JPH03245505A - 直流電磁石 - Google Patents
直流電磁石Info
- Publication number
- JPH03245505A JPH03245505A JP4127290A JP4127290A JPH03245505A JP H03245505 A JPH03245505 A JP H03245505A JP 4127290 A JP4127290 A JP 4127290A JP 4127290 A JP4127290 A JP 4127290A JP H03245505 A JPH03245505 A JP H03245505A
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- Japan
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- magnet frame
- armature
- electromagnet
- eddy current
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- Pending
Links
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- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 8
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 8
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は急速励消磁される直流電磁石の改良に関する。
(従来の技術)
電磁石には種々の形式があり、その用途に適した形式が
採用されている。第4図は従来の直流電磁石の一例を示
す断面図である。第4図において、直流電磁石は励磁コ
イル1を収納し、かつ、磁気回路を形成する磁性材ブロ
ックからなるマグネットフレーム2と、このマグネット
フレーム2と空隙3を隔てて設置され、磁性材ブロック
から成り、励磁コイル1付勢時にはマグネットフレーム
2に吸収されるアーマチュア4と、吸収時の空隙3の最
小限寸法を保持する非磁性材から成る空隙保持板5と、
励磁コイル1消勢時にはアーマチュア4を復帰させる復
帰用スプリング6等で構成されている。
採用されている。第4図は従来の直流電磁石の一例を示
す断面図である。第4図において、直流電磁石は励磁コ
イル1を収納し、かつ、磁気回路を形成する磁性材ブロ
ックからなるマグネットフレーム2と、このマグネット
フレーム2と空隙3を隔てて設置され、磁性材ブロック
から成り、励磁コイル1付勢時にはマグネットフレーム
2に吸収されるアーマチュア4と、吸収時の空隙3の最
小限寸法を保持する非磁性材から成る空隙保持板5と、
励磁コイル1消勢時にはアーマチュア4を復帰させる復
帰用スプリング6等で構成されている。
この様に構成された電磁石では、励磁コイル1を直流で
付勢することにより、破線12で示すような磁束を生じ
、マグネットフレーム2とアーマチュア4間に吸引力を
生じてアーマチュア4を引寄せる。次に励磁コイル1を
消勢すると復帰スプリング6の復元力によってアーマチ
ュア4マグネツトフレーム2から離脱する。
付勢することにより、破線12で示すような磁束を生じ
、マグネットフレーム2とアーマチュア4間に吸引力を
生じてアーマチュア4を引寄せる。次に励磁コイル1を
消勢すると復帰スプリング6の復元力によってアーマチ
ュア4マグネツトフレーム2から離脱する。
(発明が解決しようとする課題)
この様にマグネットフレーム2やアーマチュア4が磁性
材ブロックからなる直流電磁石では。
材ブロックからなる直流電磁石では。
応答性とくに離脱時間の短縮を要求される場合に問題が
あった。すなわち、励磁コイル1を消勢した場合にはマ
グネットフレーム2やアーマチュア4が磁性材ブロック
で形成されているため、ブロック内に大きな渦電流を生
じて磁束の減少を妨げるため応答性が悪くなる欠点があ
った。また渦電流を小さくするためにマグネットフレー
ム2やアーマチュア4を積層鉄心にする事も考えられる
が構造が複雑でかつ製作費が高くなる。
あった。すなわち、励磁コイル1を消勢した場合にはマ
グネットフレーム2やアーマチュア4が磁性材ブロック
で形成されているため、ブロック内に大きな渦電流を生
じて磁束の減少を妨げるため応答性が悪くなる欠点があ
った。また渦電流を小さくするためにマグネットフレー
ム2やアーマチュア4を積層鉄心にする事も考えられる
が構造が複雑でかつ製作費が高くなる。
本発明は上記事情に基づいてなされたものでその目的は
、構造が簡単で、かつ応答性の優れた直流電磁石を提供
することにある。
、構造が簡単で、かつ応答性の優れた直流電磁石を提供
することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明では、前記目的を達成するために、マグネットフ
レームとアーマチュアを複数個の放射状ブロックで構成
したものである。
レームとアーマチュアを複数個の放射状ブロックで構成
したものである。
(作 用)
前記の様に放射状ブロックに分割した事により、磁束の
方向に対して直角な方向の電気抵抗が大となることから
、渦電流が小さくなるので、速やかに磁束が消滅する。
方向に対して直角な方向の電気抵抗が大となることから
、渦電流が小さくなるので、速やかに磁束が消滅する。
したがって応答性が良好になる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例について、第1図と第2図を参
照して説明する。第2図はマグネットフレーム2を示す
図で7は放射状ブーロックで、複数個の放射状ブロック
7は絶縁板8を介して接続板9に締結ボルト10で取り
・つけられ、マグネットフレーム2を構成している。放
射状ブロック7.12は励磁コイル1を収納するための
溝7aが設けられている。尚アーマチュア4も溝7aが
無い他は同構造である。
照して説明する。第2図はマグネットフレーム2を示す
図で7は放射状ブーロックで、複数個の放射状ブロック
7は絶縁板8を介して接続板9に締結ボルト10で取り
・つけられ、マグネットフレーム2を構成している。放
射状ブロック7.12は励磁コイル1を収納するための
溝7aが設けられている。尚アーマチュア4も溝7aが
無い他は同構造である。
第1図は前記の様に構成されたマグネットフレーム2お
よびアーマチュア4を用いた組立断面図で、マグネット
フレーム2に励磁コイル1が収納され、空隙保持板5お
よび復帰用スプリング6等での構成は従来例と同様であ
る。
よびアーマチュア4を用いた組立断面図で、マグネット
フレーム2に励磁コイル1が収納され、空隙保持板5お
よび復帰用スプリング6等での構成は従来例と同様であ
る。
次にこの構成による作用について説明する。励磁コイル
1の励磁電流を断って、いわゆる消勢する事により電圧
が取去られるが、電磁石に蓄えられた電磁エネルギーが
電流として回路に現われる。
1の励磁電流を断って、いわゆる消勢する事により電圧
が取去られるが、電磁石に蓄えられた電磁エネルギーが
電流として回路に現われる。
この過疲電流が励磁コイルlの自己インダクタンスLと
抵抗Rにより、時定数L/Rで減衰したとしても、マグ
ネットフレーム2中に磁束の減少を妨げる方向に渦電流
を生じる。しかし、マグネットフレーム2およびアーマ
チュア4は放射状ブロック7で分割されているため、円
筒状の従来品に比して渦電流を格段に小さくできる。
抵抗Rにより、時定数L/Rで減衰したとしても、マグ
ネットフレーム2中に磁束の減少を妨げる方向に渦電流
を生じる。しかし、マグネットフレーム2およびアーマ
チュア4は放射状ブロック7で分割されているため、円
筒状の従来品に比して渦電流を格段に小さくできる。
したがって、磁束の消滅が速くなり、応答性が良好にな
る。
る。
第3図は他の実施例を示すもので、マグネットフレーム
2およびアーマチュア4に複数本の放射状スリット11
を設けて分割したもので、同様の効果を得る事が出来る
。
2およびアーマチュア4に複数本の放射状スリット11
を設けて分割したもので、同様の効果を得る事が出来る
。
尚、本発明は励磁コイル1消勢の際にマグネットフレー
ム2、又はアーマチュア4の磁性材ブロックに生じる渦
電流を小さくすれば良いのだから、磁束方向に対して直
角な方向に電気抵抗が大になるような構造とすればよく
、従って分割部やスリットに積層鉄心を挿入したり、絶
縁物を挿入する等しても良い等、上記し、かつ図面に示
した実施例のみに限定されるものではなく、その要旨を
変更しない範囲で、種々変形して実施できる事は勿論で
ある。
ム2、又はアーマチュア4の磁性材ブロックに生じる渦
電流を小さくすれば良いのだから、磁束方向に対して直
角な方向に電気抵抗が大になるような構造とすればよく
、従って分割部やスリットに積層鉄心を挿入したり、絶
縁物を挿入する等しても良い等、上記し、かつ図面に示
した実施例のみに限定されるものではなく、その要旨を
変更しない範囲で、種々変形して実施できる事は勿論で
ある。
以上説明したように、本発明によれば、励磁コイル消勢
時にマグネットフレームやアーマチュアに生じる渦電流
を小さく抑える事が出来るので、構造が簡単でかつ応答
性の優れた直流電磁石を提供できる。
時にマグネットフレームやアーマチュアに生じる渦電流
を小さく抑える事が出来るので、構造が簡単でかつ応答
性の優れた直流電磁石を提供できる。
第1は本発明の直流電磁石の一実施例を示す八
断面斜視図、第2図は上記実施例で用いるマグネットフ
レームの断面斜視図、第3図は他の実施例の直流電磁石
の断面斜視図、第4図は従来の直流電磁石を示す断面図
である。
レームの断面斜視図、第3図は他の実施例の直流電磁石
の断面斜視図、第4図は従来の直流電磁石を示す断面図
である。
Claims (3)
- (1)励磁コイルと、この励磁コイルを収納した磁性材
ブロックからなるマグネットフレームと、励磁コイル通
電時マグネットフレームに空隙を隔てて吸引されるアー
マチュアとを備えた直流電磁石において、マグネットフ
レームとアーマチュアを複数個の放射状ブロックで構成
した事を特徴とする直流電磁石。 - (2)複数個の放射状ブロックの反空隙面側を絶縁板を
介して連結板で接続した事を特徴とする請求項(1)記
載の直流電磁石。 - (3)放射状ブロックの相互間にスリットを設けた事を
特徴とする請求項(1)記載の直流電磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4127290A JPH03245505A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 直流電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4127290A JPH03245505A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 直流電磁石 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03245505A true JPH03245505A (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=12603806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4127290A Pending JPH03245505A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 直流電磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03245505A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005150308A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Toyota Motor Corp | 磁心 |
-
1990
- 1990-02-23 JP JP4127290A patent/JPH03245505A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005150308A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Toyota Motor Corp | 磁心 |
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