JPH0325473A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH0325473A
JPH0325473A JP16027389A JP16027389A JPH0325473A JP H0325473 A JPH0325473 A JP H0325473A JP 16027389 A JP16027389 A JP 16027389A JP 16027389 A JP16027389 A JP 16027389A JP H0325473 A JPH0325473 A JP H0325473A
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JP
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film
roller
toner image
fixing
fixing film
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JP16027389A
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English (en)
Inventor
Shigeo Kimura
茂雄 木村
Akira Yamamoto
明 山本
Kensaku Kusaka
草加 健作
Hiroyuki Adachi
足立 裕行
Hidekazu Maruta
秀和 丸田
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Canon Inc
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフィルムを介してトナー像に熱を加えることに
より定着を行う定着装置に関する。
〔従来技術〕
従来から熱ローラ方式の定着装置が普及しているが、更
に、ウオームアツプ時間の短縮、消費電力の減少を達或
するものとして出願人は先に特開昭63−313182
号でフィルムを介して定着する定着装置を提案した。
〔発明が解決する問題点〕
しかし、熱効率を良くするためにフィルムは薄く特に5
0μm以下のものを用いており、フィルムの位置を機械
的に検知することは困難である。
〔問題点を解決する手段〕
上記問題点を解決する本発明は、フィルムを介して記録
材上のトナー像に熱を加えて定着する定着装置において
、フィルムを光学的に検知する検知手段を有し、フィル
ムの少なくとも一部の光透過率は75%以下であり、こ
の光透過率が75%以下の部分を用いてフィルムを検知
することを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第2図は本発明の実施例の定着装置を適用した電子写真
方式の複写装置の断面図である。
第2図において、100は装置機筐、lは該機筐の上面
板100a上に配設したガラス板等の透明板部材よりな
る往復動型の原稿載置台であり、機筐上面板100a上
を図面上右方a,左方a′ に夫々所定の速度で往復移
動駆動される。
Gは原稿であり、複写すべき画像面側を下向きにして原
稿載置台1の上面に所定の載置基準に従って載置し、そ
の上に原稿圧着板1aをかぶせて押え込むことによりセ
ットされる。
ioobは機筺上面板100a面に原稿載置台lの往復
移動方向とは直角の方向(紙面に垂直の方向)を長手と
して開口された原稿照明部としてのスリット開口部であ
る。原稿載置台1上に載置セットした原稿Gの下向き画
像面は原稿載置台lの右方aへの往復移動過程で右辺側
から左辺側にかけて順次にスリット開口部ioobの位
置を通過していき、その通過過程でランプ7の光Lをス
リット開口部100b,透明な原稿載置台1を通して受
けて照明走査される。
その照明走査光の原稿面反射光が短焦点小径結像素子ア
レイ2によって感光ドラム3面に結像露光される。
感光ドラム3は例えば酸化亜鉛感光層・有機半導体感光
層等の感光層が被覆処理され、中心支軸3aを中心に所
定の周速度で矢示1〕の時計方向に回転駆動され、その
回転過程で帯電器4により正極性又は負極性の一様な帯
電処理を受け、その一様帯電面に前記の原稿画像の結像
露光(スリット露光)を受けることにより感光ドラム3
面には結像露光した原稿画像に対応した静電潜像が順次
に形威されていく。
この静電潜像は現像器5により加熱で軟化溶融する樹脂
等より成るトナーにて順次に顕像化され、該顕像たるト
ナー画像が転写部としての転写放電器8の配役部位へ移
行していく。
Sは記録材としての転写材シ一トPを積載収納したカセ
ットであり、該カセット内のシートが給送ローラ6の回
転により1枚宛繰出し給送され、次いで1ノジストロー
ラ9により、ドラム3上のトナー画像形成部の先端が転
写放電器8の部位に到達したとき転写材シ一トPの先端
も転写放電器8と感光ドラム3との間位置に丁度到達し
て両者一致するようにタイミングとりされて同期給送さ
れる。そしてその給送シ一トの面に対して転写放電器8
により感光ドラム3側のトナー画像が順次に転写されて
いく。
転写部でトナー画像転写を受けたシートは不図示の分離
手段で感光ドラム3面から順次に分離されて搬送ガイド
10によって後述する定着装I’llに導かれて担持し
ている未定着トナー画像の加熱定着処理を受け、画像形
威物(コピー)として機外の排紙トレイl2上に排出さ
れる。
一方、トナー画像転写後の感光ドラム3の面はクリーニ
ング装置13により転写残りトナー等の付着汚染物の除
去を受けて繰り返して画像形戊に使用される。
次に定着装置について詳述する。
第1図(a)は本発明の実施例の定着装置の断面図であ
る。24はエンドレスベルト状の定着フィルムであり、
左側の駆動ローラ25と、右側の従動ローラ26と、駆
動ローラ25と従動ローラ26間の下方に配置した加熱
体としての低熱容量線状加熱体20の互いに並行な該4
部材25 − 26●27 − 20間に懸回張設して
ある。この定着フィルム24につ・いては、後述で詳述
する。
従動ローラ26はエンドレスベルト状の定着フィルム2
4のテンションローラを兼ねさせており、該定着フィル
ム24は駆動ローラ25の時計方向回転駆動に伴い時計
方向に所定の周速度、即ち画像形戊部8側から搬送され
てくる未定着トナー画像Taを上面に担持した転写材シ
一トPの搬送速度と同じ周速度をもってシワや蛇行、速
度遅れなく回動駆動される。この蛇行防止について、後
で述べる。
28は加圧部材としての、シリコンゴム等の離型性の良
いゴム弾性層を有する加圧ローラであり、前記エンドレ
スベルト状定着フィルム24の下行側フィルム部分を挟
ませて前記加熱体20の下面に対して不図示の付勢手段
により例えば総圧4〜7Kgの等圧接をもって対向圧接
させてあり、転写材シー1− Pの搬送方向に順方向の
反時計方向に回転する。
加熱体としての低熱容量線状加熱体20は本例のものは
、定着フィルム横断方向(定着フィルム25の走行方向
に直角な方向)を長手とする横長の剛性・高耐熱性・断
熱性を有するとヒータ支持体27と、この支持体の下面
側に下面長手に沿って一体に取付け保持させた、発熱体
22・検温素子23等を具備させたヒータ基板21を有
してなる。
ヒータ支持体27は加熱体20を定着装置11及び複写
装置全体に対し断熱支持するもので、例えばpps (
ポリフエニレンサルファイド)、FAI (ポリアミド
イミド)、PI(ポリイミド)、PEEK (ポリエー
テルエーテルケトン)、液晶ボリマー等の高耐熱性樹脂
や、これらの樹脂とセラミックス、金属、ガラス等との
複合材料などで構威できる。
ヒータ基板21は一例として厚み1 , O m m 
,幅1 0 m m ,長さ2 4 0 m mのアル
ミナ基板である。発熱体22は例えば基板21の下面の
略中央部に長手に沿って、例えばAg/Pd (銀パラ
ジウム)等の電気抵抗材料を厚み約10μm1幅l〜3
 m mにスクリーン印刷等により塗工、その上に表面
保護層にて耐熱ガラス21aを約10μmコートする。
検温素子23は一例として基板2lの上面(発熱体22
を設けた面とは反対側の面)の略中央部にスクリーン印
刷等により塗工して具備させたpt脱等の低熱容量の測
温抵抗体である。検温素子としては、他に低熱容量のサ
ーミスタ等、基板21に当接配置する構戒にしてもよい
本例の場合は、線状又は帯状をなす発熱体22に対し、
その長手方向両端部より通電し、発熱体22を略全長に
わたって発熱させる。通電はACIOOVであり、検温
素子23の検知温度に応じてドライアツクを含む不図示
の通電制御回路により通電する位相角を制御することに
より、通電電力を制御している。
次に、本実施例の定着装置の動作について説明する。
画像形成スタート信号により装置が画像形成動作して転
写部8から定着装置11へ搬送された、未定着のトナー
画像Taを上面に担持した転写材シ一トPはガイド29
に案内されて加熱体20と加圧ローラ28との圧接部N
の定着フィルム24と加圧ローラ22との間に進入して
、未定着トナー画像面がシ一トPの搬送速度と同一速度
で同方向に面移動状態の定着フィルム24の下面に密着
して面ズレやしわ寄りを生しることなく定着フィルム2
4と一緒の重なり状態で加熱体20と加圧ローラ28と
の相互圧接部N間を挟圧力を受けつつ通過していく 。
加熱体20は画像形威スタート信号により所定のタイミ
ングで通電加熱されるので、トナー画像Taは圧接部N
において加熱を受けて軟化・溶融像Tbとなる。
定着フィルム24は、支持体27の曲率の大きさ(曲率
半径が約2mm)エッジ部Sにおいて、急角度(屈曲角
度θが略45°)で走行方向が転向する。
従って、定着フィルム24と重なった状態で圧接部Nを
通過して搬送されたシ一トPは、エッジ部Sにおいて定
着フィルム24から曲率分離し、排紙トレイl2へ排紙
されてゆく。排紙される時までにはトナーは十分冷却固
化し、シ一トPに完全に定着した状態(トナー画像Tc
)となっている。
本実施例で用いたトナーは加熱溶融時の粘度が十分高い
ので、定着フィルム24と分離する際のトナー温度がト
ナーの融点以上であっても、トナー同志の固着力が定着
フィルムに対するトナーの粘着力より極めて大きい。従
って定着フィルム24とシ一トPの離反に際し、定着フ
ィルム24に対するトナーオフセットは実質的に発生す
ることはない。
また、本実施例において、加熱体20のうち発熱体22
及び基板21の熱容量が小さく、かつこれらが支持体2
7により断熱支持されているので、圧接部Nにおける加
熱体20の表面温度は短時間にトナーの融点(又はシ一
トPへの定着可能温度)に対して十分な高温に昇温する
ので、加熱体をあらかじめ昇温させておく(いわゆるス
タンバイ温調)必要がなく、省エネルギーが実現でき、
しかも機内昇温も防止できる。
次に本実施例で用いられる定着フィルム24について説
明する。
定着フィルム24は耐熱性・離型性・耐久性等のある、
一般に100μm以下、好ましくは40μm以下の単層
或いは複合層フィルムを使用できる。
第3図は復合層フィルムの一例の層構戒断面模式図であ
り、24aは定着フィルムの基層(ベースフィルム)と
しての耐熱層、24bは該耐熱層24aの外面(トナー
画像に対面する側の面)に積層した離型層である。
耐熱層24aは例えばポリイミド、ポリエーテルエーテ
ルケント(PEEK)、ポリエーテルサルホン(PES
)、ポリエーテルイミド(PEN)、ポリバラバン酸(
PPA)、PFAなとの高耐熱性樹脂フィルムや、Nj
,SUS,kl等の金属など、強度・耐熱性に優れたも
のが使用できる。
離型層24bは例えばPTFE (ポリテトラフルオ口
エチレン)−PFA−FEP等のフッ素樹脂や、シリコ
ン樹脂などが好ましい。耐熱層24aに対する離型層2
4bの積層形戊は離型層フィルムの接着ラミネート、離
型層材料の静電塗装(コーティング)・蒸着・CVD等
の戊膜技術による積層、耐熱層材料と離型層材料の共押
し出しによる2層フィルム化などで行うことができる。
なお、本実施例においては、前記離型層にカ−ポンプラ
ックグラファイト・ウイスカ等の導電性の着色材を混入
してフィルム24の光透過率を75%以下に下げている
。これによりフィルム24が軸方向にシフトしたときに
両端に設けられたフォトセンサーGにより検知され、こ
の検知信号に応じてソレノイドHにより従動ローラ26
を傾け元の位置に戻すことができる。
さらに詳細に述べると第1図(b)に拡大図を示すよう
にセンサーGは発光源と、検知ピークを900nmにも
つ光センサーから或り、例えばフィルム24が矢印b方
向にシフトした場合、センサーG2の光をフィルム24
がしゃ断することでこれが検知され、矢印a方向に戻す
ようにソ1ノノイドHにより従動ローラ26が調整され
る。
著者らの実験によると10μPIと5μのPTFEから
成るフィルムは900nmでの分光透過率が75%以上
であり、第1図(C)に示すようにセンサーG2はフィ
ルム位置を検知できないことがあった。
75%以上のフィルムを検知するための手段としてセン
サーの感度を上げる等の方法があるが、この場合、使用
中にフィルムが汚れたり、センサー受光部が汚れたとき
に、検知できなくなるという欠点がある。
本実施例は、これらの問題点を解決する手段として、P
TFE中に5%カーポンブラックを分散させ900nm
の分光透過率を55%とし、確実にフィルム位置を検知
できるようにしてある。光透過率は75%以下であれば
確実に検知できるが、長期にわたって使用する装置にお
いては50%以下とするのが好ましい。
また、光透過率を低くする手段としては前記したものが
あるが、導電性の材料を分散させた方が、フィルムの帯
電を防止できるので良い。これにより単に光検知するだ
けでなく静電オフセット防止できる。また、必ずしも、
離型層に混入する必要はなく、基材に顔料を混入しても
良い。
第4図(a)は、本発明の定着装置の第2の実施例を示
す図である。
32は加熱体としての加熱ローラであり、ヒータ33を
内蔵し、検温素子41によって検出された加熱ローラ表
面温度に応じてヒータ33を適宜発熱させることにより
、加熱ローラ32の表面を所定の温度に維持できる。
34は加熱ローラ32よりもシー1− Pの搬送方向下
流側に配置した小径の分離上ローラである。25は定着
フィルムを回転走行させる駆動ローラであり、26は定
着フィルムに常に適度のテンションを付勢する従動ロー
ラである。なお、駆動ローラ25と加熱ローラ2は共に
シ一トPの搬送速度と同一速度で時計方向に回動駆動さ
れる。
定着フィルム34は、互いに平行な該4部材32,34
,25.26間に懸回張設してある。
36は加熱ローラ32の下側に対向して配設された加圧
ローラ、35は分離上ローラ34のT側に対向して配設
した分離下ローラ、37は加圧ローラ36と分離下ロー
ラ35の間に懸回張設した、エンドレスベルト状の搬送
ベル1・(バックアップベルト)である。加圧ローラ3
6は表層をシリコンゴム等の弾性体で形威したローラで
ある。この加圧ローラ36と加熱ローラ32の間に、前
記のエンドレスベルト状定着フィルム24の下行側フィ
ルム部分を挟ませて、不図示の付勢手段により例えば総
圧4〜7Kgの当接圧を得ている。加熱ローラ32の回
転駆動により加圧ローラ36が従動回転して、搬送ベル
ト37も、シ一トPを定着フィルム34に圧接しつつ、
シ一トPの搬送速度と同一速度で反時計方向に回動する
画像形成スタート信号により装置が画像形成動作して転
写部8から定着装置11へ搬送された、未定着のトナー
画像Taを上面に担持した転写材シ一トPは、加熱ロー
ラ32が回転駆動され、従って定着フィルム24及び搬
送ベルト37が回動している状態において、ガイド29
に案内されて加熱ローラ32と加圧ローラ36との圧接
部Nの定着フィルム24と搬送ベルト37との間に進入
して、未定着トナー画像面がシ一トPの搬送速度と同一
速度で同方向に回動状態の定着フィルム24の下面に密
着して、面ズレがしわ寄りを生じることなく定着フィル
ム24と一緒の重なり状態で加熱ローラ32と加圧ロー
ラ36との相互圧接部N間を挟圧力を受けつつ通過して
ゆく。
相互圧接部Nを通過する過程において、シートP上のト
ナー画像Taは加熱を受けて軟化・溶融像Tbとなる。
加熱ローラ32と加圧ローラ36との相互圧接部Nを通
過したシート部分は、分離上ローラ34の位置へ到達す
るまでの間は、加熱ローラ32と分離上ローラ34の間
で展張して走行している定着フィルム部分に引き続き密
着したまま搬送されていく。搬送ベルト37はシ一トP
の裏面を支えてシ一トPと定着フィルム24との密着を
維持する作用をはたす。
この搬送過程において、軟化・溶融トナー像Tbの熱が
放熱されて、冷却・固化トナー像Tcとなる。
この放熱・冷却過程におけるトナー放熱は、本例の場合
は自然放熱冷却であるが、放熱フィンが送風手段等の配
設により強制的に放熱冷却してもよい。
そして分離上ローラ34の位置まで搬送されると、定着
フィルム24は曲率の大きい分離上ローラ34の面に沿
ってシートP面から離れる方向に走行方向が転向され、
定着フィルム24とシ一トPとが互いに分離して、シー
トPは排紙トレイ12へ搬送されていく。この分離時点
までにはトナーは十分に冷却固化して、シ一トPに対す
るトナーの粘着・固着力が十分に大きく、定着フィルム
24に対するそれは極めて小さい状態となっているので
、定着フィルム24とシ一トPの分離は、定着フィルム
24に対するトナーオフセットを実質的に発生すること
なく、容易に順次になされる。
本実施例においては加熱体である加熱ローラの温度を、
従来の加熱ローラ定着方式では高温オフセットを生ずる
温度より高く設定することが可能となり、定着性が向上
する。また、加熱体の許容温度範囲が高温側に広く、温
度制御の簡略化が可能となる。
また、多色特に3色以上のトナー画像を定着処理する際
に、高温で十分溶融できるため、混色が容易である。ま
た、いったんトナーを溶融し、定着フィルムに密着した
状態で冷却固化せしめた後に定着フィルムから剥離する
ので、トナー像の表面性を定着フィルムの表面性になら
わせることが可能となる。従って、例えば定着フィルム
の表面を平潟にすれば、トナー像Tcの表面に銀塩写真
のような光沢を支えることが可能となる。
また、定着フィルム24を前記のように薄肉化すること
により、定着フィルムの蓄熱を防止し、トナー像の冷却
工程を効率化している。また、定着フィルムとして樹脂
製の薄肉フィルムを用いた場合、トナー像への密着性が
良くなり、熱伝達効率が向上した。
なお、加熱体32は加熱ローラに限らず、第6図(a)
に示すように、第1実施例で示した固定加熱体20を用
いてもよい。その場合、上記の効果に加え、発熱体22
と基板2lの熱容量が小さく、しかも断熱されているの
で昇温速度が速く、スタンバイ温調を必要としないとい
う利点がある。また、分離上ローラ34のかわりに、さ
らに大きな曲率の端面を有する分離ステイ38を配置す
ることにより、定着フィルム24からシ一トPをさらに
確定に分離可能となる。
本実施例の定着フィルム24について説明すると、定着
フィルム24の周長は350mmであり、本画像形成装
置で使用可能な最大シートP長300mmよりも長く、
シート状フィルムをD部分で貼り合わせる方法でエンド
レス状に形威されている。なお、該フィルムは光透過率
が75%以上であるが、前記貼り合せ部分は第4図(b
)に拡大図を示すように顔料で色づけすることで800
nmでの分光透過率を30%以下としている。(センサ
ーGは800nmに検知感度ピークを有する) このようにすることで貼り合せ部分Dの位置はフォトセ
ンサーGにより検知することができ、貼り合わせ部分D
が搬送されてくるシ一トPと接することがないようにタ
イミングをとってエンドレス状フィルム24を回動させ
る。一般に貼り合せ部分には段差があるため、その部分
が画像に接すると光沢ムラが生じてしまうが本実施例は
これを回避したものである。
第5図(a)は、本発明の装置に用いる定着装置の第3
の実施例を示す図である。
第1図に示した、第1実施例の加熱体20のかわりに耐
熱ガラス等の透光部材を配し、該部材を介して、エンド
レス定着フィルム24の内部に配置したハロゲンランプ
等の輻射源40により、トナー像を加熱する。
この実施例では輻射による加熱であるので、l・ナーを
瞬時に昇温加熱、溶融可能である。従ってシ一トPが圧
接部Nにある時のみ加熱すればよいので省電力が可能で
あり、また、機内昇温も少ない。
本実施例においては、第5図(b)の展開図を示すよう
にフィルムの端部(シー1− Pより外側の部分)のみ
に離型層表面をプラズマ処理し、さらにその上に顔料で
色をつけ、シートを接する部分は透明にしたものを使用
する。このようにすることで実施例lと同様にフィルム
の蛇行を防止でき、かつトナー像は効率良く輻射により
溶融させるこどができるようにしたものである。
なお、定着フィルムは第6図(a)に示すようにエンド
レス状に限らず送り出し軸30にロール巻に巻回した有
端のフィルム24であり、巻き取り軸3lに巻き取るこ
とでシ一トPと同一速度をもって走行させる構成でも良
い。
ここでは第6図(bLllm展開図を示すように有端フ
ィルムの送り出し軸側の端から2 0 0 m mの部
分には顔料で色づけすることで、光透過率を50%以下
にしており、検知素子Gによりこの位置を検知しユーザ
ーにフィルムが終了したことを表示するようにしてある
。このようにすることで、フィルムが終了しているにも
かかわらず装置を動かすために装置が故障してしまうの
を回避できる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにフィルムの少なくとも一部の光透過
率を75%以下とし、この部分でフィルムを光学的に検
知することで、フィルムにダメージを与えることなく、
フィルムの位置・状態等を検知することを可能としフィ
ルムの耐久性を向上したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の実施例の定着装置の断面図、 第1図(b).  (c)は定着フィルムの寄りの検知
を示す図、 第2図は第1図(a)実施例の定着装置を用いた複写装
置の断面図、 第3図は本発明の実施例に用いられる定着フィルムの断
面図、 第4図(a)は本発明の別の実施例の定着装置の断面図
、 第4図(b)は第4図(.11k)に用いられるフィル
ムの接合部を示す拡大断面図、 第5図(a)は本発明の更に別の実施例の定着装置の断
面図、 第5図(b)はフィルムの展開図、 第6図(a)は本発明の更に別の実施例の定着装置の断
面図、 第6図(b)はフィルムの展開図である。 図において、 20・・・加熱体 24・・・定着フィルム 28・・・加圧ローラ 栗/図(の 第5図(の

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルムを介して記録材上のトナー像に熱を加え
    て定着する定着装置において、 フィルムを光学的に検知する検知手段を有し、フィルム
    の少なくとも一部の光透過率は75%以下であり、この
    光透過率が75%以下の部分を用いてフィルムを検知す
    ることを特徴とする定着装置。
  2. (2)上記フィルムはエンドレス状であり、上記検知手
    段はフィルムの寄りを検知することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の定着装置。
JP16027389A 1989-06-22 1989-06-22 定着装置 Pending JPH0325473A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5471289A (en) * 1992-06-16 1995-11-28 Nec Corporation Fixing device having a skew compensation capability
US5964339A (en) * 1995-12-12 1999-10-12 Minolta Co., Ltd. Apparatus for detecting a transverse movement of an endless belt

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