JPH03251346A - 倣い制御装置 - Google Patents

倣い制御装置

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JPH03251346A
JPH03251346A JP4581990A JP4581990A JPH03251346A JP H03251346 A JPH03251346 A JP H03251346A JP 4581990 A JP4581990 A JP 4581990A JP 4581990 A JP4581990 A JP 4581990A JP H03251346 A JPH03251346 A JP H03251346A
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JP
Japan
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speed
stylus
model
friction
vector
Prior art date
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Pending
Application number
JP4581990A
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English (en)
Inventor
Kenji Tsumura
津村 憲治
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、デジタイザや倣い機械や倣い機能を有する三
次元測定機など、トレーサヘッドを倣いバスに沿いスキ
ャンしてモデル形状を倣う装置を制御する倣い制御装置
に関するものである。
〈従来の技術〉 第3図は従来の倣い制御装置を示す。同図に示すように
トレーサヘッド1は、スフ1′ラス2を有しており、ト
レーサヘッド1は、X軸モータ鳩、Y軸モータM、、Z
軸モータM2の駆動により、倣いパスに沿い移動してモ
デル3をスキャンする。スタイラス2はト1/−サヘッ
ド1に対し、X、Y、Z軸方向に変位できるようになっ
ている。モデル36.・スキャンしているときには、ト
レーサヘッド1に備えたスタイラス2のx、y、z軸方
向の変位量ε8.ε7.ε2を示す信号がトレーサヘッ
ド1から出力されるとともに、スケール4に接続された
機械位置検出器5から(よトレーサヘッド1の位置X、
Y、Zを示す位置信号が出力される。
変位量検出器6は、変位量ε8.ε7.ε2をベクトル
的に合成して検出変位量εを求める。
倣い条件設定器7て設定した基準変位量ε。と、検出変
位量εとの偏差変位Δεは、垂直方向速度演算器8及び
倣い方向速度演算器9に送られる。垂直方向速度演算器
8は垂直方向速度■8を求め、倣い方向速度演算器9は
倣い方向速度■。を求める。
送り制御器10ば、位置X、Y、Z、垂直方向速度vN
1倣い方向速度■□を基に、モータMx、 M、、 M
2を駆動する。かくて検出変位量εが基準変位量ε。と
等しくなるような、即ち偏差変位△εが零になるような
制御を行ないつつ、トレーサヘッド1が倣い送りされる
〈発明が解決しようとする課題〉 最近では、倣い速度が4000 mm/ minとなっ
ている高速倣いが実現されているが、更に倣い速度を高
速にする乙とが企画され研究が進んでいる。
倣い速度が遅いときには、スタイラス2とモデル3との
摩擦はほとんど問題とならず正確な倣いが実行できるが
、倣い速度が速くなると上記摩擦が原因となって、スタ
イラス2がモデル3から離れたり、逆に喰い込んだりす
る事態が生じることがある。このような事態が生じると
正確な倣いができず大きな問題であり、倣い速度を向上
させようとしたときの障害であった。
ここで摩擦による不具合の発生を、第4図(al (b
)を参照して説明する。摩擦の無い理想状態では、第4
図(alに示すように、検出変位量εはモデル面に対し
垂直となり、垂直方向速度vTは検出量εとは逆方向に
なり、倣い方向=3− 速度VTは検出変位量εに対し直角方向になり、合成速
度VはvTとvNをベクトル的に加算したものとなる。
ところがスタイラス2とモデル3との間で摩擦が生じる
と、第4図(blに示すように、摩擦により生じる摩擦
ベクトルε。の影響により検出変位量εが傾き、これに
併せて垂直方向速度vN、倣い方向速度■T、合成速度
Vも傾く。第4図(a)と第4図(blとを比べると判
るように、摩擦が生じろと合成速度Vの方向が変化して
しまう。このため、スタイラス2がモデル3から離れた
り喰い込んだりしてしまうのである。
本発明は、上記従来技術に鑑み、モデルとの間で大きな
摩擦が生じても、スタイラスにより正確な倣いのてきる
倣い制御装置を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決する本発明の構成は、 トレーサヘッドに対しスタイラスが三次元の各方向に移
動できるように取り付けられた前記トレーサヘッドを、
モータの駆動により移動させてモデルを倣わせる倣い制
御装置であって、 スタイラスの変位量とトレーサヘッドの位置からスタイ
ラスの位置を求めるとともに、スタイラスの位置を時間
微分することにより、スタイラスが接しているモデルの
傾斜を演算する手段と、 スタイラスの変位lとモデルの傾斜から、スタイラスと
モデルとの摩擦による作用がない状態下でのスタイラス
の変位量を求める手段と、 求めたスタイラスの変位量とあらかじめ設定した基準変
位量との差から垂直方向速度を求めるとともに、求めた
垂直方向速度と直交する方向を倣い方向速度の方向と定
め、垂直方向速度と倣い方向速度との合成速度でもって
トレーサヘッドを動かすようモータ駆動する手段と、 を備えたことを特徴とする。
く実 施 例〉 以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
なお従来技術と同一機能を果す部分には同一符号を付す
第1図は本発明の実施例を示し、第2図はスタイラスま
わりの作用状態を示している。
第1図に示すように、スタイラス2はモデル3に沿いス
キャンされ、トレーサヘッド1からは変位量ε8.ε7
.ε2を示す信号が出力され、変位量検出器6は検出変
位量εを出力する。検出変位量εは、第2図に示すよう
に、摩擦により生じた摩擦ベクトルε。を含むものであ
り、モデル面に対し垂直な方向から傾むいた方向のベク
トル量となる。一方、スケール4に接続された機械位置
検出器5は、トレーサヘッド1の位置X、Y、Zを示す
位置信号を出力する。
モデルデジタイズ器21は、トレーサヘッド1の位置(
x、y、z)と検出変位量εの各軸成分(ε8.ε7.
ε2)を加えることにより、スタイラス2の先端に形成
したスタイラス球2a(D中心位置p−(x’、 y’
、 z’) ヲ求める。つまり、 (X’ 、 Y’ 、 Z’ ) = (X+ε、、 
Y+ε、、、 Z+ε2)となる。
記憶N22は、微小時間Δtごとにスタイラス球2aの
中心位置p= (x’、 y’、 z’)を記憶する。
この記憶器22におけろ記憶量は一定であり、最新の中
心位置のデータが記憶されると、記憶されている中で最
先に記憶された中心位置のデータが消去されるようにな
っている。
モデル傾斜演算器23は、記憶器22に記憶されている
スタイラス球中心位置Pのうち、最新の位置P(t、)
から、前回の位置P(t、−1)を減算して傾斜ベクト
ルΔPを求める。つまり、 ΔP=P (t、) −P (t、、−1)という演算
をする。この場合、Δtは小さい7− ので傾斜ベクトルΔPは実質的に微分演算値となる。こ
のため、傾斜ベクトルΔPの方向は、スタイラス球2a
の移動方向、つまりモデル3の面と平行な方向となる(
第2図参照)。
このようにして求めた傾斜ベクトルΔPは時間Δtごと
に出力される。
摩擦補正器24は、傾斜ベクトルΔPを定数倍して摩擦
ベクトルε。を求める。っまりε =K・ΔP という演算をする。摩擦ベクトルε、の方向は、モデル
3の表面と平行な方向であるので、傾斜ヘクトルΔPQ
K倍することにより摩擦ベクトルε、を求めることがで
きるのである。
更に摩擦補正器24ば、検出変位量εと摩擦ベクトルε
、を用いて、補正変位量ε8を求める。補正変位量ε8
は、摩擦が生じなかった場合に検出される変位量であり
、モデル面に垂直となっている(第2図参照)。この補
正変位量ε9は、ベクトル的に、検出変位量εから摩擦
ベクトルε、を減算する乙とにより演算できる。
8 かかる演算を具体的に説明すると次のようになる。即ち
、傾斜ベクトルΔPの各軸成分を(△X、Δy、Δ2)
とするとε。−K・△Pより摩擦ベクトルε、の各軸成
分は(K・△X。
K・Δy、K・△Z)となる。また摩擦が生じなかった
場合に検出される変位量を補正変位量ε8としその成分
を(ε、  εア  ε ′)とすると、ベクトル的に ε=ε +ε、  となる。
従って ε9=ε−ε、より ε X  = ε x −K  −ΔXεy =εy−
に舎Δy ε Z   = ε z−K  参 Δ Zとなる。こ
こでε8とε。は垂直であるので、その内積は0となる
。すなわち εX′・K・Δχ十εy′ ・K・Δy+εZ −K・
Δz = 0(c x−に’△x)・△x+(εy−に
Δy)・△y+(εz−K・Δz)−△z−0これより となり、定数Kが算出できる。その結果、補正変位量ε
4.が求められた。
できる。このような演算は、摩擦ベクトルε、に対し補
正変位量ε9が直角になるという知見を基にして実行し
ているのである。
垂直方向速度演算器8は、補正変位量εが、倣い条件設
定器7で設定した基準変位量ε。と等しくなるような垂
直方向速度VNを求める。
垂直方向速度vNは、補正変位量ε8の方向に対し逆方
向であり、モデル面に対し直角となっている。
倣い方向速度演算器26は、倣い条件設定器7で設定さ
れる倣い方向速度V、の方向を、垂直方向速度vNに対
し直交する方向に定め、このように方向を決めた倣い方
向速度V□を出力する。
送り制御N10ば、垂直方向速度演算器25から送られ
てくる垂直方向速度VNと、倣い方向速度演算器26か
ら送られてくる倣い方向速度V□と、機械位置検出器5
から送られてくるトレーサヘッド1の位置x、y、zを
基にモータMx2MY2M2 を駆動する。このためス
タイラス2は速度vTと速度vNとをベクトル的に加算
した合成速度Vでもって移動させられ、かつ、補正変位
量ε、が基準変位量ε。
と等しくなるような制御を行ないつつ、トレーサヘッド
1が倣い送りされる。
このように摩擦に起因する摩擦ベクトルεの影響を除い
た補正変位量ε8を基に、垂直方向速度vNひいては倣
い方向速度vTを求めているので、合成速度■は、摩擦
のない理想状態におけるそれと同じになり、スタイラス
2がモデル3から離れたり、逆に喰い込むことはない。
〈発明の効果〉 以上実施例とともに具体的に説明したように本発明によ
れば、検出変位量から摩擦による影響を除いて補正変位
量を求め、この補正変位量を基に垂直方向速度の方向及
び大きさ並びに倣い方向速度の方向を決めているため、
11 スタイラスの合成速度の方向は、摩擦の無い理想状態の
ときと同じになる。かくてスタイラスの離れや喰い込み
が生しることなく正確な倣いが実行できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は本
発明におけるスタイラスまわりの作用状態を示すベクト
ル図、第3図は従来技術を示すブロック図、第4図は従
来技術におけるスタイラスまわりの作用状態を示すベク
トル図である。 図 面 中、 1はトレーサヘッド為 2はスタイラス、 2aはスタイラス球、 4はスケール、 5は機械位置検出器、 6は変位量検出器、 7は倣い条件設定器、 10は送り制御器、 12 21はモデルデジタイズ器、 22は記憶器、 23はモデル傾斜演算器、 24は摩擦補正器、 25は垂直方向速度演算器、 26は倣い方向速度演算器、 Mx、MY、M2はモータである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 トレーサヘッドに対しスタイラスが三次元の各方向に移
    動できるように取り付けられた前記トレーサヘッドを、
    モータの駆動により移動させてモデルを倣わせる倣い制
    御装置であって、スタイラスの変位量とトレーサヘッド
    の位置からスタイラスの位置を求めるとともに、スタイ
    ラスの位置を時間微分することにより、スタイラスが接
    しているモデルの傾斜を演算する手段と、 スタイラスの変位量とモデルの傾斜から、スタイラスと
    モデルとの摩擦による作用がない状態下でのスタイラス
    の変位量を求める手段と、求めたスタイラスの変位量と
    あらかじめ設定した基準変位量との差から垂直方向速度
    を求めるとともに、求めた垂直方向速度と直交する方向
    を倣い方向速度の方向と定め、垂直方向速度と倣い方向
    速度との合成速度でもってトレーサヘッドを動かすよう
    モータ駆動する手段と、を備えたことを特徴とする倣い
    制御装置。
JP4581990A 1990-02-28 1990-02-28 倣い制御装置 Pending JPH03251346A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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