JPH03253406A - ラジアルタイヤ - Google Patents

ラジアルタイヤ

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Publication number
JPH03253406A
JPH03253406A JP2050676A JP5067690A JPH03253406A JP H03253406 A JPH03253406 A JP H03253406A JP 2050676 A JP2050676 A JP 2050676A JP 5067690 A JP5067690 A JP 5067690A JP H03253406 A JPH03253406 A JP H03253406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
carcass
road noise
nylon cord
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2050676A
Other languages
English (en)
Inventor
Heijirou Kaei
嘉永 平次郎
Masayuki Kitayama
北山 正幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP2050676A priority Critical patent/JPH03253406A/ja
Publication of JPH03253406A publication Critical patent/JPH03253406A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〉 本発明はラジアルタイヤに関し、ラジアルタイヤを装着
した自動車のロードノイズの低減を図るものである。
(従来の技術) 近年、自動車の高性能化、高級化に伴い、車内に生じる
ノイズの低減が望まれている。かかるノイズの一つとし
て、走行中のタイヤの振動が伝達されて車室内の空気を
振動させることに基づくロードノイズがある。
このロードノイズの大きさは周波数によって異なり、タ
イヤの固有振動数、車室内の音響特性等に応じ、特定の
周波数範囲のノイズがピーク値を有することによって強
調され、騒音として感じられる。
そこで従来は、トレッド部のゴム重量を増すことやバネ
定数を減らすことによってタイヤの固有振動数を低くし
、この固有振動数と車室内の音響特性等との関係を異な
ったものとすることで、比較的低周波数(約100〜2
00H2程度)のロードノイズの低減をはかっていた。
また、一般にバイアスタイヤよりもラジアルタイヤの方
がロードノイズが小さいことから、ロードノイズ低減の
ためにはラジアルタイヤが装着されている。
(発明が解決しようとする課題) 従来のように、タイヤの重量を増すことやバネ定数を減
らすことによって固有振動数を低くすることによるロー
ドノイズの低減は、比較的低周波数においてピークを有
することにより強調されるロードノイズの低減には有効
であるが、比較的高周波数(約2508Z以上)におい
てピークを有することにより強調されるロードノイズの
低減には効果がなかった。
そのため、高周波数のロードノイズが特に強調されるよ
うな自動車の場合には、従来は何らの対抗策もなかった
そこで本発明は、比較的高周波数のロードノイズを効果
的に低減できるラジアルタイヤを提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本発明によるラジアルタイヤの特徴とするところは、タ
イヤの最大幅部分と接地部の幅方向両端との間にあって
、接地部への加振により断面方向内方に振れて突出端と
なる部分に、カーカスを覆う補強部材が配置されている
点にある。
(作 用〉 本発明の構成によるラジアルタイヤによってロードノイ
ズが低減されるのは、本件発明者による以下の知見に基
づく。
ラジアルタイヤのトレッド部に振動を入力した場合の応
答特性を分析すると、約2008Z以下の比較的低周波
数域と、約250412以上の比較的高周波数域とに振
動モードを分類することができる。
このラジアルタイヤの振動特性に対応し、ラジアルタイ
ヤを装着した自動車のロードノイズのピーク値は、約1
00〜200Hz程度の比較的低周波数域と、約250
H2以上の高周波数域とに存在する。
そして、ラジアルタイヤのトレッド部を加振した場合の
、低周波数域と高周波数域でのタイヤ断面方向の振動の
仕方(振動モード)を第61!Iと第7図とに示す。
第61!lは、トレッドを加振した場合の高周波数域で
の振動モードを示し、第71!lは、トレッドを加振し
た場合の低周波数域での振動モードを示す。
各図において、破線と実線は振動のモードを示す。
その低周波数域では周上全体が振動するモードで、断面
方向モードでみると、トレッド部全体とサイド部全体と
がそれぞれ異なった位相となるような振動をする(これ
より、トレッド部のゴム重量を増したりサイド部のバネ
定数を減らせば固有振動数が低くなり、従来例で説明し
たように低周波数域のロードノイズが低減されるのがわ
かる)。
これに対し、高周波数域での振動モードでは、サイド上
部に局部的に振動する部分が生じ、タイヤ最大幅部分(
WmAx) iB分と接地部(T)の輻方向両端部との
間において、内方に振れて突出端となる部分(^)が存
在するのが認められる。
これは、従来のラジアルタイヤにあっては、トレッド部
はベルトやナイロンキャップブライ等により、サイド下
部はビードフィラーやカーカスの折り返し等によって剛
性の向上が図られているのに対し、最大幅部分と接地部
の幅方向両端との間にはカーカスが存するのみで剛性が
低いことによる。
そこで、そのトレッド部への加振によって内方に振れて
突出端となる部分(A)に、カーカスを覆う補強部材を
配置すれば、その部分の剛性が大きくなり、高周波数域
における振動がおさえられ周波数が高い方へ移行し、高
周波数域における車室内の音響特性等との関係が異なっ
たものとなることにより、ロードノイズを小さくできる
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の第1実施例にかかるラジアルタイヤ
の概略構造を示す断面図であっ−て、1はタイヤトレッ
ドゴム、2はカーカス、3は2層のスチールベルト、4
はビードワイヤー、5はビードフィラーを示す。
そして、タイヤの最大幅部分(LAx)部分と接地部(
T)の幅方向両端との間に、カーカス2を覆う補強部材
6が配置されている。
この第1実施例の補強部材6は、ナイロンコードをゴム
コーティングしたナイロンコードプライであって、各ナ
イロンコードブライを2層ずつ、幅方向−前側と他方側
とでタイヤトレッドゴム1内に埋設したものである。ま
た、各ナイロンコードプライの径外端はスチールベルト
3の幅方向端部にまで達し、径内端はカーカス2の折り
返し端まで達するものとされている。
第2図は、本発明の第2実施例に係るラジアルタイヤの
概略構造を示す。第1実施例との相違は第1実施例では
補強部材6が幅方向一方側と他方側とにそれぞれ配置さ
れているのに対し、第2実施例では輻方向一方側と他方
側の制振部材6が、スチールベルト3の径外方を覆って
トレッド部の補強をなす補強部材7と一体化されている
点にある。なお、補強部材7は補強部材6と同様の2層
のナイロンコードプライとされている。他は第1実施例
と同様で同一符号で示す。
第8図は、従来例に係るラジアルタイヤの概略構造を示
し、上記実施例のような補強部材6は配置されておらず
、スチールベルト3の径外方を覆う2層のナイロンコー
ドプライからなる補強部材7が配置されているのみであ
る。他は上記実施例と同様で同一符号で示す。
次に、上記第1、第2実施例と従来例のラジアルタイヤ
を自動車に装着し、ロードノイズを測定した結果を第1
表、第3図及び第4図に示す。
測定条件は以下の通りである。
・タイヤのサイズ: 185 /65 R14−85H
・タイヤ内圧 : 2. OKgf/cm”・スチール
ベルトの幅 径内力: 145mm径外方: 135m
m ・第1実施例の各補強部材6の輻: 100m+r+・
第2実施例の各補強部材6.7の全幅: 300mm・
従来例の補強部材7の幅: 150mm・リムのサイズ
:13X 5 ’/2−J・走行速度: 60Xm/h ・自動車の種類:排気量1800ccのセダンタイプ・
タイヤ荷重:自動車、乗員2名及び測定器重量・テスト
コース:ロードノイズ評価路 そして、運転席の背もたれの左右にそれぞれ集音マイク
を取り付け、各集音マイクをドライバーの耳の両側方に
位置させ、自動車の窓側に位置する集音マイクでの測定
結果を第3図に、自動車の中央側に位置する集音マイク
での測定結果を第4図に示す。
第1表 第3、第4図の横軸はロードノイズの周波数を示し、縦
軸はロードノイズの音圧を示し、破線は従来例、1点鎖
線は第1実施例、2点鎖線は第2実施例における各測定
結果を示す。
上記測定結果から、周波数が約250H2の高周波数域
においては、ロードノイズの音圧のピーク値が従来例よ
り実施例の方が低減されているのが確認できる。また、
全音圧も少なくなっている。
第5図は第3実施例に係り、上記実施例との相違は、ナ
イロンコード製の制振部材にかえて、径内側のスチール
ベルト3の幅を延長し、その延長部分を補強部材6とし
た点にある。他は上記実施例と同様で同一符号で示す。
なお、補強部材としてはナイロンコードプライやスチー
ルベルトに限定されず、剛性を向上できるものであれば
よい。
また、上記各実施例では、補強部材6は最大幅部分(1
1i、1AX)部分と接地部(T)の幅方向両端との間
の略全域に配置されているが、接地部(T)への加振に
より断面方向内方に振れて突出端(A)となる部分にお
いてカーカス2を覆う位置であれば良い。
(発明の効果) 本発明によるラジアルタイヤによれば、所定位置への補
強部材の配置によって比較的高周波数域におけるロード
ノイズを低減でき、自動車の高性能化、高級化に対応で
き、また、簡単な構造で実施できることから低コストで
実用化できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係るラジアルタイヤの断
面図、第2図は本発明の第2実施例に係るラジアルタイ
ヤの断面図、第3図及び第4図はそれぞれロードノイズ
の周波数と音圧との関係を示す図、第5図は本発明の第
3実施例に係るラジアルタイヤの断面図、第6図及び第
7図はそれぞれタイヤの振動モードを示す図、第8図は
従来例に係るラジアルタイヤの断面図である。 2・・・カーカス、6・・・補強部材、A・・・接地部
への加振により断面方向内方に振れて突出端となる部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タイヤの最大幅部分と接地部の幅方向両端との間
    にあって、接地部への加振により断面方向内方に振れて
    突出端となる部分に、カーカスを覆う補強部材が配置さ
    れていることを特徴とするラジアルタイヤ。
JP2050676A 1990-03-01 1990-03-01 ラジアルタイヤ Pending JPH03253406A (ja)

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JP2050676A JPH03253406A (ja) 1990-03-01 1990-03-01 ラジアルタイヤ

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JP (1) JPH03253406A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06206402A (ja) * 1993-01-11 1994-07-26 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 低ロードノイズ乗用車タイヤ
US5394918A (en) * 1992-07-08 1995-03-07 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Pneumatic radial tire with reduced road noise
US5931211A (en) * 1995-06-19 1999-08-03 Bridgestone Corporation Radial tire with specified belt reinforcing layer cord
JP2007326403A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ

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