JPH0322905Y2 - - Google Patents

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JPH0322905Y2
JPH0322905Y2 JP1986001498U JP149886U JPH0322905Y2 JP H0322905 Y2 JPH0322905 Y2 JP H0322905Y2 JP 1986001498 U JP1986001498 U JP 1986001498U JP 149886 U JP149886 U JP 149886U JP H0322905 Y2 JPH0322905 Y2 JP H0322905Y2
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electron beam
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wafer
aperture
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、X線露光における露光方法やX線
の発生方法等を改良したX線照射装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
第2図は従来のX線照射装置の一実施例を示
し、図において、1は電子線発生源(図示せず)
から照射される電子線、4はX線、3は電子線1
が照射されて、これによりX線4を発生するター
ゲツト、6はマスク、7はウエハである。
従来のプロキシミテイ型露光法のX線照射装置
では、数10KVに加速した電子線1をある一定の
角度でターゲツト3に照射してX線4を発生さ
せ、発生した拡がりのあるX線4をマスク6を介
してウエハ7上のレジストに照射していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のX線照射装置は以上のように構成されて
いるので、点光源からの拡がりを持つたX線を用
いてウエハを露光するため、レジストパターンの
切れる角度が一定でないという問題点があつた。
また回転しているターゲツトの同じ円周上に電子
線が当るため、ターゲツトの温度が上昇するなど
の問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、ターゲツトの温度上昇を防ぐ
ことができ、しかもレジストパターンの切れ角を
一定にすることができるX線照射装置を得ること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る光源可動型X線照射装置は、タ
ーゲツトから発散して放射されるX線の一部のみ
をアパーチヤで通過させ、通過したX線をマスク
及びウエハとを相対的に移動させるようにしたも
のであり、特にターゲツトに向けて照射される電
子線を偏向電極により偏向するとともに、その電
子線の偏向に同期して上記アパーチヤを上記マス
クに対して平行移動させるようにしたものであ
る。
〔作用〕
この考案においては、ターゲツトに向けて照射
される電子線を偏向電極により偏向するととも
に、その偏向に同期してアパーチヤを移動させる
ので、電子線による上記ターゲツトの局部加熱を
防ぐことができ、しかも上記アパーチヤを通過し
た一定方向のX線によりウエハを露光することが
できるので、上記ウエハ上のレジストパターンの
切れ角を一定にできる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第1図は本考案の一実施例による光源可動型
X線照射装置を示し、図において、1は電子線発
生源(図示せず)からターゲツトに向けて照射さ
れるX線励起用の電子線、2は電子線1を偏向す
る偏向電極、4はX線、3は電子線1が照射され
て、これによりX線4を発生するターゲツトであ
り、これは高速で回転している。6はマスク、7
はウエハ、5はX線4の一部のみを通過させるア
パーチヤであり、これは偏向電極2による電子線
1の偏向に同期してマスク6に対して平行に移動
する。
次に作用効果について説明する。電子線1は偏
向電極2による偏向を受けてターゲツト3に照射
される。このため、上記電子線1は上記ターゲツ
ト3上の同じ円周上にのみ照射されるということ
はなく、上記電子線1による上記ターゲツト3が
局部加熱されることはない。上記ターゲツト3は
電子線1が照射されると、これによりX線4を発
散して放射する。そして、該X線4の一部はアパ
ーチヤ5を通過して方向の定まつたものとなる。
このとき、上記アパーチヤ5は上記電子線1の偏
向に同期して上記マスク6に対し平行に移動する
ので、上記ウエハ6の全面に対して常に一定の角
度を持つたX線が入射することとなる。
このように本実施例装置では、ウエハに対して
常に一定の入射角を持つたX線を用いてウエハの
全面を露光することができるので、ウエハ上のレ
ジストパターンの切れ角を一定にでき、パターン
ぼけを防ぐことができる。また、偏向電極により
電子線が偏向されるので、電子線での局部加熱に
よるターゲツトの温度上昇を防ぐことができる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、ターゲツトか
ら発散して放射されるX線の一部がアパーチヤを
通過して方向の定まつたものとなり、そのX線を
用いてウエハを露光するので、ウエハに対して常
に一定の入射角を持つたX線によりウエハ全面を
露光することができ、ウエハ上のレジストパター
ンの切れ角を一定とし、パターンぼけを防ぐこと
ができる。しかも、ターゲツトに向けて照射され
る電子線を偏向電極により偏向するとともに、そ
の偏向に同期してアパーチヤを移動させるように
したので、ターゲツトの局部加熱による温度上昇
を防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による光源可動型
X線照射装置の概略図、第2図は従来のX線照射
装置の概略図である。 図において、1は電子線、2は偏向電極、3は
ターゲツト、4はX線、5はアパーチヤ、6はマ
スク、7はウエハである。なお図中同一符号は同
一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ウエハ上にマスクを介してX線を照射するX線
    照射装置において、 電子線を発生する電子線発生源と、 該電子線発生源からの電子線を偏向する偏向電
    極と、 該偏向電極を通過した電子線が照射されて、こ
    れによりX線を発生するターゲツトと、 該ターゲツトから発散して放射されるX線の一
    部のみを通過させるアパーチヤと、 上記偏向電極による電子線の偏向に同期して上
    記アパーチヤを、それぞれ固定された上記マスク
    およびウエハに対し平行に移動させるアパーチヤ
    移動手段とを備えたことを特徴とする光源可動型
    X線照射装置。
JP1986001498U 1986-01-08 1986-01-08 Expired JPH0322905Y2 (ja)

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JP1986001498U JPH0322905Y2 (ja) 1986-01-08 1986-01-08

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Publication Number Publication Date
JPS62114439U JPS62114439U (ja) 1987-07-21
JPH0322905Y2 true JPH0322905Y2 (ja) 1991-05-20

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62155516A (ja) * 1985-12-27 1987-07-10 Mitsubishi Electric Corp X線露光装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62155516A (ja) * 1985-12-27 1987-07-10 Mitsubishi Electric Corp X線露光装置

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JPS62114439U (ja) 1987-07-21

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