JPH0323735Y2 - - Google Patents

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JPH0323735Y2
JPH0323735Y2 JP16432384U JP16432384U JPH0323735Y2 JP H0323735 Y2 JPH0323735 Y2 JP H0323735Y2 JP 16432384 U JP16432384 U JP 16432384U JP 16432384 U JP16432384 U JP 16432384U JP H0323735 Y2 JPH0323735 Y2 JP H0323735Y2
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JP
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white peak
contrast
circuit
brightness
average
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JP16432384U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、平均値型の自動輝度制限回路に白
ピーク抑圧回路を組み合わせた自動輝度制限装置
に関する。
[従来の技術] テレビジヨン受像機の自動輝度制限装置は、輝
度が異常に上昇した場合に、受像管に流れるビー
ム電流を規定値以下に制限し、高圧出力回路の過
負荷にもとづく水平出力トランジスタの破壊を防
止するための回路であり、画面の平近輝度を検出
してコントラスト回路のコントラストを下げる平
均値型を含め、種々のものが知られている。
第2図に示す従来の自動輝度制限装置1は、平
均値型の自動輝度制限回路2を主体に構成されて
おり、平均値輝度レベルが低いときの白ピークに
よるブルーミング現象を抑制するため、白ピーク
抑圧回路3が組み合わせてある。平均値型の自動
輝度制限回路2は、周知のごとく、フライバツク
トランス4の2次側巻線を流れるビーム電流の電
源+B1の出力をクランプ用ダイオードDにより、
ダイオードDのカソード電位+B2にクランプし
てある。そして、過大なビーム電流が流れたため
に、ダイオードDのアノード電位が+B2以下に
降下したときに、ダイオードDのアノードに接続
したコンデンサC1が記憶する平均輝度とは逆極
性の輝度平均値検出出力が下がり、コントラスト
制御用のトランジスタQ1に対するベース電圧を
下げ、トランジスタQ1のエミツタ電圧として得
られるコントラスト制御出力を下げることによ
り、コントラスト回路5のコントラストを下げる
働きをする。
白ピーク抑圧回路3は、映像増幅回路6の出力
がベースに印加されるトランジスタQ2のエミツ
タに、ピーク整流により負極性の白ピーク値を記
憶するコンデンサC2が接続してある。トランジ
スタQ3は、コンデンサC2の端子電圧に応じたコ
レクタ電流をコントラスト回路5から引き出す働
きをする。トランジスタQ4は、自動輝度制限回
路2内のコンデンサC1が記憶する輝度平均値検
出出力をベースに受け、そのエミツタ電圧を抵抗
R1,R2により分圧し、トランジスタQ3のベース
に印加する。
従つて、白ピーク抑圧回路3は、トランジスタ
Q3に対しベース注入された平近輝度とは逆極性
の前記輝度平均値検出出力とエミツタ注入された
白ピークとは逆極性の白ピーク検出出力とを比較
し、両出力の差に応じてコントラスト回路5のコ
ントラストを制御することになる。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来の自動輝度制限装置1は、コントラス
ト回路5に対して、自動輝度制限回路2と白ピー
ク抑圧回路3という、相互に密接な関係をもち、
共通の目的を達成する2個の回路が、別個に接続
してあるため、装置構成が複雑化する等の問題点
があつた。
[問題点を解決するための手段] この考案は、上記問題点を解決したものであ
り、受像管を流れるビーム電流から平均輝度を検
出し、この平均輝度が一定値を越えるときに、コ
ントラスト制御出力により画面のコントラストを
下げる平均値型の自動輝度制限回路と、映像信号
の白ピークを検出し、白ピークとは逆の極性をも
つた白ピーク検出出力の前記コントラスト制御出
力に対する差を監視し、この差が大となるほど前
記平均輝度を見かけ上上昇させ、前記コントラス
ト制御出力により画面のコントラストを下げ、白
ピークを抑圧する白ピーク抑圧回路とを設けて構
成したことを特徴とするものである。
[作用] この考案は、平均値型の自動輝度制限回路に接
続した白ピーク抑圧回路が、映像信号から抽出し
た白ピークとは逆の極性をもつ白ピーク検出出力
のコントラスト制御出力に対する差を監視し、特
に、平均輝度が低く(すなわちコントラスト制御
出力が高く)、かつまた白ピークが大きく(すな
わち白ピーク検出出力が低く)なつて、前記差が
大となるほど平均輝度を見かけ上上昇させ、コン
トラスト制御出力により画面のコントラストを下
げて白ピークを抑圧し、平均値型の輝度制限と白
ピークの抑圧を複合的に行う。
[実施例] 以下、この考案の実施例について、第1図を参
照して説明する。第1図は、この考案の自動輝度
制限装置の一実施例を示す回路構成図である。な
お、第1図中、第2図と同一構成部分には、同一
符号が付してある。
第1図中、自動輝度制限装置11は、平均値型
の自動輝度制限回路12に接続する白ピーク抑圧
回路13の構成を、簡単化したものである。すな
わち、従来コレクタがコントラスト回路5に接続
してあつたトランジスタQ3のコレクタを、平均
輝度とは逆極性の輝度平均値検出出力を記憶する
コンデンサC1のプラス側端子に接続するととも
に、トランジスタQ3のベース電圧を決める分圧
抵抗R1,R2のうち、抵抗R1をトランジスタQ1
エミツタに接続した構成としてある。
このため、従来用いていたトランジスタQ4
不要となる。この実施例では、トランジスタQ3
に対してエミツタ注入された白ピークとは逆の極
性をもつ白ピーク検出出力とベース注入されたコ
ントラスト制御出力に応じて、トランジスタQ3
のベースバイアスが決まる。コントラスト制御出
力と白ピーク検出出力の差に相当するベースバイ
アスが増大すれば、トランジスタQ3のコレクタ
電流分だけ分流されるトランジスタQ1のベース
電流が減少し、コンデンサC1が記憶する輝度平
均値検出出力は低下し、自動輝度制限回路12に
より検出される見かけ上の平均輝度は上昇する。
従つて、平均輝度レベルの低い画面にスポツト
状の高輝度部分が存在する場合、コントラスト制
御出力は十分高くなる一方、トランジスタQ2
印加される負極性の白ピーク検出出力が大とな
り、コンデンサC2の端子電圧が低下する。コン
デンサC2の端子電圧の低下とともに、トランジ
スタQ3のコレクタ電流は増加するので、トラン
ジスタQ1のベース電流は小となる。その結果、
トランジスタQ1のエミツタ電流の減少とともに、
コントラスト制御回路5のコントラスト制御出力
も低下し、コントラストが下がることで白ピーク
は抑圧される。
これにより、平均輝度レベルが低いときの白ピ
ークによるブルーミング現象が、良好に防止され
る。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、受像
管に流れるビーム電流から検出した平均輝度が一
定値を越えたときに、コントラスト制御出力によ
り画面のコントラストを下げる平均値型の自動輝
度制限回路に対し、映像信号から得た白ピークと
は逆の極性をもつ白ピーク検出出力のコントラス
ト制御出力に対する差を監視し、この差が大とな
るほど平均輝度を見かけ上上昇させ、コントラス
ト制御出力により画面のコントラストを下げ、白
ピークを抑圧する白ピーク抑圧回路を接続したか
ら、従来コントラスト回路に対して別個に接続し
ていた平均値型の自動輝度制限回路と白ピーク抑
圧回路を、単一の回路にまとめ、回路構成の簡単
化を図ることができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図面は、この考案の自動輝度制限装置の一
実施例を示す回路構成図、第2図は、従来の自動
輝度制限装置の一例を示す回路構成図である。 5……コントラスト回路、11……自動輝度制
限装置、12……自動輝度制限回路、13……白
ピーク抑圧回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受像管を流れるビーム電流から平均輝度を検出
    し、この平均輝度が一定値を越えるときに、コン
    トラスト制御出力により画面のコントラストを下
    げる平均値型の自動輝度制限回路と、映像信号の
    白ピークを検出し、白ピークとは逆の極性をもつ
    た白ピーク検出出力の前記コントラスト制御出力
    に対する差を監視し、この差が大となるほど前記
    平均輝度を見かけ上上昇させ、前記コントラスト
    制御出力により画面のコントラストを下げ、白ピ
    ークを抑圧する白ピーク抑圧回路とを設けてなる
    自動輝度制限装置。
JP16432384U 1984-10-30 1984-10-30 Expired JPH0323735Y2 (ja)

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JP16432384U JPH0323735Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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JP16432384U JPH0323735Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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Publication Number Publication Date
JPS6178485U JPS6178485U (ja) 1986-05-26
JPH0323735Y2 true JPH0323735Y2 (ja) 1991-05-23

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