JPH03226429A

JPH03226429A - 記録装置の帯束機

Info

Publication number: JPH03226429A
Application number: JP2017710A
Authority: JP
Inventors: Tatsuo Tani; 谷　達雄; Yasuaki Ishii; 石井　泰明
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1990-01-30
Filing date: 1990-01-30
Publication date: 1991-10-07
Anticipated expiration: 2014-07-12
Also published as: JP2917157B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの記録
装置における用紙後処理に適用される帯束機に関する。

〔従来の技術〕

前記記録装置の用紙後処理装置は、特に大量部数の高速
処理に対応して記録紙の後処理の作業性を向上させるた
め、近年、各種のものが提案され、実施されている。

その主なものとして、複数部数の記録紙を一部毎に仕分
けるソータ、あるいは仕分けられた一部毎をステープル
するステープラ、あるいは一部毎をのり付けするのり付
け機、あるいは一部毎に背を付ける装置などがある。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし上記の従来技術において、記録紙をステープルす
るには、その処理枚数は針の大きさにもよるが１００枚
程度が限度であり、また保管時には針が邪魔になる（針
部分で特に厚さが大となり幅を必要とする）という問題
がある。

また、のり付けした後には、記録紙を再び単体にするこ
とができず、再コピー、再使用できないという問題があ
る。

本発明の目的は、確実に一部毎に区分けされ、しかも記
録用紙を単体にして使用することが可能な記録装置の帯
束機を従供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、記録用紙載置台と、接着可能なテープと、
テープを繰り出す繰り出し手段と、テープにループを形
成させるループ形成手段と、テープを記録用紙束に締め
付ける締め付け手段と、対向するテープを接着させるテ
ープ接着手段と、テープを切断する切断手段とを備えた
第１の手段、あるいは記録用紙載置台と、テープを繰り
出す繰り出し手段と、テープ先端を案内してテープにル
ープを形成させる無端状のテープガイド手段と、テープ
先端をクランプする保持手段と、テープを記録用紙束に
締め付ける締め付け手段と、対向するテープを接着する
テープ接着手段と、テープを切断する切断手段とを備え
た第２の手段により達成される。

〔作用〕

第１の手段ではループ形成手段により、第２の手段では
無端状のテープガイド手段により、テープにループを形
成し、ループ内に記録用紙束を入れて締め付け手段で締
め付けて、テープ同士をテープ接着手段で接着させて、
かつ切断手段で切断することで、複数枚の記録用紙は、
単体にされることが可能な状態で、一部毎に束にして区
分される。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第２図は本発明の一実施例が適用された複写機の構成図
であって、複写機は複写処理部Ａ、記録用紙（転写紙）
帯東処理部Ｂとから構成されている。

複写処理部Ａは、セットした複数原稿を自動的に所定位
置に配置する自動原稿送り装置１と、この自動原稿送り
装置Ｉによって順次所定の位置に配置された原稿を光学
照射するランプ２、ミラー３．４とレンズ５とから構成
される光学系と、この光学系によって画像情報を露光す
る感光体ヘルド６と、感光体ベルト６を露光処理前に帯
電処理する帯電器７、帯電処理された前記感光体ベルト
６に対する露光処理を行った後、形成された静電潜像を
現像処理する現像器８と、この現像器８により現像され
た像を転写紙供給部９から搬送されてきた転写紙上に転
写処理を行う転写器１０と、一連の複写処理終了後、感
光体ヘルド６を次回の複写処理に備えでクリーニングす
るクリーニング部１１と、転写紙上に転写された転写像
を定着する定着装置１２と、定着処理後の転写紙を転写
紙帯束処理部Ｂへ搬送する搬送装置１３とから構成され
、公知の複写動作が行われる。

第１図は本発明の第１実施例の構成図であって、前記転
写紙帯束処理部Ｂにおける帯束機を示しており、１５は
テープローラ１５ａから送り出され、加熱により接着可
能なテープ、１６は内部に転写紙が載置されるテープガ
イド手段、１７はテープガイド手段Ｉ６の底部に設けら
れてテープ１５の先端をクランプするクランプ部１７ａ
を有し、かつ回動してチー１１５にループを形成させる
ループ形成手段、１８ａ、１８ｂはテープ１５の搬送を
案内する上下一対のガイド体、１９はテープ１５を繰り
出す繰り出し手１段と締め付け手段とを兼ねる駆動ロー
ラ、２０は駆動ローラ１９に相対している従動ローラ、
２１は先端部にヒータ２２を有する回動可能なテープ接
着手段、２３はテープ１５を引張っているテンションロ
ーラであり、前記上部のガイド体１８ａとテープ接着手
段２１との先端には、適宜の隙間をおいてテープを切断
する切断手段のカッタ２４ａ、２４ｂが設けられている
。

同図において、テープ１５はテンションローラ２３を経
て、駆動ローラ１９および従動ローラ２０間を通り、ガ
イド体１８ａ、１８ｂ間に案内されている。作動は下記
の順序で行われる。

まず、テープ１５は駆動ローラ１９の時計回り回転によ
りループ形成手段１７の右端のクランプ部１７ａへと送
り出され、テープ１５の先端はこのクランプ部１７ａに
挿入される。

次にループ形成手段１７とガイド体１８ａ、１８ｂが第
３図の一点鎖線で示すように回転する。

この時、駆動ローラ１９が同時に回転して、テープ１５
を送り出しクランプ部１７ａがらテープ１５先端が外れ
ることを防止する。ループ形成手段１７は、回動を続は
第１図の位置まで３６０”回動して、停止する。

その後、ガイド体１８ａ、１８ｂは、第１図の位置に復
帰し、第４図に示すようにテープ１５をループ形成手段
１７との間で挟む。駆動ローラ１９は、さらに回転を続
け、テープ１５が一点鎖線の位置（長さ）になるまでテ
ープ１５を繰り出す。

この状態でコピー済みの転写紙が、複写処理部Ａよりテ
ープ１５のループ内に排出される。必要なコピー数終了
後、複写処理部Ａからコピー終了信号が転写紙幣束処理
部Ｂに与えられる。

その後、第５図に示すように駆動ローラ１９は、反時計
方向に回転して、転写紙Ｐを引き締める。

その状態でテープ接着手段２１が支点を中心に反時計方
向に回動して、ヒータ２２をテープ１５に接触させてテ
ープＩ５の糊を溶かし、テープ１５同士をのり付けする
。

テープ接着手段２１の先端左上部とガイド体１８ａとは
、テープカットできる適宜の隙間とカッタ２４ａ、２４
ｂを有しており、ガイド体１８ａ。

１８ｂの時計方向回動によりテープ１５はカットされる
。

さらに、ループ形成手段１７が転写紙Ｐの後方向に、ま
たテープ接着手段２１は元の位置に対比して一連のバイ
ンド作業が完了する。転写紙Ｐが取り除かれたことを検
出して、ループ形成手段１７が第１図の元の位置に復帰
する。以降、上記作動が繰り返される。

第６図は本発明の第２実施例の構成図であって、１５は
テープカートリッジ１５ｂ内のテープローラ１５ａから
送り出されるテープ、２５は無端状で環状をなすテープ
ガイド手段、２６はテープガイド手段２５の底部に設け
られてテープ１５の先端をクランプする平板部２６ａと
ローラ２６ｂとからなる回転可能の保持手段、２７は保
持手段２６を回転駆動させるソレノイド、２７ａはソレ
ノイド２７に設けられた保持手段開放ばね、２８はテー
プ接着手段のヒータ、２９はカム３０によって上下動す
るカッタ２９ａを有する切断手段、３１は前記ローラ２
６ａとでテープ１５の搬送手段と締め付け手段となるロ
ーラ対、３２はローラ２６ａとローラ対３１を正逆転さ
せる第１モータ、３３は前記保持手段２６．ソレノイド
２７．ヒータ２８．切断手段２９．カム３０を保持して
幣束ユニットを構成するユニット枠、３４はテープ１５
を繰り出す繰り出し手段である複数の搬送ローラ対、３
５は搬送ローラ対３４を回動する第２モータ、３６は前
記ユニット枠３３に一端が軸支され、かつ他端部にピン
３７が挿入される長孔３６ａが形成された回転可能な操
作杆、３８は前記ビン３７が外周部に突設された回転板
、３９は回転板３８を回転させる第３モータ、４０はテ
ープガイド手段２５内の転写紙の載置台、４１は第２図
の搬送装置１３の排出部１３ａに設けられている排出ロ
ーラ、４２はテープガイド手段２５の一部に形成された
転写紙受入口となる間隔４３と前記排出部１３ａとを一
致させるため、複写処理部Ａの受孔４４に嵌合するよう
に転写紙幣束処理部Ｂに設けられたピン状の連結部、４
５はエアノズル、４６は切断手段２９に対向しているプ
ラテンである。

第７図（ａｌ〜（ｄｌは第２実施例の要部の動作を示す
説明図である。第６図と共に第２実施例の動作を説明す
る。第７図（ａ）において、テープカートリッジ１５ｂ
内のテープＩ５は、第２モータ３５によって駆動される
搬送ローラ３４によって繰り出され、かつ案内されてテ
ープガイド手段２５に到達し、テープガイド手段２５の
内壁に沿って移動していく。テープＩ５の案内をより確
実にするためエアノズル４５でテープガイド手段２５に
沿って空気を流している。第７図Ｔｂｌにおいて、テー
プ１５は、テープガイド手段２５の内壁を一周するとソ
レノイド２７がオフして保持手段２６が保持手段開放ば
ね２７ａの力を受けて回転するため、テープ先端が平板
部２６ａとローラ２６ｂ間に入り込む。この時、記録動
作が完了して転写紙が排出ローラ４１により載置台４０
に積載されている。

第７図ｆｃ）において、再びソレノイド２７がオンして
保持手段２６を引き、テープ１５の先端が平板部２６ａ
とローラ２６ｂとで固定されると、第３モータ３９によ
ってビン３７が設けられた回転板３８が回転され、ビン
３７の下方への移動によって操作杆３６が回転してユニ
ット枠３３を上昇させ（第６図の一点鎖線の状＆ｉ）、
前記藁束ユニットが転写紙Ｐに接触する。同時に第１モ
ータ３２によって、ローラ２６ａとローラ対３工を逆転
させてテープ１５を巻き戻して、転写紙Ｐの束を締め付
ける。この締付け力は、第１モータ３２の印加電流値を
制御するなどのトルクコントロールすることにより調整
、変更できる。

第７図Ｆｄｌにおいて、カム３０が動作して切断手段２
９を上昇させ、ヒータ２８がテープ１５に押し付けられ
、対向するテープ１５同士が接着する。

テープ１５としては、祇テープに熱軟化性ののりを塗布
したもの、あるいは樹脂テープを用いて軟化接着できる
ものが使用できる。

また切断手段２９のカッタ２９ａがテープ１５に接触し
、第１モータ３２の逆回転をさらに行うことによりテー
プ１５は切断される。カッタ２９ａは、テープ幅方向に
斜めのエツジを持たせると切断し易くなる。

上記の動作後、図示しなりがプラテン４６と保持手段２
６が、テープ１５の進行方向と直角方向へ移動してテー
プ１５から離れる。

帯束された転写紙Ｐの束は、手で取り除いても良く、ま
た図示しない送り装置によって転写紙Ｐを排出方向と直
角方向へ移動させてスタックしても良い。この移動でプ
ラテン４６と保持手段２６とが自ら外れることになり操
作性が良くなる。

上記の実施例によれば、記録後の転写紙をテープを利用
して幣束することにより、所定の仕分けが自動的に行え
るので、転写紙を傷付けることなく、仕分けできる。

したがって、保管において大きなスペースが不要となり
、再コピー、再使用も容易である。特に講義資料など区
分は必要だが、バラバラにできないと困るものについて
は非常に有効である。

さらに、テープ長さにより、その枚数余裕は他の後処理
装置と比較して飛躍的に大きくなる。

また、転写紙がスタックされた後にテープループを作る
ことができるので、転写紙の進行方向セット方向の制約
がない。したがって、記録装置とのオンラインを行う場
合、転写紙進行方向とループ方向を同一にでき、転写紙
の短手方向を送り方向とする記録装置にも適用し易く、
この時、転写紙の短手方向を幣束できる。

また第２実施例では、テープガイド手数２５が環状なの
で、テープ１５の先端の案内がスムーズにできる。

藁束ユニットをテープガイド手段２５の内外で転写紙と
接する位置に変位できるので、テープ１５の繰り出しと
締め付けをそれぞれ最良の条件とすることができる。ま
た帯束ユニット変位途中にも、締め付けが実行されるの
で、時間のロスが少なくなる。

さらに、テープガイド手数２５に間隔４３を形成し、こ
の間隔４３より転写紙を搬送、スタックできるので、記
録装置とのオンライン化ができる。

Ｃ発明の効果〕以上説明したように、請求項Ｉおよび２記載の発明によ
れば、テープをループ状にして記録用紙束に締め付けて
記録用紙を幣束にできるので、確実に記録用紙を一部毎
に区分でき、しかも容易に記録用紙を再び単体にできる
など実用上の効果が大きい記録装置の幣束機を提供でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による記録装置の幣束機の第１実施例の
構成図、第２図は本発明が適用された複写機の構成図、
第３図、第４図、第５図は第１実施例の動作を説明する
要部の説明図、第６図は本発明の第２実施例の構成図、
第７図は第２実施例の動作を説明する要部の説明図であ
る。Ａ・・・複写処理部、Ｂ・・・記録用紙幣束処理部、１
３ａ・・・排出部、１５・・・テープ、１６．２５・・
・テープガイド手段、１６．４０・・・記録用紙Ｒ置台
、１７・・・ループ手段、１９．３４・・・繰り出し手
段、１９．２６ａ、３１・・・締め付け手段、２１．２
８・・・テープ接着手段、２４ａ、２４ｂ、２９・・・
切断手段、２６・・・保持手段、４２・・・連結部、４
３・・・間隔。第図第図第図第図９第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）記録用紙載置台と、接着可能なテープと、テープ
を繰り出す繰り出し手段と、テープにループを形成させ
るループ形成手段と、テープを記録用紙束に締め付ける
締め付け手段と、対向するテープを接着させるテープ接
着手段と、テープを切断する切断手段とを備えたことを
特徴とする記録装置の帯束機。
（２）記録用紙載置台と、テープを繰り出す繰り出し手
段と、テープ先端を案内してテープにループを形成させ
る無端状のテープガイド手段と、テープ先端をクランプ
する保持手段と、テープを記録用紙束に締め付ける締め
付け手段と、対向するテープを接着するテープ接着手段
と、テープを切断する切断手段とを備えたことを特徴と
する記録装置の帯束機。
（３）請求項（２）記載において、前記テープガイドの
一部に間隔を形成し、この間隔部分を記録用紙の排出部
に位置決めする連結部を設け、排出部から排出された記
録用紙を直接帯束できるように構成したことを特徴とす
る記録装置の帯束機。