JPH0325303A

JPH0325303A - 蛇行検査装置

Info

Publication number: JPH0325303A
Application number: JP16191489A
Authority: JP
Inventors: Sachihiro Tsuruoka; 鶴岡　祥宏; Hideki Kobayashi; 秀樹小林
Original assignee: Toppan Printing Co Ltd
Current assignee: Toppan Inc
Priority date: 1989-06-23
Filing date: 1989-06-23
Publication date: 1991-02-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、絵等が印刷された帯状のシート素材を送る
際に前記シート素材の蛇行を検査する蛇行検査装置に関
する．（従来の技術）近年、各種菓子類，調味料．漬物．インスタントラーメ
ン等の加工食品．薬品錠剤等各種の製品は、フィルム．
紙．アルミホイル等の軟包装材からなる袋により包装さ
れている．かかる袋は、フイルム，紙．アルミホイル等
からなる帯状のシート材を切断して作戒されるものであ
る．このシート材は、絵等が印刷された帯状のシート素材を
スリツター装置によって所定の幅の帯状となるようにス
リットして作成されるものである．第６図に上記スリッ
ター装置の概略構成を示す．図において、１は送出しロ
ールで、この送出しロール１には絵等が印刷されたフイ
ルム（シーｌ・素材）Ｆが巻かれている．２はチンショ
ンロール、３は駆動ロール、４はレザーカツター　５．
６は巻取りロール、７はエッジコントローラ、９はガイ
ドロールである．送出しローラ１に巻かれたフイルムＦは、テンションロ
ール２．エッジコントローラ７．ガイドロール９等に案
内されながら駆動ロールによって送り出される．そして
、この送り出されたフイルムＦはレザーカツター４によ
って所定の幅の帯状のシート材Ｓとなるようにスリット
され、その後シート材Ｓは巻取りロール６．７に巻き取
られていくようになっている．（発明が解決しようとする課題〉ところで、巻取りロール６．７に巻かれるシート材Ｓに
は、第７図に示すように、絵柄１２等が印刷されており
、そして、そのシート材Ｓの端部から絵柄ｌ２の端部ま
での距＠窒が所定の管理値内にあるときはそのシート材
Ｓは良品となるが、第８．９図に示すように、管理値を
超えたＩ　｝　ｌ　Ｉｉ　ｔとなると不良品となる．こ
の不良品はフイルムＦの蛇行が原因となって生じるもの
である．不良品のシート材Ｓで袋を作成し、この袋に内
容物を充填して商品とした場合、その商品の印刷絵柄が
所定位置からずれる結果となり、該商品が店頭に並べら
れたとき、その商品イメージが悪くなる虞がある．そこで、従来、エッジコントローラ７を設けて蛇行の防
止を図っている．このエッジコントロ−ラ７は、フイル
ムＦに印刷された絵柄の一部を検出して該フイルムＦの
送り方向と直交する横方向のずれを検出し、この検出に
基づいて横ずれを修正して蛇行の防止を図っている．しかしながら、コントロールミス等により希であるが蛇
行が発生してしまう場合がある．このような蛇行を検査
員の目視により監視していたが、その監視を完全に行な
うことは不可能であり、また、シート材Ｓは巻取りロー
ル６．７に巻かれてしまうため、巻取られた後にその検
査を行なうことは魅しかった．このため、不良品の発生
を確実に検出することができないという問題があった。

（発明の目的〉この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、シート素材の蛇行を検出して不良
品の発生を確実にしかも自動的に検出することのできる
蛇行検査装置を提供することにある．（課題を解決するための手段）この発明は、上記の目的を達成するため、絵等が印刷さ
れた帯状のシート素材を送る際に前記シート素材の蛇行
を検査する蛇行検査装置であって、前記シート素材の送
り状態を擺像していく撮像手段と、この撮像手段が出力する画像信号から前記シート材の送
り方向と直交する横方向の移動を検出して該シート材が
蛇行したか否かを判断する蛇行判断手段とを備えている
ことを特徴とする．（作　用）この発明は、上記構成であるから、撮像手段がシー１・
素材の送り状態を撮偉してその画像信号を出力し、蛇行
判断手段がその画像信号からシート材の横方向の移動を
検出して該シート材の蛇行したか否かを判断する．（実施例）以下、この発明の蛇行検査装置の一実施例を図面に基づ
いて説明する．第１図はこの発明に係わるスリット工程を示したもので
あり、従来と同一要素には同一符号を付したのでその説
明は省略する．図において、２１は１０２４ビットのラ
インセンサ（図示せず）を備えたラインセンサカメラ（
撮像手段〉で、そのラインセンサはフィルム２２の送り
方向と直交する方向（横方向〉に延びるように設置され
、その視野は約１０ｍ−に設定されている。したがって
、約１７１００ｍ＋＋＋の精度でフィルム２２の横方向
のずれを検出することが可能である．このラインセンサ
カメラ２１で撮偉されるフィルム２２の面は図示しない
照明光源により照明されるようになっている．２３はガ
イドロール１０に取り付けられ、フィルム２２が所定距
離移動する毎にパルスを発生するエンコーダで、このエ
ンコーダ２３は、フィルム２２が１ｍｍ移動すると１０
パルス発生するように設定されている．前記フィルム２２には、第２．３図に示すように、絵柄
１２の外にアイマーク２４が所定間隔毎に付されている
．このアイマーク２４は製袋時または内容物の充填時に
製袋機の機械タイミング用に使用されるものである．第４図は蛇行検査装置の構成をブロック図で示したもの
であり、第４図において、３１はエンコーダ２３から出
力されるパルスをカウントするカウンタで、これは、前
記パルスを所定数カウントする毎に桁上げパルスを発生
するものである．この桁上げパルスは、フイルム２２の
移動距離がＬ＝（Ｌ●＜Ｌ＜２Ｌ●）となるタイミング
で発生するように設定されている．なおＬｍはアイマー
ク２４間の距離である．３２は前記所定数を設定するカウント設定回路、３３は
リセット端子３３ａに入力する信号がＨレベルのとき前
記桁上げパルスを受けるとＨレベルの出力信号を出力し
続け、リセット端子３３ａの入力信号がＬレベルになる
とそのＨレベルの出力信号はＬレベルとなるフリップフ
ロツプ回路である．３４はフリップフロップ回路３３の
出力とカウンタ３ｌの出力との積の否定をとってＬレベ
ルの蛇行検知信号を出力するナンド回路である．３６は
ラインセンサカメラ２１が出力する画像信号からアイマ
ーク２４の左端２４ａの位置がラインセンサの何ビット
目にあるかを読み取ってこの読み取った位置に応じた位
ｌＩ信号を出力するアイマーク位置読取回路、３７は前
記位置信号と予め設定された基準信号とを比較してアイ
マーク２４が正しい位置にあるか否かを判断する位置判
別回路である．この位置判別回路３７は、アイマーク２４が正しい位置
にあると判断するとＬレベルの信号を出力し続け、正し
い位置にないと判断するとＨ　ｌ／ベルの信号を出力し
続けるものである．３８は前記基準信号を設定する基準
設定回路である．そして、ラインセンサカメラ２１とア
イマーク位置読取り回路３６と位置判別回路３７とで蛇
行判断手段が構成される．次に、上記実施例の蛇行検査装置の作用を第５図に示す
タイムチャートを参照しながら説明する．第１図に示す
ように、フィルム２２が送出しロール１から送り出され
ていくと、エンコーダ２３からパルスが発生していく．
エンコーダ２３はフィルム２２がＩＩｌｌＩ送られる毎
に１０バルス発生する割合でパルスを出力していく．そ
して、カウンタ３１がそのパルスをカウントしていき、
第５図に示すように、所定数カウントする毎に桁上げパ
ルスを発生する（時点１＋，１象，ｔ４，ｔ●，１＠）
，一方、ラインセンサカメラ２ｌは撮影したアイマーク
２４の画像信号を出力し、マーク位置読取り回路３６が
その画像信号からアイマーク２４の左端２４ａの位置を
検出してその位置に応じた位置信号を出力する．位置判
別回路３７がその位置信号からアイマーク２４が正しい
位置にあるか盃かを判断する．フィルム２２が蛇行していないとき、例えば、Ｔ１期間
のアイマーク２４が正しい位置にあるときは、Ｔ１期間
のアイマーク２４はラインセンサの所定のビット位置内
にあるので、位置判別回路３７は時点ｔｌまでＬレベル
の信号を出力する．そして、フリツブフロップ３３は、
カウンタ３１からの桁上げパルスを受けても、リセット
端子３３ａに入力する信号がＬレベルなので、Ｌレベル
の信号を出力し続けるこヒとなる．他方、ナンド回路３４は、フリッププロップ３３から出
力されるＬレベルの信号を時点ｔ３まで入力することと
なるので、その時点ｔ３までカウンタ３１から受ける信
号に拘らずＨレベルの信号を出力し続け、Ｌ　ｌ／ベル
の蛇行検知信号は出力されない．フイルム２２が蛇行している場合、例えば、Ｔｔ期間の
アイマーク２４が正しい位置にないとき、位置判別回路
３７は時点ｔ＄からマーク２４が正しい位置にあると判
断されるまで（時点ｔ７まで〉Ｈレベルの出力信号を出
力する．フリップフロツプ３３は、リセット端子３３ａ
にＨレベルの信号が人力されている期間（ｔｍ〜ｔ▼〉
に桁上げパルスＰ１が入力するとＨレベルの信号を出力
する（時点ｔｓＬ　　このＨレベルの信号は、正しい位
置のアイマーク２４が検出されるまで、すなわち、時点
ｔｓから時点ｔ〒まで出力される．そして、フリップフロップ３３からＨ１ノベルの信号が
出力されている期間（ｔ●〜１，）に、カウンタ３１か
ら桁上げパルスＰ２が出力されると、ナンド回路３４か
らＬレベルの蛇行検知信号が出力される（時点ｔ●）．この蛇行検知信号により不良品の発生を自動的に検出す
ることができ、その蛇行検知信号によりバトライトやブ
ザーを作動させて警報を発したり、スリッター装置に連
動させてフィルム２２の送り速度の減速や停止等の制御
に利用したりすれば不良品の発生を未然に防止すること
ができる．なお、上記実施例では、アイマーク２４の位
置を読み取っているが、これに限らず例えば印刷された
画像を読み取って行なってもよい．また、この実施例で
は、アイマーク３個が連続して正しい位置にない場合に
、蛇行が発生したとして蛇行を検知するようになってい
るが、このアイマーク３個分は僅かな蛇行なので、アイ
マークが４個分以上連続して正しい位置にないときに蛇
行を検知するようにしてもよい．（Ｒ明の効果〉この発明によれば、シーｌ・素材の蛇行を検出して不良
品の発生を確実にしかも自動的に検出することができる
．４．

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係わるスリット工程の概略説明図、
第２図はＴＶカメラの設置状態を示した第４図に示す構
成のタイムチャート図、第６図は従来のスリット工程を
示した説明図、第７　．８　．９図は画像の位置関係を
示した説明図である．１・・・ラインセンサカメラ（撮
像手段）２・・・フィルム（シート素材）６・・・マーク位置読取り回路７・・・位置判別回路第２図第１図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）絵等が印刷された帯状のシート素材を送る際に前
記シート素材の蛇行を検査する蛇行検査装置であって、前記シート素材の送り状態を撮像していく撮像手段と、この撮像手段が出力する画像信号から前記シート材の送
り方向と直交する横方向の移動を検出して該シート材が
蛇行したか否かを判断する蛇行判断手段とを備えている
ことを特徴とする蛇行検査装置。