JPH03227010A - レジストの除去方法および除去装置 - Google Patents

レジストの除去方法および除去装置

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JPH03227010A
JPH03227010A JP2318790A JP2318790A JPH03227010A JP H03227010 A JPH03227010 A JP H03227010A JP 2318790 A JP2318790 A JP 2318790A JP 2318790 A JP2318790 A JP 2318790A JP H03227010 A JPH03227010 A JP H03227010A
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plasma
oxygen
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伸一 堂前
Hideto Ozaki
尾崎 秀人
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聡 中川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体装置の製造工程における、レジストの除
去方法および除去装置に関するものである。
従来の技術 従来より、ドライエツチング後のレジストの除去方法は
、酸素を含んだプラズマを用いたレジスト除去工程とそ
れに続く水洗工程から構成されている。
以下、従来のレジストの除去方法について説明する。第
7図(al〜(C1は従来のレジストの除去方法のフロ
ーチャートを示す半導体装置の工程断面図であり、1は
シリコンよりなる半導体基板、2は酸化シリコン膜、3
はドライエツチングによりパターン形成されたシリコン
及び銅を少量含むアルミニウム合金膜、4はポジティブ
フォトレジスト、5はアルミニウム合金膜3のエツチン
グ後に形成された弗素系ポリマー 6はレジスト変質膜
である。
まず、第7図(alのように、レジスト4をマスクとし
てのアルミニウム合金膜3のドライエツチング後の半導
体装置は、アルミニウム合金膜3の腐食を防止するため
のフルオロカーボンプラズマ処理を受けているため、半
導体装置全体に弗素系ポリマー5が堆積している。この
半導体装置を酸素を含んだプラズマを用いたレジスト除
去装置でレジスト除去すると、第7図(blのように、
レジスト4が除去されるが、レジスト4の側壁に堆積し
ていた弗素系ポリマー5がレジスト4の除去中に倒れる
。このため倒れた弗素系ポリマー5に覆われた部分はレ
ジストの除去がされに<<、レジスト変質膜6が形成さ
れる。次にこの半導体装置を水洗すると倒れた弗素系ポ
リマー5は機械的に除去されるが、レジスト変質膜6は
除去されずに残留する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来のレジストの除去方法ではレジス
ト変質膜6が除去されずに残留するため、後工程や完成
後にレジスト変質膜6が剥がれて、歩留まりが低下した
り半導体装置の信頼性上の問題を引き起こすという課題
があった。本発明は上記従来の課題を解決するもので、
半導体装置の製造工程においてレジストを除去する際に
、レジスト変質膜も除去することによって、半導体装置
の高い歩留まりと優れた信頼性を提供する、レジストの
除去方法を実現することを目的とする。
また、本発明では、レジストの除去方法を簡便かつ効率
的に行うレジストの除去装置を実現することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、半導体基板上に
フルオロカーボンプラズマ処理されたレジストを、酸素
を含むプラズマで途中までエツチングする第1の工程と
、前記半導体基板を水洗洗浄する第2の工程と、前記半
導体基板を、酸素を含むプラズマで再処理する第3の工
程とを有する。
作用 本発明の構成によって、レジスト除去の処理を、途中の
段階で、−旦止めるので、同レジストの側壁に堆積して
いた弗素系ポリマーがレジストの除去中に倒れるのを防
止することができ、したがって、レジスト変質膜の形成
を防止できるため、半導体装置の高い歩留まりと優れた
信頼性のあるレジストの除去方法を実現することができ
る。
本発明のレジストの除去方法を実施するにあたって、レ
ジスト除去装置から水洗装置の間を、半導体装置を合計
1往復半もしないで済むため、簡便かつ効率的なレジス
トの除去装置を実現することができる。
本発明は、また、プラズマを用いてレジスト変質膜をス
パッタエッチすることにより、半導体装置の高い歩留ま
りと優れた信頼性を実現することができる。
実施例 以下、本発明のレジストの除去方法の第1の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。第1図(al〜+
elは本発明の一実施例におけるレジストの除去方法の
フローチャートを示す半導体装置の工程断面図である。
1はシリコン基板、2は酸化シリコン膜、3はアルミニ
ウム合金膜、4はポジティブフォトレジスト、5は弗素
系ポリマーである。
まず、第1図falのように、レジスト4をマスクとし
てのアルミニウム合金膜3のドライエツチング後の半導
体装置は、アルミニウム合金膜3の腐食を防止するため
のフルオロカーボンプラズマ処理を受けているため、半
導体装置全体に弗素系ポリマー5が堆積している。この
半導体装置を酸素プラズマを用いて、第1図tb+のよ
うに、レジストの残膜が約0.2μmとなる時点までレ
ジスト除去を行う。次にこの半導体装置を水洗すると、
第1図(Cjのように、すでに除去されたレジスト4の
側壁に堆積していた弗素系ポリマー5は機械的に除去さ
れる。この後、再び酸素プラズマを用いて、第1図(d
lのように、終点までレジスト除去を行い、その後水洗
を行えば、第1図telのように、アルミニウム合金膜
3の表面は残存物のない清浄なものになる。
以上のように、本実施例によれば、酸素を含むプラズマ
を用いてレジストの第1の除去工程と、それに続く第1
の水洗工程と、それに続く酸素を含むプラズマを用いた
レジストの第2の除去工程と、それに続く第2の水洗工
程を設けたことにより、レジスト4の側壁に堆積してい
た弗素系ポリマー5がレジスト4の除去中に倒れないた
め、レジスト変質膜が形成されないので、半導体装置の
高い歩留まりと信頼性を得ることができる。
なお第1のレジスト除去工程の終了時点でのレジストの
残膜が0.1μm以下である場合には、第1のレジスト
除去工程中に弗素系ポリマー5が倒れてレジスト変質膜
が形成される恐れがある。
また第1のレジスト除去工程の終了時点でのレジストの
残膜が0.5μm以上の場合には、第2のレジスト除去
工程中に弗素系ポリマー5が倒れてレジスト変質膜が形
成される恐れがある。
次に本発明のレジストの除去装置の第1の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。第2図は本発明の一
実施例におけるレジストの除去装置の断面図である。7
は処理前のウェハカセット、8は搬送アーム、9はシリ
コン基板、10はステンレスで構成される基板ホルダー
 11は石英で構成される反応室壁、12はマグネトロ
ン発振器、13は導波管、14は02の導入口、15は
排気口、16はシリコン基板9を真空チャックする機構
を有する回転可能な基板ホルダー 17は基板ホルダー
16に回転を伝える回転軸、18は洗浄水の飛散を防ぐ
シールド、19は洗浄水のノズル、20は処理後のウェ
ハカセット、21は酸素を含むプラズマを用いた第1の
レジスト除去装置、22は第1の水洗装置、23は酸素
を含むプラズマを用いた第2のレジスト除去装置、24
は第2の水洗装置である。
このように構成された本実施例のレジストの除去装置に
ついて、その動作を説明する。
まず、処理前のウェハカセット7に納められていたシリ
コン基板9を、搬送アーム8により第1のレジスト除去
装置21に搬送し、酸素プラズマを用いてレジストの残
膜が約0.2μmとなる時点までレジスト除去を行う。
次にシリコン基板9を、搬送アーム8により第1の水洗
装置22に搬送し、水洗することによってレジストの側
壁に堆積していたポリマーを機械的に除去する。さらに
シリコン基板9を、搬送アーム8により第2のレジスト
除去装置23に搬送し、終点までレジスト除去を行う。
最後にシリコン基板9を、搬送アーム8により、第2の
水洗装置24に搬送し、水洗を行う。
本実施例によれば、第1のレジスト除去装置21と、第
1の水洗装置22と、第2のレジスト除去装置23と、
第2の水洗装置24と、シリコン基板9を第1のレジス
ト除去装置21から第1の水洗装置22へと自動搬送す
る搬送アーム8と、シリコン基板9を第1の水洗装置2
2から第2のレジスト除去装置23へと自動搬送する搬
送アーム8と、シリコン基板9を第2のレジスト除去装
置23から第2の水洗装置24へと自動搬送する搬送ア
ーム8を一つの装置に設けたことにより、レジスト除去
装置と水洗装置の間を1往復半しないで良いため、レジ
スト除去を簡便かつ効率的に行うことができる。
以下、本発明のレジストの除去方法の第2の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。第3[Hal〜(
dlは本発明の一実施例におけるレジストの除去方法の
フローチャートを示す半導体装置の工程断面図である。
1はシリコン基板、2は酸化シリコン膜、3はアルミニ
ウム合金膜、4はポジティブフォトレジスト、5は弗素
系ポリマー6はレジスト変質膜であり、これらは従来例
の場合と同様である。
本実施例のレジストの除去方法について説明する。
まず、第3図falのように、アルミニウム合金膜3の
ドライエツチング後の半導体装置は、アルミニウム合金
膜3の腐食を防止するためのフルオロカーボンプラズマ
処理を受けているため、半導体装置全体に弗素系ポリマ
ー5が堆積している。この半導体装置を酸素を含んだプ
ラズマを用いたレジスト除去装置でレジスト除去すると
、第3図(blのように、レジスト4が除去されるが、
レジスト4の側壁に堆積していた弗素系ポリマー5がレ
ジスト4の除去中に倒れる。このため倒れた弗素系ポリ
マー5に覆われた部分はレジストの除去がされに<<、
レジスト変質膜6が形成される。次に、この半導体装置
を水洗すると倒れた弗素系ポリマーは機械的に除去され
るが、第3図(C1のように、レジスト変質膜6は除去
されずに残留する。
そこでさらにこの半導体装置を酸素を含んだプラズマを
用いたスパッタエッチ装置に入れ、レジスト変質膜6を
スパッタエッチすると、第3図fd)のように、レジス
ト変質膜6は除去される。最後ニこの半導体装置を再び
水洗することによってレジストの除去工程を終える。
本実施例によれば、第1の水洗工程の後にスパッタエッ
チ工程を設けることにより、レジスト変質膜6を除去す
ることができるので、半導体装置の高い歩留まりとすぐ
れた信頼性を得ることができる。
本発明のレジストの除去装置の第2の実施例について、
図面を参照しながら説明する。第4図は本発明の一実施
例におけるレジストの除去装置の断面図である。25は
下部電極、26はプロ・ソキングコンデンサ、27は周
波数13.56 MHz(7)高周波電源、28はアー
ス電位の反応室壁、29は酸素を含んだプラズマを用い
たスパッタエッチ装置である。なお7は処理前のウニバ
カセント、8は搬送アーム、9はシリコン基板、10は
基板ホルダー 11は反応室壁、2はマグネトロン発振
器、13は導波管、14は02の導入口、15は排気口
、16は基板ホルダー 17は回転軸、18はシールド
、19はノズル、20は処理後のウェハカセット、21
はレジスト除去装置、22は第1の水洗装置、24は第
2の水洗装置であり、これらは第2図の本発明のレジス
トの除去装置の一実施例の場合と同様である。
このように構成された本実施例のレジストの除去装置に
ついて、その動作を説明する。
まず、処理前のウェハカセット7に納められていたシリ
コン基板9を、搬送アーム8によりレジスト除去装置2
1に搬送し、酸素プラズマを用いて終点までレジスト除
去を行う。次に、シリコン基板9を、搬送アーム8によ
り第1の水洗装置22に搬送し、水洗することによって
レジストの側壁に堆積していたポリマーを機械的に除去
する。さらにシリコン基板9を、搬送アーム8によりス
パッタエッチ装置29に搬送し、スノくソタエ・ソチす
ることによりレジスト変質膜を除去する。最後にシリコ
ン基板9を、搬送アーム8により第2の水洗装置24に
搬送し、水洗を行う。
本実施例によれば、レジスト除去装置21と、第1の水
洗装置22と、スバツタエ・ソチ装置29と、第2の水
洗装置24と、シリコン基板9をレジスト除去装置21
から第1の水洗装置22へと自動搬送する搬送アーム8
と、シリコン基板9を第1の水洗装置22からスパッタ
エッチ装置29へと自動搬送する搬送アーム8と、シリ
コン基板9をスパッタエッチ装置29から第2の水洗装
置24へと自動搬送する搬送アーム8を1つの装置に設
けたことにより、レジストの除去を実施するにあたって
、シリコン基板9をレジスト除去装置21から第1の水
洗装置22へ、つぎに第1の水洗装置22からスパッタ
エッチ装置29へ、さらにスパッタエッチ装置29から
第2の水洗装置24へと持ち運ばなくても良いため、レ
ジストの除去を簡便かつ効率的に行うことができる。
本発明のレジストの除去方法の第3の実施例について、
図面を参照しながら説明する。第5図(al〜(diは
本発明の一実施例におけるレジストの除去方法のフロー
チャートを示す半導体装置の工程断面図である。1はシ
リコン基板、2は酸化シリコン膜、3はアルミニウム合
金膜、4はポジティブフォトレジスト、5は弗素系ポリ
マー 6はレジスト変質膜であり、これらは従来例の場
合と同様である。
本実施例のレジストの除去方法について説明する。
マス、第5図(alのように、アルミニウム合金膜3の
ドライエツチング後の半導体装置は、アルミニウム合金
膜3の腐食を防止するためにフルオロカーボンプラズマ
処理を受けているため、半導体装置全体に弗素系ポリマ
ー5が堆積している。この半導体装置を酸素を含んだプ
ラズマを用いたレジスト除去装置でレジスト除去すると
、第5図(blのように、レジスト4が除去されるが、
レジスト4の側壁に堆積していた弗素系ポリマー5がレ
ジスト4の除去中に倒れる。このため倒れた弗素系ポリ
マー5に覆われた部分はレジストの除去がされにり<、
レジスト変質膜6が形成される。次にこの半導体装置を
水洗すると倒れた弗素系ポリマーは機械的に除去される
が、第5図(C)のように、レジスト変質膜6は除去さ
れずに残留する。
そこで、さらにこの半導体装置を発煙硝酸洗浄装置に入
れ、レジスト変質膜6を30秒間ウニ・ソトエッチする
と、第5図(diのように、レジスト変質膜6は除去さ
れる。最後に、この半導体装置を再び水洗することによ
って半導体装置の表面に残留した発煙硝酸をレジストの
除去工程を終える。
本実施例によれば、第1の水洗工程の後に発煙硝酸洗浄
工程を設けることにより、レジスト変質膜6を除去する
ことができるので、半導体装置の高い歩留まりとすぐれ
た信頼性を得ることができる。
なお発煙硝酸洗浄の時間が10秒未満である場合にはレ
ジスト変質膜6が完全に除去されない恐れがある。また
発煙硝酸洗浄の時間が300秒をこえる場合にはアルミ
ニウム合金膜3が発煙硝酸により腐食する可能性がある
本発明のレジストの除去装置の第3の実施例について、
図面を参照しながら説明する。第6図は本発明の一実施
例におけるレジストの除去装置の断面図である。30は
発煙硝酸洗浄装置である。
なお7は処理前のウェハカセット、8は搬送アーム、9
はシリコン基板、10は基板ホルダー 11は反応室壁
、12はマグネトロン発振器、13は導波管、14は0
2の導入口、15は排気口、16は基板ホルダー 17
は回転軸、18はシールド、19はノズル、20は処理
後のウェハカセット、21はレジスト除去装置、22は
第1の水洗装置、24は第2の水洗装置であり、これら
は第2図の本発明の請求項3のレジストの除去装置の一
実施例の場合と同様である。
このように構成された本実施例のレジストの除去装置に
ついて、その動作を説明する。
まず、処理前のウェハカセット7に納められていたシリ
コン基板9を、搬送アームによりレジスト除去装置21
に搬送し、酸素プラズマを用いて終点までレジスト除去
を行う。次にシリコン基板9を、搬送アームにより第1
の水洗装置22に搬送し、水洗することによってレジス
トの側壁に堆積していたポリマーを機械的に除去する。
さらにシリコン基板9を、搬送アーム8により発煙硝酸
洗浄装置30に搬送し、発煙硝酸を用いて30秒間ウェ
ットエッチすることによりレジスト変質膜を除去する。
その後基板ホルダーの回転速度を上げてシリコン基板9
の表面に残留した発煙硝酸を飛ばした後、ノズル19よ
り純水を噴出させてシリコン基板9の洗浄を行う。最後
にシリコン基板9を、搬送アームにより第2の水洗装置
24に搬送し、再度水洗を行う。このように発煙硝酸洗
浄装置30の後段に第2の水洗装置24を設けることに
より、残留発煙硝酸によるアルミニウム合金膜の腐食を
防止する。
本実施例によれば、レジスト除去装置21と、第1の水
洗装置22と、発煙硝酸洗浄装置30と、第2の水洗装
置24と、シリコン基板9をしシスト除去装置21から
第1の水洗装置22へと自動搬送する搬送アーム8と、
シリコン基板9を第1の水洗装置22から発煙硝酸洗浄
装置30へと自動搬送する搬送アーム8と、シリコン基
板9を発煙硝酸洗浄装置30から第2の水洗装置24へ
と自動搬送する搬送アーム8を1つの装置に設けたこと
により、レジストの除去を実施するにあたって、シリコ
ン基板9をレジスト除去装置21から第1の水洗装置2
2へ、つぎに第1の水洗装置22から発煙硝酸洗浄装置
30へ、さらに発煙硝酸洗浄装置30から第2の水洗装
置24へと持ち運ばなくても良いため、レジストの除去
を簡便かつ効率的に行うことができる。
発明の効果 本発明のレジストの除去方法によれば、酸素を含むプラ
ズマを用いたレジストの第1の除去工程と、それに続く
第1の水洗工程と、それに続く酸素を含むプラズマを用
いたレジストの第2の除去工程と、それに続く第2の水
洗工程を設けることにより、レジストの側壁に堆積して
いた弗素系ポリマーがレジストの除去中に倒れるのを防
止することができるので、レジスト変質膜の形成を防止
できるため、半導体装置の高い歩留まりと優れた信頼性
を提供する、レジストの除去方法を実現できるものであ
る。
また、本発明の除去装置によれば、酸素を含むプラズマ
を用いた第1のレジスト除去装置と、第1の水洗装置と
、酸素を含むプラズマを用いた第2のレジスト除去装置
と、第2の水洗装置と、半導体基板を第1のレジスト除
去装置から第1の水洗装置へと自動搬送する第1の搬送
装置と、半導体基板を第1の水洗装置から第2のレジス
ト除去装置へと自動搬送する第2の搬送装置と、半導体
基板を第2のレジスト除去装置から第2の水洗装置へと
自動搬送する第3の搬送装置を設けることにより、レジ
ストの除去を実施するにあたって、レジスト除去装置か
ら水洗装置の間を、半導体装置を合計1往復半もしない
で済むため、レジストの除去方法を簡便かつ効率的に行
うレジストの除去装置を実現できるものである。
本発明のレジストの除去方法は、酸素を含むプラズマを
用いたレジストの除去工程と、それに続く第1の水洗工
程と、それに続くプラズマを用いたレジスト変質膜のス
パッタエッチ工程と、それに続く第2の水洗工程を設け
ることにより、レジスト変質膜をスパッタエッチするこ
とができるので、レジスト変質膜を除去できるため、半
導体装置の高い歩留まりと優れた信頼性を提供する、レ
ジストの除去方法を実現できるものである。
本発明のレジストの除去装置は、酸素を含むプラズマを
用いたレジスト除去装置と、第1の水洗装置と、プラズ
マを用いたレジスト変質膜のスパッタエッチ装置と、第
2の水洗装置と、半導体基板をレジスト除去装置から第
1の水洗装置へと自動搬送する第1の搬送装置と、半導
体基板を第1の水洗装置からスパッタエッチ装置へと自
動搬送する第2の搬送装置と、半導体基板をスパッタエ
ッチ装置から第2の水洗装置へと自動搬送する第3の搬
送装置を設けることにより、請求項4に記載したレジス
トの除去方法を実施するにあたって、レジスト除去装置
から水洗装置へ、つぎに水洗装置からスパッタ装置へ、
さらにスパッタ装置から水洗装置へと半導体装置を持ち
運ばなくても済むため、レジストの除去方法を簡便かつ
効率的に行うレジストの除去装置を実現できるものであ
る。
本発明のレジストの除去方法は、酸素を含むプラズマを
用いたレジストの除去工程と、それに続く第1の水洗工
程と、それに続く酸を用いた洗浄工程と、それに続く第
2の水洗工程を設けることにより、レジスト変質膜をス
パッタエッチすることができるので、レジスト変質膜を
除去できるため、半導体装置の高い歩留まりと優れた信
頼性を提供する、レジストの除去方法を実現できるもの
である。
本発明のレジストの除去装置は、酸素を含むプラズマを
用いたレジスト除去装置と、第1の水洗装置と、酸を用
いた洗浄装置と、第2の水洗装置と、半導体基板をレジ
スト除去装置から第1の水洗装置へと自動搬送する第1
の搬送装置と、半導体基板を第1の水洗装置から酸を用
いた洗浄装置へと自動搬送する第2の搬送装置と、半導
体基板を酸を用いた洗浄装置から第2の水洗装置へと自
動搬送する第3の搬送装置を設けることにより、請求項
6に記載したレジストの除去方法を実施するにあたって
、レジスト除去装置から水洗装置へ、つぎに水洗装置か
ら酸を用いた洗浄装置へ、さらに酸を用いた洗浄装置か
ら水洗装置へと半導体装置を持ち運ばなくても済むため
、請求項6に記載したレジストの除去方法を簡便かつ効
率的に行うレジストの除去装置を実現できるものである
【図面の簡単な説明】
第1図(al〜telは本発明の一実施例におけるレジ
ストの除去方法のフローチャートを示す半導体装置の工
程順断面図、第2図は本発明の一実施例におけるレジス
トの除去装置の断面図、第3図(al〜(diは本発明
の他の実施例におけるレジストの除去方法のフローチャ
ートを示す半導体装置の工程順断面図、第4図は本発明
の他の実施例におけるレジストの除去装置の断面図、第
5図Tal〜(dlは本発明の別の実施例におけるレジ
ストの除去方法のフローチャートを示す半導体装置の工
程順断面図、第6図は本発明の別の実施例におけるレジ
ストの除去装置の断面図、第7図(al〜fc)は従来
のレジストの除去方法のフローチャートを示す半導体装
置の工程順断面図である。 1・・・・・・シリコン基板、2・・・・・・酸化シリ
コン膜、3・・・・・・アルミニウム合金膜、4・・・
・・・ポジティブフォトレジスト、5・・・・・・弗素
系ポリマー 6・・・・・・レジスト変質膜、7・・・
・・・処理前のウエノ1カセット、8・・・・・・搬送
アーム、9・・・・・・シリコン基板、10・・・・・
・基板ホルダー 11・・・・・・反応室壁、12・・
・・・・マグネトロン発振器、13・・・・・・導波管
、14・・・・・・0゜の導入口、15・・・・・・排
気口、16・・・・・・回転可能な基板ホルダー 17
・・・・・・基板ホルダー16に回転を伝える回転軸、
18・・・・・・ンールド、19・・・・・・ノズル、
20・・・・・・処理後のウェハカセット、21・・・
・・・第1のレジスト除去装置、22・・・・・・第1
の水洗装置、23・・・・・・第2のレジスト除去装置
、24・・・・・・第2の水洗装置、25・・・・・・
下部電極、26・・・・・・ブロッキングコンデンサ、
27・・・・・・高周波電源、28・・・・・・反応室
壁、29・・・・・・スパッタエッチ装置、30・・・
・・・発煙硝酸洗浄装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上にフルオロカーボンプラズマ処理さ
    れたレジストを形成し、ついで、酸素を含むプラズマを
    用いて前記レジストが少なくとも一部残存するようにエ
    ッチングする第1の工程と、前記半導体基板を水洗洗浄
    する第2の工程と、前記半導体基板を、酸素を含むプラ
    ズマで処理する第3の工程とを有することを特徴とする
    レジストの除去方法。
  2. (2)酸素を含むプラズマ処理がスパッタエッチングで
    なることを特徴とする請求項1記載のレジストの除去方
    法。
  3. (3)半導体基板上にフルオロカーボンプラズマ処理さ
    れたレジストを形成し、ついで、酸素を含むプラズマを
    用いて前記レジストが少なくとも一部残存するようにエ
    ッチングする第1の工程と、前記半導体基板を水洗洗浄
    する第2の工程と、前記半導体基板を、発煙硝酸を用い
    て10〜300秒の処理を行う第3の工程を有すること
    を特徴とするレジストの除去方法。
  4. (4)半導体基板を処理するための第1の酸素プラズマ
    処理装置と、第1の水洗装置と、第2の酸素プラズマ処
    理装置と、第2の水洗装置とをこの順序で前記半導体装
    置を通過処理するように並べて設けたレジスト除去装置
  5. (5)半導体基板を処理するための第1の酸素プラズマ
    処理装置と、第1の水洗装置と、発煙硝酸処理装置と、
    第2の水洗装置とを、この順序に前記半導体装置を通過
    処理するように並べて設けたレジスト除去装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05165225A (ja) * 1991-12-13 1993-07-02 Mitsubishi Electric Corp レジスト除去方法
US5372677A (en) * 1991-12-18 1994-12-13 Kawasaki Steel Corporation Method of manufacturing semiconductor devices
US7673970B2 (en) * 2004-06-30 2010-03-09 Lexmark International, Inc. Flexible circuit corrosion protection
WO2023037663A1 (ja) * 2021-09-09 2023-03-16 株式会社Screenホールディングス 基板処理方法および基板処理装置

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