として使用できる
. (従来の技術) 従来、例えば画像の加熱定着等のための記録材の加熱装
置は、所定の温度に維持された加熱ローラと,弾性層を
有して該加熱ローラに圧接する加圧ローラとによって、
記録材を扶持搬送しつつ加熱する熱ローラ方式が多用さ
れている.米国特許第3,578,797号明細書に開
示のように画像定着手段としてベルト定着方式も知られ
ている.これは ■トナー像を加熱体ウエブに接触させてその融点へ加熱
して溶融し、 ■溶敵後、そのトナーを冷却して比較的高い粘性とし、 ■トナーの付着する傾向を弱めた状慝で加熱体ウェブか
ら剥す、 という過程を経ることによって、オフセットを生じさせ
ずに定着する方式である. フラッシュ定着方式やオーブン定着方式もある. 最近では固定支持された加熱体と、該加熱体に対向圧接
するフィルムと,該フィルムを介して記録材を加熱させ
る加圧部材からなる構成方式の加熱装II(フィルム加
熱方式)も考案されている.本出願人の先の提案に係る
特開昭83−3131.82号公報に開示の方式装置等
がこれに属し、固定発熱体に圧接摺勤する薄肉の耐熱フ
ィルム(シート)を介して未定着トナー像に熱エネルギ
ーを付与して軟化●溶融せしめフィルムと記録材を離間
させる,或いはトナーが冷却●固化した後にフィルムと
記録材を離間させることを基本とする加熱手段●装置で
ある. (発明が解決しようとする問題点) しかしながら上述のような従来の熱ローラ方式、米国特
許第3 ,578 ,797号明細書に記俄のベルト定
着方式,その他の方式には次のような問題があった. 熱ローラ方式 ■所定温度に立ち上がるまでにかなり時間がかかり,そ
の間は画像形威作動禁止の時間となる。
ljllち所謂ウェイトタイムがある.■熱容量が必要
な為大きな電力が必要である.■回転ローラでローラ温
度が高温の為に耐熱性勃殊軸受けが必要. ■ローラに直接手が触れる構成となり,危険があったり
,保31i9!l材が必要. ■ローラの定着温度及び曲率により記録材がローラに巻
き付き記録材のジャム(Jam)}ラブルをみやすい. ■記録材上のトナーを定着する定着点の温度と、記録材
と熱ローラの分離点の温度が等しいため、分離温度に依
存する高温オフセットが発生しやすく,また分離温度に
依存する画像光沢の程度が制御できない。
フラッシュ、オーブン定着方式 ■装置が大きくなる. ■画像の”T IIさが低下したり、記録紙が定着器内
で滞留すると発火する危険がある. ベルト定着方式 この方式の場合も前記熱ローラ方式の■明や■項と同様
のウェイトタイム1大電力消費等の間顯がある. フィルム加熱方式は、■熱容量小のため、小電力●ウェ
イトタイム短縮になり,■定着点と分離点が別に設定で
きるため、オフセッI・も防止されるなどの利点を有し
効果的なものであるが、ベルト定着方式やフィルム加熱
方式の場合はベルトやフィルムの蛇行が問題となる。
そこで従来は、■ベルト駆動ローラをクラウン形状にし
、ベル1・を駆動ローラの中央位置に宵る傾向にする,
■ベルトwA!!!lローラの円端にリブを立て、ベル
トをリブの位置以−ヒには寄り移動しないようにする,
■ベルトの一端に穴を設け、駆動ローラの端部にスプロ
ケットホイールを設け,駆動する、等の対策がとられて
いた. ところが、特開昭6 2 − 3 1. 3 1 8 
2号公報に記載のよウニ、}vさ30gm程度の薄肉の
エンドレスベルトを用いた場合、上記■の対策をとると
、ベルトか中央に寄って,シワになる、■の対策をとる
と,ベルトか駆動ローラの端部で座屈する、■の対策を
とると,穴部でベルトが破断する、という問題か生じた
. 本発明は,フィルム(シート)の一面側に加熱体を配置
し、他面側に画像相持体を密着させ、フィルムを介して
頽画像相持体に熱エネルギーを付与する加熱装置に関し
て,フィルムとしてエンドレスベルトタイプのものを用
いる場合における該フィルムの蛇行問題を解消すること
を目的とする. (問題点を解決するための手段) 本発明は、フィルムの一面側に加熱体を配置し、他面側
に画像拍持体を密着させ,フィルムを介して該画像相持
体に熱エネルギーを付与する加8装置であり,前記フィ
ルムはエンドレスフィルムであり,そのフィルム幅方向
(フィルム軸方向)v4端側のフィルム内周長が互いに
異なる,ことを特徴とする定着装置である. また本発明は、上記の装置においてフィルム内周長が短
い方の周長をL(as)とし、周長か長い方との周長差
をD(一)としたとき,両者L−Dの関係を IXl(M’≦D/L≦3×10−” 好ましくは、 6X10−’≦D/L≦3×10 に設定した,ことを特徴とする定着装置てある。
(作 用) 上記構成によるエントレスベルト状フィルムの蛇行防止
作用を2第1図に示した本9lIJIにしたがう画像定
着装allを例にして説リJする.<1)画像定R装w
itの全体構成 まず第1図例装置の構成を説明する. 24はエンドレスベルト状の定着フィルムであり,左側
の駆動ローラ25と,右側の従動ローラ26と、該両ロ
ーラ25・26間の下方に配置した加熱体としての低熱
容量線状加熱体2oの#3部材25・26・20間に懸
回張設してある.従動ローラ26はエンドレスベルト状
の定着フィルム24のテンションローラを兼ねさせてお
り、該定着フィルム24は駆動ローラ25の時計方向回
転駆動に伴ない時計方向に所定の周速度、即ち画像形I
tL部8側から搬送されてくる未定着トナー画像Taを
上面に担持した画像担持体(記録材)たる転写材シ一ト
Pの搬送速度と同じ周速度をもってシワや蛇行、速度遅
れな〈回動駆動される. 28は加圧部材としての,シリコンゴム等の離型性の良
いゴム弾性層を有する加圧ローラであり、前記のエンド
レスベルト状定着フィルム24の下行側フィルム部分を
挟ませて前記加熱体20の下面に対して不図示の村勢手
段により例えば総圧4〜7kgの当圧接をもって対向圧
接させてあり、転写材シー}Pの搬送方向に順方向の反
時計方向に回耘する. 加熱体としての低熱容量線状加熱体20は本例のものは
,定着フィルム横断方向(フィルム幅方向)を長手とす
る横長の剛性・高耐熱性・断熱性を有するヒータ支持体
27と、この支持体の下面側に長手に沿って一体に取付
け保持させた、発熱体22・検温素子23′Jを具備さ
せたヒータ基板2lを有してなる. ヒータ支持体27は加熱体20を定R装置11及び画像
形成装置全体に対し断熱支持するもので、例えばpps
 (ボリフェニレンサルファイト)・PAI(ポリアミ
ドイミド)・PI(ボリイミト)・PEEK (ポリエ
ーテルエーテルケトン)・液晶ポリマー等の高耐熱性樹
脂や,これらの樹脂とセラミックス・金属・ガラス等と
の複合材料などで構成できる. ヒータ基板2lは一例として厚み1.0−鳳・+t+1
0−・長さ240一自のアルミナ基板である.発熱体2
2は基板2lの下面の略中央部に長子に沿って,例えば
,Ag/Pd 1Nパラジウム)等の電気抵抗材料を厚
み釣10μ−・巾1〜3一朧にスクリーン印刷等により
塗工し,そのしに表面保!lPfIとして耐熱ガラス2
1aを約top口コートしたものである. 検温素子23は一例として基板21の上面(発熱体22
を設けた面どは反対側の面)の略中央部にスクリーン印
刷等により塗工して具備させたPt膜等の低熱容量の測
温抵抗体である.検温素子としては,他に低熱容量のサ
ーミスタなどを基板21に当按配置する構成にしてもよ
い.本例の加熱体20の場合は、線状又は帯状をなす発
熱体22に対し、その長手方向両端部より通電し,発熱
体22を略全長にわたって発熱させる.通電はACIO
OVであり、検温素子23の検知温度に応じてトライア
ックを含む不図示の通電制御回路により通電する位相角
を制御することにより、通電電力を制御している. (2)定着実行動作 画像形成スタート信号により画像形成装置が画像形成動
作して転写部(8)から定着装ll11へ搬送された、
未定着のトナー画像Taを上面に担持した転写材シ一ト
Pはガイド29に案内されて加熱体20と加圧ローラ2
8との圧接部Nの、定着フィルム24と加圧ローラ28
との間に進入して,未定着トナー画像面がシ一トPの搬
送速度と同一速度で同方向に回動状態の定着フィルム2
4の下面に密着して面ズレやしわ寄りを生じることなく
定着フィルム24と一緒の1なり状態で加熱体20と加
圧ローラ28との相互圧接部N間を挟圧力を受けつつ通
過していく. 加熱体20は画像形成スタ・一ト信号により所定のタイ
ミングで通電加熱されるので、トナー画像Taは圧接部
Nにおいて加熱を受けて軟化−溶融像Tbとなる. 定着フィルム24は、支持体27のlll1率の大きい
(曲率半径が約2 mm)エッジffllsにおいて,
急角度(屈曲角度θが鴫45゜)で走行方向が転向する
.従って,定着フィルム24と重なった状態で圧按部N
を通過して搬送されたシ一トPは、エッジ部Sにおいて
定着フィルム24から曲率分離し、排紙トレイ(12)
へ排紙されてゆく。
排紙される時までに1・ナーは十分冷却固化しシトPに
完全に定着した状i(トナー画像Tc)となっている. 本例で用いたトナーは加熱溶融時の粘度が十分高いので
、定着フィルム24と分離する際のトナー温度がトナー
の融点以上であっても、トナー同[の固着力が定着フィ
ルム24に対するトナーの粘着力より極めて大きい、従
って定着フィルム24とシー}Pの離反に際し,定着フ
ィルム24に対するトナーオフセットは実質的に発生す
ることはない. また、本例において加熱体20のうち発熱体22及び基
板2lの熱容量が小さく、かつこれらが支持体27によ
り断熱支持されているので、圧接部Nにおける加熱体2
0の表面温度は短時間にトナーの融点(又はシ一トPへ
の定着可能温度)に対して十分な高温に昇温するので、
加熱体20をあらかじめ昇温させておく(いわゆるスタ
ンバイ温31)必要がなく、省エネルギーが実現でき、
しかも機内昇温も防止できる. (3)フィルム蛇行防t1:作用(そのl)第1図装置
におけるエンドレスの定着フィルム24について、その
幅方向の図面上手前側(F側とする)のフィルム端部の
フィルム内周長をD+(瀧鳳)とし、それとは反対の奥
側(R側とする)のフィルム端部のフィルム内周長を0
2(mm)とする。フィルム両端でローラ25●26の
位置は略固定されており,フィルム両端でのテンション
は略等しいとする. 第2図は第1図装置を上から見たときの¥着フィルム2
4●駆動ローラ25●従動ローラ26の3者の形態関係
を示す模型図である.定着フィルム24についてD=1
57に対しD2−D+=0.3、すなわち のテーパーがついている. 駆動ローラ25の外径をF側でdl(am)R側でd2
 (一1)とし、従動ローラ26の外径をF側でdz 
 (am) . R側でdら (園1)とする.また駆
動ローラ25と従勅ローラ26の軸間距離を、F側でg
I (am).R側でgz(一m)とする.本実施例で
、d2−d+ =0.2、d2冨dらであり、g2−g
l 皇0.2である.このような構成で定着動作を行な
ったところ、定着フィルム24は最初はF側又はR側に
蛇行してゆくが,ある点で蛇行が停止し,その点でロー
ラ25●26に対する定着フィルム24の位置は安定し
た. 上記のように蛇行が停止するメカニズムを第2図と第3
図をもとに説明する. 第3図は定着フィルム24をローラ25●26の軸方向
に搬送させる力を縦軸に、定着フィルムのF側端面位社
を横軸にプロットした図である.横軸の位置x = O
のときフィルム24はローラ25●26の有効長のF側
端部にあり、x<0のときフィルムはローラをはずれて
フィルムに損傷を発生する,x=Hのときフィルムはロ
ーラの有効長のR[端部にあり、x>Hのときフィルム
はローラをはずれてフィルムは損傷を受ける.定着フィ
ルム24をローラ軸方向に搬送する力を発生する要因と
して本例では、■ローラ25●2BのFs●Rgaの輌
間距離差.■ローラ25●26のテーパー形状が支配的
である. すなわち,■のローラ25●26の軸間距離gがF側●
R側で異なる場合、gが小さい方へ定着フィルムが移動
するように定着フィルムに搬送力F1がはたら< @ 
F +は定着フィルム24の張力に依存し,餐力が大き
いはどF1の絶対値も大きくなる.第2図に示す例では
g2−gt)Oである.ローラ25●26の位置はほぼ
一定であるため,定着フィルム24がR側へ移動すれば
するほどフィルムの張力が増大し、従ってFlの絶対値
も増大する. 次に、■のローラ25●26のテーパー形状に関しては
、ローラの径dがF側●R側で異なる場合、dが大きい
ほうへ定着フィルム24が移動するように定着フィルム
に搬送力F2がはたらく.前記と同じ理由により、定着
フィルムがR側へ移動すればするほどF2の絶対値も増
大する.F+ とFzについて、定着フィルムテンショ
ンの寄与率は一般に異なり、本発明者等の実験によれば
,F2の方がF+より寄与率が高かった,R側に向かう
力を+、F側に無か力をーとすると、F1とF2の合力
がフィルム24を軸方向に駆動する力となる. 本例ではFl +F2が軸方向位IIOとEの間の位置
CでOとなった.従って本例では、定着フィルムはF側
の端面が位tcとなるところで安定駆動される.ローラ
径差d2−d+.dら〜d3を夫々±0.05量鵬変化
させても、また!2 −glを±0.05ms変化させ
ても.位置Cは位置Oと位置Eの間に存在した. 比較例■;上記例において,定着フィルム内周長+01
 −02  1が略0である場合、dz−d+=0.2
.dらーd3=0とすると、定着フィルム24のF側及
びR側でテンションを互いに等しくしようとすると、g
2−g+ <oとなる.すると、F+は常にR方向に向
く.F2がR方向の力であるから,定着フィルムは位置
にかかわらずR方向に向かい、やがてローラから逸脱し
、損傷を受ける. 一方、F側とR側でテンションを異ならせると、定着フ
ィルムにシワが寄りやすく、耐久性に問題がある. 比較例■;内周長差+01 −D2 1=0、dz−d
+にO.d*−ds =O.gz −g+ =Oのとき
、F+=0、F2=0となり、Ft+F2=0で,定着
フィルム24の蛇行は発生しない.ところが、ローラ2
5●26の加工精度上、及び定着装置の組立精度上、ロ
ーラ25●26の径及び軸間距離には若干の公差を発生
するため,このような構成は実質的に実現不能である.
(4)フィルム蛇行防止作用(その2)前記搬送力F1
11F2をローラ25●26の軸方向に関し反対方向と
することが、前記の方法での蛇行制御において必要であ
る.そのためには、■定着フィルム24の内周長を両端
で異なるようにし、■ローラ25又は26を、定着フィ
ルムの内周長が長い方の端部と同じ側の端部で大径とな
るようなテーパー形状とし,■定着フィルムの内周長が
長い方の端部で、ローラ25・26の軸間距離が長くな
るようにする、ことが必要である.特に■と■を同時に
実現するためには定着フィルムの内周長差を所定の偵以
上にする必要がある.本発IJJ者等の実験によると、
前記周長D【D2に関し, ただし、この比をむやみに大きくすると,定着フィルム
24のR側とF側で周速差が生じるほか、定着フィルム
24にシワが発生する恐れがある.本i +yi a等
の検討によると,招き使用不可であった. でフィルムに損傷はないものの像担持シ一トPの−3 以下、さらに好ましくは3×lO以下とするとよい. なお,本例ではローラ25をテーバー形状としたが、ロ
ーラ24をテーバー形状にするか,両方のローラ25●
26をテーパー形状としてもよい.テーバー形状も、一
部をストl/一ト部や萌面部にするなど各種の形態にし
得る。
また,定着フィルム24のテーバー形状も,本例ではス
トレートであったが,双曲線等の曲面や、一部ストレー
ト等の各種の形態のものが実用可能である. 定着フィルム24をテーバー形状とする方法としては,
■テーバーのついた型を用いて定着フィルムの耐熱層を
作製し,その後離形暦をコートする、■ストレート形状
の耐熱層を用い、離型暦形成時にテーバーのついた型を
用いて加熱成形する,■シー1〜状フィルムをテーバー
のついた円筒状に貼り合わせる,等の各種の方法が実用
可能である. (実施例) (1)画像形成装置例(第4図) 第4図は@述(作用)の項で例示した本発明にしたがう
第l図示の装置口を画像定着装置として組み込んで使用
した画像形或装置の一例を示している. 本例のl!i像形或装履は原稿藏置台往復動型・回耘ト
ラム型・転写式の電子写真複写装置である,l00は装
W1m筺である.lは該機筺の上面板100m−ヒに配
設したガラス板等の透明板部材よりなるtt復動聖のM
稿藏置台であり,槻筺上面板100a上を図面上右方a
,左方a′に夫々所定の速度で住復移動駆動される. Gは原稿であり、複写すべき画像面側を下向きにして原
8I藏置台lの上而に所定の械置基準に従って俄置し,
その上に原稿圧着板1aをかぶせて押え込むことにより
セットされる。
100bはal筺上而板100a面に原稿佐置台lの往
復移動方向とは直角の方向(紙面に垂直の方向)を長子
として開口された原稿照り1部としてのスリット開口部
である.原稿aI!台1上に破毀セットしたF(MGの
下向!!画像而は原稿械置台1の右方aへの往動移動過
程で右辺側かJう左逅側にかけてn次にスリット開口部
100bの位置を辿過していき,その通過過程でランプ
7の光Lをスリット開口部ioob,透明な原稿a置台
lを通して受けて照IPI走査される。その照明走査光
の原稿面反射光が短焦点小径鮎像素子ア1/イ2によっ
て感光ドラム3面に結像露光される.感光ドラム3は例
えば酸化亜鉛感光歴・有機半導体感光層等の感光層が被
覆%理され,中心支軸3aを中心に所定の周速度で矢示
bの時計方向に回転sgJされ、その回転過程で帯’i
t器4により正極性又は負極性の一様な帯電処理を受け
、その一様帯電面に前記の原稿画像の結fR露光(スリ
ット露光)を受けることにより感光ドラム3面には結像
露光した原稿画像に対応した静電潜像が順次に形威され
ていく. この静電潜像は現像器5により加熱で軟化溶融する樹脂
等より成るトナーにて順次に顧像化され、該顕像たるト
ナー画像が転写部としての転写放電器8の配設部位へ移
行していく. Sは記録材としての転写材シ一トPを積載収納したカセ
ットであり、該カセット内のシートが給送ローラ6の回
転により1枚宛繰出し給送され,次いでレジストローラ
9により、ドラム3上のトナー画像形r&部の先端が転
写放電器8の部位に到達したとき転写材シ一トPの先端
も転写放電器8と感光ドラム3との間位置に丁度到達し
て両者一致するようにタイミングどリされて同期給送さ
れる.・そしてその給送シ一トの面に対して転写放電器
8により感光ドラム3側のトナー画像が順次に転写され
ていく. 転写部8でトナー画像転写を受けたシートは不図示の分
離手段で感光ドラム3面から順次に分離されて搬送装!
110によって定着装51iiに導かれて前述(作用)
の項で説明したように担持している未定着トナー画像の
加熱定着処理を受け、画像形成物(コピー)として機外
の排紙トレイ12上に排出される. 一方,トナー画像転写後の感光ドラム3の面はクリーニ
ング装1i13により転写残りトナー等の付着汚染物の
除去を受けて繰り返して画像形成に使用される. (2)定着フィルム24について 定R装W11の構成・定着動作等については前述(作用
)の項で第1〜3図により説明した通りである. ここでは定着フィルム24の材質等について今少し説明
を加える. 定着フィルム24は耐熱性●離型性・耐久性等のある、
一般に100gm以下、好ましくは40gm以下の複合
層フィルムを使用できる.第5図は複合層フィルムの一
例の層構成断面模式図であり、24aは定着フィルムの
基層(ペースフィルム)としての耐熱層、24bは該耐
熱層24aの外面(トナー画像に対而する側の面)にM
層した離型層である. 耐熱層24aは例えばポリイミド、ポリエーテノシエー
テルケトン(PEEK).ポリエーテルサルホン(PE
S).ポリエーテルイミド(PEX)、ポリパラバン酸
(PPA),PFAなどの高耐熱性樹脂フィルムや、N
i●SUS●Ai等の金属など、強度●耐熱性に優れた
ものが使用できる. 離型層24bは例えばPTFE (ポリテトラフルオロ
エチレン)●PFA−FEPIのフッ素樹脂、シリコン
樹脂等が好ましい.耐熱層24aに対する離型層24b
の積層形成は離型層フィルムの接着ラミネート、離型層
材料の静電塗装(コーティング)●蒸着・CVD等の1
&膜技術による積層、耐熱層材料と離5!層材料の共押
し出しによる2層フィルム化等で行なうことができる.
なお離型層24bにカーボンブラック●グラファイト・
導電性ウィスカ等の導電剤を混入する等の方法により、
定着フィルム24の表面の抵抗偵を下げてもよい.これ
により,定着フィルム24のトナー当接面の帯電を防止
できる.定着フィルム24のトナー当接面が絶縁性の場
合、定着フィルムの前記表面が帯電し、記録材たるシー
トP上のトナー画像を乱したり,トナー画像が定着フィ
ルム24に転移(いわゆる帝電オフセット)シたりする
場合があるが、上記の対策によりこれらの問題が回避で
きる. (3)他の定着装置構或例1(第6図)第6図は定着装
W1llの他の構威例を示している. 32は加熱体としての加熱ローラであり、ヒータ33を
内蔵し、検温素子4lによって検出された加熱ローラ表
面溢度に応じてヒータ33を適宜発熱させることにより
、加熱ローラ32の表面を所定の温度に雑持できる. 34は加熱ローラ32よりもシー}Pの搬送方向下流側
に配置した小径の分離上ローラである.25は定着フィ
ルム24を回転走行させる駆動ローラであり,26は定
着フィルム24に常に適度のテンシ.ンを付勢する従動
ローラである.なお,駆勤ローラ25と加熱ローラ32
は共にシ一トPの搬送速度と同一速度で時計方向に回動
駆動される. 定着フィルム34は本発明に従う構成のもので、上記4
f!&材32●34●25●26間に懸回張設してある
. 36は加熱ローラ32の下側に対向して配設された加圧
ローラ,35は分離上ローラ34の下側に対向して配設
した分離下ローラ、37は加圧ローラ36と分離下ロー
ラ35の間に懸回餐設したエンドレスベルト状の搬送ヘ
ルト(ハックアップベルト)である. 加圧ローラ36は表層をシリコンゴム等の弾性体で形成
したローラである.この加圧ローラ36と加熱ローラ3
2の間に,前記のエンドレスベルト状定着フィルム24
の下行側フィルム部分を挟ませて不図示の村勢手段によ
り例えば総圧4〜7kgの当接圧を得ている. 加熱ローラ32の回転駆動により加正ローラ36が従動
回転して,搬送ベルト37もシー}Pヲ定着フィルム3
4に圧接しつつ、シ一トPの搬送速度と同一速度で反時
計方向に回動する。
画像形成スタート信号により複写装置が画像形成動作し
て転写f!88から定着装dllへ搬送された、未定着
のトナー画像Taを上面に担持した転写材シ一トPは、
加熱ローラ32が回転駆動され,従って定着フィルム2
4及び搬送ベルト37が回動している状慝において、ガ
イド29に案内されて加熱ローラ32と加圧ローラ36
との圧接部Nの定着フィルム24と搬送ベルI・37ど
の間に進入して、未定着トナー画像而がシー1− Pの
搬送速度と同一速度で同方向に回動状慝の定着フィルム
24の下面に密着して,面ズレやしわ寄りを生じること
なく定着フィルム24と一緒の重なり状態で加熱ローラ
32と加圧ローラ36との相互圧* ?B s間を挟圧
力受けつつ通過してい〈.相互圧接fiNを通過する過
程において,シートP上のトナー画像Taは加熱受けて
軟化・溶融像Tbとなる. 加熱ローラ32と加圧ローラ36との相互圧接部Nを通
過したシート部分は、分離上ローラ34の位置へ到達す
るまでの間は、加熱ローラ32と分離上ローラ34の間
で展彊して走行している定着フィルム部分に引き続き密
着したまま搬送されていく。搬送ベルト37はシー}P
の裏面を支えてシ一トPと定着フィルム24との密着を
維持する作用をはたす.この搬送過程Cにおいて、軟化
●溶融トナー@Tbの熱が放熱されて、冷却◆固化トナ
ー像Tcとなる. この放熱●玲却過程におけるトナー放熱は、本例の場合
は自然放熱冷却であるが、放熱熱フィンや送風手段等の
配設により強制的に放熱冷却してもよい。
そして分離上ローラ34の位2tsまで搬送されると、
定着フィルム24は曲率の大きい分離七〇ーラ34の而
に沿ってシートP面から離れる方向に走行方向が転向さ
れ,定着フィルム24とシ一トPとが互いに分離して,
シー1− P排紙ト1/イl2へ排紙されていく.この
分屋時点までにはトナーは十分に冷却固化TcLて、シ
一トPに対するトナーの粘着一因着力が十分に大きく、
定着フィルム24に対するそれは極めて小さい状態とな
っているので、定着フィルム24とシ一トPの分離は定
着フィルム24に対するトナーオフセットを実質的に発
生することなく、容易に順次になされる. 本実施例においては加熱体である加熱ローラ32の魁度
を、従来の加熱ローラ定着方式では高温オフセットを生
ずる温度より高く設定することが可能となり、定着性が
向上する。また、加熱体の許容私度範囲が高温側に広く
,&1度制御の簡剛化が可能となる. また多色特に3色以上のトナー画像を定着9IS理する
際に、高温で十分溶融できるため混色が容易である.ま
た、一旦トナーを溶融し,定着フィルム24に密着した
状態で冷却固化せしめた後に定若フィルム24から剥離
するので,トナー像の表面性を定着フィルムの表面性に
ならわせることが可能となる.従って例えば定着フィル
ム24の表面を平滑にすれば、トナー像Tcの表面に銀
塩写真のような光沢を与えることが可能となる.また、
定着フィルム24を前記のように薄肉化することにより
、定着フィルムの蓄熱を防止してトナー像の冷却工程を
効率化している.また,定着フィルムとして樹脂製の薄
肉フィルムを用いた場合、トナー像への密着性が良くな
り、熱伝達効率が向上した. (4)他の定着装置構成例2(第7図)第6図例装置に
おいて、加熱体32は加熱ローラに限らず、第7図に示
すように、第1図例装置で示した固定加熱体20を用い
てもよい.この場合上記の効果に加え、発熱体22と基
板2lの熱容量が小さく、しかも断熱されているので、
昇温速度が速く、スタンバイ温調を必要としないという
利点がある. また、第6図例装置の分離上ローラ34の代りに、第7
図例装置のようにさらに大きな曲率の端[rIiを右す
る分離スティ38を配置することにより,定着フィルム
24からシ一トPをさらに確定に分離可能となる. (5)他の定着装置構或例3(第8図)第8図例装置は
第1図例装置において、加熱体20の代りに耐熱ガラス
等の透光部材39を配し,該部材39を介してエンドレ
ス定着フィルム24の内部に配置したハロゲンランプ等
の輻射熱鯨40により、トナー像をカロ熱する構成にし
てある. この実施例の場合、定着フィルム24としては輻射熱波
民に対し透明なものが好ましい.そこで、木実施例では
例としてフッ素樹脂粉末を含右する透1■1ポリイミド
から成る耐熱層24a(第5図)に透明のシリコン樹脂
から成る離型PFf24bを形成したフィルム24を用
いている.本実施例?t置の場合は、輻射による加熱で
あるので、トナーを瞬時に昇温力■熱溶融可能である.
従ってシー}Pが圧接部Nにある侍のみ加熱すればよい
ので省電力が可能であり,また機内昇謳も少ない. (発明の効果) 以上本発明に依ればフィルムの一面側に加熱体を配置し
、他面側に画像相持体を密着させ,フィルムを介して該
画像担持体に熱エネルギーを付与する定R装置に関して
,フィルムとしてエンドレスベルトタイプのものを用い
る場合における該フィルムの蛇行問題を,そのフィルム
幅方向くフィルム軸方向)両端側のフィルム内周長を互
いに異なるようにすることにより、定着フィルムの蛇行
を防止でき,長期にわたって安定した定着性能等が得ら
れる. フィルムがテーバー状をなしているので,定着フィルム
をローラ等の間に懸回張設する構威の場合,内周長の大
きい側からローラ等の部材を囲むように定着フィルムを
設置できるので,内周長が等しいエンドレスフィルムの
場合より組立性が向上する.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う定着装置の一例の構威図,第2図
は該装置を上からみた場合の、定着フィルムと,駆動ロ
ーラと、従動ローラの3者の形態関係を示す模型図、第
3図は定着フィルムを軸方向に搬送させる力を縦軸に,
定着フィルムの下側端面位置を横軸にプロットしたグラ
フ,第4図はW41図例の定R装置を組み込んた画像形
成装置の−例の概略図,第5[2Iは定着フィルムのM
構成模型図、第6図乃至第8図は夫々定着装楽の他の構
威例の図である. 24はエンドレスフィルム、20・32・39・40は
加熱体,Pは画像担持体(記録材)としての転写材シー
ト. 特1杵出覇人  キヤノン株式会社 矛 1 図 (3  (1−  a++こ#k!Jf+1弟 2 図 弟 5 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルムの一面側に加熱体を配置し、他面側に画
    像担持体を密着させ、フィルムを介して該画像担持体に
    熱エネルギーを付与する定着装置であり、 前記フィルムはエンドレスフィルムであり、そのフィル
    ム幅方向両端側のフィルム内周長が互いに異なる、 ことを特徴とする定着装置。
  2. (2)フィルム内周長が短い方の周長をL(mm)とし
    、周長が長い方との周長差をD(mm)としたとき、両
    者L・Dの関係を、 1×10^−^4≦(D/L)≦3×10^−^2好ま
    しくは、 6×10^−^4≦(D/L)≦3×10^−^3に設
    定した、 ことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
JP16139089A 1989-06-22 1989-06-22 定着装置 Pending JPH0325480A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5752149A (en) * 1992-06-16 1998-05-12 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus using endless web guided by a guide having inclined surfaces

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5752149A (en) * 1992-06-16 1998-05-12 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus using endless web guided by a guide having inclined surfaces

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