JPH03236920A - 加飾シートで被覆された合成樹脂製品の成形方法及びその装置 - Google Patents

加飾シートで被覆された合成樹脂製品の成形方法及びその装置

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JPH03236920A
JPH03236920A JP3249290A JP3249290A JPH03236920A JP H03236920 A JPH03236920 A JP H03236920A JP 3249290 A JP3249290 A JP 3249290A JP 3249290 A JP3249290 A JP 3249290A JP H03236920 A JPH03236920 A JP H03236920A
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幸知 柚原
Yuji Shioi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は加飾シートで被覆された合成樹脂製品の成形方
法及びその装置に関するものである。
〈従来の技術〉 合成樹脂製成形品を射出成形すると同時に表面をシート
材で被覆する成形方法として、例えば特公昭55−25
972号公報に開示されたものが知られている。
この方法では、予備加熱されたシート材を第1金型部片
と第2金型部片によって成形品製造可能面積だけを打ち
抜くと同時に、打ち抜いた部分を第1金型部片と第2金
型部片とで固定し、次いで打ち抜いた部分を第1金型部
片のキャビティの形状に応して真空成形し、次いで第1
金型部片と第2金型部片を第3金型部片と型締めしてか
ら溶融樹脂を射出し、表面をシート材で被覆した合成樹
脂製成形品を成形する。
また、別の成形方法として例えば特開昭63−1289
17号公報に開示された方法が知られている。
この方法では、雌金型のキャビティを覆う位置に絵柄付
きシート材を位置決めした後、加熱板を該雌金型と対向
する位置に移動し、次いで該加熱板を雌金型に押し付け
て、絵柄付きシート材を加熱板と雌金型とで挟持固定し
、次いで加熱板により絵柄付きシート材を加熱軟化させ
て、該シート材を雌金型のキャビティの内面に沿うよう
に圧空成形又は真空成形し、次いで加熱板を待機位置に
退避させ、次いで雌金型を雄金型と合体させて溶融樹脂
を射出し、この後雄型又は雌型に設けた刃部により絵柄
付きシート材から合成樹脂製成形品と一体化した部分を
打ち抜くことにより、表面をシート材で被覆した合成樹
脂製成形品を成形する。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、前者の成形方法(特公昭55−25972号公
報)では、キャビティの内面にはシート材を真空成形す
るための空気吸引用孔が多数設けられており、射出成形
時において熔融樹脂の熱や圧力によってキャビティの内
面に沿わせてセットされたシート材の表面に該空気吸引
用孔の輪郭形状が型転写されてしまい、シート材の表面
を損ねる欠点があった。
ここで、キャビティの底面に空気吸引用のブロックを配
置するものにあっては、ブロックとキャビティ底面との
間の隙間からキャビティ内の空気を排気するため、ブロ
ックとキャビティ底面との間に隙間があり、この隙間の
輪郭形状が型転写されてしまい、シート材の表面を損ね
る欠点があった。
また第2金型部片を第1金型部片側に移動して成形品製
造可能面積だけをシート材から打ち抜くが、この打ち抜
きに際しては、第1金型部片のキャビティの周辺部の外
に設けた凹状溝部と第2金型部片に設けた凸状部のエツ
ジ部を利用して行っており、打ち抜かれたシート材の周
縁部は第1金型部片のキャビティの外の周辺部分に位置
している。このため打ち抜き後にシート材の周縁部が第
1金型部片と第2金型部片とによって挟持固定されて、
真空成形時に位置ズレを起こさないようになるが、射出
成形後、該周縁部がパリのように合成樹脂製成形品から
突出してしまい、外観が劣る他に、成形後に削り取る等
の作業が必要となる等の欠点があった。
さらにシート材を予備加熱してから第1金型部片に位置
決めするために、シート材の位置決め精度を上げること
が難しく、絵柄付きシート材を使用した場合には成形品
表面の所定位置に正確に絵柄等を設けることが難しく、
位置ずれを生じるおそれもあった。
一方、後者の成形方法(特開昭63−128917号公
報)では、シート材を真空成形する場合には前記従来技
術と同様の欠点があった。
またシート材を雌型に対して位置決めをしてから加熱板
で加熱するために前者のような問題はないものの、シー
ト材の加熱時に加熱板を待機位置から雌型と対向する位
置まで移動させるため、時間がかかる欠点があった。
また射出成形後に雄型又は雌型に設けた刃部によって絵
柄付きシート材から合威樹脂製成形晶と一体化したシー
ト材部分を打ち抜くために、シート材の一部が合成樹脂
成形品からハリのようになって突出するおそれがあり、
前者の場合と同様に外観が劣る他に、成形後に削り取る
等の作業が必要となる等の欠点があった。
本発明は上記従来技術の課題を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、シート材の表面に真
空成形用の空気吸引孔等の輪郭形状が型転写されるおそ
れがなく、またシート材がパリのように成形品から突出
するおそれがない加飾シートで被覆された合成樹脂製品
の成形方法及びその装置を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため本発明の成形方法では、キャビ
ティを有しかつシート材を打ち抜くための型部材が移動
可能に取り付けられた一方の金型部材側に、シート材を
位置決めし固定するシート材給送工程と、前記一方の金
型部材側に固定された前記シート材を加熱して、該シー
ト材を押圧コアーを有するシート材成形手段で前記キャ
ビティの形状に成形するシート材底形工程と、他方の金
型部材の成形コアーを前記一方の金型部材のキャビティ
内に挿入して、一方の金型部材と他方の金型部材とを閉
じる際、一方の金型部材と前記型部材とで前記シート材
を打ち抜くシート材打ち抜き工程と、前記一方の金型部
材のキャビティと前記他方の金型部材の成形コアーと該
キャビティの外周部を覆うように設けられた凹部とによ
り形成される空隙内で合成樹脂を成形する成形工程とを
具備してなることを特徴としている。
また本発明の成形装置では、キャビティを設けた一方の
金型部材と、前記一方の金型部材に挿通される型孔を有
して、該金型部材に移動可能に取り付けられた型部材と
、前記キャビティ内に挿入する成形コアーを設けた他方
の金型部材とを具備し、かつ前記型部材と前記他方の金
型部材に前記キャビティの外周部を覆う凹部を設けてな
る金型と、前記一方の金型部材側にシート+、+を固定
するシート材固定手段と、前記一方の金型部材側に固定
されたシート材を加熱する加熱手段と、前記加熱手段で
加熱されたシート材を、前記一方の金型のキャビティ内
に押圧する押圧コアーを有して、シート材を前記キャビ
ティの形状に成形するシート材成形手段とを具備し、か
つ前記一方の金型部材の外周縁と前記型部材の型孔の内
周縁に前記シート材を打ち抜く刃部を設けて、キャビテ
ィ内に成形コアーを挿入する際に該刃部で前記シート材
を打ち抜くように構成し、また前記キャビティと成形コ
アーと四部とにより形成される空隙内で合成樹脂を成形
するように構成したことを特徴としている。
〈作用〉 上記手段によれば、一方の金型部材側にシート材を位置
決めして固定した状態で該シート材を加熱することから
、シート材の位置決めが精度良く出来、シート材に絵柄
等を付した場合でも絵柄等の位置精度が良い。
またシート材を加熱してから、該シート材を押圧コアー
を有するシート材成形手段でキャビティの形状に成形す
るため、真空成形する場合のようにシート材の表面に空
気吸引孔等の輪郭形状が型転写されるおそれがない。
さらに一方の金型部材のキャビティの外周部を覆うよう
に凹部を設けていて、該凹部とキャビティと成形コアー
とにより形成される空隙内で合成樹脂を形成しているた
め、打ち抜かれたシート材の一部がキャビティの外周部
に突出しても、成形特に該部分が合成樹脂で覆われ、シ
ート材がパリのように成形品から突出することがない。
〈実施例〉 以下、本発明の好適な一実施例について図面を参照して
説明する。
〔第1実施例〕 第1図乃至第9図は本発明の第1実施例を示している。
まず本発明の成形装置の実施例について説明する。第1
図乃至第8図中符号10は可動側の第1金型部材、20
は固定側の第2金型部材、3oは型部材、40はシート
材成形手段である。
第1金型部材10は基板部10aと該基板部10aの中
央部に設けた凸部Jobとからなり、図示しない可動盤
に固定されていて、第2金型部材2o側に移動するよう
になっている。そしてこの第1金型部材10の凸部10
bの端面にはキャビティ11が形成されていている。
また型部材30は2個のブロック31.32から構成さ
れていて、その中央部にそれぞれ軸方向に貫通する型孔
31a、32aが設けられている。
そして一方のブロック31の型孔31aは、前記凸部1
0bに軸方向に移動可能に嵌合しており、型締め前の状
態(第1図乃至第3図に示す状*)にあっては、一方の
ブロック31の一側面(他方のブロック32と対向する
側面)が前記凸部10bの端面と一致するようになって
いる。
また他方のブロック32は、一方のブロック31に対し
て接離可能に取り付けられていると共に、前記第1金型
部材10に対して軸方向に移動可能で、かつ型締め時に
前記凸tabに嵌合するようになっている。
ここで他方のブロック32の一方の周辺部には軸方向に
延びる孔32bが設けられていて、該孔32b内に一方
のブロック31に立設したストップピン31bが挿入さ
れている。そしてストップビン31bの先端に設けた止
めナンド31cと孔32bの底面との間にはスプリング
33が介在されていて、該スプリング33の弾発力によ
って他方のブロック32を一方のブロック31側に附勢
している。またブロック32の他方の周辺部は、一方の
ブロック31と基板部10の周辺部に設けた孔31c、
10cを貫通して突出する操作ロッド34によって押圧
されるようになっている。この操作ロッド34を第1図
に示す矢印E方向に押圧すると、スプリング33の弾発
力に抗して他方のブロック32を一方のブロック31か
ら引き離して両者間に加飾シート材Aを挿通する隙間B
が1 形成される。
なお前記ブロック3132の板厚の合計は前記凸部10
bの軸方向の寸法とほぼ同しに設定されている。また他
方のブロック32の型孔32aの一方の開口端縁(固定
側の第2金型部材20に当接する面部側における型孔3
1の開口端縁)にはその全周にわたって座ぐりにより凹
部32cが形成されている。
前記ブロック3132間に給送される加飾シート材Aは
、第7図に示すようにシート材供給手段としての供給ロ
ーラー50から繰り出されて、前記隙間Bを通って巻取
ローラー51に巻き取られるようになっている。ここで
加飾シート材Aは絵柄等を付したものに限られず、無地
のものでもよい。すなわち加飾シート材Aは底形晶の表
面を飾るものであればよい。
第1図は加飾シート材へ〇給送時の状態を示しており、
このときキャビティ11の開口面を含めて凸部10bの
端面全体及び型孔31aの周辺部が加飾シート材Aによ
って覆われている。
また第8図は加飾シート材Aの打ち抜き時の状2 態を示している。同図に示すように凸部10bの端面外
周縁の角部と他方のブロック32の型孔32aの他方の
開口縁角部には加飾シート材へを打ち抜くための刃部1
0bl、32a1が形成されていて、第1金型部材10
と第2金型部材20とを閉じる際にブロック32が基板
10a側に移動すると、該刃部10b+、32a、の協
働作用によって加飾シート材Aを打ち抜くようになって
いる。
一方、第2金型部材20にはその基板部21にコアー型
板22が設けられ、そして該コアー型板22の中央凸部
22aに段部22bを介して前記キャビティ11の内径
よりも小径の成形コアー23が突設されている。
コアー型板22の中央凸部22aの外周面は先端側が小
径になるようにテーパー状に形成されており、型締め時
にストリッパープレー)60のテーパー孔61が嵌合す
るようになっている。
また基板部21からコアー型板22、成形コアー23に
かけて溶融した合成樹脂を射出するためのスプルー24
が設けられ、また成形コアー23の端面に該スプルー2
4に連通ずるゲート25が設けられている。
前記ストリッパープレート60はコアー型板22に対し
て接離可能になっていて、成形終了時に成形コアー23
から合成樹脂成形品P′を離型させる機能を有する。ま
たストリッパープレート60は、型締め時に中央凸22
aに嵌合して、テーパー孔61の一方の開口縁全周にわ
たって設けた凹部6]aによって成形品形状の空隙C(
第4図参照)の一部を形成する機能も有している。
ここで空隙Cは、第4図に示すように凹部61aの他に
前記ブロック32に形成した凹部32cと前記成形コア
ー23と前記キャビティ11とで形成される。
そして凹部61aは前記凹部32cと共に合成樹脂成形
品Pの周縁部から加飾シート材Aがばりのように突出し
ないように包み込む部分を成形する部位となるものであ
る。
また、シート材成形手段40は、加飾シート材Aをブロ
ック31.32間に挟持固定したとき(第2図参照)、
該加飾シート材Aを加熱、押圧してキャビティ11の内
面形状に成形するもので、操作板41の一方の面部にヒ
ーター42を内蔵した加熱ブロック43を設け、また操
作板41の他方の面部にキャビティ11の形状に合致し
た金属或いは耐熱性シリコンゴム等の合成樹脂製の押圧
コアー44を設けて構成されている。
ここで押圧コアー44として、例えば耐熱性を有するシ
リコンゴム等の軟質材から形成すると、加飾シート材A
をキャビティ11の内面に密着させた状態で成形するこ
とが可能となる。また加熱ブロック43には、ヒーター
42で加熱された熱風を加飾シート材Aに吹きつける熱
風孔43a形威されている。
次に本発明の成形方法の実施例を説明する。
まず第1図に示すように第1金型部材10が第2金型部
材20から離れて開いていると共に、操作ロッド34に
よってブロック3132を開き隙間Bが形成された状態
において、供給ローラー51から加飾シート材Aを該隙
間B間に給送して、該加飾シート材Aをキャビティ11
の開口面上に位置決めする。
このとき加飾シート材Aは供給ローラー50と巻取5 0−ラー51とによりテンション状態になっている。
加飾シート材Aの位置決め後、第2図に示すようにスプ
リング32の弾発力によって加飾シート材Aをブロック
3132間に挟持固定する。そしてシート材成形手段4
0のヒーター42を駆動して加熱ブロック43の熱風孔
43aから熱風を加飾シート材Aに吹きつけて、該加飾
シート材Aを加熱軟化させる。
ここで加飾シート材Aを固定した後に加熱することから
、金型の外で予め加熱する場合のように絵柄の位置決め
が困難になるおそれがない。
加熱後、第3図に示すように操作板41を反転させて押
圧コアー44で加熱軟化した加飾シート材Aをキャビテ
ィ11内に押圧して、加飾シート材Aを該キャビティ1
1の内面形状に成形する。
次いで第4図に示すように第1金型部材10、型部材3
0を第2金型部材20側に移動させて型締めを行う。
この型締めに際しては、まずストリッパープレート60
に型部材30のブロック32が当接、これによ6 リストリッパ−プレート60がコアー型板22に嵌合す
る一方、型部材30が押されて第1金型部材10の基板
部10a側に移動するため、第8図に示すように凸部1
0bに設けた刃部10b1とブロック32に設けた刃部
32a、との協働作用によって加飾シート材Aが打ち抜
かれる。
次いでキャビティ11内に成形コアー23が入って、ス
トリッパープレート60と型部材30が第1金型部材1
0と第2金型部材20との間にサンドイッチ状に挟まれ
た状態で型締めが終了する。これによりキャビティ11
、成形コアー23、凹部32c、61aとで成形品形状
の空隙Cが形成される。
次いで第5図に示すように溶融された合成樹脂Pがスプ
ルー24からゲート25を通って空隙C内に射出充填さ
れる。
これにより加飾シート材Aの裏面と溶融された合成樹脂
とが溶着状態となって加飾シート材Aが合成樹脂Pと一
体化する。
そして射出された合成樹脂Pが冷却固化したら、第6図
に示すように第1金型部材10、型部材30をを第1図
に示す位置に復帰させて型開きを行う。
このとき合成樹脂成形品P′は成形コアー23側に残る
。また第1金型部材10と型部材3oは元の位置に復帰
すると、図示しない引張りング等により開く一方、型部
材30のブロック31.32も開く。そして打ち抜きの
終了した加飾シート材Aをブロック3132間から送出
する一方、新しい加飾シート材Aをブロック31.32
間に給送する。
そしてストリッパープレート60にまり合成樹脂製成形
品P′を成形コアー23から離型する。
この後、再び第2図に示すようにして加飾シート材Aを
加熱し、次いで第3図に示すようにして加飾シート材A
をキャビティ11の内面形状に成形し、次いで第4図に
示すように型締めし、次いで第5図に示すように溶融し
た合成樹脂Pが射出されて、同様の操作が繰り返される
以上のようにして第9図(a)、(b)に示す合成樹脂
成形品P′が成形されるが、この合成樹脂成形品P′は
周縁部の加飾シート材Aが合成樹脂により包み込まれて
おり、加飾シート材Aがパリのように成形品から突出す
ることがなく、外観を損ねない。
また加飾シート材Aを真空成形手段によらず、シート材
成形手段40で加熱押圧することによりキャビティ11
の内面形状に成形するため、加飾シート材Aの表面にエ
アー吸引用入子等の輪廓形状が型転写されるおそれがな
く、外観を損ねない。
〔第2実施例〕 第10図及び第11図(a)、 (b)は本発明の第2
実施例を示している。
この第2実施例では凹部32c、61aを設けず、成形
コアー23の周縁に位置する段部22bを凸部10bの
端面周縁部(キャビティ11の外周部)を覆う大きさ、
すなわち打ち抜かれた加飾シート材Aの大きさに合致す
る寸法に設定した場合を示している。
なお、第1図乃至第8図に示す部分と同一部分には同一
符号を付してその説明を省略する。
このように段部22bの寸法を打ち抜かれた加飾シート
材六の寸法と同じに設定すると、第11図(a)、9 (b)に示すように合成樹脂成形品P′の周縁部の端面
と加飾シート材Aの切断端面が同一位置になり、該切断
端面がパリのように突出せず、外観を損ねない。
〔他の実施例〕
前記第1.2実施例では、凹部61aを第2金型部材2
0側に配置されるストリッパープレート60に設けてい
るが、第2金型部材20のコアー型板22に直接設ける
ようにしてもよい。
またストリッパープレート60を第2金型部材20側に
配置した場合を示したが、これに限定されず、合成樹脂
成形品P′を成形コアー23から離型する場合にのみ第
2金型部材20側に移動させるようにしてもよい。
さらに型部材30を2個のブロック31.32から構成
した場合を示したが、1個のブロックから構成してもよ
く、この場合、ブロックの中央部に型孔と直交するよう
にして加飾シート材六の挿通孔を設ける。
さらにまたシート材成形手段40に加熱手段であ0 る加熱ブロック43を設けた場合を示したが、該加熱ブ
ロック43を別体にしてもよい。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、シート材を加熱し
てから抑圧コアーを有するシート材成形手段でキャビテ
ィの形状に成形するため、真空成形手段で成形する場合
のようにシート材の表面に真空成形用の空気吸引孔等の
輪郭形状が型転写されるおそれがない。
また一方の金型部材のキャビティと他方の金型部材の成
形コアーと該キャビティの外周部を覆うように設けた凹
部とで形成される空隙内で合成樹脂を形成しているため
、打ち抜かれたシート材の一部がキャビティの外周部に
突出しても、成形時に該部分が合成樹脂で覆われ、シー
ト材がパリのように成形品から突出することがない。
さらにシート材を固定してから加熱するため、シート材
に絵柄等を付けた場合、該絵柄等を成形品の所定位置に
正確に位置決めすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図(a)、(b)は本発明の第1実施例
を示すもので、第1図乃至第6図は工程説明図、第7図
は加飾シート材の給送状態を示す説明断面図、第8図は
加飾シー1− +J’ Aの打ち抜き時の状態を説明す
る説明部分断面図、第9図(a)は成形面の平面図、同
図(b)は同断面図であり、また第10図及び第11図
(a)、(b)は本発明の第2実施例を示すもので、第
10図は加飾シート材Aを打ち抜き加工した後の説明断
面、第11図(a)は成形面の平面図、同図(b)は同
断面図である。 10は第1金型部材、11はキャビデイ、10b、は刃
部、10cは孔、20は第2金型部材、21は基板部、
22はコアー型板、22aは中央凸部、22bは段部、
23は成形:1アー、24ば凹部、30は型部材、31
.32はブ【コ・、ツク1.31a、32aば型孔、3
1bはストンプビン、31cは孔、32bは孔、32c
は四部、33はスプリング、34ば操作ロッド、40は
シート材底形手段、41(よ操作板、42はヒーター、
43は加熱ブロック、43aは熱風孔、44は押圧コア
ー、50は加飾シー1−材六の供給ローラー、51は加
飾シート材Aの巻取ローラー、60はストリンバープレ
ート、61は孔、61aは凹部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャビティを有しかつシート材を打ち抜くための
    型部材が移動可能に取り付けられた一方の金型部材側に
    、シート材を位置決めし固定するシート材給送工程と、 前記一方の金型部材側に固定された前記シート材を加熱
    して、該シート材を押圧コアーを有するシート材成形手
    段で前記キャビティの形状に成形するシート材成形工程
    と、 他方の金型部材の成形コアーを前記一方の金型部材のキ
    ャビティ内に挿入して、一方の金型部材と他方の金型部
    材とを閉じる際、一方の金型部材と前記型部材とで前記
    シート材を打ち抜くシート材打ち抜き工程と、 前記一方の金型部材のキャビティと前記他方の金型部材
    の成形コアーと該キャビティの外周部を覆うように設け
    られた凹部とにより形成される空隙内で合成樹脂を成形
    する成形工程とを具備してなることを特徴とする加飾シ
    ートで被覆された合成樹脂製品の成形方法。(2)キャ
    ビティを設けた一方の金型部材と、前記一方の金型部材
    に挿通される型孔を有して、該金型部材に移動可能に取
    り付けられた型部材と、前記キャビティ内に挿入する成
    形コアーを設けた他方の金型部材とを具備し、かつ前記
    型部材と前記他方の金型部材に前記キャビティの外周部
    を覆う凹部を設けてなる金型と、 前記一方の金型部材側にシート材を固定するシート材固
    定手段と、 前記一方の金型部材側に固定されたシート材を加熱する
    加熱手段と、 前記加熱手段で加熱されたシート材を、前記一方の金型
    のキャビティ内に押圧する押圧コアーを有して、シート
    材を前記キャビティの形状に成形するシート材成形手段
    とを具備し、 かつ前記一方の金型部材の外周縁と前記型部材の型孔の
    内周縁に前記シート材を打ち抜く刃部を設けて、キャビ
    ティ内に成形コアーを挿入する際に該刃部で前記シート
    材を打ち抜くように構成し、また前記キャビティと成形
    コアーと凹部とにより形成される空隙内で合成樹脂を成
    形するように構成したことを特徴とする加飾シートで被
    覆された合成樹脂製品の成形装置。
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