JPH03243176A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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Publication number
JPH03243176A
JPH03243176A JP2035673A JP3567390A JPH03243176A JP H03243176 A JPH03243176 A JP H03243176A JP 2035673 A JP2035673 A JP 2035673A JP 3567390 A JP3567390 A JP 3567390A JP H03243176 A JPH03243176 A JP H03243176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrator
ultrasonic motor
contact
amplitude
excited
Prior art date
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Pending
Application number
JP2035673A
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English (en)
Inventor
Naoto Iwao
直人 岩尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、超音波振動子に可動子を当接して、該超音波
振動子と該可動子とを相対移動させる超音波モータに関
するものである。さらに詳しくは、超音波モータの振動
子と可動子の接触面の精度に関するものである。
[従来技術] 超音波モータは、略楕円状の超音波振動を発生する振動
子に可動子を当接させ、両者間の摩擦力により両者を相
対移動させるものである。
超音波モータの振動子の振動振幅は、最大でも数μm程
度と非常に小さいので、従来から振動子と可動子の接触
面の表面粗さをそれ以下にする事が考えられていた。こ
れは接触面の表面粗さが、振動振幅よりも大きいと、接
触面が片当りするため安定な動作が期待できないからで
ある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、超音波モータの振動子と可動子の接触面
の表面粗さだけを振動振幅より小さくしても、該接触面
の平面度か振動振幅以下でなければ、該接触面のうねり
により前記振動子と前記可動子が片あたりする等の問題
が生じる。その結果、前記超音波モータは、安定な動作
が得られず、また、効率が悪いなどの問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決する為になされたもの
であり、超音波モータの振動子と可動子との接触面の平
面度を良くすることにより該振動子と該可動子の接触状
態を改良して、超音波モー夕の動作を容易に安定化し、
さらに該超音波モータの効率を大幅に向上させることを
目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明の超音波モータは、略
楕円振動が励起される振動子と、該振動子に当接され該
振動子と相対移動する可動子とを有する超音波モータに
於て、前記振動子に励起される超音波振動の振動振幅の
大きさが前記振動子と前記可動子の各接触面の平面度の
大きさよりも大きくないことを特徴とする。
このとき、前記振動子の前記可動子との接触面の平面度
か、少なくとも該振動子が前記可動子と同時に接触する
領域と略等しい領域にわたって上記条件を満たせばよい
あるいは、前記可動子の前記振動子との接触面の平面度
が、該可動子が前記振動子と同時に接触する領域と少な
くとも略等しい領域にわたって、上記条件を満たせばよ
い。
[作用] 上記の構成を有する本発明の超音波モータは、振動子上
に励起される略楕円振動により、該振動子に当接された
可動子が前記振動子に対し相対移動する。その際、前記
振動子と前記可動子との接触面の平面度は、前記振動子
の超音波振動の振動振幅の大きさより大きくないので、
前記振動子と前記可動子が片あたりすることなく接触す
る。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の第1の実施例の円板状進行波型超音波
モータの概略斜視図である。まず第1図を参照して第1
の実施例の超音波モータの構成及び作用を説明する。回
転型超音波モータ10は、振動子11、該振動子11に
当接されたロータ13よりなる。前記振動子11は、円
板形状の第工及び第2圧電体14 aSl 4 b、弾
性体15より戊る。前記第1圧電体14a及び前記第2
圧電体14bは例えば中心角45°毎に隣り合う領域で
分極方向か逆になるように分極されている(図中では分
極方向を十及び−で表わしている)。前記第1圧電体1
4aあるいは前記第2圧電体14bの最小振幅位置は、
各々相隣合う前記領域同士の境界位置近傍となり、最大
位置は前記領域の中心近傍位置となる。そして、前記同
圧電体14a114bは、第1圧電体14aの最大振幅
位置と第2圧電体14bの最小振幅位置が重なるように
図中に示すように配置されている。また、各圧電体を図
における上下方向より挟むように公知の電極か配置され
る。このように配置された第1圧電体14aの上部には
、前記電極としての機能を兼ねた金属より成る円板状弾
性体15か配置され、該弾性体15には振動伝達部材で
ある環状の突起16が形成されている。前記弾性体15
は、前記第1圧電体14a及び前記第2圧電体14bに
所定の周波数の電気信号を印加すると、前記突起16上
に、略楕円振動の進行波が励起されるように形状寸法が
調整されている。前記ロータ13は、接触部17で前記
突起16に当接されていて、該突起16上に励起される
略楕円振動により回転するように構成されている。ここ
で、前記突起16の前記接触部17との接触面19aと
、前記接触部17の前記突起16との接触面19bは、
各々その平面度が前記突起16上に励振される略楕円振
動の振幅より大きくならないように、例えば前記突起1
6上に励振される略楕円振動の振幅が2μmの時、例え
ば1μmになるように、加工されている。それ故、前記
突起16と前記接触部17は、各々の接触面19a及び
19bに於て、該接触面19 a、 19 bの全面に
わたり均一に当接されることが可能となる。上述のよう
に、前記振動子上1と前記ロータ13が前記接触面19
 a、 19 bの全面で均一に当接されれば、前記超
音波モータ10の動作が安定になる。
次に、第2図を参照して本発明の第2の実施例の進行波
型リニア超音波モータの構成及び作用を説明する。この
リニア超音波モータ20は振動子21、該振動子21に
当接された可動子23よりなる。前記振動子21は、第
1圧電体24a、第2圧電体24b、弾性体25及び前
記第1の実施例と同様の公知の電極より戊る。前記第1
及び第2圧電体24a、24bは第2図に示されるよう
に、隣合う領域で分極方向か逆になるように分極されて
いる。そして前述の回転型超音波モータ10の場合と同
様に、前記第1圧電体24aの最大振幅位置と前記第2
圧電体24bの最小振幅位置が重なるように配置されて
いる。このように配置された第1圧電体24aの上部に
は、金属より戊る弾性体25か配置され、該弾性体25
には振動伝達部材である閉ループ構造を有するレール2
6か形成されている。前記弾性体25は、前記第1圧電
体24a及び前記第2圧電体24bに所定の周波数の電
気信号を印加すると、前記レール26上に、略楕円振動
が励起されるように形状寸法か調整されている。前記可
動子23は、接触部27で前記レール26に当接され、
該レール26上に励起される略楕円振動により該レール
26に沿って移動するように構成されている。ここで、
前記接触部27の前記レール26との接触面29bは、
その平面度か前記レール26上に励振される略楕円振動
の振幅より大きくならないようにしている。
また、前記レール26の前記接触部27との接触面29
aは、少なくとも前記可動子23の長さと略等しい範囲
にわたって、その平面度が前記レール26上に励振され
る略楕円振動の振幅より大きくならないようにしている
。すなわち例えば前記レール26上に励振される略楕円
振動の振幅が2μmの時、各接触面の平面度が、例えば
1μmになるように、加工されている。それ故、前記レ
ール26と前記接触部27は、各々の接触面29a及び
29bに於て、該接触面29a、29bの全面にわたり
均一に当接されることが可能となる。
上述のように、前記振動子21と前記可動子23が前記
接触面29a、29bの全面で均一に当接されれば、前
記超音波モータ20の動作が安定になる。
さらに、第3図を参照して本発明の第3の実施例の円板
状定在波型超音波モータの構成及び作用を説明する。回
転型超音波モータ30は、振動子31、該振動子31に
当接されたロータ33より成る。前記振動子31は、円
板形状を有する弾性体34、該弾性体34に周方向せん
断振動を励振する第工圧電体35a1前記弾性体34に
軸方向曲げ振動を励振する第2圧電体35bよりなる。
ここで、前記弾性体34は、所定の周波数に於て、その
周方向せん断振動と軸方向曲げ振動の共振周波数が略一
致するように形状寸法が調整されている。それ故、前記
第1圧電体35aと前記第2圧電体35bに前記所定の
周波数の電気信号を印加すると、前記弾性体34には略
楕円振動が励起される。上述のように構成された振動子
30の弾性体34の接触面36aに、前記ロータ33の
接触部37の接触面36bを当接すれば、前記略楕円振
動によりロータ33が回転する。この時、前記弾性体3
4の接触面36aと前記ロータ33の接触面36bの平
面度が、前記第1圧電体35aにより前記弾性体34上
に励振される前記軸方向曲げ振動の振動振幅より大きく
ないようにする。例えば前記弾性体34上に励振される
前記曲げ振動の振幅が2μmの時、例えば1μmになる
ように、加工すると、前記弾性体34と前記ロータ33
は、各々の接触面36a及び36bに於て、該接触面3
6a、36bの全面にわたり均一に当接されることが可
能となる。上述のように、前記振動子31と前記ロータ
33が前記接触面36a、36bの全面で均一に当接さ
れれば、前記超音波モータ30の動作が安定になる。
さらに、第4図を参照して本発明の第4の実施例の定在
波型リニア超音波モータの構成と作用を説明する。リニ
ア超音波モータ40は、振動子41、該振動子41に当
接され該振動子41と相対移動するレール43より戊る
。前記振動子41は、矩形平板形状を有する弾性体44
、該弾性体44に厚さ方向曲げ振動を励振する第1圧電
体45a1前記弾性体に長さ方向伸縮振動を励振する第
2圧電体45bよりなる。前記弾性体44は、所定の周
波数fにおいてその厚さ方向に両端自由2次モードで曲
げ振動し、且つ同一の周波数fにおいて長さ方向に両端
1次モードで縦振動するように形状寸法を調節されてい
る。前記第1圧電体45aに周波数fの交流電圧を印加
して振動させると、前記弾性体44は曲げ振動2次モー
ドで振動し、さらに前記第2圧電体45bに周波数fの
交流電圧を印加して振動させると、前記弾性体44は縦
振動1次モードで振動する。そのため前記弾性体44の
所定の位置には各振動が合成され略楕円運動振動が励振
される。上述のように構成された振動子41の駆動部4
6の接触面47aに、前記レール43の接触面47bを
当接すると前記略楕円振動により前記振動子41と前記
レール43は相対移動する。この時、前記駆動部46の
接触面47aと前記レール43の接触面47bの平面度
が、前記第1圧電体45aにより前記弾性体44上に励
振される前記厚さ方向曲げ振動の振動振幅より大きくな
いようにする。また、前記レール43の前記接触面47
bは、少なくとも前記振動子4工の長さと略等しい範囲
にわたって、その平面度が前記弾性体44上に励振され
る厚さ方向曲げ振動の振幅より大きくならないようにす
る。例えば前記弾性体44上に励振される前記曲げ振動
の振幅か2μmの時、例えば1μmになるように加工す
る。すると前記弾性体44の駆動部46と前記レール4
3は、各々の接触面47a及び47bに於て、該接触面
47a、47bの全面にわたり均一に当接されることが
可能となる。上述のように、前記振動子41と前記レー
ル43が前記接触面47a、47bの全面で均一に当接
されれば、前記超音波モータ40の動作が安定になる。
尚、本実施例では、上述の4種類の超音波モータを例示
したが、超音波振動が励振される弾性体と該弾性体に当
接した可動子を有するものであれば、同様の効果が得ら
れることは言うまでもない。
また、上記実施例では、振動子に略楕円振動を励振する
素子として圧電体を使用したが、これに限定されるもの
ではなく、電気エネルギーを機械エネルギーに変換でき
るその他の素子、例えば電歪素子、磁歪素子等を用いて
もよい。
その他車発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可
能である。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、超音波モータの振動子と可動子の接触面の平面度を向
上させたので、前記振動子と前記可動子の接触状態が均
一となり、前記超音波モータの動作を容易に安定化する
ことが可能となり、その結果、該超音波モータの効率を
大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は、本発明の第1の実施例の円板状進
行波型超音波モータの概略斜視図であり、第2図は、本
発明の第2の実施例の進行波型リニア超音波モータの概
略斜視図であり、第3図は、本発明の第3の実施例の円
板状定在波型超音波モータの概略斜視図であり、第4図
は、本発明の第4の実施例の定在波型リニア超音波モー
タの概略斜視図である。 図中、10,20,30,40は超音波モータ、11.
21.31.41は振動子、13.23は可動子、33
は可動子であるロータ、43は可動子であるレール、1
9a、19b、29a、29b、36a、36b、47
a、47bは接触面である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、略楕円振動が励起される振動子と、 該振動子に当接され該振動子と相対移動する可動子とを
    有する超音波モータに於て、 前記振動子に励起される超音波振動の振動振幅の大きさ
    が前記振動子と前記可動子の各接触面の平面度の大きさ
    よりも大きくないことを特徴とする超音波モータ。
JP2035673A 1990-02-19 1990-02-19 超音波モータ Pending JPH03243176A (ja)

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JP2035673A JPH03243176A (ja) 1990-02-19 1990-02-19 超音波モータ

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JP2035673A JPH03243176A (ja) 1990-02-19 1990-02-19 超音波モータ

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