JPH03236900A - 衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は回転ドラムに温風を循環する温風循環路を形成
すると共に微細なごみを回収するフィルターを設けた衣
類乾燥機に関する。

〈従来技術〉 第３図は従来の空気調和機の要部断面図である。

この第３図において、１は本体であって、この本体１の
前面には衣類を投入するための投入口を開閉するドア２
が設けられている。３はこの本体ｌ内に設けられた回転
ドラムであって、主モータ４により駆動されるドラムベ
ルト５ａにより回転駆動されるようになっている。６は
この回転ドラム３の後方に設けられた熱交換型の送風フ
ァンである。この送風ファン６は本体１側に設けられた
摺動部６ａをもってシールされ、ドラム側通路ａと外気
側通路すとに通路を区画しているものであって、上記主
モータ４に接続されたファンベルト５ｂにて回転駆動さ
れるようになっている。７は上記回転ドラム３の背面に
設けられた排気孔８に設けられたフィルターである。９
は上記ドラム側通路ａと回転ドラム３の前面下部に設け
られた温風吹出口１０とを連通する温風循環路である。

この温風循環路９は本体背面から回転ドラム３の下部を
通って本体前面に配置されており、温風吹出口ＩＯ近傍
にはヒータ１１が設けられていると共に、この温風循環
路９の下部には熱交換型の送風ファン６にて除湿された
ドレン水が排出される排水孔１２が設けられている。

上記構成の衣類乾燥機の動作について説明すると、主モ
ータ４を駆動することにより、回転ドラム３が回転駆動
されると共に送風ファン６が回転駆動される。ここでヒ
ータ１１に通電を行うと、送風ファン６により吸引され
る回転ドラム３内の空気がフィルター７を通ってドラム
側通路ａに導入され、温風循環路９を通ってヒータ１１
で加熱されてから温風吹出口１０から回転ドラム３内に
温風として供給され、この温風によって衣類の乾燥が行
われることになる。この時送風ファン６は外気側通路す
においても外気の導入を行い排気しているが、このドラ
ム側通路ａと外気側通路すとが接していることにより、
ここで熱交換が行われ、ドラム側通路ａの空気が冷却さ
れることにより除湿されて乾燥空気として回転ドラム３
に供給されることになる。一方、外気側通路すにおいて
は、冷たい外気を導入して上記ドラム側通路ａの空気を
冷却している。

さて、このような乾燥した温風の循環を行うことにより
、回転ドラム３内に投入された衣類は乾燥されることに
なるが、衣類が乾燥するに従って衣類に付着している微
細なごみや糸屑等が次第に回転ドラム内で舞うようにな
る。このような微細なごみは、ドラム側通路ａに導入さ
れる前に上記フィルター７によって捕獲するようにして
いるのであるが、比較的大きなごみや糸屑はフィルター
７にて捕獲することができるものの、非常に微細なごみ
やダニ等の死骸は簡単に捕獲することができない。この
微細なごみを捕獲するためにフィルター７の目を更に細
かくすると微細なごみの捕獲ばてきるが、すぐに目詰ま
りし易く、単純にフィルター７の目を細かくすることは
できない。

〈本発明か解決する課題〉 従来の衣類乾燥機においては、目詰まりしにくい程度の
目の粗さにフィルターを形成して、捕獲できるものだけ
を捕獲しているのが現状であって、上記のような非常に
微細なごみやダニの死骸等は捕獲することができなかっ
た。このため、これら微細なごみやダニの死骸等は再び
衣類に付着する可能性があった。

本発明の目的は、微細なごみやダニの死骸等、非常に微
細なごみを捕獲できるようにすることである。

く課題を解決するための手段〉 本考案は上記課題を解決するために、 回転ドラムに温風を循環する温風循環路を形成すると共
に、微細なごみを回収するフィルターを設けたものにお
いて、 上記循環路とは別に回転ドラム内の空気を循環する集塵
循環路を形成し、この集塵循環路に目の微細な集塵フィ
ルターを設け、 乾燥運転時には温風循環路に温風を循環して乾燥を行う
と共に、乾燥運転終了後には温風循環路と集塵循環路と
に交互に空気を流通する。

く作　用〉 衣類の乾燥運転を行っているときには温風循環路を通し
て温風を回転ドラムに供給して乾燥が行われる。この乾
燥運転時に発生する微細なごみ等はフィルターによって
回収されることになる。

はぼ衣類の乾燥を終了すると、衣類に付着していた非常
に微細で上記通常のフィルターで回収することができな
いようなごみが回転ドラム内に浮遊することになるが、
このような乾燥終了後には温風循環路と上記集塵循環路
とに交互に空気を流通するようにするので、温風循環路
に空気を流通して衣類から離れた非常に微細なごみは次
に集塵循環路に空気が流通することにより集塵循環路に
挿入され、この集塵循環路内の集塵フィルターに捕獲さ
れることになる。

〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に従って説明する。

尚、従来と同一部分については同符号を付し、説明を省
略する。

第１図は本発明実施例の背面図である。この第１図にお
いて、１３は本体ｌの背面側に設けられたドラムガイド
１４の２部位の間を連通ずるように設けられた集塵循環
路である。この集塵循環路１３は、内部に循環のための
集塵用送風ファン１５及び集塵用モータ１６が設けられ
ると共に、上記フィルター７では回収できないような非
常に微細なごみやダニの死骸等を捕獲することができる
集塵フィルター１７が設けられている。

上記衣類乾燥機の動作について、第２図のタイムチャー
トを用いて説明する。

まず、濡れた衣類をドア２を開けて回転ドラム３内に投
入し、再びドア２を閉めて運転を開始する。運転が開始
されると、第２図に示すように、ヒータ１１に通電が行
われると共に、主モータ４に通電か行われる。この主モ
ータ４が駆動されることにより、回転ドラム３が回転し
て内部の衣類をタンプリングし、同時に送風ファン６が
駆動されることにより回転ドラム３内の空気か温風循環
路９に導入されてヒータ１１を通過し高温の温風となっ
て回転ドラム３に供給されることになる。

このようにして高温の温風が回転ドラム３に供給される
と、タンプリングしている衣類の水分が次第に蒸発して
衣類が乾燥する。この衣類に含まれた水分は、熱交換型
の送風ファン６にて除湿されドレン口１２から排出され
ることになる。このような乾燥運転は比較的大きなもの
を乾燥するのに２〜３時間を要する。

このようにして衣類がほぼ乾燥すると（完全に乾燥状態
になくても良いが非常に微細なごみ等が発生する程度の
乾燥状態）、適宜検知手段により乾燥完了が検知されて
次の交互運転に移行する。

この交互運転は、第２図に示すように、ヒータ１１が断
電されて、主モータ４と、集塵用モータ１６とを比較的
短時間毎に交互に駆動することにより行われるものであ
るが、まず最初に主モータ４のみが駆動されることにな
る。これは、ヒータ１１を断電した直後は回転ドラム３
に内部が比較的高温状態にあって、この高温の空気が集
塵循環路１３内の集塵フィルター１７に接触して当該集
塵フィルター１７が劣化するのを防止するためである。

このようにしてまず主モータ４のみか駆動されると、回
転ドラム３のタンプリングにより衣類に付着している非
常に微細なごみやダニの死骸等が回転ドラム３内に浮遊
することになる。この浮遊した微細なごみを含む回転ド
ラム３内の空気は、次に主モータ４が停止し集塵用モー
タ１６か駆動されることにより、集塵循環路１３に導入
されて、この集塵循環路１３内に設けられた集塵フィル
ター１７にて捕獲されることになる。この交互運転は数
回繰り返されることによって、その都度衣類に付着して
浮遊する非常に微細なごみがこの集塵フィルター１７に
よって捕獲されることになる。この交互運転を数回繰り
返えして乾燥工程が完全に終了する。

上記のように、非常に微細なごみが発生するまでの乾燥
運転では、回転ドラム３に設けたフィルター７でごみ等
を捕獲するようにしているので、フィルター７の目詰ま
りのない乾燥を行うことができる。この乾燥がほぼ完了
し、上記のようなフィルター７で捕獲することができな
いような非常に微細なごみやダニの死骸等は上記交互運
転によって集塵フィルター１７に捕獲することにより、
再度これら微細なごみが衣類に付着するのを防止する。

〈効　果〉 以上本発明によれば、フィルターの目詰まりを起こすこ
となく、非常に微細なごみをも集塵フィルターで捕獲し
て、これら微細なごみが再度衣類に付着するのを防止す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明実施例の背面図、 第２図は、本発明実施例のタイムチャート、第３図は、
従来装置の断面図。 ３：回転ドラム、１３：集塵循環路、１７；集塵フィル
ター

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、回転ドラムに温風を循環する温風循環路を形成する
   と共に、微細なごみを回収するフィルターを設けたもの
   において、 上記循環路とは別に回転ドラム内の空気を循環する集塵
   循環路を形成し、この集塵循環路に目の微細な集塵フィ
   ルターを設け、 乾燥運転時には温風循環路に温風を循環して乾燥を行う
   と共に、乾燥運転終了後には温風循環路と集塵循環路と
   に交互に空気を流通して成る衣類乾燥機。