JPH0324419Y2 - - Google Patents

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JPH0324419Y2
JPH0324419Y2 JP1984102667U JP10266784U JPH0324419Y2 JP H0324419 Y2 JPH0324419 Y2 JP H0324419Y2 JP 1984102667 U JP1984102667 U JP 1984102667U JP 10266784 U JP10266784 U JP 10266784U JP H0324419 Y2 JPH0324419 Y2 JP H0324419Y2
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JP
Japan
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fuel
engine
fuel tank
fuel filter
pipe
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JP1984102667U
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JPS6117477U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば農用トラクタ等の走行車輌に
おける燃料フイルタのエアー抜き構造に関する。
(従来技術) 従来のトラクタの燃料供給系統は、燃料タンク
を車体後上部に配置し、燃料フイルタをエンジン
後方の熱風遮蔽板に取付け、エアー抜きパイプを
燃料フイルタから燃料タンク上部へ延設されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 前記燃料フイルタは燃料タンク底部よりも高い
位置にあり、また、燃料タンクまでの距離が長い
ため、完全なエアー抜きが困難であつた。また、
燃料フイルタがボンネツト内にあるためエレメン
トを洗浄のため着脱するのが煩雑であつた。
(問題を解決するための手段) 本考案は、このような従来技術の問題点に鑑
み、燃料フイルタを前車軸フレームに取付けて燃
料タンク底部よりも下方位置に配置し、且つエア
ー抜きパイプを燃料タンクよりも高いボンネツト
天板近傍まで延設することにより、より完全なエ
アー抜きができ、且つ燃料フイルタの点検又はエ
レメントの着脱も容易になる走行車輌の燃料フイ
ルタのエアー抜き構造を提供することを目的とす
る。
この目的を達成するための本考案の特徴とする
ところは、エンジン2及びミツシヨンケース3を
直結して車体4を形成し、エンジン2から前方へ
前車軸フレーム5を突設し、エンジン2の周囲を
ボンネツト6で覆い、車体4の後部に燃料タンク
18を配置し、この燃料タンク18とエンジン2
のインジエクシヨンポンプ25との間にパイプを
介して燃料フイルタ19を接続し、この燃料フイ
ルタ19にエアー抜きパイプ26を接続した走行
車輌において、 前記燃料フイルタ19を燃料タンク18よりも
下方位置で前車軸フレーム5に取付け、エアー抜
きパイプ26を燃料タンク18よりも上方のボン
ネツト天板8近傍まで延接した点にある。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1,2図において、トラクタ1はエンジン2
クラツチハウジング及びミツシヨンケース3を直
結して車体4が形成されており、エンジン2から
前方へ前車軸フレーム5が突設され、エンジン2
の周囲をボンネツト6で覆つている。
ボンネツト6は左右側板7、天板8及び前面グ
リル9等を有し、その後方には操作パネル10が
配置されている。エンジン2の後方で操作パネル
10の前部には、エンジン2の熱風をオペレータ
側にいかせないための熱風遮蔽板11が車体4に
対して固定されている。
車体4の後上部はフロアシートで覆われてお
り、その上部に座席12が設けられ、その左右に
1対のフエンダ13が固定されている。14は前
輪、15は後輪を示している。
18は車体4の後上部に配置されている燃料タ
ンクで、フロアシート及び左右フエンダ13によ
つて支持されており、19は前車軸フレーム5の
右側面にブラケツト20を介して取付けられた燃
料フイルタで、前記燃料タンク18の底部より下
方に位置し、且つ燃料タンク18底部とパイプ2
1,22を介して接続されている。
前記パイプ22は燃料フイルタ19の吸入口A
に接続され、排出口Bにはパイプ23が接続され
ている。24は燃料ポンプで、パイプ23を介し
て燃料フイルタ19及びエンジン2のインジエク
シヨンポンプ25と接続され、燃料フイルタ19
側から燃料を吸引してインジエクシヨンポンプ2
5へ供給している。
前記燃料フイルタ19には更に燃料供給系統の
エアーを抜くエアー抜き口Cが設けられていて、
このエアー抜き口Cに接続されたパイプ26は熱
風遮蔽板11に沿つて上昇して天板8近傍まで延
設され、天板8近傍でU字形に折曲されて、先端
がエンジン2下部に達している。このエアー抜き
パイプ26は天板8近傍位置にコツク27が設け
られており、熱風遮蔽板11から前方突設したブ
ラケツト28でコツク27又はパイプ中途部を支
持している。
前記燃料フイルタ19を組立てたとき、又はエ
レメント29の洗浄をしたときのエアー抜き動作
は、コツク27を開放にし且つフイルタハンドル
30を回して燃料タンク18内の燃料を燃料フイ
ルタ19内に自然流入させる。これにより燃料フ
イルタ19内のエアーは燃料によつてエアー抜き
パイプ26から押出される。エアー抜きパイプ2
6内では燃料タンク18の燃料レベルと同一高さ
まで入り、コツク27を閉鎖するとそのレベルが
維持される。
(考案の効果) 以上詳述した本考案によれば、燃料タンク18
とインジエクシヨンポンプ25との間でそれらと
パイプを介して接続された燃料フイルタ19に、
燃料タンクよりも上方のボンネツト天板8近傍ま
で延設したエアー抜きパイプ26を接続している
ので、燃料供給系統のエアーを簡単な構成で抜く
ことができ、燃料フイルタ19は燃料タンク18
よりも下方位置で前車軸フレーム5に取付けられ
ているので、燃料が少なくともエアー抜きがで
き、燃料フイルタ19はボンネツト6の外側から
は点検し易く、エレメントの着脱も容易であり、
そのような補修点検をしたときに燃料フイルタ1
9にエアーが入つても、そのエアーを簡単且つ略
完全に抜くことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は
燃料供給系統の全体斜視図、第2図は同じく燃料
供給系統の一部断面説明図である。 1…トラクタ、2…エンジン、3…ミツシヨン
ケース、4…車体、5…前車軸フレーム、8…天
板、18…燃料タンク、19…燃料フイルタ、2
1,22,23…パイプ、24…燃料ポンプ、2
6…エアー抜きパイプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン2及びミツシヨンケース3を直結して
    車体4を形成し、エンジン2から前方へ前車軸フ
    レーム5を突設し、エンジン2の周囲をボンネツ
    ト6で覆い、車体4の後部に燃料タンク18を配
    置し、この燃料タンク18とエンジン2のインジ
    エクシヨンポンプ25との間にパイプを介して燃
    料フイルタ19を接続し、この燃料フイルタ19
    にエアー抜きパイプ26を接続した走行車輌にお
    いて、 前記燃料フイルタ19を燃料タンク18よりも
    下方位置で前車軸フレーム5に取付け、エアー抜
    きパイプ26を燃料タンク18よりも上方のボン
    ネツト天板8近傍まで延接したことを特徴とする
    走行車輌の燃料フイルタのエアー抜き構造。
JP10266784U 1984-07-06 1984-07-06 走行車輛の燃料フイルタのエア−抜き構造 Granted JPS6117477U (ja)

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JP10266784U JPS6117477U (ja) 1984-07-06 1984-07-06 走行車輛の燃料フイルタのエア−抜き構造

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JP10266784U JPS6117477U (ja) 1984-07-06 1984-07-06 走行車輛の燃料フイルタのエア−抜き構造

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Publication Number Publication Date
JPS6117477U JPS6117477U (ja) 1986-01-31
JPH0324419Y2 true JPH0324419Y2 (ja) 1991-05-28

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JP10266784U Granted JPS6117477U (ja) 1984-07-06 1984-07-06 走行車輛の燃料フイルタのエア−抜き構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0512528Y2 (ja) * 1987-09-08 1993-03-31
JP4739610B2 (ja) * 2001-09-07 2011-08-03 ヤンマー株式会社 移動農機
JP2022079943A (ja) * 2020-11-17 2022-05-27 ヤンマーホールディングス株式会社 トラクタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5248972U (ja) * 1975-10-01 1977-04-07

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JPS6117477U (ja) 1986-01-31

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