JPH03252148A - Tabインナーリードのバンプ構造およびその形成方法 - Google Patents

Tabインナーリードのバンプ構造およびその形成方法

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JPH03252148A
JPH03252148A JP4991190A JP4991190A JPH03252148A JP H03252148 A JPH03252148 A JP H03252148A JP 4991190 A JP4991190 A JP 4991190A JP 4991190 A JP4991190 A JP 4991190A JP H03252148 A JPH03252148 A JP H03252148A
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JP
Japan
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bump
inner lead
bonding
hollow
lsi chip
Prior art date
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Pending
Application number
JP4991190A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Otsuka
泰弘 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Priority to US07/510,208 priority patent/US5123163A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体素子の実装に用いられるTAB(Ta
pe Automated Bonding)用テープ
キャリアのインナーリード先端部に形成されるバンプの
構造およびその形成方法に関する。
(従来の技術) 一般に、半導体素子をTAB用テープキャリアに実装す
るには、半導体素子の電極部またはテープキャリアのイ
ンナーリード先端部のいずれか一方に、バンプとなる突
起を形成する必要がある。半導体素子の電極部にバンプ
形成する方法には、例えば、アイビーエムジャーナル(
IBM Journal)第8巻(1964年)102
頁に記載のように電極部に直接バンプとなる突起をメツ
キ法により形成する方法や、エレクトロニック・パッケ
ージング・アンド・プロダクション(Electron
ic Packaging & Production
)、1984年12月号、33〜39頁に記載のように
エツチング技術を用いたペデスタル法、すなわちバンプ
を形成する部分をマスキングしておき、他のインナーリ
ード部分をハーフエツチングすることにより、30〜4
0pmの高さの突起を形成する方法がある。しかし、こ
れらの方法でバンプを形成するには、高価な露光装置や
メツキ装置などの設備が必要となるだけでなく、パター
ニングのためのりソゲラフイエ程やエツチング工程が必
要になるためバンプ形成工程も長くなる課題がある。
このため、特公昭64−10094号公報に記載のよう
に金型を用いた機械的なプレス成形加工技術を用いてイ
ンナーリード先端部にペデスタルを製作する方法が提案
されている。この方法は第4図(a)に示すように、下
型23ヘフイルム21とインナーリード14が一体とな
ったテープキャリア22を装着し、上方からインナーリ
ード14の幅よりも大きな凸部27を有する上型24を
降下させて、第4図(e)に示すようにインナーリード
14の先端部に四部28をプレス成形よって形成し、バ
ンプとなるペデスタル25をインナーリード先端部に形
成する方法である。なお、上型24の凸部27により押
圧されたインナーノード14の凹部28の材料の逃げの
ため、第4図(b)に示すように輻方向に切欠き26が
設けられている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、このようなプレス加工方法によりインナーリ
ード先端部に成形されたバンプつまりペデスタル25は
、中実構造であるため、半導体素子とバンプを熱圧着で
接合する工程において作用させる圧縮荷重に対して、は
ぼ剛体として作用する。このため個々のバンプの高さに
バラツキがあると、半導体素子とバンプを接合するとき
、すべてのバンプを均一に接合することができず、電気
的に接続不良が発生するという課題がある。接続不良を
発生させないためには、バンプの高さのバラツキを少な
くとも0.5pm以下とすることが必要であり、極めて
高精度にバンプを形成することが要求される。また、イ
ンナーリードの四部には、事前に切欠きを設ける加工を
行う必要がある等の課題もある。
本発明の目的はこのような従来の課題を解決し、バンプ
形成工程が簡単で、バンプ高さのバラツキが存在しても
十分な接合強度で、しかも信頼性高く半導体素子との接
合が達成できるインナーノードのバンプ構造およびその
形成方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明のTABインナーリードのバンプ構造は、前記バ
ンプが中空構造であり、かつ該中空構造バンプの内面に
、LSIチップと前記中空構造バンプとのボンディング
時の温度よりも融点が高い材料を埋め込んで構成される
本発明のTABインナーリードのバンプ形成方法は、イ
ンナーリード上に、LSIチップと前記中空構造バンプ
とのボンディング時の温度よりも融点が高い薄板状の材
料を配置し、ポンチとダイスを用いた機械的なプレス法
により、前記薄板状の材料を打ち抜くとともに、連続的
に前記インナーリードをプレス成形しバンプを形成して
構成される。
(作用) 本発明のバンプ構造は、第1図に示すようなインナーリ
ード14の幅よりも小さなドーム状に形成した中空構造
のバンプ15である。中空構造バンプではバンプ形成の
ための前加工が不要となりバンプ形成工程を大幅に簡略
化できる利点があり、しかも中実構造に比べ圧縮力に対
して変形し易いバンプ構造となるため、バンプの高さに
バラツキが存在しても熱圧着時の圧縮荷重によりバンプ
が塑性変形し、均一な高さにバンプ高さを矯正すること
ができる。
しかしその反面中空構造のバンプでは、僅かな圧縮荷重
でバンプが押し潰されてしまうため、熱圧着後に十分な
バンプ高さを確保することが困難であり、また、変形抵
抗が小さいため、熱圧着時にバンプとLSIチップ上の
電極部とを十分な圧力で密着させることができず、十分
な強度でボンディングすることが困難である課題があっ
た。そこで本発明のバンプ構造では、中空構造バンプ1
5の内面に熱圧着時の温度よりも融点が高いストッパー
材料16が埋め込まれている。このため第3図に示すよ
うに本発明の中空構造のバンプは、熱圧着時の圧縮荷重
によりまず中空バンプとして容易に塑性変形を開始する
が、ストッパー材料16がボンディングツール19に接
触すると、従来の中実構造のバンプと同様にほぼ剛体構
造のバンプとして作用するため、バンプ15とLSIチ
ップの電極18とを十分な圧力で密着させることが可能
となる。またバンプ高さは、ストッパ材料16の厚さを
変えることにより容易に調整でき、熱圧着後にも十分な
バンプ高かを確保することが可能となる。
上記のような構造の中空構造のバンプは、インナーリー
ド上にストッパー材料となる薄板状の材料を配置し、ポ
ンチとダイスを用いた機械的なプレス法により、前記薄
板状の材料を打ち抜くとともに、前記インナーリードを
プレス成形することにより、中空構造内面にストッパ材
料を埋め込むことができ、容易に形成することができる
(実施例) 以下本発明について図面を用いて詳細に説明する。第1
図は、本発明のインナーリードのバンプ構造の一実施例
を示す断面図、第2図(a)、(b)は、本発明のバン
プ形成方法の一実施例を工程順に示す断面図である。
まず第2図(a)に示すように、ダイス11上にインナ
ーリード14および板厚30μmのCu箔13を配置し
、ダイス11の中心軸と軸心を一致させてポンチ12を
固定した。ここで、ダイス穴17の直径は70pmであ
り、ポンチの直径は50pmとした。次いで第2図(b
)に示すようにポンチ12を徐々に下方に移動しインナ
ーリード14をプレス成形したところ、Cu箔13は打
ち抜かれ、インナーリード14上に第1図に示すような
ストッパー材料16が埋め込まれた中空構造のバンプ1
5を形成することができた。なお、打ち抜かれたCu箔
13がストッパー材料16として作用する。ここで、イ
ンナーリードは幅100νm、厚さ30pm、ピッチ2
00pmのCu箔にAuメツキをlpm施したものを用
いた。
形成された中空構造バンプ15の外径は70pm、内径
は50μmであり、バンプ高かは30±lpmであった
。また、中空構造バンプ15の断面観察を行ったところ
、バンプ内面に埋め込まれたストッパー材料16である
Cu箔13は、第1図に示すように僅かに深絞り加工さ
れたため、その厚さは25pmに減少した。
以上のようにして形成した中空バンプ15とLSIチッ
プ18のAI電極19とを第3図に示すように低温ボン
ディング法(素子加熱温度=275°C1加圧用ツール
20の温度:450°C1圧力ニ60gf/リード、1
秒)により接合した結果、強度的(引張り強度:60g
f/1リード)にも電気的にも良好な接続が達成され、
インナーリードのバンプとして十分に使用できることを
確認した。バンプ高さに±lpmのバラツキがあるにも
かかわらず良好な接続を達成できたのは、ストッパー材
料16が加圧用ツール20と接触するまでは、バンプが
中空構造として作用し容易に塑性変形を生じ、全てのバ
ンプを均一な高さに矯正できたためであり、ボンディン
グ後のバンプ高さが20pmと十分な高さを確保できた
のは、ストッパー材料16が加圧用ツール20と接触す
ると、バンプがほぼ剛体構造として作用したためである
最後に接合の信頼性を評価するために、半導体素子とイ
ンナーリードとの接合を行った後、120°C〜−40
°C(1サイクル/時間)の熱衝撃試験を500サイク
ルに行い、熱応力に対する強度試験を行なった。その結
果、本発明の一実施例によるバンプ構造では、接合不良
は全く生じないことを確認した。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のTABインナーリードの
バンプ構造では、バンプのバラツキが存在しても、バン
プと半導体素子の電極部とを均一に十分な接合強度でボ
ンディングでき、しかも接合後に熱応力や外力が作用し
ても接合不良が生じない信頼性の高い接合を実現できる
効果がある。
また本発明のTABインナーリードのバンプ形成方法で
は、中空構造のバンプの内面にストッパ材料を埋め込ん
だ中空構造のバンプを容易に形成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のインナーリードのバンプ構造を示す
断面図、第2図(a)、 (b)はそれぞれ本発明のバ
ンプ形成方法を工程順に示す概略図、第3図は、本発明
の一実施例で形成した中空構造のバンプとLSIチップ
のAI電極部とのボンディング時の状態を示す断面図、
第4図(a)〜(e)はそれぞれ従来の中実構造バンプ
の形成方法を示す、断面図、平面図、および側面図であ
る。 11・・・ダイス、12・・・ポンチ、13・・・Cu
箔、14・・・インナーリード、15・・・中空構造バ
ンプ、16・・・ストッパー材料、17・・・ダイス穴
、18・・・LSIチップ、19・・・AI電極、20
・・・加圧用ツール、21・・・フィルム、22・・・
テープキャリア、23・・・下型、24・・・上型、2
5・・・ペデスタル、26・・・切欠き、27・・・凸
部、28・・・凹部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、TAB用テープキャリアのインナーリード先端部近
    傍に形成するバンプの構造において、前記バンプが中空
    構造であり、かつ該中空構造バンプ内面に、LSIチッ
    プと前記中空構造バンプとのボンディング時の温度より
    も融点が高い材料を埋め込んだことを特徴とするTAB
    インナーリードのバンプ構造。 2.TAB用テープキャリアのインナーリード先端部近
    傍にバンプを形成する方法において、インナーリード上
    に、LSIチップと前記中空構造バンプとのボンディン
    グ時の温度よりも融点が高い薄板状の材料を配置し、ポ
    ンチとダイスを用いた機械的なプレス法により、前記薄
    板状の材料を打ち抜くとともに、連続的に前記インナー
    リードをプレス成形しバンプを形成することを特徴とす
    るTABインナーリードのバンプ形成方法。
JP4991190A 1989-04-27 1990-02-28 Tabインナーリードのバンプ構造およびその形成方法 Pending JPH03252148A (ja)

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JP4991190A JPH03252148A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 Tabインナーリードのバンプ構造およびその形成方法
US07/510,208 US5123163A (en) 1989-04-27 1990-04-17 Process and apparatus for forming bumps on film carrier

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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