JPH03230424A - 懸垂型避雷碍子 - Google Patents

懸垂型避雷碍子

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JPH03230424A
JPH03230424A JP2024920A JP2492090A JPH03230424A JP H03230424 A JPH03230424 A JP H03230424A JP 2024920 A JP2024920 A JP 2024920A JP 2492090 A JP2492090 A JP 2492090A JP H03230424 A JPH03230424 A JP H03230424A
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voltage
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萬屋 鶴夫
Keiji Wakamatsu
若松 啓治
Takashi Irie
入江 孝
Takashi Ohashi
隆 大橋
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Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
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NGK Insulators Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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    • H01C7/10Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material voltage responsive, i.e. varistors
    • H01C7/12Overvoltage protection resistors

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  • Electromagnetism (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は落雷に起因する雷サージ電圧か運転中の送電
線に作用した時、雷サージ電圧を速やかに接地すると共
に、運転電圧によって生ずる続流を抑制又は限流あるい
は遮断し地絡事故を防止する懸垂型避雷碍子装置に使用
される懸垂型避雷碍子に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、変電所などの碍管型避雷器などでは、酸化亜鉛素
子を主材とするバリスタ電圧−電流(V−I)特性が非
直線性の抵抗素子(以下単に非直線抵抗素子という)を
絶縁容器に内蔵している。
前記非直線抵抗素子の雷サージ吸収機能発現開始電圧を
NmA (但しNは常用の交流電流1〜5)以上の電流
が流れ始める電圧、即ち動作開始電圧V N’+nAと
定義した時、非直線抵抗素子の電界方向軸面の長さH[
11111に対して、第1図の二点鎖線で示すように、 VNffiA /Hmm= 200  (V/mm)の
特性を備えた非直線抵抗素子が使用されていた。
又、前記非直線抵抗素子の所要全長は交流の最高使用電
圧、雷サージに対する絶縁強調特性などから与えられる
こととなる。なかでも、非直線抵抗素子の設計長さは交
流使用電圧の設定により、大きく影響を受ける。例えば
、動作開始電圧かV 1ffiA = 200 (V 
/ mm)の非直線抵抗素子を用いて、懸垂碍子構造の
磁器筒部に避雷機能を付与する場合、交流最高印加電圧
をJEC217に従い、短時間交流過電圧(非常にまれ
に発生すると考えられる過電圧最大値)とすると、非直
線抵抗素子の使用長さは表1の通りとなる。但し符号U
ffiは各々の公称電圧Uにおける最高運転電圧で一般
に国内では次式によって表される。
U≦275KV、U□ U=5 0 0KV  −Ulll UXl、  2/1. 1 525KV又は550KV 表1 (表1中の符号には短時間過電圧に耐えるための設計定
数で、V N+nAを基準とする補正係数)ここで、具
体例を示すと、U=66KVでは、68 、 8 / 
K (cm)となり、kが素子の固有の特性に依存する
ため、一定ではないものの、1.02〜1.30程度に
なり、少くとも約530 mm以上の素子長さか必要と
なる。
〔発明が解決しようとする課題」 この場合、例えば、標準懸垂碍子の頭部又は筒部に53
0mm以上の長さの素子を配置しようとすると、電気学
会技術報告(11)部第220号架空送電線路の絶縁設
計要綱によれば、碍子連結個数が5個必要となり、碍子
連結長としては730画となる。従って、従来の碍子連
結長と同等連結長を維持しようとすると、構造的に懸垂
碍子のキャップ金具とピン金具の占める長さに制約され
、従来の碍子連結長内に納めることができないという問
題があった。
この発明の第1の目的は単位碍子の連結長を大きくする
ことなく、非直線抵抗素子を収納することができる懸垂
型避雷碍子を提供することにある。
又、この発明の第2の目的は、非直線抵抗素子を少くと
も磁器の肉厚と同等な長さまでに縮小して全体を小型化
することができる懸垂型避雷碍子を提供することにある
さらに、この発明の第3の目的は、非直線抵抗素子の避
雷機能を効率良く発現させることかできる懸垂型避雷碍
子を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1記載の発明は、上記目的を達成するため、懸垂
碍子の碍子本体に酸化亜鉛素子等の非直線抵抗素子を組
み込んでなる懸垂型避雷碍子において、前記非直線抵抗
素子のサージ吸収機能発現開始電圧を、NmA (Nは
1〜数mA)以上の電流が流れ始める電圧、即ち動作開
始電圧V N ff1aとし、非直線抵抗素子の電界方
向軸面の長さをHmmとすると、 V N−、/ Hnun≧300v/mmの非直線抵抗
素子を碍子本体に組み込むという手段をとっている。
又、請求項2記載の発明は前記第2の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明において、懸垂碍子の磁器又は
硝子等によって構成される碍子本体の肉厚をTmmとし
た場合、 Hmm≦Tmm としている。
さらに、請求項3記載の発明は、前記第3の目的を達成
するため、請求項1又は請求項2において、内蔵される
非直線抵抗素子と、これを内蔵する碍子本体の内壁との
隙間に、硝子等の無機絶縁材あるいはエポキン樹脂、シ
リコン樹脂等の有機絶縁材を充填するか、又はSF 6
. CO2、N2等の絶縁性気体を大気圧以上に封入す
るという手段をとっている。
〔作 用〕
請求項1記載の発明は、懸垂碍子笛部の非直線抵抗素子
の単位長さ当たりの動作開始電圧を300 V / m
mと等しいか、それ以上に設定したので、単位碍子当た
りにおける非直線抵抗素子の長さを短くすることかでき
る。従って、懸垂碍子連か揺動しても素子収納部分同士
かぶつかりあうことか無く、それを避けるため連結金具
長を長くしたり複雑な配置構成をとる必要か無くなる。
請求項2記載の発明は、碍子本体の肉厚と同等の長さを
有する非直線抵抗素子長さにすることにより、既製の懸
垂碍子に容易に組み込むことかできる。
さらに、請求項3記載の発明は、非直線抵抗素子を懸垂
碍子の頭部又は、笛部に内蔵させるに素子と碍子本体の
内壁との間の隙間に高い絶縁性を有する絶縁媒体を充填
することにより、素子に雷サージ電流を吸収放電させた
場合に生ずる素子の電界方向長さの制限電圧に対して、
素子外側面でのフラッジオーバを防止、あるいは抑制を
図ることができ、懸垂型避雷碍子として構造的に要求さ
れる短い素子長を用いても、良好な避雷機能を発現させ
ることができる。
〔実施例〕
以下、この発明を具体化した一実施例を第1図〜第6図
に基づいて説明する。
(第一発明) 第3図に示すように、碍子本体lの笛部2の裏面には同
心状に複数のひだ部3が一体に形成され、笛部2の中央
上面には頭部4か一体に形成され、該頭部4の外側面に
はセメント5を介してキャップ金具6が嵌合固定されて
いる。又、前記頭部4の内部にはピン金具7の上部が挿
入されセメント5により固定されている。このピン金具
7の下端部は下側に位置する懸垂碍子のキャップ金具6
の嵌合凹部6aに取り外し可能に嵌合される。
前記笛部2には一体状に取付筒部8か等角度隔てて2箇
所に形成され、両数付筒部8内には第2図に示すように
電圧−電流特性か非直線性の酸化亜鉛を主材とする非直
線抵抗素子9が収容されている。前記取付筒部8の上下
両端部にはテーパ状の斜面8aが形成され、該斜面には
上部内側封止電極10及び下部内側封止電極11かそれ
ぞれ硝子等の接着剤12により接着されている。又、前
記非直線抵抗素子9と上部内側封止電極10との間には
中間電極13が介在されている。
さらに、前記取付筒部8の上下両端部にはキャップ状の
上部外側封止電極14及び下部外側封止電極15がパツ
キン16を介して嵌合されカシメ等により固定されてい
る。前記上部内側封止電極10と外側封止電極14との
間には、バネ受けを兼用する電極金具17.18及びコ
イル状のバネ19.20が介装されている。又、前記画
電極金具17.18の間には導電板21が介在されてい
る。これらの電極金具17.18、コイル状のバネ19
.20及び導電板21は、下部内側封止電極11と下部
外側封止電極15との間にも介装されている。
前記上下の外側封止電極14.15は、第3図に示すよ
うに、リート線22.23によりキャップ金具6とピン
金具7にそれぞれ電気的に接続されている。又、前記キ
ャップ金具6の段差部には雨上部外側封止電極14と対
応してアーク捕捉板24が水平方向にボルト25により
支持されている。
前記素子9と取付筒部8との間の密閉空間には、SF6
ガスがゲージ圧力で0 、 2 kg / crlの圧
力で封入されている。そして、密閉空間を高絶縁化し、
雷サージ電流が素子9の外側沿面をフラッジオーバーす
るのを防止している。前記取付筒部8の端面を斜面8a
としたのは、内側封止電極10.11の電位傾度を緩和
して、コロナ放電を防止し、SF6ガスの化学分解によ
る絶縁低下を防止するためである。
次に、本発明の要部である非直線抵抗素子9の電気的特
性の設定について説明する。
従来の懸垂碍子連結長を変えることなく、笛部2に非直
線抵抗素子9を組込むためには、素子の所要長さを縮小
する必要かあり、これを行うに動作開始電圧を向上させ
ることに着目し、この発明では動作開始電圧V N+n
A 、非直線抵抗素子の電界方向軸面の長さHmmで割
算した( V Nff1A / Hmm )か300 
V/mm以上の特性を有する非直線抵抗素子9か必要と
なることを見出した。
懸垂碍子は使用状態では、第4図に示すようにキャップ
金具6とピン金具7か可動構造になっており、風、電線
等の荷重変動及び横振れ等の振動により傾斜する。笛部
に素子9を内蔵した標準懸垂碍子を連結して使用した場
合、公称電圧66KVを例にすると、各碍子の連結部の
回動により、その回動角度θが大きくなると、取付筒部
8の端部、つまり封止電極14.15か接触あるいはぶ
つかり合うこととなる。取付筒部8の全長をLmmとす
ると、第5図の平面図に示すように懸垂碍子がA、B、
Cの各矢印方向へ揺動した場合、取付筒部8が衝突する
回動角度θがそれぞれ異なり、第6図の関係にあること
かわかった。なお、取付筒部8と碍子の中心との離隔距
離は108mm、取付筒部8の外径は90+nm、等径
は254mmの標準懸垂碍子を使用した。このグラフか
ら明らかなように、B方向に揺動した場合に最も前記衝
突か生じ易くなる。
取付筒部8の構造を前述の構造にした場合、素子9の端
面から封止電極14.15外部面までの距離を3 mm
とすると、許容できる素子の長さは(L3)mmとなる
次に、碍子連結個数をP個とすると、公称電圧66KV
の場合、P=5となり、碍子全連結長内における素子の
全長Hzは、 Hz =p×(L  3) mm mm5(L−3)となる。
そして、交流最高印加電圧U5を短時間過電圧を使用電
圧として設計電圧とした場合、許容される素子の単位長
さ当たり動作開始電圧VNIII^は次式によって得ら
れる。
VNffiA≧v’2XLJs /PX (L−3) 
Xk(K V peak/ mm〕 ≧(42X 72 X 1/J3) kz / 5x(
[、−3)Xk 但し、k2=2.34 本式でL = 67 mmとし、kを1.02とした場
合、 VNIIIA≧0. 403  CKV、、、h/mm
)となり、kを1.30とした場合、 VNIIIA≧0 、 316  ’ CK Vp、、
に/m+++3必要となることがわかった。
このケースは、短時間過電圧を設計電圧とした場合であ
り、−線地絡時の健全相運転電圧の対地電圧上昇値を設
計電圧にする場合があり、U、の値を定めるためのに2
は、表2の値が一般に用いられる。
表2 そこで、本例では、U=66KVのケースについて表2
に従い、k2−f3を適用すると、V NIIIA≧(
42x 72 x l/43) k2/ 5x(L−3
)xk ≧0.3  [KV、、、に/m+++]但しL=67
mm 2−f3 に=1. 02 となることかわかった。
以上詳述したように、第一発明は素子の動作開始電圧を
300V≠ の長さを所定長さに押さえて、規定寸法の懸垂碍子に組
み込むことかできる。
(第二発明) 第一発明が懸垂碍子の封止電極の接触等を回避する手段
として素子長を縮めることを着想とし、素子9の動作開
始電圧VNffiAを高くするとの発明に到ったもので
あるか、第二発明はこれを着想とし、前記回動作用によ
る影響を全く受けぬようにするため、懸垂碍子の筒部2
又は頭部4を構成する碍子本体lの肉厚以下の素子長に
することにより、達成できるとの発明に至ったものであ
り、この場合、素子9の動作開始電圧VNffiAは、
以下のように設定される。
公称電圧が66KV用の場合、筒部2に素子9を埋め込
んだ第7図を例にして説明すると、筒部2の絶縁層は磁
器であり、その肉厚tは20mmである。そして、この
構造を可能とする素子9の動作開始電圧V Nff1A
は次式によって得られる。
V N+nA≧[(v’2 XU、 )/ (PXk)
]  X 1/l≧(r2x72x (1/J3)Xi
(2/(5Xk)] X 1/l ≧I  CKVp、、に/m+n) 但しkz =%’3   k= 1. 02となる。本
例ではU、を−線地絡時の健全相上昇電圧を用いること
とし、k2をf3としたか、実施例1と同様に短時間過
電圧上昇係数を用いれば、VN□は前記値より、高い値
を必要とする。
なお、本実施例では、磁器碍子の場合について示したが
、硝子碍子あるいは有機碍子の場合についても実施する
ことができる。又、第8図に示すように、頭部4に素子
9を組み込んでもよい。
(第三発明) 第一発明あるいは第二発明により素子9の動作開始電圧
V N tr Aを、従来の200 V、、、7mmに
比べ高く設定した結果、概念的には第1図に示す様に、
制限電圧特性つまり雷サージ電流域のバリスタ電圧がI
 K V / mmを越え、2 K V/ mmに達す
るというように全般的に高くなる弊害が生ずる。これか
雷サージ電流(KA〜数10KA)での動作領域になる
と、素子9の外側沿面でフラッジオーバを生ずる虞があ
る。そこで、第−及び第二発明の実現を容易にするため
、素子外側沿面から、取付筒部8の内壁面までの空間の
絶縁を強化することにより、前記弊害を除去あるいは改
善したものが第三発明である。
ところで、素子9を収納する取付筒部8の密閉空間は、
従来の素子の場合、乾燥清浄な空気のゲージ圧力以下で
あっても、素子の雷サージ電流域におけるバリスタ電圧
によって生じる気体中のフラッジオーバを防止し、素子
機能を発現させることが可能であった。すなわち、理想
的平等電界下における空気の絶縁強度は、絶縁試験法ハ
ンドブック(社団法人電気学会)によれば、約2〜3K
V / mmであり、素子端部の電極及びその近傍の電
位を有する金属等の電極構成要素によって不平等電界に
なるとしても、電気学会技術報告(同電気学会)によれ
ば、はぼ800〜600V/InlTlの絶縁レベルを
下回ることはなく、設計裕度と電界緩和を考慮すれば、
空気の適用も充分可能であった。
しかし、本発明による高い動作開始電圧の素子を使用す
ると、前記の通り雷サージ電流域におけるバリスタ電圧
か従来の素子の50%増し以上、すなわち1 、 8 
KV/mmを越え、さらに理想的平等電界下における空
気の絶縁強度のそれをも越えることがあり得る。そのた
め、素子の避雷機能を十分に活用することなく、空気中
でフラッジオーバする。さらに、例えそれを越えないと
しても、設計裕度が少ないことによるコロナ劣化等の不
都合が生じたり、電界緩和レベルを理想モデルに近付け
る必要がある等の困難が伴う。これに対応するため、絶
縁耐力の高い材料を素子9の外側に配置することが必要
となる。
絶縁媒体としては、次のようなものがある。
a 酸化鉛を主成分とし融点が500℃以下の低融点無
機硝子      (12K V/mm)b 前述した
SF6ガス  (8、9K V / mm)ccO2ガ
ス       (3、I K V / mmdN2ガ
ス        (3,3KV/mm)e シリコン
樹脂     (25KV/m+t)f エポキシ樹脂
     (19KV/mm)g エチレン中プロピレ
ン・ジエチル・モノマー(20KV/mm) ()内の数値は、平等電界を得られる電極を使用した場
合の絶縁耐力つまり交流耐電圧(実効値)を示す。又、
ガスの場合はゲージ圧力かOkg/cd、常温、気体条
件下での測定結果を示す。
又、絶縁耐力は交流の耐電圧実効値で示したが、その波
高値換算電圧を雷インパルス耐電圧と見做してもそれほ
ど差し支えない。
第三発明の実施例を第9図によって説明すると、これに
用いた素子9の制限電圧は第1図に示すように、従来の
動作開始電圧VNffiA = 200 V/Mの素子
に比べ1.5倍の高い制限電圧となるため、取付筒部8
の内壁と素子9外側沿面との間に、融点か500°Cの
低融点無機ガラスよりなる無機絶縁層26を充填して固
化してあり、これにより、気中絶縁に比較し高絶縁化さ
れることから、素子9の動作開始電圧をVN、、、A 
= 400 V/mmに高く設定しても、素子9の外側
沿面か雷サージ電流によりフラッジオーバに至るのを未
然に防止できる。
なお、素子9の両端面外周には仮焼磁器よりなる絶縁リ
ング27か接合されている。
又、前記無機硝子に代えて絶縁耐力のより高いエポキシ
樹脂を使用すると、素子9の動作開始電圧をV N−A
 = 500 V / rnmに高く設定しても、素子
9の外側沿面か雷サージ電流によりフラッジオーバに至
るのを未然に防止でき、取付筒部8をさらに軽量、小型
化することかできる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、請求項1記載の発明は従来の懸垂
碍子の連結長を変えることなく非直線抵抗素子を組み込
むことができる効果がある。
また、請求項2記載の発明は請求項1記載の発明の効果
に加え、非直線抵抗素子を取付容器部の肉厚と同等以下
の長さにまで縮小して非直線抵抗素子を容易に組み込む
ことかできる効果があり、更に、それにより、筒部に組
み込む方式のみてなく、磁器頭部に組み込むことが可能
となり、更に小さくできる効果がある。
さらに、請求項3記載の発明は請求項1記載の発明又は
請求項2記載の発明により高くなった素子の制限電圧に
より素子の外側沿面かフラッジオーバに至るのを未然に
防止し、素子の避雷機能を有効に発現させる効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は素子に流れるバリスタ電圧と電流との関係を示
すグラフ、第2図は非直線抵抗素子付近の拡大縦断面図
、第3図は懸垂型避雷碍子の半縦断面図、第4図は懸垂
碍子を連結した状態を示す半縦断面図、第5図は懸垂碍
子の平面図、第6図は懸垂碍子の可動角度と取付筒部の
全長との関係を示すグラフ、第7図及び第8図は懸垂碍
子の別例を示す半縦断面図、第9図は懸垂碍子の別例を
示す素子付近の縦断面図である。 ■・・・碍子本体、2・・・筒部、6・・・キャップ金
具、7・・・ピン金具、8・・・取付筒部、9・・・非
直線抵抗素子、V+□^・・・1mAの電流を流すに必
要な動作開始電圧、T・・・筒部2の肉厚、L・・・取
付筒部8の全長、H・・・非直線抵抗素子の長さ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、懸垂碍子の碍子本体に酸化亜鉛素子等の非直線抵抗
    素子を組み込んでなる懸垂型避雷碍子において、 前記非直線抵抗素子のサージ吸収機能発現開始電圧を、
    NmA(Nは1〜数mA)以上の電流が流れ始める電圧
    、即ち動作開始電圧V_N_m_aとし、非直線抵抗素
    子の電界方向軸面の長さをHmmとすると、 V_N_m_a/Hmm≧300v/mm の非直線抵抗素子を碍子本体に組み込んだことを特徴と
    する懸垂型避雷碍子。 2、請求項1記載の発明において、懸垂碍子の磁器又は
    硝子等によって構成される碍子本体の肉厚をTmmとし
    た場合、 Hmm≦Tmm として構成された懸垂型避雷碍子。 3、請求項1又は請求項2において、内蔵される非直線
    抵抗素子と、これを内蔵する碍子本体の内壁との隙間に
    、硝子等の無機絶縁材あるいはエポキシ樹脂、シリコン
    樹脂等の有機絶縁材を充填するか又はSF6、CO_2
    、N_2等の絶縁性ガスを大気圧以上に封入した懸垂型
    避雷碍子。
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